JP4350265B2 - 通信手段選択支援装置及び方法 - Google Patents

通信手段選択支援装置及び方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子的ネットワーク上に散在する異機種端末間、あるいは同一端末内にある異種通信機能間において、最適な通信手段を選択する通信手段選択支援装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パソコン通信やインターネット等を一般家庭においても利用する機会が急増しており、その利用形態も多岐にわたっている。そして、異なるインフラ間の相互接続や常時接続サービス等の新たな利用形態の急増に伴い、電子メールやチャット、インターネット電話等の様々な通信手段が提供されるようになってきている。
【0003】
そして、第三者と何らかの通信を行うためには、これら多種多様な通信手段の中から使用するのに適した通信手段を選択する必要がある。かかる選択において、相手がどのような通信手段を有しているのか、あるいはどのような通信手段が利用可能となっているのか等については、通信を始めようとする利用者には知らされていないことが一般的であり、試行錯誤を繰り返すことによって、相手と通信することができる通信手段を探し出すのが実状である。
【0004】
かかる通信手段の探索は、利用者にとっては負担が大きい作業であることから、負担軽減のための手段が種々考えられている。例えば、通信方法を特定してしまい、当該通信方法のみについて通信サーバ上に監視プログラムを常駐させることで、当該通信方法で使用可能な端末を特定する等の方法である。
【0005】
また、異種の端末等の間においては、使用する通信手段によっては通信を行うことができる場合もあればできない場合もある。例えば前者の例としてはインターネットによる電子メール等が挙げられ、後者の例としては専用端末によるテレビ電話等が挙げられる。すなわち、相手と確実に通信を行うためには、相手の使用する、あるいは利用可能な通信手段が何であるかを事前に知っておく必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、通信しようとする相手がどのような通信手段を有する端末を有しているのか、あるいはどのような通信手段が現在利用可能な状態となっているのか等について、リアルタイムに把握することは非常に困難である。また、試行錯誤によって通信手段を検索している段階において、一つの通信手段が使用できない状態であっても、その代替手段が探索できれば足りるが、かかる探索自体も困難である。
【0007】
さらに、通信方法を特定して、当該通信方法のみについて通信サーバ上に監視プログラムを常駐させることで、当該通信方法で使用可能な端末を特定する等の方法では、当該通信手段が使用できない場合の代替手段を見出すことができず、どの通信手段を代替手段とするかについては、利用者自らが推測し選択していく必要があることから、利用者への負担は小さくない。
【0008】
一方、通信手段が確定しても、相手に応じて様々な環境設定が異なることも多い。かかる場合に、通信する相手先に応じて、通信相手が変わるたびに環境設定を行っていたのでは、利用者にとって作業が繁雑となり、好ましくない。特に、複数の通信手段にまたがった利用を行おうとする場合においては、一層かかる調整作業が困難となってしまう。
【0009】
本発明は、上述したような問題点を解消すべく、異機種間においても通信可能な通信手段を容易に探索することができ、かつ利用時に相手先に応じた環境において通信することができる通信手段選択支援装置及び方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にかかる通信手段選択支援装置は、通信を行う相手先を指示する通信先指示部と、利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を管理するサーバ機と通信を行う通信部と、相手先の使用する利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を通信部を介してサーバ機に照会して、サーバ機において抽出されたサーバ機の照会時に利用可能な状態である第2の通信手段を受信する端末情報照会部と、自己の使用する利用者端末において利用可能な第1の通信手段を格納する通信手段格納部と、通信手段格納部に格納されている第1の通信手段と、端末情報照会部で受信した第2の通信手段とを比較し、共通する通信手段の中から第3の通信手段を選択する通信手段選択部と、選択された第3の通信手段を起動する通信手段起動部とを含む一又は二以上の利用者端末における通信手段選択支援装置であって、利用者端末における通信手段に関する利用可能状況を監視する利用可能状況監視部を利用者端末側に含むとともに、サーバ機における利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報についての更新指示を発する更新指示部をさらに含み、利用可能状況監視部で検出された利用者端末における通信手段に関する利用可能状況の変化を更新指示部からサーバ機へ通知することを特徴とする。
