JP4349328B2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4349328B2 JP4349328B2 JP2005155658A JP2005155658A JP4349328B2 JP 4349328 B2 JP4349328 B2 JP 4349328B2 JP 2005155658 A JP2005155658 A JP 2005155658A JP 2005155658 A JP2005155658 A JP 2005155658A JP 4349328 B2 JP4349328 B2 JP 4349328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- lower cover
- holding
- guide frame
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
前記コネクタの四角形状のハウジングの少なくとも対向する2辺の外面の下端からそれぞれ下方へ突出するスライド片を設け、該スライド片の下端に外向きに係止爪を突設している一方、
前記コネクタのハウジングがケース本体の下面にボルト締結された時に前記ハウジングの外面と対応する位置のロアカバーの側壁から水平方向に突出した後に下向きに垂下する垂直部を備えた保持兼ガイド枠部を突設し、
前記垂直部の上部を前記ハウジングの外面と接触させると共に該垂直部の下面をロアカバーの底面から所要寸法離して前記係止爪の仮係止面とし、
前記コネクタがロアカバー内部に仮置きされた状態で、前記スライド片の係止爪は前記仮係止面に係止され、
前記コネクタのボルトの締結時に前記スライド片は内方に撓んで前記係止爪は仮係止面から外れて保持兼ガイド枠部の垂直部の内面を摺接して上昇され、ボルト締結完了位置では前記係止爪が撓んで前記保持兼ガイド枠部の垂直部の内面に圧接されると共にコネクタのハウジングの外面が該保持兼ガイド枠部に当接されていることを特徴とする電気接続箱を提供している。
コネクタをケース本体にボルト締めする際には、コネクタが正規の位置に位置決めされており、ボルトをコネクタに埋設したナットに確実に貫通させてボルト締め作業を容易にすることができる。
さらに、ロアカバー内に仮置きされたコネクタが、衝撃や振動により抜け方向に移動しても、保持兼ガイド枠部の仮係面に係止爪が引っかかるように押し当てられ、コネクタがロアカバーから脱落することを防止できる。
さらに、ボルト締結完了位置では、スライド片が撓んだ状態で係止爪が保持兼ガイド枠部に強く押し当てられて状態で保持される。その際、コネクタは中央部がボルトにより固定され、さらに外周位置で係止爪が保持兼ガイド枠部に圧接保持されていることで、振動や衝撃が負荷された際にも安定した状態でコネクタの位置決め保持ができる。
さらに、前記スライド片は内方に撓んで前記係止爪は仮係止面から外れ、係止爪の外面が保持兼ガイド枠部の内面に摺接し、コネクタが傾くことなく真上に上昇するため、ボルトがコネクタのナットに対して斜めに挿入されることなく固定することができる。よってコネクタの端子収容室にケース本体側の端子を精度良く挿入させることができ、端子に変形を発生させず、コネクタの信頼性を高めることができる。
さらにまた、前記保持兼ガイド枠部はスライド片と対向する部分以外はロアカバーの底面と連結させ、かつ該連結部分にロアカバー側面と連結する補強部を設けているので、係止爪による保持兼ガイド枠部の圧接方向に対して十分な強度を有する。よって、ボルト締結時に係止爪の外面が保持兼ガイド枠部の内面に摺接して上昇する際に、係止によって内方に圧接されても、保持兼ガイド枠部は内方に撓むことなくコネクタを保持できる。また、コネクタがボルト締めされるまで、係止爪により仮係止面に係止される際にも、保持兼ガイド枠部は変形することなく、コネクタを仮保持できる。
図1乃至図4は、本発明の実施形態を示す。
図1に示すように、電気接続箱10は、内部回路を備えたケース本体11、該ケース本体11の下面にボルト20で締結固定する3個の多極のコネクタ30、該多極コネクタ30を仮置きしておくロアカバー18、ケース本体11の上部より被せるアッパーカバー17とから構成している。
ロアケース13には3カ所に下向きに突出した四角枠部13bを突出して、コネクタ収容部13aを設けている。
該コネクタ収容部13aの上面側中央部にケース本体側へと突出させたボルト挿通筒13cを突設し、アッパーケース12に設けたボルト穴12aと連通させている。
連通させたボルト穴12a、ボルト挿通筒13cにボルト20を上方から貫通させ、ボルト20の下側をコネクタ収容部13a内に突出させた状態している。
