JP4346762B2 - パックケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱転写用リボンとロール状受像シート等のように、異なる内容物を一緒に収容するパックケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来例によるパックケースの一例を示す図である。
従来のパックケース110は、例えば、それぞれ別工程で包装された包装済みフィルムリボン160と包装済みロール状受像紙170とを、梱包工程で一緒に梱包するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の技術では、包装済みフィルムリボン160は、リサイクルマーク161及びラベル162の上下を確認して収容しなければならない。また、包装済みロール状受像紙170も、リサイクルマーク171及び包装の開閉部172の上下を確認して収容しなければならない。さらに、フィルムリボン160と包装済みロール状受像紙170とは、リサイクルマーク161及びラベル162と、リサイクルマーク171とが、同じ側(図6の場合には右側)となるように収容しなければならない。このため、梱包に手間がかかる、という問題があった。
【0004】
また、フィルムリボン160やロール状受像紙170は、幅が異なるものがあり、それぞれの幅に対して、包装装置の設定を行なったり、パックケース110を複数用意しなければならず、梱包工程に手間やコストがかかっていた。
【0005】
さらに、フィルムリボン160やロール状受像紙170は、輸送中に、巻きズレが発生する可能性があるので、巻きズレ防止手段として、テープや専用の止め具などを、用意する必要があった。
【0006】
本発明の課題は、梱包作業の手間を省き、しかも、確実に内容物の支持固定ができるパックケースを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、第1コア(61)に第1シート(62)がロール状に巻かれた第1内容物(60)と、第2コア(71)に第2シート(72)がロール状に巻かれた第2内容物(70)とを、前記第1内容物を前記第2内容物の第2コア内に配置して収納するパックケース(10)であって、前記第1コアを保持せず、前記第1シートの下端部のみ巻厚方向略全幅にわたって保持する第1シート下端保持部(21)、前記第2コアを保持せず、前記第2シートの下端部のみ巻厚方向全幅にわたって保持する第2シート下端保持部(51)、及び、本体側嵌合部(22)を有するケース本体(20)と、前記第1コアを保持せず、前記第1シートの上端部のみを保持する第1シート上端保持部(31)、前記第2コアを保持せず、前記第2シートの上端部のみ巻厚方向全幅にわたって保持する第2シート上端保持部(51)、及び、前記本体側嵌合部と嵌合する蓋体側嵌合部(32)を有するケース蓋体(30)と、を備えたことを特徴とするパックケースである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のパックケースにおいて、前記ケース本体に装着され、前記第2コアを保持せず、前記第2シートの下端部のみ巻厚方向全幅にわたって保持する第2シート下端保持部(51)を有する本体側第2内容物用スペーサ(50A)と、前記ケース蓋体に装着され、前記第2コアを保持せず、前記第2シートの上端部のみ巻厚方向全幅にわたって保持する第2シート上端保持部(51)を有する蓋体側第2内容物用スペーサ(50B)と、を備えたことを特徴とするパックケースである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2に記載のパックケースにおいて、前記本体側第2内容物用スペーサ(50A)と前記蓋体側第2内容物用スペーサ(50B)とは、前記第2内容物の第2シートの幅に応じて、複数用意されていること、を特徴とするパックケースである。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のパックケースにおいて、前記第1内容物の第1シートの幅が異なる場合に使用され、前記第1シートの上端部を保持する第1シート上端保持部(41)を有する蓋体側第1内容物用スペーサ(40)を更に備えること、を特徴とするパックケースである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面などを参照しながら、本発明の実施の形態をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明によるパックケースの実施形態を示す図であって、パックケース10に熱転写用リボン(第1内容物)60と、ロール状受像シート(第2内容物)70を梱包した状態を示す図である。
