JP4349811B2 - 積層電池用モニタ線についての検査方法、および検査装置 - Google Patents

積層電池用モニタ線についての検査方法、および検査装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の電極間に電解質を配置した複数の単電池をセパレータを介して直列接続して構成された積層電池本体における両端に位置する電極およびセパレータにそれぞれ接続されて対応する電極およびセパレータの電位を検出可能にする複数のモニタ線についての誤配線の有無を検査する積層電池用モニタ線についての検査方法および検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数の単電池(セル)を直列に接続して構成された積層電池として図3に示すような燃料電池41が知られている。この場合、各単電池CEa,CEb,CEc,・・・,CEg,CEh(以下、特に区別しないときには「単電池CE」ともいう)は、一対の平板状の電極(プラスの電極Epとマイナスの電極Em)間に電解質ELが挟まれて構成されている。燃料電池41は、このような構造の各単電池CE同士をセパレータSEを介して積層して構成された積層電池本体(セルスタック)42と、積層電池本体42の両端に位置する一対の電極Ep,Emおよび各セパレータSEのそれぞれに接続されて、これらの電極Ep,EmおよびセパレータSEの電位を検出可能とする複数のモニタ線MLa,MLb,MLc,・・・,MLh,MLi(以下、特に区別しないときには「モニタ線ML」ともいう)とを備えて構成されている。この場合、各単電池CE間に介装される各セパレータSEは、セパレータSEを挟んで対向する一対の電極Ep,Emにそれぞれ供給される異種のガス同士を分離すると共に、セパレータSEの両側に位置する一対の単電池CE同士を電気的に接続する機能を有している。したがって、積層された複数の単電池CEは、各SEによって互いに直列接続される。
【0003】
この燃料電池41を出荷する際には、積層電池本体42の中に不良の単電池CEが含まれているか否かを検査する必要がある。一方、燃料電池41の使用中においても、一部の単電池CEが劣化して所定の出力が得られなくなることもある。したがって、ユーザーは、定期的に検査を実施して、劣化した単電池CEを検出して交換する必要がある。このような不良または劣化した単電池CE(以下、「不良等の単電池CE」ともいう)を検出する場合、一般的に、負荷を接続した燃料電池41における各単電池CEのそれぞれの出力電圧を測定した後に、測定した出力電圧と予め設定された基準電圧とを比較して、測定した出力電圧が基準電圧未満のときに不良等の単電池CEであると判別する。この場合、燃料電池41中の各単電池CEの各電極Ep,EmやセパレータSEに電圧計を直接接触させるのが困難のため、例えば特開平8−315846号公報に開示されているように、各電極Ep,EmやセパレータSEに予め配線されたモニタ線MLを介して各単電池CEの出力電圧を測定する。
【0004】
したがって、この種の燃料電池41では、図3に示すように、各モニタ線MLが、対応する一対の電極Ep,Emおよび各セパレータSEにそれぞれ一対一で正確に配線されている必要がある。このため、燃料電池41の製造時には、各モニタ線MLに対してモニタ線検査処理を実施して、各モニタ線MLについての誤配線の有無を検査している。
【0005】
次に、発明者が既に開発しているモニタ線検査装置51を使用したモニタ線検査の概要を説明する。まず、図4に示すように、燃料電池41にモニタ線検査装置51を接続する。この場合、モニタ線検査装置51は、一例として、隣接する一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値を4端子法に従って測定可能に構成されている。次いで、定電流源5から燃料電池41に定電流Iを供給し、この状態において、制御判別部54がスイッチボックス3のうちの各スイッチSWを切り替えることにより、隣接する一対のモニタ線ML,ML間の電圧(電位差)Va,Vb,Vc,・・・,Vg,Vh(以下、特に区別しないときには「電圧V」ともいう)を電圧検出回路6に順次測定させる。次いで、演算回路7が、測定された電圧Vと定電流Iの電流値とに基づいて、隣接する一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値を測定(演算)する。次いで、制御判別部54が、測定された抵抗値が予め設定した基準抵抗範囲(上限値Rmaxから下限値Rminまでの範囲)内に含まれるか否かを判別し、基準抵抗範囲内に含まれているときには、隣接する一対のモニタ線ML,MLがいずれも正常に接続されていると判別する。一方、基準抵抗範囲内に含まれていないときには、制御判別部54は、隣接する一対のモニタ線ML,MLのいずれかに誤配線が生じていると判別する。
