JP4340555B2 - コード札 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影により得られた輝度分布データから抽出される二次元コードをデコードすることによって情報を取得できる二次元コードパターンを付すコード札に関する。
従来から、境界杭の明示標識板、検針メータの標識板などの屋外や屋内の設置物に取り付けられる位置表示プレートが知られている。たとえば、特許文献1には、プラスチックマットの両面に感圧型接着剤層を形成した感圧型接着シートの片面に、白色系のプラスチック板を接合し、この白色系のプラスチック板の表面に、位置や管理データーをドット状の明暗模様による二次元デジタルデーターコードで表示した表示面を形成した屋外用位置表示プレートが開示されている。
この屋外用位置表示プレートには、二次元デジタルコードとして境界杭の位置座標、隣接する境界杭の方向と距離などが入力されている。かかるプレートを、発電所の調整用用地、発電所や変電所の敷地、送電用鉄塔の敷地などの境界に設けられる境界杭に設けることにより、境界杭の明示標識板などの表示プレートが草で覆われて見えないような場所でも、隣接する境界杭の明示標識板が分かれば、境界杭の方向や距離などその位置を判別することができる。
また、この特許文献1に開示されるように、二次元デジタルデーターコードのパターン(以下、二次元コードパターンと記載する。)には、隣接する境界杭の方向などの情報をコード化することができる。
特開平09−179499号公報(特許請求の範囲、発明の詳細な説明、図2)
ところで、一般に、家屋あるいは道路をつくる場合、当該家屋あるいは道路の完成までの間に、建設業者、建築士、家主等の当該家屋に関わる人々が何度も足を運ぶ。このため、家屋を建てる画地あるいは道路をつくる予定地の場所を手軽に把握できるようにするのが望ましい。また、家屋を建てる画地あるいは道路をつくる予定地の場所には不特定多数の者が出入りできるので、その位置情報以外の重要な情報、特に、画地若しくは道路の地下の情報については、特定の者以外に知られないようにしておくことが望まれる。
しかし、上述の特許文献1に開示される発明では、位置情報をその場所に簡単に固定することはできない。また、家屋を建てる画地あるいは道路の地下に関する地下情報を二次元コードパターンにコード化していても、不特定多数の者に知られてしまう。このため、かかる地下情報を巧みに利用したテロをはじめとする種々の犯罪が起きやすくなる危険性もある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、簡便な方法によって、位置情報については誰でも簡単に把握でき、かつ画地若しくは道路の地下情報については特定の者以外に知られないようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、撮影により得られた輝度分布データから抽出される二次元コードをデコードすることによって情報を取得できる二次元コードパターンを付すコード札であって、少なくとも、画地若しくは道路の位置情報と、画地若しくは道路の地下に関する地下情報と、位置情報および地下情報の内少なくとも地下情報のデコードを許可する暗号とをコード化した第1の二次元コードパターンと、位置情報をコード化した第2の二次元コードパターンとを有し、第1の二次元コードパターンおよび第2の二次元コードパターンを付した本体部と、固定用の杭を挿入する挿入部とからなるコード札としている。ここで、地下情報とは、地下に埋設されているものの配置、経路、特性の他、地下の地質、水質等も含まれる。
このようなコード札を採用することにより、位置情報等を画地あるいは道路予定地に簡単に固定できる。特に、コード札に挿入部を設けているため、挿入部に杭を挿入して、その杭を地面に刺し込むことにより、簡単に画地あるいは道路予定地に位置情報を固定できることになる。加えて、第1の二次元コードパターンおよび第2の二次元コードパターンを本体部に記載しているので、画地等の地下にある地下情報を知る権原のある者は第1の二次元コードパターンを撮影して、位置情報に加えて地下情報を入手できる一方、非権原者は、第2の二次元コードパターンを撮影することにより、位置情報等の地下情報以外の情報のみを入手できる。
