JP4346857B2 - ポンプユニット及び容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、家庭で使用される洗髪剤等のポンプ式容器に用いられるポンプユニット及び容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば家庭で使用される洗髪剤や洗剤等を収容するための容器として、ポンプ式の容器が使用されている。このポンプ式の容器は、容器本体とこの容器本体に着脱可能に挿入されるポンプユニットとから構成されている。ポンプユニットは、通常ピストン部を押圧すると、ピストン部が復帰して液を容器本体から吸い上げ、次にピストン部を押すとピストン部の吐出口から液を出すようになっている。
【0003】
この種のポンプユニットとしては、例えば、特開平10−101115号公報、特開平10−211947号公報に示されているように、ピストン部を押圧すると縮小するベローズ(蛇腹管)が手を離すと再び伸張する復帰動作を利用して液をベローズ内に吸い上げ、更にピストン部を押圧することでベローズを縮小させてベローズ内の液を吐出口から出すものがある。そして、このようなピストンの押圧動作、復帰動作に応じてベローズ内に液を導き、あるいはベローズ内から液を吐出するために、ベローズの上流側と下流側とには吸い込み弁と吐出弁とが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来のポンプユニットにおいては、一回のピストン部押圧動作による液の吐出量がベローズの中に流入する液の量によって決まるため、この吐出量を多くするにはベローズの径を太くして容積を増やす必要がある。
しかしながら、このようにベローズの径を太くすると、このベローズを収容しかつこれを支持してベローズに正常な伸縮動作をなさせるためのケースも、その外径が太くなってしまう。そして、このようにケースの外径が太くなると、このケースを含むポンプユニットの容器本体口部への取り付けに支障がでたり、ポンプユニットを容器本体口部に取り付けた状態で容器本体内に液を充填しようとした場合に、容器本体口部と前記ケースとの間の隙間が狭くなって充填しにくくなるといった生産上の不都合を生じてしまう。
なお、このような生産上の不都合を回避するため、容器本体の口部の開口径を広くするといったことも考えられるが、その場合には材料費が高くなり、コスト上昇を招いてしまう。
【0005】
また、製品としての容器に関しては、これが転倒した場合に、吸い込み弁や吐出弁が開いてしまうと吐出口から液が外部に流れ出てしまうという問題がある。このような問題を解決するため従来では、特に移送時や保管時などの非使用時において、ピストン部を押し下げてベローズを圧縮し、その状態で梱包し保管するようにしている。
しかしながら、このようにピストン部を長時間押し下げ、ベローズを圧縮させた状態のままでいると、ベローズがへたってしまうことにより、使用時、ピストン部によるベローズの圧縮を解除しても、ベローズが充分に復帰せず、その結果液を充分吸い込むことができず、操作性が著しく低下してしまうといった不都合を生じてしまうことがある。
【0006】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ケースの外径を太くすることなく一回のピストン部押圧動作による液の吐出量を十分多くすることができ、さらには移送時などの非使用時において液の流出を防止するとともにベローズの長期間に亘る圧縮に起因して操作性が低下するのを防止した、ポンプユニット及び容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のポンプユニットでは、容器本体内に挿入される吸い込みパイプと、この吸い込みパイプの上部に連通接続した延び方向に復帰可能な蛇腹状のベローズと、ベローズの上部に接続してベローズを伸縮させ、前記吸い込みパイプを介して容器本体内の液を容器本体外に吸い出すピストン部と、該ピストン部の下部及び前記ベローズを液密に収容し、かつピストン部を摺動可能に内挿させるケースとを備えてなり、前記ベローズの上部あるいはその上部側に該ベローズ内とケース内とを連通させる第1連通孔が設けられ、かつ前記ピストン部に、ケース内と該ピストン部内とを連通させる第2連通孔が設けられたことを前記課題の解決手段とした。
【0008】