【0011】
かかる構成により、通信相手先の状況に適した通信手段を容易に選択することができ、確実に通信を行うことができる通信手段を用いることができ、コミュニケーション確立までの時間を短縮することが可能となる。
【0012】
次に、上記目的を達成するために本発明にかかる通信手段選択支援装置は、通信を行う相手先を指示する通信先指示部と、利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を管理するサーバ機と通信を行う通信部と、相手先の使用する利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を通信部を介してサーバ機に照会して、サーバ機において抽出されたサーバ機の照会時に利用可能な状態である第2の通信手段を受信する端末情報照会部と、自己の使用する利用者端末において利用可能な第1の通信手段を格納する通信手段格納部と、通信手段格納部に格納されている第1の通信手段と、端末情報照会部で受信された第2の通信手段とを比較し、共通する通信手段の中から第3の通信手段を選択する通信手段選択部と、選択された第3の通信手段を起動する通信手段起動部とを含む一又は二以上の利用者端末における通信手段選択支援装置であって、利用者端末における通信手段に関する利用可能状況を監視する利用状況監視部を利用者端末側にさらに含み、所定のタイミングでサーバ機からの利用者端末における通信手段に関する利用可能状況に関する問い合わせを受信し、利用者端末における通信手段に関する利用可能状況をサーバ機へ送信する更新指示部をさらに含むことを特徴とする。
【0013】
かかる構成により、利用者端末から通信手段に関する利用可能状況を意識して管理するサーバ機に通知することなく、最新の通信手段に関する利用可能状況を把握できることから、通信相手先の状況に適した通信手段を容易に選択することができ、コミュニケーション確立までの時間を短縮することが可能となる。
【0014】
また、本発明にかかる通信手段選択支援装置は、利用者端末において、通信手段を選択する基準を規定する利用規則格納部をさらに含み、利用規則格納部に格納されている通信手段選択の基準に基づいて第3の通信手段を選択することが好ましい。利用規則に応じて適切な通信手段を選択することができるからである。
【0015】
また、本発明は、上記のような通信手段選択支援装置の機能をコンピュータの処理ステップとして実行するソフトウェアを特徴とするものであり、具体的には、通信を行う相手先を指示する工程と、利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を管理するサーバ機と通信を行う工程と、相手先の使用する利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報をサーバ機と通信を行い照会して、サーバ機において抽出されたサーバ機の照会時に利用可能な状態である第2の通信手段を受信する工程と、自己の使用する利用者端末において利用可能な第1の通信手段を格納する工程と、格納されている第1の通信手段と、受信した第2の通信手段とを比較し、共通する通信手段の中から第3の通信手段を選択する工程と、選択された第3の通信手段を起動する工程とを含む一又は二以上の利用者端末における通信手段選択支援方法であって、利用者端末における通信手段に関する利用可能状況を監視する工程を利用者端末側に含むとともに、サーバ機における利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報についての更新指示を発する工程をさらに含み、検出された利用者端末における通信手段に関する利用可能状況の変化をサーバ機へ通知する通信手段選択支援方法並びにそのような工程をプログラムとして記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0016】
かかる構成により、コンピュータ上へ当該プログラムをロードさせ実行することで、通信相手先の状況に適した通信手段を容易に選択することができ、確実に通信を行うことができる通信手段を用いることができ、コミュニケーション確立までの時間を短縮することができる通信手段選択支援装置を実現することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1にかかる通信手段選択支援装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1にかかる通信手段選択支援装置の構成図である。図1では、まず利用者端末側において、11は利用者が通信を行いたい相手先を指示する通信先指示部を、12は指示された相手先の端末情報を照会して抽出する端末情報照会部を、13は照会情報等をサーバ機へ送信して該当する端末情報を受信する通信部を、それぞれ示す。
【0018】
通信先指示部11では、通信を行いたい相手先を個人IDや端末ID、端末番号等を指定することで特定する。かかる個人ID等が、サーバ機において端末情報を検索・抽出する際のキー情報となる。
