JP4340147B2 - 隣接する骨板を固定するためのインプラント - Google Patents

隣接する骨板を固定するためのインプラント Download PDF

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Description

本発明は、隣接する骨板、特に頭骨の骨板を固定するためのインプラントに関する。このインプラントは、骨板の内側で前記骨板間のセパレーションギャップを覆うことができる内側当接要素と、前記骨板内側の反対側にある骨板の外側で前記セパレーションギャップを覆うための外側当接要素とを有する。
脳外科手術に際しては、手術対象である脳組織に接近するために、頭骨を切開する必要がある。この目的のため、少なくとも1枚の骨板を鋸歯切断して頭蓋骨から切り出す。脳外科手術が完了すると直ちに、これら骨板を再び差し入れて上記頭蓋骨の残部の骨板に固定する必要がある。この目的のため、適当なインプラントを設ける。なお、このようなインプラントは、患者の体内にそのまま残される。
DE 196 03 887 A1 DE 199 52 359 C1 US 6,068,631 A US 6,238,395 B1
本発明の基調を成す目的は、最初に述べた形式の隣接する骨板を固定するためのインプラントを提供することである。このインプラントは、外科医にとって使い易い。又、このインプラントを用いると、上記骨板を確実に固定することができる。
少なくとも1枚の引張帯が、移動可能なように、上記外側当接要素を通って誘導される。この引張帯を用いることで、引張応力が作用すると、上記内側当接要素と上記外側当接要素を互いに締め付けることができる。又、上記少なくとも1枚の引張帯は、上記外側当接要素に固定することができる。この意味で、上記目的は本発明により達成される。
発明の実施の形態及び効果
上記隣接する骨板が互いに固定されるように、引張帯を締めると、上記内側当接要素と上記外側当接要素を互いの方に動かして、互いに締め付けることができる。続いて、上記引張帯を上記外側当接要素に固定すると、このような引張時の位置から動かないようにすることができる。従って、付加的な着用器具は必要でなく、外科医は容易に締め付けを行うことができる。
引張帯は、握って引っ張るのに十分な広い幅を有するため、外科医にとって扱い易い。
更に、引張帯は、上記外側当接要素に固定することができるくらいに十分な表面積を有する。特に、上記骨板を固定位置から動かないようにするために、鉤状要素が設けられる。この鉤状要素は上記引張帯を貫くため、上記固定位置から動かないようにすることができる。
更に、上記内側当接要素と上記外側当接要素は、上記引張帯とは別に作ることができる。又、引張帯と当接要素は、前者を後者に通すことで、容易に接続することができる。このため、本発明に係るインプラントは作るのも容易である。
更に、本発明に係るインプラントは、有利な方法で差し入れることができる。即ち、骨板を頭骨の凹部に差し入れる間、これら骨板が相対的に所望の位置関係となるまで、上記内側当接要素を上記引張帯により保持することができる。その後、上記外側当接要素を上記引張帯を用いて誘導して、締め付けを行うことができる。
この場合、引張帯については、その用途に応じて、吸収性のある物質から作るようにしてもよいし、吸収性のない物質から作るようにしてもよい。吸収性のある物質で適当なものは、特に、合成物質や有機物質である。吸収性のない物質で適当なものは、可塑性物質(例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK))や金属物質(例えば、チタン)や他の生体適合性のある物質である。
上記少なくとも1枚の引張帯の幅がその高さに比して大きい場合、特に、かなり大きい場合(例えば、少なくとも5倍の大きさ)、とりわけ有利である。この場合、対応する表面積が設けられる。従って、外科医がより握り易くなり、鉤状要素を用いて上記引張帯を上記外側当接要素に容易に固定することが許容される。
この場合、更に、取り扱いを容易にして上記外側当接要素に確実に固定するためには、上記少なくとも1枚の引張帯の幅は当接要素の幅寸法の25%〜75%の範囲、特に概ね半分である。なお、丸味を帯びた円盤形当接要素の場合、上記幅寸法は径である。
特に、上記2個の当接要素を互いの方に引き寄せて、互いに対して締め付けることを許容するために、上記少なくとも1枚の引張帯を折れることなく曲げられるように設計する。
