JP2016504815A - マルチ・セクタ・アンテナ構造 - Google Patents

マルチ・セクタ・アンテナ構造 Download PDF

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Abstract

マルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ(400)は、第1のセクタ(セクタ1)にサービスを提供するように配向され、第1のトランシーバ・グループ(440)に電気的に接続された第1のアンテナ(410)と、第1のセクタに隣接する第2のセクタ(セクタ2)にサービスを提供するように配向され、第1のトランシーバ・グループに電気的に接続された第2のアンテナと、第1のアンテナおよび第2のアンテナを共にカバーする単一のエンクロージャ(430)を含む。システム(500)の中に少なくとも2つのマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナを提供することにより、エンクロージャの総数は、それらのセルの内部で冗長度とダイバーシティとを提供しながら、減少させられる。

Description

実施形態は、マルチ・セクタ・アンテナと、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナと、マルチ・セクタ・アンテナを含むシステムとに関する。
ワイヤレス電気通信システムでは、ワイヤレス電気通信システムによってサービスを提供される地理的エリアは、「セル」と呼ばれる空間的に異なるエリアに分割される。セルは一般的に、さらに複数の「セクタ」に分割される。例えば、多くの場合、複数のセルのそれぞれが3つの等しい面積のセクタに分割される。一般的に、各セルは、トランシーバ(TRX)とアンテナとを使用して、ユーザ機器(UE:user equipment)とネットワークとの間のワイヤレス通信を容易にする、基地トランシーバ局を含む。トランシーバは、1つまたは複数の受信機と送信機を含むことができ、またリモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)の形でパッケージされることもある。RRHは、一般に、それぞれがデュプレックス・フィルタに接続された2つ以上のトランシーバを含み、このようにして各トランシーバが、単一のアンテナを介して同時に行われるダウンリンク送信とアップリンク受信とをサポートすることができるようになっている。
BTSはまた、無線基地局(RBS:radio base station)、ノードB(node B)(3Gネットワークにおける)、または簡単に、基地局(BS:base station)と称されることもある。UEの例は、モバイル電話のようなデバイス、ワイヤレス・インターネット接続を有するコンピュータ、および他のデバイスを含む。ネットワークは、任意のワイヤレス通信ネットワーク(例えば、GSM、CDMAなど)とすることができる。
アンテナは、それらのアンテナを環境条件から保護し、またはアンテナの電子機器を公の目から隠すエンクロージャの中に収納されることもある。エンクロージャは、「レードーム(radome)」と称されることもある。エンクロージャは、多くの場合、無線波に対してトランスペアレントであり、また着氷が、その表面上に蓄積することを防止する材料から構成されている。例えば、エンクロージャは、ガラス繊維材料で作られていることもある。
基本的なアンテナ
最も簡単なアンテナ技術は、単一入力単一出力(SISO:single input, single output)アンテナであり、この単一入力単一出力アンテナは、1つのアンテナが、送信(例えば、送信チャネルへの単一の「入力」)のために使用され、また1つのアンテナが、受信(例えば、送信チャネルからの単一の「出力」)のために使用されるワイヤレス通信システムを意味する。送信チャネルは、ダウンリンク・チャネル(BTSの送信機(単数または複数)からUEの受信機(単数または複数)への)、またはアップリンク・チャネル(UEの送信機(単数または複数)からBTSの受信機(単数または複数)への)とすることができる。SISOシステムは、設計することが比較的簡単であるが、マルチパスのフェージング効果によって引き起こされる問題に対してぜい弱である。
マルチパスのフェージング効果は、電磁場(EM場)が、丘、峡谷、建物、電線などの障害物に遭遇するときにもたらされ、これらの障害物はEM場の散乱(反射)をもたらし、また目的地に到達するため複数の経路を取り、複数の信号経路の間にランダムな位相シフトをもたらす。ソースが、散乱に遭遇する無線周波数(RF:Radio Frequency)信号を送信するとき、様々な位相を有する複数のRF経路の信号の再結合は、レイリー・フェージング効果(Rayleigh fading effects)を引き起こす。それらの信号が、受信アンテナにおいて、1つの信号に結合されるとき、それらの信号は位相がずれているので、有効信号は減衰させられる。その減衰が大きいとき、信号は受信機の最小識別可能信号レベルを下回り、また受信機は、元の信号をうまく受信できず、また復号することができない可能性がある。ワイヤレス電気通信システムでは、そのようなマルチパス・フェージングは、カバレッジ・エリアにおける縮小化と、達成可能なデータ速度における低下と、信号を処理する際におけるエラーの数の増大化を引き起こす可能性がある。
ダイバーシティ
マルチパスのフェージング効果を回避するために、ダイバーシティ技法と組み合わせて複数のアンテナを使用することにより信号品質を改善するためのシステムが使用可能である。ダイバーシティ技法を使用して、複数のアンテナから受信される信号を結合することができ、両方のアンテナが、同時に起こる大きなフェージングの減衰にさらされない可能性が高いので、フェージングの確率を急激に低下させている。
ダイバーシティ技法は、複数のアンテナから受信および/または送信のために使用することができる。様々な専門用語が、異なるダイバーシティ技法を説明するために使用される。例えば、単一入力多出力(SIMO:single input, multiple output)技法(アップリンクまたはダウンリンク)は、任意の数の別個の受信アンテナを利用して、単一の送信機アンテナ(単一入力)と、複数の受信アンテナ(多出力)(ダイバーシティ受信として知られている)とを有するダイバーシティ技法を意味する。多入力多出力MIMO(multiple input, multiple output)技法(アップリンクまたはダウンリンク)は、複数の送信機アンテナ(多重符号化送信信号)と、複数の受信アンテナの両方を含む技法を意味する。
複数の受信アンテナは、別個のアンテナから提供される、独立した(または相関性がない)信号の数に応じて、双方向ダイバーシティまたは四方向ダイバーシティを提供することができる。
別個の多様な信号を提供するために使用される複数のアンテナのそれぞれは、複数のアンテナ要素(例えば、ダイポール要素)を含むことができる。ダイポール・アンテナでは、複数の偏波ダイポール要素(一般的に、4個から10個の要素)が、等しい間隔をおいて配置され、また垂直にスタックされて、指向性(アンテナ利得)を達成し、このようにして各アンテナを、実際にはアンテナ要素のアレイとすることができる。ダイポールは、アンテナが線形ダイポール・アンテナ(1つの要素)、またはデュアル傾斜/交差偏波ダイポール・アンテナ(共に位置している対の要素)のいずれかであるように配列されることもある。
図1は、異なる線形ダイポール・アンテナ・アレイ配列を示すものである。
図1に示されるように、ダイポール・アンテナ100の線形アレイでは、ダイポール要素は、すべて同じ偏波である。これらのダイポール要素は、垂直偏波ダイポール要素110のアレイの形で配列されることもある。代替として、ダイポール要素は、水平偏波ダイポール要素120のアレイの形で配列されることもある。ダイポール要素の線形アレイを利用したアンテナ・アレイでは、ダイポール要素のすべては、同じ偏波を受信し、またこのようにして同じフェージング動作(例えば、相関性があるフェージング統計データ)を有している。それゆえに、十分なダイバーシティ(独立したフェージング統計データ)を達成するために、複数の離散的な線形ダイポール・アンテナ・アレイが、空間ダイバーシティ(アンテナの水平空間分離)として知られている技法において、ある距離だけ間隔をおいて配置される。
