JP3723191B2 - 頭蓋骨及び骨皮弁の固定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体として、頭蓋外科手術装置及び方法、より具体的には、頭蓋手術後、頭蓋骨皮弁を再度固定するインプラントシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
頭蓋手術後の頭蓋骨皮弁は、典型的に、ワイヤー、縫合材料又は極小型の板及びねじにて所要位置に固定される。幾つかの場合、ワイヤー又は縫合材料による固定は確実ではない。骨皮弁が移動する結果、位置ずれが生じ、皮弁が隣接する頭蓋に対してへこみ又は突き出す可能性がある。この現象は、最小侵襲性の外科的方法のため、より小規模の頭蓋手術へと徐々に切り換わることに伴い一層、頻繁に生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
極小型の板及びねじを使用して骨皮弁を固定することは、骨皮弁の取り付け状態を改良している。しかし、この技術は、著しく長い時間及び更なるコストを必要とする。迅速で且つ容易な取り付け、最適な安定性、及び頭蓋に対する骨皮弁の確実な固定を実現する、骨皮弁を頭蓋に対し固定する改良されたシステムが必要とされている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の主目的は、上記の課題を充足する改良された皮弁の固定装置、システム及び方法を提供することである。基本的に、本発明の固定装置は、
a)その間に頭蓋及び骨皮弁の部分が把持される第一及び第二のキャップと、
b)取り付けポストであって、該ポストにより画成された軸の長さ方向へのキャップの相対的移動を許容するように配置された上記取り付けポストと、
c)上記軸の周りで且つキャップの中央本体部分の半径方向外方にて隔てられた周縁花弁状部分を形成し、これにより、花弁状部分が、軸に対しほぼ平行な方向に向けて且つ上記の把持に応動して、個々に且つ上記の中央本体に対し弾性的に可動であるようにする少なくとも第一のキャップと、を備えている。
【0005】
別の目的は、一方又は双方のキャップにあり、また、軸に向けた方向に幅が縮小し、上記軸と該軸から最も遠方の花弁状部分の部分との間に撓み領域を画成し、これにより、把持された皮弁及び頭蓋要素に対するキャップ及び花弁状部分の適応程度が向上するようにする、固定花弁状部分を提供することを含む。典型的に、かかる花弁状部分は、軸と、該軸から最も遠方の花弁状部分の部分との間にて隔てられた可撓性領域を備えることができる。更に、一方のキャップは、典型的に、ポストの一端に取り付けられ、もう一方のキャップは、一方のキャップに向けてポストに沿って調節可能に可動であり、キャップの各々の花弁状部分は、キャップの間の空間に向けて角度が付けられた骨係合の周縁部分を有している。
【0006】
別の目的は、軸方向に隔たった保持肩部を有するポストを提供し、他方のキャップは、全体として、上記軸に向けて突き出す円形に隔てられたタブを有しており、該タブは、他方のキャップが一方のキャップに向けて移動したとき、かかる肩部とラチェット式に係合する部分を有し、肩部は、典型的に、上記他方のキャップが後退するのを阻止する。かかるタブは、典型的に、ポストの軸の周りで隔てられており、上記軸に対しほぼ平行な方向に弾性的に可撓性である。
【0007】
更なる目的は、その長さよりも狭い幅を有し、また、ポストの肩部とラチェット式に係合する部分を有する先端を画成する改良されたタブを提供することである。かかるタブの数は、典型的に、花弁状部分の数よりも少ない。また、花弁状部分の数は、骨皮弁に係合するのを可能にし得るように2つ乃至4つの範囲の花弁状部分とし、また、頭蓋骨に係合するのを可能にし得るように2つ乃至4つの範囲の花弁状部分とする。
【0008】
更に別の目的は、装置の使用方法であって、