【0019】
端末情報照会部12では、入力された個人ID等をキー情報として、サーバ機に存在する端末情報データベースを照会して、当該個人ID等の利用者がどのような通信手段を有しているか、あるいは現在どのような通信手段を使用可能な状態となっているか、等の情報を受信する。ここで本実施の形態においては、通信を行いたい相手先において使用可能な通信手段の抽出自体はサーバ機で行うものとするが、特にこれに限定されるものではなく、利用者端末で抽出を行うものであっても良い。具体的には個人ID等のキー情報を通信部13へ渡して、通信部13がサーバ機との送受信を行って、サーバ機において抽出した通信を行いたい相手先の端末に関する情報を入手することになる。
【0020】
通信部13は、電話線や専用回線等を介して、利用者端末とサーバ機との間で通信を行う。通信を行うネットワークの種類については特定の種類に限定されるものではなく、インターネットに代表されるようにサーバ機との間で通信を行うことができるものであれば何でも良い。
【0021】
また、サーバ機側において、21は利用者端末との間で各種情報を交換する通信部を、22はネットワーク環境上の利用者端末に関する情報を管理する端末情報管理部を、23は当該端末情報を記録するデータベースである端末情報格納部を、それぞれ示す。
【0022】
通信部21は、電話線や専用回線等を介して、利用者端末側における通信部13と通信を行う。通信を行うネットワークの種類については特定の種類に限定されるものではなく、インターネットに代表されるようにサーバ機との間で通信を行うことができるものであれば何でも良い。
【0023】
端末情報管理部22は、通信部21が受信した各利用者端末における使用状況等を管理し、必要であれば端末情報データベースである端末情報格納部23を更新する。特にリアルタイム性を必要とする情報、例えば利用者端末に電源が入ったとか、通信ソフトが起動されている等の情報については、利用者端末ごとに更新する必要がある。
【0024】
かかる更新情報の取得は利用者からの送信を待つのみでは、送信忘れや意識的な隠匿等によって最新の情報が端末情報格納部23に蓄積されないおそれがある。そこで、サーバ機側から、定期的に情報を収集することも必要となる。具体的には、通信開始時のポーリングのように利用者端末が通信可能な状態となっているか否かを検出する方法や、代表的な通信ソフトについてDLLファイルが存在するか否かをサーチする等の方法が考えられる。
【0025】
端末情報格納部23は、利用者端末に関する通信手段に関するデータベースであり、どの種類の通信手段が使用できるのか、あるいは現在どの通信手段を使用することができるのか、等の通信手段の選択に必要な情報を利用者端末ごとに登録しておくものである。
【0026】
端末情報格納部23における登録情報の例示図を図2に示す。図2においては、キー情報として端末番号を用い、端末番号ごとにどの通信手段が使用可能となっているか等について登録している。かかる情報についてはリアルタイム性が要求され、利用者端末において通信手段に関する何らかのイベント、例えば電源のON/OFFや通信アプリケーションの起動・停止等が検出された時点で、ネットワーク環境を通じて更新されるべき情報である。
【0027】
さらに、利用者端末側において、14は現在利用可能な複数の通信手段の中から使用する通信手段を選択する通信手段選択部を、15は利用者端末が使用できる通信手段を登録しておく通信手段格納部を、16は選択した通信手段を起動する通信手段起動部を、それぞれ示している。
【0028】
通信手段選択部14は、端末情報照会部12で抽出した通信したい相手先の通信手段に関する情報と、通信手段格納部15に登録されている自分の端末において使用することができる通信手段とを対比し、一致する通信手段を選択する。一致する通信手段が複数個ある場合には、利用者が複数候補の中から一つ選択する。一致する通信手段がない場合には、相手先と通信を行う手段がないことになる。
【0029】
そして、通信手段起動部16において、選択された通信手段を起動させることによって、通信相手先との通信を行う。こうすることで、通信手段を利用者が試行錯誤によって探索し、選択するといった従来の手法よりも、容易かつ確実に通信を行うことができる通信手段を選択することが可能となる。
【0030】
すなわち、利用者間で通信を行う場合に、必ずサーバ機を介するようにすることで、サーバ機により管理されている相手先と通信可能な通信手段を確認しながら最適な手段を選択することが可能となる。
【0031】
次に、端末情報格納部23に格納される情報の内容の更新方法について、さらに詳細に説明する。図3は、本発明の一実施例にかかる通信手段選択支援装置の構成図である。図1に示す構成に加えて更新指示部31を各利用者端末に有する点に特徴を有する。
【0032】
更新指示部31では、利用者の端末において、電源が入った、通信ソフトウェアが起動された、あるいは携帯電話の電源が入った等の事象が発生した場合に、サーバ機の端末情報格納部23に格納されている情報を更新するべく指示を出す機能を有する。