上記締め付けの間、固定点を設けるために、即ち、上記引張帯が上記内側当接要素に対して確実に動かないようにするために、上記少なくとも1枚の引張帯が上記内側当接要素にて保持されるようにする。
基本的には、上記少なくとも1枚の引張帯を上記内側当接要素に留める、即ち、その保持点に関して常に固定するようにしてもよい。
もっとも、引張帯を上記内側当接要素に通すようにすると、とりわけ有利である。この場合、上記引張帯は、その曲げ部を用いて上記内側当接要素にて保持される。
以上より、上記引張帯については上記内側当接要素に固定することが可能であるが、固定した場合は、そのままの状態となる。従って、生産が容易になる一方で、引張帯の曲げ部を用いて保持されることから、上記内側当接要素と上記引張帯が互いから分離されることはまずない。
生産の観点からは、上記内側当接要素が、上記引張帯を通すための互いから離間された2個の孔を有すると有利である。これら孔の間においては、橋の類が形成される。この橋の類は、上記引張帯の曲げ部を保持する、即ち、その曲げ部の保持面を形成する。
この場合、第1引張帯領域と第2引張帯領域との間に引張帯の曲げ部が形成され、これら第1及び第2引張帯領域は上記セパレーションギャップを互いに略平行に並進して貫く。このようになるよう、上記孔を設計し配する、即ち、上記橋状要素も対応して設計し配すると有利である。このようにすると、上記引張帯の曲げ部が上記骨板に直交方向の力を付与し、少なくとも1枚の引張帯を引っ張ると、これら骨板を互いの方に動かすことが防がれる。
上記隣接する骨板を均一な面にて保持するために、上記孔を上記内側当接要素の中心に関して略鏡面対称を成すように配すると有利である。
この場合、上記孔の間隔が、上記内側当接要素の幅寸法の概ね8分の1よりも小さいと有利である。円形の当接要素の場合、上記幅寸法は径である。上記セパレーションギャップには上記引張帯を通す必要があるが、このようなセパレーションギャップは余り大きくはならない。もっとも、上記セパレーションギャップには、確実に、適当な引張帯領域を平行に誘導することができる。
この場合、上記引張帯を傷付けないように、上記孔の縁部に丸味を付けるのが有利である。
上記外側当接要素が少なくとも1個の孔を有し、いずれの孔にも引張帯の長手方向における端部の1つを通すことができると、更に有利である。こうして、上記少なくとも1枚の引張帯を用いると、上記外側当接要素を上記内側当接要素に対して固定することができる。そうすると、これら2個の当接要素の間で隣接する骨板を固定することができる。
上記引張帯を締めて上記2個の当接要素を締め付け、更に、上記外側当接要素を上記内側当接要素に対して動かすことができるようにするため、孔には引張帯を折り返すための折り返し用縁部が設けられる。その結果、内側当接要素と外側当接要素との離間方向と直交する方向において、上記引張帯に引張力を付与することができる。この場合、特に、上記引張帯を上記孔に適切に誘導しつつ、この引張帯を傷付けないようにするため、上記折り返し用縁部には丸味が付けられる。
この場合、上記引張帯が上記骨板に直交方向の力を付与することを防いで、上記セパレーションギャップの大きさを小さく保つことができるようにするため、上記セパレーションギャップでは、上記少なくとも1枚の引張帯を上記当接要素と略垂直に置く。このようになるよう、上記少なくとも1個の孔を設計し配すると有利である。
第1の引張帯端部を直交する部材と共に第1の方向に引っ張ることができ、第2の引張帯端部を直交する部材と共に反対の方向に引っ張ることができると、上記骨板を上記当接要素の間で容易に固定することができる。上記2枚の引張帯の端部を互いから離間される方向に相対的に引くと、上記外側当接要素は上記内側当接要素の方に移動され、締め付けられる。従って、上記2個の当接要素の間において、上記骨板は固定される。
上記第1引張帯端部と上記第2引張帯端部を同じ引張帯に形成する場合、即ち、上記引張帯を上記内側当接要素を通して環状にしてから、上記端部をそれぞれ反対の方向に移動させる場合、本発明に係るインプラントは容易に作ることができる。
上記少なくとも1枚の引張帯を上記外側当接要素に対して引っかけることができる場合、容易に上記骨板を確実に固定することができる。上記引張帯を上記外側当接要素に対して固定することができるようにするため、上記引張帯は、上記係合のための、特に鉤状要素が貫くための大きな表面積を有する。