a)一方のキャップの花弁状部分を少なくとも骨皮弁又は隣接する頭蓋領域と係合させ、また、上記花弁状部分を含むキャップを骨皮弁及び頭蓋骨の両側に対し適応可能に保持すべくキャップを互いに向けて相対的に偏位させることと、
b)キャップの相対的な分離が阻止され、花弁状部分が弾性的に撓み、また、キャップの間のポストの伸長部が緊張される、位置までキャップを互いに締め付けることとを備える、方法を含む。
【0009】
更なる目的は、頭蓋骨と骨皮弁との間に形成された空隙内に伸び且つその花弁状部分が頭蓋骨及び骨皮弁に重なり合い、横方向伸長程度をほぼ等しくするように一方のキャップを横方向に方位を制御する形態とされたキャップ案内部を提供する等により、キャップの自動調心機能を可能にすることである。該案内部は、上記頭蓋骨と骨皮弁の端縁間の空隙内に突き出すように、1つ又は複数の軸方向テーパー付き面を有することができる。案内部は、理解し得るように、カップ形状又はテーパー付きのタブを備えることができる。双方のキャップは、かかる自動調心機能を内蔵することができる。
【0010】
更なる目的は、突き出す案内部により形成されたキャビティの上方を伸び且つ上記一方のキャップに取り付けられたカバーを提供することを含む。
本発明の上記及びその他の目的、有利な点並びに一例としての実施の形態の詳細は、以下の説明及び図面から一層完全に理解されよう。
【0011】
【実施の形態の説明】
図1において、頭蓋骨及び骨皮弁の固定装置10は、第一のキャップ11及び第二のキャップ12を備えており、これらのキャップの間に頭蓋骨及び骨皮弁の部分が把持される。取り付けポスト13が配置されており、該ポストにより画成された軸14の長さ方向にキャップが相対的に移動するのを許容する。図2には、かかる互いの方向への相対的な移動の後、頭蓋骨15の上面及び下面すなわち対向面15a、15bに向けて閉じ且つ骨皮弁16の上面及び下面すなわち対向面16a、16bに対して閉じるキャップが図示されている。典型的に、ポスト13の下端13aは、キャップ12の中央領域12aに取り付けられ又は該中央領域と一体であり、外科手術の間、頭蓋骨15、及び骨皮弁16の間に形成された切目すなわち空隙18を通り且つキャップ11を通って突き出している。これらキャップは、面15a、15b、16a、16bと係合する間、ポストの上側伸長部13bを上方に引張り且つキャップ11を下方に押すこと等によって、互いに付勢される。図28も参照。
【0012】
これにより、キャップにおける花弁状部分20、21は、花弁状部分がかかる面と係合する箇所にて骨表面及びその曲率に個々に且つ局部的に順応しつつ、弾性的に撓んだ状態となる。かかる花弁状部分を使用することは、かかる係合箇所にて骨表面の局部的な幾何学的変化に所望通りに順応し得るよう、花弁状部分が異なる程度に曲げ撓むことを許容する。ポスト13は、参照番号25で示すように鋸歯状部分を形成し、キャップ11がキャップ12に向けて一方向ラチェット式の相対的動作を行うことを可能にし、また、以下に更に詳細に説明するように、双方のキャップの花弁状部分の端縁が骨及び骨皮弁15、16の双方と所望通りに強制的に後、キャップ11をポストに確実に係止すること(すなわち、キャップ11の後退を阻止する肩部の角度とすること)を可能にすることができる。かかる係止後、ポストをキャップ11に近い領域13dにて切断する。キャップ11をポストに対して確実に係止することは、キャップを頭蓋骨及び骨皮弁の上側及び下側と係合状態で確実に保持することを保証し、また、皮弁を頭蓋骨に再度取り付ける間及び取り付けた後、皮弁を頭蓋骨に対する所要位置に確実に位置決めして、癒合を促進することができる。
【0013】
図3乃至図5は、下側キャップ12における花弁状部分20の1つの好ましい実施の形態を示す図である。これら花弁状部分は、キャップの中央領域27に向けた方向に縮小する幅を有し、中心部27及びポストの軸14から最も遠方の花弁状部分の周縁部分20aと中央領域27との間に隔てられた狭小な花弁状部分の撓み領域28を画成する。
【0014】
