JP4345434B2 - 積層型圧電体素子の駆動方法 - Google Patents

積層型圧電体素子の駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4345434B2
JP4345434B2 JP2003361125A JP2003361125A JP4345434B2 JP 4345434 B2 JP4345434 B2 JP 4345434B2 JP 2003361125 A JP2003361125 A JP 2003361125A JP 2003361125 A JP2003361125 A JP 2003361125A JP 4345434 B2 JP4345434 B2 JP 4345434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
piezoelectric element
temperature
capacitance
constant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003361125A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005130561A (ja
Inventor
英生 成瀬
章 藤井
昇 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003361125A priority Critical patent/JP4345434B2/ja
Priority to DE602004005550T priority patent/DE602004005550T2/de
Priority to EP04024551A priority patent/EP1526587B1/en
Publication of JP2005130561A publication Critical patent/JP2005130561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4345434B2 publication Critical patent/JP4345434B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D41/2096Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils for controlling piezoelectric injectors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/06Drive circuits; Control arrangements or methods
    • H02N2/062Small signal circuits; Means for controlling position or derived quantities, e.g. for removing hysteresis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2200/00Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
    • F02M2200/70Linkage between actuator and actuated element, e.g. between piezoelectric actuator and needle valve or pump plunger
    • F02M2200/703Linkage between actuator and actuated element, e.g. between piezoelectric actuator and needle valve or pump plunger hydraulic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M47/00Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M47/02Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
    • F02M47/027Electrically actuated valves draining the chamber to release the closing pressure
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/50Piezoelectric or electrostrictive devices having a stacked or multilayer structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

本発明は,圧電層と内部電極層からなる積層型圧電体素子の駆動方法に関する。