【0006】
このモニタ線検査方法では、各単電池CEの抵抗値(内部抵抗値)Ra,Rb,Rc,・・・,Rg,Rh(以下、特に区別しないときには「抵抗値R」ともいう。図3,4参照)がほぼ一定値(ばらつきの少ない状態)であることを前提として、かつ各抵抗値Rの最大値および最小値をそれぞれその上限値および下限値として上記した基準抵抗範囲を決定する。これにより、対応する一対の電極Ep,Emおよび各セパレータSEのそれぞれに各モニタ線MLが一対一で正確に配線されているときには、隣接する一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値は、これらのモニタ線MLが接続されている単電池CEの抵抗値Rとほぼ一致するため、基準抵抗範囲内に常に含まれる。したがって、測定した隣接する一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値が基準抵抗範囲内に含まれるか否かによって、モニタ線MLの誤配線を検出できる。例えば、図4に示すように、モニタ線MLa,MLbのように一対一で正常に配線されているときには、隣接する一対のモニタ線MLa,MLb間の抵抗値は、単電池CEaの内部抵抗値Raとなって、必ず基準抵抗範囲内に含まれる。したがって、各モニタ線MLは正常に配線されていると判別できる。一方、同図に示すモニタ線MLc,MLdのように入れ替わって配線されている(誤配線されている)ときには、隣接する一対のモニタ線MLb,MLc間の抵抗値は、単電池CEb,CEcの内部抵抗値Rb,Rcの合計抵抗値となって、基準抵抗範囲外となる。したがって、誤配線が存在すると判別することができる。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−315846号公報(第2頁)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このモニタ線検査方法には、以下の改善すべきがある。すなわち、このモニタ線検査方法では、上記したように、各単電池CEの抵抗値Rがほぼ一定値であることを前提としている。しかしながら、各単電池CEの抵抗値Rが大きくばらついているときは、基準抵抗範囲も広くなる。このため、隣接する一対のモニタ線間の抵抗値が誤配線によって複数の単電池CEの各抵抗値(内部抵抗値)Rの合計抵抗値となっていたとしても基準抵抗範囲に含まれることがある。例えば、直列に接続された各単電池CEの内部抵抗値が、順番に5mΩ、0.6mΩ、8mΩ、3mΩ、0.7mΩおよび2mΩの場合、接続が正常な各モニタ線MLをすべて正常であると判別するためには、基準抵抗範囲は、これらの内部抵抗値の最大値、最小値をそれぞれ上限値および下限値とする必要がある結果、0.6mΩ以上8mΩ以下となる。しかしながら、この場合、誤配線により、一対のモニタ線間の抵抗値が、隣接する5mΩと0.6mΩの合計抵抗値(5.6mΩ)となったとしても、基準抵抗範囲内に含まれるために正常であると誤って判別される。実際のところ、燃料電池41での各単電池CEの内部抵抗値は、0.4mΩ〜10mΩの範囲で広くばらついている。したがって、このモニタ線検査方法では、誤配線を確実に検出するのは困難であり、この点を改善できるのが好ましい。
【0009】
本発明は、かかる改善すべき点に鑑みてなされたものであり、モニタ線の誤配線を確実に検出し得る積層電池用モニタ線についての検査方法および検査装置を提供することを主目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく請求項1記載の積層電池用モニタ線についての検査方法は、一対の電極間に電解質を配置した複数の単電池をセパレータを介して直列接続して構成された積層電池本体と、当該積層電池本体の両端に位置する一対の前記電極および前記各セパレータのそれぞれに接続されて対応する当該電極および当該セパレータの電位を検出可能とする複数のモニタ線とを備えた積層電池における当該モニタ線についての誤配線の有無を検査する積層電池用モニタ線についての検査方法であって、前記複数のモニタ線の中から選定した連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線における隣接する各一対のモニタ線間の抵抗値をそれぞれ測定する個別抵抗測定ステップと、前記選定したモニタ線のうちの両端部に位置する一対のモニタ線間の抵抗値を測定する全体抵抗測定ステップと、前記個別抵抗測定ステップにおいて測定したすべての前記抵抗値の合計抵抗値と前記全体抵抗測定ステップにおいて測定した前記抵抗値とを比較して、互いに同等のときには前記少なくとも3本のモニタ線の接続が正常であると判別し、同等でないときには前記少なくとも3本のモニタ線のいずれかに誤配線が生じていると判別する判別ステップとを実行する。