このポンプユニットによれば、ベローズの上部あるいはその上部側に第1連通孔を設け、ピストン部に第2連通孔を設けたので、これら第1連通孔と第2連通孔とによってベローズとピストン部とがケース内を介して連通するようになる。したがって、ベローズに吸い込まれた液がベローズ内だけでなくその外のケース内にも溜められることになる。このようにしてケース内にも液を溜めた後、再度ピストン部を押圧すると、ベローズが圧縮されることによってベローズ内の液が押し出されるとともに、ピストン部によりケース内の液を溜めている部分の容積が狭められ、これによりベローズの内外の液が押し出される。
したがって、単にベローズの圧縮力だけで吐出する場合に比べ、ケース内の容積が狭められる分だけ液が多く吐出される。
【0009】
また、このポンプユニットにおいては、前記ピストン部が、前記ベローズの上部に接続するパイプ状のシャフトケースと、このシャフトケースに対して移動可能に挿通するパイプ状のピストンシャフトと、このピストンシャフトに連通接続するピストンヘッドとを備えてなり、前記ピストン部に、ベローズの圧縮をなさせることなくピストンヘッドが容器本体側に被着する状態においてこれらシャフトケースとピストンシャフトとの間の相対的な移動を停止させる、固定機構が設けられているのが好ましい。
このようにすれば、固定機構によってシャフトケースとピストンシャフトとの間の相対的な移動が確実に停止し、ベローズの圧縮をなさせることなくピストンヘッドが容器本体側に被着するようになるので、容器本体内の液の流出が確実に防止され、またベローズの長期間に亘る圧縮に起因して操作性が低下するのも確実に防止される。
【0010】
本発明の容器では、前記ポンプユニットを備えたことを前記課題の解決手段とした。
この容器によれば、前記ポンプユニットを備えたことにより、ベローズの外径を太くすることなく一回のピストン部押圧動作による液の吐出量を十分多くすることが可能になり、さらには液の流出が防止され、またベローズの長期間に亘る圧縮に起因して操作性が低下するのも防止されたものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明のポンプユニットを備えた容器の一実施形態を示すものであり、図1中符号10はポンプユニット、11は容器である。容器11は、液状の洗髪剤などが収容される容器本体12に、ポンプユニット10が取り付けられて構成されたものである。
【0012】
容器本体12は、合成樹脂で成形された有底筒状のもので、上部の口部12aの外周に雄ねじ部13を形成したものである。口部12aには、雄ねじ部13に螺合する雌ねじ部14を備えた合成樹脂製のスクリューキャップ15が着脱自在に被着されており、このスクリューキャップ15が被着されることにより、ポンプユニット10が容器本体12に取り付けられるようになっている。すなわち、このスクリューキャップ15には、その中央部に孔(図示せず)が形成されており、この孔内に合成樹脂からなるパイプ状のケース16が挿通されたことにより、ポンプユニット10がスクリューキャップ15を介して容器本体12に取り付けられている。なお、ケース16にはその外周部にフランジ16aが形成されており、これがスクリューキャップ15の内面(下面)に当接させられている。また、このフランジ16aの下面側にはパッキン17が配設されており、このパッキン17を介してスクリューキャップ15の内面(下面)側と口部12aの上縁部とが、気密に圧接している。
【0013】
また、ケース16には、スクリューキャップ15より上側に突出した部分にチャプレット18が取り付けられている。このチャプレット18は、ケース16の外周部に嵌合する外筒部18aと、ケース16の内部に挿通させられた内筒部18bと、この内筒部18bの直上部に形成された頂部18cとを有してなるものである。そして、このチャプレット18がケース16の上端部に取り付けられ、これによりその外筒部18aと前記のケース16のフランジ16aとでスクリューキャップ15を挟持することにより、ケース16はスクリューキャップ15に固定されたものとなっている。
【0014】
ポンプユニット10は、前記ケース16と、このケース16内に挿通された状態で配置される合成樹脂製のベローズユニット19と、このベローズユニット19に接続されるシャフトケース20、ピストンシャフト21、及びピストンヘッド22とを備えてなるものである。なお、シャフトケース20とピストンシャフト21とピストンヘッド22とは、本発明におけるピストン部を構成するものとなっている。