圧電層と内部電極層とを交互に積層してなる積層型圧電体素子が知られており、積層型圧電体素子に電圧を印加して伸張する際の直線運動を利用して、これを内燃機関の燃料噴射装置のインジェクタ開閉弁の切替に用いるアクチュエータの駆動源として使用することがある。
ところで、圧電層の静電容量は温度の変化に伴い大きく変化する。例えば−20℃〜160℃の温度範囲で静電容量が数倍程度変化することがある。
このため、積層型圧電体素子の積層方向の両端面間電圧、積層型圧電体素子の駆動に際して供給される電気エネルギーは、静電容量の変化に応じて、大きく変化する。
従って、なんらかの制御手段を用いて、積層型圧電体素子の静電容量の温度変化を吸収する必要があった。
一例として特許文献1を示すが、ここでは、スイッチング素子、ダイオード、インダクタ等からなる複雑な制御回路を用いて、静電容量の温度変化を吸収し、温度に寄らず一定の伸びを積層型圧電体素子が呈するよう、駆動している。
特開2002−101673号公報
しかしながら、従来技術に記載したような複雑な制御回路を用いる方法は、(1)演算負荷が大きく、特に車載用の用途に適さない。何故なら、処理能力に優れた高価なマイコンが必要とる。また、別途積層型圧電体素子の制御用マイコンを設ける必要が生じ、コストアップに結びつく。
(2)車載用の場合、積層型圧電体素子の制御回路をECUに内蔵すると、消費電力が大となり好ましくない。
(3)特に、制御回路のノイズが大きい場合、誤動作が生じ、適切に積層型圧電体素子を制御することが困難となる。
(4)また、ECUに内蔵するということは、ノイズの大きい動作波形に基づいて制御することになりがちである。従って、制御精度を高めることが難しい。
このため、複雑な制御回路を使用することなく、省電力、省エネで静電容量の温度変化を吸収可能な積層型圧電体素子の駆動方法が求められていた。
本発明は、圧電層と、内部電極層とを交互に積層してなる圧電スタックと、該圧電スタックの側面に設けて、上記内部電極層を一層おきに通電するよう構成した側面電極とからなる積層型圧電体素子を駆動するにあたり、
上記圧電層は、圧電率d33の温度変化率をa、静電容量の温度変化率をc、定数kとすると、a=k(c)1/2という関係が成立する圧電材料から構成し、
上記通電は、積層型圧電体素子のエネルギーが一定となるように行うことを特徴とする積層型圧電体素子の駆動方法にある(請求項1)。
本発明は、圧電層を圧電率d33の温度変化率が、k(c)1/2となる圧電材料から構成する。すなわち、圧電率d33の温度変化を示す線図(後述する図3)と、(静電容量の温度変化率)1/2の値を示した線図で、両者の曲線が定数kの分だけ、上下にずれた略平行状態となる(後述する図5参照)。
このような材料からなる圧電層に通電した際の電気エネルギーは、圧電層1枚あたり、「(静電容量)×(圧電層の両面から印加される電圧)2/2」となる。
この値が一定となるように制御することで、圧電層の伸びを温度にかかわらず略一定とすることができる。
これは、圧電層の伸びはd33と圧電層に対する印加電圧とを掛けた値に比例し、圧電層に印加する電圧がuであれば、「(電気エネルギー)=(静電容量)×u2/2)」となる。従って、圧電層の伸びは、「d33×(2×電気エネルギー/(静電容量))1/2」となる。すなわち、圧電層の伸びは電気エネルギーが一定であれば、d33/(静電容量)1/2に比例することになる。
従って、圧電層の伸びを一定としたければ、圧電率d33の温度変化率をa、静電容量の温度変化率をc、定数をkとすると、a=k(c)1/2という関係が成立する材料を用いた上で、定エネルギー駆動により、変位に温度が依存し難い積層型圧電体素子を得ることができる。
そして、上記定エネルギー駆動は、エネルギーが静電容量の大きさと印加電圧に依存するため、最終的には電圧を制御することで、目的を達成できる。
そのため、従来、積層型圧電体素子の変位から温度依存性をなくすために設けられた各種制御回路や駆動回路と比較して、格段に簡便な回路構成で制御を実現することができる。更に、本発明にかかる駆動方法を実現する駆動回路は、大きな電力を消費するマイコンや高いマイコンを殆ど使用せずとも実現することができる。
以上、本発明によれば、複雑な制御回路を使用することなく、省電力、省エネで静電容量の温度変化を吸収可能な積層型圧電体素子の駆動方法を得ることができる。
本発明にかかる積層型圧電体素子は、内部電極層とを交互に積層してなる圧電スタックと、該圧電スタックの側面に設けて、上記内部電極層を一層おきに通電するよう構成した側面電極とからなる。
また、内部電極層の側端面が圧電スタックの側面の全周において露出する全面電極構成の積層型圧電体素子、内部電極層の側端面が圧電スタックの側面に部分的に露出した、部分電極構成の積層型圧電体素子のいずれに対しても本発明を適用することができる。
そして、内部電極層に通電することで、圧電層の積層方向両端から異なる電位が印加され、圧電層が伸張する。積層型圧電体素子は複数個の圧電層が積層されており、個々の圧電層の伸びを合計したものが全体の伸びとなる。
また、上記圧電層を構成する圧電材料は、PZT(ジルコン酸チタン酸鉛)あるいはBaTiO3(チタン酸バリウム)等のABO3ペロブスカイト構造を持つ酸化物が挙げられる。一般的にはそれらの圧電材料に対して、そのd定数やTcの向上,温度特性や機械的強度の改善を目的として、第3成分が添加される。PZTの場合には、そのBサイトにNi,Nb,Zn,Fe,Crなどの成分が添加される。BaTiO3の場合には、そのAサイトをCa,Sr,Pbを置換するのが一般的である。