ポストは、典型的に、その中心部にてキャップ12に取り付けられる。花弁状部分は、幅方向に隔てられた対向する端縁20b、20cを有しており、これら対向する端縁は、図示するように、中央領域27に向けてテーパーが付けられ、狭小幅の撓み領域にて花弁状部分の弾性的可撓性を増大させる。図4及び図5には、花弁状部分が軸14の周り及び例えば、図5の面のような軸方向半径方向面の双方の周りの方向に向けるような両方向への曲がりすなわち曲率を有する最外側部分20eを備えており、曲げ且つ補強した花弁状部分のセグメント端縁により骨を把持することを保証することが示してある。骨又は骨皮弁材料を確実に把持するための端縁20gも提供する、参照番号20fで図示した、セグメントの局部的な上方曲げ部分を参照。かかるセグメントの数は5乃至7つであることが好ましく、図面には、6つ示してある。キャップにより制御された剛性は、また花弁状部分の間に形成された空隙30の内方にてキャップ領域12dが上方に撓むことによっても向上する。キャップは、チタン(酸化防止のため陽極処理されたもの)又はチタン合金或いはその他の生体適合性材料から成るものであることが好ましい。キャップの厚さは、典型的に、0.254mm(.010インチ)乃至0.381mm(.015インチ)の範囲にある。
【0015】
図6乃至図11は、上側キャップ11における花弁状部分35の1つの好ましい形態を示す図である。これら花弁状部分はまた、キャップの中央領域36に向けた方向に縮小する幅を有しており、中央領域36と領域36から最も遠方の周縁部分35aとの間に配置された撓み領域37を画成し、ポスト軸14は該撓み領域を通って伸びている。
【0016】
花弁状部分35は、領域36に向けて相対的にテーパー付きの対向し且つ幅方向に隔てられた端縁35b、35cを有しており、狭小幅の領域と同様に撓み時における花弁状部分の弾性的可撓性を増大させる。図7乃至図10には、軸14の周り及び例えば、図8乃至図10の面のような軸方向半径方向面の双方の方向に向けて両方向に曲がる部分すなわち曲率を有する最外側セグメント35eを花弁状部分が備えることが示してある。セグメントは、図11の箇所35fにて下方に湾曲するように曲げられており、このことは、また面15a、16aにて骨又は皮弁材料を確実に把持するための端縁35gも提供することに注目すべきである。
【0017】
花弁状部分の間に形成された空隙40の内方にて、キャップ領域12dを下方に撓ませることによっても、キャップの制御された剛性は向上する。キャップ11は、また、チタン(陽極処理)又はチタン合金或いはその他の生体適合性材料から成るものであることが好ましく、その厚さは、典型的に、0.254mm(.010インチ)乃至0.381mm(.015インチ)の範囲にある。
【0018】
更に重要なことは、上側キャップ11がポストに沿って下方キャップ12に向けて相対的に偏位されるとき、タブの狭小な内端縁45aがポストの鋸歯状部分と一方向にラチェット式に係合し得るように、軸14に向けて突き出し且つ軸14の周りで隔てられた、参照番号45で示すようなタブを提供することである。これらタブは、軸14に対しほぼ平行な方向に個々に且つ弾性的に可撓性であり、その目的のため、これらのタブは、キャップの皿状領域49及びタブの接続領域45cと端縁45aとの間に配置された狭小幅の撓み領域45bを有している。図6、図7、図8及び図10を参照。該タブの撓み領域45bは、タブの長さよりも狭い幅を有し、タブは皿状領域49の横断面外に角度αにて伸びてポストの鋸歯状部分とのかかるラチェット作用係合状態を更に促進し、また、3つのタブ端縁45aがポストにおける連続的な鋸歯状部分間の1つ又は複数の谷部内に係止し、キャップの花弁状部分を頭蓋骨及び骨皮弁の上面及び下面に対し圧縮可能に保持することを促進する。タブの数は、典型的に、上側キャップにおける花弁状部分の数よりも少ない。従って、本発明の1つの重要な形態は、次のことを含む、すなわち、
a)その間に頭蓋骨及び骨皮弁の部分が把持される第一及び第二のキャップと、