【0033】
具体的には、利用者端末の電源をON/OFFした場合や、所定の通信ソフトウェアを起動/停止した場合、あるいは利用者と通信可能な他の通信媒体である携帯電話の電源をON/OFFした場合等に、当該通信手段を使用できる旨の更新指示をサーバ機に対して通信部13及び通信部21を介して発信する。かかる事象を検出するため、当該イベントの発生を監視する常駐プログラムを各利用者端末内で起動させておく必要がある。
【0034】
更新指示部31からの更新指示を受けた端末情報管理部22では、端末情報格納部23に格納されている端末情報を更新する。例えば図2において、利用者Cの所持している端末3で通信ソフトウェアである「通信A」が起動された旨の更新指示を受信した場合には、該当する「通信A」が「起動」に更新される。
【0035】
また、第三者によって不用意に更新されるのは好ましくないことから、利用者認証部を設けて、更新指示を出したのが本人であるか否かを認証して、本人であることが確認できた場合のみ更新指示を発する構成とすることも考えられる。かかる認証方法は特に限定されるものではなく、個人が特定できる方法で有れば何でも良い。
【0036】
逆に、サーバ機側から定時的に端末情報を検出することも考えられる。情報のリアルタイム性を確保するためであるとともに、利用者端末の電源が切られている場合にも対応できるようにするためである。
【0037】
この場合には、端末情報管理部22が通信部21を介して応答確認信号を各利用者端末に発信する。発信の対象となる利用者端末は、端末情報格納部23に格納されている利用者端末に限定される。また、応答確認信号は一定時間間隔で発信することが考えられるが、特にこれに限定されるものではなく、例えば仕事の始業時間帯、あるいは終業時間帯においては短い間隔で、終業時間後においては長い間隔とすることで、より効率的に利用者端末の状況を把握することが可能となる。
【0038】
そして、当該応答確認信号に対して各利用者端末から帰ってきた応答信号によって、各利用者端末における電源の状態やソフトウェアの起動・停止等を判別し、端末情報格納部23に登録されている端末情報を更新することで、利用者端末に関して最新の状況が端末情報格納部23に反映されることになる。
【0039】
以上のように本実施の形態1によれば、通信相手先の状況に適した通信手段を容易に選択することができ、確実に通信を行うことができる通信手段を用いることができ、コミュニケーション確立までの時間を短縮することが可能となる。
【0040】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2にかかる通信手段選択支援装置について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態2は、実施の形態1に加えて利用規則管理部41と利用規則格納部42とを各利用者端末に有する点に特徴を有する。図4は本発明の実施の形態2にかかる通信手段選択支援装置の構成図である。
【0041】
ここで「利用規則」とは、通信手段の選択基準及び使用時の環境設定情報を意味しており、相手に応じた通信手段を選択する規則の他、通信を行う時間帯に応じた通信手段の選択、あるいは相手先との通信頻度に応じた通信手段の選択等が該当する。また、本実施の携帯ではこれらにとどまらず、相手先に応じた通信環境の設定情報も含み、従来相手先を定めると同時に、利用者自身が個別に環境設定を行っていたのを、システム自身に行わせることも可能となっている。
【0042】
したがって、利用規則格納部42には、事前に登録しておく通信手段の選択基準の他、通信の相手先に応じた環境設定情報も格納することになる。この場合には、相手先を定めて通信を行った場合に、利用者規則管理部41において選択された通信手段における環境設定情報を抽出し、相手先ごとに利用規則格納部42へ登録する。利用規則格納部42へ登録する時期は通信終了時とすることで、絶えず前回通信時の環境設定によって、同一の相手先については次回の通信を行うことが可能となる。
【0043】
図5に、利用規則格納部42に登録されるべき利用規則の例示図を示す。図5においては、利用者(通信相手先)別に、時間帯や使用状況に応じた通信手段採用の可否について記録している。記録すべき項目は、特にこれに限定されるものではなく、より詳細な項目としても良い。例えば通信手段採用の可否のみならず、動画を用いることができるか否か、あるいは入力書式が標準か否か、等のアプリケーションに密着した情報を付加することも可能である。
【0044】
さらに、通信ソフト等を起動した際に用いる機能についても指定することができる。例えば、電子メール等の文字を媒介とした通信手段においては相手によってフォントを変更することができる機能を指定するとか、音声によるコミュニケーションが可能な通信手段においては音声あるいは合成音声を使用可能にするとか、テレビ電話等の画像を用いてコミュニケーションが確立できる通信手段においては静止画像あるいは動画像の授受を可能とする機能を指定することが考えられる。
【0045】
