JP4347727B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスク装置に係り、さらに詳しくは、複数の記録層を有する光ディスクに対して、情報の記録、再生及び消去のうち少なくとも再生を行なう光ディスク装置に関する。
近年、デジタル技術の進歩及びデータ圧縮技術の向上に伴い、音楽、映画、写真及びコンピュータソフトなどの情報(以下「コンテンツ」ともいう)を記録するための媒体として、DVD(digital versatile disc)などの光ディスクが注目されるようになり、その低価格化とともに、光ディスクを情報記録の対象媒体とする光ディスク装置が普及するようになった。
ところで、コンテンツの情報量は、年々増加する傾向にあり、光ディスクの記録容量の更なる増加が期待されている。光ディスクの記録容量を増加させる手段としては、記録密度の向上及び記録層の多層化が考えられる。
光ディスクの記録密度の向上については、光ディスクに照射する光束の波長を短くし、対物レンズによって記録層に形成される光スポットの大きさ(スポット径)を小さくすることが検討され、波長が約660nmの光束に対応する現在のDVD(以下「赤色DVD」ともいう)よりも短波長である約400nmの光束に対応する次世代DVD(以下「青色DVD」ともいう)の開発及び規格化が精力的に行なわれている。
記録層の多層化については、複数の記録層を有する光ディスク(以下「多層ディスク」ともいう)及び該多層ディスクをアクセス対象とする光ディスク装置の開発が盛んに行われている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。多層ディスクでは、記録層と記録層との間隔が重要である。この間隔が狭いと、いわゆる層間クロストークにより、多層ディスクからの戻り光束には、目的とする記録層からの信号だけでなく、目的とする記録層以外の記録層からの信号も高いレベルで含まれることとなり、再生信号のS/N比が低下するおそれがある。一方、記録層と記録層との間隔が広いと、球面収差の影響により目的とする記録層からの信号が劣化するおそれがある。そこで、例えば片面2層DVD−ROMでは、2つの記録層の間隔は55±15μmに規定されている。
そこで、光束の短波長化と記録層の多層化とを組み合わせると、記録容量の大幅な増加が期待できる。しかしながら、光束の波長が短くなると、2つの記録層の間隔の上限が上記片面2層DVD−ROMの場合(70μm)よりも小さくなるため、従来の製造設備を転用することが困難であり、光ディスクが高価なものとなる。
特開平08−096406号公報 特開平09−054981号公報
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その目的は、複数の記録層を有する高記録容量の光ディスクへのアクセスを精度良く安定して行うことができる光ディスク装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、第1記録層と第2記録層とを有し、該2つの記録層の間隔tが87μm以下である光ディスクに対して、情報の記録、再生及び消去のうち少なくとも再生を行なう光ディスク装置であって、光源と;入射光束が略平行光のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(1/2)tに対応する位置での波面収差がほぼ最小となるように設定されている対物レンズを含み、前記光源から出射された光束を前記複数の記録層のうち選択された記録層に集光するとともに、前記選択された記録層で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系と;前記受光位置に配置され、前記戻り光束を受光する光検出器と;前記選択された記録層が前記第1記録層のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(1/4)tに対応する位置での球面収差がほぼ最小となるときの収差補正量を選択し、前記選択された記録層が前記第2記録層のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(3/4)tに対応する位置での球面収差がほぼ最小となるときの収差補正量を選択する収差補正手段と;前記光検出器の出力信号を用いて、前記情報の記録、再生及び消去のうち少なくとも再生を行なう処理装置と;を備える光ディスク装置である。