この場合、特に、鉤状要素が傾斜した側面と切り立った側面とを有すると有利である。ここで、上記切り立った側面は上記少なくとも1枚の引張帯の引張用端部に面して配される。特に、上記引張帯を引っかける場合、この切り立った側面は上記引張帯と略垂直になる。このようになるよう、上記切り立った側面は設計される。鉤状要素は、略三角形の断面を有する。ここで、上記切り立った側面とは、上記三角形の鉛直方向に対してより急な角度を成す方の側面である。上記引張用端部に面する上記切り立った側面を対応して配すると、上記引張帯を引っかける際に、これが緩まないようになる。なぜなら、鉤状要素の上記鉤状接続面が、上記引張帯の上記内側当接要素により近い領域に引っかかるからである。なお、この内側当接要素にて上記引張帯は保持される。このため、上記引張帯を引っかける間、引張力が保たれる。もっとも、上記引張帯に作用する力が増すこともない。その結果、例えば、外科医が所望する上記骨板の相対的な位置関係が、上記引張帯を引っかける際に力が増すことで、崩れたりはしない。
別の構成の形態では、上記少なくとも1個の鉤状要素は、上記外側当接要素に配される。上記外側当接要素に上記引張帯を引っかけることで、外科医は容易に上記骨板の位置を固定することができる。この場合、特に、互いから離間された鉤状要素が、表面積の広い面に一列に並べて設けられる。
この場合、上記少なくとも1個の鉤状要素を、上記外側当接要素の外面に配すようにすることができる。特に、鉤の先端部は、上記外側当接要素の外面のある方とは反対の方に向けられる。
これとは別に、又は追加で、上記少なくとも1個の鉤状要素を、上記少なくとも1枚の引張帯を通すための孔に配すようにすることができる。この変形例では、上記孔に上記引張帯を固定することができる。なお、鉤の先端部は、内側当接要素と外側当接要素との離間方向と直交する方向に向けられる。
更なる構成の形態では、固定用キャップが、上記外側当接要素に載置するために設けられる。この場合、上記引張帯は、上記外側当接要素と上記固定用キャップとの間で固定することができる。上記固定用キャップを載置することで、上記骨板を固定して、この位置から動かないようにすることができる。
この場合、特に、上記固定用キャップが橋状要素を備えると、とりわけ有利である。この橋状要素は、上記セパレーションギャップに差し入れることができる。この橋状要素を上記セパレーションギャップに付加的に固定しつつ、その一方で、このセパレーションギャップを上記橋状要素により塞ぐことができる。
上記橋状要素については、対向する引張帯領域の間において上記セパレーションギャップに差し入れることができると有利である。これにより、付加的に、上記引張帯は引張持の位置から動かないようにされる。
別の構成の形態では、上記橋状要素に直交タブが形成される。この直交タブは、内側当接要素と外側当接要素との離間方向に対して垂直に、弾性的に動かすことができる。このため、上記橋状要素が上記外側当接要素に適切に適合されると、上記橋状要素は、これを差し入れた位置で、上記当接要素に弾性力を付与することができる。なお、上記外側当接要素には、上記固定用キャップが付加的に固定される。そうすると、上記骨板を固定位置でしっかりと動かないようにすることができる。
上記外側当接要素と上記固定用キャップとの間で上記引張帯を固定するために、これら固定用キャップ及び/又は外側当接要素には、少なくとも1個の鉤状要素が設けられる。又、上記外側当接要素及び/又は上記固定用キャップには、上記少なくとも1個の鉤状要素を受容するための対応する孔が設けられる。これにより、上記鉤状要素が上記引張帯を貫き確実に保持することができるようになる。上記孔を設けることで、確実に、上記鉤状要素は上記引張帯に関して突出し、受容される。更に、上記鉤状要素が上記孔に係合することで、付加的に固定することができる。
本発明を詳細に説明するため、図面と関連させながら、好適な構成の形態を次に述べる。なお、図面は以下に示す通りである。
本発明に係るインプラントを用いると、隣接する骨板10.12を固定することができる。例えば、脳外科手術のために、少なくとも1個の骨片を取り外して頭蓋を開く。手術の最後に、対応する骨板を再び差し入れる。このような目的のためには、隣接する骨板10,12を互いに対して適切な位置に置いた上で、最後に固定する必要がある。この場合、骨板10,12の間には、セパレーションギャップ14が形成される。このセパレーションギャップ14に、内側当接要素18と外側当接要素20とを接続するための接続手段16を通すことができる。例えば、骨板10,12が頭骨の骨板である場合、内側当接要素18を頭蓋の内部に面した骨板の内面22に置き、外側当接要素20を反対側の骨板の外面24に置く。
