JP4348843B2 - ダイバシティアンテナ装置 - Google Patents

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    • H04B7/10Polarisation diversity; Directional diversity

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種通信技術の分野で用いられ、特に円偏波を用いて送信及び/又は受信を行うダイバシティアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば携帯電話などの携帯型通信機器においては、ダイバシティアンテナ装置が用いられている。ダイバシティアンテナ装置は、複数のアンテナを選択して用いることにより、耐マルチパス特性を向上させることが可能とされている。
【0003】
このようなダイバシティアンテナ装置を採用した携帯型通信機器としては、例えば、図7に示すような携帯型通信機器100を挙げることができる。携帯型通信機器100は、2つのアンテナ101,102を備え、これらアンテナ101,102が送信及び/又は受信(以下、送受信という。)に用いる電磁波の波長λに対して、互いにλ/4以上離れた位置に配設されている。そして、携帯型通信機器100は、2つのアンテナ101,102のうちで、受信状態が良好な方のアンテナを用いて送受信を行う。
【0004】
携帯型通信機器100は、このように複数のアンテナを選択して用いるために、図8に示すような回路構成とされている。すなわち、2つのアンテナ101,102が、それぞれ受信機103,104に接続されている。そして、受信機103,104からの出力が、レベル比較器105に入力されて比較され、出力特性が良好な方のアンテナからの出力が、アンテナ切替器106によって切り替えて用いられる。
【0005】
携帯型通信機器100は、このように所定の間隔で配設された2つのアンテナ101,102を選択して用いることにより、「アンテナの配設位置が離れていると、各々のアンテナがフェージングを受ける様子は独立に変化する。」という事実、いわゆる空間ダイバシティ効果を利用して、良好な送受信状態を確保することを可能としている。すなわち、これら2つのアンテナ101,102の受信状態が、両方ともフェージングの谷に落ちていない限り、良好な送受信状態を確保することができる。
【0006】
また、ダイバシティアンテナ装置を採用した携帯型通信機器としては、例えば、図9に示すような携帯型通信機器110を挙げることができる。携帯型通信機器110は、2つのアンテナ111,112を備えている。携帯型通信機器110では、上述した携帯型通信機器100と同様にして、2つのアンテナ111,112のうちで受信状態が良好な方のアンテナを用いて送受信を行う。
【0007】
また、携帯型通信機器110では、アンテナ112の利得を向上させるために指向性を鋭く設定されており、送受信に用いる電磁波の到達距離の拡大を図るとともに、耐マルチパス特性の向上を図られている。そして、携帯型通信機器110は、2つのアンテナ111,112のうちで、受信状態が良好な方のアンテナを用いて送受信を行うことにより、いわゆる指向性ダイバシティ効果を利用して、良好な送受信状態を確保することを可能とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年では、家庭内においても様々な機器同士の間で無線通信を行うことが実用化されつつある。この場合に、例えば、建物内における同じ階での送受信だけでなく、1階と2階との間での送受信を良好な状態で行うことが要求される。
【0009】
また、携帯型通信機器は、その使用状況によって機器本体が地面に対してあらゆる角度に傾けて用いることを想定する必要がある。この場合に、機器本体にアンテナが固定されていると、機器本体の傾きに応じてアンテナの傾きも変化してしまう。
【0010】
しかしながら、上述したような従来のダイバシティアンテナ装置は、基本的に屋外での使用や、建物内部においても同一階での使用を想定しているため、一般に、地面と水平な方向で良好な利得が得られるような放射パターンを有している。具体的には、上述した従来の携帯型通信機器100や携帯型通信機器110におけるアンテナは、例えば図10或いは図11に示すような放射パターンを有している。なお、図10は、アンテナ101,102,111における放射パターンの例であり、図11は、アンテナ112における放射パターンの例である。