b)取り付けポストであって、該ポストにより画成された軸の長さ方向にキャップが相対的に移動することを許容し得るように配置された上記取り付けポストとを備え、
c)キャップの1つがポストの一端に取り付けられ、他方のキャップが上記一方のキャップに向けてポストに沿って可動であり、
d)ポストが、軸方向に隔てられた保持肩部を有し、他方のキャップが上記軸に向けて突き出す隔てられたタブを有し、該タブが、上記他方のキャップが一方のキャップに向けて移動するとき、かかる肩部と一方向にラチェット式に係合するようにされている。図12及び図13には、ポストの鋸歯状部分150及び一方向ラチェット肩部151が図示されている。
【0019】
また、骨皮弁を隣接する頭蓋骨に固定する方法は、次のステップを含む、すなわち、
a)その間に頭蓋骨及び骨皮弁部分が把持される第一及び第二のキャップを提供するステップと、
b)取り付けポストであって、該ポストにより画成された軸の長さ方向にキャップが相対的に移動するのを許容し得るように配置された上記取り付けポストを提供するステップと、
c)上記軸の周りで隔てられ且つキャップの中央本体部分の半径方向外方に配置された周縁花弁状部分を有する少なくとも第一のキャップを提供し、これにより、花弁状部分が上記軸に対しほぼ平行な方向に且つ上記把持に応動して上記中央本体部分に対し個々に且つ弾性的に可動であるようにするステップと、
d)1つのキャップの花弁状部分を少なくとも骨皮弁又は隣接する頭蓋骨に係合させると共に、上記花弁状部分を含むキャップを皮弁及び頭蓋骨領域の両側部に適合可能に保持すべくキャップを互いの方向に向けて相対的に偏位させるステップと、
e)キャップの相対的な分離が妨害され、花弁状部分が弾性的に撓み、キャップの間のポストの伸長部が緊張される位置までキャップを互いの方向に向けて相対的に締め付けるステップとを含む。
【0020】
典型的に、上側キャップを下降させる間、下側キャップを皮弁及び頭蓋骨の下側に向けて上方に引張り、脳組織の傷付きを防止する。
図28には、第一の部材60すなわちプッシャーが上側キャップ11に下方に押す間、第二の部材61がポスト13を保持し又は配置し、下側キャップ12を頭蓋骨要素15及び皮弁要素16の下側部の所要位置に保持する機能を果たす状態が概略図的に図示されている。上側キャップ11のかかる下方への移動の間、上側キャップは、ポストの鋸歯状部分に沿ってラチェット動作し、最終的に、頭蓋骨要素15、及び皮弁要素16の上面に対して締め付けられ、上述したように花弁状部分が撓むようにする。図12及び図13には、顎状端縁152が前方(下方)にテーパーが付けられた、ポストの鋸歯状部分151の詳細が図示されている。
【0021】
図28a乃至図28cに図示した実施例において、最初に、軸部すなわちポスト13は、皮弁要素16及び頭蓋骨要素15の間の空隙101を貫通して伸びるように配置され、キャップ11が空隙の上側部にあり、キャップ12が空隙の下側部にあるようにする。次に、図28bに図示するように、軸部すなわちポスト13に上向き力(例えば、手動力210)を加えて、下側キャップ12を脳領域211から離し且つ上述したように、花弁状部分が係合する等により、頭蓋骨要素15及び皮弁要素16の下側部に対して持ち上げる(脳の傷付きを防止するため)。次に、下側キャップの花弁状部分を頭蓋骨要素15及び皮弁要素16の上側部に対して係合させるべく力付与部212によって上側キャップ11を下降させたとき、かかる上向きの力を付与する状態が維持される。ポストにおける肩部すなわち歯部分には、下降したタブ45及び上側キャップ11がポストに対して上方に引込むのを阻止し得るように角度が付けられている。
【0022】
図14及び図15には、中央領域68の周りで隔てられた6つの花弁状部分67を有し、花弁状部分の間に縮小幅の半径方向スリット69がある、改変形態の下側キャップ66が図示されている。該花弁状部分は、スリットの内側端部69aの間に狭小幅の撓み領域67aを有している。花弁状部分は、花弁状部分の半径方向長さの全体に亙って横断面70に対し15゜乃至25゜の範囲の鋭角な角度βにて伸びている。
