JP4350012B2 - パケット無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、パケット転送方式の無線通信システムに係り、特に適応変調方式のパケット無線通信システムに関するものである。
近年、ユーザ情報や制御情報をパケットにして転送する方式の無線通信システムとして、多値QAM方式などのデジタル伝送方式が用いられるようになっているが、このとき、伝送路の状況に応じて変調方式を変更するようにした、いわゆる適応変調方式の無線通信システムが用いられることがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
ここで、この適応変調方式とは、伝送特性が良好な伝送路の場合には、例えば64QAM方式など、高速伝送が可能な多値数の多い変調方式を選択し、伝送路の状況があまり良くないときは、例えば16QAM方式、QPSK変調方式、或いはBPSK変調方式など、多値数が低い低速の変調方式に順次切替えるようにしたものである。
そこで、このような適応変調方式によるパケット無線通信システムの従来技術の一例について説明すると、この場合、システムは、例えば図4に示すように、相互にパケット通信を行う2台の無線機10、20を備え、これらが無線伝送系を介して結ばれた形で構成されている。
そして、それぞれの無線機10、20には、変調部110、210と適応変調制御部120、220、復調部130、230、それに無線制御部140、240が備えられ、更に無線制御部140、240は各々イーサネット(登録商標)15、25に接続され、図示してないLANなどに接続されている。
ここで、無線機10と無線機20は、一方が送信側になっているとき、他方は受信側になるという関係にあり、必要に応じて送信側となったり受信側となったりして、ユーザ情報や制御情報を含んだパケットを一方から他方に転送するようになっている。
そこで、いま無線機10が送信側で無線機20が受信側になっていたとする。そうすると、通信中、この受信側になった無線機20では、復調部230による復調データの一部を用い、適応変調制御部220により伝送路(伝搬路)の状態を推定し、当該適応変調制御部220は、推定した伝搬路の状況を帯域情報として記憶しておく。
このときの伝搬路状況の推定方法としては、例えば、受信電界強度を用いる方法、等化器の誤差出力を用いる方法、誤り訂正後の再符号化による推定ビット誤り率を用いる方法などがある。
そして、この後、今度は無線機20が送信側になり、無線機10が受信側になったとき、送信側となった無線機20の適応変調制御部220は、記憶してあった帯域情報を変調部210と無線制御部240に入力し、これにより、変調部210では、帯域情報により、予め複数種用意してある変調方式の中から最適な変調方式が選択され、それに切替えてデータを送信するように制御され、無線制御部240においては、帯域情報により、パケット転送のためのデータ処理方式、つまりパケットデータ転送処理方式を、このとき選択される変調方式に合わせて切替える。
一方、このとき受信側となった無線機10では、受信したデータに含まれる情報により、現在、伝送されているデータが、何れの変調方式により送られてきたデータであるかを判断することができ、従って、復調部130による復調動作を現在の変調方式に合わせて切替え、受信されたパケットの転送処理を行うことができる。
次に、無線制御部140、240について詳細に説明すると、これらは、図5に示すように、ハードウェアだけからなるインタフェース部400と、所定のOSを搭載したCPUを備え、必要なソフトウェア処理が行えるようにした制御部410の2種のブロックで構成されている。
そして、これらのブロックにより、イーサネット(登録商標)15、25からデータを入力し、パケット転送に必要な処理を実行して変調部110、120にデータを出力するようになっている。
このとき、イーサネット(登録商標)15、25から入力されたデータの転送を全て制御部410のCPUにより処理しようとしたとすると負荷が重くなり、高速のCPU、又は複数のCPUが必要となる。
そこで、図5に示すように、インターフェース部400のハードウェアによる処理と制御部410のソフトウエアによる処理を併用し、これらを切替えて使用することにより低コスト化と低消費電力化が得られるようにしている。このときインターフェース部400のハードウエアについては、集約してバッファだけが図示してある。
