JP4350309B2 - 少なくとも2つの復号段を備えるデータ担体 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明はデータ担体に係り、該データ担体が、符号化方法に従って符号化されたデータ信号を含む変調搬送波信号を受信する受信手段と、受信された上記変調搬送波信号を復調すると共に該信号に含まれる前記符号化データ信号を出力する復調手段と、該符号化データ信号を復号してデータを出力する復号手段と、該復号手段により出力された上記データを処理するデータ処理手段とを有しているようなデータ担体に関する。
【0002】
【背景技術】
冒頭の段落で述べたような種類のデータ担体は、ヨーロッパ特許出願公開第EP 0 669 591 A2号から既知であり、所謂トランスポンダにより形成されている。
【0003】
データ担体に送信されるべきデータは送信機局によりパルス幅符号化方法に従い符号化して符号化データ信号を形成することができ、搬送波信号は該符号化データ信号を用いて振幅変調により変調することができる。上記パルス幅符号化方法によれば、送信されるべきデータのデータビット“0”は少ない数の搬送波信号振動で符号化され、該送信されるべきデータのデータビット“1”は大きな数の搬送波信号振動で符号化されている。各データビットの搬送波信号振動は、当該符号化データ信号内の各ブランキング期間により互いに分離されている。
【0004】
上記既知のデータ担体は、アンテナコイルにより形成された受信手段を含んでいる。前記送信機局により出力された変調搬送波信号は、該受信手段により受信することができる。
【0005】
該データ担体は、受信された変調搬送波信号を振幅復調により復調すると共に、該変調搬送波信号に含まれる符号化データ信号を出力する復調手段も有している。
【0006】
該符号化データ信号における2つのブランキング期間の間に存在する搬送波信号の振動を計数することにより、該既知のデータ担体の復号手段は、該符号化データ信号内にデータビット“0”が存在するか、又はデータビット“1”が存在するかを判定する。このようにして、該復号手段は上記符号化信号を復号する。該復号手段により判定されたデータビットは、受信されたデータとして当該データ担体の処理手段に出力され、該受信されたデータを更に処理する。該処理手段は制御ユニット、デジタル比較器及びメモリにより形成されている。
【0007】
上記既知のデータ担体は、上記パルス幅符号化方法に従って符号化されている受信符号化データ信号しか専ら復号することができないという欠点を有していることが分かった。結果として、受信された符号化データ信号に含まれるデータであって、送信機局において異なる符号化方法に従って符号化されているデータは、該既知の記録担体の復号手段によっては復号することはできず、従って、斯様なデータは該データ担体により処理することはできない。
【0008】
更に、該既知のデータ担体の復号手段は、受信された全ての符号化データ信号を上記パルス幅符号化方法に従って復号するように構成されているので、受信された符号化データ信号がパルス幅符号化方法以外の符号化方法により符号化されている場合は、誤ったデータを出力してしまうという特別な欠点が生じる。このような誤ったデータは、該既知のデータ担体の非常に誤った動作を引き起こしかねない。例えば、安全保護区域への扉が、斯かる区域に立ち入ることを許可されていない者に対して開きかねない。
【0009】
【発明の開示】
本発明の1つの目的は、上述した問題を取り除き、冒頭の段落で述べた型式の改善されたデータ担体を提供することにある。本発明によれば、この目的は、冒頭の段落で述べたような型式のデータ担体において、前記復号手段が少なくとも第1復号段と第2復号段とを含み、第1復号段が第1符号化方法に従って符号化されたデータ信号を復号するように構成される一方、第2復号段が第2符号化方法に従って符号化されたデータ信号を復号するように構成されることにより達成される。
【0010】
この構成は、上記データ担体が、受信された符号化データ信号に含まれると共に第1又は第2符号化方法に従って符号化されているようなデータを復号するように構成されるという利点を提供する。既知の符号化方法は、例えば、マンチェスタ符号化方法、パルス幅符号化方法、ミラー符号化方法、零復帰符号化方法、周波数シフトキーイング、即ちFSK符号化方法、又は位相シフトキーイング、即ちPSK符号化方法である。
【0011】
この場合、データ担体が、例えば、異なる符号化方法が普通である又は規格化さえされているアクセス制御システム又は賃取りシステムのような種々の利用分野で使用するのに適したものとなるという特別な利点が達成される。この点に関しては、例えば既知の“近接規格(Approximity Standard)”(ISO 14443)を参照されたい。この規格によれば、ミラー符号化方法がA型のデータ担体との通信に使用される一方、B型のデータ担体との通信の場合は零復帰符号化方法が使用される。
【0012】
