JP4341331B2 - 下肢訓練装置 - Google Patents

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本発明は、運動療法あるいは健康増進のための下肢訓練装置に関する。
運動療法等のために、被訓練者の下肢に外部から力を加えて、前記下肢を他動的に運動させる装置が各種提案されている。例えば、特許文献1には平面上に平行に配置された左右の軌道上を往復動する左右一対の足載置部材を備え、前記足載置部材に被訓練者の足を載置して左右の足を前記に運動させる下肢訓練装置が開示されている。また、特許文献2には被訓練者の大腿及び下腿をロボットアームに取り付け、前記ロボットアームによって被訓練者の下肢を運動させる装置が開示されている。
特開2001−178847号 特開2002−345907号
しかしながら、特許文献1の装置は比較的に小型軽量の装置ではあるが、平面上において両足を互いに反対方向へ往復する運動を行わせているので足底が常に接地しており、被訓練者が歩行訓練時の足部軌道の立脚期(歩行時の足裏が地面に接している期間)と遊脚期(歩行時の足部が地面から離れている期間)を識別することができない。そのために訓練の実効が上がらないという問題があった。
特許文献2の装置は、複数のロボットアームによって両下肢の駆動するので装置自体が大きく、総重量が重い。そのため、設置条件として広い空間と大きな床耐荷重が必要となり、訓練を行う事のできる場所が限られるという問題があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、装置全体を小型・軽量化して、立脚期と遊脚期が区別された足部軌道による歩行訓練を、より多様な場所にて行うことができる両下肢訓練装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は右足固定台を循環軌道に沿って移動させる右駆動部と、左足固定台を前記右足固定台に対して前記軌道の循環周期の半周期ずらして、前記循環軌道に沿って移動させる左駆動部と、前記左右の足固定台の下に、前記左右の駆動部と平行に動くトレッドミルであって、前記足固定台の移動によって受動的に動くトレッドミルと、前記足固定台の爪先に前記足固定台と前記トレッドミルを一時的に連結する吸着機構を備え、被訓練者の左右の足を、前記左右の足固定台に固定して、前記左右の駆動部を駆動して前記被訓練者の下肢の運動訓練を行うものである。また、前記左右の駆動部はそれぞれ前記足固定台と前記足固定台を移動させるベルトとから構成され、前記ベルトは前記循環軌道に沿って循環するものである。また、前記足固定台は前記被訓練者の爪先が持ち上がるように前記訓練者の足関節を付勢する背屈バネを介して前記駆動部に取り付けるものである。また、前記足固定部を前記トレッドミルに押し付ける押し付けバネを介して前記駆動部に取り付けるものである。また、前記吸着機構を前記背屈バネのトルクによって前記足固定台の爪先が前記トレッドミルから離れることはなく、前記足固定台が前記駆動部によって持ち上げられるときは、前記爪先が前記トレッドミルから離れるように調整するものである。
本発明による下肢訓練装置は、左右の足固定台を左右の駆動部によって循環軌道に沿って互いに半周期ずらして移動させるので、ロボットアームを用いる装置に比べて小型・軽量化された下肢訓練装置が実現できる効果がある。
また、前記足固定台がベルトによって、実際の歩行時の足部軌道に沿って移動するので、立脚期と遊脚期が区別された足部軌道による歩行訓練を行うことができる効果がある。
また、前記足固定台の爪先をトレッドミルに吸着するので、立脚期の足関節角度変化を簡単な装置で模擬できる効果がある。
また、背屈バネを備えるので、遊脚期に足関節を背屈させる動作をともなった歩行訓練を行う下肢訓練装置が簡単な機構で実現できる効果がある。