ベローズユニット19は、容器本体12内に挿入されて容器本体12内の液を容器本体12外に吸い出すためのものである。このベローズユニット19には、容器本体12内に挿入される吸い込みパイプ23が設けられている。この吸い込みパイプ23は、その下端の吸い込み端23aが斜めにカットされて形成されたものである。
【0015】
吸い込みパイプ23の上端側には、ケース16内にて延び方向に復帰可能な蛇腹状のベローズ24が、該吸い込みパイプ23に連通した状態で接続されている。このベローズ24は、押圧されることによって容易に圧縮し、内部の容積を減少するとともに、押圧力が解除されると、元の状態すなわち延び方向に容易に復帰し、内部の容積を増加するよう構成された低密度ポリエチレン製のもので、所定のバネ定数を備えたものである。
【0016】
また、ベローズ24の上流側、すなわち吸い込みパイプ23とベローズ24との間には、容器本体12からベローズ24内への液の流入のみを許容する吸い込み弁25が設けられている。吸い込み弁25は、吸い込みパイプ23に一体成形された弁室26を備えて形成されたものである。
弁室26内には、吸い込みパイプ23の吸い込み端23aあるいはベローズ24の上部開口側から挿入可能な弁体27が挿入されている。この弁体27は、下流側(ピストンシャフト21側)に向かって開いたおわん型形状の合成樹脂製のもので、その外周面が弁室26の内周面に密接することにより、液の逆流を防止するものである。なお、この弁体27については、弁室26を閉塞できるものであれば、球状や半球状等のものでもよく、その形状は特に限定されない。
また、弁体27にはその上流側にロッド部27aが形成されており、このロッド部27aによって弁体27はその姿勢が安定するようになっている。さらに、この弁体27にはその周縁にV字状の切欠部27bが形成されており、この切欠部27bによって開弁時に液が速やかに抜け出、ベローズ24側に流れるようになっている。
【0017】
ベローズ24には、その上端側に筒状の圧入部24aが形成されており、この圧入部24aには、合成樹脂製で有蓋円筒状のピストンベース28が連通した状態に嵌合されている。このピストンベース28には、ベローズ24内とケース16内とを連通させる第1連通孔29が設けられている。この第1連通孔29は、後述するように容器本体12からベローズ24内に吸い込まれた液を、一旦ベローズ24の外に流出させるためのものである。なお、この第1連通孔29としては、液の流動を妨げないものであればその形状や寸法は特に限定されることなく任意であり、またその個数についても任意である。
また、ベローズユニット19は、前記の弁室26を形成した箇所においてケース16に液密に保持されている。すなわち、ケース16の底面には孔(図示せず)が形成されており、この孔内にベローズユニット19が圧入され、さらに必要に応じて接着あるいは溶着などの処理がなされることにより、ベローズユニット19はケース16の底面に液密に保持固定されたものとなっている。
【0018】
前記ピストンベース28は、ケース16の内径よりも小径に形成されたもので、その下面側に前記圧入部24aに嵌合する孔(図示せず)を開口し、その外周部上部側にシャフトケース20の下端に嵌合する環状の溝(図示せず)を形成したものである。
シャフトケース20は、合成樹脂製でパイプ状のもので、その下端部がピストンベース28に嵌合したことによってその下部開口が封止され、またその上端部がチャプレット18の内筒18b内に挿通してこれに保持固定されたものである。このシャフトケース20には、その下端部の内面に下雌ねじ部20aが形成されており、また上端部の内面にも上雌ねじ部20bが形成されている。なお、これら下雌ねじ部20a、上雌ねじ部20bの間は、ねじが連続しない状態となっている。また、特に下雌ねじ部20aは、後述するピストンシャフト21の雄ねじ部21aとともに、本発明における固定機構を構成するものとなっている。
【0019】
また、このシャフトケース20の下端部には、ケース16内とシャフトケース20内を連通させる第2連通孔30が設けられている。この第2連通孔30は、後述するようにベローズ24内からその外に流出させられてケース16内に溜められた液を、シャフトケース20内に流入させるためのものである。なお、この第2連通孔30についても、先の第1連通孔29と同様に、液の流動を妨げないものであればその形状や寸法は特に限定されることなく任意であり、またその個数についても任意である。
【0020】