請求項2に記載した構成が、請求項1に記載されたデータ担体において有利に採られることが分かった。この構成は、当該データ担体の判定段が、上記少なくとも2つの復号段により出力されるデータのうちの何れが、上記処理手段による更なる処理のために使用されるべきかを判定するという利点を提供する。かくして、送信機局により第1符号化方法に従って符号化されたデータ信号が、当該データ担体の上記復号段の一方において第2符号化方法に従って復号されてしまい、この復号段により出力される誤ったデータが上記処理手段において処理されてしまうということが防止される。
【0013】
請求項3に記載される構成を請求項2に記載されるデータ担体装置で採ると有利であることが分かった。この構成は、上記判定段が、復号段により出力されるデータの何れが最も低いエラー率を示すかを、例えば上記復号段により出力されるデータのエラー率情報に基づいて判定することができるという利点を提供し、上記エラー率情報は、上記復号段において上記符号化データ信号に含まれる冗長情報から決定することができると共に判定支援情報を構成する。この場合、上記の最も低いエラー率を有するデータを出力する復号段が、受信された符号化データ信号を復号するのに適した復号段を構成する。
【0014】
請求項4に記載の構成を請求項2に記載のデータ担体装置で採ると有利であることが分かった。この構成は、送信機局が上記データ担体に復号段指令情報を供給することができるという利点を提供する。該復号段指令情報は、上記変調搬送波信号に含まれると共に、上記復号段指令情報の後に上記送信機局により変調搬送波信号中で送信される符号化データ信号を復号するように構成された当該データ担体の復号段を特徴付けることができる。このように、当該データ担体と通信する送信機局は、該送信機局により送信される変調搬送波信号に含まれる符号化データ信号の復号に適した対応する復号段を常に指定することができる。
【0015】
請求項5に記載された構成を請求項1に記載されたデータ担体装置で採ると有利であることが分かった。かくして、受信された符号化データ信号の復号に何れの復号段が適しているかについての判定を入力する前に当該データ担体により受信されたデータが失われることがないという利点が達成される。
【0016】
請求項6に記載の構成は、請求項2に記載のデータ担体装置に有利に採られる。この場合、送信されるべきデータを符号化するのに何の符号化方法が使用されるか未知であるような送信機局との各通信動作の開始時に、上記判定段は、送信機局により好ましくは使用される符号化方法に従って受信符号化データ信号を復号するような上記第1復号段のデータを上記処理手段に供給する。記憶段を備えないデータ担体の場合は、この構成は、受信された符号化データ信号の復号に何の復号段が適しているかについての判定前に当該データ担体で受信された殆どのデータが失われることがないという利点を提供する。
【0017】
請求項7に記載の構成は請求項1に記載のデータ担体装置で有利に採られることが分かった。この構成は、上記データ担体が、変調搬送波信号に含まれると共に、少なくとも2つの異なる符号化方法の一方に従って符号化されたデータを含むような符号化データ信号を送信するようにも構成されるという利点を提供する。
【0018】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明を図面に示す2つの実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
【0019】
図1はスマートカード1のブロック図を示し、該スマートカードは本発明によるデータ担体の第1実施例を構成すると共に基地局2との無接触データ交換をするように構成されている。基地局2はチケットマシンを構成し、該マシンはスマートカード1に残高データ(balance data)として記憶された残高に対して、当該スマートカード1のユーザが支払うべき9ユーロの額を請求(debit)するためのものである。この目的のため、基地局2はデータ処理手段3を有し、該手段には上記9ユーロの額を表す請求データAD(debit data)が“1001”なるビット系列として記憶されている。
【0020】
データ処理手段3は冗長情報RDを発生するようにも構成されており、該冗長情報に基づいてスマートカード1は、上記請求データAにおける、基地局2からスマートカード1への該請求データADの伝送の間に発生したエラーを認識することができる。データ処理手段3は、該冗長情報RDを、請求データADのビット系列“1001”の和を決定することにより発生するよう構成されている。かくして、冗長データRDは、上記請求データADのビット系列“1001”に対しては値“2”を持つ冗長情報として決定され、該情報は“10”なるビット系列に対応する。
【0021】