ハウジング31の略中央に上下に貫通するボルト挿入部31aを設け、該ボルト挿入部31aの下部にナット33を埋設している。コネクタカバー32の側壁には電線引出口32aを設け、該電線引出口32aを通してコネクタ30に接続した電線(図示せず)を外部に引き出している。
また、隣接する保持兼ガイド枠部18cの下端部との間に底壁から位置決め枠18fを設け、該位置決め枠18fで複数のコネクタ30を所定位置に配置できるようにしている。本実施形態では、ロアカバー18内に3つのコネクタ30を配置できるようにしている。
ケース本体11にボルト締結される前は、図4(A)および図3に示すように、コネクタ30はロアカバー18内に仮置き状態で収容している。
其の際、各コネクタ30は前記ハウジング31の前記係止爪31dが内方に撓んでロアカバー18の保持兼ガイド枠部18cを乗り越え、底壁18b側まで押し込まれる。
この状態で位置決め枠18dにより部分的に囲まれると共に、係止爪31dの上面が保持兼ガイド枠部18cの仮係止面18c−2に係止され、コネクタ30は仮保持される。
このように、コネクタ30は正規位置に仮保持される。また、衝撃や振動が負荷されてコネクタ30がロアカバー18の上端開口側抜け方向に移動しても、係止爪31dの上面が保持兼ガイド枠部18cの垂直部18c−1の下面に引っかかるように当接してコネクタ30の脱落が防止される。
その時 スライド片31cは内方に撓んで係止爪31dは保持兼ガイド枠部18cの垂直部下端面の仮係止面18c−2から外れ、係止爪31dの外面が保持兼ガイド枠部18cの内面に摺接し、コネクタが傾くことなく真上に上昇する。
ボルト締結完了位置では、図4(B)に示すように、スライド片31cが内側に撓んだ状態のまま、係止爪31dは保持ガイド枠部31cの内面に強く圧接される。また、コネクタ30のハウジング外周面自体も、その下端側が保持ガイド枠部31cに当接して位置決め保持される。
かつ、ボルト締め前は、ロアカバー18内に仮置きされたコネクタ30が、衝撃や振動により抜け方向に移動しても、保持兼ガイド枠部18cの垂直部18c−1に係止爪31dが引っかかるように押し当てられ、コネクタ30がロアカバー18から脱落することを防止できる。
また、ボルト締結時には、スライド片31cは内方に撓んで前記係止爪31dは仮係止面18c−2から外れ、係止爪31dの外面が保持兼ガイド枠部18cの内面に摺接し、コネクタ30が傾くことなく真上に上昇するため、ボルト20がコネクタ30のナット33に対して斜めに挿入されることなく、コネクタ30の端子収容室にケース本体1側の端子を精度良く挿入させることができ、端子に変形を発生させることも防止できる。
11 ケース本体
12 アッパーケース
13 ロアケース
13a コネクタ収容部
14 バスバー
15 絶縁板
18 ロアカバー
18c 保持兼ガイド枠部
18c−1 垂直部
18c−2 仮係止面
18c−3 補強部
18c−4 連結部分
20 ボルト
30 コネクタ
31 ハウジング
31c スライド片
31d 係止爪
32 コネクタカバー
33 ナット
Claims (2)
- 回路材が収容されている電気接続箱のケース本体の下方に、内部にコネクタを仮置きしたロアカバーを配置し、該コネクタに固定されたナットに対して、ボルトを前記ケース本体の上方から貫通してボルト締めして前記コネクタをケース本体下面に固定している電気接続箱において、
前記コネクタの四角形状のハウジングの少なくとも対向する2辺の外面の下端からそれぞれ下方へ突出するスライド片を設け、該スライド片の下端に外向きに係止爪を突設している一方、
前記コネクタのハウジングがケース本体の下面にボルト締結された時に前記ハウジングの外面と対応する位置のロアカバーの側壁から水平方向に突出した後に下向きに垂下する垂直部を備えた保持兼ガイド枠部を突設し、
前記垂直部の上部を前記ハウジングの外面と接触させると共に該垂直部の下面をロアカバーの底面から所要寸法離して前記係止爪の仮係止面とし、
前記コネクタがロアカバー内部に仮置きされた状態で、前記スライド片の係止爪は前記仮係止面に係止され、
前記コネクタのボルトの締結時に前記スライド片は内方に撓んで前記係止爪は仮係止面から外れて保持兼ガイド枠部の垂直部の内面を摺接して上昇され、ボルト締結完了位置では前記係止爪が撓んで前記保持兼ガイド枠部の垂直部の内面に圧接されると共にコネクタのハウジングの外面が該保持兼ガイド枠部に当接されていることを特徴とする電気接続箱。 - 前記ロアカバーから突設する前記保持兼ガイド枠部は、前記スライド片と対向する部分のみ前記ロアカバー側面との間に寸法をあけている一方、他の部分はロアカバーの底面と連結させ、かつ該連結部分にロアカバー側面と連結する補強部を設けている請求項1に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005155658A JP4349328B2 (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005155658A JP4349328B2 (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006333654A JP2006333654A (ja) | 2006-12-07 |