また、このシャフトケース20には、その外周部に該シャフトケース20の長さ方向に沿って突条31が形成されている。この突条31は、図2に示すように、チャプレット18の内筒18bに形成された溝32に嵌合したもので、後述するようにピストンヘッド22を回した際、シャフトケース20が連れ回りしないようにするための回り止めとして機能するものである。なお、突条31は、溝32の長さ方向に対しては移動可能となっており、したがって後述するピストンヘッド22の押圧動作に伴うシャフトケース20の昇降に関しては、これら突条31と溝32との嵌合に何等妨げられないようになっている。
また、このシャフトケース20には、その外周部のほぼ中間部に、周方向に沿って突出部33が形成されている。なお、この突出部33は、前記突条31に干渉しないよう該突条31を避けて形成されていれば、全体が連続していても、断続的に形成されていてもよい。
【0021】
また、シャフトケース20の下端部には、その外周部に環状のピストンリング34が装着されている。このピストンリング34は、図3(a)に示すように前記突出部33とピストンベース28の周縁部28aとの間に配設されたもので、シャフトケース20側に位置する内リング34aと、ケース16側に位置する外リング34bとが、それぞれの高さ方向における中心部において一体に連結してなるものである。内リング34aは、その上側がシャフトケース20に対して容易に滑動するように接し、下側が上側に比べその肉厚が薄く形成され、これにより前記の第2連通孔30を塞がないよう構成されたものである。外リング34bは、ケース16の内周面に対して十分液密性が確保されるように密着し、かつ摺動可能となるように形成されもので、これら液密性の確保と摺動とが良好となるよう、その上下がリップ部(図示せず)となるように形成されたものである。
【0022】
ここで、図1及び図3(a)に示した通常時(ピストンヘッド22を押圧しない状態)においては、前記突出部33とピストンベース28の周縁部28aとの間隔は、ピストンリング34の内リング34aの高さよりも十分に広くなっている。また、この状態においては、ピストンリング34はピストンベース28の周縁部28a上に圧接した状態となっている。このような構成のもとに第2連通孔30は、ピストンリング34の内リング34aで液密に塞がれた状態となっている。そして、このようにピストンリング34とピストンベース28とで第2連通孔30を液密に塞ぎ、あるいは後述するようにこれを開放することにより、これらピストンリング34とピストンベース28とは、液を吐出するための吐出弁として機能するようになっている。
【0023】
なお、ケース16には、図1に示したようにピストンリング34が最も上昇した位置より、上側に空気孔35が形成されている。この空気孔35は、容器本体12内を、ケース15とチャプレット18の内筒部18bとの間の間隙、及びケース15とチャプレット18の外筒部18aとの間の間隙を通じて外部に連通させ、これにより容器本体12内の液容量の変化に対し、いわゆる「へこみ」が生ずるのを防止するものである。
また、ケース16は、ピストンリング34の移動範囲となる上部側が、ベローズ24が収容される下部側に比べて大径になっている。
【0024】
ピストンシャフト21は、シャフトケース20に連通し、かつこれに移動可能に内挿されたもので、その下端部には雄ねじ部21aが形成されている。この雄ねじ部21aは、シャフトケース20に形成した下雌ねじ部20a、及び上雌ねじ部20bにそれぞれ螺合可能に形成されたものである。このような構成のもとにピストンシャフト21は、その雄ねじ部21aがシャフトケース20の下雌ねじ部20aに螺合する位置、及び上雌ねじ部20bに螺合する位置にて、それぞれシャフトケース20と一体に連結された状態となる。したがって、特に雄ねじ部21aが上雌ねじ部20bに螺合した状態では、これらピストンシャフト21及びシャフトケース20はその軸方向(上下方向)に一体に移動するようになっている。
【0025】
ここで、雄ねじ部21aは前述したように下雌ねじ部20aとともに本発明における固定機構を構成するものとなっている。すなわち、これらが螺着すると、当然ながらシャフトケース20とピストンシャフト21との間の相対的な移動が停止させられる(互いにその軸方向に作用する力に対して移動が停止させられている)が、その際、ベローズ24は圧縮させられておらず、またその状態においてピストンヘッド22はチャプレット18(容器本体12側)に被着するようになっている。
【0026】