ここで、いま、適応変調方式のための変調方式として、例えば64QAM、16QAM、QPSK、それにBPSKの4方式が用意され、このとき最も高速伝送となる64QAMが選択されていたとする。
そうすると、このときには、インターフェース部400のスイッチSW10をOFF側にして、インタフェース部400のハードウェアによりデータ処理を行い、パケット転送に必要な処理、つまりパケットデータ転送処理方式をハードウェアに任せ、これにより制御部410のCPUに高速動作が必要とされないようにしている。なお、スイッチSW20の動作については後述する。
一方、適応変調制御部120、220からの帯域情報により、変調方式が64QAMから多値数の低い変調方式、例えばBPSK、QPSK、16QAMの何れかに切替わり、無線伝送速度が低下したとすると、今度はスイッチSW10をON側にし、これにより制御部410にデータを送り、パケット転送に必要な処理、つまりパケットデータ転送処理方式をCPUのソフトウエアに任せ、変調部110、120にデータが転送されるようにするのである。
次に、この制御部410におけるスイッチSW10の切替動作と、変調部110、120による変調方式の切替えについて、図6を用いて詳しく説明する。
まず、適応変調制御部120、220からの帯域情報により、変調部110、120が多値数の低いBPSK、QPSK、16QAMなどの変調方式から多値数の高い64QAMなどの変調方式に切替わる場合、つまり無線伝送速度が低速から高速に切替わる場合、スイッチSW10のON、OFF切替動作と変調部110、120の変調方式の切替動作は、図6(a)に示すように、同じタイミングで行うようになっている。
同様に、多値数の高い64QAMなどの変調方式から多値数の低いBPSK、QPSK、16QAMなどの変調方式に切替わるタイミングも、図6(b)に示すように、同じタイミングで行うようになっている。
次に、図5に戻り、スイッチSW20の動作について説明すると、このスイッチSW20は、インタフェース部400のバッファ、又は制御部410のバッファの何れか一方にだけデータがある場合、当該データがあるバッファからデータを転送するように切替える働きをするものである。
通常、スイッチSW10の切替時点では、切替え前の経路のデータがバッファに残っているので、切替え後も、切替え前の経路のデータと切替え後のデータの双方がバッファに存在する。
そこで、このスイッチSW20を交互に切替え、切替え前のデータバッファが空になった後、切替え後のデータバッファに切替えることにより、データの転送残しが起こらないようにするのである。
特開2004−112780号公報 特開2004−128888号公報
上記従来技術は、変調方式の切替えにおけるデータの適正な処理に配慮がされておらず、以下に説明する問題があった。
適応変調方式によるパケット転送路の切替え動作では、64QAMなどのように、多値数が高く十分な伝送速度が確保できる変調方式から、BPSK、QPSK、16QAMなど多値数が低い変調方式に切替えられたとき、ここで伝送速度が低下する。
このとき、上記従来技術では、無線制御部140、240のスイッチSW10と、変調部110、210の変調方式の切替え動作を同じタイミングにしてあるので、無線制御部140、240のインタフェース部40に多値数の高い変調方式で転送されていたデータが全て排出されてしまう前に変調方式が切替わってしまう。
このため、図6(b)に示したように、64QAMにより送信していたデータが残っているうちに、変調方式が16QAMなどのより低い変調方式に変わってしまうことになり、この残っているデータについては低い伝送速度でバッファから転送をしなくてはならないので、データ転送効率が低下してしまうという問題がある。
また、この従来技術のように、適応変調制御部120、220で算出された帯域情報により無線制御部140、240のスイッチSW10と変調部110、210の変調方式の切替え動作を同じタイミングにした場合、インタフェース部400を経由しハードウェア処理によりデータ転送を行うデータと、制御部410を経由しソフトウェア処理によりデータ転送を行うデータが、無線制御部140、240の中に混在してしまう虞れがあり、この場合、スイッチSW20が交互に切替わることにより変調部110、210と復調部130、230に送られるデータの順序に入れ違いが起きる可能性があり、更には制御部410のバッファにデータが溢れ、パケットロスが生ずる可能性もあり、この場合、データ溢れの防止のため容量の大きなバッファを用意する必要が生じてしまう。