また、圧電率d33や静電容量の温度変化率について説明する。
温度t0における圧電率d33がa0、温度t1(t0より大)における圧電率d33がa1である場合、(a1−a0)/a0を温度t1における圧電率d33の温度変化率aとする。
同じく、温度t0における静電容量がc0、温度t1(t0より大)における静電容量がc1である場合、(c1−c0)/c0を温度t1における静電容量の温度変化率cとする。
また、kは温度に寄らない定数である。
次に、kは、0.7〜1.3であることが好ましい(請求項2)。
kが小さい圧電材料からなる圧電層は高温で伸びが小さくなる。kが大きい圧電材料からなる圧電層は高温で伸びが大きくなる傾向がある。
kが0.7未満である場合、高温で圧電層の変位が小さくなるため、高温での使い勝手が悪く、使用可能温度範囲が限られるおそれがある。
kが1.3より大である場合、高温で変位が大となった時、周囲の部材に衝突する等の問題が生じることがある。
更に、後述する実施例3に示すごとき、アクチュエータの駆動源として使用する際、積層型圧電体素子の変位を伝達する相手部材との間に油(実施例3では燃料)を挟んだ構成の場合、高温となって油の粘度が低下した際はより大きく伸びないと相手部材に対し変位を伝達することができない。この場合で、高温で伸びが小さくなると動作不良の原因となるため、kは1〜1.3とすることが好ましい。
また、上記積層型圧電体素子は、内燃機関の燃料噴射用のインジェクタの駆動源として使用することができる(請求項3)。
インジェクタの駆動源に積層型圧電体素子を使用することで、温度に寄らず、燃料噴射量が一定となる優れたインジェクタを得ることができる。
(実施例1)
本発明にかかる積層型圧電体素子駆動方法について、図1、図2を用いて説明する。
本例は、図1に示すごとく、圧電層11と、内部電極層121、122とを交互に積層してなる圧電スタック10と、該圧電スタック10の側面101、102に設けて、上記内部電極層121、122を一層おきに通電するよう構成した側面電極151とからなる積層型圧電体素子1を駆動するにあたり、上記圧電層11は、圧電率d33の温度変化率をa、静電容量の温度変化率をc、定数kとすると、a=k(c)1/2という関係が成立する圧電材料から構成し、上記通電は、積層型圧電体素子1のエネルギーが一定となるように行う。
本例にかかる駆動方法を適用する積層型圧電体素子1について説明する。
図1に示すごとく、本例の積層型圧電体素子1は部分電極構成であり、圧電層11と内部電極層121、122とを交互に積層してなる圧電スタックの側面101、102に側面電極151(側面101に設けたもののみを図示、側面102に設けたものは図面から見えない場所にあるため省略する)を配置して、側面101の側面電極151と内部電極層121の側端部とを電気的に導通させ、側面102の側面電極と内部電極層122の側端部とを電気的に導通させる。
また、圧電スタック10の積層方向両端には、片側のみ内部電極層121、122と接触するダミー層108、109がある。ダミー層108、109は駆動時に変位しない。
このような積層型圧電体素子1において、側面電極にそれぞれ異なる電位を与えることで、圧電層11が変位する。これが積層型圧電体素子1の駆動である。
また、本例にかかる圧電層11は、PZT(ジルコン酸チタン酸鉛)で、基本組成は、Pb[(ZrxTi1-x0.97(Zn0.33Nb0.670.03]O3+0.01Mnであり、X=0.3〜0.7の範囲にて、且つ焼成温度を1170〜1320℃(30℃STEP)として調整した圧電材料からなる。
この圧電材料について、圧電率d33の温度変化率をa、静電容量の温度変化率をc、定数kとすると、a=k(c)1/2という関係が成立した。ここでkは温度−50℃〜300℃の範囲において0.7〜1.3であった(詳細な測定方法は実施例2参照)。
また、内部電極層121、122はAgPd材料からなり、側面電極151はAg材料からなる。
次に、本例にかかる駆動方法を実現する駆動回路2を図2に示す。
本例の積層型圧電体素子1は、該積層型圧電体素子1に電圧を印加して伸張する際の直線運動を利用して、車載用エンジンの燃料噴射装置において、インジェクタ開閉弁の切替を行うアクチュエータの駆動源として使用するもので、インジェクタの構造等は後述する実施例3において具体的に記載した。
また、ここで説明する駆動回路2は、4個の積層型圧電体素子を同時に駆動する構成である。すなわち、4気筒のエンジンで、4基のインジェクタを備える場合、積層型圧電体素子2A〜2Dは、各気筒に設けられたインジェクタ4の燃料噴射と停止の切り替え用としてインジェクタ4のそれぞれに搭載される。本例の駆動回路2はこのような構成で、4個の積層型圧電体素子を同時に駆動できる。
上記駆動回路2は、車載のバッテリ211、バッテリ211から数十〜数百Vの直流電圧を発生するDC−DCコンバータ212、およびその出力端に並列に接続されたバッファコンデンサ213により直流電源21を構成し、積層型圧電体素子2A、2B、2C、2Dの充電用の電圧を出力する。