ピストンヘッド22は、前記ピストンシャフト21の上端部にこれと一体に連結したもので、ヘッド本体22aとピストンシャフト21に連通する吐出管22bとからなるものである。ヘッド本体22aは、前記のチャプレット18の外筒部18aに嵌合してここに着脱自在に被着されるものである。吐出管22bは、ピストンシャフト21に連通したもので、その先端開口を吐出口とし、ここから容器本体12内の液を吐出するものである。
【0027】
次に、このような構成からなるポンプユニット10を備えた容器11の使用方法を説明する。
移送(輸送時)や保管時などの非使用時においては、図4に示すように予めピストンヘッド22を押し下げた状態で回動し、ピストンシャフト21の雄ねじ部21aをシャフトケース20の下雌ねじ部20aに螺合しておく。すると、このような状態のもとでは、ピストンヘッド22はチャプレット18の外筒部18aに嵌合してこれに被着されるようになっており、したがってこの状態で梱包などが容易になされるようになっている。また、この状態では、ピストンヘッド22が押圧されることがないため、内部の液が強制的に送り出されることがない。
【0028】
また、ピストンシャフト21はシャフトケース20を押し下げることなく、これに収容された状態となっていることから、ベローズ24は圧縮されることなく伸長した状態となっており、したがってベローズ24は、長時間圧縮され続けることによるへたり等の不具合が生じないようになっている。
また、この状態ではピストンリング34によって第2連通孔30が塞がれていることから、ケース16内及びベローズ24側とシャフトケース20側とは連通しておらず、したがって容器11が不測に転倒した場合などでも、容器本体12やベローズ24内の液がシャフトケース20を経て吐出管22bより流れ出すといったことがない。
さらに、ピストンシャフト21が外部に露出しないため、汚れから保護することができる。
【0029】
次に、利用者が図4に示した状態にある容器11を使用状態にするには、ピストンヘッド22を回動してピストンシャフト21の雄ねじ部21aとシャフトケース20の下雌ねじ部20aとの螺合を解除し、続いてピストンヘッド22を引き上げ、その後、再度ピストンヘッド22を回動してピストンシャフト21の雄ねじ部21aをシャフトケース20の上雌ねじ部20bに螺合させ、ピストンシャフト21とシャフトケース20とを一体化する。このようにすることにより、容器11は図1に示したような使用状態となる。このとき、下雌ねじ部20aと上雌ねじ部20bとが連続しておらず、したがってピストンヘッド22を一旦引き上げた後、再度螺合を行うようにするが、このように引き上げ操作を行うことで、特にシャフトケース20の長さが長い場合に、螺合の操作に手間がかかってしまうといった操作上の不都合を回避することができる。なお、上雌ねじ部20bへの雄ねじ部21aの螺合(係合)は、ピストンシャフト21の回動によらずに、ピストンシャフト21を無理矢理引き上げることによる無理嵌めで行ってもよい。
【0030】
そして、この状態のもとでピストンヘッド22を押圧すると、ピストンシャフト21及びシャフトケース20が一体化していることにより、シャフトケース20が下降し、これにより該シャフトケース20に接続するピストンベース28に押圧されてベローズ24が圧縮される。
また、このようにピストンヘッド22を押圧すると、図3(b)に示すようにシャフトケース20及びピストンベース28が下降することにより、これらはケース16の内面に密着しているピストンリング34に対して下方に位置ずれする。すると、ピストンリング34の内リング34aの下端部とピストンベース28の周縁部とが離間することにより、第2連通孔30が開放され、これによりケース16内とシャフトケース20内とが連通するようになる。なお、シャフトケース20には突出部33が形成されていることから、第2連通孔30が開放された後さらにピストンヘッド22の押圧動作が続けられると、この突出部33によってピストンリング34の内リング34aがシャフトケース20と一体的に押し下げられる。
【0031】
このようにしてシャフトケース20が押し下げられると、ベローズ24内の空気は圧縮されるものの吸い込み弁25は閉じるので、ベローズ24内の空気は第1連通孔29を通ってケース16内に流入し、さらに第2連通孔30を通ってシャフトケース20内に流入し、ピストンシャフト21の孔内、吐出管22bを通って外に吐出される。
続いて、ピストンヘッド22への押圧を解除すると、ベローズ24が延び方向に復帰して図1に示した状態に戻ることにより、ベローズ24内が負圧になる。また、このとき、ベローズ24が延び方向に復帰するのに伴ってピストンベース28が上昇し、これによりピストンリング34もピストンベース28に押し上げられる。すると、ピストンベース28がピストンリング34の内リング34aに再度密着することにより、第2連通孔30は再度閉塞する。