空間ダイバーシティでは、アンテナは、各アレイが受けるレイリー・フェージングが独立している(相関性がない)ことを保証するように、ある十分な水平距離だけ間隔をおいて配置される。より詳細には、アレイの物理的ロケーションが異なるので、再結合される異なる経路を移動する信号の位相は、見かけのフェージングが異なるほど十分に異なるものである。しかしながら、フェージング効果が確実に独立して起こる、アンテナ・アレイの間で必要とされる最小の距離は、およそ7ラムダλから10ラムダλの程度である(ここで、λは、RF信号の波長である)。そのようなサイズの構造が、視覚的に重いという印象があり、また風の影響を受けやすい大きな表面エリアを生成する可能性があるので、アンテナ・アレイ間の最小距離は、2つのアンテナ・アレイを収納する、レードームなどの単一で一体化された構造の使用を非実用的にする。それゆえに、空間ダイバーシティを使用した複数のアンテナ・アレイの取付けは、一般に、複数の構造的エンクロージャ(例えば、別個のレードーム)を必要とし、単一のエンクロージャと比較すれば、コストの増大と、より複雑な取付けを結果的にもたらす。
図2Aおよび2Bは、空間ダイバーシティを利用した従来のアンテナ取付けを示すものである。
図2Aに示されるように、従来のアンテナ構造は、空間ダイバーシティを達成するために、セルラ方式ブーム(cellular boom)250の上に取り付けられる。図2Bは、図2Aの従来のアンテナ構造の3次元の図である。従来のアンテナ構造では、空間ダイバーシティを達成するために、第1のアンテナ・アレイ210aと第2のアンテナ・アレイ210bは、セルラ方式ブーム250の表面に取り付けられ、また互いに距離Dだけ分離される。ここで距離Dは、2つのアンテナ・アレイ210/210bの間の十分な空間ダイバーシティを達成するのに十分な距離である。必要とされる分離距離D(例えば、7ラムダλから10ラムダλ)は、第1のアンテナ・アレイ110aと、第2のアンテナ・アレイ110bとの両方を収納する単一の一体化された構造の使用を非実用的にする可能性がある。それゆえに、空間ダイバーシティを得る従来のアンテナ構造では、第1のアンテナ・アレイ210aは、第1のエンクロージャ230aによって保護され、また第2のアンテナ・アレイ210bは、第2のエンクロージャ230bによって保護される。
2つのアンテナ・アレイ間の間隔の必要性と、またこのような別個のエンクロージャの必要性を取り除くために、十分な非相関化を依然として達成しながら、線形ダイポール・アンテナを利用するダイバーシティ構成が求めるように、交差偏波ダイポール・アンテナが使用されることもある。図3は、異なる様々な交差偏波アンテナ・アレイ構成を示すものである。
図3に示されるように、交差偏波アンテナ300において、アンテナ・アレイを構成する要素は、偏波ダイバーシティとして知られている構成において、直交して偏波される。偏波ダイバーシティでは、双方向ダイバーシティが、2つの相補的偏波アンテナ要素を単一の構造へ共に一対とすることにより達成される。
交差偏波アンテナ・アレイでは、デュアル偏波要素は、デュアル傾斜交差偏波アンテナ310とすることができ、このデュアル傾斜交差偏波アンテナでは、偏波要素は、互いに傾斜して(例えば、+45度および−45度)交差する。代替として、デュアル偏波要素のアレイは、偏波要素が、互いに垂直に、また水平に交差する垂直/水平交差偏波アンテナ320とすることもできる。デュアル傾斜および垂直/水平の交差偏波アンテナに追加して、デュアル偏波要素は、円偏波(図示せず)を提供するように配列されることもある。円偏波は、右旋円偏波(RHCP:right hand circular polarization)または左旋円偏波(LHCP:left hand circular polarization)のいずれかとすることができる。要素の交差偏波スタックにおける偏波要素のそれぞれは、ポートを有しており、2つのポート(例えば、接続)、すなわち、一方の偏波についての第1のポート340と、他方の偏波についての第2のポート350とを有する交差偏波アンテナ・アレイを結果的にもたらす。交差偏波アンテナ構成は、空間ダイバーシティにおいて求められるアンテナ・アレイの大きな空間分離を必要とすることなく、双方向ダイバーシティを提供する。それゆえに、アンテナ要素の2つの組は、1つの構造の中に共にパッケージされることもあり、複数の別個のアンテナ構造についての必要性を取り除いている。
2つの直交偏波しか存在していないので、デュアル偏波アンテナは、双方向ダイバーシティだけを提供する。四方向ダイバーシティが望ましい場合、1対の交差偏波アンテナが、空間ダイバーシティと、偏波ダイバーシティの両方を達成するために必要とされることもある。十分な空間ダイバーシティを達成するために必要な交差偏波アンテナの対の間の最小の水平間隔は、この場合にも実用的であるようにするために、複数の構造的エンクロージャを有するシステムを必要とすることもある。
少なくとも1つの例示の実施形態は、マルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナに関する。
一実施形態では、マルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナは、第1のセクタにサービスを提供するように配向され、第1のトランシーバ・グループに電気的に接続された第1のアンテナと、第1のセクタに隣接する第2のセクタにサービスを提供するように配向され、第1のトランシーバ・グループに電気的に接続された第2のアンテナと、第1のアンテナおよび第2のアンテナを共にカバーする単一のエンクロージャとを含む。
一実施形態では、第1のトランシーバ・グループは、単一のエンクロージャの中に一体化させられる。
一実施形態では、単一のエンクロージャは、第1のアンテナと第2のアンテナを第1のトランシーバ・グループに接続するアンテナ入出力ポートを含む。
一実施形態では、第1のアンテナと第2のアンテナは、それぞれアンテナ要素のアレイである。
一実施形態では、第1のトランシーバ・グループは、リモート無線ヘッド(RRH)であり、少なくとも4つのポートを有しており、第1のアンテナは、それらの少なくとも4つのポートのうちの2つのポートに電気的に接続された第1のデュアル偏波アンテナであり、また第2のアンテナは、それらの少なくとも4つのポートのうちの2つのポートに電気的に接続された第2のデュアル偏波アンテナである。
一実施形態では、第1のアンテナと第2のアンテナは、デュアル偏波デュアル傾斜アンテナ要素のアレイと、デュアル偏波垂直/水平ダイポール・アンテナ要素のアレイと、デュアル偏波右旋/左旋偏波アンテナ要素のアレイのうちの、それぞれ1つである。
一実施形態では、単一のエンクロージャはレードームであり、また第1のアンテナと第2のアンテナが合流し、第1のコーナを形成する。
一実施形態では、マルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナは、第1のコーナにおけるエンクロージャの上に位置しており、セル・サイトにおけるセクタの数に基づいて、第1のアンテナと第2のアンテナとの間の角度を調整するように構成されたピボット・ポイント(pivot point)を含む。
一実施形態では、ピボット・ポイントは、120度、90度、60度のうち1つで角度を増分的に調整するように構成されている。
少なくとも1つの例示の実施形態は、マルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ・システムに関する。
一実施形態では、マルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ・システムは、第1のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナと、第2のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナを含む。第1のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナは、第1のセクタにサービスを提供するように配向され、第1のトランシーバ・グループに電気的に接続された第1のアンテナと、第1のセクタに隣接する第2のセクタにサービスを提供するように配向され、第1のトランシーバ・グループに電気的に接続された第2のアンテナと、第1のアンテナおよび第2のアンテナを共にカバーする第1のエンクロージャとを含む。第2のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナは、第1のセクタにサービスを提供するように配向され、第2のトランシーバ・グループに電気的に接続された第3のアンテナと、第3のセクタにサービスを提供するように配向され、第2のトランシーバ・グループに電気的に接続された第4のアンテナと、第3のアンテナおよび第4のアンテナを共にカバーする第2のエンクロージャとを含む。