【0011】
図10及び図11から明らかであるように、従来のダイバシティアンテナ装置では、z軸方向、すなわち上方又は下方に対する電磁波の送受信を行うことが困難である。このため、同一平面内におけるマルチパスに対しては良好な耐性を備えるものの、3次元的にあらゆる方向に対しての送受信には適していない。また、従来のダイバシティアンテナ装置は、水平偏波や垂直偏波といった直線偏波を用いて送受信を行っていることから、地面に対するアンテナの角度変化によって送受信状態が大きく変動してしまうといった問題があった。
【0012】
したがって、従来のダイバシティアンテナ装置は、家庭内での無線通信や、各種携帯型通信機器に用いるとした場合に、偏波面が使用状況に応じて変化してしまうことから、安定した送受信を行うことが困難であるといった問題があった。
【0013】
そこで、本発明は、上述した実状を鑑みて提案されるものであり、3次元的にあらゆる方向に対して良好な送受信状態を確保することが可能なダイバシティアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上述した目的を実現するために鋭意検討を重ねた末に、全体として全球面状の放射パターンを有する複数のアンテナを選択して用いるとともに、各アンテナで円偏波を送受信するように構成することにより、3次元的にあらゆる方向に対して良好な送受信状態を確保することが可能であるという知見を得るに至った。
【0015】
すなわち、本発明に係るダイバシティアンテナ装置は、円偏波を送信及び/又は受信する複数のアンテナと、上記各アンテナの受信レベルを示す受信レベル情報に基づいて、実際に送信及び/又は受信を行うアンテナを選択するアンテナ選択手段とを備え、上記複数のアンテナは、それぞれ、半球面状の放射パターンを有し、機器本体の一方の面には放射パターンのうちで最も利得が得られる前面側を外向きにして、該一方の面の対角線上に一対のアンテナが配設されるとともに、機器本体の一方の面と相対向す他方の面には放射パターンのうちで最も利得が得られる前面側を外向きにして、該他方の面の対角線上に一対のアンテナが配設され、全体として全球面状の放射パターンを有し、上記一方の面及び他方の面にそれぞれ配設された一対のアンテナは、送信及び/又は受信に用いる電磁波の波長λに対して互いにλ/4以上離れた位置に配設され、上記アンテナ選択手段は、上記複数のアンテナから入力された各アンテナにおける受信レベルの大小を比較し、最も受信レベルが良好なアンテナを選択するレベル比較器と、当該レベル比較器により選択された最も受信レベルが良好なアンテナに切り換え、送信及び/又は受信を行うアンテナ切換器とを有する。
【0016】
以上のように構成された本発明に係るダイバシティアンテナ装置は、複数のアンテナによって全球面状の放射パターンが確保されていることにより、あらゆる方向に対しても良好な送信状態及び/又は受信状態を確保することができる。また、円偏波を用いて送信及び/又は受信を行うことから、地面に対するアンテナの角度変化によって送受信状態が大きく変動してしまうことがない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るダイバシティアンテナ装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、本発明を適用した一構成例として、図1及び図2に示すような携帯型通信機器1について説明する。携帯型通信機器1は、無線通信により各種情報信号の送信及び/又は受信(以下、送受信という。)を行う端末装置であり、携帯して用いるに十分小型軽量とされている。また、携帯型通信機器1は、無線通信を行うために、本発明に係るダイバシティアンテナ装置を搭載している。なお、本発明は、図示するような携帯型通信機器1への適用に限定されるものではなく、無線通信により各種情報の送受信を行うようなあらゆる機器に対して、広く適用することができる。
【0018】
携帯型通信機器1は、図1に示すように、機器本体2の一側面に、第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13を備え、機器本体2の内部に、図2に示すような受信回路3を備えている。そして、第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13と受信回路3とによって無線通信を行うことを可能とされており、これら第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13と受信回路3とが、いわばダイバシティアンテナ装置としての機能を備えている。