かかる機能選択の指標として、新たに通信相手との親密度という概念を考えることもできる。他の利用者と比べて比較的多く通信を行う相手との親交をさらに深めることを促進するためである。
【0046】
本実施例においては、親密度は通信を行った回数の累積値で判断する。通信する回数をカウンタ等によって累積することで、かかる累積カウント数が高い相手先ほど当該利用者との親密度が高い利用者であるものと判断して、通信手段における環境設定を変化させるものである。
【0047】
例えば、親密度が高い利用者であると判断した場合には、フォントを丸みを帯びた親しみ感のあるフォントに変更する等に設定変更することが考えられる。あるいは、親密度に応じて画像データの見え具合を変化させることも考えられる。すなわち、親密度が高い利用者であると判断した場合には、画像データの解像度を高くなるように設定しておくことで、親密度の高い利用者のみが明確な画像によって内容を確認できるようにするものである。また、親密度に応じて音声出力の品質を変更することも考えられる。すなわち、親密度が高くなるほど、音声出力の品質を高くすることで、より明確に内容を把握できるようにするものである。
【0048】
なお、親密度の判断基準としては、特に上述したような累積カウント数に限定されるものではなく、通信の頻度等を表す指標で有れば何でも良い。
【0049】
以上のように本実施の形態2によれば、利用規則に応じて適切な通信手段が選択されるとともに、相手先との親密度に応じて、より使用しやすい環境設定を自動的に行うことができることから、相手先ごとに利用者が環境設定を行う必要が無くなり、コミュニケーションを確立するまでの時間を短縮することが可能となる。
【0050】
次に、本発明の実施の形態にかかる通信手段選択支援装置を実現するプログラムの処理の流れについて説明する。図6に本発明の実施の形態にかかる通信手段選択支援装置を実現するプログラムの処理の流れ図を示す。
【0051】
図6において、まず通信相手先を指示する(ステップS61)。そして、通信相手先に関する端末情報が現在どのような状態となっているのかを、サーバ機へ照会して(ステップS62)、現在使用可能となっている通信手段及び当該相手先特有の環境設定条件をサーバ機から抽出する(ステップS63)。
【0052】
次に、抽出した通信手段と、利用者端末において使用することができる通信手段との照合を行う(ステップS64)。抽出した通信手段と一致する通信手段が無ければ、当該相手先との通信を行うことができない(ステップS65:No)。
抽出した通信手段と一致する通信手段が存在する場合には(ステップS65:Yes)、一致する通信手段が一つである場合には(ステップS66:No)そのまま当該通信手段を起動する(ステップS68)。一致する通信手段が複数ある場合には(ステップS66:Yes)、かかる複数の通信手段の中から一つ通信手段を選択して(ステップS67)、選択した通信手段を起動することになる(ステップS68)。
【0053】
なお、本発明の実施の形態にかかる通信手段選択支援装置を実現するプログラムを記憶した記録媒体は、図7に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROM72−1やフロッピーディスク72−2等の可搬型記録媒体だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置71や、コンピュータ73のハードディスクやRAM等の記録媒体74のいずれでも良く、プログラム実行時には、プログラムはローディングされ、主メモリ上で実行される。
【0054】
また、本発明の実施の形態にかかる通信手段選択支援装置により生成された使用可能な通信手段に関するデータ等を記録した記録媒体も、図7に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROM72−1やフロッピーディスク72−2等の可搬型記録媒体72だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置71や、コンピュータ73のハードディスクやRAM等の記録媒体74のいずれでも良く、例えば本発明にかかる通信手段選択支援装置を利用する際にコンピュータ73により読み取られる。
【0055】
(付記1) 利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を収集する端末情報管理部と、
前記利用者端末と通信を行うことができる通信部と、
収集した前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を格納する端末情報格納部とを含む一又は二以上のサーバ機において、
前記利用者端末から前記端末情報格納部に格納されている前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報の更新指示を受信した場合において、前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を更新することを特徴とする通信手段選択支援装置。