また、別の本発明は、先の発明において、挿入部を2つ有し、各挿入部を重ねるように本体部を折り返し可能な構造とし、その折り返した本体部の少なくとも片側本体部に、第1の二次元コードパターンおよび第2の二次元コードパターンを有するコード札としている。このため、コード札を長期間固定していても、破損する可能性を低減できる。特に、杭を挿入する挿入部を二重にしているため、コード札が杭の挿入部から破れる危険性を低減できる。
また、別の本発明は、先の発明において、地下情報を、地下に埋設されたガス管、上水道管、下水道管、電線、通信回線ケーブルまたは地下道に関する情報とするコード札としている。このため、特定の者以外の者は、画地若しくは道路の位置情報を知ることはできても、その地下に埋設されているガス管、上水道管、下水道管、電線、通信回線ケーブルまたは地下道の経路、太さ、容量といった情報を入手できない。したがって、地下を利用した犯罪を、さらに軽減できる。
また、別の本発明は、先の発明において、位置情報によって表される地点を含む画地を特定する画地番号若しくは位置情報によって表される地点を含む道路を特定する道路番号を少なくとも含む建設関連情報を、さらに付したコード札としている。このため、画地番号のような画地あるいは道路番号のような道路予定地において知りたい情報を、その場で目視により知ることができる。ここで、建設関連情報としては、例えば、画地に家屋を建てる建設会社、道路をつくる団体、認可した国若しくは地方公共団体の名称、家主、道路番号等が挙げられる。
また、別の本発明は、先の発明において、第1の二次元コードパターンおよび第2の二次元コードパターンの各周囲に、それぞれ建設関連情報を配置したコード札としている。このため、建設関連情報も把握したい場合に、少しズームダウインして撮影することにより、手軽に、位置情報と建設関連情報とを同時に撮影できる。
また、別の本発明は、先の発明において、コード化されていない位置情報を記載した備考欄を有するコード札としている。このため、現地に撮影手段がない場合であっても、現地にいる者は、カメラがなくても、最低限必要な画地あるいは道路予定地の位置情報を把握できる。
また、別の本発明は、先の発明において、備考欄に、第1の二次元コードパターンと第2の二次元コードパターンの利用方法の記載を含むコード札としている。具体的には、第1の二次元コードパターン、第2の二次元コードパターンの各位置、その特性、記述されている内容の種別、撮影および送信に必要な機器等が備考欄に記載されている。このため、コード札をはじめて見る者でも、容易に撮影して、位置情報を取得することができる。
本発明によれば、簡便な方法によって、位置情報については誰でも簡単に把握でき、かつ画地若しくは道路の地下情報については特定の者以外に知られないようにできる。
以下、本発明の実施の形態に係るコード札について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るコード札(一例として、シート状コード札)1を示す図である。
シート状コード札1は、当該シート状コード札1を固定するための固定用の杭を挿入する挿入部2と、本体部3とから構成されている。挿入部2は、中央に孔4を有する円形状を呈し、その下方のネック部2aにて本体部3と連接している。また、シート状コード札1は、挿入部2と本体部3とからなる片側本体部6と、同じく挿入部2と本体部3とからなる片側本体部7とから構成されている。シート状コード札1は、各片側本体部6,7を分けている折り線(図1中の点線)5で折り返すことができる形状を有している。
片側本体部6,7を構成する各本体部3は、ネック部2aから図1の下方に向かって徐々に太くなり、所定の箇所からほぼ同じ太さで伸びる略ロケット形状を呈している。
また、シート状コード札1は、防水紙で作られており、野外に固定されても、雨風に耐え得る。ただし、シート状コード札1は、防水紙以外の素材、例えば、厚紙、プラスチック、ステンレス若しくはアルミニウム等の金属類、またはセラミックスから作られていても良い。
片側本体部6の本体部3には、挿入部2側(図1の上方)から挿入部2と反対側(図1の下方)に向かって、順に、第1の二次元コードパターン10、第2の二次元コードパターン11および備考欄12が付されている。第1の二次元コードパターン10および第2の二次元コードパターン11は、後述するように、少なくとも建築物を建てる画地の位置情報若しくは道路の位置情報をコード化した正方形の模様である。