一実施形態では、第1のトランシーバ・グループは、第1のエンクロージャの中に一体化され、また第2のトランシーバ・グループは、第2のエンクロージャの中に一体化される。
一実施形態では、第1のエンクロージャは、第1のアンテナと第2のアンテナを第1のトランシーバ・グループに接続するように構成されたアンテナ入出力ポートを含み、また第2のエンクロージャは、第3のアンテナと第4のアンテナを第2のトランシーバ・グループに接続するアンテナ入出力ポートを含む。
一実施形態では、アンテナのそれぞれは、アンテナ要素のアレイである。
一実施形態では、第1のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナと、第2のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナとは、フェージングに対する空間ダイバーシティが、第1のセクタのために提供されるように、ある距離だけ空間的に分離される。
一実施形態では、第1のトランシーバ・グループは、第1のリモート無線ヘッド(RRH)であり、第2のトランシーバ・グループは、第2のRRHであり、また各RRHは、それぞれ、少なくとも4つのポートを含む。第1のアンテナは、第1のRRHの少なくとも4つのポートのうちの2つに電気的に接続された第1の偏波アンテナであり、また第2のアンテナは、第1のRRHの少なくとも4つのポートのうちの2つのポートに電気的に接続された第2の偏波アンテナである。第3のアンテナは、第2のRRHの少なくとも4つのポートのうちの2つのポートに電気的に接続された第3の偏波アンテナであり、また第4のアンテナは、第2のRRHの少なくとも4つのポートのうちの2つのポートに電気的に接続された第4の偏波アンテナである。
一実施形態では、第1のトランシーバ・グループに接続された第1のアンテナと、第2のトランシーバ・グループに接続された第3のアンテナは、共にアンテナ交差接続を利用して、第1のセクタに対して冗長度とダイバーシティを提供する。
一実施形態では、第1のアンテナと第2のアンテナが合流し、第1のコーナを形成し、また第3のアンテナと第4のアンテナが合流し、第2のコーナを形成する。第1のエンクロージャは、第1のコーナにおいて、セル・サイトにおけるセクタの数に基づいて、第1のアンテナと第2のアンテナとの間の角度を調整するように構成された第1のピボット・ポイントを含む。第2のエンクロージャは、第2のコーナにおいて、セル・サイトにおけるセクタの数に基づいて、第3のアンテナと第4のアンテナとの間の角度を調整するように構成された第2のピボット・ポイントを含む。
少なくとも1つの例示の実施形態は、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナに関する。
一実施形態では、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナは、第1のハイ・バンド・アンテナと、第2のハイ・バンド・アンテナと、第1のロー・バンド・アンテナと、第1のハイ・バンド・アンテナと第2のハイ・バンド・アンテナと第1のロー・バンド・アンテナをカバーする単一のエンクロージャを含む。第1のハイ・バンド・アンテナは、第1の無線波バンドを利用するように構成されており、また第1のセクタにサービスを提供するように配向されており、第1のハイ・バンド・アンテナは、第1のハイ・バンド・トランシーバ・グループに電気的に接続されている。第2のハイ・バンド・アンテナは、第1の無線波バンドを利用するように構成されており、また第1のセクタに隣接する第2のセクタにサービスを提供するように配向されており、第2のハイ・バンド・アンテナは、第1のハイ・バンド・トランシーバ・グループに電気的に接続されている。第1のロー・バンド・アンテナは、低無線波バンドを利用するように構成されており、また第1のセクタにサービスを提供するように配向されており、ロー・バンド・アンテナは、ロー・バンド・トランシーバ・グループに電気的に接続されている。
一実施形態では、それらのアンテナのそれぞれは、1つまたは複数の、信号のアップリンク受信と、信号のダウンリンク送信についての双方向ダイバーシティを提供するデュアル偏波アンテナ要素のアレイである。
本発明は、本明細書において以下で与えられる詳細な説明と、添付の図面からより完全に理解されるようになることになり、そこでは、同様な要素は、同様な参照番号によって表され、これらの参照番号は、例証としてのみ表され、それゆえに本発明を限定するものではない。
異なる線形ダイポール・アンテナ・アレイ配列を示す図である。 空間ダイバーシティを利用した従来のアンテナ取付けを示す図である。 空間ダイバーシティを利用した従来のアンテナ取付けを示す図である。 異なる交差偏波アンテナ・アレイ配列を示す図である。 例示の一実施形態による、アンテナ交差接続を利用したマルチ・セクタ・アンテナ構造を示す図である。 例示の一実施形態による、デュアル・ポート交差偏波アンテナを有するマルチ・セクタ・アンテナ構造を示す図である。 例示の一実施形態による、双方向ダイバーシティを達成するように構成された、少なくとも2つのマルチ・セクタ・アンテナ構造を含むシステムを示す図である。 例示の一実施形態による、四方向ダイバーシティを達成するように構成された、少なくとも2つのマルチ・セクタ・アンテナ構造を含むシステムを示す図である。 例示の一実施形態による、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造を示す図である。 例示の一実施形態による、少なくとも2つのマルチ・バンド・マルチ・セクタ構造を含むシステムの例示の一実施形態を示す図である。 複数のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造を利用することにより、4つの(4)セクタにサービスを提供するように構成されているマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ取付けを示す図である。 複数のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造を利用することにより、6つの(6)セクタにサービスを提供するように構成されているマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ取付けを示す図である。
これらの図は、方法、構造の一般的な特徴を例証すること、かつ/またはある種の例示の実施形態を例証するにすぎないこと、また以下で提供される書面の説明を補完することを意図していることに留意すべきである。これらの図面は、システムのアーキテクチャのブロック図であるが、しかしながら、縮尺比に従って拡大縮小するものではなく、また与えられた任意の実施形態の構造的特徴、または機械的特徴を正確に反映していなくてもよく、また例示の実施形態によって包含される値の範囲または特性の範囲を規定するもの、または限定するものとして解釈されるべきではない。例えば、アレイ、および/または構造的要素の相対的なサイズおよび位置は、明確化するために縮小され、または誇張されることもある。様々な図面における類似した参照番号、または同一の参照番号の使用は、類似した、または同一の要素もしくは特徴の存在を示すことを意図している。
例示の実施形態により、様々な修正形態と代替的な形態が可能であるが、その実施形態は、図面では例として示されており、また本明細書において詳細に説明される。しかしながら、例示の実施形態を、開示される特定の形態だけに限定する意図は存在せず、しかし逆に、例示の実施形態は、特許請求の範囲内に含まれるすべての修正形態、同等形態、および代替形態を対象として含むべきであることを理解すべきである。同様な番号は、図面の説明全体を通して同様な要素を意味する。