【0056】
(付記2) 利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を収集する端末情報管理部と、
前記利用者端末と通信を行うことができる通信部と、
収集した前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を格納する端末情報格納部とを含む一又は二以上のサーバ機において、
前記利用者端末に対して、前記利用者端末における通信手段に関する利用可能状況の送信指示を発し、前記利用者端末からの応答によって前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報が前記端末情報格納部に格納されている利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報と相違する場合には、前記端末情報格納部に格納されている利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を更新することを特徴とする通信手段選択支援装置。
【0057】
【発明の効果】
以上のように本発明にかかる通信手段選択支援装置によれば、通信相手先の状況に適した通信手段を容易に選択することができ、確実に通信を行うことができる通信手段を用いることができ、コミュニケーション確立までの時間を短縮することが可能となる。また、利用規則に応じて適切な通信手段が選択されるとともに、相手先との親密度に応じて、より使用しやすい環境設定を自動的に行うことができることから、相手先ごとに利用者が環境設定を行う必要が無くなり、コミュニケーションを確立するまでの時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる通信手段選択支援装置の構成図
【図2】 本発明の実施の形態1にかかる通信手段選択支援装置における端末情報格納部のデータ構造例示図
【図3】 本発明の一実施例にかかる通信手段選択支援装置の構成図
【図4】 本発明の実施の形態2にかかる通信手段選択支援装置の構成図
【図5】 本発明の実施の形態2にかかる通信手段選択支援装置における端末情報格納部のデータ構造例示図
【図6】 本発明の実施の形態にかかる通信手段選択支援装置における処理の流れ図
【図7】 記録媒体の例示図
【符号の説明】
11 通信先指示部
12 端末情報照会部
13、21 通信部
14 通信手段選択部
15 通信手段格納部
16 通信手段起動部
22 端末情報管理部
23 端末情報格納部
31 更新指示部
41 利用規則管理部
42 利用規則格納部
71 回線先の記憶装置
72 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記録媒体
72−1 CD−ROM
72−2 フロッピーディスク
73 コンピュータ
74 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の記録媒体

Claims (5)

  1. サーバ機とネットワーク経由で接続可能な一又は二以上の利用者端末における通信手段選択支援装置であって、
    通信を行う相手先を指示する通信先指示部と、
    利用者端末において利用可能な通信手段に関して、個人IDをキー情報として、備えている端末情報データベースを管理するサーバ機と通信を行う通信部と、
    通信手段を選択するための規則として、相手先の環境設定情報と、情報通信相手毎の通信回数又は通信頻度に基づく親密度に応じて、通信手段における環境設定を変化させる基準を規定する利用規則格納部と、
    前記相手先の使用する前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を、前記通信部を介して前記サーバ機に照会して、前記サーバ機において抽出された前記サーバ機の照会時に利用可能な状態である第2の通信手段を受信する端末情報照会部と、
    自己の使用する前記利用者端末において利用可能な第1の通信手段を格納する通信手段格納部と、
    前記通信手段格納部に格納されている前記第1の通信手段と、前記端末情報照会部で受信した前記第2の通信手段とを比較し、前記利用規則格納部に格納されている通信手段選択の規則に基づいて、共通する通信手段の中から第3の通信手段を選択する通信手段選択部と、
    前記情報通信相手毎の通信回数又は通信頻度に基づいて親密度を求め、当該親密度に基づいて、前記選択された前記第3の通信手段における環境設定を変化させてから、前記第3の通信手段を起動する通信手段起動部と、
    前記利用者端末における通信手段に関する利用可能状況を監視する利用可能状況監視部と、
    前記サーバ機における前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報についての更新指示を発する更新指示部と、
    前記通信部は、更に、前記利用可能状況監視部で検出された前記利用者端末における通信手段に関する利用可能状況の変化を前記サーバ機へ通知することを特徴とする通信手段選択支援装置。