【0011】
請求項2記載の積層電池用モニタ線についての検査方法は、請求項1記載の積層電池用モニタ線についての検査方法において、前記選定した少なくとも3本のモニタ線における一方の端部に位置する前記モニタ線を含んで連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線を検査対象とする選定処理を順次実行することによって前記複数のモニタ線のすべてについて誤配線の有無を検査する。
【0012】
請求項3記載の検査装置は、一対の電極間に電解質を配置した複数の単電池をセパレータを介して直列接続して構成された積層電池本体と、当該積層電池本体の両端に位置する一対の前記電極および前記各セパレータのそれぞれに接続されて対応する当該電極および当該セパレータの電位を検出可能とする複数のモニタ線とを備えた積層電池における当該モニタ線についての誤配線の有無を検査する検査装置であって、前記複数のモニタ線の中から選定した連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線における隣接する各一対のモニタ線および当該少なくとも3本のモニタ線のうちの両端部に位置する一対のモニタ線を指定し、かつ前記少なくとも3本のモニタ線についての誤配線の有無を判別する制御判別部と、接続された前記一対のモニタ線間の抵抗値を測定する抵抗測定部と、前記制御判別部によって指定された前記各一対のモニタ線を前記抵抗測定部に順次接続する接続切替部とを備え、前記制御判別部は、前記測定されたすべての前記隣接する各一対のモニタ線間の抵抗値の合計抵抗値と前記測定された前記両端部に位置する一対のモニタ線間の抵抗値とを比較して、互いに同等のときには前記少なくとも3本のモニタ線の接続が正常であると判別し、同等でないときには前記少なくとも3本のモニタ線のいずれかに誤配線が生じていると判別する。
【0013】
請求項4記載の検査装置は、請求項3記載の検査装置において、前記制御判別部は、前記選定した少なくとも3本のモニタ線における一方の端部に位置する前記モニタ線を含んで連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線を検査対象とする選定処理を順次実行することによって前記複数のモニタ線のすべてについて誤配線の有無を判別する。
【0014】
請求項5記載の検査装置は、請求項3または4記載の検査装置において、前記抵抗測定部は、前記直列接続された複数の単電池に定電流を出力する定電流源と、前記接続切替部によって接続された前記一対のモニタ線間の電圧を検出する電圧検出回路と、当該電圧検出回路によって検出された電圧および前記定電流の電流値に基づいて前記一対のモニタ線間の抵抗値を演算する演算回路とを備えて構成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る積層電池用モニタ線についての検査方法および検査装置の好適な実施の形態について説明する。なお、積層電池の一例として上記した燃料電池41を測定対象電池とする例について説明する。
【0016】
燃料電池41は、図3に示すように、複数の単電池CE,CE同士をセパレータSEを介して積層して構成された積層電池本体42と、積層電池本体42の両端に位置する一対の電極Ep,Emおよび各セパレータSEのそれぞれに接続されて、これらの電極Ep,EmおよびセパレータSEの各電位を検出可能とする複数のモニタ線MLとを備えて構成されている。
【0017】
次いで、モニタ線検査装置(検査装置)1の構成について、図4を参照して説明する。
【0018】