スマートカード1に供給されるべき送信データUDは、データ処理手段3により請求データADと冗長データRDとのビット系列を連鎖させることにより形成される。ビット系列“1001”なる請求データAD及びビット系列“10”なる冗長データRDの場合は、送信データUDは“100110”なるビット系列により形成される。送信データUDの上述した決定法は、通常、既知のスマートカードで実施されている。この場合、請求データADは例えば64ビットのビット系列で形成される一方、冗長データRDは16ビットのビット系列で形成することができる。
【0022】
図2、3、4、5、6及び7は、送信データUDの“100110”なるビット系列が6つの異なる既知の符号化方法に従って符号化された場合の符号化データ信号DS1の波形を示している。図2に示す符号化データ信号DS1(MA)の波形を得るためにはマンチェスタ符号化方法が適用され、図3に示す符号化データ信号DS1(PW)の信号波形を得るためにはパルス幅符号化方法が適用され、図4に示す符号化データ信号DS1(MI)の信号波形を得るためにはミラー符号化方法が適用され、図5に示す符号化データ信号DS1(RTZ)の信号波形を得るためには零復帰符号化方法が適用され、図6に示す符号化データ信号DS1(FSK)の波形を得るためには周波数シフトキーイング(FSK)符号化方法が適用され、図7に示す符号化データ信号DS1(PSK)の波形を得るためには位相シフトキーイング(PSK)符号化方法が適用される。他の多数の適当な符号化方法が当業者にとっては既知である。
【0023】
基地局2のデータ処理手段3は、送信データUDのビット系列(例えば、“100110”なるビット系列)を零復帰符号化方法に従って符号化する符号化手段も含んでいる。データ処理手段3の該符号化手段は、図5に示すようなビット系列“100110”の符号化データ信号DS1(RTZ)の波形を送出することができる。
【0024】
また、基地局2のデータ処理手段3は、該データ処理手段3の上記符号化手段により出力された符号化データ信号DS1(RTZ)を振幅変調により変調する変調手段も含んでいる。この場合、13.56MHzなる搬送波周波数及び周期T(TS)を持つ搬送波信号TSが、上記符号化手段により出力される符号化データ信号DS1(RTZ)を用いて変調され、ここで変調深度は100%に固定されている。
【0025】
図8は、上記変調手段により出力することができる変調搬送波信号MTSを示し、この変調搬送波信号MTSは、該変調搬送波信号MTSに含まれる符号化データ信号DS1(RTZ)が高い振幅値を有する期間TAの間における搬送波信号TSにより形成される。この変調搬送波信号MTSに含まれる符号化データ信号DS1(RTZ)が低い振幅値を有する他の期間TBの間では、該変調搬送波信号MTSには搬送波信号TSの搬送波振動は含まれない。
【0026】
また、上記基地局2は送信及び受信手段4も含み、該手段には上記データ処理手段3により生成された変調搬送波信号MTSを供給することができる。該送信及び受信手段4は、上記データ処理手段3により供給された変調搬送波信号MTSを交番電磁場として送信するように構成されている。また、該送信及び受信手段4は、交番電磁場中に含まれる変調搬送波信号MTSを受信すると共に、受信された変調搬送波信号MTSを上記データ処理手段3に出力して該変調搬送波信号MTSに含まれるデータを更に処理するように構成されている。
【0027】
スマートカード1は送信及び受信手段5を含み、該手段は該スマートカード1の送信モードにおいて変調搬送波信号MTSを送信すると共に、該スマートカード1の受信モードにおいては変調搬送波信号MTSを受信するように構成されており、該変調搬送波信号MTSは符号化方法に従って符号化されたデータ信号DS1を含んでいる。該送信及び受信手段5により受信された変調搬送波信号MTSは、該送信及び受信手段5の端子6を介して出力することができる。
【0028】
該スマートカード1の電源段7は、上記送信及び受信手段5の端子6に接続されている。該電源段7は、受信された変調搬送波信号MTSを入力することができる。該電源段7は、該電源段に供給された変調搬送波信号MTSを整流することにより、動作電圧を発生するように構成されている。該電源段7により発生された動作電圧は(図1には図示せぬ態様で)該スマートカード1の他の各段に供給することができる。
【0029】
該スマートカード1のクロック抽出段8も、送信及び受信手段5の端子6に接続されている。該クロック抽出段8には、受信された変調搬送波信号MTSを供給することができる。該クロック抽出段8は、受信された変調搬送波信号MTSのクロックを抽出すると共に、抽出された搬送波信号TSを出力するように構成されている。
【0030】
該スマートカード1は、受信された変調搬送波信号MTSを復調すると共に該変調搬送波信号MTSに含まれる符号化データ信号DS1を出力する復調手段9を含んでいる。該復調手段9は、上記送信及び受信手段5の端子6に接続されると共に、受信された変調搬送波信号MTSを振幅復調により復調するように構成されている。この目的のために、前記クロック抽出段8により抽出された搬送波信号TSを該復調手段9に供給することができる。受信された変調搬送波信号MTSに含まれる符号化データ信号DS1は、該復調手段9により出力することができる。