本発明に係る隣接する骨板10,12を固定するためのインプラントの第1の実施例を、図1に示す。なお、図1では、インプラント全体を26で示す。この第1実施例において、内側当接要素18の形状は円盤形であり、特に円形の断面を有する。又、内側当接要素18は、人体が十分な耐性を有する可塑性物質、吸収性のある可塑性物質、又は金属から作られる。上記内側当接要素の外面28には、凸状の湾曲が設けられる。この外面28の反対側の面30には、歯付ホイールリング32が設けられる。歯付ホイールリング32は、骨板10,12をより確実に把持するために使用される。
内側当接要素18を用いると、セパレーションギャップ14を覆うことができる。このため、歯付ホイールリング32は、骨板10に対向する補助領域34aと、特に、骨板12に対向する反対側の補助領域34bとに存する。
歯付ホイールリング32の外側において、面30は歯先から後退するように設けられる。
内側当接要素18の中央の領域には、互いから離間された2個のスロット形貫通孔36,38が形成される。貫通孔36,38は、面30,28の間を延伸する。これら貫通孔は、橋状要素40により分離される。この橋状要素40の特に外面28に面した縁部42には、丸みが付けられる。
外側当接要素20の形状も同じく円盤形であり、特に、円形の断面を有する。外側当接要素20の外法は、内側当接要素18の外法と略一致する。又、内側当接要素18と同様に、外側当接要素20は人体が十分な耐性を有する可塑性物質、吸収性のある可塑性物質、又は金属から作られる。同じく、外側当接要素20は凸状の外面44とその反対側の面46とを有する。この面46には、内側当接要素18の歯付ホイールリング32に対応する歯付ホイールリング48が設けられる。
上記内側当接要素の中央の領域には、スロット形貫通孔50が形成される。この貫通孔50には、接続手段16を通すことができる。
外面44には、四角形の凹部52が孔50に隣接して設けられる。この凹部52は、固定用キャップ54を受容するために使用される。この場合、橋状要素56は、固定用キャップ54の中央の領域に、特に、これと一体を成すように配される。橋状要素56の前端部58は、楔形の形状をしている。この橋状要素56を骨板10,12の間のセパレーションギャップ14に差し入れ、少なくともその一部を塞ぐことができる。接続手段16については、その方法は後で詳述するが、セパレーションギャップ14に対して固定することが可能である。
固定用キャップ54は、橋状要素56に関して対称を成すような、対向する鉤状要素60,62を有する。鉤状要素60,62は、外側当接要素20の対応する貫通孔64,66に係合する。この場合、鉤状要素60,62は、切り立った側面68と傾斜した側面70とを有する。このため、鉤状要素60,62は三角形の形状をしている。従って、固定用キャップ54を凹部52に一旦差し入むと、鉤状要素60,62の先端部72は外面44から面46の方向を指向する。ここで、傾斜した側面70は、外側当接要素20の中央の領域、即ち、特に橋状要素56に面する。一方、切り立った側面68は、この中央領域から遠く離れた場所に配される。
接続手段16は、引張帯74から成る。引張帯74は、弾性的に曲げることができる。この引張帯については、吸収性のある物質から作るようにしてもよいし、吸収性のない物質から作るようにしてもよい。内側当接要素18において、上記引張帯は、その曲げ部76を用いつつ、孔36,38にて橋状要素40と接しながら保持される。いずれにせよ、この引張帯の曲げ部76には、第1引張帯領域78と第2引張帯領域80が隣接する。これら第1及び第2引張帯領域78,80は、セパレーションギャップ14を貫く。
第1引張帯領域78は、孔50にて折り返される。この目的のため、孔50は特に丸味を帯びた縁部を有する。第1引張帯領域78は又、外側当接要素20の外面44と略平行に延伸する。対応する方法で第2引張帯領域80も同じく折り返され、同じく外側当接要素20の外面44と平行に延伸する。引張帯74の対応する端部は、第1引張帯領域78及び第2引張帯領域80に関連づけられる。この場合、上記端部は互いから遠く離れた場所に位置しており、橋状要素56がこれら端部の間に位置する。