【0023】
図16及び図17には、キャップ66と共に使用される頂部キャップすなわち上側キャップ72が図示されている。キャップ72は、上述した軸14のような、鋸歯状部分付きのポストの軸に相応する軸74の周りで隔てられた6つの花弁状部分73を有している。半径方向スリット75は、花弁状部分73を、スリットの内方伸長部間にある縮小幅の花弁状部分の撓み領域73aから分離させることに注目すべきである。花弁状部分は、花弁状部分の半径方向長さの全体又はほぼ全体に亙って、軸74に対し直角に横断面76に対し外方に且つ下方に角度γ(約30゜)にて伸びている。図16及び図17に図示するように、軸74に向けて角度Δ(約28゜)にて上方に且つ内方に斜めに伸びるように、4つのラチェット式タブすなわち位置決めタブ77が設けられている。これらのタブは、4つの空隙80によって隔てられており、これらのタブは、内側先端81に向けテーパー付きとされており、該内側先端はポストの鋸歯状部分と係合し且つ該鋸歯状部分上でラチェット作用し、かかるラチェット作用は、先端81がポストの鋸歯状部分の外端縁上に乗り上げるとき、タブが弾性的に撓むことを特徴としている。また、先端は、上側キャップ及び下側キャップの緊張した配置位置に相応する鋸歯状部分の谷部分内に係止する。
【0024】
図18には、頭蓋骨要素15及び骨皮弁要素16の間に形成された空隙すなわち切目101を亙って伸びるように図14乃至図17に図示した型式の多数の同様の要素100を配置する状態が図示されている。装置100の位置におけるこれら骨要素の可変の表面曲率は、上述したように、可変の花弁状部分の撓みによって受け入れられる。図19も参照。
【0025】
図20及び図21には、図28に関して説明した部品60、61に相応するプッシャー部品60a、及びホルダ部品61aを有する手動取り付け器具110の使用状態が図示されている。手動要素111は、軸部111aを介してホルダ部品61aと接続されており、また、手動要素112はプッシャー部品60aと接続され、このため、手動要素111、112を互いに強く握ったとき、上側キャップは下側キャップに向けて相対的に偏位し、キャップは頭蓋骨及び骨皮弁の上面及び下面に対して締め付けられる。典型的に、上側キャップが下降する間、下側キャップは皮弁及び頭蓋骨の下側部に向けて且つ該下側部に対して上方に引張る。その後、図19に参照番号13dで図示するように、上側キャップの上面に隣接してポストを切断する。
【0026】
図29乃至図32には、好ましい本発明の1つの改変した形態が図示されている。上側キャップ110は、ポスト113の軸に向けて内方に伸びるスロット112により分離された隔たった花弁状部分111を有している。花弁状部分及びスロットは、下側キャップ130に対し凹状に向くように図32に示すように湾曲させてある。花弁状部分の端縁部分114は、下方に曲げられており、このため、端縁114aは、皮弁及び頭蓋骨の面を把持する。スロットの内方伸長部の間の箇所111aに狭小な花弁状部分の撓み領域が形成されており、花弁状部分が撓んで、可変に湾曲した骨表面と端縁との係合を受け入れることを許容する。
【0027】
突出する案内部116が上側キャップ110の上に形成され又は該上側キャップ上に保持されており、また、該案内部は、取り付け時、頭蓋骨118と骨皮弁119との間に形成された空隙すなわち切目117内に伸び又は突き出す形態とされている。図34を参照。これにより、キャップは横方向に方位制御され、図32にて参照符号A、Bで示した花弁状部分は、自動的に重なり合うようにされ、組み立ての結果として、横方向伸長部、隣接し又は限界を画する頭蓋骨、皮弁面118a、119aをほぼ等しくする。案内部の下面116aは、ほぼカップ形状とされ、すなわち截頭円錐形であり、空隙の上側入口にて骨表面の端縁118b、119bの間の空隙内に突き出す。また、ポストに係合し且つラチェット作用する3つのタブ120は、図6乃至図9に図示したものと同様に、カップ形状案内部の底部壁121により保持され、これらタブの位置の上方の箇所122に空隙又はキャビティが存在する。