【0031】
該スマートカード1は復号手段10を含み、該手段は上記復調手段9により出力された符号化データ信号DS1を復号すると共に、該符号化データ信号DS1に含まれるデータDを出力するように構成されている。
【0032】
また、該スマートカード1は、上記復号手段10により出力されたデータを処理するように構成されたデータ処理手段11も有している。この目的のため、該データ処理手段11はマイクロプロセッサ(図1には図示せず)及び記憶手段(図1には図示せず)を含んでいる。該データ処理手段11の上記記憶手段は、当該スマートカード1のユーザに帰する額の前述した残高データ(balance data)を記憶している。該データ処理手段11には、データを処理するために、前記クロック抽出段8により抽出された搬送波信号TSを供給することができる。
【0033】
該スマートカード1の復号手段10は第1復号段12と第2復号段13とを含み、第1復号段12は零復帰符号化方法に従って符号化されたデータ信号DS1(RTZ)を復号するように構成される一方、第2復号段13はミラー符号化方法に従って符号化されたデータ信号DS1(MI)を復号するよう構成されている。
【0034】
この構成は、該スマートカード1の復号手段10が、基地局2において零復帰符号化方法に従って又は他の基地局においてミラー符号化方法に従って符号化された受信符号化データ信号DS1を復号するように構成されるという利点を提供する。結果として、該スマートカード1は、例えば零復帰コード又はミラーコードが通常使用されているか又は標準化さえされているアクセス制御システム又は賃取りシステムの場合のような複数の利用分野において使用することができる。このようにして、スマートカード1に、有利にも“近接規格(Approximity Standard)”(ISO 14443)に準拠したA型及びB型のデータ担体を実現することができる。
【0035】
第1復号段12及び第2復号段13には、前記復調手段9により出力され、且つ、前記基地局2により当該スマートカード1に送信されるべき送信データUDを含む符号化データ信号DS1を供給することができる。第1復号段12は、該第1復号段12における復号動作の完了後に第1データD1を出力するようになっている。第2復号段13は、該第2復号段13における復号動作の完了後に第2データD2を出力するようになっている。
【0036】
基地局から当該スマートカード1への送信データUDの伝送に影響を与え得る種々の要因が存在することに注意すべきであり、斯かる要因は、該スマートカード1の復号手段10により出力されるデータが上記基地局により送信された送信データUDと一致しないというような原因となり得る。斯様な要因の1つは、基地局の符号化手段が或る符号化方法に従って送信データUDを符号化し、該スマートカード1の復号手段10が受信された該符号化データ信号DS1を異なる符号化方法に従って復号した場合に発生する。他の要因は交番電磁場における伝送の間における変調搬送波信号MTSへのノイズ信号の重畳にあり、斯かるノイズ信号は、復調手段9による復調の間及び/又は復号手段10による復号の間に復号手段10により出力されるデータにエラーを生じさせる。
【0037】
第1復号段12は第1データD1に含まれる冗長データRDを評価して、該受信された第1データD1が基地局2により送信された送信データUDに一致するかをチェックする。第1データD1に含まれる上記冗長データRDの評価は、基地局2における該冗長データRDの発生に準じて実施される。この目的のため、第1復号段12は、当該第1データD1に含まれ且つ前記請求データADに対応するビット系列の桁の和を計算する。この計算の結果は、該第1データD1に含まれる冗長データRDと比較される。
【0038】
この比較が一致したら、第1復号段12により決定された第1データD1は基地局2により当該スマートカード1に対して送信された送信データUDに一致すると見なすことができる。この場合、該第1復号段12により肯定的第1判定支援情報EUI1を出力することができる。判定支援情報EUIは、復号手段10が更なる処理のためにデータ処理手段11に対して第1データD1を出力すべきか又は第2データD2を出力すべきかが判定される際の判定動作を支援する。
【0039】
しかしながら、上記比較が一致を表さなかった場合は、第1復号段12により決定された第1データD1は基地局2により当該スマートカード1に供給された送信データUDと一致しないとみなされねばならない。この場合、第1復号段12は否定的第1判定支援情報EUI1を出力する。
【0040】
第2復号段13は、第2データD2に含まれる請求データADと冗長データRDとが評価されるものとして、第1判定支援情報EUI1と同様の方法で決定される第2判定支援情報EUI2を送出することができる。
【0041】
