JP4342009B2 - 帯鋸盤の切粉除去装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋸刃に付着した切粉を除去する切粉除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、帯鋸盤や丸鋸盤等の如き鋸盤における鋸刃に付着した切粉を除去するには、ワイヤーブラシを回転させ、そのワイヤーブラシを鋸刃に押し付けるようにして、該ワイヤーブラシにより切粉を掻き取るようにしている。
【0003】
しかし、ワイヤーブラシの磨耗に応じて次第に該ワイヤーブラシの鋸刃に対する当たりが弱くなり切粉の除去能力が低下するため、作業者が1〜2時間毎に、ワイヤーブラシの鋸刃に対する当たりを調整しなくてはならない。
【0004】
この問題を解消するため、ワイヤーブラシ径に応じてワイヤーブラシの鋸刃に対する当たりを自動的に調整する切粉除去装置が、本願出願人より特開平8−25134号公報に開示されている。この装置によれば、切粉除去能力が向上し、ワイヤーブラシの磨耗が抑制され鋸刃寿命が改善される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記切粉除去装置においては、ワイヤーブラシの外径を基準に該ワイヤーブラシの鋸刃に対する当たりを自動調整するため、ワイヤーブラシの外径が大きい状態と外径が小さくなって固く癖がついた状態とでは、実際の当たり量に大きな差が生じてしまう。また、その調整も微妙であるため、当たり過ぎによりワイヤーブラシが早期に消耗したり、モータに過負荷が生じたり、或いは当たりが弱いと切粉除去能力が低下するという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、駆動ホイールと従動ホイールに掛けられた無端状の帯鋸刃を備えた帯鋸盤の切粉除去装置であって、前記駆動ホイール(7)に掛けられた前記帯鋸刃の間であって前記駆動ホイール(7)を取付けたフレーム(11)に取付ステー(13)を備え、この取付ステー(13)に回転可能に備えられたベースフレーム(9)に、駆動モータ(5)によって逆方向に回転される一方のブラシ(3)と他方のブラシ(3)とを備え、前記一方のブラシ(3)は、前記帯鋸刃が従動ホイール側から前記駆動ホイール(7)側へ移動する部分から切粉を掻き取るためのブラシであって、前記帯鋸刃が前記駆動ホイール(7)に掛けられた部分において帯鋸刃の内側(1b)から外側(1a)に向けて帯鋸刃に当るように回転し、前記他方のブラシ3は前記駆動ホイール(7)側から従動ホイール側へ帯鋸刃が移動する部分から切粉を掻き取るものであって、前記帯鋸刃が前記駆動ホイール(7)に掛けられた部分において帯鋸刃の外側(1a)から内側(1b)に向けて帯鋸刃に当るように回転する構成であることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、縦型帯鋸盤の帯鋸刃に付着した切粉を除去する例である。
【0008】
<切粉除去装置の構成>
本実施形態の鋸刃の切粉除去装置は、図1ないし図3に示すように、鋸刃1に付着した切粉を除去する一対のブラシ3、3と、このブラシ3、3を回転させる駆動モータ5と、該駆動モータ5にかかる負荷を検出する手段と、検出された前記負荷に応じて前記ブラシ3、3の前記鋸刃1に対する押付けを自動調整して、該ブラシ3、3を該鋸刃1に押し付ける手段とを主たる構成としている。
【0009】
上記鋸刃1は、縦型帯鋸盤における駆動ホイール7及び従動ホイール(図示は省略する)に掛けられた無端状の帯鋸刃とされており、これら駆動ホイール7及び従動ホイールによって回転するようになされている。例えば、鋸刃1は、図1中矢印方向に回転するようになされている。
【0010】
上記駆動モータ5は、図1及び図3に示すように、例えばL字状をなすベースフレーム9の折曲げ片に固定されている。そして、この駆動モータ5には、該駆動モータ5にかかる負荷を検出するための負荷検出手段(図示は省略する)が接続されている。負荷検出手段としては、例えば電流計または電力計が使用される。そして、上記負荷検出手段より検出された前記駆動モータ5の負荷に応じて、上記ブラシ3の鋸刃1に対する押付け、つまり当たりが図示しない制御部によって自動調整されるようになされている。
【0011】
上記ベースフレーム9は、図1に示すように、取付ステー13にボルト15によって固定されたシャフト17を中心として図3中矢印Aで示す方向に回動するようになされている。その回動機構であるブラシ押付け手段については後述する。上記取付ステー13は、上記駆動ホイール7が取り付けられたフレーム11に固定されている。
【0012】
そして、上記駆動モータ5の駆動力は、それぞれのブラシ3、3に固定されるドライブシャフト19、19に伝達されるようになされている。すなわち、上記ベースフレーム9の折曲げ片には、図1ないし図3に示すように、上記駆動モータ5の駆動力をそれぞれのドライブシャフト19、19に伝達するために必要な伝達機構を収納したハウジング21が取り付けられている。一対のドライブシャフト19、19は、同軸上に所定間隔を置いて水平に配置されると共に、一対の軸受け23、23によって回転自在とされている。そして、これらドライブシャフト19、19の一端には、円盤形状のブラシ3がねじ止めされている。この一方、ドライブシャフト19、19の他端には、かさ歯車25、25がそれぞれ設けられている。
【0013】
上記各かさ歯車25、25には、図2に示すように、上記ハウジング21に垂直配置された伝達シャフト27の一方端に設けられたかさ歯車29がそれぞれ噛み合うようになされている。この伝達シャフト27は、やはりハウジング21に設けられた一対の軸受け31、31によって垂直に回転自在に支持され、他端に駆動モータ5の駆動軸37先端に設けられたかさ歯車33と噛み合うかさ歯車35が設けられている。
【0014】
上記駆動モータ5の駆動軸37が回転すると、図2及び図3に示すように、この駆動軸37の先端に設けられたかさ歯車37が伝達シャフト27のかさ歯車35と噛み合って、前記伝達シャフト27を回転させる。そして、この伝達シャフト27の回転により、該伝達シャフト27の一端に設けられたかさ歯車29が、一対のドライブシャフト19、19のかさ歯車25、25にそれぞれ噛み合って、これらドライブシャフト19、19を回転させる。その結果、それぞれのドライブシャフト19、19に固定されたブラシ3、3が回転し、該ブラシ3、3と接触する前記鋸刃1の切刃部分に付着した切粉が掻き取られる。
【0015】
ここでは、一方のブラシ3は図2中矢印B方向に回転すると、他方のブラシ3はこれと逆方向であるC方向に回転する。このため、一方のブラシ3は、図1に示すように、鋸刃1の厚み方向における内側1bから外側1aに向けて(矢印D方向に)該鋸刃1に当たり、他方のブラシ3は、逆に外側1aから内側1bに向けて(矢印E方向に)該鋸刃1に当たる。このように、一対のブラシ3、3による切粉掻き取り方向を変えることで、一方のブラシ3によって除去し切れなかった切粉を他方のブラシ3によって除去することができ、確実な切粉除去が実現される。
【0016】
なお、上記駆動モータ5及び上記ベースフレーム9を覆って矩形状のカバー39が、当該ベースフレーム9に取り付けられている。また、上記ハウジング21には、各ブラシ3を覆って防塵カバー41、41が取り付けられている。
【0017】
上記ブラシ押付け手段は、図3ないし図5に示すように、ブラシ当たり調整ギヤードモータ43と、このブラシ当たり調整ギヤードモータ43によって回転するねじシャフト45と、一方がねじシャフト45と螺合し他方が前述したシャフト17と固定されるレバー47とからなっている。
【0018】
上記ブラシ当たり調整ギヤードモータ43は、図4及び図5に示すように、モータ取付ブロック81を介して上記ベースフレーム9の後方にボルト77及びナット79によってねじ止めされている。モータ取付ブロック81内には、ブラシ当たり調整ギヤードモータ43のモータ駆動軸49先端に設けられたかさ歯車51が臨むようになっている。このかさ歯車51は、モータ取付ブロック81内に設けられた一対の軸受け55、55によって回転自在とされたねじシャフト45に固定されてなるかさ歯車57と噛み合うようになされている。
【0019】
上記ねじシャフト45は、約半分が台形ねじ部53とされ、残りのシャフト部分が一対の前記軸受け55、55によって回転自在とされている。このねじシャフト45には、一対の軸受け55、55間に前記かさ歯車51と噛み合うかさ歯車57が取り付け固定されている。従って、ブラシ当たり調整ギヤードモータ43のモータ駆動軸49が回転すると、このモータ駆動軸49の先端に設けられたかさ歯車51がねじシャフト45のかさ歯車57と噛み合って、前記ねじシャフト45が回転するようになっている。
【0020】
上記レバー47は、図3及び図4に示すように、一方端に上記シャフト17を挿通させる円形孔59と、この円形孔59の中心を通りその一方端から中央部近傍に亘って形成されるスリット61を有している。上記円形孔59に挿通されたシャフト17は、上記レバー47に取り付けられるボルト63によって、該レバー47に固定されている。また、上記レバー47の他端側には、図4及び図5に示すように、上記ねじシャフト45の台形ねじ53と螺合する雌ねじ65が形成されたはめ込み部材67が嵌合されている。
【0021】
そして、上記はめ込み部材67には、図3及び図5に示すように、ベースフレーム9に固定されたブラケット69に所定間隔をおいて取り付けられた追込み限近接スイッチ71及び戻り限近接スイッチ73をオンオフするためのセンサーピン75が植立されている。これら追込み限近接スイッチ71、戻り限近接スイッチ73及びセンサーピン75からなるセンサーは、ブラシ3が磨耗して切粉除去効果が期待できない寸法(ここでの寸法は、例えば直径を指す)になるとその状態を検出し、作業者にブザーや警告灯等でブラシ交換要求を知らせる。
【0022】
追込み限近接スイッチ71は、ブラシ3が磨耗して行くに従いセンサーピン75の接近を検出する。このため、ブラシ3が磨耗したままで切粉除去効果の期待できない状況での使用が回避され、工具寿命の向上が期待される。戻り限近接スイッチ73は、作業者(オペレータ)がワイヤーブラシを交換する場合や鋸刃交換時、ワイヤーブラシを戻す時の戻り限を検出し、ブラシ当たり調整ギヤードモータ43を停止させるためのものである。
【0023】
<ブラシ押付け手段の動作説明>
例えば、図3に示す直径とされたブラシ3が磨耗して図6に示したようにその直径が小さくなると、該ブラシ3の鋸刃1に対する当たりが弱くなり、ブラシ当たり調整ギヤードモータ43にかかる負荷が小さくなる。すると、ブラシ当たり調整ギヤードモータ43に接続された負荷検出手段が、例えば電流値等としてその負荷を検出し、上記した制御部によってブラシ3の鋸刃1に対する押付けを最適となるように前記ブラシ当たり調整ギヤードモータ43に指令する。
【0024】
この指令を受けた上記ブラシ当たり調整ギヤードモータ43は、上記指令に応じた回転数で上記ねじシャフト45を例えば右回り方向に回転させる。ねじシャフト45がレバー47の一端部に設けたはめ込み部材67と螺合して回転すると、上記ブラシ当たり調整ギヤードモータ43には図6中矢印方向にF1なる力が作用する。その結果、このF1なる力により、上記ベースフレーム9は上記シャフト17を中心として右回り方向に回転し、該ベースフレーム9の先端側に設けた一対のブラシ3、3を上記鋸刃1に所望の押圧力を持って押し付けることになる。
【0025】
これを詳細に説明すると、ベースフレーム9の回転中心となるシャフト17は取付ステー13に固定されており、その固定されたシャフト17の先端に、はめ込み部材67が設けられたレバー47が固定されている。一方、ブラシ当たり調整ギヤードモータ43、駆動モータ5、ブラシ3及びブラシ回転機構部は何れもベースフレーム9に固定されており、しかもねじシャフト45は上記モータ取付ブロック81内に設けられた軸受け55、55に軸方向に移動不可とされた状態で回転自在とされている。
【0026】
このような関係とされていることから、ねじシャフト45が右回り方向に回転し、該ねじシャフト45の台形ねじ53とはめ込み部材67に形成された雌ねじ65との螺合によって、上記ベースフレーム9は、図6に示すように上記シャフト17を中心として右回り方向に回転し、ベースフレーム9先端に設けた一対のブラシ3、3を上記鋸刃1に付勢させる。その結果、上記ブラシ3、3の鋸刃1に対する当たり及び押圧力が高まることになる。
【0027】
この一方、上記駆動モータ5にかかる負荷が大きくなると、上記した制御部によってブラシ3の鋸刃1に対する押付けを最適となるように前記ブラシ当たり調整ギヤードモータ43に指令する。この指令を受けた上記ブラシ当たり調整ギヤードモータ43は、上記ベースフレーム9は、図3に示す状態から図7に示すように上記シャフト17を中心として左回り方向に回転し、該ベースフレーム9の先端側に設けた一対のブラシ3、3の上記鋸刃1に対す当たり及び押圧力が軽減される。
【0028】
<切粉除去方法の説明>
上述のように構成された鋸盤に取り付けられてなる切粉除去装置によって、鋸刃1に付着した切粉を除去する方法について図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、ブラシ3、3が新品の状態から磨耗して交換するに至るまでの一連の工程を説明する。
【0029】
電源をオンすることによってスタートし、ステップS1において、上記したブラシ押付け手段によって上記ブラシ3、3を鋸刃1に押し付け、該鋸刃1に対するブラシ3、3の当たりを大きくする。そして、ステップS3では、上記駆動モータ5にかかる負荷を検出し、その負荷が所定値より大きい場合(YES)はステップS5に進み、NOの場合はステップS9に進む。
【0030】
ステップS5では、上記した制御部からの指令によってブラシ3、3が鋸刃1より離れる方向に移動され、該鋸刃1に対するブラシ3、3の当たりが弱められる。そして、ブラシ3、3による切粉の除去作業が進行し、ステップS7において駆動モータ5にかかる負荷が所定値よりも小さい(YES)と判断されると、ステップS9に進む。NOである場合は、ステップS5に戻る。
【0031】
ステップS9では、ブラシ3、3が磨耗して切粉除去効果が期待出来なくなるブラシ最小径であるか否かを判別し、YESである場合はステップS11に進み、NOである場合はステップS1に戻る。ステップS11では、ブラシ3、3が使用できない状態であることがブザーや警告灯等によって作業者に警報され、ブラシ3、3の交換要求が促される。
【0032】
<切粉除去方法の他の例>
ところで、鋸刃1に付着した切粉は、切削し易い被削材ほど落ち易く、また鋸刃1が新しいほど落ち易い。逆に、難削材や寿命近くなった鋸刃1に付着した切粉は落ち難い。切粉を落とすには、ブラシ3、3を鋸刃1に強く当てれば効果があるが、ブラシ3、3の磨耗が激しい。従って、被削材の材質、鋸刃の状況と駆動モータ5にかかる負荷を基にブラシ3、3の鋸刃1に対する押付け状態を制御すれば、ブラシ3、3の磨耗を少なくしながらより効果的な切粉除去を実現することができる。
【0033】
例えば、NC装置を有したCNCバンドソー等の如き帯鋸盤では、鋸刃の使用履歴や材質が判っている。この情報を基に、鋸刃が新品で被削材が切り易いものである場合にはブラシの当たりを弱くし、一方、寿命近くなった鋸刃で難削材の時にはブラシの当たりを最高にする。このように、ブラシを鋸刃に当てる力を上記のようにコントロールすることによって、鋸刃寿命とブラシ寿命を同時に向上させることが可能となる。
【0034】
上記の流れを図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。電源をオンすることによってスタートし、ステップS13において、上記したブラシ押付け手段によって上記ブラシ3、3を鋸刃1に押し付け、該鋸刃1に対するブラシ3、3の当たりを大きくする。そして、ステップS15において、鋸刃1によって研削される被削材の材質に対して負荷が大きいか否かを検出し、YESの場合はステップS17に進み、NOの場合はステップS21に進む。
【0035】
ステップS17では、鋸刃が新しいか否かを判別し、新しい場合(YES)はステップS19に進んで鋸刃に対するブラシの当たりを小さくし、そうでない場合(NO)は、ステップS21に進む。ステップS21では、ブラシが最小径であるか否かを判別し、YESの場合はステップS23に進み、NOの場合はステップS13に戻る。ステップS23では、ブラシ交換要求がなされるとステップS25において切断が完了し装置が停止する。
【0036】
以上、本発明を適用した具体的な一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されることなく種々の変更が可能である。
【0037】
例えば、上述の実施形態では、ブラシ3、3を鋸刃1に押し付ける手段として、ブラシ当たり調整ギヤードモータ43によってねじシャフト45を回転させてその時に発生する力でベースフレーム9を回転させてブラシ3、3を鋸刃1に押し付けるようにしたが、エアーシリンダー、油圧シリンダー、ロータリーアクチュエータ、リンク機構等の各種手段によってベースフレーム9を回転させてブラシ3、3の鋸刃1に対する押付けを可変自在としてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0039】
本発明によれば、ブラシが磨耗することによってその外径が変化しても常に鋸刃に対するブラシの最適な当たりを維持して鋸刃に付着した切粉の除去を行うことができると共に、ブラシ及び鋸刃の寿命を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の切粉除去装置を示す平面図である。
【図2】本実施形態の切粉除去装置を一部破断して示す正面図である。
【図3】本実施形態の切粉除去装置を一部破断して示す側面図である。
【図4】ブラシ押付け手段部分の構成を示す分解斜視図である。
【図5】ブラシ押付け手段部分の構成を一部破断して示す平面図である。
【図6】ブラシの直径が小さくなったときに、該ブラシの鋸刃に対する押付けをより強くした状態を一部破断して示す側面図である。
【図7】駆動モータにかかる負荷が大きくなったときに、該ブラシの鋸刃に対する押付けを弱めた状態を一部破断して示す側面図である。
【図8】本発明の切粉除去方法を示すフローチャートである。
【図9】被削材の材質、鋸刃の使用状況による切粉除去の難易等を考慮してブラシの鋸刃に対する当たりを調整しながら切粉除去を行う例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 鋸刃
3 ブラシ
5 駆動モータ
9 ベースフレーム
13 取付ステー
17 シャフト
43 ブラシ当たり調整ギヤードモータ
45 ねじシャフト
47 レバー
Claims (1)
- 駆動ホイールと従動ホイールに掛けられた無端状の帯鋸刃を備えた帯鋸盤の切粉除去装置であって、前記駆動ホイール(7)に掛けられた前記帯鋸刃の間であって前記駆動ホイール(7)を取付けたフレーム(11)に取付ステー(13)を備え、この取付ステー(13)に回転可能に備えられたベースフレーム(9)に、駆動モータ(5)によって逆方向に回転される一方のブラシ(3)と他方のブラシ(3)とを備え、前記一方のブラシ(3)は、前記帯鋸刃が従動ホイール側から前記駆動ホイール(7)側へ移動する部分から切粉を掻き取るためのブラシであって、前記帯鋸刃が前記駆動ホイール(7)に掛けられた部分において帯鋸刃の内側(1b)から外側(1a)に向けて帯鋸刃に当るように回転し、前記他方のブラシ3は前記駆動ホイール(7)側から従動ホイール側へ帯鋸刃が移動する部分から切粉を掻き取るものであって、前記帯鋸刃が前記駆動ホイール(7)に掛けられた部分において帯鋸刃の外側(1a)から内側(1b)に向けて帯鋸刃に当るように回転する構成であることを特徴とする帯鋸盤の切粉除去装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27909998A JP4342009B2 (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 帯鋸盤の切粉除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000107931A JP2000107931A (ja) | 2000-04-18 |
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