第1の二次元コードパターン10および第2の二次元コードパターン11の周囲には、共に、位置情報によって表される場所に建設される建設物の画地番号あるいは道路の道路番号を少なくとも含む建設関連情報13,13が記載されている。このように、正方形の第1の二次元コードパターン10および第2の二次元コードパターン11の周囲に建設関連情報13を配置しているため、各二次元コードパターン10,11に含まれている位置情報と共に建設関連情報13を入手したい場合には、ユーザは、各二次元コードパターン10,11を撮影する際よりも若干ズームダウンして、建設関連情報13をも含む範囲を撮影すれが良い。
図2は、各二次元コードパターン10,11とその周囲に配置された建設関連情報13の部分を拡大して示す図である。
この実施の形態では、白色と黒色との二色が組み合わされた各二次元コードパターン10,11が採用されている。各二次元コードパターン10,11は、シールとしてシート状コード札1に貼られている。当該シールに、各二次元コードパターン10,11を構成する二色の内の一方のみが印刷されており、各二次元コードパターン10,11を構成する他方の色はシート状コード札1の色である。ただし、シールに各二次元コードパターン10,11を構成する二色を印刷し、白色および黒色以外の別の色のシート状コード札1にシールを貼っても良い。また、シールを使用せず、シート状コード札1に、直接、各二次元コードパターン10,11を印刷するようにしても良い。
各二次元コードパターン10,11には、建設物を建設する画地の場所を示す位置情報(正確には、シート状コード札1を固定する固定用の杭を刺す場所の位置情報)を含むデータを二次元コード化したものである。位置情報には、たとえば、水平方向の位置情報と、垂直方向の位置情報と、それら位置情報の基準に関する情報とがある。水平方向の位置情報としては、たとえば、緯度経度の値、住所あるいは地番などの情報が存在する。垂直方向の位置情報としては、標高、フロアの階数(地下を含む。)、基準面からの高さなどの情報が存在する。また、それら位置情報の基準に関する情報としては、たとえば緯度経度を水平方向の位置情報としている場合には、それが世界測地系での緯度経度の値であるのか、それ以外の測地系での緯度経度の値であるのかを示す情報や、測定基準点に関する情報などがある。
なお、水平方向の位置情報として住所などを利用する場合には、水平方向や垂直方向の位置情報の基準を誤って解釈する恐れが少ないので、位置情報の基準に関する情報は省略してもよい。また、位置情報は、水平方向の位置情報および垂直方向の位置情報の両方を備えているものに限られるものではなく、水平方向の位置情報のみあるいは垂直方向の位置情報のみを備えているものであってもよい。
各二次元コードパターン10,11には、たとえばバーコードのパターンなどと比べて多くの情報をコード化することができる。そのため、たとえば、画地の測量情報、画地を含む広域の情報、画地周辺の設備あるいは施設の情報などを、位置情報とともに各二次元コードパターン10,11にコード化してもよい。上述の測量情報としては、たとえば、区域の境界、地形、面積、測量日、画地番号、点名などが挙げられる。
各二次元コードパターン10,11には、Code49、PDF417などのスタック型の二次元コードと、Veriコード、データ・マトリックス、QR(Quick Response)コード、マイクロQRコードなどのマトリックス型の二次元コードとがある。QRコードには、パターンの30%が汚れていたり、欠損していたりしたとしても、データを復元することができる特徴があり、本発明に用いる二次元コードとして好適である。
第1の二次元コードパターン10と第2の二次元コードパターン11とは、上述のような画地あるいは道路の位置情報をコード化している点で共通しているが、次の点で相違する。
第1の二次元コードパターン10には、画地若しくは道路の地下に関する地下情報と、位置情報および地下情報のデコードを許可する暗号とが含まれている。このため、後述のカメラ付き携帯電話を使用して第1の二次元コードパターン10を撮影した後、撮影した第1の二次元コードパターン10に含まれる情報をデコードする際には、暗号を入力する必要がある。正規の暗号を受け付けた場合にのみ、当該デコードが実行される。第1の二次元コードパターン10にコード化されている地下情報は、地下に埋設されたガス管、上水道管、下水道管、電線、通信回線ケーブルまたは地下道に関する情報等が挙げられるが、これら以外の地下情報として、地下の地質、水質等の情報も採用できる。