DC−DCコンバータ212はバッテリ211と直列にインダクタ2121とスイッチング素子2122が接続され、スイッチング素子2122のオン時にインダクタ2121に蓄積されたエネルギーが、スイッチング素子2122のオフ時に、前記エネルギーにより逆起電力を発生するインダクタ2121からダイオード2123を介してコンデンサ213に充電される。バッファコンデンサ213は比較的静電容量の大きなもので構成され、積層型圧電体素子2A〜2Dへの充電作動時にも略一定の電圧値を保つようになっている。
直流電源21のバッファコンデンサ213から積層型圧電体素子2A〜2Dにインダクタ23を介して通電する第1の通電経路22aが設けてあり、通電経路22aには、バッファコンデンサ213とインダクタ23間にこれらと直列に第1のスイッチング素子24が介設されている。第1のスイッチング素子24はMOSFETで構成され、その寄生ダイオード(以下、第1の寄生ダイオードという)241がバッファコンデンサ213の両端間電圧に対して逆バイアスとなるように接続される。
また、インダクタ23と積層型圧電体素子2A〜2Dは第2の通電経路22bを形成しており、この通電経路22bは、インダクタ23と第1のスイッチング素子24の接続中点に接続される第2のスイッチング素子25を有し、インダクタ23、積層型圧電体素子2A〜2D、第2のスイッチング素子25により閉回路を形成している。第2のスイッチング素子25もMOSFETで構成され、その寄生ダイオード(以下、第2の寄生ダイオードという)251がバッファコンデンサ213の両端間電圧に対して逆バイアスとなるように接続される。
通電経路22a、22bは積層型圧電体素子2A〜2Dのそれぞれに共通であり、また、次のように駆動対象としての積層型圧電体素子2A〜2Dが選択できる。すなわち、積層型圧電体素子2A〜2Dのそれぞれには直列にスイッチング素子(以下、適宜、選択スイッチング素子という)26A、26B、26C、26Dが1対1に接続されて、噴射気筒のインジェクタのピエスタック2A〜2Dに対応する選択スイッチング素子26A〜26Dがオンされる。
選択スイッチング素子26A〜26DはMOSFETが用いられており、その寄生ダイオード(以下、選択寄生ダイオードという)261A、261B、261C、261Dは、バッファコンデンサ213に対して逆バイアスとなるように接続されている。
スイッチング素子24、25、26A〜26Dの各ゲートには制御回路28からそれぞれ制御信号が入力しており、前記のごとく選択スイッチング素子26A〜26Dのいずれかをオンして駆動対象の積層型圧電体素子2A〜2Dが選択されるとともに、スイッチング素子24、25のゲートにはパルス状の制御信号が入力してスイッチング素子24、25をオンオフし、積層型圧電体素子2A〜2Dの充電制御および放電制御を行うようになっている。
また、制御回路28には、燃料噴射制御全体を司る後述するECUからの噴射信号が入力している。噴射信号は噴射期間に対応する「L」と「H」よりなる二値信号であり、制御回路28は噴射信号の立ち上がりで積層型圧電体素子2A〜2Dの充電を開始し、噴射信号の立ち下がりで積層型圧電体素子2A〜2Dを放電する。
制御回路28の充電制御について説明する。
制御回路28は第1のスイッチング素子24のオン期間とオフ期間とを次のように設定し、第1のスイッチング素子24の制御信号を出力する。すなわち、オン期間は一定とするとともに、オフ期間は充電電流が0になると第1のスイッチング素子24をオンして終了し次のオン期間に入るように設定してある。前記制御信号はタイマ制御にて予め設定された時間の間、出力され、該時間に応じた回数で第1のスイッチング素子24のオンオフが繰り返される。
充電電流Ipの経時変化について説明する。
スイッチング素子24のオン期間には、第1の通電経路22aに、バッファコンデンサ213からインダクタ23を介して積層型圧電体素子2A〜2Dに漸増する充電電流が流れ、スイッチング素子24のオフ期間には、インダクタ23に発生する誘導起電力が第2の寄生ダイオード251に対し順バイアスとなり、第2の通電経路22bに、フライホイール作用により漸減する充電電流が流れる。ここで、第1のスイッチング素子24のオンオフ周波数に比してインダクタ23および積層型圧電体素子2A〜2Dを含む回路の共振周波数は十分に高く、波形は三角形とみなせる。
ここで、オンオフ1周期における充電電流のピーク値(ピーク電流)IpPEAKは、オン期間の終期における電流であり、直流電源21の出力電圧(以下、直流電源出力電圧という)すなわちバッファコンデンサ213の両端間電圧をVDC-DC、積層型圧電体素子電圧をVp、オン期間の長さをTON、インダクタ23のインダクタンスをLとして、IpPEAK=(VDC-DC−Vp)×TON/Lとなる。式中、直流電源出力電圧VDC-DCは前記のごとく一定とみなせる。
また、積層型圧電体素子電圧Vpは、積層型圧電体素子2A〜2Dの充電を開始する時の初期値が0で、時間をおって漸増する経時プロファイルを示すから、スイッチング素子24のオン期間にインダクタ23に印加される電圧(VDC-DC−Vp)は、積層型圧電体素子2A〜2Dの充電が進むにつれて漸次低くなる。
これにより、インダクタ23の誘導起電力も漸次小さくなるから、オン期間における充電電流Ipの勾配も積層型圧電体素子2A〜2Dの充電が進むにつれて小さくなる。