  2. 所定のタイミングで前記サーバ機からの前記利用者端末における通信手段に関する利用可能状況に関する問い合わせを受信すると、前記更新指示部は、前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報についての更新指示を発し、前記通信部は、前記利用者端末おける通信手段に関する利用可能状況を前記サーバ機へ送信する、請求項1に記載の通信手段選択支援装置。
  3. 前記利用規則格納部は、前記環境設定として、前記通信手段が電子メールの場合は、前記親密度により、通常のフォントと親しみ易いフォントを切り替える、又は、前記通信手段がテレビ電話の場合は、前記親密度により、送信画像の解像度を変更する、という基準のいずれかを含む基準を規定する、請求項1又は2記載の通信手段選択支援装置。
  4. サーバ機とネットワーク経由で接続可能な一又は二以上の利用者端末において、コンピュータが、通信手段を選択支援する通信手段選択支援方法であって、
    前記コンピュータが、
    通信を行う相手先を指示する工程と、
    利用者端末において利用可能な通信手段に関して、個人IDをキー情報として、蓄えている端末情報データベースを管理するサーバ機と通信を行う工程と、
    通信手段を選択するための規則として、相手先の環境設定情報と、情報通信相手毎の通信回数又は通信頻度に基づく親密度に応じて、通信手段における環境設定を変化させる基準を記憶しておく工程と、
    前記相手先の使用する前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を前記サーバ機と通信を行い照会して、前記サーバ機において抽出された前記サーバ機の照会時に利用可能な状態である第2の通信手段を受信する工程と、
    自己の使用する前記利用者端末において利用可能な第1の通信手段を格納する工程と、
    格納されている前記第1の通信手段と、受信した前記第2の通信手段とを比較し、前記記憶されている通信手段選択の規則に基づいて、共通する通信手段の中から第3の通信手段を選択する工程と、
    前記情報通信相手毎の通信回数又は通信頻度に基づいて親密度を求め、当該親密度に基づいて、前記選択された前記第3の通信手段における環境設定を変化させてから、前記第3の通信手段を起動する工程と、
    前記利用者端末における通信手段に関する利用可能状況を監視する工程と、
    前記サーバ機における前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報についての更新指示を発する工程と、
    検出された前記利用者端末における通信手段に関する利用可能状況の変化を前記サーバ機へ通知する工程を含む通信手段選択支援方法。
  5. サーバ機とネットワーク経由で接続可能な一又は二以上の利用者端末において、コンピュータが、通信手段を選択支援させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    通信を行う相手先を指示するステップと、
    利用者端末において利用可能な通信手段に関して、個人IDをキー情報として、蓄えている端末情報データベースを管理するサーバ機と通信を行うステップと、
    通信手段を選択するための規則として、相手先の環境設定情報と、情報通信相手毎の通信回数又は通信頻度に基づく親密度に応じて、通信手段における環境設定を変化させる基準を記憶しておくステップと、
    前記相手先の使用する前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報を前記サーバ機と通信を行い照会して、前記サーバ機において抽出された前記サーバ機の照会時に利用可能な状態である第2の通信手段を受信するステップと、
    自己の使用する前記利用者端末において利用可能な第1の通信手段を格納するステップと、
    格納されている前記第1の通信手段と、受信した前記第2の通信手段とを比較し、前記記憶されている通信手段選択の規則に基づいて、共通する通信手段の中から第3の通信手段を選択するステップと、
    前記情報通信相手毎の通信回数又は通信頻度に基づいて親密度を求め、当該親密度に基づいて、前記選択された前記第3の通信手段における環境設定を変化させてから、前記第3の通信手段を起動するステップと、
    前記利用者端末における通信手段に関する利用可能状況を監視するステップと、
    前記サーバ機における前記利用者端末において利用可能な通信手段に関する情報についての更新指示を発するステップと、
    検出された前記利用者端末における通信手段に関する利用可能状況の変化と前記利用規則格納部に格納されている相手先の環境設定情報とを前記サーバ機へ通知するステップとを含む処理を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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