該スマートカード1の復号手段10は判定段14を有し、該判定段は、受信された符号化データ信号DS1を復号するのに復号段12又は13の何れが適しているかを判定するように構成されている。この目的のため、上記第1復号段12により決定された第1判定支援情報EUI1と、第2復号段13により決定された第2判定支援情報EUI2とを、該判定段14に供給することができる。
【0042】
該判定段14は、入力された判定支援情報EUI1及びEUI2の評価により、受信された符号化データ信号DS1を復号するのに復号段12又は13の何れが適しているかを判定するように構成されている。該判定段14は、肯定的第1判定支援情報EUI1を入力した場合は、受信された符号化データ信号DS1を復号するには第1復号段12が適していると判定する。同様に、該判定段14は、肯定的第2判定支援情報EUI2を入力した場合は、受信された符号化データ信号DS1を復号するには第2復号段13が適していると判定する。第1復号段12及び第2復号段13により、肯定的判定支援情報EUI1及びEUI2が、又は否定的判定支援情報EUI1及びEUI2が出力された場合は、該判定段14は、受信された符号化データ信号DS1を復号するのに復号段12又は13の何れが適しているかを判定すべく更なるチェックを実施するようになっている。例えば、斯様な場合には該スマートカード1が基地局2に対して要求情報を送信することができ、これに応答して、該基地局2は先に送信した送信データUDを再び送信する。
【0043】
該判定段14は判定情報EIをデータ処理手段11に供給することができ、該判定情報は、受信された符号化データ信号DS1を復号するのに適した復号段12又は13を特徴付けるものである。データ処理手段11は、供給された該判定情報EIに従って第1データD1又は第2データD2を処理するようになっている。
【0044】
また、該スマートカード1の復号手段10は記憶段15も含み、該記憶段には第1復号段12により出力された第1データD1及び第2復号段13により出力された第2データD2を記憶することができる。データ処理手段11は、該記憶段15に接続されて、判定段14からの判定情報EIの出現の後に第1データD1又は第2データD2を読み出すことが可能である。
【0045】
該スマートカード1に記憶段15を含めることにより、復号段12及び13により出力されたデータD1及びD2が先ずバッファされ、判定段14からの判定情報EIの到来後に、データ処理手段11により該記憶段15から読み出すことが可能になるという利点が提供される。このようにして、判定情報EIの到来前に受信され且つ復号されたデータD1及びD2が失われることはない。
【0046】
変調搬送波信号MTSの受信の際における当該スマートカード1の動作を、第1の例に基づいて以下に詳細に説明する。この第1の例によれば、基地局2は、図8に示されると共に、零復帰符号化方法に従って符号化され且つ送信データUDの“100110”なるビット系列を含むデータ信号DS1(RTZ)を含むような変調搬送波信号MTSを送信する。
【0047】
該変調搬送波信号MTSは送信及び受信手段5により受信され、復調手段9に供給される。復調手段9は、図8に示す変調搬送波信号MTSの振幅復調を実施する。
【0048】
図9は、復調手段9により出力される符号化データ信号DS1の波形を示している。この時点では、該スマートカード1は復調手段9により出力された符号化データ信号DS1を符号化するのに使用された符号化方法に関する情報を有していないので、該符号化データ信号DS1は第1復号段12及び第2復号段13に供給される。
【0049】
第1復号段12においては、供給された上記符号化データ信号DS1が零復帰方法に従って復号され、図9に示すビット系列“100110”が第1データD1として決定される。該第1データD1は記憶段15に供給されて記憶される。
【0050】
次いで、第1復号段12は第1データD1から、該第1データDS1のビット系列“100110”における位置に基づいて請求データADのビット系列に対応するビット系列“1001”を決定する。この請求データADが基地局2により送信された請求データADと一致するかをチェックするために、該第1復号段12は“2”なる値のビット系列“1001”の和を計算する。第1データD1に含まれる請求データADの和である該“2”なる値は、次いで、該データD1に含まれる“10”なるビット系列の参照データRDと比較される。この参照データも“2”なる値を持っている。上記請求データADの和の値が該第1データD1の参照データRDの値に一致するので、該第1復号段12は肯定的第1判定支援情報EUI1を判定段14に供給する。
【0051】
第2復号段13においては、供給された符号化データ信号DS1はミラー方法に従って復号される。ミラー方法によれば、ビット系列における2つの連続したビット“0”の場合は、符号化データ信号DS1(MI)がローの振幅値を有するような期間TBを待つ(図4に示すように)。従って、該第2復号段13は第3のビットを復号することができず、図9に示す第2データD2のビット系列“10?110”に“?”が挿入されたようになる。該第2データD2は記憶段15に供給され、記憶される。