以下で考察される方法は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれらの任意の組合せによって実施されることもある。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードの形で実施されるとき、必要なタスクを実行するプログラム・コードまたはコード・セグメントは、ストレージ媒体など、機械可読型媒体読取可能媒体またはコンピュータ読取可能媒体に記憶されることもある。プロセッサ(単数または複数)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、あるいは特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)は、必要なタスクを実行することができる。
本明細書において開示される特定の構造的詳細および機能的詳細は、本発明の例示の実施形態を説明する目的で表しているにすぎない。しかしながら、本発明は、多数の代替的な形態で実施されることもあり、また本明細書において説明される実施形態だけに限定されると解釈されるべきではない。
第1の、第2のなどの用語を本明細書において使用し、様々な要素を説明するが、これらの要素は、これらの用語によって限定されるべきではないことが理解されるであろう。これらの用語は、1つの要素を他の要素と区別するために用いられるにすぎない。例えば、例示の実施形態の範囲を逸脱することなく、第1の要素は、第2の要素と名付けられる可能性があり、また同様に、第2の要素が第1の要素と名付けられる可能性もある。本明細書において使用されるように、用語「および/または(and/or)」は、1つまたは複数の関連するリストアップされた項目についての任意の組合せと、すべての組合せとを含む。
ある要素が、別の要素に「接続され(connected)」ている、または「結合され(coupled)」ていると称されるとき、その要素は、他の要素に直接に接続、または結合されることを意味し、あるいは介在する要素が存在していてもよいことが理解されるであろう。対照的に、ある要素が別の要素に「直接に(directly)接続され」ている、または「直接に結合され」ていると称されるときには、介在する要素は存在しない。要素間の関係を説明するために使用される他の言葉も、同様の捉え方(例えば、「間に(between)」に対して「直接に間に(directly between)」、「隣接する(adjacent)」に対して「直接に隣接する(directly adjacent)」など)で解釈されるべきである。
本明細書における専門用語は、特定の実施形態のみを説明する目的で使用され、例示の実施形態を限定することは意図していない。本明細書において使用されるように、単数形の形式「1つの(a)」、「1つの(an)」、および「その(the)」は、別段文脈により明らかに示されない限り、同様に複数形の形式を含むことを意図している。用語「備える/含む(comprises)」、「備える/含む(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」は、本明細書において使用されるとき、述べられた機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、および/またはコンポーネントの存在を指定するが、1つまたは複数の他の機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、コンポーネント、および/またはそれらのグループの存在もしくは追加を除外するものではないことが、さらに理解されるであろう。
いくつかの代替的な実装形態では、言及される機能/動作は、図面の中で言及される順序と異なる順序で起こり得ることにも留意すべきである。例えば、連続して示される2つの図面は、実際には、関与する機能/動作に応じて、同時に実行されることもあり、または時として逆の順序で実行されることもある。
別段規定されない限り、本明細書において使用されるすべての用語(技術的用語および科学的用語を含む)は、例示の実施形態が属する技術分野における当業者によって普通に理解される意味と同じ意味を有する。用語は、例えば、一般に使用される辞書において規定される用語は、関連のある技術の文脈においてそれらの意味と整合している意味を有するものと解釈されるべきであり、また本明細書において明確に規定されない限り、理想化された意味、またはあまりにも古風な意味では解釈されないことが、さらに理解されるであろう。
例示の実施形態と、対応する詳細な説明との一部分は、コンピュータ・メモリの内部のデータ・ビットに対するオペレーションのソフトウェア、またはアルゴリズムおよびシンボリック表現の観点から提示される。これらの説明および表現は、当業者が、他の当業者に対して仕事の本質を効果的に伝える説明および表現である。用語がここで使用される、また一般に使用されるように、アルゴリズムは、所望の結果をもたらすステップの自己矛盾のないシーケンスであると考えられる。これらのステップは、物理量の物理的操作を必要とする。通常、必ずしもそうであるとは限らないが、これらの量は、記憶され、転送され、結合され、比較され、またそれ以外の方法で操作され得る光学的信号、電気信号、または磁気信号の形態をとる。時には、主として一般的な使用のために、これらの信号をビット、値、要素、シンボル、キャラクタ、項、番号などと称することは、便利であることがわかっている。
以下の説明では、実例となる実施形態は、プログラム・モジュールとして実施され得るオペレーションの動作およびシンボリック表現を参照して(例えば、フローチャートの形式で)説明されることになり、あるいは機能プロセスは、特定のタスクを実行し、または特定の抽象データ型を実施し、また既存のネットワーク要素における既存のハードウェアを使用して実施され得るルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。そのような既存のハードウェアは、1つまたは複数の中央演算処理装置(CPU:Central Processing Units)、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processors)、特定用途向け集積回路、またはフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)コンピュータなどを含むことができる。
しかしながら、これらの用語および類似した用語のすべては、適切な物理量に関連づけられるべきであり、またこれらの量に適用される便利なラベルにすぎないことを頭に留めるべきである。具体的に別段述べられていない限り、または考察から明らかなように、「処理すること」、「計算すること」、「算出すること」、「決定すること」または「表示すること」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリの内部の物理的な量、電子的な量として表されるデータを、コンピュータ・システムのメモリまたはレジスタ、あるいは他のそのような情報のストレージ・デバイス、伝送デバイス、またはディスプレイ・デバイスの内部の物理量として同様に表される他のデータに操作し、また変換するコンピュータ・システム、または類似した電子的コンピューティング・デバイスの働きおよびプロセスを意味する。
伝送媒体は、ツイスト・ペア線、同軸ケーブル、光ファイバ、または当技術分野で知られている何らかの他の適切な伝送媒体とすることができる点にも注意すべきである。例示の実施形態は、これらの態様によって、与えられた任意の実装形態だけに限定されることはない。
1つまたは複数の例示の実施形態では、構造的エンクロージャは、それぞれが、1つの共通のロケーションから、例えば、2つの隣接するセクタが接する「コーナ」から2つの隣接する別個のセクタにサービスを提供するように構成されている少なくとも2つのアンテナを含む。少なくとも2つの構造的エンクロージャの配列を含むシステムは、構造的エンクロージャの総数を従来の配列に比べて少なくとも2分の1に減少させながら、ダイバーシティと冗長性とを提供し、このようにしてコストと、取付けの複雑さとを低下させている。
図4Aは、例示の一実施形態による、アンテナ交差接続(ACC:Antenna Cross Connect)を利用したマルチ・セクタ・アンテナ構造を示すものである。