【0019】
また、機器本体2には、図示を省略するが、例えば、液晶表示装置、各種入力ボタンやキーボード、各種の情報処理装置などが、当該携帯型通信機器1に必要となる構成に応じて搭載される。
【0020】
第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13は、円偏波を送受信するアンテナであり、例えば、いわゆるパッチアンテナによって構成される。パッチアンテナは、金属地板に対して所定の間隔を隔てて平行に配置された正方形金属素子を備え、この正方形金属素子の隣り合う2辺にそれぞれ給電点を備えて構成される。なお、パッチアンテナの構造は、周知であるので、ここでの詳細な説明を省略する。また、本発明は、パッチアンテナを用いることに限定されるものではなく、円偏波により送受信を行うアンテナを適宜用いるとすればよい。
【0021】
受信回路3は、図2に示すように、それぞれ第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13に接続された第1乃至第4の受信機20,21,22,23と、これら第1乃至第4の受信機20,21,22,23により受信した受信信号の受信レベルが入力されるレベル比較器24と、第1乃至第4の受信機20,21,22,23により受信した受信信号を選択して出力するアンテナ切替器25とを備える。
【0022】
第1乃至第4の受信機20,21,22,23は、それぞれ、第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13により受信した電磁波が入力されるとともに、この電磁波に含まれる信号成分を抽出して受信信号として出力する。また、この受信信号の受信レベルを示す受信レベル信号をレベル比較器24に出力する。
【0023】
レベル比較器24は、第1乃至第4の受信機20,21,22,23から出力された受信レベル信号がそれぞれ入力されるとともに、これら各受信レベル信号に基づいて、各アンテナにおける受信レベルの大小を比較することによって、第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13のうち、何れのアンテナの受信状態が最も良好であるかを判断する。そして、この判断の結果に応じた信号をアンテナ切替器25に出力する。
【0024】
アンテナ切替器25は、レベル比較器24から入力される信号に応じて、最も受信状態が良好なアンテナからの受信信号を選択するとともに、選択した受信信号を、携帯型通信機器1に備えられる他の電子回路や情報処理装置に出力する。
【0025】
受信回路3は、以上のように構成されてなり、最も受信レベルが大きいアンテナ、すなわち最も受信状態が良好なアンテナから出力された受信信号を選択して出力する。
【0026】
なお、本実施の形態においては、第1乃至第4の受信機20,21,22,23から出力される受信レベル信号が、各アンテナの受信レベルを示しており、いわば受信レベル情報として機能している。また、レベル比較器24及びアンテナ切替器25が、受信レベル情報に基づいてアンテナを選択するアンテナ選択手段として機能している。
【0027】
また、ここでは、受信回路3が、複数の受信機20,21,22,23と、レベル比較器24と、アンテナ切替器25とを備える場合について説明し、複数のアンテナ10,11,12,13によって受信を行うとしている。しかしながら、本発明を適用した携帯型通信機器1においては、複数のアンテナ10,11,12,13に対して、受信機20,21,22,23の他に送信機(図示せず。)をさらに接続し、これら複数のアンテナ10,11,12,13によって送信と受信との両方を行うように構成することも容易である。なお、送信を行う場合には、受信時に選択されたアンテナを用いることが望ましい。
【0028】
一方、携帯型通信機器1において、第1のアンテナ10と第4のアンテナ13、及び第2のアンテナ11と第3のアンテナ12は、それぞれ対をなしており、送受信に用いる電磁波の波長λに対して、互いにλ/4以上離れた位置に配設されている。このように、対をなるアンテナが、送受信に用いる電磁波の波長λに対してλ/以上離れて配設されていることにより、対をなすアンテナの両方がフェージングの谷に落ちてしまうことを防止することができる。
【0029】