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、データの順序入れ違いやバッファ溢れ、パケットロスなどが起る虞れがなく、且つパケットデータ転送効率の低下を伴う虞れのない適応変調方式のパケット無線通信システムを提供することにある。
上記目的は、適応変調方式による変調方式の切替えに対応してパケットデータ転送処理方式を切替える方式のパケット無線通信システムにおいて、前記変調方式を多値数の高い変調方式から多値数の低い変調方式に切替えるとき、前記パケットデータ転送処理方式の切替タイミングに、前記変調方式の切替タイミングから遅れ時間が与えられるようにして達成される。
このとき、前記遅れ時間が、可変制御前記変調方式を切替えたとき、その切替え前の変調方式によるデータ転送速度に応じて変更され、当該データ転送速度が高い程、短くなるように制御されるようにしても、上記目的を達成することができる。
本発明によれば、適応変調方式のパケット無線通信システムにおいて、パケットデータ転送処理の切替タイミングと変調方式の切替タイミングがずらされるので、変調方式の切替え動作に際してパケットデータ転送効率が低下する虞れがなく、効率的なパケット転送を行うことができる。
また、この結果、本発明によれば、データの順序入れ違いやバッファ溢れ、パケットロスなどが起る虞れもないので、低コストで信頼性の高いパケット転送を行うことがきる。
以下、本発明によるパケット無線通信システムについて、図示の実施の形態により詳細に説明する。
図2は、本発明によるパケット無線通信システムの一実施形態で、相互に送信側と受信側になる無線機1と無線機2が対向にあり、無線伝送路を介して結ばれている。そして、それぞれの無線機1、2が変調部11、21と適応変調制御部12、22、復調部13、23、それに無線制御部14、24を備え、無線制御部14、24の出力がイーサネット(登録商標)15、25に接続され、図示してないLANなどに接続されている。
このとき、この実施形態における無線機1、2が図4の従来技術における無線機10、20に対応し、以下、変調部11、21が変調部110、210に、適応変調制御部12、22が適応変調制御部120、220に、復調部13、23が復調部130、230に、それに無線制御部14、24が無線制御部140、240に夫々対応している。
従って、この実施形態でも、ブロックとしてみたシステム全体の構成は、図4で説明した従来技術によるパケット無線通信システムと同じであるが、この図2の実施形態では、無線制御部14、24のCPUがデータにQoS(Quality of Service)制御を施すようになっている点が異なっている。なお、このQoS制御については後述する。
しかし、この点を除けば、パケット転送処理については、大筋では従来技術と同じなので、以下、従来技術と異なっている点に重点をおいて説明し、従来技術と同じ動作については簡単に説明する。
図2において、この実施形態でも、無線機1と無線機2は、従来技術の場合と同じく、必要に応じて送信側と受信側になり、ユーザ情報や制御情報を含んだパケットが転送されるようになっている。
そして、無線機1が送信側で無線機2が受信側のとき、受信側になった無線機2では、受信電界強度や等化器の誤差出力、誤り訂正後の再符号化による推定ビット誤り率などから伝送路(伝搬路)の状態が、適応変調制御部22により推定され、帯域情報として記憶される。
そして、無線機2が送信側になり、無線機1が受信側になったとき、送信側の無線機2では、帯域情報により最適な変調方式が選択され、それに切替えられた変調部21からデータが送信され、無線制御部24では、帯域情報によりパケット転送のためのデータ処理方式、つまりパケットデータ転送処理方式が、このとき選択される変調方式に合わせて切替えられる。
また、受信側となった無線機1では、受信したデータに含まれる情報により変調方式が判断され、復調部23による復調動作を現在の変調方式に合わせて切替え、受信されたパケットの転送処理が行なわれる。
次に、この図2の実施形態における無線制御部14、24について、図3により説明すると、これらも従来技術(図5)と同じく、高速のCPU、又は複数のCPUを用いないで済むように、ハードウェアだけからなるインタフェース部40と、所定のOSの搭載により必要なソフトウェア処理が行えるようにしたCPUを備えた制御部41の2種のブロックを備え、これにより低コスト化と低消費電力化が得られるようになっている。