図4Aにおいて、マルチ・セクタ・アンテナ構造400は、少なくとも第1のアンテナ410と、第2のアンテナ420と、構造的エンクロージャ430と、RRH440の内部の第1のトランシーバ・グループ(例えば、トランシーバの一組)と、セルラ方式ブーム450を含む。第1のアンテナ410は、第1の要素のアレイとすることができ、また第2のアンテナ420は、第2の要素のアレイとすることができる。アンテナは、RRH440を使用した1つの共通のロケーションから、例えば、2つの隣接するセクタが接する「コーナ」から、少なくとも2つの隣接するセクタに出入りする信号についてのダウンリンク送信と、アップリンク受信との両方を提供するように構成されている。同じ方向に向かい、また同じセクタにサービスを提供するようにアンテナ・アレイを配列するのではなく、少なくとも2つのアンテナ・アレイ410/420はそれぞれ、各アレイが少なくとも2つの隣接するセクタのうちの一方にサービスを提供するように向けられて、「コーナ」からセクタにサービスを提供するようにアレイを配列することにより、異なるセクタにサービスを提供するように構成されている。例えば、第1のアンテナ・アレイ410は、セクタ1に向かい(またサービスを提供し)、また第2のアンテナ・アレイ420は、セクタ2に向かう(またサービスを提供する)。RRH440は、第1のトランシーバ・グループ(例えば、複数の受信機と送信機)(図示せず)を含む。受信機は、RF信号から、共通の公衆無線インターフェース(CPRI:Common Public Radio Interface)の上でベース・バンド・ユニット(BBU:Base−Band Unit)(図示せず)に対して搬送されるデジタル信号に受信信号を変換する。デジタル信号は多くの場合、光信号であり、またBBUは多くの場合、RRH440からのかなり離れて位置している。同様に、送信機は、BBUからセクタ内部に位置するユーザ機器(UE:user equipments)(図示せず)に搬送される無線周波数(RF)信号を送信する。RRH440は、1つまたは複数のトランシーバを含むことができる。
アンテナ交差接続
従来、各RRHは、1つまたは複数のアンテナからのセクタ内部の送信および受信を制御する。しかしながら、RRHの障害は、セクタの内部の信号停止をもたらす可能性がある。対照的に、図4Aおよび4Bに示されるように、1つまたは複数の例示の実施形態において、RRH440は、異なるセクタに、すなわち、アンテナ交差接続(ACC)として知られている構成における、セクタ1にサービスを提供する第1のアンテナ・アレイ410と、セクタ2にサービスを提供する第2のアンテナ・アレイ420に、サービスを提供するアンテナ・アレイに接続される。ACCにおいて、複数のRRHは、隣接するセクタをサポートするために使用されるアンテナに接続される。このようにして、任意の1つのRRHが故障した場合、セクタにサービスを提供し続けることができるRRHと、アンテナとが存在し続ける。それゆえに、セクタ当たりの複数のアンテナの喪失(ダイバーシティ受信またはMIMO送信の喪失)のためにカバレッジが悪化する可能性があるが、完全に失われることはない。
アンテナ・アレイ210/220は、単一ポート線形アンテナ・アレイ(SISOアップリンク受信またはSIMOダウンリンク送信についての)とすることができる。例えば、アンテナ・アレイ210/220のそれぞれは、図1に示されるように、アンテナ・アレイ110またはアンテナ・アレイ120とすることができる。同様に、アンテナ・アレイは、交差偏波アンテナが対象とするセクタからのアップリンク受信、または対象とするセクタに対するダウンリンク送信のために、BSにおいて使用されるデュアル偏波デュアル・ポート・アンテナとすることができる。例えば、アンテナ・アレイのそれぞれは、図3において示されるように、交差偏波アンテナ要素310または320を有することができる。
図4Bは、例示の一実施形態による、デュアル・ポート交差偏波アンテナを有するマルチ・セクタ・アンテナ構造400−bを示すものである。
図4Bに示されるように、アンテナ構造400−bは、アンテナ・アレイ410−b/420−bがデュアル・ポート交差偏波アンテナである点を除いて、マルチ・セクタ・アンテナ構造400と同じ構造を有しており、そこでは、各アンテナ・アレイ410−b/420−bは、1対の交差偏波アンテナ・アレイであり、1対の電気接続を介して各アンテナ・アレイ410−b/420−bに接続されているRRH440−bを結果的にもたらす。それゆえに、図4AのRRH440が、単一の接続を介してアンテナ・アレイ410/420のそれぞれに接続されて示されている一方、図4Bの中のRRH440−bは、アンテナ・アレイの中の偏波アンテナ要素の各アレイについて1つの、1対の電気接続を介して、アンテナ・アレイ410−b/4200bのそれぞれに接続される。交差偏波アンテナを利用することにより、双方向ダイバーシティは、単一のアンテナにおいて2つの相補的偏波アンテナ要素を共に1対とすることにより、各アンテナ構造400−bから達成される可能性がある。マルチ・セクタ・アンテナ構造400−bは、デュアル・ポート交差偏波アンテナであるので、マルチ・セクタ・アンテナ構造400−bは、2つのアンテナ・ポート接続をサポートすることができる。
構造的エンクロージャ430は、RF信号に対してトランスペアレントであり、またエンクロージャに実質的な強度、防水性、また着氷に対する耐性を示す機械的特性を有する材料から作られ得る。いくつかの例示の実施形態では、RRH440は、構造的エンクロージャ430の外側にあることもでき、またそれゆえに構造的エンクロージャ430は、その表面上にRRH440を接続するポートを含むことができる。他の例示の実施形態では、構造的エンクロージャ430は、中にRRH440を一体化していることがある。構造的エンクロージャの形状は、セルが3−セクタであるか、4−セクタであるか、または6−セクタであるか、また構造的エンクロージャ430が中にRRH440を一体化しているかどうかなど、セルの設計によって決まることもある。
図5Aおよび5Bは、例示の実施形態による、少なくとも2つのマルチ・セクタ・アンテナ構造を含むシステムを示すものである。
図5Aに示されるように、システム500は、セルラ方式ブーム550と、それに取り付けられた少なくとも第1のマルチ・セクタ・アンテナ構造500aと、第2のマルチ・セクタ・アンテナ構造500bとを含むことができる。マルチ・セクタ・アンテナ構造500a/500bのそれぞれは、マルチ・セクタ・アンテナ構造400と同じ構造を有している。例えば、マルチ・セクタ・アンテナ構造500a/500bのそれぞれは、別個の隣接するセクタにサービスを提供し、また両方が同じRRH(例えば、トランシーバ・グループ)に接続されている少なくとも2つのアンテナ・アレイを含む。それゆえに、第1のマルチ・セクタ・アンテナ構造500aは、第1のアンテナ・アレイ510aを介した少なくとも第1のセクタ(セクタ1)と、第2のアンテナ・アレイ520aを介した第2のセクタ(セクタ2)に同時にサービスを提供する第1のRRH540aを含む。同様に、第2のマルチ・セクタ・アンテナ構造500bは、第1のアンテナ520bを介した少なくとも第1のセクタと、第2のアンテナ510bを介した第3のセクタに同時にサービスを提供する第2のRRH540bを含む。信号が、ACCを使用してベース・バンド・ユニット(BBU)に対して適切に搬送される場合、各セクタは、少なくとも2つのRRHによってサービスを提供される。例えば、第1のセクタ(セクタ1)は、RRH540aに接続されたアンテナ510aによってサービスを提供され、またRRH540bに接続されたアンテナ520bによってサービスを提供される。
各RRHは、2つの隣接するセクタに対して適切な信号を送信する、または2つの隣接するセクタから受信することができる。これは、各セクタが、少なくとも2つのRRHによってサービスを提供されることを結果的にもたらし、このようにしてそれらのセクタのそれぞれに冗長度を提供している。例えば、第1のセクタは、RRH540aとRRH540bとによってサービスを提供されている。
さらに、少なくとも2つのマルチ・セル・アンテナ構造500a/500bのそれぞれが、水平距離D(例えば、7ラムダλから10ラムダλ)だけ十分に間隔をおいて配置される場合、双方向ダイバーシティが、BBUにおいて上流で達成されることもある。図2Aに示される空間ダイバーシティの従来の例とは対照的に、図5Aに示される例示の実施形態では、空間ダイバーシティは、構造的エンクロージャ530a/530bのサイズと数とを最小にしながら、達成される可能性がある。