図33及び図34には、花弁状部分の高さにて該キャビティを超えて伸び且つキャップに取り付けられたカバー125が設けられることが示してある。かかる取り付けは、カバー板125aの周縁から下方に突き出してスロット112内に留める指状クリップ128により行うことができ、次に、板125aは花弁状部分111の上面111a上に着座する。かかるカバーは、ほぼ同一の位置にてキャップ及びカバーの上方で頭蓋骨の皮膚が癒合するのを促進する。カバーは、典型的に、キャップが所要位置となった後に取り付けられて、骨表面を把持する。
【0028】
底部キャップ130は、また上側キャップの花弁状部分と同様であるが、上方に曲げたセグメント端縁部分132を有する花弁状部分131も備えており、これらの端縁部分は、両方向曲率を有しており、骨組織の端縁を把持することを保証する。スロット133が花弁状部分131の間に形成されており、花弁状部分及びスロットが凹状に上方を向く点を除いて、スロット112と同様の形態を有している。上方に突き出す上下逆さのカップ形状案内部133は、案内部116と同様に、下側キャップ130により保持されて案内部116と同一の仕方にて機能する(自動調心機能を伴って)。図34を参照。ポスト113の下端113eは、案内部の端部壁133aの中央に取り付けられ、また、該下端は、上方に突き出し、これにより2つのキャップが互いに接近したとき、タブ120はポストの鋸歯状部分139に沿ってラチェット作用することができる。
【0029】
図35には、下側キャップ142の内壁141からポスト144に向けて軸方向上方に且つ内方に突き出すタブ140の形態とされた、キャップの方位制御案内部の別の実施の形態が図示されている。図示するように、花弁状部分143の各々とポスト144との間に隔てられた1つのタブが存在する。該タブは、環状に隔てられ且つテーパー付き面を提供し、該面は、骨皮弁及び図32に関して説明した切目に隣接する頭蓋骨の下端縁と係合して、組み立て時、下側キャップの方位を横方向に制御することが可能である。上側キャップ150は、組み立て時、切目すなわち空隙に対し中央に方位制御するため同様のタブを有し、皮弁を頭蓋骨に対し正確に位置決めし且つ保持することができる。撓み可能な花弁状部分を提供することは、キャップが骨の面に係合するとき、また、案内部を設けることによりキャップの自動調心が行われるとき、かかる撓み及び移動を許容する。
【0030】
図22乃至図27には、ポストのピンセット181と、該ピンセットの把持動作及び解放動作を果たすハンドル182、183とを有する別型式の取り付け器具180が図示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】頂部キャップ及び底部キャップ並びにポストを示す側面図である。
【図2】キャップが骨皮弁及び頭蓋骨に向けて相対的に移動している、図1と同様の図である。
【図3】図1及び図2に図示した底部キャップの斜視図である。
【図4】図3のキャップの拡大頂面図である。
【図5】図4の線5−5に沿った更なる拡大断面図である。
【図6】図1及び図2に図示した頂部キャップすなわち上側キャップの斜視図である。
【図7】図6のキャップの頂面図である。
【図8】図7の線8−8に沿った拡大断面図である。
【図9】図8の線9−9に沿った更なる拡大部分断面図である。
【図10】図7の線11−11に沿った拡大断面図である。
【図11】図10の線11−11に沿った更なる拡大部分断面図である。
【図12】図2に図示したポストを示す側面図である。
【図13】図12の線13−13に沿った拡大部分平面図である。
【図14】改変した底部キャップの頂面図である。
【図15】図14の線15−15に沿った断面図である。
【図16】図14のキャップ及び上述したポストと共に使用される、改変した頂部キャップすなわち上側キャップの頂面図である。
【図17】図16の線17−17に沿った断面図である。