本例では、オン期間を一定とすることで、充電電流は、三角波形をとりながら全体的にみて積層型圧電体素子電圧Vpとは逆に減少する経時プロファイルを示す。
ここで、積層型圧電体素子電圧Vpは積層型圧電体素子2A〜2Dの静電容量Cに反比例するから、静電容量Cが増大したとすると、これは積層型圧電体素子電圧Vpの上昇速度を抑制する方向に作用する。
この、積層型圧電体素子電圧Vpの上昇速度を抑制する方向の作用は、スイッチング素子24のオン期間におけるインダクタ23への印加電圧の低下が緩和する方向に作用し、全体的にみた充電電流Ipの減少速度を抑制する方向に作用する。これは積層型圧電体素子2A〜2Dへの電荷供給速度を上昇する方向、したがって積層型圧電体素子電圧Vpの上昇速度を増加する方向に作用するから、積層型圧電体素子2A〜2Dの静電容量の増大によっては積層型圧電体素子電圧Vpの経時プロファイルはあまり変化しない。
一方、積層型圧電体素子電圧Vpが積層型圧電体素子2A〜2Dの静電容量の増大によって大きく変化しないことから、充電電流Ipの経時プロファイルも余り変化しないことになる。
しかも、この積層型圧電体素子2A〜2Dの静電容量の増大による積層型圧電体素子電圧Vp、充電電流Ipへの小さな影響は次の性質を有している。
すなわち、積層型圧電体素子2A〜2Dへの、充電による単位時間当たりのエネルギー供給量は積層型圧電体素子電圧Vpと充電電流Ipの積で表されるところ、積層型圧電体素子電圧Vpの上昇速度を抑制する方向は、単位時間当たりのエネルギー供給量を減少する方向であり、充電電流Ipの減少を緩和する方向は、単位時間当たりのエネルギー供給量を増加する方向であるから、両者は互いに相殺する方向に作用している。したがって、単位時間当たりのエネルギー供給量が、環境温度の変動等に基因した積層型圧電体素子2A〜2Dの静電容量の変動に依存するのをさらに抑制することができる。
したがって、駆動回路2にて積層型圧電体素子2A〜2Dの充電時間を一定に制御するだけで、フィードバック制御を伴わずに積層型圧電体素子2A〜2Dの静電容量が変化しても積層型圧電体素子2A〜2Dへの供給エネルギーを一定値にすることができる。
そして、図2にかかる駆動回路2で、定エネルギーとなるように電圧を印加して、積層型圧電体素子1を制御した。
ここで積層型圧電体素子の静電容量Dは、あらかじめ圧電層を構成する材料から試料を作成し、その試料をインピーダンスアナライザ等の測定器具に接続して測定する。具体的な測定方法は実施例2と同様である。
また、ここで記載した定エネルギー制御とは、−50℃〜300℃の範囲における積層型圧電体素子へ供給されるエネルギーDV2/2の変動率が−15〜+15%の範囲に収まるように充電時間を調整することである。
この条件にかかる駆動方法で、積層型圧電体素子1の変位は−50℃〜300℃の範囲において、積層型圧電体素子1の電圧を印加する前の厚みを基準とすると、そこから−5〜+5%の範囲に収まることが分かった。
本例にかかる駆動回路2は、図2から明らかであるが、非常にシンプルな構成であり、マイコンを使用することなく定エネルギー制御が可能となる。このためECUとの通信を簡素化でき、ECUとの分離制御が容易となる。
そして、駆動回路を分離すると、性能向上による消費電力アップも可能となり、ECUがノイズにより誤動作する心配がない。
以上、本例によれば、複雑な制御回路を使用することなく、省電力、省エネで静電容量の温度変化を吸収可能な積層型圧電体素子の駆動方法を得ることができた。
なお、本例で図1に例示したのは、部分電極構成の積層型圧電体素子である。
他に、全面電極構成や、圧電層と内部電極層とを交互に積層した、単体でも積層型圧電体素子として機能可能な圧電ユニットを積層して所定の高さに積み上げてなるユニット式積層型圧電体素子についても、本例にかかる駆動方法を適用することができる。
(実施例2)
本例は、所定の圧電材料の圧電率d33と静電容量との測定方法について説明する。
即ち、圧電材料(組成は実施例1に記載した)を所定の厚みに研削し、両面にAgPd電極を温度850℃で焼き付ける。続いてこれを直径16mmの円盤形状に加工する。得られた試料を130℃のシリコーンオイル中に浸して、2000Vを30分印加して、分極処理する。なお、ここで分極処理を行うのは、積層型圧電体素子にかかる圧電層も製造の際にシリコーンオイル中に浸して、分極処理してあるからである。
分極処理を終えた試料の両端面をインピーダンスアナライザ(hp社製4194A)と結線し、圧電率d33について、径方向に振動の出現する100〜200KHzにて共振−反共振法を用いて算出した。静電容量は、1KHzにて測定した。
以上の測定結果を、図3(圧電率d33の温度−50〜300℃の温度変化率)、図4(静電容量の温度−50〜300℃の温度変化率)として、記載した。
ここで、温度t0における圧電率d33がa0、温度t1(t0より大)における圧電率d33がa1である場合、(a1−a0)/a0を温度t1における圧電率d33の温度変化率a、温度t0における静電容量がc0、温度t1(t0より大)における静電容量がc1である場合、(c1−c0)/c0を温度t1における静電容量の温度変化率cとした。