同様に、少なくとも2つのマルチ・セル・アンテナ構造のそれぞれにおけるアンテナ・アレイが交差偏波アンテナである場合、偏波ダイバーシティが、各セクタに対して提供されることもある。このようにして、4つの受信信号および/または4つの送信信号を(それらのアンテナが、SIMOであるかMIMOであるかに応じて)提供することが、結果的に四方向ダイバーシティをもたらす。
図5Bは、例示の一実施形態による、四方向ダイバーシティを達成するように構成された少なくとも2つのマルチ・セクタ・アンテナ構造を含むシステム500−2を示すものである。
図5Bに示されるように、システム500−2は、これがマルチ・セル・アンテナ構造500a−2/500b−2を含む点を除いて、システム500と同じ構造を有しており、これらマルチ・セル・アンテナ構造は、空間ダイバーシティを達成ために十分に間隔をおいて配置されていることに加えて、それぞれが交差偏波アンテナを含む。システム500−2の中に交差偏波アンテナを含めることにより、四方向ダイバーシティが、BBU(図示せず)において上流で達成されることもある。
図5Bに示されるように、マルチ・セル・アンテナ構造500a−2/500b−2は、これらのアンテナが、図4Bに示されるアンテナ構造を有する可能性があることを除いて、図5Aに示されるマルチ・セル・アンテナ構造500a/500bと同じ構造を有しており、ここでは、各アンテナ・アレイは、1対の交差偏波アンテナ要素であり、またRRH540a−2/540b−2は、それぞれ1対の電気接続を介してそれぞれのアンテナ・アレイに接続されている。それゆえに、各RRH540a−2/540b−2は、アンテナ構造500a−2/500b−2のうちのそれぞれ1つに接続されている2対のポートを有する。したがって、四方向ダイバーシティが、1対の交差偏波アンテナの間に空間ダイバーシティを生成することにより、各セクタの中で達成される可能性がある。
追加のマルチ・セル・アンテナ構造は、各追加構造のアンテナのうちの2分の1が、1つのセクタにサービスを提供し、また2分の1が、次の隣接するセクタにサービスを提供して、システム500の中のマルチ・セクタ・アンテナ構造(500a/500b)に隣接して、同様に配列されることもある。
少なくとも2つのマルチ・セクタ・アンテナ構造を有する上記のシステムでは、各セクタは、複数のRRHによってサービスを提供され、また各RRHは、複数の隣接するセクタにサービスを提供する。この構成は、セクタの内部の冗長度と、ダイバーシティの両方を提供している。任意の1つのRRHの障害が、2つの隣接するセクタに影響を及ぼすことになるので、冗長度が達成されるが、交差接続に起因して、各セクタは依然として、残りの動作可能なRRHによってサービスを提供されるそのアンテナのうちの少なくとも2分の1を有することになる。さらに、マルチ・セクタ構造が、空間ダイバーシティを適切に提供するように間隔をおいて配置され、かつ/または各構造が、交差偏波要素を利用したアンテナを含む場合に、ダイバーシティが達成されることもある。マルチ・セクタ構造が、空間ダイバーシティを提供するように適切に間隔をおいて配置され、また各構造が、交差偏波要素を利用したアンテナを含む場合、そのときに四方向ダイバーシティが達成されることもある。さらに、各マルチ・セクタ構造が、少なくとも2つのセクタにサービスを提供するので、構造的エンクロージャの総数は、2分の1だけ減少しており、このことが冗長度とダイバーシティとを提供しながら、コストと取付けの複雑さを低減させている。
図6は、例示の一実施形態によるマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造を示すものである。
図6に示されるように、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造600は、少なくとも第1のハイ・バンド・アンテナ610と、ロー・バンド・アンテナ615と、第2のハイ・バンド・アンテナ620と、構造的エンクロージャ630を含む。マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ600は、セルラ方式ブーム650の上に取り付けられることもある。第1および第2のハイ・バンド・アンテナ(610/620)は、第1のアンテナ410と第2のアンテナ420と同じ構造を有しており、またパーソナル通信サービス(PCS:Personal Communication Service)バンドと、高度ワイヤレス・サービス(AWS:Advanced Wireless Services)バンドとしても知られている、1,850〜1,990Mhzをサービスを提供するように構成されていることもある。例えば、第1および第2のハイ・バンド・アンテナ(610/620)は、ハイ・バンド・トランシーバ(640)を使用した1つの共通のロケーションから、例えば、2つの隣接するセクタが接する「コーナ」から、2つの隣接するセクタをサポートするように、ハイ・バンドにおける信号のダウンリンク送信(UEに対する)と、アップリンク受信(UEからの)の両方のために構成されている。
ロー・バンド・アンテナ615は、698〜894MHzをサービスを提供するように構成されていることもある。ロー・バンド・アンテナ615は、ロー・バンド・トランシーバ645を使用したロー・バンドにおける信号を使用して、ダウンリンク送信(UEに対する)と、アップリンク受信(UEからの)との両方を提供するように構成されている。マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造600は、線形ダイポール・アンテナまたはデュアル偏波アンテナのいずれかである単一のロー・バンド・アンテナ615を含むことができる。したがって、ロー・バンド周波数範囲において十分なダイバーシティを達成するために必要とされる空間的距離が、空間ダイバーシティを達成することを難しくする可能性があるので、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造600は、コーナからの両方のセクタに面するロー・バンド要素を含んでいなくてもよいが、もっと正確に言えば、ロー・バンドについての1つのセクタ(面)をサポートするだけでもよい。それゆえに、各コーナのレードームは、ロー・バンドについて1つのセクタ(面)をサポートすることができる。両方のハイ・バンド・アレイと共にロー・バンド・アレイをパッケージすることにより、パッケージング効率は増大し、また全体的なサイズ、重み、コストが、別個のハイ・バンド・エンクロージャとロー・バンド・エンクロージャを用いて展開することに比べると、減少する。
図7は、例示の一実施形態による少なくとも2つのマルチ・バンド・マルチ・セクタ構造を含むシステムの例示の一実施形態を示すものである。
図7に示されるように、システム700は、セルラ方式ブーム750と、それに取り付けられた少なくとも第1のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700a、および第2のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700bとを含むことができる。マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700a/700bのそれぞれは、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造600と同じ構造を有する。第1のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700aは、第1のハイ・バンド・アンテナ710aを介した少なくとも第1のセクタ(セクタ1)と、第2のハイ・バンド・アンテナ720aを介した第2のセクタ(セクタ2)に同時にサービスを提供する第1のハイ・バンドRRH740aを含む。さらに、第1のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700aは、ロー・バンド・アンテナ715aを介して、第1のセクタと第2のセクタとのうちの一方(例えば、セクタ1)にサービスを提供するロー・バンドRRH745aを含む。