セパレーションギャップ14では、2個の引張帯領域78,80が互いに略平行に並進する。
鉤状要素60,62は、引張帯74に引っかかる。更に、これら鉤状要素60,62は、外側当接要素20の関連づけられた孔64,66に係合する。この意味で、引張帯74は内側当接要素18及び外側当接要素20に対して固定される。これにより、インプラント26を用いて隣接する骨板10,12を固定することが可能となる。
本発明に係るインプラント26は、次のように作用する。
引張帯74を内側当接要素18の貫通孔36,38に通し、環状にする。この引張帯は、高さHに比してかなり大きな幅Bを有する。更に、上記引張帯74を外側保持要素20の孔50に通し、環状にする。この場合、外科医は引張帯74の端部をそれぞれ握ることができる。
まず、第1引張帯領域78と第2引張帯領域80とを備える引張帯74が、セパレーションギャップ14を貫く。内側当接要素18は骨板の内面22に対向するように配され、セパレーションギャップ14を覆う。外側当接要素20は骨板の外面24に対向するように配され、同じくセパレーションギャップ14を覆う。このようになるよう、骨板10,12と当接要素18,20を互いに対して位置付ける。続いて、外科医が引張帯74の2個の端部をそれぞれ引っ張る、或いは、一方の端部をしっかりと持ち他方の端部を引っ張る。なお、いずれの場合にも、これら端部は引張帯領域78,80に関連づけられる。特に、この目的のため、いずれの場合にも引張帯74は外側当接要素20の上で折り返され、外側当接要素20と平行に延ばされる。このため、外科医は、上記端部のそれぞれに対して、それぞれ反対の方向に引張力を付与することができる。こうして上記帯部を締めると、当接要素18,20の間で骨板10,12を確実に固定することができるように、当接要素18,20が互いの方に引き寄せられる。引き続き、固定用キャップ54を凹部52に差し入れる。こうして、橋状要素56はセパレーションギャップ14に係合する。その結果、引張帯74はセパレーションギャップ14に固定され、セパレーションギャップ14も橋状要素56により少なくともその一部が塞がれる。
固定用キャップ54を載置する間、鉤状要素60,62が同時に引張帯74に係合し、これと鉤状に接続される。鉤状要素60,62は関連づけられた孔64,66に係合する。その結果、引張帯74は外側当接要素20に対して固定される。すると、外側当接要素20と内側当接要素18との間で、骨板10,12は確実に固定される。
鉤状要素60,62は引張帯74を貫く。即ち、切り立った側面68は引張帯74の高さHに比して大きな高さを有する。鉤状要素60,62には、孔50に面する傾斜した側面70と引張帯74の端部に面する切り立った側面68とが配される。このような鉤状要素60,62の形状により、引張時の位置を固定すると同時に鉤状の接続を形成することができる。
上記引張帯の幅Bは、外側当接要素20及び/又は内側当接要素18の径の概ね25%〜75%の範囲である。このため、第1に、外科医が上記引張帯を握り易くなる。第2に、大きな面に対し、鉤状要素60,62を用いた鉤状接続が施される。
鉤状要素60及び/又は62の代わりに、鉤状要素を一列に並べて設けるようにしてもよい。更に別の手段として、外側当接要素20に鉤状要素を形成し、固定用キャップ54が対応する孔を有するようにしてもよい。
第1実施例26の変形例を図3に示す。この変形例26は、基本的には、固定用キャップ82の形状が異なる。これ以外は、前述した方法と同じ方法で、対応するインプラントは設計され、作用する。図3に係るインプラントの同一の要素には、インプラント26の対応する要素と同じ参照符号を付す。
固定用キャップ82は、丸味を帯びたカバーディスク84を備える。カバーディスク84には、橋状要素86が一体を成すように形成される。この橋状要素の前端部88は、楔形の形状をしている。
橋状要素86においては、対向する直交タブ90,92がそれぞれスロット形の凹部94,96により形成される。凹部94,96は、カバーディスク84に対して略垂直に延伸する。直交タブ90,92のカバーディスク84に面する端部には、保持ヘッド98,100が設けられる。