モニタ線検査装置1は、同図に示すように、抵抗測定部2、スイッチボックス3および制御判別部4を備えている。この場合、抵抗測定部2は、定電流源5、電圧検出回路6および演算回路7を備えて構成されている。定電流源5は、制御信号Sc1を入力しているときに燃料電池41の積層電池本体42に定電流Iを供給する。電圧検出回路6は、スイッチボックス3を介して、一対のモニタ線ML,ML間の電圧Vを測定する。演算回路7は、電圧検出回路6によって測定された一対のモニタ線ML,ML間の電圧Vと定電流Iの電流値とに基づいて一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値を測定(演算)してその抵抗値についての抵抗値データDrを出力する。スイッチボックス3は、本発明における接続切替部に相当し、複数のスイッチ(リレーや半導体スイッチ素子等)SWを備えて構成されて、抵抗測定部2の電圧検出回路6と各モニタ線MLとの間に配設されている。また、スイッチボックス3は、入力した制御信号Sc2によって各スイッチSWのオン・オフが制御されることにより、複数のモニタ線MLのうちの任意の一対のモニタ線ML,MLを電圧検出回路6の入力端子に接続する。制御判別部4は、スイッチボックス3および定電流源5に対して制御信号Sc2,Sc1をそれぞれ出力することによってスイッチボックス3および定電流源5を制御する。また、制御判別部4は、演算回路7によって出力された抵抗値データDrを内部メモリに記憶すると共に、抵抗値データDrが示す抵抗値に基づいてモニタ線MLの誤配線を検出する。
【0019】
次いで、モニタ線検査装置1によって行われるモニタ線検査処理(検査方法)について、図1を参照して説明する。
【0020】
まず、制御判別部4は、制御信号Sc1を出力することによって定電流源5を作動させて、積層電池本体42への定電流Iの供給を開始する(ステップ100)。次いで、制御判別部4は、未検査のモニタ線MLの存在有無を判別し(ステップ101)、未検査のモニタ線MLが存在すると判別したときは、未検査のモニタ線MLの中から検査対象とする3本の連続して互いに隣接するモニタ線ML(の組)を選定する(ステップ102)。本実施の形態では、一例として、制御判別部4は、最初に、積層電池本体42の一端側におけるプラスの電極Epのモニタ線MLaから、他端側のマイナスの電極Em側に向かって、モニタ線MLb,MLcの順序で3本のモニタ線MLからなる検査対象の組(MLa,MLb,MLc)を選定する。次いで、選定したモニタ線MLのうちの最も他端側のモニタ線MLcを含み、そのモニタ線MLcから、他端側のマイナスの電極Em側に向かって、モニタ線MLd,MLeの順序で3本の連続して互いに隣接するモニタ線MLからなる検査対象の組(MLc,MLd,MLe)を選定する。これらの選定処理を順次実行して、図2に示すように、検査順に、モニタ線(MLa,MLb,MLc)の組、モニタ線(MLc,MLd,MLe)の組、モニタ線(MLe,MLf,MLg)の組およびモニタ線(MLg,MLh,MLi)の組が選定される。
【0021】
次いで、制御判別部4は、検査対象として選定したモニタ線(一例として、MLa,MLb,MLc)のうちのすべての隣接する一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値(これらの各抵抗値を「個別抵抗値」ともいう)を抵抗測定部2に測定(演算)させる。(ステップ103:個別抵抗測定ステップ)。この場合、すべての隣接する一対のモニタ線MLとは、(MLa,MLb)および(MLb,MLc)である。したがって、制御判別部4は、制御信号Sc2をスイッチボックス3に出力して各スイッチSWのオン・オフを制御することにより、(MLa,MLb)、(MLb,MLc)の順に一対のモニタ線ML,MLを指定して電圧検出回路6の各入力端子にそれぞれ接続させ、その都度、各一対のモニタ線ML,ML間の電圧Vを電圧検出回路6に測定させる。次いで、演算回路7が、制御判別部4の制御に従い、測定された各一対のモニタ線ML,ML間の各電圧Vと定電流源5によって供給されている定電流Iの電流値とに基づいて、各一対のモニタ線ML,ML間の各抵抗値(個別抵抗値)を順次測定し、その各測定値を抵抗値データDrとして制御判別部4に順次出力する。この際に、制御判別部4は、入力した抵抗値データDrを内部メモリに記憶する。なお、図4に示す燃料電池41では、検査対象として選定されたモニタ線MLa,MLb,MLcのうちの、モニタ線MLa,MLbはそれぞれ正常に配線され、モニタ線MLcはモニタ線MLdと入れ違った状態で配線されている。このため、図2に示すように、一対のモニタ線(MLa,MLb)についての個別抵抗値は単電池CEaの内部抵抗値Raとして測定され、隣接する他の一対のモニタ線(MLb,MLc)についての個別抵抗値は単電池CEb,CEcの各内部抵抗値Rb,Rcの合計抵抗値(Rb+Rc)として測定される。