【0032】
このとき、ピストンリング34は、その内リング34aがチャプレット18の内筒部18bの下端によってその上昇が必要以上に起こらないように規制されており、これによってピストンベース28と内リング34aとの密着が、十分に確保されるようになっている。
また、このようにピストンリング34及びピストンベース28が上昇し、第2連通孔30が閉塞することにより、ケース16内でかつベローズ24の外となる空間部からなる液溜め部16bでも、その容積が増加することによりベローズ24内と同様に負圧になる。
【0033】
このようにして液溜め部16b及びベローズ24内が負圧になると、吸い込み弁25の弁体27が上昇して吸い込み弁25が開き、これにより容器本体12から吸い込みパイプ23を経てベローズ24内に液が吸い込まれ、ベローズ24内が液で満たされる。
続いて、この押圧動作を繰り返すと、吸い込み弁25が閉じることにより、ベローズ24内の液の容器本体12側への逆流が阻止され、これによりベローズ24内の液は液溜め部16bに流出する。また、ベローズ24内には新たに容器本体12内から液が流入する。
【0034】
この後、図5に示すように再度ピストンヘッド22を押圧すると、吸い込み弁25が閉じることにより、液溜め部16b内の液、及びベローズ24内の液はいずれも容器本体12側への逆流が阻止される。したがって、容器本体12側への逆流が阻止された液溜め部16b内及びベローズ24内の液は、ピストンシャフト21の孔内、吐出管22bを経て外に吐出される。このとき、ピストンヘッド22の一回の押圧動作により、ベローズ24内の液を押し出すと同時に、ピストンベース28とピストンリング34とでケース16内の液溜め部16bの容積をも狭めてこの液溜め部16b内の液も押し出すので、従来に比べ多量の液を吐出することができる。すなわち、単にベローズ24の圧縮力だけで吐出する場合に比べ、液溜め部16bの容積が狭められる分だけ液を多く吐出することができるのである。
【0035】
続いて、ピストンヘッド22への押圧を解除すると、前述したようにベローズ24が復帰してベローズ24内が負圧になると同時に、液溜め部16bも負圧になることから、容器本体12からベローズ24内に、またベローズ24内から液溜め部16bにそれぞれ液が吸い込まれ、これら液溜め部16b内及びベローズ24内はそれぞれ液で満たされるようになる。その際、ピストンベース28がピストンリング34の内リング34aに密着することにより、第2連通孔30が閉塞されることから、ピストンヘッド22側から容器本体12内側に液が逆流することが防止されている。
なお、以上の操作において、容器本体12内は空気孔35を介して容器11外に連通するようになっているので、容器本体12内から液が吐出されると、その分の容積に対応する空気が外部から流入し、容器本体12は「へこみ」が生ずることなくほぼ原型を維持するようになっている。
【0036】
このようなポンプユニット10及びこれを用いた容器11にあっては、ベローズ24の上部の圧入部24aに第1連通孔29を設け、シャフトケース20に第2連通孔30を設けたので、これら第1連通孔29と第2連通孔30とによってベローズ24とシャフトケース20とがケース16内の液溜め部16bを介して連通するようになる。したがって、ベローズ24に吸い込まれた液がベローズ24内だけでなく液溜め部16bにも溜められることになることから、ベローズ24及び液溜め部16bに液を溜めた後、ピストンヘッド22を押圧すると、ベローズ24を圧縮することによってベローズ24内の液を押し出すと同時に液溜め部16bの容積を狭めてこの液溜め部16bの液も押し出すことができる。よって、単にベローズ24の圧縮力だけで吐出する場合に比べ、液溜め部16bの容積が狭められる分だけ液が多く吐出することができる。
【0037】
また、ピストンシャフト21の雄ねじ部21aとシャフトケース20の下雌ねじ部20aとからなる固定機構により、シャフトケース20とピストンシャフト21との間の相対的な移動を確実に停止し、ベローズ24の圧縮をなさせることなくピストンヘッド22をチャプレット18に被着させるようにしたので、容器本体12内の液の流出を確実に防止し、かつベローズ24の長期間に亘る圧縮に起因して操作性が低下するのを確実に防止することができる。
【0038】