凹部94,96により、直交タブ90,92はそれぞれ、カバーディスク84の表面の法線に対して垂直に動くことができる。即ち、直交タブ90,92の領域では、橋状要素86の幅を狭くすることができる。このように幅を狭くするには、橋状要素86を弾性的に変形させるための力を使う必要がある。これにより、橋状要素86については、孔50を通ってセパレーションギャップ14に押し入れることができる。もっとも、この場合、直交タブ90,92はカバーディスク84の中心軸の方に弾性的に曲げられる。一旦、カバーディスク84が載置され引張帯74に引っかかると、孔50にある直交タブ90,92は、今度は外側当接要素20に対して力を付与する。この場合、保持ヘッド98,100により安定的に保持される。その結果、橋状要素86、従って固定用キャップ82については、鉤状要素60,62が関連づけられた孔64,66に係合するだけでなく、付加的に外側当接要素20と締め付けられる。
図4では、第2実施例全体を102で示す。この第2実施例において、内側当接要素18は、基本的に、前述のものと同一の構成を有する。従って、同一の参照符号を使用する。
インプラント102には、外側当接要素104が設けられる。外側当接要素104は、凸状の外面106と、そこから遠く離れた、骨板の外側24に寄り掛かるための面108とを有する。この面108には、歯付ホイールリング110が設けられる。
外側当接要素104は、中央の領域にスロット形の貫通孔112を有する。貫通孔112には、引張帯74を通すことができる。孔112を用いて、折り返し用の縁部114,116が形成される。縁部114,116は、特に丸味を帯びている。これは、引張帯の方向をセパレーションギャップ14に略平行な方向からこれに垂直な方向へと変えるためである。引張帯74の端部118,120をそれぞれ引っ張ること、及び/又は、一方の端部をしっかりと握り他方の端部の引っ張ることにより、即ち、引張帯74を締めることにより、内側当接要素18と外側当接要素104は互いの方に引き寄せられ、その間に位置する骨板10,12を確実に固定することができる。
外側当接要素104は、その外面106に鉤状要素122,124を有する。鉤状要素122,124は、特に、孔112に関して対称を成すように配されると共に、それぞれ引張帯74の1個の端部118,120と関連づけられる。この場合、鉤状要素122及び/又は124の切り立った側面126は、孔112のある方とは反対の方に向けられる。一方、傾斜した側面128は、孔112に面する
引張帯を締めた後、骨板10,12を当接要素18,104を用いて確実に固定するために、引張帯を鉤状要素122,124のそれぞれに引っかけることができる。
図5では、第3実施例全体を130で示す。この第3実施例において、内側当接要素18も同じく、基本的には、前述のものと同一の構成を有する。外側当接要素132は、凸状の外面134を有する。この面から遠く離れたところでは、外側当接要素132の面136に歯付ホイールリング138が設けられる。
外側当接要素132においては、互いから離間された2個のスロット形貫通孔140,142が中央の領域に形成されると共に、橋状要素144により分離される。引張帯74は、これら孔140,142に通される。
外側当接要素132においては、一列に並んだ鉤状要素146,148が孔140,142に形成される。いずれも橋状要素144の反対側に形成される。このような一列に並んだ鉤部150は、外側当接要素132の外面134に面する切り立った側面と、面136に面する傾斜した側面とを有する。
孔140,142には、引張帯74の端部がそれぞれ通される。引張帯を締めることで、内側当接要素18と外側当接要素132を互いの方に引き寄せることができる。このため、当接要素18,132を用いて、骨板10,12を互いに対して固定することができる。引張帯を鉤列146,148の鉤部150に引っかけることで、この位置で確実に固定することができる。
本発明に係る引張帯を使用する場合、内側当接要素と外側当接要素との間で骨板10,12を固定するために、一切の着用器具は必要とされない。つまり、外科医が引張帯74を締めることで、当接要素を互いの方に引き寄せることができる。このため、骨板10,12を、互いに対して確実に固定することができる。続いて、引張帯74を引っかけると、この位置で確実に固定される。この場合、対応する鉤状要素が引張帯74の組織を貫く。
この場合、引張帯74については、その用途に応じて、吸収性のある物質から作るようにしてもよいし、吸収性のない物質から作るようにしてもよい。