これによれば、選択された記録層が複数の記録層のうちのいずれの記録層であっても、形状品質に優れた光スポットを形成することが可能となる。従って、結果として複数の記録層を有する高記録容量の光ディスクへのアクセスを精度良く安定して行うことができる。
本発明は、第2の観点からすると、第1記録層と第2記録層とを有し、該2つの記録層の間隔tが65μm以下である光ディスクに対して、情報の記録、再生及び消去のうち少なくとも再生を行なう光ディスク装置であって、光源と;入射光束が略平行光のときに、前記第1記録層又は前記第2記録層に対応する位置での波面収差がほぼ最小となるように設定されている対物レンズを含み、前記光源から出射された光束を前記複数の記録層のうち選択された記録層に集光するとともに、前記選択された記録層で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系と;前記受光位置に配置され、前記戻り光束を受光する光検出器と;前記選択された記録層が前記第1記録層のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(1/3)tに対応する位置での球面収差がほぼ最小となるときの収差補正量を選択し、前記選択された記録層が前記第2記録層のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(2/3)tに対応する位置での球面収差がほぼ最小となるときの収差補正量を選択する収差補正手段と;前記光検出器の出力信号を用いて、前記情報の記録、再生及び消去のうち少なくとも再生を行なう処理装置と;を備える光ディスク装置である。
これによれば、選択された記録層が複数の記録層のうちのいずれの記録層であっても、形状品質に優れた光スポットを形成することが可能となる。従って、結果として複数の記録層を有する高記録容量の光ディスクへのアクセスを精度良く安定して行うことができる。
記各光ディスク装置において、前記収差補正手段は、前記光源と前記対物レンズとの間の光路上に配置された正レンズと負レンズとを含み、前記選択結果に基づいて前記正レンズと前記負レンズとの間隔を調整し、収差を補正することとすることができる。
記各光ディスク装置において、前記収差補正手段は、前記光源と前記対物レンズとの間の光路上に配置されたカップリングレンズを含み、前記選択結果に基づいて光軸方向に関する前記カップリングレンズの位置を調整し、収差を補正することとすることができる。
記各光ディスク装置において、前記収差補正手段は、前記光源と前記対物レンズとの間の光路上に配置され、印加電圧によってその屈折率分布が変化する電気光学素子を含み、前記選択結果に基づいて前記電気光学素子の屈折率分布を調整し、収差を補正することとすることができる。
この場合において、前記電気光学素子は、液晶素子であることとすることができる。また、前記電気光学素子は、電気光学結晶を含む光学素子であることとすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図4(B)に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る光ディスク装置20の概略構成が示されている。
この図1に示される光ディスク装置20は、光ディスク15を回転駆動するスピンドルモータ22、光ピックアップ装置23、該光ピックアップ装置23をスレッジ方向に駆動するシークモータ21、レーザ制御回路24、エンコーダ25、モータ制御回路26、サーボ制御回路27、再生信号処理回路28、バッファRAM34、バッファマネージャ37、インターフェース38、フラッシュメモリ39、CPU40及びRAM41などを備えている。なお、図1における接続線は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。また、光ディスク装置20は、複数の記録層を有する光ディスクに対応しているものとする。
前記光ディスク15は、波長が約400nmの光束に対応し、2つの記録層を有する本発明の一実施形態に係る光ディスク(以下「片面2層青色DVD」ともいう)である。この光ディスク15は、一例として図2(A)及び図2(B)に示されるように、前記光ピックアップ装置23に近いほうから順に、第1基板L0、第1記録層M0、中間層ML、第2記録層M1、第2基板L1などを有している。また、第1記録層M0と中間層MLとの間には金や誘電体などで形成された半透明膜があり、第2記録層M1と第2基板L1との間にはアルミニウムなどで形成された金属反射膜がある。中間層MLには、光ピックアップ装置23から照射される光束に対して透過率が高く、基板の屈折率に近い屈折率を有する紫外線硬化型の樹脂材料が用いられる。なお、第1記録層M0と第2記録層M1との間隔(すなわち中間層MLの厚さ)tについては後で詳述する。また、各記録層には、スパイラル状又は同心円状のトラックが形成されている。