図6は、本発明のポンプユニットを備えた容器の他の実施形態を示すものであり、図1中符号40はポンプユニット、41は容器である。なお、図6に示したポンプユニット40及び容器41において、図1に示したポンプユニット10及び容器11と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。これらポンプユニット40及び容器41が図1に示したポンプユニット10及び容器11と主に異なるところは、図1に示したポンプユニット10では本発明の固定機構をピストンシャフト21の雄ねじ部21aとシャフトケース20の下雌ねじ部20aとによって構成したのに対し、この固定機構をピストンヘッド42に形成した点である。
【0039】
すなわち、このポンプユニット40及び容器41では、ピストンヘッド42のヘッド本体42aの内周面に、本発明における固定機構として機能する雌ねじ部43が形成されている。この雌ねじ部43は、図7に示すようにチャプレット18の外筒部18aの外周面に形成された雄ねじ部44に螺合するものである。そして、このように雌ねじ部43が雄ねじ部44に螺合することにより、ピストンヘッド42がチャプレット18に被着され、これによりシャフトケース45とピストンシャフト21との間の相対的な移動が確実に停止し(互いにその軸方向に作用する力に対して移動が停止させられ)、またベローズ24の圧縮が起こらないようになっている。
【0040】
また、本例においては、シャフトケース45に上雌ねじ部43のみを形成し、下雌ねじ部は形成していない。なお、このように下雌ねじ部を形成しないことから、使用時におけるシャフトケース45とピストンシャフト21との連結手段としては、上雌ねじ部20bとピストンシャフト21の雄ねじ部21aとの螺合によることなく、それぞれに凸部や凹部(凸条や凹溝)などによる係合部を形成しておき、これら係合部を回動により、あるいは無理嵌めにより係合させ、これによりシャフトケース45とピストンシャフト21とを連結し一体化させるようにしてもよい。
【0041】
このようなポンプユニット40及びこれを用いた容器41にあっても、チャプレット18の雄ねじ部44に螺合するように形成されたピストンヘッド42の雌ねじ部43からなる固定機構により、シャフトケース20とピストンシャフト21との間の相対的な移動を確実に停止し、ベローズ24の圧縮をなさせることなくピストンヘッド42がチャプレット18に被着するので、容器本体12内の液の流出を確実に防止し、かつベローズ24の長期間に亘る圧縮に起因して操作性が低下するのを確実に防止することができる。
また、先の例と同様に、単にベローズ24の圧縮力だけで吐出する場合に比べ、液溜め部16bの容積が狭められる分だけ液が多く吐出することができる。
【0042】
なお、本発明は前記例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の変更が可能である。例えば、ベローズについても、図1、図6に示したようにその凸が数珠状に連続するのでなく、螺旋状に連続するようにしてもよい。また、吸い込み弁についても、ボール状のものなど従来公知の種々の形状のものが使用可能である。
また、第1連通孔29の形成位置についても、ベローズ24の上部側となるピストンベース28にでなく、ベローズ24の上部に直接形成するようにしてもよい。
また、特に図1に示した例においては、シャフトケース20に下雌ねじ部20aと上雌ねじ部20bとをこれらが連続しない状態に形成したが、これらを連続して一つの雌ねじ部としてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のポンプユニットは、ベローズの上部あるいはその上部側に第1連通孔を設け、ピストン部に第2連通孔を設けたことにより、これら第1連通孔と第2連通孔とによってベローズとピストン部とをケース内を介して連通させ、これによりベローズに吸い込まれた液がベローズ内だけでなくその外のケース内にも溜められるようにしたものである。したがって、ケース内にも液を溜めた状態でピストン部を押圧することにより、ベローズ内の液を押し出すと同時に、ピストン部によりケース内の液を溜めている部分の容積を狭めることによってこの部分の液をも押し出すことができる。よって、単にベローズの圧縮力だけで吐出する場合に比べ、ケース内の容積が狭められる分だけ液が多く吐出することができ、これによりケースの外径寸法を太くすることなく、コスト上昇も抑えたままで吐出量を増やすことができる。
【0044】