【0022】
次いで、制御判別部4は、検査対象のモニタ線MLa,MLb,MLcのうちの両端部に位置する一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値(この抵抗値を「全体抵抗値」ともいう)を抵抗測定部2に測定させる。(ステップ104:全体抵抗測定ステップ)。この場合、モニタ線MLa,MLcが両端部に位置する一対のモニタ線ML,MLに相当する。したがって、制御判別部4は、制御信号Sc2をスイッチボックス3に出力して各スイッチSWのオン・オフを制御することにより、その一対のモニタ線(MLa,MLc)を指定して電圧検出回路6の各入力端子にそれぞれ接続して、両モニタ線ML,ML間の電圧Vを電圧検出回路6に測定させる。また、制御判別部4は、測定されたモニタ線MLa,MLc間の電圧Vと定電流Iの電流値とに基づいて、モニタ線MLa,MLc間の抵抗値(全体抵抗値)を演算回路7に測定させる。この場合、全体抵抗値は、図2に示すように、単電池CEa,CEb,CEcにおける各内部抵抗値Ra,Rb,Rcの合計抵抗値(Ra+Rb+Rc)として測定される。次いで、演算回路7が合計抵抗値を抵抗値データDrとして制御判別部4に出力し、制御判別部4が抵抗値データDrを内部メモリに記憶する。
【0023】
次いで、制御判別部4は、内部メモリに記憶されている抵抗値データDrに基づいて、すべての隣接する一対のモニタ線(MLa,MLb)およびモニタ線(MLb,MLc)についての各個別抵抗値の合計抵抗値を演算すると共に、その合計抵抗値と、同じく内部メモリに記憶されている抵抗値データDrに基づいて求められる両端部に位置する一対のモニタ線(MLa,MLc)についての全体抵抗値とを比較する(ステップ105)。この場合、検査対象として選定したモニタ線MLa,MLb,MLcについては、図2に示すように、個別抵抗値の合計抵抗値が、抵抗値Raと抵抗値(Rb+Rc)の合計抵抗値、つまり(Ra+Rb+Rc)となり、全体抵抗値が、抵抗値(Ra+Rb+Rc)となるため、両者の値は互いに同等となる。この場合、例えば、両者の比が所定許容範囲内(一例として±10%以内)、または両者の差が所定許容範囲内(一例として±1mΩ以内)のときには、両者の値を互いに同等とする。同等か否かの判別については、以下、同様。したがって、制御判別部4は、選定したモニタ線MLa,MLb,MLcが全て正常に接続されていると判別する(ステップ106)。次いで、制御判別部4は、この判別結果を内部メモリに記憶して(ステップ107)、ステップ101に戻る。
【0024】
その後、制御判別部4は、モニタ線(MLc,MLd,MLe)の組、モニタ線(MLe,MLf,MLg)の組、およびモニタ線(MLg,MLh,MLi)の組というように検査対象を順次変更しつつ、上記したモニタ線(MLa,MLb,MLc)の組に対する検査処理と同等の検査処理を各組に対して実施して、それぞれの判別結果を内部メモリに記憶する。本実施の形態では、図2に示すように、モニタ線(MLc,MLd,MLe)の組が検査対象となった場合に、2つの隣接する一対のモニタ線(MLc,MLd)間およびモニタ線(MLd,MLe)間の各抵抗値(個別抵抗値)の合計抵抗値(Rc+Rc+Rd)と、一対のモニタ線(MLc,MLe)についての全体抵抗値(Rd)とが互いに同等ではなく、他の一対のモニタ線(MLe,MLf,MLg)の組およびモニタ線(MLg,MLh,MLi)の組では互いに同等となる。したがって、モニタ線(MLc,MLd,MLe)の組が検査対象となったときにのみ、ステップ105における比較処理の後に、選定したモニタ線MLc,MLd,MLeの中に誤配線が存在すると判別する(ステップ108)。この際にも、制御判別部4は、この判別結果を内部メモリに記憶して(ステップ107)、ステップ101に戻る。
【0025】
続いて、制御判別部4は、モニタ線(MLg,MLh,MLi)の組に対する検査処理を実行してステップ101に移行した際に、未検査のモニタ線MLが存在しないと判別してステップ109に移行する。この後、制御判別部4は、ステップ109において、内部メモリから検査結果を読み出すと共に、読み出した検査結果を出力して(例えば、モニタ線検査装置1が表示部を備えている場合には、表示部に検査結果を表示させて)、このモニタ線検査処理を終了する。
【0026】