【0052】
次いで、第2復号段13は第2データD2から、該第2データDS2のビット系列“10?110”における位置に基づいて請求データADのビット系列に対応するビット系列“10?1”を決定する。該請求データADの1つのビットが信頼性をもって復号されなかったので、該復号段13は否定的第2判定支援情報EUI2を判定段14に出力する。
【0053】
次いで、入力された上記肯定的第1判定支援情報EUI1及び否定的第2判定支援情報EUI2に基づき、判定段14は第1復号段12を特徴付ける判定情報EIをデータ処理手段11に供給する。
【0054】
これに応答して、データ処理手段11は記憶段15に記憶された第1データD1を読み出し、該第1データD1に含まれた値“9”に対応する“1001”なるビット系列の請求データADを決定する。次いで、データ処理手段11は該請求データADの値“9”を該データ処理手段11に記憶された残高データから減算し、該算出された値を残高データとして該データ処理手段11に再び記憶する。結果として、“9”ユーロなる額の料金が当該スマートカード1のユーザの口座残高に対して精算処理(debit)される。
【0055】
この構成は、基地局2により零復帰方法に従って符号化された送信データUD及び他の基地局によりミラー方法に従って符号化された送信データUDが該スマートカード1の復号手段10により復号することができ、従って該スマートカード1により処理することができるという利点を提供する。かくして、該スマートカード1は種々の利用分野に対して使用することが可能である。
【0056】
次ぎに、変調搬送波信号MTSの受信に際しての該スマートカード1の動作を第2の例に基づいて説明する。該スマートカード1は、復号段指令情報BIを含んでいるような符号化データ信号DS1を含む変調搬送波信号MTSを受信するように構成されている。斯様な場合、上記復号段指令情報BIは、請求データADの例えば“1111”のような特殊なビット系列により形成することができる。このビット系列“1111”を持つ請求データADは、上述した第1の例に従って基地局2により該スマートカード1に対して送信することができ、該請求データADの更なる処理のために、最終的にデータ処理手段11により記憶段15から読み出される。
【0057】
該データ処理手段11は、請求データADとしての“1111”なるビット系列の出現に応答して、判定段14に対して復号段指令情報BIを出力するように構成されている。該判定段14は、供給された復号段指令情報BIの評価により、受信され得るであろう次の符号化データ信号DS1を復号するのに復号段12又は13の何れが意図されるかを判定するようになっている。該判定段14はデータ処理手段11に適切な判定情報EIを供給することができる。
【0058】
この構成は、基地局2が当該スマートカード1に、変調搬送波信号MTSに含まれると共に、当該復号段指令情報BIの送信の後に該基地局2により変調搬送波信号MTSで送信される符号化データ信号DS1を復号段12又は13が復号しようとするかを特徴付けることが可能な復号段指令情報BIを供給することができるという利点を提供する。このように、基地局2はスマートカード1に対して該スマートカード1のうちの符号化データ信号DS1を復号するのに適した復号段12又は13を選択することができる。
【0059】
該スマートカード1は、符号化データ信号DS2を出力する符号化手段16を含み、該符号化手段は第1符号化段17と第2符号化段18とを含んでいる。該スマートカード1の送信モードにおいては、データ処理手段11は上記基地局に、即ち第1符号化段17及び第2符号化段18に対して、送信されるべき第3データD3を供給することができる。第1符号化段17は、供給された第3データD3を周波数キーイング符号化方法に従って符号化すると共に、符号化されたデータ信号DS2を出力するように構成されている。第2符号化段18は、供給された第3データD3を位相キーイング符号化方法に従って符号化すると共に、該第3データD3を含む符号化されたデータ信号DS2を出力するように構成されている。
【0060】
また、該スマートカード1は変調手段19も含み、該手段は符号化手段16により出力された符号化データ信号DS2を変調すると共に、変調された搬送波信号MTSを出力するように構成されている。該変調手段19は、供給された符号化データ信号DS2を従来既知の負荷変調の方法で変調するように構成されている。
【0061】
該変調手段19により出力される変調搬送波信号MTSは、当該スマートカード1の送信及び受信手段5の端子6に供給することができ、基地局2又は図1には図示せぬ他の基地局に送信することができる。
【0062】