そして、携帯型通信機器1では、このように対をなして配設された第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13を選択して送受信に用いるように構成されていることにより、「アンテナの配設位置が離れていると、各々のアンテナがフェージングを受ける様子は独立に変化する。」という事実、いわゆる空間ダイバシティ効果を利用して、良好な送受信状態を確保することを可能とされている。
【0030】
また、携帯型通信機器1において、第1のアンテナ10と第4のアンテナ13、及び第2のアンテナ11と第3のアンテナ12は、それぞれ、図3及び図4に示すような放射パターンを有している。なお、図3及び図4は、携帯型通信機器1を図5に示すような方向、すなわち各アンテナが形成された面をx軸の正方向に向けた状態で、直交座標系に置いた場合における放射パターンを示している。また、図3及び図4に示す放射パターンは、各アンテナを座標原点に位置させた場合の放射パターンである。
【0031】
図3及び図4に示すように、第1及び第4のアンテナ10,13と、第2及び第3のアンテナ11,12とは、それぞれx軸の正方向と負方向とに指向性が向いた放射パターンとされている。すなわち、携帯型通信機器1においては、x軸正方向に指向性が向いた第1及び第4のアンテナ10,13と、x軸負方向に指向性が向いた第2及び第3のアンテナ11,12とのうちで、受信状態が良好な方のアンテナを選択して送受信に用いる構成とされていることにより、いわゆる指向性ダイバシティ効果を利用して、良好な送受信状態を確保することを可能とされている。
【0032】
また、携帯型通信機器1は、図3及び図4に示すように、第1及び第4のアンテナ10,13と、第2及び第3のアンテナ11,12とが、それぞれ半球面状の放射パターンを有しているとともに、指向性を逆向きとされており、第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13の全体として全球面状の放射パターンを有している。
【0033】
携帯型通信機器1は、このように、アンテナ全体として全球面状の放射パターンを有していることにより、3次元的にあらゆる方向に対して良好な送受信状態を確保することが可能となる。
【0034】
なお、第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13の放射パターンを、図3及び図4に示すような半球面状の放射パターンとするに際しては、各アンテナを構成する金属地板と金属素子との大きさの比率を調整することにより、容易に実現することができる。
【0035】
一方、本発明を適用した携帯型通信機器1では、第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13が全体として全球面状の放射パターンを有しているとともに、各アンテナが円偏波を用いて送受信する構成とされている。
【0036】
一般に、円偏波を用いて送受信を行う場合には、直線偏波を用いて送受信を行う場合と比較して、耐マルチパス特性を向上させることが可能である。これは、円偏波は物体に当たって反射する際に回転方向が逆向きに変化するため、送信後に奇数回反射して受信された円偏波は逆向きの回転方向となる。また、理想的な右旋アンテナは、左旋偏波を受信しない。すなわち、送信後に反射していない円偏波、又は偶数回だけ反射した円偏波だけが受信されるため、理論的にはマルチパスによる影響を半減することができる。
【0037】
ところで、従来の携帯型通信機器は、直線偏波を用いて送受信を行っており、一般に偏波の方向が地面に対して垂直な方向とされていた。そのため、地面に対するアンテナの向きに角度変化が生じると、送受信状態が大きく変動してしまい、良好な送受信状態を確保することが困難となる場合があった。
【0038】
しかしながら、本発明を適用した携帯型通信機器1では、円偏波を用いて送受信を行っており、偏波の方向が常に回転しているため、地面に対するアンテナの角度変化によって送受信状態が大きく変動してしまうことがない。したがって、地面に対するアンテナの向きに依らず、良好な送受信状態を容易に確保することができる。
【0039】
したがって、携帯型通信機器1は、各アンテナが円偏波を用いて送受信する構成とされていることによって、マルチパスによる影響を低減できるとともに、地面に対するアンテナの角度変化によって送受信状態が大きく変動してしまうことがないことから、良好な送受信状態を確保することができる。