このように、このモニタ線検査方法およびモニタ線検査装置1によれば、検査対象として選定した3本の連続して隣接するモニタ線MLにおけるすべての隣接する一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値の合計抵抗値と、両端部に位置する一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値とを比較して、これらが互いに同等か否かに基づいて、選定した3本の隣接するモニタ線ML内に誤って配線されたモニタ線MLが含まれているか否かの判別を行うことにより、燃料電池41内の各単電池CEの内部抵抗値が大きくばらついていたとしても、誤配線されたモニタ線MLの存在を確実に検出することができる。
【0027】
また、選定した3本のモニタ線MLにおける一方の端部に位置するモニタ線MLを含んで連続して隣接する3本のモニタ線MLを検査対象とする選定処理を順次実行して複数のモニタ線MLのすべてについて誤配線の有無を判別することにより、すべてのモニタ線MLにおける誤配線の有無を漏れなく確実にしかも効率的に検査することができる。さらに、燃料電池41に定電流Iを出力する定電流源5と、一対のモニタ線ML,ML間の電圧Vを検出する電圧検出回路6と、検出された電圧Vおよび定電流Iの電流値に基づいて一対のモニタ線ML,ML間の抵抗値を演算する演算回路7とを備えて抵抗測定部2を構成したことにより、簡易な構成でありながら、複数のモニタ線MLにおける誤配線の存在を確実に検出することができるため、モニタ線検査装置1を安価に構成することができる。
【0028】
なお、本発明は、上述した本発明の実施の形態に限定されない。例えば、上記した実施の形態では、モニタ線MLの中から連続して隣接する3本のモニタ線MLを検査対象として選定する例について説明したが、3本以上である限り、隣接する任意のN(3以上の自然数)本のモニタ線MLを検査対象として選定することができる。ただし、誤って配線されたモニタ線MLを特定する場合、検査対象として選定するモニタ線MLの本数が少ない方がよい。したがって、3本の連続して隣接するモニタ線MLを検査対象とするのが好ましい。また、本発明における抵抗測定部を構成する電源は定電流源に限らず、所定電流値の電流を出力する電源で構成することもできる。この構成では、演算回路が電圧検出回路によって検出された電圧と電流源によって出力される電流の所定電流値とに基づいて一対のモニタ線間の抵抗値を演算する。さらに、燃料電池以外の各種積層電池におけるモニタ線の検査に本発明を適用することもできる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の積層電池用モニタ線についての検査方法および請求項3記載の検査装置によれば、複数のモニタ線の中から選定した連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線における隣接する一対のモニタ線間の抵抗値をそれぞれ測定し、選定したモニタ線のうちの両端部に位置する一対のモニタ線間の抵抗値を測定し、すべての隣接する一対のモニタ線間の抵抗値の合計抵抗値と両端部に位置する一対のモニタ線間の抵抗値とを比較して、互いに同等のときには選定した各モニタ線の接続が正常であると判別し、同等でないときには選定したモニタ線のいずれかに誤配線が生じていると判別することにより、積層電池内の各単電池の内部抵抗が大きくばらついている場合であっても、誤って配線されたモニタ線の存在を確実に検出することができる。
【0030】
また、請求項2記載の積層電池用モニタ線についての検査方法および請求項4記載の検査装置によれば、選定した少なくとも3本のモニタ線における一方の端部に位置するモニタ線を含んで連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線を検査対象とする選定処理を順次実行することによって複数のモニタ線のすべてについて誤配線の有無を検査することにより、複数のモニタ線における誤配線の有無を漏れなく確実にしかも効率的に検査することができる。
【0031】
また、請求項5記載の検査装置によれば、直列接続された複数の単電池に定電流を出力する定電流源と、一対のモニタ線間の電圧を検出する電圧検出回路と、検出された電圧および定電流の電流値に基づいて一対のモニタ線間の抵抗値を演算する演算回路とを備えて抵抗測定部を構成したことにより、簡易な構成でありながら、複数のモニタ線における誤配線の存在を確実に検出することができるため、検査装置を安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るモニタ線検査装置1によるモニタ線検査処理(モニタ線検査方法)を示すフローチャートである。