前記光ピックアップ装置23は、光ディスク15における選択された記録層(以下「選択記録層」と略述する)にレーザ光を照射するとともに、その選択記録層からの反射光を受光するための装置である。この光ピックアップ装置23は、一例として図3に示されるように、光源LD、カップリングレンズ52、偏向プリズム53、偏光ビームスプリッタ54、1/4波長板55、収差補正レンズ系56、集光レンズ58、対物レンズ60、光検出器としての受光器PD、及び駆動系(フォーカシングアクチュエータ及びトラッキングアクチュエータ(いずれも図示省略))などを備えている。
前記光源LDは、波長が約400nmの直線偏光(ここでは一例としてS偏光とする)の光束を出射する半導体レーザである。なお、光源LDから出射される光束の最大強度出射方向を+X方向とする。この光源LDの+X側に前記カップリングレンズ52が配置され、光源LDから出射された光束を略平行光とする。
前記偏光ビームスプリッタ54は、カップリングレンズ52の+X側に配置され、S偏光に対しては高い透過率を有し、P偏光に対しては高い反射率を有している。従って、偏光ビームスプリッタ54は、カップリングレンズ52からの光束を透過させるとともに、光ディスク15の選択記録層で反射した光束(戻り光束)を−Z方向に分岐する。
前記収差補正レンズ系56は、偏光ビームスプリッタ54の+X側に配置され、負レンズとしての凹レンズ56aと、正レンズとしての凸レンズ56bと、前記凹レンズ56a及び凸レンズ56bの少なくとも一方を駆動し両レンズの間隔(以下「レンズ間隔」ともいう)を変更する不図示のレンズ駆動装置を含んでいる。レンズ間隔が変化すると、対物レンズ60の結像倍率が変化し、球面収差が変化する。
前記偏向プリズム53は収差補正レンズ系56の+X側に配置され、収差補正レンズ系56からの光束の光路を+Z方向に曲げる。なお、偏向プリズム53に代えて反射ミラーを用いても良い。この偏向プリズム53の+Z側には前記1/4波長板55が配置され、1/4波長板55の+Z側には前記対物レンズ60が配置されている。
前記偏光ビームスプリッタ54の−Z側には、前記集光レンズ58が配置され、偏光ビームスプリッタ54で−Z方向に分岐された戻り光束を前記受光器PDの受光面に集光する。受光器PDは複数の受光領域を有し、その受光領域毎に受光量に応じた信号(光電変換信号)をそれぞれ出力する。
前記フォーカシングアクチュエータ(図示省略)は、対物レンズ60の光軸方向であるフォーカス方向に対物レンズ60を微少駆動するためのアクチュエータである。前記トラッキングアクチュエータ(図示省略)は、トラックの接線方向に直交する方向であるトラッキング方向に対物レンズ60を微少駆動するためのアクチュエータである。
なお、本実施形態では、対物レンズ60に略平行光が入射されたときに波面収差がほぼ0となる位置(以下「収差基準位置」ともいう)が、対物レンズ60の光軸方向に関して前記中間層MLのほぼ中央に対応する位置となるように設定されているものとする。
図1に戻り、前記再生信号処理回路28は、I/Vアンプ28a、サーボ信号検出回路28b、ウォブル信号検出回路28c、RF信号検出回路28d及びデコーダ28eなどから構成されている。
前記I/Vアンプ28aは、受光器PDの出力信号を電圧信号に変換するとともに、所定のゲインで増幅する。
前記サーボ信号検出回路28bは、I/Vアンプ28aの出力信号に基づいてフォーカスエラー信号及びトラックエラー信号などのサーボ信号を検出する。ここで検出されたサーボ信号は前記サーボ制御回路27に出力される。
前記ウォブル信号検出回路28cは、I/Vアンプ28aの出力信号に基づいてウォブル信号を検出する。前記RF信号検出回路28dは、I/Vアンプ28aの出力信号に基づいてRF信号を検出する。前記デコーダ28eは前記ウォブル信号からアドレス情報及び同期信号などを抽出する。ここで抽出されたアドレス情報はCPU40に出力され、同期信号はエンコーダ25に出力される。また、デコーダ28eは前記RF信号に対して復号処理及び誤り検出処理などを行い、誤りが検出されたときには誤り訂正処理を行った後、再生データとして前記バッファマネージャ37を介して前記バッファRAM34に格納する。