また、押し付けバネを備えたので、被訓練者が自分の体重を脚にかけることのできない場合でも、背屈バネのトルクに負けることなく、立脚期に被訓練者の足裏全面が接地している状態を他動的に模擬させることができる効果がある。
また、吸着機構を前記背屈バネのトルクによって前記足固定台の爪先が前記トレッドミルから離れることはなく、前記足固定台が前記駆動部によって持ち上げられるときは、前記爪先が前記トレッドミルから離れるように調整するので、足尖離地時の足関節角度変化を模擬できる効果がある。
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の下肢訓練装置の全体(概念)図である。図において、1は下肢訓練装置であり、下肢訓練装置1は、訓練を受ける者つまり被訓練者の右足を固定する右足固定台2Rおよび前記被訓練者の左足を固定する左足固定台2Lを備え、右足固定台2Rおよび左足固定台2Lは右足駆動機構3Rおよび左足駆動機構3Lを介して、それぞれ右駆動部4Rおよび左駆動部4L(図では、左右重なっているので、図で見えるのは左駆動部4Lだけである)に取り付けられている。
右駆動部4Rおよび左駆動部4Lはベルト駆動機構6で駆動されるベルト7を備えている、ベルト7はローラ8で保持されて、人間が歩行するときの足部の移動軌跡を模擬した経路に沿って移動する。また、9はトレッドミルである。トレッドミル9は前後に自由に循環するが動力は備えていない。
図2は、本発明の下肢訓練装置の動作を説明する図である。図1において説明した構成要素については同じ符号を付している。
図のAの位置にあるとき、左足固定部2Lは爪先に備えた吸着機構10でトレッドミル9に吸着されるとともに、押し付けバネ11でトレッドミル9に押し付けられている。そのため左足固定部2Lが、ベルト7によって後に動くとトレッドミル9も後ろ向きに動く、また左足固定部2LがAの位置からトレッドミル9の後端まで動く間は、左足固定部2Lはトレッドミル9に対して平行、つまり水平を保つ。
左足固定部2Lが、トレッドミル9の後端に達するとベルト7によって、左足固定部2Lはトレッドミル9から離れる。そうすると背屈バネ12の働きで、左足固定部2Lは被訓練者の足関節を背屈させる方向に回転する(Bの位置)。
左足固定部2Lは、ベルト7の動きにしたがって図のCおよびDの位置を通って、前に進む、この間、足関節は背屈バネ12の働きで背屈される。
左足固定部2Lは、図のEの位置に達すると、再びトレッドミル9に接する。
以上の過程を繰り返して、左足固定部2Lは前後に循環運動する。また、右足固定部2R(図2には図示しない)は、左足固定部2Lに対して、半周期遅れて同様の動作をする。
なお、本実施例ではベルト7の軌道の前後端とトレッドミル9の前後端がほぼ同じ位置になるように配置したが、トレッドミル9はベルト7の前後端より、更に前又は後に延びていてもよい。
図3は本発明の下肢訓練装置の正面図(概念図)である。図1および図2において説明した構成要素については同じ符号を付しているので説明を省略する。
トレッドミル9は右足駆動機構3Rおよび左足駆動機構3Lの間に挟まれる位置に備えられる。右足固定台2Rおよび左足固定台2Lの爪先裏部に備えられた吸着機構10は、トレッドミル9と右足固定台2Rおよび左足固定台2Lの爪先部にいわゆる面ファスナー(例えばマジックテープ(商標))を備えるもの、またはトレッドミル9に鉄粉を含ませ右足固定台2Rおよび左足固定台2Lの爪先部にマグネットを備えるもの、トレッドミル9にマグネットを備え右足固定台2Rおよび左足固定台2Lの爪先部に鉄板を備えるもの、あるいは右足固定台2Rおよび左足固定台2Lの爪先部に吸盤を備えるものなどが考えられるが、他の手段でもよい。