一方、第2の二次元コードパターン11には、画地若しくは道路の地下に関する地下情報と、当該位置情報のデコードを許可する暗号は含まれていない。このため、カメラ付き携帯電話を使用して第2の二次元コードパターン11を撮影した後、撮影した第2の二次元コードパターン11に含まれる位置情報をデコードする際には、暗号を入力しなくても当該デコードを実行することができる。
このように、画地若しくは道路の位置情報と、画地若しくは道路の地下に関する地下情報と、暗号とをコード化した第1の二次元コードパターン10と、位置情報のみをコード化した第2の二次元コードパターン11とをシート状コード札1に貼り付けているので、画地等の地下にある地下情報を知る権原のある者は第1の二次元コードパターン10を撮影して、位置情報に加えて地下情報を入手できる一方、非権原者は、第2の二次元コードパターン11を撮影することにより、位置情報等の地下情報以外の情報のみを入手できる。
また、各二次元コードパターン10,11の周囲には、建設関連情報13が配置されている。当該建設関連情報13についても、各二次元コードパターン10,11と同様、シールに印刷されて、シート状コード札1に貼られている。ただし、直接、建設関連情報13をシート状コード札1に印刷しても良い。図2に示すように、各二次元コードパターン10,11の周囲には、建設関連情報13として、位置情報によって表される画地の番号(画地番号)13a、画地に家屋を建てる建設会社の名称13b、当該建設会社の下請け企業の名称13cおよび認可管轄主体の名称(国若しくは地方公共団体の名称の場合もある。)13dが配置されている。
かかる建設関連情報13をシート状コード札1に付しておくことにより、現場で確認する頻度が多く、かつ秘密性の低い情報については現場で目視によりすぐに確認できるというメリットがある。全ての情報を各二次元コードパターン10,11にコード化してしまうと、カメラ撮影および情報のデコード化という手順を踏まないと把握できず、不便な場合もあるからである。
なお、建設関連情報13として、道路の道路番号、道路をつくる団体、それを認可した認可管轄主体の名称(国若しくは地方公共団体の名称の場合もある。)を採用することもできる。
図3は、各二次元コードパターン10,11をデコードして得られる情報の一例を示す図である。
図3に示すように、ユーザは、各二次元コードパターン10,11をデコードすることによって、画地に固定されているシート状コード札1の固定位置のX,Y(水平方向)の座標と、その座標系に関する情報と、画地番号と、計測日という情報(図中のPで示す情報)を得ることができる。なお、画地以外に、道路の建設予定地に固定されるシート状コード札1の場合には、ユーザは、画地番号ではなく、その道路を特定する道路番号を得ることができる。なお、画地番号あるいは道路番号は、各二次元コードパターン10,11の周囲に明記されている場合あるいは明記されていない場合を問わず、各二次元コードパターン10,11に含めなくても良い。ただし、各二次元コードパターン10,11の周囲に画地番号あるいは道路番号が明記されていない場合には、各二次元コードパターン10,11にコード化されている情報に含める方が好ましい。
第1の二次元コードパターン10をデコードすると、第2の二次元コードパターン11をデコードした場合と異なり、図3のPで示す情報以外に、地下情報として、画地若しくは道路の地下に埋設されたガス管、上水道管、下水道管、電線、通信回線ケーブルまたは地下道に関する情報(図中のQで示す情報)が得られる。なお、地下の地質、水質等の地下情報が得られるようにしても良い。
図4は、備考欄12の一例を示す図である。
図4に示すように、備考欄12には、各二次元コードパターン10,11にコード化されている情報に含まれる画地あるいは道路等の位置情報を含む非コード化情報14と、シート状コード札1の使用方法15とが記載されている。非コード化情報14は、画地あるいは道路等の位置情報を含んでいるため、カメラ付き携帯電話を所持していない場合であっても、現場の画地あるいは道路等の位置情報を目視によって把握できる。