図3、図4に基づいて、図5にかかる線図に、d33の温度変化率、(静電容量の温度変化率)1/2を記載した。
図5より明らかであるが、両者の曲線は殆ど一致している。
すなわち圧電率d33の温度変化率をa、静電容量の温度変化率をcとすると、「a=k(c)1/2、k≒1.0」となる。なお、kの変動量は、大体−1%〜+1%であった。
そして上記試料にかかる円盤状の圧電材料に対し、定エネルギー制御と定電圧制御における伸びについてそれぞれ比較した。
ここで定エネルギー制御とは、試料の両端面から印加する電圧をm、その温度における試料の静電容量をnとすると、nm2/2が一定となるように制御することである。なお、nm2/2の値の変動は、基準値に対して±10%まで許容できる。
また、定電圧制御とは、温度にかかわらず一定の電圧を与えた状態である。電圧の変動は、基準値に対して、±5%まで許容される。
このような状態で、室温20℃における伸びを基準とした変化率を縦軸に、温度を横軸にとって、上記二つの制御方法にかかる変化率を、図6にかかる線図に記載した。
図6より明らかであるが、定エネルギー制御の場合、伸びが殆ど温度に依存しないが、定電圧制御では、温度が高くなるに従って、伸びが大きくなる傾向が認められた。
以上、圧電率d33の温度変化率をa、静電容量の温度変化率をc、定数kとすると、a=k(c)1/2という関係が成立する圧電材料を、エネルギーが一定となるよう駆動を制御することで、温度に依存しない変位がえられることが分かった。
従って、上記材料からなる圧電層で構成した積層型圧電体素子も、同様に、温度に依存しない変位がえられる。
(実施例3)
実施例1にかかる駆動方法を適用した積層型圧電体素子を内蔵したインジェクタについて説明する。
以下、インジェクタ3の構造について説明する。
図7は、インジェクタ3の断面及びその周辺構成を示す図面である。
インジェクタ3には、コモンレール400から例えば150MPa程度の高圧の燃料401が供給される。インジェクタ3は、ECU300及び駆動回路2からの制御信号に応じて開閉し、その開動作に伴い図示を略したエンジンに燃料401を噴射供給する。
ECU300は、周知のマイクロコンピュータ等を備えて構成され、エンジン回転数、アクセル開度、エンジン水温等のエンジン運転情報を取り込み、インジェクタ3による燃料噴射時期及び燃料噴射量を最適に制御する。
インジェクタ3において、インジェクタボディ31には、積層型圧電体素子1と、インジェクタボディ31内を摺動する大径ピストン33とが収容され、これらは互いの端面が密着するよう皿バネ34により付勢されている。積層型圧電体素子1は、ECU300及び駆動回路2から取り込まれる制御信号(駆動電圧)に応じて伸縮し、制御信号に従い積層型圧電体素子1が伸長すると、大径ピストン33が皿バネ34の付勢力に抗して図の下方に移動する。符号321はピエゾスタック保持板である。
大径ピストン33の下方には、該大径ピストン33よりも径の小さい小径ピストン35が配設され、大径ピストン33と小径ピストン35との間には変位拡大室36が形成されている。変位拡大室36は、大径ピストン33が図の下方に変位する時、その下向きの力を内部の燃料圧を介して小径ピストン35に伝達するものである。この場合、大径ピストン33と小径ピストン35との断面積の比率に応じて、小径ピストン35の変位量が拡大される。
すなわち、変位拡大室36は、積層型圧電体素子1の微小な変位を拡大し、小径ピストン35に伝える役割を果たす。
小径ピストン35は、ボール弁40を押圧して高圧室41内の高圧燃料を燃料リーク室37にリークさせるものであり、小径ピストン35の先端に形成された円柱状の縮径部351がボール弁40の外周面(球面)に当接している。ここで、高圧室41には、高圧通路42を介して噴射圧相当の高圧燃料401、すなわちコモンレール400より供給される高圧燃料401が導入され、この高圧燃料401によりボール弁40が押し上げられている。この高圧燃料401の押し上げにより、ボール弁40がインジェクタボディ31のシート面43に着座し、高圧室41と燃料リーク室37との間が遮断される(図示の状態)。
また、小径ピストン35によりボール弁40が図の下方に押圧されると、ボール弁40が押し込まれてボール弁40がシート面43から離れ、高圧室41内の高圧燃料401が燃料リーク室37にリークする。燃料リーク室37にリークした燃料402はドレイン通路38を介して排出される。なお、符号39は、小径ピストン35をボール弁40外周面に当接させるためのスプリングを示す。
高圧室41には、燃料通路44を介して圧力制御室45が連通されている。圧力制御室45には高圧通路42を介してコモンレール400からの高圧燃料が導入され、この高圧燃料と圧力制御室45内のスプリング46とによりノズルニードル47が図の下方向に付勢されている。これにより、インジェクタ3の先端部の噴孔48が閉鎖状態となっている。
上記構成のインジェクタ3において、積層型圧電体素子1が縮小状態にある場合、ボール弁40はシート面43に着座した状態で保持される。この状態では、ノズルニードル47は圧力制御室45の高圧燃料により閉弁位置に付勢保持され、噴孔48から燃料が噴射されることはない。