そして、この図3でも、インターフェース部40のハードウエアについては集約してバッファだけが図示してあり、これら2種のブロックにイーサネット(登録商標)15、25からデータが入力され、パケット転送に必要な処理を実行するようになっている。
このとき、この実施形態における制御部41では、そのCPUのソフトウェアによるデータ転送処理に際して上記したQoS制御が施され、これにより更に信頼性の向上が図られるようになっている。なお、別のソフトウェアによるデータ転送処理として、例えばルーティング処理が施されるようにしても良い。
ここで、この実施形態でも、適応変調方式のための変調方式には64QAM、16QAM、QPSK、それにBPSKの4方式が用意され、同じく最も高速伝送となる64QAMが選択されていたとする。
そうすると、このときもインターフェース部40のスイッチSW1はOFF側にされ、パケット転送に必要な処理をハードウェアに任せ、これにより制御部41のCPUに高速動作が必要とされないようにしてあり、この点も従来技術と同じである。
ここで、このときのスイッチSW1の切替制御は、図示してないが、無線制御部14、24に設けてある制御用CPUにより実行されるようになっている。そして、このことは、後述するスイッチSW2についても同じであり、更に図4、図5で説明した従来技術でも、それらのスイッチSW10、SW20については同じで、無線制御部140、240に設けてある制御用CPUにより実行されるようになっている。
次に、適応変調制御部12、22からの帯域情報により、変調方式が64QAMから多値数の低い変調方式、例えばBPSK、QPSK、16QAMの何れかに切替わり、無線伝送速度が低下したときも従来技術と同じで、今度はスイッチSW1をON側にし、これにより制御部41にデータを送りパケット転送に必要な処理をCPUのソフトウエアに任せるようになっている。
次に、この実施形態における制御部41のスイッチSW1の切替動作と、変調部11、12による変調方式の切替えについて、図1により詳細に説明する。
まず、適応変調制御部12、22からの帯域情報により、変調部11、12が多値数の低いBPSK、QPSK、16QAMなどの変調方式から多値数の高い64QAMなどの変調方式に切替わる場合、つまり無線伝送速度が低速から高速に切替わる場合、スイッチSW1のON、OFF切替動作と変調部11、12の変調方式の切替動作は、図1(a)に示すように、同じタイミングで行うようになっている。
従って、この場合、つまり無線伝送速度が低速から高速に切替わる場合は、この実施形態でも、図6(a)により説明した従来技術と同じであるが、ここで、反対に、多値数の高い64QAMなどの変調方式から多値数の低いBPSK、QPSK、16QAMなどの変調方式に切替わる場合、つまり無線伝送速度が高速から低速に切替わる場合のタイミングでは、図6(b)により説明した従来技術とは異なっている。
そして、これが、この実施形態の特徴とする点の一つであり、従って、以下、この実施形態において、無線伝送速度が高速から低速に切替わる場合について、図1(b)により説明する。
まず、この実施形態のインターフェース部40では、スイッチSW1のON、OFF切替動作タイミングについては切替タイミング1とし、変調部11、12の変調方式の切替動作タイミングについては切替タイミング2とする。
そして、これらの切替タイミング1と切替タイミング2に時間差を持たせ、切替タイミング1に対して切替タイミング2に所定時間の遅れが与えられるようにする。つまり、このときの遅れ時間をΔtとし、切替タイミング1を時刻t0 、切替タイミング2を時刻t1 としたとすると、これらについて、t1 =t0+Δtの関係になるようにするのである。
そうすると、この実施形態においては、図1(b)に示すように、切替タイミング1でスイッチSW1がOFFからONに切替わった後、時間Δt経過後の切替タイミング2で変調部11、12の変調方式が多値数の高い変調方式(ここでは64QAM)から、多値数の低い変調方式(ここでは16QAM)に切替わわることになる。
ここで、遅れ時間Δtを1秒(sec)とすると、この場合は、スイッチSW1がOFFからONに切替わった後、1秒経過してから変調部11、12の変調方式が切替わることになるり、この結果、スイッチSW1がOFFからONに切替わった後も1秒間は変調部11、12の変調方式が多値数の高い変調方式(ここでは64QAM)のままになっている。