前記サーボ制御回路27は、FCコントローラ27a、TRコントローラ27b、ACTドライバ27c、SAコントローラ27d、及びSAドライバ27eなどを有している。
前記FCコントローラ27aは、前記フォーカスエラー信号に基づいてフォーカスずれを補正するためのフォーカス制御信号を生成する。前記TRコントローラ27bは、前記トラックエラー信号に基づいてトラックずれを補正するためのトラッキング制御信号を生成する。ここで生成されたフォーカス制御信号及びトラッキング制御信号は、それぞれ前記ACTドライバ27cに出力される。
前記ACTドライバ27cは、前記フォーカス制御信号に応じてフォーカシングアクチュエータの駆動信号(駆動電流)を光ピックアップ装置23に出力し、前記トラッキング制御信号に応じてトラッキングアクチュエータの駆動信号(駆動電流)を光ピックアップ装置23に出力する。これにより、トラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。
前記SAコントローラ27dは、CPU40からの選択記録層に関する情報に基づいて前記収差補正レンズ系56を構成する両レンズの間隔を制御するためのレンズ間隔制御信号を生成する。ここで生成されたレンズ間隔制御信号は前記SAドライバ27eに出力される。
前記SAドライバ27eは、前記レンズ間隔制御信号に応じて、予め設定されている2種類の駆動信号(駆動信号A及び駆動信号Bとする)の一方を前記収差補正レンズ系56を構成するレンズ駆動装置の駆動信号として光ピックアップ装置23に出力する。本実施形態では、選択記録層が第1記録層のときに駆動信号Aが出力され、選択記録層が第2記録層のときに駆動信号Bが出力される。
ところで、補正処理が行われないときの球面収差は、一例として図4(A)に示されるように、前記収差基準位置(Sとする)からの距離に比例して大きくなり、次の(1)式で示されることが知られている。ここで、W40 rmsはRMS値で示される球面収差、dは収差基準位置Sからの距離、nは中間層MLの等価屈折率、NAは対物レンズ60の開口数である。
W40 rms≒{ 1/48√5 } { (n2-1) /n3 } NA4 ・d ……(1)
通常光ディスクに記録されている情報を安定して再生するには、波面収差は光束の波長をλとすると、RMS値で0.07λより小さくする必要があることが経験上知られている。そして、波面収差には対物レンズの収差や光ディスクの傾きに起因する収差なども含めて考える必要があるため、記録層での球面収差は0.07λの1/2(=0.035λ)以下にする必要がある。
図4(A)に示されるように、球面収差が0.035λとなる位置をP1及びP2とすると、P1とP2の間隔(T1とする)は、次の(2)式で示される。すなわち、球面収差が補正されない場合には、記録層の間隔の上限値はT1となる。なお、ここでは、P1を対物レンズ側の位置とする。
T1=7.5 n3λ/{(n2-1)NA4 } ……(2)
本実施形態では、一例として図4(B)に示されるように、位置P1での球面収差がほぼ0となるように前記レンズ間隔を変更するための駆動信号を前記駆動信号Aとし、位置P2での球面収差がほぼ0となるようにレンズ間隔を変更するための駆動信号を前記駆動信号Bとしている。なお、各駆動信号は予め、実験、シミュレーション及び理論計算などにより得られている。
従って、図4(B)に示されるように、選択記録層が第1記録層M0の場合には、駆動信号Aを出力することにより、第1記録層M0の位置が収差基準位置Sと位置P11との間であれば、球面収差は0.035λ以下となる。また、選択記録層が第2記録層M1の場合には、駆動信号Bを出力することにより、第2記録層M1の位置が収差基準位置Sと位置P21との間であれば、球面収差は0.035λ以下となる。すなわち、中間層MLの厚さtは、次の(3)式で示されるT2以下であれば良い。
T2=15 n3λ/{(n2-1)NA4 } ……(3)
上記(3)式に、λ=0.40μm、n=1.623、NA=0.65を代入すると、T2=87μmとなる。これは、前述した片面2層DVD−ROMにおける上限値70μmよりも大きい。従って、従来の製造設備を転用することが可能であり、片面2層青色DVDを低コストで製造することができる。