【図18】骨皮弁及び頭蓋骨に取り付けられ且つその間の空隙を橋絡する上側キャップ及び下側キャップのシステムの斜視図である。
【図19】骨皮弁を頭蓋骨に対して所要位置に固定する、上側キャップ、下側キャップ及びポストを示す拡大断面図である。
【図20】取り付け器具を示す側面図である。
【図21】ポスト及び支持された上側及び下側キャップを保持する取り付け器具を示す図20と同様の図である。
【図22】別の取り付け器具を示す斜視図である。
【図23】図22の取り付け器具の側面図である。
【図24】図23の線24−24に沿った取り付け器具の頂面図である。
【図25】図23の線25−25に沿った底面図である。
【図26】図25の線26−26に沿った拡大図である。
【図27】図25の線27−27に沿った拡大部分断面図である。
【図28】装置を使用する間に力を加える状態、ラチェット式作用、及び2つのキャップの相対的な偏位を示す概略図である。
【図28a】 キャップの取り付け状態を示す概略図である。
【図28b】 キャップの取り付け状態を示す概略図である。
【図28c】 キャップの取り付け状態を示す概略図である。
【図29】1つの改変例の斜視図である。
【図30】図29の装置の立面図である。
【図31】図29及び図30にも図示した上側キャップの頂面図である。
【図32】図31の線32−32に沿った断面図である。
【図33】装置の更なる改変形態の斜視図である。
【図34】頭蓋骨及び皮弁要素に取り付ける間の図33の装置の断面立面図である。
【図35】装置の更なる別の改変形態の斜視図である。
【符号の説明】
10 固定装置 11 第一のキャップ/上側キャップ
12 第二のキャップ 12a 第二のキャップの中央領域
12d キャップ領域
13 取り付けポスト 13a ポストの下端
13b 取り付けポストの上側伸長部
14 ポスト軸 15 頭蓋骨/頭蓋骨要素
15a、15b 頭蓋骨の上面、下面/対向面
16 骨皮弁、骨皮弁要素
16a、16b 骨皮弁の上面、下面/対向面
18 切目/空隙 20、21 花弁状部分
20a 花弁状部分の周縁部分
20b、20c、20g 花弁状部分の端縁
20e 花弁状部分の最外側部分 20f セグメントの上方曲げ部分
27 キャップの中央領域/中心部 28 撓み領域
Claims (21)
- 頭蓋骨及び骨皮弁の固定装置において、
a)その間に頭蓋骨及び骨皮弁の部分が把持される第一及び第二のキャップと、
b)円形断面を有する取り付けポストであって、該ポストにより画成された軸の長さ方向へのキャップの相対的な動きを許容し得るように配置された前記取り付けポストと、
c)前記軸の周りで且つキャップの中央本体部分の半径方向外方に隔てられた周縁花弁状部分を形成する少なくとも第一のキャップとを備え、これにより、花弁状部分が前記軸に対しほぼ平行な方向に向けて前記中央本体部分に対し個々に且つ弾性的に、また、前記把持に応動して可動であり、前記第一のキャップがポストの長さ方向に可動であるようにし、
d)前記キャップの1つがポストの一端に取り付けられ、他方のキャップが前記1つのキャップに向けて前記ポストに沿って調節可能に可動であり、キャップの各々の花弁状部分が、他方のキャップに向けて角度が付けられた周縁部分を有し、
e)前記ポストが軸方向に隔てられた複数の保持肩部を有し、他方のキャップが、前記軸の周りで互いに円周方向に隔てられて配置され且つ該軸に向けて突き出す複数のタブを有し、該タブが、前記他方のキャップが前記一方のキャップに向けて移動するとき、前記肩部とラチェット作用可能に係合し、前記保持肩部には、タブに対し一方向に係止可能であるように角度が付けられ、前記個々のタブが、前記軸に対しほぼ平行な方向に向けて可撓性を有する、頭蓋骨及び骨皮弁の固定装置。 - 請求項1の装置において、前記花弁状部分が、前記軸に向けた方向に縮小する幅を有しており、前記軸と該軸から最も遠方の花弁状部分の部分との間に隔てられた撓み領域を画成する、装置。