【0040】
以上で説明したように、携帯型通信機器1は、アンテナ全体として全球面状の放射パターンを有していることにより、3次元的にあらゆる方向に対して良好な送受信状態を確保することが可能とされているとともに、各アンテナが円偏波を用いて送受信する構成とされていることにより、マルチパスによる影響を低減してアンテナの向きに依存せずに超乞うな送受信状態を確保することができることから、この2つの相乗効果により、優れた送受信特性を発揮することができる。
【0041】
本発明を適用した携帯型通信機器1は、以上のような特徴的な効果を有することから、特に、図6に示すように家庭内での送受信を行う用途に適用した場合に効果的である。すなわち、図6(a)に示すように、同一階同士の平面的な送受信だけでなく、図6(b)に示すように、例えば1階と2階とで送受信を行う場合のように、上下方向での送受信を行う場合であっても、良好な送受信状態を確保することができる。なお、図6においては、携帯型通信機器1における全球面状の放射パターンを、円EPとして点線で概略的に示す。
【0042】
また、特に家庭内などのような屋内での送受信を行う場合には、一般に、床面、天井、及び壁面などの反射物が多いため、反射波によるマルチパスの影響が顕著となる。しかしながら、本発明を適用した携帯型通信機器1では、円偏波を用いていることから、反射波によるマルチパスの影響を低減して、常に良好な状態で送受信を行うことができる。
【0043】
なお、以上の説明においては、携帯型通信機器1に第1乃至第4のアンテナ10,11,12,13を備えるとし、第1及び第4のアンテナ10,13と、第2及び第3のアンテナ11,12とをそれぞれ対として用いることにより、空間ダイバシティ効果を利用している。しかしながら、例えば、半球面状の放射パターンを有する第1及び第2のアンテナ10,11だけを備え、これらアンテナの放射パターンの背面側、すなわち利得が得られる側の反対側同士を相対向して配設する構成としてもよい。これにより、2つのアンテナだけで全球面状の放射パターンを実現することができ、本発明の効果を最大限に得ることができるとともに、装置構成を簡略化することができる。
【0044】
また、本発明において、各アンテナは、図3及び図4に示すような半球面状の放射パターンとすることに限定されるものではなく、例えば、鋭い指向性を有する放射パターンとすることによって大きな利得を得るとしてもよい。ただし、この場合には、各アンテナが広い範囲をカバーすることが困難となるため、最も利得が得られる前面側を外向きにして、複数のアンテナを球面状又は円柱状に配設することにより、アンテナ全体として全球面状の放射パターンを得ることができる。
【0045】
このように、本発明は、各アンテナ毎の放射パターンに限定されるものではなく、複数のアンテナが全体として、全球面状の放射パターンを有するように構成されていればよい。したがって、放射パターンを各アンテナ毎にそれぞれ異なるように設定してもよい。
【0046】
また、以上の説明においては、図2に示すように、各アンテナの後段にそれぞれ受信機を接続し、受信機の後段にアンテナ切替器25を配設するとした。しかしながら、本発明は、このような構成に限定されるものではなく、各アンテナと受信機との間にアンテナ切替器25を配設し、このアンテナ切替器25の後段に受信機を1つだけ配設するとしてもよい。この場合には、レベル比較器24によって各アンテナの受信レベルを比較するために、アンテナ切替器25によって各アンテナを順次切り替えて受信機と接続し、各アンテナの受信レベルを示す受信レベル信号を時系列的にレベル比較器24に入力させる。そして、レベル比較器24により受信レベルを比較した結果に応じて、改めてアンテナ切替器25を切り替えることにより送受信に用いるアンテナを選択する。
【0047】
このように、各アンテナと受信機との間にアンテナ切替器25を配設した構成とすることにより、受信レベルの比較時にアンテナの接続を切り替える必要が生じるが、受信機が1つだけとすることができ、低コスト化・小型化を図ることができる。
【0048】
また、上述の説明においては、携帯型通信機器1同士で円偏波を用いて送受信を行うことを想定しているが、本発明においては、送信側と受信側とのうちのいずれか一方の携帯型通信機器1が直線偏波を用いて送受信を行うとしてもよい。
【0049】