また、中間層MLの厚さtの下限値としては、フォーカスエラー信号のキャプチャーレンジ、及び層間クロストークの影響が小さいときの前記受光器LDの出力レベルの少なくとも一方に基づいて規定することができる。例えば「栗林祐基等:PIONEER R&D Vol.6 No.2(1996) p62〜72」の図3に記載されているように、t<45μmでは層間クロストークに伴い、受光器LDの出力信号のジッタ劣化が急激に大きくなるおそれがある。また、前記収差補正レンズ系56の制御誤差を考慮し、それを約5%とすると、t≧45μmであることが望ましい。
図1に戻り、前記モータ制御回路26は、CPU40の指示に基づいてスピンドルモータ22及びシークモータ21をそれぞれ駆動制御する。
前記バッファRAM34には、光ディスク15に記録するデータ(記録用データ)、及び光ディスク15から再生したデータ(再生データ)などが一時的に格納される。このバッファRAM34へのデータの入出力は、前記バッファマネージャ37によって管理されている。
前記エンコーダ25は、CPU40の指示に基づいてバッファRAM34に蓄積されている記録用データをバッファマネージャ37を介して取り出し、データの変調及びエラー訂正コードの付加等を行ない、光ディスク15への書き込み信号を生成する。ここで生成された書き込み信号はレーザ制御回路24に出力される。
前記レーザ制御回路24は、光源LDから出射されるレーザ光のパワーを制御する。例えば記録の際には、前記書き込み信号、記録条件、及び光源LDの発光特性などに基づいて光源LDの駆動信号がレーザ制御回路24にて生成される。
前記インターフェース38は、ホスト(例えば、パソコン)との双方向の通信インターフェースであり、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)及びSCSI(Small Computer System Interface)などの標準インターフェースに準拠している。
前記フラッシュメモリ39には、CPU40にて解読可能なコードで記述されたプログラム、記録層毎のレンズ駆動装置の駆動信号、記録条件及び光源LDの発光特性などが格納されている。
前記CPU40は、フラッシュメモリ39に格納されているプログラムに従って上記各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータなどをRAM41に保存する。
なお、選択記録層が第1記録層であるか第2記録層であるかは、指定されたアドレスに基づいてCPU40によって判別される。従って、CPU40は、ホストから記録要求又は再生要求があると、選択記録層に関する情報を前記SAコントローラ及び前記FCコントローラ27aなどに通知する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光ディスク装置20では、CPU40及び該CPU40によって実行されるプログラムと、SAコントローラ27dと、SAドライバ27eと、収差補正レンズ系56とによって、収差補正手段が構成されている。また、再生信号処理回路28、CPU40及び該CPU40によって実行されるプログラムによって、処理装置が実現されている。なお、CPU40によるプログラムに従う処理の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全てをハードウェアによって構成することとしても良い。
以上説明したように、本実施形態に係る光ディスク装置20によると、記録及び再生などの光ディスクへのアクセスに先立って、選択記録層が第1記録層であれば駆動信号Aがレンズ駆動装置に供給され、一方選択記録層が第2記録層であれば駆動信号Bがレンズ駆動装置に供給される。これにより、収差補正量が選択記録層に応じて切り換わることとなる。そして、選択記録層がいずれの記録層であっても、球面収差を0.035λ以下に維持することができる。従って、選択記録層に形状品質に優れた光スポットを形成することが可能となり、その結果複数の記録層を有する高記録容量の光ディスクへのアクセスを精度良く安定して行うことができる。
また、本実施形態に係る光ディスク15によると、光ディスク装置20で用いられると、選択記録層が第1記録層及び第2記録層のいずれであっても球面収差をそれぞれ0.035λ以下に抑えることができる。そして、第1記録層M0と第2記録層M1との間隔tは87μm以下であれば良いことから、第1記録層M0と第2記録層M1との間隔(すなわち中間層MLの厚さ)についての許容範囲が従来よりも広くなり、従来の製造設備を用いて、歩留り良く製造することができる。従って、記録容量の大きな光ディスクを安価に供給することが可能となる。