JP4349328B2 true JP4349328B2 (ja) | 2009-10-21 |
Family
ID=37554747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005155658A Expired - Fee Related JP4349328B2 (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4349328B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101014078B1 (ko) * | 2008-11-05 | 2011-02-14 | 대성전기공업 주식회사 | 스플래쉬 쉴드와 커넥터의 프리 락킹 구조 |
CN115548564A (zh) * | 2022-11-30 | 2022-12-30 | 国能世界(北京)科技有限公司 | 一种量子芯片电池储能模块 |
-
2005
- 2005-05-27 JP JP2005155658A patent/JP4349328B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006333654A (ja) | 2006-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5081549B2 (ja) | 端子の接続部構造 | |
US7802998B2 (en) | Electric connection box | |
JP4211622B2 (ja) | 基板用コネクタ | |
KR20140139577A (ko) | 커넥터를 조립하기 위한 구조 및 방법 | |
EP2432091A1 (en) | Bracket structure of electrical connection box | |
JP5682061B2 (ja) | コネクタ | |
US6808397B2 (en) | Mounting structure of connector for use with circuit board | |
US20140060877A1 (en) | Electrical junction box | |
JP4349328B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP4462124B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2008251311A (ja) | 電気コネクタ組立体 | |
JP4379367B2 (ja) | 電気接続箱 | |
US6758700B2 (en) | Electrical connector | |
US6561837B1 (en) | Insulation displacement connector | |
JP4363353B2 (ja) | 電気接続箱 | |
US7766683B2 (en) | Cover attaching structure, housing and cover | |
JP4353140B2 (ja) | 電気接続箱 | |
US9627869B2 (en) | Block for vehicle | |
JP3929687B2 (ja) | 電気接続箱の取付構造 | |
JPH03164017A (ja) | 分岐接続箱 | |
KR20100012414A (ko) | 커넥터 어셈블리의 결합장치 | |
KR100783163B1 (ko) | 정션박스 | |
JP4341574B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP3842068B2 (ja) | 内燃機関用点火コイルの組付構造 | |
KR200465415Y1 (ko) | 기판실장형 커넥터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090331 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090630 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090713 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |