JP4341668B2 - 移動通信システム及び方法、移動通信端末並びにプログラム - Google Patents

移動通信システム及び方法、移動通信端末並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、音声通信とデータ通信を同時に行うことができる携帯電話機などの移動通信端末に関し、特にデータ通信としてインスタントメッセージ通信を用いる移動通信端末および移動通信システムに関する。
音声通信機能とデータ通信機能とを併せ持つ移動通信端末が従来より各種提案されている。例えば後述する特許文献1には、送話音声と情報コードデータとをスイッチで切替えて同じ回線上に送信するようにした移動通信端末が提案されている。しかし、このタイプの移動通信端末では、音声とデータを同時に送信できないため、相手の音声を聞きながらデータを送信することはできず、一時には音声通話か、データ通信の何れか一方に制限される。これに対して、後述する特許文献2には、音声通信とデータ通信とが同時に可能なマルチコール機能を有する移動通信端末が記載され、後述する特許文献3には、PDC(Personal Digital Cellular)およびPHS(Personal Handyphone System)の何れか一方で音声通信を、他方でデータ通信を行えるようにした移動通信端末が提案されている。これらの移動通信端末を使用すれば、通話とデータ通信とを並行して行うことが可能である。
他方、データ通信の一形態として最近注目されているインスタントメッセージ(以下、IMと称す)通信に関する技術を記載した文献として、後述する特許文献4がある。この特許文献4では、IMサービス全体を制御するサービス制御装置が、或る端末から或る端末宛のIMを受けたとき、相手端末がオフラインの場合、相手端末に設けられた電話機に発呼して、メッセージが到着したことを音声により通知するようにしている。
特開2002−44277号公報 特開2002−185387号公報 特開2002−369246号公報 特開2001−313666号公報
上述したように音声通信とデータ通信とを同時に行えるようにした移動通信端末が従来より種々提案されているが、データ通信としてIM通信を使用し、音声通信とIM通信を同時に行えるようにした移動通信端末は未だ提案されていない。その理由は幾つか考えられるが、最も大きな理由は、電話による音声通信もIM通信もその特徴は共にリアルタイム性にあり、何れか一方が使える状況にあれば、他方は不要と考えられていたという事情がある。このため、IM通信と音声通信との双方を利用する発明に関しても、前述した特許文献4に記載される程度のものが提案されているだけで、音声通信とIM通信とを有機的に関連させたものは皆無である。若し、音声通信とIM通信との連携が可能になれば、例えば、電車内など音声で応答するのに差し障りのある場所で電話を受けたときにIM通信で応答したり、電話による音声では正確に伝えにくい情報をIM通信で送信しながら並行して会話を進めるといった、今までに無いコミュニケーションが可能になると考えられる。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたものであり、その目的は、音声通信とIM通信とを有機的に連携させた移動通信システム及び方法ならびに移動通信端末を提供することにある。
本発明の移動通信システムは、音声通信およびインスタントメッセージ通信を同時に行うことができる複数の移動通信端末と、前記複数の移動通信端末を相互に接続する通信網とを含んで構成される移動通信システムであって、音声通信とインスタントメッセージ通信の同時通信を行い、音声通信が終了してもインスタントメッセージ通信が続行する。
より具体的には、第1の移動通信システムは、音声通信およびインスタントメッセージ通信を同時に行うことができる複数の移動通信端末と、前記複数の移動通信端末を相互に接続する通信網とを含んで構成され、音声通信とインスタントメッセージ通信の連携制御を行う移動通信システムであって、前記移動通信端末は、音声通信による着信時、インスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、前記着信に対して応答を返し音声通信を可能にすると共に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定し、着信時にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為されず、音声通信による通話中にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定する制御手段を備える。
また本発明の移動通信方法は、音声通信およびインスタントメッセージ通信を同時に行うことができる複数の移動通信端末と、前記複数の移動通信端末を相互に接続する通信網とを含んで構成される移動通信システムにおける移動通信方法であって、音声通信とインスタントメッセージ通信の同時通信を行い、音声通信が終了してもインスタントメッセージ通信が続行する。
より具体的には、第1の移動通信方法は、音声通信およびインスタントメッセージ通信を同時に行うことができる複数の移動通信端末と、前記複数の移動通信端末を相互に接続する通信網とを含んで構成され、音声通信とインスタントメッセージ通信の連携制御を行う移動通信システムにおける移動通信方法であって、前記移動通信端末は、音声通信による着信時、インスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、前記着信に対して応答を返し音声通信を可能にすると共に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定し、着信時にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為されず、音声通信による通話中にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定する。
また本発明の移動通信端末は、音声通信およびインスタントメッセージ通信を同時に行うことができる移動通信端末であって、音声通信とインスタントメッセージ通信の同時通信を行い、音声通信が終了してもインスタントメッセージ通信が続行する。
より具体的には、第1の移動通信端末は、音声通信およびインスタントメッセージ通信を同時に行うことができる移動通信端末であって、音声通信による着信時、インスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、前記着信に対して応答を返し音声通信を可能にすると共に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定し、着信時にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為されず、音声通信による通話中にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定する制御手段を備える。
『作用』
本発明にあっては、音声通信とIM通信の連携制御を行うため、音声通信とIM通信との連携が可能になる。特に第1の移動通信システム、方法および移動通信端末にあっては、音声通信による着信時、IM通信を併用する旨の利用者入力を入力するだけで、音声通信による応答と、IM通信アプリケーションプログラムの起動と、着信してきた相手端末をIM送信先に設定する処理とが自動的に行われるため、利用者の負担が著しく軽減されると同時に、IM通信による応答を速やかに行うことが可能になる。
以上説明したように本発明によれば以下のような効果が得られる。
音声通信とIM通信との有機的な連携が可能になる。その理由は、音声通信とIM通信の連携制御を行うためである。
利用者の負担が著しく軽減されると同時に、IM通信による応答を速やかに行うことが可能となる。その理由は、音声通信による着信時、IM通信を併用する旨の利用者入力を入力するだけで、音声通信による応答と、IM通信アプリケーションプログラムの起動と、着信してきた相手端末をIM送信先に設定する処理とが自動的に行われるためである。
以上のことから、電車内など音声で応答するのに差し障りのある場所で電話を受けたときにIM通信で応答したり、電話による音声では正確に伝えにくい情報をIM通信で送信するといった今までに無い形態のコミュニケーションを簡単かつ迅速に実施することが可能になる。
『発明の第1の実施の形態』
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかる移動通信システムは、複数の移動通信端末(以下、単に端末と称す)1、2と、IMサーバ3と、これらを相互に接続する通信網4とを含んで構成される。通信網4は、本実施の形態では、回線網(音声網)5とパケット網6とで構成されるが、VoIP(Voice over IP)技術により音声情報をIPパケットに変換し、インターネット等のIP網を通じて音声通信できるシステムにあっては、通信網4をインターネット等で構成することも可能である。
端末1、2は、回線網5経由で相手端末と音声通信する機能と、パケット網6経由でIMサーバ3を通じて相手端末とIM通信する機能とを有する。IMサーバ3は、端末1、2から送信されるIMを受信し、指定された宛先の端末へIMをリアルタイムに送信する機能を有する。
図2に端末1、2の実施例の外観図を示す。この実施例は携帯電話機であり、前面パネル11上に、スピーカ12、LCD等の表示部13、各種キーを配列したキー部14、マイク15が配設されている。16はアンテナ、17はイヤホンで、図では端末本体に接続した状態を示している。なお、イヤホン17は、マイクと一体になったイヤホンマイクであっても良い。
図3に端末1、2のハードウェア構成例を示す。MPU21は、端末全体の制御を司り、ROM22、フラッシュメモリ23、RAM24、表示部13、キー部14、データ通信制御部25、音声通信制御部26が接続されている。
ROM22は、読み出し専用の不揮発性メモリであり、MPU21が実行する各種プログラムや必要なデータが記憶されている。プログラムには、OSや呼制御プログラム等の各種制御プログラムを含む基本プログラム27と、応用プログラム28とがあり、本実施の形態では応用プログラム28の一つとしてIMアプリケーションプログラム(以下、IMAPと称す)29が実装されている。
フラッシュメモリ23は、書換え可能な不揮発性メモリであり、利用者が不揮発的に記憶しておきたい各種のデータを格納しておくために使用される。本実施の形態では、音声通信による着信時に音声合成で応答するためのメッセージ30、IM通信で使う定型文36が記憶されている。メッセージ30としては、例えば、「はい、○○です。今、音声で応答できませんので、こちらからはインスタントメッセージで応答します。若し、あなたの端末のプレゼンスがオフラインならオンラインにして下さい。そちらからの音声はお聞きできますので、ご用件をどうぞ。」(○○は実際には人の名前が入る)といったテキスト文が記憶されている。また、定型文36としては、「はい、そうです」、「いいえ、ちがいます」など幾つかのテキスト文が記憶されている。
RAM24は、MPU21がプログラムの実行を行う上で必要となる一時記憶領域や作業領域、各種データを一時的に格納する領域として使用される。
表示部13は、端末の利用者に対して各種の情報を提示するために使用される。本実施の形態では、送信するIMの編集や受信IMの表示を行うIM操作画面などが表示される。また、音声通信による着信があった場合に、IM通信を併用して応答するか否かを選択するIM応答ボタンも表示される。
キー部14は、数字キーや各種のファンクションキーを有する。通常の携帯電話機と同様にキー部14のキーの組み合わせによって漢字や平仮名等も入力できるようになっている。図に示すキー31、32はキー部14に配設された一部のキーを示し、キー31は音声通信による着信があったときに音声通信でのみ応答する場合に操作するオフフックキーである。これに対して、キー32は、音声通信による着信があったときにIM通信を併用して応答する場合に操作するIM応答キーである。IM応答キー32を操作する代わりに、表示部13に表示される前述したIM応答ボタンを選択することもできる。また、IM応答キー32は、通話中に操作されると、通話中の相手と音声通信だけでなくIM通信でも通信することが指示されたと解釈される。
データ通信制御部25は、データ通信を制御する部分であり、無線回路33を通じてアンテナ16に接続され、パケット化されたIMデータの送受信を行う。データ通信制御部25が送信するIMデータの送信フォーマットを図4(a)に、受信するIMデータの受信フォーマットを図4(b)に、それぞれ示す。
図4(a)において、IMサーバアドレス41はIMデータの宛先となるIMサーバ3のアドレス、相手先IMアドレス42はIMデータを最終的に届けたい相手端末のIMアドレス、自IMアドレス43はIMデータを送信した自端末のIMアドレス、データ44はメッセージ本体である。相手先IMアドレスが不明のとき、相手先IMアドレス42はNULLに設定され、データ44の先頭の所定バイト位置に、相手先端末の電話番号45が設定され、続いてメッセージ本体46が設定される。
図4(b)において、自IMアドレス51はIMデータの宛先となる自端末のIMアドレス、相手先IMアドレス52はIMデータを送信した相手端末のIMアドレス、IMサーバアドレス53はIMサーバ3のアドレス、データ54はメッセージ本体である。
再び図3を参照すると、音声通信制御部26は、音声情報の通信を制御する部分であり、無線回路34を通じてアンテナ16に接続され、また、マイク15、スピーカ12およびイヤホン17に接続される。この音声通信制御部26は、メッセージ文を合成音声に変換する音声合成部35を内部に備えており、音声合成部35で合成された音声信号を、マイク15からの入力音声に代えて送信することができるようになっている。
図5は端末1、2において音声通信による着信および発呼が発生した際の処理例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、ROM22に記憶されたプログラムをMPU21が実行することにより遂行される。図5を参照して、まず、音声通信による着信があった際の動作を説明する。なお、説明の便宜上、端末2から端末1に着信があった際の端末1側の動作として説明する。
端末1のデータ通信制御部25は、回線網5からの着信信号を受信検出することにより(ステップS101)、着信があったこと及び発信者電話番号通知機能により回線網5から送られる端末2の電話番号を検出し、MPU21に通知する。MPU21は、図示しないサンダーによる着信音の鳴動やバイブレータによる振動により着信表示を行うと共に、図6(a)に示すように、表示部13に発信者である端末2の電話番号61と、IM通信で応答するか否かを指示するための選択ボタン62、63を表示し(ステップS102)、利用者からの指示を待つ(ステップS103、S104)。なお、着信時にIMAP29が既に起動されていて、表示部13で利用者が送信IMの編集を行っている場合のように、電話をかけてきた相手と今すぐにIM通信することができない状態にあるならば、着信表示を行うだけで、図6(a)に示したような画面を表示せず、IM通信との連携をIMAP29が一旦停止させられるまで保留にしておくことが考えられる。
図6(a)において、YESボタン62はIM通信で応答する場合に操作するボタン(IM応答ボタン)、NOボタン63は通常通り音声通信のみで応答する場合に操作するボタンであり、初期の状態ではYESボタン62にカーソルが位置し、キー部14で確定操作を行えば直ちにYESボタン62が選択できるようになっている。
利用者が、YESボタン62を選択するか、或いはキー部14上のIM応答キー32を操作すると、MPU21は、IM通信で応答することが指示されたと判断し(ステップS104でYES)、音声通信制御部26により回線網5に対して応答信号を送出して音声通信を可能な状態にし(ステップS105)、フラッシュメモリ30に記憶されたメッセージ30を音声合成部35に送ってその合成音声を発信者(端末2)に対して送信させる(ステップS106)。これにより、「はい、○○です。今、音声で応答できませんので、こちらからはインスタントメッセージで応答します。若し、あなたの端末のプレゼンスがオフラインならオンラインにして下さい。そちらからの音声はお聞きできますので、ご用件をどうぞ。」といった音声メッセージが端末2に送られる。端末1の利用者は、端末2の利用者からの用件を、スピーカ12を耳に当てて聞くこともできるが、IMによる応答を行う際には表示部13を利用するので、通常はイヤホン17を使って相手の音声を聞くことになる。
同時にMPU21は、IMAP29を起動して発信者電話番号(端末2の電話番号)をIMAP29に通知する(ステップS107)。起動したIMAP29は、端末1のプレゼンスがオンラインになったことを音声通信制御部26により無線回線34およびアンテナ16を通じて送信するプレゼンスデータでIMサーバ3に通知する。また、IMAP29は、表示部13に図6(b)に示すようなIM操作画面を表示し(ステップS108)、利用者から各種の操作を受け付け、受け付けた操作に応じて処理を実行する(ステップS109)。
図6(b)において、宛先IMアドレス71は、図4の送信フォーマットにおける相手先IMアドレス42に設定されるIMアドレスであり、今の場合、NULLが設定されている。宛先電話番号72には、発信者の電話番号(端末2の電話番号)が設定される。宛先IMアドレス71がNULLの場合、IMAP29は、宛先電話番号72を図4の送信フォーマットにおける相手先電話番号45に設定するように動作する。IM編集欄73は、送信するメッセージを編集するスペースで、空欄になっており、その先頭にカーソルが位置している。キー部14の操作で入力されたテキストはこのIM編集欄73にモニタ表示され、任意のメッセージ文を編集することができる。送信ボタン74は、IMの送信を指示するボタンである。定型文一覧ボタン75は、定型文の一覧を表示するボタンである。このボタン75が操作されると、IMAP29は、フラッシュメモリ23に記憶された定型文36を読み出し、図6(c)に示すような定型文一覧画面を表示部13に表示する。各定型文の先頭に選択ボックスがあり、ここにカーソルを当ててキー部14で確定操作を行うと、選択した定型文がIM編集欄73に設定された図6(b)の画面に戻る。戻るボタン81を操作すれば、定型文の選択なしに図6(b)の画面に戻ることができる。また、受信IM表示欄76は他の端末から受信したIMを表示する欄である。
端末1の利用者は、イヤホン17で聞き取った相手の用件に対して、「はい、そうです」、「いいえ、ちがいます」、「承知しました」などの定型文を使ったり、キー部14から任意のテキスト文を入力して、IM編集欄73に応答内容を編集し、送信ボタン74を操作すると、IMAP29がこれを検出し(ステップS110でYES)、IM送信を行う(ステップS111)。具体的には、図6(a)のIMサーバアドレス41に予め設定されている既知のIMサーバ3のアドレスを設定し、相手先IMアドレス42にNULLを設定し、自IMアドレス43に自端末1のIMアドレスを設定し、相手先電話番号45に端末2の電話番号を設定し、データ46にIM編集欄73に設定されたテキスト文を設定して、送信データを作成し、データ通信制御部25に渡して送信を指示する。データ通信制御部25は、所定の通信プロトコルに従って、IMデータを無線回路33を通じてアンテナ16からパケット網6へ送信する。パケット網6は、受信したIMデータを、そのIMサーバアドレス41に従ってIMサーバ3に届け、IMサーバ3はこのIMを端末2に届ける。このときのIMサーバ3の動作は、IMサーバ3の構成例と共に後に詳細に説明する。
端末1からのIMの送信は一度だけでなく、何度も繰り返すことができる(ステップS108〜S111)。これらの処理と並行して、MPU21は、端末1と端末2間の音声通信が終了(終話)したかどうか(ステップS112)、端末1で他端末からのIMを受信したかどうか(ステップS113)、端末2の利用者がIMAP29を停止する操作を行ったかどうか(ステップS114)を判定している。
端末1、2の何れか一方がオンフックして終話した場合、MPU21は終話処理を行う(ステップS115)。音声通信が終了してもIM通信は続行されているので、ステップS109に制御が戻される。
データ通信制御部25において、アンテナ16及び無線回路33を通じて図6(b)に示したような受信フォーマットで他端末からのIMデータを受信した場合、受信データをRAM24に一時的に記憶すると共に、表示部13にデータ54の内容を表示することにより、端末1の利用者にIMの内容を提示する(ステップS116)。そして、制御がステップS109に戻される。
キー部14の操作によってIMAP29の停止が指示された場合、IMAP29はオフラインになったことを示すプレゼンスデータを音声通信制御部26によりIMサーバ3に通知し、IMAP29は動作を停止する(ステップS117)。MUP21は、音声通信も終了しているかどうかを判定し(ステップS118)、音声通信も終了していれば図5の処理を終了する。音声通信が続行中であれば、以後、MPU21は、キー部14のIM応答キー32の操作によりIM通信を併用することが指示されたかどうか(ステップS119)、端末1、2間の音声通信が終了したかどうか(ステップS120)を判定する。端末1、2間の音声通信が終了すると、終話処理を行い(ステップS121)、図5の処理を終える。他方、端末2との間の音声通信中に、IM応答キー32が操作されると、制御はステップS107へ進む。これにより、IMAP29が再び起動され、音声通信中の相手端末2の電話番号がIMAP29に通知され、図6(b)に示したようなIM操作画面が表示部13に表示され、再び音声通信とIM通信とを併用して端末1とコミュニケーションすることができるようになる。
他方、端末2から着信があった際に、利用者が図6(a)のNOボタン63を操作するか、あるいはキー部14のオフフックキー31を操作すると、MPU21は、音声通信のみで応答するものと判断し(ステップS103でYES)、音声通信制御部26により応答信号を無線回路34およびアンテナ16を通じて回線網5へ送信することで、端末2との間の音声通信を可能な状態とする(ステップS122)。そして、ステップS119へ制御を移す。以降、必要ならIM通信を併用して端末2との間でコミュニケーションを行うことができる。
次に図5を参照して、音声通信による発呼があった際の動作を説明する。なお、説明の便宜上、端末1から端末2に発呼した場合の動作を説明する。
利用者がキー部14を操作して端末2の電話番号を入力し、オフフックキー31を操作すると、MPU21は音声通信制御部26に端末2の電話番号を伝達し、音声通信制御部26は、無線回線34を通じてアンテナ16から発呼信号を回線網5へ送信する(ステップS201)。回線網5は、受信した発呼信号に基づき端末2へ着信信号を送信し、端末2が応答すると、端末1へ応答信号を送信する。MPU21は、端末2が応答したことを確認すると(ステップS202でYES)、ステップS119へ制御を移す。以後、着信時と同様に、必要ならIM通信を併用して端末2との間でコミュニケーションを行うことができる。ここで、発呼側の端末の場合、発呼に使用した相手端末の電話番号がステップS107においてMPU21からIMAP29に通知され、IMAP29は通知された電話番号を図6(b)の宛先電話番号72として使用する。
次に、IMサーバ3の構成例と動作を説明する。
図7を参照すると、IMサーバ3の一実施例は、端末1、2からデータを受信する受信部101と、端末1、2から受信したIMを一時的に記憶するデータバッファ102と、データバッファ102に記憶されたIMの配信を制御する制御部103と、受信部101で受信された端末1、2のプレゼンスデータ(オンラインまたはオフラインの何れかを示すデータ)に基づいて各端末のプレゼンスを管理すると共にオンラインの端末に対して他の端末のプレゼンスデータを通知する処理を行うプレゼンス管理部104と、端末から受信したIMおよび端末のプレゼンスデータを他の端末に送信する送信部105と、端末1、2の電話番号とIMアドレスとの対応表106を記憶するユーザデータベース107と、対応表106の一部のコピーを記憶するキャッシュ108と、対応表106から電話番号に対応するIMアドレスを検索するアドレス検索部109と、制御部103から電話番号を受け取り、その電話番号に対応するIMアドレスがキャッシュ108に存在するか否かを調べ、存在すれば(これをヒットと言う)、存在したIMアドレスを制御部103に返却し、存在しなければ(これをミスヒットと言う)、電話番号をアドレス検索部109に渡して検索を依頼し、その検索結果を制御部103に返却するアドレス変換部110とを備えている。
このようなIMサーバ3は、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等のコンピュータとサーバ用プログラムとで実現することができる。サーバ用プログラムは、磁気ディスクやCD−ROM等のコンピュータ可読記録媒体111に記憶されて提供され、IMサーバ3を構成するコンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータ上に前述した受信部101、制御部103、プレゼンス管理部104、送信部105、アドレス変換部110およびアドレス検索部109を実現する。
図8は端末からIMデータを受信したときのIMサーバ3の処理例を示すフローチャートである。以下、端末2宛のIMデータを端末1から受信した場合を例にIMサーバ3の動作を説明する。
IMサーバ3は、端末1から送信されたIMデータを受信部101で受信すると(ステップS301)、データバッファ102に一旦蓄積する(ステップS302)。次に、制御部103によりデータバッファ102から前記受信したIMデータを取り出し(ステップS303)、相手先IMアドレス(図4(a)の42)がNULLかどうかを調べる(ステップS304)。NULLでなく相手先IMアドレスが設定されていれば、ステップS309へ進んで、受信IMデータを図4(b)に示した受信フォーマットのような送信用のIMデータに変換する。他方、NULLであれば、IMデータから相手先電話番号(図4(a)の45)を抽出し(ステップS305)、アドレス変換部110に渡す。
アドレス変換部110は、同じ相手先電話番号とIMアドレスの対応情報がキャッシュ108に存在するか否かを調べる(ステップS306)。若し存在すれば、対応するIMアドレスを制御部103に返却する。存在しなければ、その相手先電話番号をアドレス検索部109に渡す。
アドレス検索部109は、同じ相手先電話番号とIMアドレスの対応情報がユーザデータベース107の対応表106に記録されているかどうかを調べる(ステップS307)。存在したならば、対応するIMアドレスをアドレス変換部110に返却し、アドレス変換部110は、返却されたIMアドレスと相手先電話番号の対応情報をキャッシュ108に登録し(ステップS308)、返却されたIMアドレスを制御部103に返却する。他方、存在しなければ、その旨がアドレス変換部110を通じて制御部103に通知され、制御部103は今回受信されたIMデータを廃棄する(ステップS310)。
一方、相手先電話番号に対応するIMアドレスが返却された場合、制御部103は、返却されたIMアドレスを使って、受信IMデータを図6(b)に示した受信フォーマットのような送信用のIMデータに変換する(ステップS309)。そして、返却されたIMアドレスを持つ端末2のプレゼンスがオンラインか、オフラインかをプレゼンス管理部104で管理されている各端末の現在のプレゼンスデータから判定する(ステップS311)。端末2がオンラインであれば、制御部103は送信部105によりIMデータをパケット網6を通じて端末2へ送信する(ステップS312)。端末2がオフラインであれば、IMデータをデータバッファ102に戻す(ステップS313)。データバッファ102に戻されたIMデータは、端末2がオンラインになった時点で再び制御部103により取り出され、端末2へ送信される。
次に、本実施の形態の移動通信システムを利用した幾つかのコミュニケーション例を説明する。
端末1は利用者「鈴木」の所有する携帯電話機、端末2は利用者「田中」の所有する携帯電話機であり、鈴木と田中は共にIMサービスのユーザで、IMサーバ3のユーザデータベース107の対応表106に自分の電話番号と自分のIMアドレスとの対応情報が事前に登録されている。ある日の朝方に、鈴木は端末1から田中の端末2に電話をかけたところ、田中は電車内にいて音声で応答するのに差し障りがあるためイヤホン17をセットし、着信時に自分の端末2の表示部13に表示された図6(a)のYESボタン62を操作して、IM通信で応答することにした。このとき、フラッシュメモリ23に事前に登録されたメッセージ30が音声合成部35で音声メッセージに変換され、「はい、田中です。今、音声で応答できませんので、こちらからはインスタントメッセージで応答します。若し、あなたの端末のプレゼンスがオフラインならオンラインにして下さい。そちらからの音声はお聞きできますので、ご用件をどうぞ。」といったメッセージが自動的に端末2から端末1へ送出される。また、IMAP29が起動され、端末2のプレゼンス情報としてオンラインがIMサーバ3に通知されると共に、図6(b)に示したIM操作画面が表示部13に現れ、直ぐにでもIMを送信できる準備が整えられる。
他方、上記の音声メッセージを聞いた鈴木は、事情を理解し、自分の端末1のIM応答キー32を操作してIMAP29を起動した。これにより、端末1の表示部13に図6(b)に示したようなIM操作画面が現れ、端末1から受信するIMを直ぐに確認できる準備が整う。そして、鈴木は、「今日の午後1時に例の場所でお会したいのですが、如何でしょうか。」と用件を音声で伝えた。そして、田中からのIMが到着するのを待った。
上記の用件をイヤホン17を通じて聞いた田中は、定型文「承知しました。」をIM編集欄73に呼出し、送信ボタン74を操作することで、了解する旨の応答を行った。このとき、端末2からIMサーバ3へは図4(a)に示すフォーマットでIMデータが送られ、相手先IMアドレス42はNULLになっており、相手先電話番号45に鈴木の電話番号が設定されている。IMサーバ3は、ユーザデータベース107に記憶されている鈴木の電話番号とIMアドレスとの対応関係から鈴木のIMアドレスを取得してアドレスを解決し、鈴木の端末1のプレゼンスがオンラインになっていることを確認して、受信した「承知しました。」というIMを端末1宛に送信する。
上記送信されたIMは鈴木の端末2で受信され、表示部13の図6(b)に示した受信IM表示欄76に表示される。鈴木はこの表示を見て、田中が了解してくれたことを知り、音声でお礼の言葉をのべて、電話を切った。
その日の昼前、田中は鈴木に会うときに持ってきてもらいたい特許公報を思い出したので、端末2から鈴木の端末1に電話をかけた。鈴木は、音声で応答できる状況だったので、オフフックキー31を操作して応答し、田中氏が音声で伝えてきた特許公報の番号を聞き取ろうとしたが、周りがうるさく、受信状態も良くなかったので、音声で「正確な番号をIMで送って下さい。」と伝えた後、IM応答ボタン32を操作した。これにより、鈴木の端末1の表示部13に図6(b)に示したようなIM操作画面が現れ、田中から送られるIMを直ぐに確認できる状態になった。他方、田中はIM応答ボタン32を操作し、端末2の表示部13に図6(b)に示したようなIM操作画面を呼出し、キー部14の操作によりIM編集領域73に「特許第X214692号」と入力し、送信ボタン74を操作した。これにより、「特許第X214692号」というIMがIMサーバ3を通じて田中の端末2から鈴木の端末1宛に送信され、鈴木の端末2の表示部13に表示される。鈴木はIMが送られてくる迄のしばらくの間、今日の打ち合わせの件で田中と会話していたが、IMを受信し、表示内容から正確な特許番号を知ることができたので、音声で「確かに届きました。用意しておきます」とのべて、電話を切った。
このように本実施の形態によれば、音声通信とIM通信とを有機的に連携させたコミュニケーションが可能である。
『発明の第2の実施の形態』
第1の実施の形態では、電話番号に対応するIMアドレスの解決をIMサーバ3で全て実施したが、本実施の形態では、端末1、2のフラッシュメモリ23に図9に示すように電話番号とIMアドレスとの対応表37を記憶しておき、対応表37によって解決できるIMアドレスは端末側で解決し、解決できない場合のみIMサーバ3で解決する。具体的には、図5のステップS107におけるIMAP29の起動時、第1の実施の形態では音声通信の相手端末の電話番号をIMAP29に通知したが、MPU21が相手端末の電話番号に対応するIMアドレスが対応表に記憶されているかどうかを調べ、記憶されていればIMアドレスをIMAP29に通知する。IMAP29は、通知されたIMアドレスを図6(b)の相手IMアドレス71として表示し、IM送信時に図4(a)の相手先IMアドレス42に設定する。
フラッシュメモリ23の対応表37への電話番号とIMアドレスの登録は、キー部14の操作によって行うことができる。また、第1の実施の形態で説明したように、端末1から端末2に電話し、端末2から端末1にIMデータが送られてきた場合、端末1は受信した図4(b)の相手先IMアドレス52から、端末2の電話番号に対応するIMアドレスを知ることができるので、MPU21がそれを自動的に対応表37へ登録するようにしても良い。
なお、別の実施の形態として、第2の実施の形態におけるIMサーバ3からIMアドレスを解決する機能に関する構成要素(アドレス変換部110、アドレス検索部109、キャッシュ108およびユーザデータベースの対応表106)を削除し、電話番号からIMアドレスを求める処理を全て端末側で実施する構成も考えられる。
以上、音声通信及びインスタントメッセージ通信の2つのみを連携させることを事例として挙げ説明したが、これ以外に他のデータ通信を同時に行っても構わない。
本発明の第1の実施の形態にかかる移動通信システムのブロック図である。 本発明にかかる移動通信端末の実施例の外観図である。 本発明の実施例の移動通信端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 IMデータのフォーマットを示す図である。 本発明の実施例の移動通信端末において音声通信による着信および発呼が発生した際の処理例を示すフローチャートである。 本発明の実施例の移動通信端末における表示部の表示例を示す図である。 本発明の実施例のIMサーバの構成例を示すブロック図である。 端末からIMデータを受信したときのIMサーバの処理例を示すフローチャートである。 本発明の別の実施の形態における移動通信端末のフラッシュメモリに記憶される情報の例を示す図である。
符号の説明
1、2…移動通信端末
3…IMサーバ
4…通信網
5…回線網
6…パケット網

Claims (7)

  1. 音声通信およびインスタントメッセージ通信を同時に行うことができる複数の移動通信端末と、前記複数の移動通信端末を相互に接続する通信網とを含んで構成され、音声通信とインスタントメッセージ通信の連携制御を行う移動通信システムであって、
    前記移動通信端末は、音声通信による着信時、インスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、前記着信に対して応答を返し音声通信を可能にすると共に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定し、
    着信時にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為されず、音声通信による通話中にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定する制御手段を備える移動通信システム。
  2. 前記相手端末をインスタントメッセージ送信先に指定する情報として前記相手端末の電話番号に対応して予め自端末の記憶手段に登録されているインスタントメッセージ通信アドレスを使用し、前記インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムは、インスタントメッセージ操作画面を表示装置に表示して利用者による操作を受け付け、メッセージの送信指示時、前記相手端末のインスタントメッセージ通信アドレスを設定したインスタントメッセージをインスタントメッセージサーバに送信するものである請求項記載の移動通信システム。
  3. 音声通信およびインスタントメッセージ通信を同時に行うことができる複数の移動通信端末と、前記複数の移動通信端末を相互に接続する通信網とを含んで構成され、音声通信とインスタントメッセージ通信の連携制御を行う移動通信システムにおける移動通信方法であって、
    前記移動通信端末は、音声通信による着信時、インスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、前記着信に対して応答を返し音声通信を可能にすると共に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定し、
    着信時にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為されず、音声通信による通話中にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定する移動通信方法。
  4. 前記移動通信端末は、前記相手端末をインスタントメッセージ送信先に指定する情報として前記相手端末の電話番号に対応して予め自端末の記憶手段に登録されているインスタントメッセージ通信アドレスを使用し、前記インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムは、インスタントメッセージ操作画面を表示装置に表示して利用者による操作を受け付け、メッセージの送信指示時、前記相手端末のインスタントメッセージ通信アドレスを設定したインスタントメッセージをインスタントメッセージサーバに送信する請求項記載の移動通信方法。
  5. 音声通信およびインスタントメッセージ通信を同時に行うことができる移動通信端末であって、
    音声通信による着信時、インスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、前記着信に対して応答を返し音声通信を可能にすると共に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定し、
    着信時にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為されず、音声通信による通話中にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定する制御手段を備える移動通信端末。
  6. 前記相手端末をインスタントメッセージ送信先に指定する情報として前記相手端末の電話番号に対応して予め自端末の記憶手段に登録されているインスタントメッセージ通信アドレスを使用し、前記インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムは、インスタントメッセージ操作画面を表示装置に表示して利用者による操作を受け付け、メッセージの送信指示時、前記相手端末のインスタントメッセージ通信アドレスを設定したインスタントメッセージをインスタントメッセージサーバに送信するものである請求項記載の移動通信端末。
  7. 通信網を通じて音声通信およびデータ通信を同時に行うことができる移動通信端末を構成するコンピュータを、
    音声通信とインスタントメッセージ通信の連携制御を行わせる制御手段であって、音声通信による着信時、インスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、前記着信に対して応答を返し音声通信を可能にすると共に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定し、着信時にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為されず、音声通信による通話中にインスタントメッセージ通信を併用する旨の利用者入力が為された場合に、インスタントメッセージ通信アプリケーションプログラムを起動し前記着信してきた相手端末をインスタントメッセージ送信先に自動設定する制御手段、として機能させるプログラム。
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