なお、上記実施形態では、前記収差補正レンズ系56を用いて収差を補正する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、前記コリメートレンズ52の位置をX軸方向に移動して収差を補正しても良い。この場合には、コリメートレンズ52を移動させるための駆動機構が新たに必要となるが、前記収差補正レンズ系56は不要となる。そして、前記SAドライバ27eは、前記駆動機構の駆動信号を出力することとなる。
また、上記実施形態では、凹レンズ56aを凸レンズ56bの光源側に配置する場合について説明したが、これに限らず、凸レンズ56bを凹レンズ56aの光源側に配置しても良い。要するに、レンズ間隔が重要である。
また、上記実施形態において、前記収差補正レンズ系56に代えて、例えば印加電圧によって屈折率が変化する液晶素子や、電気光学結晶を含む光学素子などの電気光学素子を用いても良い。但し、この場合には、前記SAドライバ27eは、前記電気光学素子の印加電圧を出力することとなる。
また、上記実施形態では、CPU40から選択記録層に関する情報が前記SAコントローラ27dに通知されることとしたが、CPU40で駆動信号を選択し、その選択結果をSAコントローラ27dに通知しても良い。
また、上記実施形態では、対物レンズ60の開口数が0.65の場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、情報の記録及び再生が可能な光ディスク装置について説明したが、これに限らず、情報の記録、再生、及び消去のうち少なくとも再生が可能な光ディスク装置であれば良い。
また、上記実施形態では、収差基準位置が、対物レンズ60の光軸方向に関して中間層MLのほぼ中央に対応する位置となるように設定されている場合について説明したが、これに限らず、例えば収差基準位置が第1記録層M0又は第2記録層M1に対応する位置となるように設定されても良い。第1記録層M0に対応する位置(P12とする)が収差基準位置に設定されている場合には、例えば図5(A)に示されるように、前記駆動信号Aに代えて、第1記録層M0から第2記録層M1(対応する位置をP22とする)に向かって(1/3)tに対応する位置(P1’とする)での球面収差がほぼ最小となるときの駆動信号A’が出力され、前記駆動信号Bに代えて、第1記録層M0から第2記録層M1に向かって(2/3)tに対応する位置(P2’とする)での球面収差がほぼ最小となるときの駆動信号B’が出力されるように設定すると、中間層MLの厚さは、次の(4)式で示されるT3以下であれば、球面収差を0.035λ以下に維持することができる。
T3=11 n3λ/{(n2-1)NA4 } ……(4)
上記(4)式に、λ=0.40μm、n=1.623、NA=0.65を代入すると、T3=65μmとなる。これは、前述した片面2層DVD−ROMにおける上限値70μmとほぼ同等である。従って、従来の製造設備を転用することが可能であり、片面2層青色DVDを低コストで製造することができる。また、第2記録層M1に対応する位置P22に収差基準位置が設定されている場合も同様である。
また、上記実施形態において、更に約400nmの光束に対応し1つの記録層を有する光ディスク(以下「1層青色DVD」ともいう)にも、光ディスク装置20が対応しても良い。この場合に、1層青色DVDの記録層に対応する位置が前記P1とP2の間であれば、図5(B)に示されるように、収差基準位置Sでの球面収差がほぼ0となるようにレンズ間隔を変更する(すなわち設計値に戻す)ための駆動信号を駆動信号Cとし、選択記録層が1層青色DVDの記録層のとき出力することにより、1層青色DVDの記録層の球面収差を低く抑えることができる。すなわち、前記レンズ駆動装置の駆動信号として予め3種類の駆動信号(駆動信号A、駆動信号B、駆動信号C)を設定しておき、光ディスクが1層青色DVDであるか片面2層青色DVDであるか、及び選択記録層が片面2層青色DVDの第1記録層M0であるか第2記録層M1であるかに応じて3種類の駆動信号のうちのいずれかの駆動信号を前記SAドライバ27eから出力する。光ディスクが1層青色DVDであるか片面2層青色DVDであるかの判別処理は、通常光ディスクがマウントされたときにCPU40によって行なわれる。