本発明に係る隣接する骨板を固定するためのインプラントの第1実施例の側方断面図。 図1に係るインプラントのA方向における断面図。 図1及び2に係るインプラントの実施例の変形例のA方向における断面図。 本発明に係る隣接する骨板を固定するためのインプラントの第2実施例の断面図。 本発明に係る隣接する骨板を固定するためのインプラントの第3実施例の断面図。 図5に係るインプラントのB方向における平面図。

Claims (31)

  1. 隣接する骨板(10,12)を固定するためのインプラントであって、骨板の内側(22)で前記骨板(10,12)間のセパレーションギャップ(14)を覆うことができる内側当接要素(18)と、前記骨板内側(22)の反対側にある骨板の外側(24)で前記セパレーションギャップ(14)を覆うための外側当接要素(20;104;132)とを有するものにおいて、
    少なくとも1枚の引張帯(74)が、移動可能なように上記外側当接要素(20;104;132)を通って誘導され、該引張帯(74)を用いることで、引張応力が付与されると、上記内側当接要素(18)と上記外側当接要素(20;104;132)を互いに締め付けることができること上記少なくとも1枚の引張帯(74)の幅(B)がその高さ(H)に比して大きいこと、少なくとも1個の鉤状要素(60,62;122,124;150)を上記少なくとも1枚の引張帯(74)を固定するために設けたこと、及び上記少なくとも1個の鉤状要素が上記少なくとも1枚の引張帯を貫くことにより上記少なくとも1枚の引張帯(74)を上記外側当接要素(20;104;132)に対して引っかけることができることを特徴とするインプラント。
  2. 請求項1に記載のインプラントにおいて、上記骨板(10,12)が頭骨の骨板であることを特徴とするもの。
  3. 請求項1又は2に記載のインプラントにおいて、上記少なくとも1枚の引張帯(74)の幅(B)が当接要素(18)の幅寸法の25%〜75%の範囲にあることを特徴とするもの。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のインプラントにおいて、上記少なくとも1枚の引張帯(74)を曲げることができるように設計することを特徴とするもの。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のインプラントにおいて、上記少なくとも1枚の引張帯(74)が上記内側当接要素(18)にて保持されることを特徴とするもの。
  6. 請求項5に記載のインプラントにおいて、上記少なくとも1枚の引張帯を上記内側当接要素に留めることを特徴とするもの。
  7. 請求項5に記載のインプラントにおいて、引張帯(74)を上記内側当接要素(18)に通すことを特徴とするもの。
  8. 請求項7に記載のインプラントにおいて、上記引張帯(74)が、その曲げ部(76)を用いて上記内側当接要素(18)にて保持されることを特徴とするもの。
  9. 請求項7又は8に記載のインプラントにおいて、上記内側当接要素(18)が、上記引張帯(74)を通すための互いから離間された2個の孔(36,38)を有することを特徴とするもの。
  10. 請求項9に記載のインプラントにおいて、第1引張帯領域(78)と第2引張帯領域(80)との間に引張帯の曲げ部(76)が形成され、該第1及び第2引張帯領域(78,80)が上記セパレーションギャップ(14)に通されて互いに略平行に並進するよう、上記孔(36,38)を設計し配することを特徴とするもの。
  11. 請求項9又は10に記載のインプラントにおいて、上記孔(36,38)を上記内側当接要素(18)の中心に関して略鏡面対称を成すように配することを特徴とするもの。
  12. 請求項9〜11のいずれかに記載のインプラントにおいて、上記孔(36,38)の間隔が、上記内側当接要素(18)の幅寸法の8分の1よりも小さいことを特徴とするもの。
  13. 請求項9〜12のいずれかに記載のインプラントにおいて、上記孔(36,38)の縁部に丸味が付けられることを特徴とするもの。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載のインプラントにおいて、上記外側当接要素(20;104;132)が少なくとも1個の孔(50;112;140,142)を有し、該孔にそれぞれ引張帯(74)の長手方向における端部を通すことができることを特徴とするもの。