第2のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700bは、第1のハイ・バンド・アンテナ710bを介した少なくとも第2のセクタ(セクタ2)と、第2のハイ・バンド・アンテナ720bを介した第3のセクタ(セクタ3)に同時にサービスを提供する第2のハイ・バンドRRH740bを含む。さらに、第2のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700bは、ロー・バンド・アンテナ715bを介して第2のセクタと第3のセクタとのうちの一方(例えば、セクタ2)にサービスを提供するロー・バンドRRH745bを含む。
追加のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造は、各構造のハイ・バンド・アンテナのうちの2分の1が、1つのセクタにサービスを提供しており、また2分の1が、次の隣接するセクタにサービスを提供している、少なくとも2つのマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造(700a/700b)に隣接するシステム700の中で同様に配列されることもある。
それゆえに、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700a/700bのそれぞれは、それぞれが別個の隣接するセクタにサービスを提供し、また両方が同じハイ・バンドRRHに接続されている少なくとも2つのハイ・バンド・アンテナ・アレイを含む。さらに、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700a/700bのそれぞれは、隣接するセクタのうちの1つにサービスを提供し、またロー・バンドRRHに接続されているロー・バンド・アンテナを含む。信号が、正しく上流に分類される場合、各ハイ・バンドRRH(740a/740b)は、2つの隣接するセクタに対して/から適切な信号を送信する/受信することができ、また各ロー・バンドRRH745a/745bは、隣接するセクタのうちの1つから信号を送信する/受信することができる。
これは各セクタが、少なくとも2つのハイ・バンドRRHと、少なくとも1つのロー・バンドRRHによってサービスを提供されることを結果的にもたらし、このようにして、セクタのそれぞれにおいて、ハイ・バンド冗長度と、ロー・バンド・カバレッジを提供している。例えば、第1のセクタは、ハイ・バンドRRH740aと、ハイ・バンドRRH740bと、ロー・バンドRRH745aによってサービスを提供されている。
さらに、少なくとも2つのマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700a/700bのそれぞれが、十分に間隔(例えば、7ラムダλから10ラムダλ)をおいて配置される場合、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造500a/500bは、各セクタの内部でハイ・バンドにおいて空間ダイバーシティを提供することができる。同様に、少なくとも2つのマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700a/700bのそれぞれにおけるアンテナ・アレイが、交差偏波アンテナである場合、ハイ・バンドと、ロー・バンドの両方における偏波ダイバーシティが、各セクタの内部で提供されることもある。マルチ・バンド・マルチ・セクタ構造が、空間ダイバーシティを提供するように適切に間隔をおいて配置され、また各構造700a/700bが、交差偏波要素を利用するハイ・バンド・アンテナを含む場合、四方向ダイバーシティがハイ・バンドにおいて達成されることもある。しかしながら、ロー・バンドでは、ロー・バンド・アンテナが、偏波ダイバーシティを使用して達成されるダイバーシティに比べてかなりはっきりと認識できるダイバーシティを獲得するために大きな水平空間分離を必要とするので、ロー・バンドにおける偏波ダイバーシティを使用することが好ましく、また空間ダイバーシティを使用することは好ましくない。
マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700a/700bのそれぞれは、それらのそれぞれのRRHを、構造の中に一体化することもできる。例えば、第1のマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造700aは、第1のハイ・バンドRRH740bと第1のロー・バンドRRH745aをエンクロージャ730aの中に一体化することもできる。代替として、マルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造(700a/700b)のそれぞれは、エンクロージャの表面上に、RRHを外部で接続するポートを有することもできる。
図8および9は、3つ以上のセクタへ分割されたセルにおいて使用するマルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造の例示の実施形態を示すものである。
図8は、セルラ方式ブームの上に提供される4つの(4)マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造800a、800b、800cおよび800dを示すものである。この構成は、4−セクタ化されたセル・サイトにサービスを提供し、ここで各セクタは、図1〜5の3−セクタ・セル構造において各マルチ・セクタ・アンテナ構造によって対象に含まれる、120度ではなく90度を対象に含む。
図9は、6つの(6)マルチ・バンド・マルチ・セクタ構造900a、900b、900c、900d、900eおよび900fを示すものである。この構成は、6−セクタ化されたセル・サイトにサービスを提供し、ここでは各セクタは、60度を対象として含む。マルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造800a〜dおよび900a〜fのそれぞれは、図6に示されるマルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造600と同じ内部コンポーネントを有する。例えば、マルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造800a〜d/900a〜fのそれぞれは、2つの隣接するセクタにサービスを提供するように構成されており、また2つの隣接するセクタの中のRRH間のアンテナ交差接続(ACC)を提供することができる。交差接続されたRRHは、ハイ・バンド・アンテナのためだけに使用とすることもでき、またはハイ・バンド・アンテナと、ロー・バンド・アンテナの両方のために使用することもできる。さらに、マルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造800a〜d/900a〜fは、それらの構造が十分に間隔(例えば、7ラムダλから10ラムダλ)をおいて配置される場合に、ハイ・バンド空間ダイバーシティを提供することができる。同様に、マルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造800a〜d/900a〜fは、ハイ・バンド・アンテナ・アレイが交差偏波される場合に、ハイ・バンド偏波ダイバーシティを提供することができ、かつ/またはロー・バンド・アンテナ・アレイが交差偏波される場合に、ロー・バンド偏波ダイバーシティを提供することができる。しかしながら、マルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造800a〜d/900a〜fは、マルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造800a〜d/900a〜fに比べて、アンテナ・アレイの間の異なる角度を有している。アンテナ・アレイ間の角度は、セルがどれだけ多くのセクタに分解されるかに左右される。図4〜7などに示される3つの(3)マルチ・セル・アンテナ構造を有する3つの(3)セクタ・セルでは、アンテナ・アレイ間の角度は、120度とすることができる。図8などに示される4つの(4)マルチ・セル・アンテナ構造を有する4つの(4)セクタ・セルでは、アンテナ・アレイ間の角度は、90度とすることができる。それゆえに、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造800a〜dにおけるアンテナ・アレイの間の角度は、90度とすることができる。図9などに示される6つの(6)マルチ・セル・アンテナ構造を有する6つの(6)セクタ・セルでは、アンテナ・アレイ間の角度は、60度とすることができる。それゆえに、マルチ・バンド・マルチ・セクタ・アンテナ構造900a〜fにおけるアンテナ・アレイ間の角度は、60度とすることができる。
マルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造は、第1のアンテナ・アレイと第2のアンテナ・アレイ間に固定された角度を有することができ、あるいは代替として、マルチ・バンド・マルチ・セル・アンテナ構造は、第1のアンテナ・アレイと第2のアンテナ・アレイとの交差部におけるエンクロージャ(例えば、レードーム)上に位置する調整可能なピボット825を通した、第1のアンテナ・アレイと第2のアンテナ・アレイ間の調整可能な角度を有することができる。
例示の実施形態が、具体的に示され、また説明されてきたが、形態および詳細における変形形態が、特許請求の範囲において、特許請求の範囲および精神を逸脱することなく行われ得ることが、当業者によって理解されるであろう。

Claims (10)

  1. 第1のセクタ(セクタ1)にサービスを提供するように配向され、第1のトランシーバ・グループ(440)に電気的に接続された第1のアンテナ(410)と、
    前記第1のセクタに隣接する第2のセクタ(セクタ2)にサービスを提供するように配向され、前記第1のトランシーバ・グループに電気的に接続された第2のアンテナ(420)と、
    前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナを共にカバーする単一のエンクロージャ(430)と
    を備えるマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ(400)。
  2. 前記第1のトランシーバ・グループは、リモート無線ヘッド(RRH)であり、少なくとも4つのポートを含み、
    前記第1のアンテナは、前記少なくとも4つのポートのうちの2つに電気的に接続された第1のデュアル偏波アンテナであり、
    前記第2のアンテナは、前記少なくとも4つのポートのうちの2つに電気的に接続された第2のデュアル偏波アンテナである、請求項1に記載のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ。
  3. 前記単一のエンクロージャは、レードームであり、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナが合流し、第1のコーナを形成する、請求項1に記載のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ。
  4. 第1のセクタ(セクタ1)にサービスを提供するように配向され、第1のトランシーバ・グループ(540a)に電気的に接続された第1のアンテナ(510a)、
    前記第1のセクタに隣接する第2のセクタ(セクタ2)にサービスを提供するように配向され、前記第1のトランシーバ・グループに電気的に接続された第2のアンテナ(520a)、ならびに
    前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナを共にカバーする第1のエンクロージャ(530a)
    を含む
    第1のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ(500a)と、
    前記第1のセクタにサービスを提供するように配向され、第2のトランシーバ・グループ(540b)に電気的に接続された第3のアンテナ(520b)、
    第3のセクタ(セクタ3)にサービスを提供するように配向され、前記第2のトランシーバ・グループに電気的に接続された第4のアンテナ(510b)、ならびに
    前記第3のアンテナおよび前記第4のアンテナを共にカバーする第2のエンクロージャ(530b)
    を含む
    第2のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ(500b)と
    を備えるマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ・システム(500)。
  5. 前記第1のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナおよび前記第2のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナは、フェージングに対する空間ダイバーシティが、前記第1のセクタのために提供されるように、距離(D)だけ空間的に分離される、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記第1のトランシーバ・グループは、第1のリモート無線ヘッド(RRH)であり、前記第2のトランシーバ・グループは、第2のRRHであり、各RRHは、それぞれ、少なくとも4つのポートを含み、
    前記第1のアンテナは、前記第1のRRHの前記少なくとも4つのポートのうちの2つに電気的に接続された第1の偏波アンテナであり、
    前記第2のアンテナは、前記第1のRRHの前記少なくとも4つのポートのうちの2つに電気的に接続された第2の偏波アンテナであり、
    前記第3のアンテナは、前記第2のRRHの前記少なくとも4つのポートのうちの2つに電気的に接続された第3の偏波アンテナであり、
    前記第4のアンテナは、前記第2のRRHの前記少なくとも4つのポートのうちの2つに電気的に接続された第4の偏波アンテナである、請求項4に記載のシステム。
  7. 前記第1のトランシーバ・グループに接続された前記第1のアンテナと、前記第2のトランシーバに接続された第3のアンテナは、共にアンテナ交差接続を利用して、前記第1のセクタに対して冗長度とダイバーシティとを提供する、請求項4に記載のシステム。
  8. 前記の第1のアンテナと第2のアンテナが合流し、第1のコーナを形成し、前記の第3のアンテナと第4のアンテナが合流し、第2のコーナを形成し、
    前記第1のエンクロージャは、前記セル・サイトにおけるセクタの数に基づいて、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間の角度を調整するように構成された、前記第1のコーナにおける第1のピボット・ポイントを含み、
    前記第2のエンクロージャは、前記セル・サイトにおけるセクタの前記数に基づいて、前記第3のアンテナと前記第4のアンテナとの間の角度を調整するように構成された、前記第2のコーナにおける第2のピボット・ポイントを含む、請求項4に記載のシステム。
  9. 第1の無線波バンドを利用するように構成され、第1のセクタ(セクタ1)にサービスを提供するように配向され、第1のハイ・バンド・トランシーバ・グループ(640)に電気的に接続された第1のハイ・バンド・アンテナ(610)と、
    前記第1の無線波バンドを利用するように構成され、前記第1のセクタに隣接する第2のセクタ(セクタ2)にサービスを提供するように配向され、前記第1のハイ・バンド・トランシーバ・グループに電気的に接続された第2のハイ・バンド・アンテナ(620)と、
    ロー無線波バンドを利用するように構成され、前記第1のセクタにサービスを提供するように配向され、ロー・バンド・トランシーバ・グループ(645)に電気的に接続された第1のロー・バンド・アンテナ(615)と
    前記第1のハイ・バンド・アンテナと、前記第2のハイ・バンド・アンテナと、前記第1のロー・バンド・アンテナをカバーする単一のエンクロージャ(630)と
    を備えるマルチ・バンド・マルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ(600)。
  10. 前記アンテナのそれぞれは、信号のアップリンク受信と、信号のダウンリンク送信のうちの少なくとも一方について、双方向ダイバーシティを提供するデュアル偏波アンテナ要素のアレイである、請求項9に記載のマルチ・セクタ・セル・サイト・アンテナ。
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