これは、円偏波を用いるアンテナが、直線偏波を用いるアンテナに対しても送受信を行うことができるためである。一般に、直線偏波を用いるアンテナ装置は、円偏波を用いるアンテナ装置と比較して、装置構成を簡略化することができる。したがって、送信側と受信側とのうちのいずれか一方のアンテナを直線偏波を用いる構成とすることによって、装置構成を簡略化して、送受信システム全体として低コスト化を実現することができる。
【0050】
この場合には、送信側と受信側との両方が円偏波を用いるアンテナにより構成した場合と比較して、アンテナの送受信効率が劣化するとともに耐マルチパス特性が劣化するが、地面に対するアンテナの角度変化によって送受信状態が大きく変動してしまうことがない。したがって、地面に対するアンテナの向きに依らず、良好な送受信状態を容易に確保することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明に係るダイバシティアンテナ装置は、複数のアンテナによって全球面状の放射パターンが確保されていることにより、あらゆる方向に対しても良好な送信状態及び/又は受信状態を確保することができる。また、円偏波を用いて送信及び/又は受信を行うことから、耐マルチパス特性を向上させることができるとともに、偏波面とアンテナとの角度の変化によって送受信状態が大きく変動してしまうことがない。したがって、本発明に係るダイバシティアンテナ装置によれば、3次元的にあらゆる方向に対して、常に安定して確実な送受信を行うことが可能となる。このため、家庭内での無線通信や、各種携帯型通信機器のアンテナ装置として採用するに好適であり、この場合にも安定して確実な送受信を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一構成例として示す携帯型通信機器を示す概略斜視図である。
【図2】同携帯型通信機器における受信回路の概略を示す機能ブロック図である。
【図3】同携帯型通信機器における第1及び第4のアンテナの放射パターンを示す図である。
【図4】同携帯型通信機器における第2及び第3のアンテナの放射パターンを示す図である。
【図5】同携帯型通信機器におけるアンテナの放射パターンを説明するための図であり、図3及び図4で示す放射パターンの座標系を示す図である。
【図6】同携帯型通信機器の使用例を示す概略図であり、(a)は屋内における同一階同士での送受信を示し、(b)は、屋内における異なる階同士での送受信を示す。
【図7】従来の携帯型通信機器の一例を示す概略斜視図である。
【図8】従来の携帯型通信機器に備えられる受信回路の一構成例を示す機能ブロック図である。
【図9】従来の携帯型通信機器の別の一例を示す概略斜視図である。
【図10】従来の携帯型通信機器におけるアンテナの放射パターンの一例を示す図である。
【図11】従来の携帯型通信機器におけるアンテナの放射パターンの別の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯型通信機器、2 機器本体、3 受信回路、10 第1のアンテナ、11 第2のアンテナ、12 第3のアンテナ、13 第4のアンテナ、20 第1の受信機、21 第2の受信機、22 第3の受信機、23 第4の受信機、24 レベル比較器、25 アンテナ切替器

Claims (1)

  1. 円偏波を送信及び/又は受信する複数のアンテナと、
    上記各アンテナの受信レベルを示す受信レベル情報に基づいて、実際に送信及び/又は受信を行うアンテナを選択するアンテナ選択手段とを備え、
    上記複数のアンテナは、それぞれ、半球面状の放射パターンを有し、機器本体の一方の面には放射パターンのうちで最も利得が得られる前面側を外向きにして、該一方の面の対角線上に一対のアンテナが配設されるとともに、機器本体の一方の面と相対向す他方の面には放射パターンのうちで最も利得が得られる前面側を外向きにして、該他方の面の対角線上に一対のアンテナが配設され、全体として全球面状の放射パターンを有し、
    上記一方の面及び他方の面にそれぞれ配設された一対のアンテナは、送信及び/又は受信に用いる電磁波の波長λに対して互いにλ/4以上離れた位置に配設され、
    上記アンテナ選択手段は、上記複数のアンテナから入力された各アンテナにおける受信レベルの大小を比較し、最も受信レベルが良好なアンテナを選択するレベル比較器と、当該レベル比較器により選択された最も受信レベルが良好なアンテナに切り換え、送信及び/又は受信を行うアンテナ切換器とを有するダイバシティアンテナ装置。
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