そして、積層型圧電体素子1が伸長すると、小径ピストン35が図の下方向に移動してボール弁40を押圧し、ボール弁40がシート面43から離れて高圧室41内の高圧燃料が燃料リーク室37にリークする。このとき、圧力制御室45内の圧力が低下し、それに伴いノズルニードル47が開弁方向(図の上方向)に移動する。よって、噴孔48から燃料が噴射される。
このような構成にかかるインジェクタ3に用いる積層型圧電体素子1は、圧電材料としてkが1〜1.3であるものを使用することが好ましい。
これは、高温になるほど燃料の体積弾性係数が大きくなるため、大径ピストン33(積層型圧電体素子1)の変位を大きくしないと変位拡大室36の内圧が上がらないためである。
積層型圧電体素子の斜視説明図。 積層型圧電体素子の駆動回路の説明図。 実施例2にかかる、圧電率d33の温度変化率と温度との関係を示す線図。 実施例2にかかる、静電容量の温度変化率と温度との関係を示す線図。 実施例2にかかる、圧電率d33の温度変化率と静電容量の温度変化率の平方根とのそれぞれについての温度との関係を示す線図。 実施例2にかかる、定エネルギー制御した試料と定電圧制御した試料にかかる伸びの温度変化率を記載した説明図。 実施例3にかかる、インジェクタの説明図。
符号の説明
1 積層型圧電体素子
10 圧電スタック
101、102 側面
11 圧電層
121、122 内部電極層
2 駆動回路
3 インジェクタ

Claims (3)

  1. 圧電層と、内部電極層とを交互に積層してなる圧電スタックと、該圧電スタックの側面に設けて、上記内部電極層を一層おきに通電するよう構成した側面電極とからなる積層型圧電体素子を駆動するにあたり、
    上記圧電層は、圧電率d33の温度変化率をa、静電容量の温度変化率をc、定数kとすると、a=k(c)1/2という関係が成立する圧電材料から構成し、
    上記通電は、積層型圧電体素子のエネルギーが一定となるように行うことを特徴とする積層型圧電体素子の駆動方法。
  2. 請求項1において、kは0.7〜1.3であることを特徴とする積層型圧電体素子の駆動方法。
  3. 請求項1または2において、上記積層型圧電体素子は、内燃機関の燃料噴射用のインジェクタの駆動源として使用することを特徴とする積層型圧電体素子の駆動方法。
JP2003361125A 2003-10-21 2003-10-21 積層型圧電体素子の駆動方法 Expired - Fee Related JP4345434B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003361125A JP4345434B2 (ja) 2003-10-21 2003-10-21 積層型圧電体素子の駆動方法
DE602004005550T DE602004005550T2 (de) 2003-10-21 2004-10-14 Verfahren zur Ansteuerung einer geschichteten piezoelektrischen Vorrichtung
EP04024551A EP1526587B1 (en) 2003-10-21 2004-10-14 Method for driving laminated piezoelectric device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003361125A JP4345434B2 (ja) 2003-10-21 2003-10-21 積層型圧電体素子の駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005130561A JP2005130561A (ja) 2005-05-19
JP4345434B2 true JP4345434B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=34386485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003361125A Expired - Fee Related JP4345434B2 (ja) 2003-10-21 2003-10-21 積層型圧電体素子の駆動方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1526587B1 (ja)
JP (1) JP4345434B2 (ja)
DE (1) DE602004005550T2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5105790B2 (ja) * 2006-07-27 2012-12-26 京セラ株式会社 積層型圧電素子の製造方法
JP4853201B2 (ja) 2006-09-27 2012-01-11 株式会社デンソー インジェクタ駆動装置及びインジェクタ駆動システム
DE102010040761A1 (de) 2010-09-14 2012-03-15 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Einstellen eines Piezoaktormoduls
JP5772884B2 (ja) * 2013-06-24 2015-09-02 トヨタ自動車株式会社 燃料噴射弁駆動システム