この構成は、該スマートカード1が、変調搬送波信号MTSに含まれると共に、周波数キーイング方法又は位相キーイング方法に従って符号化された第3データD3を含む符号化データ信号D2を送信するのにも適したものとなるという利点を提供する。結果として、該スマートカード1は、基地局との通信が前記コードのうちの1つのみを使用する際に可能であるような複数の利用分野に使用することができる。
【0063】
図10は、基地局2及び本発明によるデータ担体の第2実施例を構成するスマートカード1のブロック図を示している。本発明によるスマートカード1の該第2実施例は、本発明による前記スマートカード1の第1実施例に対応するもので、該第2実施例の復号手段20の各段が前記第1実施例の復号手段10の各段に対応している。しかしながら、該復号手段20は、第1復号段12及び第2復号段13による復号の前に、受信された符号化データ信号DS1を記憶することができる記憶段15を含んでいる。
【0064】
この構成は、受信された符号化データ信号DS1を復号するのに復号段12又は13のどちらが適しているかの判定がなされる前に該スマートカード1により受信されたデータが失われないという利点を提供する。
【0065】
本発明によるデータ担体には、受信された符号化データ信号を記録するための又は上記復号段により出力されたデータを記憶するための記憶手段は必ずしも設ける必要はないことに注意すべきである。しかしながら、斯様なデータ担体においては、受信された符号化データ信号DS1を復号するのにどちらの復号段が適しているかを前記判定段が判定することができる前に、第1復号段により出力されたデータD1が更なる処理のために前記データ処理手段に供給される場合のほうが有利であることが分かった。
【0066】
この場合、第1復号段が、基地局により送信データUDの符号化に普通に使用される方法に従って符号化データ信号を復号するよう構成される場合は、上記判定段からの判定情報EIの到来前に受信された符号化データ信号DS1は、通常、既に正しく復号されていることになるので、これは大きな利点となる。
【0067】
本発明によるデータ担体の復号手段は、受信された符号化データ信号を各々が対応する別々の方法に従って復号するような3、5、10又はそれ以上さえの復号段を含むこともできることに注意されたい。この構成は、複数の異なるコードに従って符号化されたデータ信号を当該データ担体内で復号することができ、これら符号化データ信号に含まれるデータを処理することができるという利点を提供する。
【0068】
更に、本発明によるデータ担体の符号化手段は、基地局に送信されるべき第3データを複数の異なる符号化方法に従って符号化する3、5、10又はそれ以上さえの符号化段を含んでいてもよいことに注意すべきである。この場合、使用される各符号化段は本発明によるデータ担体のデータ処理手段により規定することができるが、当該データ担体と通信する基地局によって符号化段指令情報の送信により規定することもできる。
【0069】
また、本発明によるデータ担体の復調手段は、異なる変調深度の振幅変調により変調された変調搬送波信号を復調するように構成された幾つかの復調段を含むこともできることに注意されたい。この構成は、例えば10%、20%、50%又は70%のような変調深度の振幅変調搬送波信号も復調することができるという利点を提供する。
【0070】
また、復号段は、例えば該復号段で決定されたデータのエラー率が所与のエラー率敷居値を越えるような場合にも否定的判定支援情報EUIを出力することができることに注意すべきである。
【0071】
また、周波数変調又は位相変調により変調されている受信された変調搬送波信号を復調するように構成されたデータ担体に、少なくとも2つの復号段を含めることも有利であることに注意されたい。
【0072】
最後に、前記送信データの全ビットの出力がビット“1”又はビット“0”であったら、位相キーイングコードに従って符号化された図7に示すようなデータ信号DS1(PSK)は、周波数キーイングコードに従って符号化データ信号DS1を復号する復号段により復号されるであろうことに注意すべきである。このような場合に関しては、前記判定段は、送信データに含まれる前記参照データをチェックすることにより、どちらの復号段が当該符号化データ信号を復号するのに適しているかを判定するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、基地局と無接触データ交換を行うように構成された本発明によるスマートカードの第1実施例のブロック図を示し、該スマートカードは零復帰(Return-To-Zero)符号化方法又はミラー符号化方法に従って符号化された受信データ信号を復号する2つの復号段を含んでいる。
【図2】 図2は、マンチェスタ符号化方法に従って符号化され、上記スマートカードにより受信される変調搬送波信号に含むことができるデータ信号の波形を示す。
【図3】 図3は、パルス幅符号化方法に従って符号化され、上記スマートカードにより受信される変調搬送波信号に含むことができるデータ信号の波形を示す。