また、備考欄12にシート状コード札1の使用方法15が記載されているため、シート状コード札1をはじめて見る者でも、容易に、各二次元コードパターン10,11を撮影し、位置情報を含む情報を取得できる。
図5は、シート状コード札1を画地20に固定した状態の一例を示す図(5A)および5AのXで示す箇所においてシート状コード札1を固定する様子を拡大して示す図(5B)である。
図5(5A)に示すように、シート状コード札1は、画地20の4つ角に、それぞれ1つづつ固定されている。シート状コード札1は、固定用の杭21を挿入部2にあけられた孔4に通して、そのまま地面に突き刺すことによって画地20の角に固定されている。より具体的には、シート状コード札1は、図1に示す折り線5から折り返して片側本体部6,7を合わせた状態にして、二重になった挿入部2,2の孔4,4に固定用の杭21を通す要領にて画地20に固定される。なお、シート状コード札1は、画地20の角以外の場所に固定されても良い。
このように、シート状コード札1における二重の挿入部2,2に固定用の杭21を刺してシート状コード札1を固定することによって、シート状コード札1が固定用の杭21から裂ける危険性を低減できる。また、本体部3も二重になっているので、本体部3自体の破損の危険性も低減できる。なお、挿入部2,2が裂ける危険性をより確実にするために、孔4の内周に補強用のシールを貼ったり、ネック部2aにテープを貼って補強しても良い。
図6は、カメラ付き携帯電話22のユーザがシート状コード札1の第1の二次元コードパターン10を撮影する様子を示す図である。
図6に示すように、ユーザは、シート状コード札1の真上方向からカメラ付き携帯電話22のCCD(Charge Coupled Device)カメラ23で、第1の二次元コードパターン10を撮影する。なお、ユーザは、液晶モニタ24に表示される画像を見ながら、第1の二次元コードパターン10が撮影領域内におさまることを確認してから撮影を実行する。
この際、ユーザは、第1の二次元コードパターン10のみならず、その周囲に配置される建設関連情報13も撮影したい場合には、ズームダウンをして建設関連情報13も一緒に撮影することができる。
図7は、カメラ付き携帯電話22の内部構成の一例を示すブロック図である。
カメラ付き携帯電話22は、CCDカメラ23と、液晶モニタ24と、デコード部31と、電話部32と、制御部33とを有している。CCDカメラ23は、複数の受光素子が二次元的に配列されたものであり、複数の受光素子の配列に基づいて輝度分布データを生成する。デコード部31は、二次元コードパターンを抽出し、抽出した二次元コードパターンをデコードする部分である。この際、暗号の入力が必要な場合には、デコード部31は、正規の暗号の入力を条件にデータのデコードを実行する。また、液晶モニタ24は、デコード部31によりデコードされたデータを表示する部分である。
電話部32は、デコードされたデータの送信および後述の地図データの受信と、音声による通常の通話とを可能とする構成部である。制御部33は、他の構成部を制御し、データの送受信、コマンドの送信を行う部分である。
ユーザがカメラ付き携帯電話22の撮影ボタン(図示省略)を押すと、CCDカメラ23は、二次元コードパターンを含んだ輝度分布データを生成する。次に、デコード部31は、輝度分布データから二次元コードパターンを抽出し、抽出した二次元コードパターンにコード化されたデータをデコードする。ユーザが第1の二次元コードパターン10を撮影した場合には、デコード部31は、デコードに先立ち、暗号の入力を求める画面を、液晶モニタ24に表示させる。ユーザが正規の暗号を入力した場合には、それを条件にデータのデコードが実行される。次に、液晶モニタ24は、そのデコードされたデータを表示する。一方、正規の暗号が入力されない場合には、デコード部31は、デコードを実行せず、暗号が異なる旨のメッセージを液晶モニタ24に表示させる。
また、ユーザが第2の二次元コードパターン11を撮影した場合には、デコード部31は、デコードを実行し、デコードされたデータを液晶モニタ24に表示させる。