さらに、波長が約660nmの光束(以下「赤色DVD用光束」ともいう)に対応し、2つの記録層を有する光ディスク(以下「片面2層赤色DVD」ともいう)にも、光ディスク装置が対応しても良い。この場合には、前記光ピックアップ装置23に代えて、一例として図6に示されるように、前記光ピックアップ装置23に、ホログラムユニットHU、カップリングレンズ52a、ダイクロイックプリズム63、位相補正板62などが付加された光ピックアップ装置23’が用いられる。なお、前記対物レンズ60の開口数は赤色DVD用光束に対しても0.65であるものとする。
前記ダイクロイックプリズム63は、前記偏光ビームスプリッタ54と前記収差補正レンズ系56との間の光路上に配置され、波長が約400nmの光束(以下「青色DVD用光束」ともいう)については高い透過率を有し、赤色DVD用光束については高い反射率を有している。従って、偏光ビームスプリッタ54からの光束の大部分は、ダイクロイックレンズ63を透過する。前記カップリングレンズ52aは、ダイクロイックレンズ63の−Z側に配置され、前記ホログラムユニットHUは、カップリングレンズ52aの−Z側に配置されている。
前記ホログラムユニットHUは、直線偏光(ここでは一例としてS偏光とする)の赤色DVD用光束を出射する光源LDa、受光器PDa、及びホログラム61などを有している。受光器PDaは、前記受光器PDと同様な構成を有している。なお、ホログラムユニットHUは、光源LDaから出射される赤色DVD用光束の最大強度出射方向が+Z方向となるように配置されている。
前記位相補正板62は、前記1/4波長板55と前記対物レンズ60との間に配置され、青色DVD用光束と赤色DVD用光束との波長の違いに起因する球面収差を相殺する。例えば前記対物レンズ60が青色DVD用光束に対して最適化されている場合には、透過する赤色DVD用光束の位相分布を変化させるように設定されている。
片面2層赤色DVDがマウントされている場合には、前記レーザ制御回路24の指示により光源LDaから光束が出射され、ホログラム61及びカップリングレンズ52aを介してダイクロイックレンズ63に入射する。この光束の大部分はダイクロイックレンズ63で+X方向に反射され、収差補正レンズ系56、偏向プリズム53、1/4波長板55、位相補正板62及び対物レンズ60を介して片面2層赤色DVDの選択記録層に集光される。
片面2層赤色DVDの選択記録層で反射した赤色DVD用光束(以下「赤色DVD用戻り光束」ともいう)は、対物レンズ60、位相補正板62、1/4波長板55、偏向プリズム53、収差補正レンズ系56、ダイクロイックレンズ63、及びカップリングレンズ52aを介してホログラム61に入射する。ホログラム61で回折された赤色DVD用戻り光束は前記受光器PDaで受光される。
この場合には、上記実施形態と同様に、選択記録層が第1記録層であるか第2記録層であるかに応じて、前記2種類の駆動信号(駆動信号A、駆動信号B)のうちのいずれかが前記SAドライバ27eから出力される。
なお、マウントされている光ディスクが、片面2層赤色DVDであるか片面2層青色DVDであるかは、光ディスクがマウントされたときにCPU40によって判別される。この判別結果は、前記レーザ制御回路24など波長に応じた処理を行う回路に通知される。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図2(A)及び図2(B)は、それぞれ本発明の一実施形態に係る光ディスクとしての片面2層青色DVDの構造を説明するための図である。 図1における光ピックアップ装置の構成を説明するための図である。 図4(A)及び図4(B)は、それぞれ収差基準位置が中間層のほぼ中央に対応する位置に設定されているときの、2種類の駆動信号と球面収差との関係を説明するための図である。 図5(A)は、第1記録層に対応する位置が収差基準位置に設定されているときの、2種類の駆動信号と球面収差との関係を説明するための図であり、図5(B)は、3種類の駆動信号と球面収差との関係を説明するための図である。 2波長光ピックアップ装置の構成を説明するための図である。
符号の説明
15…光ディスク、20…光ディスク装置、23、23’…光ピックアップ装置、27d…SAコントローラ(収差補正手段の一部)、27e…SAドライバ(収差補正手段の一部)、28…再生信号処理回路(処理装置の一部)、40…CPU(収差補正手段の一部、処理装置の一部)、52…カップリングレンズ、56…収差補正レンズ系(収差補正手段の一部)、56a…凹レンズ(負レンズ)、56b…凸レンズ(正レンズ)、60…対物レンズ、LD、LDa…光源、PD、PDa…受光器(光検出器)。