【図2】モニタ線検査装置1によるモニタ線検査処理を説明するための説明図である。
【図3】燃料電池41の構造図である。
【図4】モニタ線検査装置1(51)のブロック図である。
【符号の説明】
1 モニタ線検査装置
2 抵抗測定部
3 スイッチボックス
4 制御判別部
5 定電流源
6 電圧検出回路
7 演算回路
41 燃料電池
42 積層電池本体
CE 単電池
EL 電解質
Ep,Em 電極
I 定電流
MLa〜MLi モニタ線
R 抵抗値
SE セパレータ
SW スイッチ
Sc1,Sc2 制御信号
V 電圧

Claims (5)

  1. 一対の電極間に電解質を配置した複数の単電池をセパレータを介して直列接続して構成された積層電池本体と、当該積層電池本体の両端に位置する一対の前記電極および前記各セパレータのそれぞれに接続されて対応する当該電極および当該セパレータの電位を検出可能とする複数のモニタ線とを備えた積層電池における当該モニタ線についての誤配線の有無を検査する積層電池用モニタ線についての検査方法であって、
    前記複数のモニタ線の中から選定した連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線における隣接する各一対のモニタ線間の抵抗値をそれぞれ測定する個別抵抗測定ステップと、
    前記選定したモニタ線のうちの両端部に位置する一対のモニタ線間の抵抗値を測定する全体抵抗測定ステップと、
    前記個別抵抗測定ステップにおいて測定したすべての前記抵抗値の合計抵抗値と前記全体抵抗測定ステップにおいて測定した前記抵抗値とを比較して、互いに同等のときには前記少なくとも3本のモニタ線の接続が正常であると判別し、同等でないときには前記少なくとも3本のモニタ線のいずれかに誤配線が生じていると判別する判別ステップとを実行する積層電池用モニタ線についての検査方法。
  2. 前記選定した少なくとも3本のモニタ線における一方の端部に位置する前記モニタ線を含んで連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線を検査対象とする選定処理を順次実行することによって前記複数のモニタ線のすべてについて誤配線の有無を検査する請求項1記載の積層電池用モニタ線についての検査方法。
  3. 一対の電極間に電解質を配置した複数の単電池をセパレータを介して直列接続して構成された積層電池本体と、当該積層電池本体の両端に位置する一対の前記電極および前記各セパレータのそれぞれに接続されて対応する当該電極および当該セパレータの電位を検出可能とする複数のモニタ線とを備えた積層電池における当該モニタ線についての誤配線の有無を検査する検査装置であって、
    前記複数のモニタ線の中から選定した連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線における隣接する各一対のモニタ線および当該少なくとも3本のモニタ線のうちの両端部に位置する一対のモニタ線を指定し、かつ前記少なくとも3本のモニタ線についての誤配線の有無を判別する制御判別部と、接続された前記一対のモニタ線間の抵抗値を測定する抵抗測定部と、前記制御判別部によって指定された前記各一対のモニタ線を前記抵抗測定部に順次接続する接続切替部とを備え、前記制御判別部は、前記測定されたすべての前記隣接する各一対のモニタ線間の抵抗値の合計抵抗値と前記測定された前記両端部に位置する一対のモニタ線間の抵抗値とを比較して、互いに同等のときには前記少なくとも3本のモニタ線の接続が正常であると判別し、同等でないときには前記少なくとも3本のモニタ線のいずれかに誤配線が生じていると判別する検査装置。
  4. 前記制御判別部は、前記選定した少なくとも3本のモニタ線における一方の端部に位置する前記モニタ線を含んで連続して隣接する少なくとも3本のモニタ線を検査対象とする選定処理を順次実行することによって前記複数のモニタ線のすべてについて誤配線の有無を判別する請求項3記載の検査装置。
  5. 前記抵抗測定部は、前記直列接続された複数の単電池に定電流を出力する定電流源と、前記接続切替部によって接続された前記一対のモニタ線間の電圧を検出する電圧検出回路と、当該電圧検出回路によって検出された電圧および前記定電流の電流値に基づいて前記一対のモニタ線間の抵抗値を演算する演算回路とを備えて構成されている請求項3または4記載の検査装置。
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