また、ピストン部に固定機構が設けるようにすれば、この固定機構によってシャフトケースとピストンシャフトとの間の相対的な移動が確実に停止し、ベローズの圧縮をなさせることなくピストンヘッドが容器本体側に被着するようになるので、容器本体内の液の流出を確実に防止し、またベローズの長期間に亘る圧縮に起因して操作性が低下するのを確実に防止することができる。
【0045】
本発明の容器は、前記ポンプユニットを備えたものであるから、ベローズの外径を太くすることなく一回のピストン部押圧動作による液の吐出量を十分多くすることができ、さらには液の流出を防止し、またベローズの長期間に亘る圧縮に起因して操作性が低下するのも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のポンプユニットを備えた容器の一実施形態の概略構成を示す側断面図である。
【図2】 シャフトケースのチャプレットとの間の回り止めの機構を説明するための、断面視した要部平面図である。
【図3】 逆止弁をなす機構を説明するための図であり、(a)は閉じた状態を示す側断面図、(b)は開いた状態を示す側断面図である。
【図4】 図1に示した容器の輸送時などの非使用時において液漏れを防止したときの状態を示す側断面図である。
【図5】 図1に示した容器の使用状態を説明するための側断面図である。
【図6】 本発明の別のポンプユニットを備えた容器の一実施形態の概略構成を示す側断面図である。
【図7】 図6に示した容器の輸送時などの非使用時において液漏れを防止したときの状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
10、40…ポンプユニット、11、41…容器、12…容器本体、
16…ケース、16b…液溜め部、20…シャフトケース、
20a…下雌ねじ部、21…ピストンシャフト、21a…雄ねじ部、
22、42…ピストンヘッド、23…吸い込みパイプ、24…ベローズ、
28…ピストンベース、29…第1連通孔、30…第2連通孔、
43…雄ねじ部

Claims (3)

  1. 容器本体に挿入され容器本体内の液を容器本体外に吸い出すポンプユニットにおいて、
    容器本体内に挿入される吸い込みパイプと、この吸い込みパイプの上部に連通接続した延び方向に復帰可能な蛇腹状のベローズと、ベローズの上部に接続してベローズを伸縮させ、前記吸い込みパイプを介して容器本体内の液を容器本体外に吸い出すためのピストン部と、該ピストン部の下部及び前記ベローズを液密に収容し、かつピストン部を、その下部を液密に収容した状態に保持しつつ摺動可能に内挿させるケースと、を備えてなり、
    前記ベローズの上部あるいはその上部側に該ベローズ内と前記ケース内とを連通させる第1連通孔が設けられ、かつ前記ピストン部の下部に、前記ケース内と該ピストン部内とを連通させる第2連通孔が設けられ、
    前記ピストン部は、前記ベローズの伸縮によって前記容器本体から前記吸い込みパイプ、前記ベローズ、前記第1連通孔を通って前記ベローズの外側の前記ケース内に流入し、さらに前記第2連通孔を通って前記ケース内から該ピストン部内に流入した前記容器本体内の液を、容器本体外に吸い出すよう構成されていることを特徴とするポンプユニット。
  2. 前記ピストン部は、前記ベローズの上部に接続するパイプ状のシャフトケースと、このシャフトケースに対して一体に連結可能であり、かつ、連結状態が解除されることで前記シャフトケースに対して移動可能となるように挿通されたパイプ状のピストンシャフトと、このピストンシャフトに連通接続するピストンヘッドとを備え、前記シャフトケースに前記ピストンシャフトが一体に連結することで、該ピストン部の操作によって前記ベローズの伸縮が可能になるよう構成されてなり、
    前記ピストン部には、前記シャフトケースと前記ピストンシャフトとの間の連結が解除され、前記シャフトケースに対して前記ピストンシャフトが移動させられて前記ベローズの圧縮をなさせることなく前記ピストンヘッドが容器本体側に被着させられた状態において、前記シャフトケースと前記ピストンシャフトとの間の相対的な移動を停止させる、固定機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載のポンプユニット。
  3. 前記請求項1又は2に記載のポンプユニットを備えたことを特徴とする容器。
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