Claims (7)

  1. 第1記録層と第2記録層とを有し、該2つの記録層の間隔tが87μm以下である光ディスクに対して、情報の記録、再生及び消去のうち少なくとも再生を行なう光ディスク装置であって、
    光源と;
    入射光束が略平行光のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(1/2)tに対応する位置での波面収差がほぼ最小となるように設定されている対物レンズを含み、前記光源から出射された光束を前記複数の記録層のうち選択された記録層に集光するとともに、前記選択された記録層で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系と;
    前記受光位置に配置され、前記戻り光束を受光する光検出器と;
    前記選択された記録層が前記第1記録層のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(1/4)tに対応する位置での球面収差がほぼ最小となるときの収差補正量を選択し、前記選択された記録層が前記第2記録層のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(3/4)tに対応する位置での球面収差がほぼ最小となるときの収差補正量を選択する収差補正手段と;
    前記光検出器の出力信号を用いて、前記情報の記録、再生及び消去のうち少なくとも再生を行なう処理装置と;を備える光ディスク装置。
  2. 第1記録層と第2記録層とを有し、該2つの記録層の間隔tが65μm以下である光ディスクに対して、情報の記録、再生及び消去のうち少なくとも再生を行なう光ディスク装置であって、
    光源と;
    入射光束が略平行光のときに、前記第1記録層又は前記第2記録層に対応する位置での波面収差がほぼ最小となるように設定されている対物レンズを含み、前記光源から出射された光束を前記複数の記録層のうち選択された記録層に集光するとともに、前記選択された記録層で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系と;
    前記受光位置に配置され、前記戻り光束を受光する光検出器と;
    前記選択された記録層が前記第1記録層のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(1/3)tに対応する位置での球面収差がほぼ最小となるときの収差補正量を選択し、前記選択された記録層が前記第2記録層のときに、前記第1記録層から前記第2記録層に向かって(2/3)tに対応する位置での球面収差がほぼ最小となるときの収差補正量を選択する収差補正手段と;
    前記光検出器の出力信号を用いて、前記情報の記録、再生及び消去のうち少なくとも再生を行なう処理装置と;を備える光ディスク装置。
  3. 前記収差補正手段は、前記光源と前記対物レンズとの間の光路上に配置された正レンズと負レンズとを含み、前記選択結果に基づいて前記正レンズと前記負レンズとの間隔を調整し、収差を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記収差補正手段は、前記光源と前記対物レンズとの間の光路上に配置されたカップリングレンズを含み、前記選択結果に基づいて光軸方向に関する前記カップリングレンズの位置を調整し、収差を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  5. 前記収差補正手段は、前記光源と前記対物レンズとの間の光路上に配置され、印加電圧によってその屈折率分布が変化する電気光学素子を含み、前記選択結果に基づいて前記電気光学素子の屈折率分布を調整し、収差を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  6. 前記電気光学素子は、液晶素子であることを特徴とする請求項に記載の光ディスク装置。
  7. 前記電気光学素子は、電気光学結晶を含む光学素子であることを特徴とする請求項に記載の光ディスク装置。
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