CN107800327A (zh) * 2017-10-19 2018-03-13 天津大学 一种开环可控高精度旋转压电驱动装置及其制作方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4749897A (en) * 1986-03-12 1988-06-07 Nippondenso Co., Ltd. Driving device for piezoelectric element
DE10151421A1 (de) * 2000-10-19 2002-05-29 Nippon Soken Piezobetätigungsgliedantriebsschaltung und Kraftstoffeinspritzgerät
DE10225704A1 (de) * 2001-06-11 2003-01-23 Denso Corp Piezoelektrischer Aktuator und Verfahren zu dessen Antrieb
EP1457471B1 (en) * 2003-03-14 2014-02-26 Denso Corporation Crystal oriented ceramics and production method of same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005130561A (ja) 2005-05-19
EP1526587B1 (en) 2007-03-28
DE602004005550T2 (de) 2007-12-06
EP1526587A1 (en) 2005-04-27
DE602004005550D1 (de) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101871294B1 (ko) 직접 구동식 피에조 분사기의 노즐 니들에서의 힘 조건들의 결정 방법
JP2707804B2 (ja) 圧電素子の駆動装置
JP4475331B2 (ja) 燃料噴射装置
JPH0444281A (ja) 圧電素子の駆動装置
JP2004282988A (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
JP4306769B2 (ja) ピエゾアクチュエータ駆動装置
JP4787407B2 (ja) 少なくとも1つの容量性アクチュエータを制御するための方法及び装置
JP4183376B2 (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路および燃料噴射装置
US7301256B2 (en) Method and circuit configuration for operating a piezoelectric actuator
JP4345434B2 (ja) 積層型圧電体素子の駆動方法
JP2005039990A (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
JP4104498B2 (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
JP3913687B2 (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路および燃料噴射装置
JP4615967B2 (ja) ピエゾインジェクタの駆動装置
Oh et al. Development of an injector driver for piezo actuated common rail injectors
JP3922206B2 (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
Badr et al. Applications of piezoelectric materials
JPS62210241A (ja) 圧電素子の駆動装置
Uchino Piezoelectric actuators 2004
Uchino Piezoelectric energy harvesting systems
Heywang et al. Piezoelectric motors and transformers
JP3744407B2 (ja) 容量負荷変動体の充放電装置
JP4622112B2 (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路および燃料噴射装置
JPS6217339A (ja) 燃料噴射弁用電歪式アクチユエ−タの駆動回路
KR101581126B1 (ko) 직접 니들 구동형 피에조 인젝터용 구동 제어 회로 및 이를 포함하는 차량

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090706

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4345434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees