JP4344730B2 - 粒状物の微粉除去装置 - Google Patents

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本発明は、樹脂ペレット等の粒状物に付着した樹脂粉、ゴミその他の微粉を除去する粒状物の微粉除去方法及び装置に関するものである。
例えば、樹脂成型機に成型原料の樹脂ペレットを供給する場合には、先ず樹脂ペレット微粉除去装置で樹脂ペレットに付着する塵、その他の微粉を除去する必要がある。この樹脂ペレット微粉除去装置には、従来、篩選別方式を採用したもの(特許文献1)と、空気洗浄方式を採用したもの(特許文献2、3)とがある。
篩選別方式の微粉除去装置は、格子状に形成された傾斜分離板を上下方向にジグザグ状に配置すると共に、各傾斜分離板に対向して上側に送風式の静電気除去装置を、各傾斜分離板の下側に微粉回収装置を夫々配置している。そして、静電気除去装置から傾斜分離板上を下方へと流下する樹脂ペレットにイオン化空気を送風してその静電気を除去しながら、樹脂ペレットが傾斜分離板上を流動するときの篩選別により、樹脂ペレットに付着した微粉を除去し、その傾斜分離板を通過した微粉を微粉回収装置により回収する。
空気洗浄方式の微粉除去装置は、静電気除去装置の下側に誘導板と傾斜分離板とを上下方向に交互にジグザグ状に配置し、各傾斜分離板の下流側に開口を、上流側に微粉回収装置を夫々配置している。そして、静電気除去装置で樹脂ペレットの静電気を除去し、その後の樹脂ペレットを順次、誘導板から傾斜分離板上へと落下させながら、下流側の開口から導入されて樹脂ペレットと逆方向に流れる空気により樹脂ペレットを洗浄して微粉を除去する。
特開平8−39550号公報 特開平10−620号公報 特開平2002−282791号公報
従来の微粉除去装置では、篩選別方式、空気洗浄方式の別を問わず、微粉の除去効率が悪く、作業能率が低下すると共に、装置全体が非常に大型化する欠点がある。即ち、篩選別方式の場合には、傾斜分離板上を流下する樹脂ペレットに対して、静電気除去装置からイオン化空気を送風して樹脂ペレットの静電気を除去しながら、傾斜分離板の篩作用により樹脂ペレットに付着する微粉を除去する。しかし、基本的には篩選別であるため、微粉の除去効率が悪く作業能率が低下し、また微粉の十分な除去を図るためには、傾斜分離板を上下方向に多段に設ける必要があって、装置全体が大型化する欠点がある。
一方、空気洗浄方式の場合には、樹脂ペレットが誘導板から傾斜分離板へと落下し、その樹脂ペレットが傾斜分離板に沿って流動する間に、その表面に付着した微粉を空気により分離して除去する。しかし、傾斜分離板上を流動する樹脂ペレットに対して空気が逆方向に流れているものの、誘導板の下端が傾斜分離板に最接近する位置で空気の流速が早くなる程度であって、傾斜分離板上の樹脂ペレットに対する空気の接触が悪いため、微粉の除去効率が悪く作業能率が低下する欠点がある。
しかも、各傾斜分離板の上側には、樹脂ペレットを傾斜分離板の上流側に誘導するための誘導板があるため、微粉の十分な除去を図るためには、傾斜分離板を上下方向に多段に設ける必要があることと相俟って、篩選別方式と同様に装置全体が大型化する欠点がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、装置全体を簡単かつ小型化でき、しかも粒状物に付着した樹脂粉、ゴミその他の微粉を効率的に高精度で能率よく除去できる粒状物の微粉除去方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明に係る粒状物の微粉除去装置は、縦型円筒体6と、該縦型円筒体6内を上側の旋回室7と下側外周の回収室8とに区画し且つ粒状物Pがその空気搬送時の慣性力に伴う遠心力により内周に沿って螺旋状に旋回しながら下端の取り出し口9bへと移動する逆円錐状の分離スクリーン9と、前記粒状物Pを空気搬送により前記旋回室7へと略接線方向に供給する供給口10と、前記粒状物Pが前記分離スクリーン9の内周に沿って螺旋状に旋回する間に該分離スクリーン9を経て前記回収室8へと通過した微粉を含む含塵空気を回収する回収口11と、前記取り出し口9bから落下する前記粒状物Pを貯留するタンク22とを備え、前記縦型円筒体6は前記旋回室7を構成し且つ外周に前記供給口10が設けられた上部ケース14と、前記回収室8を構成し且つ下部外周に前記回収口11が設けられた下部ケース15とを備え、前記分離スクリーン9は上端外周のリング状の取り付け部9aが前記上部ケース14と前記下部ケース15とのフランジ14a15a間に着脱自在に介在され、且つ前記取り出し口9bが前記下部ケース15と前記タンク22との間の底板15bの中央部に形成された開口15cに着脱自在に挿入されているものである。前記回収口11側からの吸引作用により、前記供給口10から前記分離スクリーン9上へと前記粒状物Pを空気搬送するようにしてもよい。
前記旋回室7内に、前記供給口10から供給された前記粒状物P及び搬送空気が該旋回室7の周壁廻りに旋回するように整流する整流部17を略同心状に設けてもよい。前記整流部17の下側に、前記分離スクリーン9の内周側の中心部分での微粉の滞留を阻止する滞留阻止部18を設けてもよい。前記滞留阻止部18は逆円錐状でもよい。前記整流部17及び前記滞留阻止部18を通気性を有する部材により構成し、前記旋回室7上に、イオン化空気を前記分離スクリーン9側へと送風する静電気除去手段13bを設けてもよい。
本発明では、装置全体を簡単かつ小型化でき、しかも粒状物に付着した樹脂粉、ゴミその他の微粉を効率的に高精度で能率よく除去することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図7は本発明を樹脂ペレット微粉除去装置に採用した場合の第1の実施例を例示する。図1は樹脂成型機の前段に配置される樹脂ペレット微粉除去装置の概要を示し、この樹脂ペレット微粉除去装置は、樹脂ペレットP(図7参照)の表面に付着する微粉を空気洗浄により除去する微粉除去手段1と、微粉除去手段1で微粉が除去された樹脂ペレットPを貯留する貯留手段2と、微粉除去手段1へと空気搬送により樹脂ペレットPを一定量ずつ供給する原料供給手段3と、微粉除去手段1から取り出された含塵空気中の微粉を集塵して清浄化する集塵手段4と、吸引送風手段5とを備え、成型原料である樹脂ペレットPを樹脂成型機に供給する前に、その表面に付着する微粉を除去するようになっている。
微粉除去手段1は、図2〜図6に示すように、縦型円筒体と、この縦型円筒体6内を上側の旋回室7と下側外周の回収室8とに区画し且つ樹脂ペレットPがその空気搬送時の慣性力に伴う遠心力により内周に沿って螺旋状に旋回する逆円錐状の分離スクリーン9と、樹脂ペレットPを空気搬送により分離スクリーン9の上側の旋回室7へと略接線方向に供給する供給口10と、分離スクリーン9を通過して樹脂ペレットPから除去された微粉を含む含塵空気を回収する回収口11と、分離スクリーン9上の旋回室7内に略同心状に配置された整流部17と、整流部17の下側に設けられ且つ分離スクリーン9の中心部分での微粉の滞留を阻止する滞留阻止部18と、樹脂ペレットPの静電気を除去する静電気除去手段13a,13bとを備えている。
縦型円筒体6は、図4に示すように旋回室7を構成する上部ケース14と、回収室8を構成する下部ケース15とを備え、その上部ケース14と下部ケース15とがフランジ14a,15aで上下方向に着脱自在に結合されている。上部ケース14の上部外周には供給口10が、下部ケース15の下部外周には回収口11が夫々その略接線方向に接続されている。
分離スクリーン9は所定の網目を有する網体により逆円錐状に構成されており、その上端外周のリング状の取り付け部9aが上部ケース14と下部ケース15とのフランジ14a,15a間に着脱自在に介在され、また下端の樹脂ペレットPの取り出し口9bが下部ケース15の底板15bの中央部に形成された開口15cに着脱自在に挿入されている。なお、分離スクリーン9の網目、勾配等は、洗浄対象である樹脂ペレットPの種類等に応じて適宜変更可能である。
整流部17は供給口10から旋回室7内へと供給された粒状物P及びその搬送空気が旋回室7の周壁廻りに旋回するように整流するためのもので、上部ケース14と略同じ長さの円筒状に構成され、上部ケース14の周壁との間に所定の旋回空間を置いてその中心部に略同心状に配置されている。整流部17の上端外周には、放射状に突出する複数本の取り付け片19を介して取り付けリング20が設けられ、その取り付けリング20が上部ケース14のフランジ14bと天板21との間に着脱自在に介在されている。なお、整流部17は上部ケース14の天板21に着脱自在に固定してもよい。
滞留阻止部18は逆円錐状であって、その上端周縁側が整流部17の下端周縁側に固定され、分離スクリーン9の周壁との間に所定の旋回空間を置いて、その分離スクリーン9内の中心部分の上部側に略同心状に嵌合して配置されている。
整流部17及び滞留阻止部18は分離スクリーン9よりも細かい網目の網体により構成され、その全体に渡って無数の小孔を有する構造となっている。従って、整流部17及び滞留阻止部18は通気性を有する部材である網体によって構成されている。
静電気除去手段13a,13bはイオン化空気を送風する送風式である。そして、静電気除去手段13aは供給口10の側壁に装着され、また静電気除去手段13bは多数の小孔を有する整流部17、滞留阻止部18に対応して上部ケース14上の天板21に装着されている。静電気除去手段13bは、整流部17、滞留阻止部18の通気作用によりイオン化空気を分離スクリーン9側へと送風するようになっている。
貯留手段2は図3に示すように微粉除去手段1の下側に配置されており、分離スクリーン9の取り出し口9bから落下する樹脂ペレットPを貯留する第1タンク22と、この第1タンク22からの樹脂ペレットPを貯留する第2タンク23とを上下に備え、第2タンク23から図外の樹脂成形機へと樹脂ペレットPを供給するようになっている。各タンク22,23にはレベルセンサ22a,23aが設けられている。
原料供給手段3は、原料である樹脂ペレットPを貯留する縦型のストックタンク24と、ストックタンク24の下側に設けられ且つストックタンク24内の樹脂ペレットPを定量ずつ取り出して供給する定量供給手段25とを備え、定量供給手段25から供給管路26、供給口10を経て樹脂ペレットPを空気搬送により微粉除去手段1の旋回室7へと定量ずつ供給するようになっている。
集塵手段4は縦型のサイクロン式集塵機、その他の集塵機からなり、微粉除去手段1の回収口11に回収管路27を介して接続され、微粉除去手段1から回収管路27を経て送られる含塵空気中の微粉を集塵して搬送空気を清浄化するようになっている。
吸引送風手段5はブロアー、ファンの適宜手段により構成され、その吸引側が吸引管路28を介して集塵手段4に、吐出側が吐出管路29を介して供給管路26の定量供給手段25側に接続されている。吐出管路29は開閉蓋30a付きの排気管30を有し、その排気管30から余分な空気を大気へと放出するようになっている。原料供給手段3、微粉除去手段1、集塵手段4、吸引送風手段5は、各管路26〜29を介して閉回路状に接続されており、微粉除去手段1より下流側の吸引送風手段5の吸引作用により、搬送空気を循環させるようになっている。なお、供給管路26は回収管路27よりも流速が早くなるようにその断面積が小さくなっている。
樹脂成型機に成型原料の樹脂ペレットPを供給する場合には、先ず樹脂ペレットPを空気洗浄して、その表面に付着する塵、その他の微粉を除去する。この樹脂ペレットPの空気洗浄に際しては、吸引送風手段5を作動させて、その吸引作用により各管路26〜29を経て原料供給手段3、微粉除去手段1、集塵手段4を含む閉回路で空気を循環させながら、原料供給手段3から微粉除去手段1へと空気搬送により樹脂ペレットPを供給し、その空気搬送時の慣性力に伴う遠心力により微粉除去手段1内で樹脂ペレットPを旋回させながら、樹脂ペレットPを空気洗浄してその微粉を除去する。
即ち、吸引送風手段5が作動すると、その吸引作用による供給管路26内の空気流により、原料供給手段3から原料である樹脂ペレットPが空気搬送により微粉除去手段1へと供給されて行く。そして、微粉除去手段1では、樹脂ペレットPは空気搬送時の慣性力により供給口10から旋回室7へと接線方向に進入して、整流部17の整流作用を受けながら、旋回室7の周壁に沿って旋回した後、その遠心力により図7に示すように分離スクリーン9の内面に沿って転がりながらa矢示方向へと螺旋状に旋回する。
このとき樹脂ペレットPと一緒に空気も旋回するが、空気は吸引送風手段5の吸引作用により分離スクリーン9の内側から外側へとb矢示方向に通過するため、分離スクリーン9に沿って螺旋状に旋回する間にその空気流により樹脂ペレットPを空気洗浄して、樹脂ペレットPの表面に付着する微粉を除去する。
このように分離スクリーン9に沿って樹脂ペレットPを螺旋状に旋回させながら、この分離スクリーン9を通過する空気により樹脂ペレットPを空気洗浄して、その表面に付着する微粉を除去することにより、分離スクリーン9を含む微粉除去手段1の全体を小型化しつつ、樹脂ペレットPの洗浄距離、洗浄時間を十分に確保でき、樹脂ペレットPの微粉を高精度で効率的に除去することができる。
また供給口10側、分離スクリーン9の上方中心部分に静電気除去手段13a,13bがあり、この各静電気除去手段13a,13bにより微粉除去手段1の上流側近傍で樹脂ペレットPの静電気を除去する。このため静電気を除去した直後に樹脂ペレットPを空気洗浄でき、この点からも微粉の除去効率も向上する。
しかも中心部分に整流部17、滞留阻止部18があり、この整流部17、滞留阻止部18の外側を樹脂ペレットP、空気が旋回、流動するため、旋回室7の周壁に沿って樹脂ペレットP及び空気が、分離スクリーン9に沿って樹脂ペレットPが夫々円滑に旋回すると共に、旋回室7の中心部分から分離スクリーン9の中心部分の上部にわたる範囲での微粉の滞留を防止できる。更に整流部17、滞留阻止部18が多数の小孔を有する網体により構成されており、それ自体で通気性を有するため、その上側に送風式の静電気除去手段13bがあるにも拘わらず、整流部17、滞留阻止部18に影響されることなく樹脂ペレットPの静電気を除去できる。
分離スクリーン9を経て回収室8側に通過した空気は多量の微粉を含む含塵空気となっており、その含塵空気は回収管路27を経て集塵手段4へと集められ、集塵手段4でその微粉が集塵されて清浄空気となり、原料供給手段3側へと送られて行く。洗浄後の樹脂ペレットPは、貯留手段2に貯留する。
図8は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例では、分離スクリーン9は、多数の小孔9cが形成された多孔板により構成されている。従って、分離スクリーン9は多数の小孔を有する網体、多数の小孔を有する多孔板の何れで構成することも可能である。
図9は本発明の第3の実施例を例示する。この実施例では、整流部17は多孔筒体により構成され、この整流部17の下端に逆円錐状の滞留阻止部18が同心状に接続されている。
このように整流部17、滞留阻止部18は、通気性を有する別部材で構成してもよい。また整流部17は必ずしも直円筒状である必要はない。なお、整流部17の上下方向の長さが短い場合には、少なくとも滞留阻止部18が通気性を有する構成でもよい。
図10は本発明の第4の実施例を例示する。この実施例では、回収口11は回収室8の軸心方向に対して直角方向に設けてもよい。即ち、回収口11は、供給口10と同様に接線方向に設けることが望ましいが、分離スクリーン9の中心部分に整流部17、滞留阻止部18があって、この整流部17、滞留阻止部18により樹脂ペレットP及び空気を分離スクリーン9の内面に沿って螺旋状に案内する場合には、微粉除去手段1の内部で空気の旋回流が発生するため、回収口11が接線方向以外の方向に向いていても、分離スクリーン9に沿っての樹脂ペレットPの旋回性が低下するようなことは少ない。
本発明の各実施例について詳述したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施することができる。例えば、実施例では、微粉除去手段1の下流側に吸引送風手段5を配置して、この吸引送風手段5の吸引作用により、樹脂ペレットPを微粉除去手段1へと空気搬送するようにしているが、微粉除去手段1の上流側に送風手段5を設けて、樹脂ペレットPを微粉除去手段1へと空気搬送により圧送するようにしてもよい。
分離スクリーン9の孔の大きさ、数、角度は、樹脂ペレットPの性状等を考慮して適宜決定すればよい。樹脂ペレットPは球状、柱状、その他の形状でもよい。また各実施例では、樹脂ペレットPの微粉を除去する樹脂ペレット微粉除去装置を例示しているが、樹脂ペレットP以外の粒状物に付着する微粉の除去にも採用可能である。
本発明の第1の実施例を示す樹脂ペレット微粉除去装置の概要図である。 本発明の第1の実施例を示す微粉除去手段の平面図である。 本発明の第1の実施例を示す微粉除去手段、貯留手段の一部切欠き正面図である。 本発明の第1の実施例を示す微粉除去手段の断面正面図である。 本発明の第1の実施例を示す整流部、滞留阻止部の斜視図である。 本発明の第1の実施例を示す分離スクリーンの斜視図である。 本発明の第1の実施例を示す作用説明図である。 本発明の第2の実施例を示す微粉除去手段の縦断面図である。 本発明の第3の実施例を示す微粉除去手段の縦断面図である。 本発明の第4の実施例を示す微粉除去手段の平面図である。
符号の説明
P 樹脂ペレット(粒状物)
7 旋回室
8 回収室
9 分離スクリーン 10 供給口
11 回収口
13b 静電気除去手段
14 上部ケース
15 下部ケース
17 整流部
18 滞留阻止部

Claims (6)

  1. 縦型円筒体(6)と、該縦型円筒体(6)内を上側の旋回室(7)と下側外周の回収室(8)とに区画し且つ粒状物(P)がその空気搬送時の慣性力に伴う遠心力により内周に沿って螺旋状に旋回しながら下端の取り出し口(9b)へと移動する逆円錐状の分離スクリーン(9)と、前記粒状物(P)を空気搬送により前記旋回室(7)へと略接線方向に供給する供給口(10)と、前記粒状物(P)が前記分離スクリーン(9)の内周に沿って螺旋状に旋回する間に該分離スクリーン(9)を経て前記回収室(8)へと通過した微粉を含む含塵空気を回収する回収口(11)と、前記取り出し口(9b)から落下する前記粒状物(P)を貯留するタンク(22)とを備え、前記縦型円筒体(6)は前記旋回室(7)を構成し且つ外周に前記供給口(10)が設けられた上部ケース(14)と、前記回収室(8)を構成し且つ下部外周に前記回収口(11)が設けられた下部ケース(15)とを備え、前記分離スクリーン(9)は上端外周のリング状の取り付け部(9a)が前記上部ケース(14)と前記下部ケース(15)とのフランジ(14a)(15a)間に着脱自在に介在され、且つ前記取り出し口(9b)が前記下部ケース(15)と前記タンク(22)との間の底板(15b)の中央部に形成された開口(15c)に着脱自在に挿入されていることを特徴とする粒状物の微粉除去装置
  2. 前記回収口(11)側からの吸引作用により、前記供給口(10)から前記分離スクリーン(9)上へと前記粒状物(P)を空気搬送するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の粒状物の微粉除去装置
  3. 前記旋回室(7)内に、前記供給口(10)から供給された前記粒状物(P)及び搬送空気が該旋回室(7)の周壁廻りに旋回するように整流する整流部(17)を略同心状に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の粒状物の微粉除去装置。
  4. 前記整流部(17)の下側に、前記分離スクリーン(9)の内周側の中心部分での微粉の滞留を阻止する滞留阻止部(18)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の粒状物の微粉除去装置。
  5. 前記滞留阻止部(18)は逆円錐状であることを特徴とする請求項4に記載の粒状物の微粉除去装置。
  6. 前記整流部(17)及び前記滞留阻止部(18)を通気性を有する部材により構成し、前記旋回室(7)上に、イオン化空気を前記分離スクリーン(9)側へと送風する静電気除去手段(13b)を設けたことを特徴とする請求項4又は5に記載の粒状物の微粉除去装置。
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