本実施形態のパックケース10は、ケース本体20と、ケース蓋体30とからなり、必要に応じて、フィルム用スペーサ40、ペーパ用スペーサ50が使用され、寸法の異なる2種類の熱転写用リボン(第1内容物)60及びロール状受像シート(第2内容物)70を収容することができる。
【0012】
図2は、本実施形態によるパックケースのケース本体20を示す図である。
ケース本体20は、熱転写リボン60のリボン62の下端部を保持するリボン下端保持部21、及び、本体側嵌合部22を有している。
【0013】
図3は、本実施形態によるパックケースのケース蓋体30を示す図である。
ケース蓋体30は、熱転写リボン60のリボン62の上端部を保持するリボン上端保持部31、及び、本体側嵌合部22と嵌合する蓋体側嵌合部32を有している。
なお、本体側嵌合部22,蓋体側嵌合部32は、それぞれ落下試験に耐えうる嵌合強度としてある。
【0014】
図4は、本実施形態によるパックケースのフィルム用スペーサ40を示す図である。
フィルム用スペーサ40は、熱転写リボン60のリボン62の幅が異なる場合に使用され、熱転写リボン60の上端部を保持するリボン上端保持部41を有している。
フィルム用スペーサ40は、部分的な巻きずれが起こらないように、少なくとも一個所以上に、ボビン61上に巻かれたリボン62の巻厚方向全幅にわたって保持する部分を設けることが好ましい。
【0015】
図5は、本実施形態によるパックケースのペーパ用スペーサ50を示す図である。
ペーパ用スペーサ50は、ケース本体20又はケース蓋体30に装着され、ロール状受像シート70のシート72の下端部又は上端部を保持するシート端保持部51を有している。
このペーパ用スペーサ50は、ロール状受像シート70のシート72の幅に応じて、高さAの異なるものが複数(ここでは、2種類)用意されている。
フィルム用スペーサ50は、部分的な巻きずれが起こらないように、少なくとも一個所以上に、コア71上に巻かれた受像紙72の巻厚方向全幅にわたって保持する部分を設けることが好ましい。
【0016】
第1内容物である熱転写用リボン60は、内径φ14mm、外径φ20mmの円筒状樹脂製のボビン61に巻かれている。リボン幅とボビン幅は、同じ長さであり、93mm、106mmの2種類ある。
また、第2内容物であるロール状受像シート70は、内径φ87mm、外径φ95mmの円筒状樹脂製のコア71に巻かれている。コア71の長さは、126mmでシート幅より長い。シート幅は、89mm、102mmの2種類ある。
【0017】
そして、第1及び第2内容物は、以下の組み合わせによってセットされる。
(1)リボン幅93mmの第1内容物 :シート幅89mmの第2内容物
(2)リボン幅106mmの第1内容物:シート幅102mmの第2内容物
【0018】
次に、本実施形態のパックケースの使用方法を説明する。
(1)の場合には、第1内容物の熱転写リボン60の梱包は、ケース本体20に、ペーパ用スペーサ(89mm用)50、第2内容物のロール状受像シート70の順にセットし、第1内容物の熱転写リボン60を、第2内容物のロール状受像シート70のコア71の中に入れ込んで、セットする。
そして、ペーパ用スペーサ(89mm用)50,フィルム用スペーサ40を、この順にセットし、ケース蓋体20を上から被せ、嵌合部22,23をはめ込み、図1の状態となる。
【0019】
ここで、第2内容物のロール状受像シート70は、上下2つのペーパ用スペーサ50の保持部51により、受像紙72の端部のみが保持され、コア71は、保持されない。これは、このパックケース10を搬送するときに、紙72の巻ずれを防ぐという重要な機能を果たしている。
【0020】
また、第1内容物の熱転写用リボン60は、ケース本体20の保持部21と、フィルム用スペーサ40の保持部41により、リボン62が保持される。これは、このパックケース10を搬送するときに、リボン62の巻ずれを防ぐという重要な機能を果たしている。
【0021】
(2)の場合には、第1内容物の熱転写リボン60の梱包は、ケース本体20にペーパ用スペーサ(100mm用)40、第2内容物のロール状受像シート70の順にセットし、第1内容物の熱転写リボン60を、第2内容物のロール状受像シート70のコア71の中に入れ込んでセットする。
そして、ペーパ用スペーサ(100mm用)40をセットしたケース蓋体30を上から被せ、嵌合部22,23をはめ込む。
【0022】