以上より、カメラ付き携帯電話22を使用するユーザは、各二次元コードパターン10,11にコード化されていた位置情報、例えば、シート状コード札1を固定している位置のX,Y(水平方向)の座標と、その座標系に関する情報と、画地番号と、計測日とを得ることができる。また、第1の二次元コードパターン10を撮影した場合には、前述の地下情報をも得ることができる。
なお、位置情報を得るシステムとしては、GPS(Global Positioning System)が広く利用されているが、GPSでは、4つの衛星を捕捉できないと正確な位置を知ることができない。また、4つの衛星を捕捉できたとしても、約10m程度の位置の誤差は残ってしまう。これに対して、二次元コード化した位置情報をその位置に固定しておくことによって正確な位置情報を提供することができる。
また、シート状コード札1の大きさは、本体部3の全長を90〜100ミリ、その内、ネック部2aから本体部3に向かって徐々に太くなる部分の長さを10〜20ミリ、ネック部2aから挿入部2の端部までの長さを20〜30ミリ、本体部3の幅方向の長さを30〜50ミリ、厚さを0.1〜2.0ミリとしている。したがって、シート状コード札1は、持ち運びに便利で、これを画地あるいは道路に固定しようとする作業者のポケットにも入る。さらに、シート状コード札1は、薄いので、多くの枚数を持ち運ぶこともできる。ただし、シート状コード札1の大きさは、上述の寸法に限定されず、種々の大きさのものを採用できる。
図8は、カメラ付き携帯電話22にてデコードされた位置情報に基づいて画地の正確な場所を記した地図データを取得する方法を説明するための図である。また、図9は、カメラ付き携帯電話22の液晶モニタ24において表示される地図の一例であって、通常の縮尺で表示された例(9A)と拡大表示された例(9B)とを示す図である。
ユーザが、カメラ付き携帯電話22にてデコードされた位置情報の送信ボタン(図示省略)を押すと、それをトリガに、当該位置情報が最寄りの基地局35に送られ、インターネット等に代表される通信回線網に入り、サーバ37に送られる。サーバ37内には、位置情報に応じた地図データを格納した地図データ格納部38が設けられており、カメラ付き携帯電話22に向けて、送られてきた位置情報に応じた地図データを送信する。
地図データを受信したカメラ付き携帯電話22の液晶モニタ24には、図9(9A)に示すような地図が表示される。当該地図には、サーバ37に向けて送信された位置情報により特定される地点39に、星印が表示されている。また、図9(9A)に示す画面を拡大すると、液晶モニタ24の画面は図9(9B)に示す画面に切り替わる。図9(9B)に示す画面では、図9(9A)に示す画面よりも、正確な地点39aに星印が表示されている。地点39は、一辺が5メートル×10メートルの画地に分割されているが、各二次元コードパターン10,11に含まれている位置情報はGPSにより得られる位置情報より正確である。このため、拡大表示により、地点39aを表示させることができる。
以上、本発明の実施の形態につき説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されることなく、種々の変形を施した実施の形態にて実現可能である。
例えば、上述の実施の形態では、コード札は、図1に示すように折り線5から折り返す形状を有しているが、図10に示すシート状コード札1のように、挿入部2同士の接続部40から、片側本体部6と片側本体部7とを重ねるように折り返すことができる形状を採用しても良い。
また、上述の実施の形態では、片側本体部6にのみ、各二次元コードパターン10,11、備考欄12および建設関連情報13を付しているが、本発明は、かかる形態にも限定されない。例えば、片側本体部6と片側本体部7の両方に、各二次元コードパターン10,11、備考欄12および建設関連情報13を付しても良い。また、片側本体部6に第1の二次元コードパターン10とその周囲の建設関連情報13を付し、片側本体部6に第2の二次元コードパターン10とその周囲の建設関連情報13を付し、備考欄12を片側本体部6若しくは片側本体部7の少なくともいずれか一方に付すようにしても良い。