吸着機構10の吸着力は背屈バネ12のトルクによって足固定台2R、2Lの爪先がトレッドミル9から離れることはなく、足固定台2R、2Lが駆動部4R、4Lによって持ち上げられるときは、前記爪先部がトレッドミル9から離れるような大きさに調整しておく。
また、立脚期の足関節角度変化を模擬する動作がともなった歩行訓練を行うことができれば、トレッドミルと爪先吸着機構を合わせた機構以外でもよい。
なお、13は被訓練者の足を足固定台2R、2Lに固定する固定ベルトである。
図4は本発明の下肢訓練装置の左足駆動機構3Lの概念図である。図1および図3において説明した構成要素については同じ符号を付しているので説明を省略する。
図に示すように、左足駆動機構3Lは、押し付けバネ11と背屈バネ12とを備えている。押し付けバネ11は左足固定台2Lをトレッドミル9に押し付けるように付勢するバネである。また、背屈バネ12は足関節を背屈方向に回転するトルクを発生するバネであり、遊脚期には被訓練者の足関節を背屈させる。
ここで、本発明の下肢訓練装置の使い方を説明する。
まず、医師や理学療法士が被訓練者を下肢訓練装置に移乗させ、図示しない操作パネルにて訓練内容(訓練時間、繰り返し回数など)を設定する。つぎに、被訓練者の右足部を固定ベルト13により右足固定台2Rに固定し、被訓練者の左足部を固定ベルト13により左足固定台2Lに固定し、その後、ベルト駆動機構6によって左駆動部4Lおよび右駆動部4Rを駆動して、右足固定台2R、左足固定台2Lが人間の歩行時の足部の移動軌跡にそって、互いに半周期のずれで交互に動作する。
本発明は、運動療法あるいは健康増進のための下肢訓練装置に適用できる。
本発明の下肢訓練装置の全体(概念)図である。 本発明の下肢訓練装置の動作を説明する図である。 本発明の下肢訓練装置の正面(概念)図である。 本発明の下肢訓練装置の左足駆動機構の概念図である。
符号の説明
1 下肢訓練装置、 2R 右足固定台、 2L 左足固定台、 3R 右足駆動機構、3L 左足駆動機構、 4R 右駆動部、 4L 左駆動部、6 ベルト駆動機構、
7 ベルト、 8 ローラ、 9 トレッドミル、10 吸着機構、
11 押し付けバネ、12 背屈バネ、13 固定ベルト

Claims (5)

  1. 右足固定台を循環軌道に沿って移動させる右駆動部と、
    左足固定台を前記右足固定台に対して前記軌道の循環周期の半周期ずらして、前記循環軌道に沿って移動させる左駆動部と、
    前記左右の足固定台の下に、前記左右の駆動部と平行に動くトレッドミルであって、前記足固定台の移動によって受動的に動くトレッドミルと、
    前記足固定台の爪先に前記足固定台と前記トレッドミルを一時的に連結する吸着機構を備え、
    被訓練者の左右の足を、前記左右の足固定台に固定して、前記左右の駆動部を駆動して前記被訓練者の下肢の運動訓練を行うことを特徴とする下肢訓練装置。
  2. 前記左右の駆動部はそれぞれ前記足固定台と前記足固定台を移動させるベルトとから構成され、前記ベルトは前記循環軌道に沿って循環することを特徴とする請求項1に記載の下肢訓練装置。
  3. 前記足固定台は前記被訓練者の爪先が持ち上がるように前記被訓練者の足関節を付勢する背屈バネを介して前記駆動部に取り付けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の下肢訓練装置。
  4. 前記足固定台は前記トレッドミルに押し付ける押し付けバネを介して前記駆動部に取り付けられたことを特徴とする請求項3に記載の下肢訓練装置。
  5. 前記吸着機構は前記背屈バネのトルクによって前記足固定台の爪先が前記トレッドミルから離れることはなく、前記足固定台が前記駆動部によって持ち上げられるときは、前記爪先が前記トレッドミルから離れるように調整されたことを特徴とする請求項4に記載の下肢訓練装置。
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