そこで、インタフェース部40のハードウェアにより処理されていたデータについては、スイッチSW1がOFFからONに切替わった後も、多値数の高い変調方式のままで動作している変調部11、12により1秒間は転送処理が継続され、この間は無線伝送速度の高い状態で転送処理されるので、短時間で転送処理される。
そして、インタフェース部40のハードウェアによ処理していたデータが全て転送された後、切替タイミング2において変調部11、12の変調方式が多値数の低い変調方式に切替えられ、ここで適応変調方式による変調方式の切替えが終了する。
従って、この実施形態によれば、適応変調方式により無線伝送速度が高速から低速に切替わった際も短時間でデータの転送処理が完了されるので、データ転送効率の低下を抑えることができる。
また、このように短時間でデータの転送処理が完了されるので、無線制御部14、24の中にデータが混在してしまう虞れが少なくなり、従って、この実施形態によれば、変調部11、21と復調部13、23に送られるデータの順序に入れ違いが起きる可能性も少なくなるので、信頼性を向上させることができ、更には制御部410のバッファにデータが溢れ、パケットロスが生ずる可能性も少なくなるので、バッファの容量を増加させる必要もなくなり、コストを抑えることができる。
ところで、上記実施形態では、切替タイミング1と切替タイミング2における遅れ時間Δtを固定時間(1秒)にしているが、この遅れ時間Δtは、変調方式が多値数の高い変調方式から多値数の低い変調方式に切替えられたとき、多値数の高い変調方式によるデータ転送速度により決り、データ転送速度が高い程、短くてよい。
そこで、この遅れ時間Δtを固定時間とせず、切替え前の変調方式に応じて増減させ、上記したように、データ転送速度が高い程、短くなるように可変制御するようにしてもよく、この場合は、データ転送効率を更に向上させることができる。
従って、以上の実施形態によれば、データ転送処理と変調方式の切替タイミングをずらすだけで、パケット転送方式の無線通信システムにおいて、適応変調方式の変調方式切替え動作により、変調方式が多値数の低い変調方式から多値数の高い変調方式に切替わるときに、データ転送が制御部経由のソフトウェア処理からインタフェース部経由のハードウェア処理に切替わる場合、また、変調方式が多値数の高い変調方式から多値数の低い変調方式に切替わるときにデータ転送がインタフェース部経由のハードウェア処理から制御部経由のソフトウェア処理に切替わる場合において、無線制御部のスイッチが切替わるタイミングと、変調部において変調方式を切替えるタイミングをずらすことにより、無線制御部に、より多値数の高い高速な変調方式で転送していた時点でのデータを残すことなく全ての転送処理を行い、多値数の低い低速な変調方式に対応した無線制御部の動作を行うことが可能になり、データ転送効率の良いシステムを提供できる。
本発明による無線通信システムの一実施形態による切替タイミングの説明図である。 本発明によるパケット無線通信システムの一実施形態を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における無線制御部の詳細を示すブロック図である。 従来技術によるパケット無線通信システムの一例を示すブロック図である。 従来技術によるパケット無線通信システムの一例における制御部の詳細ブロック図である。 従来技術による無線通信システムの一例による切替タイミングの説明図である。
符号の説明
1、2:無線機(本発明の一実施形態における無線機)
11、21:変調部
12、22:適応変調制御部
13、23:復調部
14、24:無線制御部
15、25:イーサネット(登録商標)

Claims (2)

  1. 適応変調方式による変調方式の切替えに対応してパケットデータ転送処理方式を切替える方式のパケット無線通信システムにおいて、
    前記変調方式を多値数の高い変調方式から多値数の低い変調方式に切替えるとき、前記パケットデータ転送処理方式の切替タイミングに、前記変調方式の切替タイミングから遅れ時間が与えられるように構成したことを特徴とするパケット無線通信システム。
  2. 請求項1に記載のパケット無線通信システムにおいて、
    前記遅れ時間が、可変制御前記変調方式を切替えたとき、その切替え前の変調方式によるデータ転送速度に応じて変更され、当該データ転送速度が高い程、短くなるように制御されることを特徴とするパケット無線通信システム。
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