ここで、第2内容物のロール受像シート70は、上下2つのペーパ用スペーサ50の保持部51により、受像紙72の端部のみが保持され、コア71は、保持されない。これは、このパックケース10を搬送するときに、紙72の巻ずれを防ぐという重要な機能を果たしている。
また、第1内容物の熱転写用リボン60は、ケース本体20の保持部21とケース蓋体30の保持部31によりリボン62が保持される。これは、このパックケース10を搬送するときに、リボン62の巻ずれを防ぐという重要な機能を果たしている。
【0023】
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、フィルム用スペーサ50は、必ず使用する必要はなく、上側のスペーサ50Bのみを使用したり、保持部51をケース本体20やケース蓋体30に形成して、省略することもできる。
【0024】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、第1及び第2内容物を収容して、各嵌合部をはめ込むだけで、梱包できるので、梱包の作業を大幅に短縮することができる。
また、スペーサを用いるので、寸法が異なる内容物に対して、同一のケース本体,ケース蓋体を使用でき、コストダウンを図ることができる。
さらに、梱包後に、各保持部で各内容物のシートを保持できるので、別途のシールや固定具などを用いることなく、巻きずれを防止することができる。
さらにまた、第2内容物のコアの内部の空きスペースに、第1内容物を入れ込むことができるので、全体の梱包体積を小さくすることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパックケースの実施形態を示す図であって、パックケース10に熱転写用リボン(第1内容物)60と、ロール状受像シート(第2内容物)70を梱包した状態を示す図である。
【図2】本実施形態によるパックケースのケース本体20を示す図である。
【図3】本実施形態によるパックケースのケース蓋体30を示す図である。
【図4】本実施形態によるパックケースのフィルム用スペーサ40を示す図である。
【図5】本実施形態によるパックケースのペーパ用スペーサ50を示す図である。
【図6】従来のパックケースの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 パックケース
20 ケース本体
30 ケース蓋体
40 フィルム用スペーサ
50 ペーパ用スペーサ
60 熱転写用リボン(第1内容物)
70 ロール状受像シート(第2内容物)

Claims (4)

  1. 第1コアに第1シートがロール状に巻かれた第1内容物と、第2コアに第2シートがロール状に巻かれた第2内容物とを、前記第1内容物を前記第2内容物の第2コア内に配置して収納するパックケースであって、
    前記第1コアを保持せず、前記第1シートの下端部のみ巻厚方向略全幅にわたって保持する第1シート下端保持部、前記第2コアを保持せず、前記第2シートの下端部のみ巻厚方向全幅にわたって保持する第2シート下端保持部、及び、本体側嵌合部を有するケース本体と、
    前記第1コアを保持せず、前記第1シートの上端部のみを保持する第1シート上端保持部、前記第2コアを保持せず、前記第2シートの上端部のみ巻厚方向全幅にわたって保持する第2シート上端保持部、及び、前記本体側嵌合部と嵌合する蓋体側嵌合部を有するケース蓋体と、
    を備えたことを特徴とするパックケース。
  2. 請求項1に記載のパックケースにおいて、
    前記ケース本体に装着され、前記第2コアを保持せず、前記第2シートの下端部のみ巻厚方向全幅にわたって保持する第2シート下端保持部を有する本体側第2内容物用スペーサと、
    前記ケース蓋体に装着され、前記第2コアを保持せず、前記第2シートの上端部のみ巻厚方向全幅にわたって保持する第2シート上端保持部を有する蓋体側第2内容物用スペーサと、
    を備えたことを特徴とするパックケース。
  3. 請求項2に記載のパックケースにおいて、
    前記本体側第2内容物用スペーサと前記蓋体側第2内容物用スペーサとは、
    前記第2内容物の第2シートの幅に応じて、複数用意されていること、
    を特徴とするパックケース。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のパックケースにおいて、
    前記第1内容物の第1シートの幅が異なる場合に使用され、前記第1シートの上端部を保持する第1シート上端保持部を有する蓋体側第1内容物用スペーサを更に備えること、
    を特徴とするパックケース。
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