  15. 請求項14に記載のインプラントにおいて、孔(50;112;140,142)が引張帯を折り返すための折り返し用縁部を有し、その結果、内側当接要素(18)と外側当接要素(20;104;132)との離間方向と直交する方向において、上記引張帯に引張力を付与することができることを特徴とするもの。
  16. 請求項15に記載のインプラントにおいて、上記折り返し用縁部に丸味が付けられることを特徴とするもの。
  17. 請求項14〜16のいずれかに記載のインプラントにおいて、上記セパレーションギャップ(14)において、上記少なくとも1枚の引張帯が上記当接要素(18,20;18,104;18,132)と略垂直に位置付けられるよう、上記少なくとも1個の孔(50;112;140,142)を設計し配することを特徴とするもの。
  18. 請求項1〜17のいずれかに記載のインプラントであって、内側当接要素と外側当接要素との離間方向と直交する方向において、第1の引張帯端部と第2の引張帯端部を互いに反対の方に引っ張ることができることを特徴とするもの。
  19. 請求項18に記載のインプラントにおいて、上記引張帯を上記内側当接要素に通して環状にしてから、上記端部をそれぞれ反対の方向に移動させることを特徴とするもの。
  20. 請求項1〜19のいずれかに記載のインプラントにおいて、鉤状要素(60)が傾斜した側面(70)と切り立った側面(68)とを有し、該切り立った側面(68)が上記少なくとも1枚の引張帯(74)の引張用端部に面して配されることを特徴とするもの。
  21. 請求項1〜20のいずれかに記載のインプラントにおいて、上記少なくとも1個の鉤状要素(122,124;150)が上記外側当接要素(104;132)に配されることを特徴とするもの。
  22. 請求項21に記載のインプラントにおいて、互いに離間した鉤状要素(150)を一列(146,148)に並べて設けたことを特徴とするもの。
  23. 請求項21又は22に記載のインプラントにおいて、上記少なくとも1個の鉤状要素(122,124)が上記外側当接要素(104)の外面(106)に配されることを特徴とするもの。
  24. 請求項23に記載のインプラントにおいて、鉤の先端部が上記外側当接要素(104)の外面(106)から離れる方向に向けられることを特徴とするもの。
  25. 請求項21又は22に記載のインプラントにおいて、上記少なくとも1個の鉤状要素(150)が上記少なくとも1枚の引張帯(74)を通すための孔(140,142)に配されることを特徴とするもの。
  26. 請求項25に記載のインプラントにおいて、鉤の先端部が、内側当接要素(18)と外側当接要素(132)との離間方向と直交する方向に向けられることを特徴とするもの。
  27. 請求項26のいずれかに記載のインプラントにおいて、固定用キャップ(54;82)を上記外側当接要素(20)に載置するために設け、上記引張帯(74)を上記外側当接要素(20)と上記固定用キャップ(54;82)との間に固定することができることを特徴とするもの。
  28. 請求項27に記載のインプラントにおいて、上記固定用キャップ(54;82)が橋状要素(56;86)を備え、該橋状要素(56;86)が上記セパレーションギャップ(14)に差し入れ可能であることを特徴とするもの。
  29. 請求項28に記載のインプラントにおいて、上記橋状要素(56;86)を、対向する引張帯領域(78,80)の間にて上記セパレーションギャップ(14)に差し入れることができることを特徴とするもの。
  30. 請求項28又は29に記載のインプラントにおいて、上記橋状要素(86)に直交タブ(90,92)が形成され、該直交タブ(90,92)が、内側当接要素(18)と外側当接要素(20)との離間方向と直交する方向に、上記外側当接要素(20)に対して弾性変形するように動かすことができることを特徴とするもの。
  31. 請求項2730のいずれかに記載のインプラントにおいて、上記固定用キャップ(54;82)及び/又は上記外側当接要素(20)に少なくとも1個の鉤状要素(60,62)を設け、上記外側当接要素(20)及び/又は上記固定用キャップ(54;82)に上記少なくとも1個の鉤状要素(60,62)を受容するための対応する孔(64,66)を設けたことを特徴とするもの。
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