【図4】 図4は、ミラー符号化方法に従って符号化され、上記スマートカードにより受信される変調搬送波信号に含むことができるデータ信号の波形を示す。
【図5】 図5は、零復帰符号化方法に従って符号化され、上記スマートカードにより受信される変調搬送波信号に含むことができるデータ信号の波形を示す。
【図6】 図6は、周波数キーイング符号化方法に従って符号化され、上記スマートカードにより受信される変調搬送波信号に含むことができるデータ信号の波形を示す。
【図7】 図7は、位相キーイング符号化方法に従って符号化され、上記スマートカードにより受信される変調搬送波信号に含むことができるデータ信号の波形を示す。
【図8】 図8は、上記スマートカードにより受信することができ、零復帰符号化方法に従って符号化されたデータ信号を含む変調搬送波信号の波形を示す。
【図9】 図9は、図8に示す変調搬送波信号に含まれ、且つ、上記スマートカードの2つの復号段に供給される符号化データ信号の波形を示し、これに応答して、これら復号段は図9に示すような第1及び第2データを出力する。
【図10】 図10は、基地局と無接触データ交換を行うように構成された本発明によるスマートカードの第2実施例のブロック図を示し、該スマートカードにより受信される変調搬送波信号内の符号化データ信号は、上記2つの復号段により復号される前に記憶段にバッファされる。
【符号の説明】
1…スマートカード(データ担体)
2…基地局(送信機局)
3…データ処理手段
4、5…送信及び受信手段
9…復調手段
10…復号手段
11…データ処理手段
12…第1復号段
13…第2復号段
14…判定段
15…記憶段
16…符号化手段
17…第1符号化段
18…第2符号化段
19…変調手段

Claims (7)

  1. 符号化方法に従って符号化されたデータ信号を含む変調搬送波信号を受信する受信手段と、
    受信された前記変調搬送波信号を復調すると共に該信号に含まれる前記符号化データ信号を出力する復調手段と、
    前記符号化データ信号を復号してデータを出力する復号手段と、
    前記復号手段により出力された前記データを処理するデータ処理手段と、
    を含むようなデータ担体において、
    前記復号手段は少なくとも第1復号段と第2復号段とを含み、前記第1復号段は第1符号化方法に従って符号化されたデータ信号を復号するように構成される一方、前記第2復号段は第2符号化方法に従って符号化されたデータ信号を復号するように構成されていることを特徴とするデータ担体。
  2. 請求項1に記載のデータ担体において、前記復号手段は、受信された符号化データ信号を復号するのに前記復号段のうちの何れが適しているかを判定するように構成された判定段を有していることを特徴とするデータ担体。
  3. 請求項2に記載のデータ担体において、前記判定段は前記少なくとも2つの復号段から判定支援情報を入力することができ、前記判定段は、該段に供給された前記判定支援情報の評価により、受信された符号化データ信号を復号するのに前記復号段の何れが適しているかを判定するように構成されていることを特徴とするデータ担体。
  4. 請求項2に記載のデータ担体において、該データ担体は復号段指令情報を含む符号化データ信号を含むような変調搬送波信号を受信するように構成され、前記判定段は、該段に供給された前記復号段指令情報の評価により、前記復号段のうちの何れが次ぎに受信され得る符号化データ信号を復号するように構成されているかを判定するように構成されていることを特徴とするデータ担体。
  5. 請求項1に記載のデータ担体において、前記復号手段は記憶段を含み、該記憶段には、受信された符号化データ信号を前記少なくとも2つの復号段の一方による復号の前に記憶することができるか、又は前記少なくとも2つの復号段の少なくとも一方により出力されたデータを、これら復号段による復号の後に記憶することができることを特徴とするデータ担体。
  6. 請求項2に記載のデータ担体において、受信された符号化データ信号の復号に前記復号段のうちの何れが適しているかを前記判定段が判定することができる前に、前記第1復号段により出力されるデータを更なる処理のために前記データ処理手段に対して出力することができることを特徴とするデータ担体。
  7. 請求項1に記載のデータ担体において、該データ担体は符号化データ信号を出力する符号化手段を含み、該符号化手段は少なくとも第1符号化段と第2符号化段とを含み、前記第1符号化段は第3方法に従ってデータを符号化するように構成される一方、前記第2符号化段は第4方法に従ってデータを符号化するように構成され、前記データ担体は前記符号化手段により出力される符号化データ信号を変調すると共に変調された搬送波信号を出力するように構成された変調手段を含み、前記データ担体は前記変調された搬送波信号を送信するように構成された送信手段を含んでいることを特徴とするデータ担体。
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