また、シート状コード札1を二重に折らずに、片側本体部6のみからなる形態を採用しても良い。かかる場合、シート状コード札1の厚みを大きくして、その破損を防止する手段を講じる必要があるが、防水紙のような紙ではなく、アルミニウム等の金属あるいはプラスチックで製造することにより、片側本体部6のみでも十分耐久性のあるコード札を実現できる。なお、コード札の形状は、シート状コード札1のように薄いシート形状のものに限定されず、もっと立体的な形状(例えば、ブロック形状)であっても良い。
また、本発明は、図11に示すように、第1の二次元コードパターン10と、建設関連情報13と、備考欄12とを配置したコード札1であっても良い。
図11に示すコード札1は、1つの用紙50に複数枚記載されている。各コード札1は、端部に、折り線51から折り返して固定用の杭21を突き刺す固定部分(挿入部の下位概念)52を有している。また、第1の二次元コードパターン10は、固定部分52に隣接して配置されている。建設関連情報13と備考欄12は、第1の二次元コードパターン10の固定部分52と反対側に隣接して、それぞれ上下に配置されている。この種のコード札1を画地等に固定する場合には、用紙50からコード札1を切り離して、折り線51から端部を折り返して形成された固定部分52に固定用の杭21を突き刺し、コード札1の画地への固定が行われる。
また、備考欄12に、第1の二次元コードパターン10と第2の二次元コードパターン11の配置位置を載せても良い。両二次元コードパターン10,11の大きさが同一である場合、ユーザがどちらの二次元コードパターンを撮影して良いか迷う場合がある。かかる場合に、備考欄12を参照することにより、迷わずに一方を撮影できる。また、備考欄12に、非コード化情報14を記載していなくても良い。
また、第1の二次元コードパターン10と第2の二次元コードパターン11とを同じ大きさとせずに、いずれか一方の大きさを他方の大きさより小さくしたり、形状を変えたり、色を変えたりすることによって、備考欄12を参照しなくても、一目で、どちらの二次元コードパターンかを見分けられるようにしても良い。
また、第1の二次元コードパターン10と第2の二次元コードパターン11とを同じ大きさとして、各周囲に記載される建設関連情報13の文字の大きさ、色、自体等を変えることにより、見分けることができるようにしても良い。
また、建設関連情報13は、必ずしも各二次元コードパターン10,11の周囲に配置されなくても良い。例えば、建設関連情報13を、両二次元コードパターン10,11を囲むように配置しても良い。さらに、建設関連情報13を、備考欄12のように、二次元コードパターン10,11に隣接して配置しても良い。
また、建設関連情報13および備考欄12は、シート状コード札1に必須の事項ではなく、両二次元コードパターン10,11のみを付したものを採用しても良い。また、両二次元コードパターン10,11と、建設関連情報13若しくは備考欄12のいずれか一方とを付したシート状コード札1を採用しても良い。
さらに、第1の二次元コードパターン10、第2の二次元コードパターン11、備考欄12および建設関連情報13を載せる場合であっても、挿入部2の方向から本体部3に向かって、任意の順番にて配置することができる。例えば、図1に示す配置の内、備考欄12を、第1の二次元コードパターン10と第2の二次元コードパターン11との間に配置することもできる。このような配置にすると、第1の二次元コードパターン10と第2の二次元コードパターン11との距離が強制的に離されるため、一方の二次元コードパターン10(11)を撮影する場合に、誤って、他方の二次元コードパターン11(10)も一緒に撮影してしまうという危険性を低減できる。
なお、第1の二次元コードパターン10および第2の二次元コードパターン11の大きさが、片側本体部6(あるいは7)の大きさに比べて非常に小さい場合には、備考欄12を挟むように配置しなくても、一方の二次元コードパターン10(11)の撮影時に、他方の二次元コードパターン11(10)を一緒に撮影してしまう危険性を回避できる。
また、シート状コード札1を2つ折りにする場合、二次元コードパターン10,11の面を内側にするように折って、シート状コード札1を固定するようにしても良い。また、シート状コード札1を3つ折りに折ってから固定用の杭21で固定するようにしても良い。