- 請求項1の装置において、前記花弁状部分が、前記軸と該軸から最も遠方の花弁状部分の部分との間に隔てられた撓み領域を有する、装置。
- 請求項1の装置において、前記花弁状部分が金属製である、装置。
- 請求項1の装置において、前記花弁状部分が非金属性である、装置。
- 請求項1の装置において、前記花弁状部分が、実質的にチタン、チタン合金又はその他の生体適合性材料から成る、装置。
- 請求項1の装置において、前記第一及び第二のキャップの各々が、請求項1のサブパラグラフc)に規定された周縁花弁状部分を有する、装置。
- 請求項1の装置において、前記タブが、その長さよりも狭い幅を有しており、また、前記肩部との前記ラチェット作用可能な係合部を有する先端を画成する、装置。
- 請求項1の装置において、前記タブの数が前記花弁状部分の数よりも少ないようにした、装置。
- 頭蓋骨及び骨皮弁の固定装置において、
a)その間に頭蓋骨部分及び骨皮弁の部分が把持される第一及び第二のキャップと、
b)円形断面を有する取り付けポストであって、該ポストにより画成された軸の長さ方向へのキャップの相対的な動きを許容し得るように配置された前記取り付けポストとを備え、
c)キャップの一方がポストの一端に取り付けられ、他方のキャップがポストに沿って前記一方のキャップに向けて可動であり、
d)ポストが軸方向に隔てられた複数の保持肩部を有し、他方のキャップが、前記軸の周りで互いに円周方向に隔てられて配置され且つ該軸に向けて突き出す複数のタブを有し、該タブが、上記他方のキャップが一方のキャップに向けて移動するとき、かかる肩部との一方向ラチェット式係合部を有し、前記肩部が、前記他方のキャップがポストの長さ方向に引込むのを阻止する前記タブの形態とされ、前記個々のタブが、前記軸に対しほぼ平行な方向に向けて可撓性を有する、頭蓋骨及び骨皮弁の固定装置。 - 請求項10の装置において、前記タブが、その長さよりも狭い幅を有しており、また、前記肩部との前記ラチェット作用可能な係合部を有する先端を画成する、装置。
- 請求項1の装置において、前記キャップの少なくとも一方に設けられた、突出した案内部を備え、前記案内部は、頭蓋骨と骨皮弁との間に形成された空隙内に延び、前記一方のキャップの花弁状部分が、隣接する頭蓋骨及び骨皮弁に対して、ほぼ等しい横方向への広さで重なり合うように、一方のキャップの横方向への配置を整え得る形態とされている、装置。
- 請求項12の装置において、前記案内部が、前記頭蓋骨及び骨皮弁の端縁の間の空隙内に突き出すように軸方向テーパー付き面を有する、装置。
- 請求項13の装置において、前記案内部により形成されたキャビティの上方を伸び且つ前記一方のキャップに取り付けられたカバーを備える、装置。
- 請求項12の装置において、前記案内部がカップ形状である、装置。
- 請求項12の装置において、前記突き出す案内部が、前記空隙内に突き出すよう曲げられた案内タブを備え、該タブが前記軸の周りで隔てられる、装置。
- 請求項10の装置において、前記キャップの少なくとも一方に設けられた、突出した案内部を備え、前記案内部は、頭蓋骨と骨皮弁との間に形成された空隙内に延び、前記一方のキャップの花弁状部分が、隣接する頭蓋骨及び骨皮弁に対して、ほぼ等しい横方向への広さで重なり合うように、一方のキャップの横方向への配置を整え得る形態とされている、装置。
- 請求項17の装置において、前記案内部が、前記頭蓋骨と骨皮弁の端縁の間の空隙内に突き出すよう、1つ又は複数の軸方向テーパー付き面を有する、装置。
- 請求項18の装置において、前記案内部により形成されたキャビティの上方を伸び且つ前記一方のキャップに取り付けられたカバーを備える、装置。
- 請求項17の装置において、前記突き出す案内部がカップ形状である、装置。
- 請求項17の装置において、前記突き出す案内部が、前記空隙内に突き出すよう曲げられた案内タブを備え、該タブが前記軸の周りで隔てられる、装置。
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