また、シート状コード札1を撮影するカメラ付き携帯電話22に代えて、カメラ付きのノートパソコンを使用して、撮影、データのデコード、外部への通信を実行するようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、第1の二次元コードパターン10の撮影後に暗号の入力を条件にデコードする情報は、画地若しくは道路の位置情報とその地下に関する地下情報の両情報としているが、地下情報のみとしても良い。すなわち、位置情報を、暗号を入力しなくてもデコードできるようにしても良い。
本発明に係るコード札は、画地、道路に固定する位置情報提供手段として、建設業界等において有効に利用できる。
本発明の実施の形態に係るコード札を示す図である。 図1に示すコード札における各二次元コードパターンとその周囲に配置された建設関連情報の部分を拡大して示す図である。 図1に示すコード札における各二次元コードパターンをデコードして得られる情報の一例を示す図である。 図1に示すコード札における備考欄の一例を示す図である。 図1に示すコード札を画地に固定した状態の一例を示す図(5A)および5AのXで示す箇所においてコード札を固定する様子を拡大して示す図(5B)である。 カメラ付き携帯電話のユーザが、図1に示すコード札の第1の二次元コードパターンを撮影する様子を示す図である。 図6に示すカメラ付き携帯電話の内部構成の一例を示すブロック図である。 図7に示すカメラ付き携帯電話にてデコードされた位置情報に基づいて画地の正確な場所を記した地図データを取得する方法を説明するための図である。 図7に示すカメラ付き携帯電話の液晶モニタにおいて表示される地図の一例であって、通常の縮尺で表示された例(9A)と拡大表示された例(9B)とを示す図である。 図1に示すコード札と折り方の異なるコード札の一例を示す図である。 本発明の別の形態のコード札の一例を示す図である。
符号の説明
1 シート状コード札(コード札)
2 挿入部
3 本体部
6 片側本体部
7 片側本体部
10 第1の二次元コードパターン
11 第2の二次元コードパターン
12 備考欄
13 建設関連情報
21 固定用の杭
52 固定部分(挿入部の下位概念)

Claims (7)

  1. 撮影により得られた輝度分布データから抽出される二次元コードをデコードすることによって情報を取得できる二次元コードパターンを付すコード札であって、
    少なくとも、画地若しくは道路の位置情報と、上記画地若しくは道路の地下に関する地下情報と、上記位置情報および上記地下情報の内少なくとも上記地下情報のデコードを許可する暗号と、をコード化した第1の二次元コードパターンと、
    上記位置情報をコード化した第2の二次元コードパターンと、
    を有し、
    上記第1の二次元コードパターンおよび第2の二次元コードパターンを付した本体部と、
    固定用の杭を挿入する挿入部と、
    からなることを特徴とするコード札。
  2. 前記挿入部を2つ有し、各挿入部を重ねるように前記本体部を折り返し可能な構造とし、その折り返した前記本体部の少なくとも片側本体部に、前記第1の二次元コードパターンおよび第2の二次元コードパターンを有することを特徴とする請求項2記載のコード札。
  3. 前記地下情報は、地下に埋設されたガス管、上水道管、下水道管、電線、通信回線ケーブルまたは地下道に関する情報であることを特徴とする請求項1または2記載のコード札。
  4. 前記位置情報によって表される地点を含む画地を特定する画地番号若しくは前記位置情報によって表される地点を含む道路を特定する道路番号を少なくとも含む建設関連情報を、さらに付していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のコード札。
  5. 前記第1の二次元コードパターンおよび前記第2の二次元コードパターンの各周囲に、それぞれ前記建設関連情報を配置していることを特徴とする請求項4記載のコード札。
  6. コード化されていない前記位置情報を記載した備考欄を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のコード札。
  7. 前記備考欄に、前記第1の二次元コードパターンと前記第2の二次元コードパターンの利用方法の記載を含むことを特徴とする請求項6記載のコード札。
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