JP4339695B2 - 建築パネル並びに建築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建築パネルと前記パネルを用いた建築方法に関する。特に説明すると、本発明は、壁、床、天井、フェンス、もしくはこれらに類するものの構造物を組み立てるための、そればかりとは限らないが、1つあるいはそれ以上の同種のパネルと関係のある建築パネルに関する。
建設業界において、壁、床、天井、そしてこれらに類するものは、広範で多様な技術で組み立てられている。例えば、壁は、モルタルでもって結合された一般の煉瓦を用いて組み立てられるが、このモルタルは、隣接した煉瓦間に、かつ互い違いに配列されて積まれた隣接した煉瓦層間に配置されている。しかしながら、この工程は、時間の浪費であり、労働集約的であり、高価であり、また壁もしくはそれに類するものが組み立てられる前と仕上った後とにかけて、しばしば大変多くの準備作業を必要としている。
この従来型の煉瓦に代わるものの1つにBuilding Works Inc.社に特許付与され,米国特許6,189,282で公開されているモルタルのないコンクリートブロックのようなモルタルを使っていない煉瓦もしくはブロックがある。例えば壁を組み立てるために、空洞もしくはブロックの深さにまで延びている空洞が整列するように互い違いの層をジグザグにせずにコンクリートブロックを互いの最上部に直接設える。各々のブロックは、各端に1対のロッキングチャネルを有している。隣接のブロックならびに隣接のブロック層とは、隣接のブロックのロッキングチャネルで形作られている穿孔に接合材を入れることによってお互いがしっかり固定される。そしてコンクリート、もしくはその他の凝固材がその空洞に注ぎ込まれて壁が補強される。鋼の補強材を、垂直にならびに(もしくは)水平に配列された通路を通して壁の構造内に垂直にならびに(または)水平にさらに挿入することがある。
このシステムでは、コンクリートが比較的制限されないで状態で整列した空洞を通過できるようになっており、その結果、コンクリートで占められていない空洞の中に空隙をつくるリスクを減らしている。このシステムでは、ブロックは、直接互いの最上部で整列され得るし隣接のブロックもしくはそれらブロックの層の間にモルタルの層を必要としないため、前述の従来型の煉瓦やモルタルを用いた方法より迅速である。しかし、直接ブロックを整列させなければならないことや固定材をロッキングチャネルに挿入しなければならいことで依然として時間が浪費されている。その上、ブロックは、煉瓦に匹敵するサイズのものであるので、本当に小さなサイズの壁であっても工事完了まで実質的な時間量は必要である。コンクリートブロックは、普通のサイズの煉瓦に比較して重くもあり、これらのブロックを使って壁やこれらに類するものを組み立てることは、依然として労働集約的である。先行技術は、様々な種類のロッキングチャネルや固定材を用いるこのようなブロックで満ちていて、いまだに、前述の欠点をすべからく共有している。
壁、床、ならびにこれらに類するものを組み立てるための前述の煉瓦ならびにブロックに代わるものが建築パネルである。建築パネルの多くのタイプは、広い表面積をもっている、したがって、建築パネルを使う1つの利点は、広い面積の壁、天井ならびにこれらに類するものが、煉瓦やブロックを使って組み立てる時間に比較してより短時間で組み立てることができることである。しかし、これらパネルを使っての組み立て時間を削減させるためには、とりわけ、パネルの設えに必要な事前の準備を如何にするかにかかっている。
従来は、木枠、箱枠、型枠がまず最初に組み立てられ、石膏ボード、下見板、もしくはこれらに類する様々なタイプの羽目板がこれらに数種の方法で填込められる。そのために、型枠が所定の位置に納まるまで、壁や天井や(もしくは)床、もしくはこれらに類するものの組み立て作業を進めることができない。さらに、型枠ならびに羽目板の填め込みや設えをする場合は、ガス,電気、水道などの公共設備が、型枠と羽目板の間の必要な導管を経路と定められるように注意深く調整する必要がある。これらは、従来型の建築パネルを使って節約されるいかなる時間をも実質的に圧縮する要因になっている。
建築パネルの1つのタイプとそのパネルを使用した建築方法が、Thermo Cement Engineering Corp.社に特許付与された米国特許5,397,516で公開されていて、これらは、壁体の内側外板ならびに外側外板として使われる、ほぼ正方形をしたセメント質のパネルを示しているが、この各外板の間には、鉄筋の骨組みが施されている。コンクリートがこのセメント質のパネルに注がれ、鉄骨を被うようになっている。
米国特許5,397,516に開示されている前記パネルの製造工程は、幾分面倒であることに加えて、生れてくるパネルは、重く、建築現場環境での操作が難しいので、前記パネルを使う場合、たとえあるとしても、時間の節約は、結果として極少である。この建築方法のその他の欠点は、パネル間の空洞にコンクリートを注ぐとき、空隙の形態によってしばしば空洞を100%満たすことができないことである。確かに、先行する多くの建築システム技術では、空洞の上限約30%がコンクリートで満たされない状態である。
更に、多くの先行技術のパネル方法の問題は、American Structural Composites,Inc.に特許付与され米国特許6,314,704に開示されている建築パネルと接合システムにあるように、複雑な設計ならびにそのために高コストであるということにある。多くのインターロッキングシステムもまた容易く、また(もしくは)手際よく固定することができない。多くの場合、これらシステムのユーザーは、満足する方法で部品を調合させるためにインターロッキングのメカニズムを修正しなければならない。さらに、多くのパネルは、壁、床もしくは天井、もしくはこれらに類するものに対して構造上は完全であったとしても内部や(もしくは)外部の表面仕上げを含んでいない。したがって、仕上がりがよく体裁の良い外観にするために余分な時間と経費がかかる。
多くの先行技術の更に別の問題は、それらは、防水処理がされていないため、防水膜が追加で必要になることである。このような防水膜は、しばしば穴が空き易く、このため膜が使い物にならなくなり、膜自体を防禦する手立てが必要となる。
このようなことのために、建築システムや(もしくは)建築方法にとって前述の諸問題を少なくともいくらかでも、もしくそうでなければ全てを取り組むか少なくとも改良する必要性が存在する。特に言えば、壁,床ならびに(もしくは)天井、もしくはこれらに類するものを効果的に組み立てるために利用でき、専門技術をほとんど必要としないほど操作し易く、組み込み易い建築システムや(もしくは)建築方法が必要とされている。
唯一でもしくは極めて広い定義である必要はないが、1つの定義において、本発明は、つまるところ、複数の小房を構成する複数の相隔たる壁体と、各小房を形成している前記壁体の各々が少なくとも2つの穿孔を有するように前記壁体に形成された複数の穿孔と、前記小房が側部の対向する平坦な外壁で開口するように、前記壁体に隣接してまたほぼ垂直に配列されているほぼ平坦な外板と、前記壁体の少なくとも1つの外辺部の先まで延びた突起とを具備する建築パネルである。
相応しくは、前記突起は、前記外板の一部分によって構成されている。
前記外板は、斜角エッジを有している。好ましくは、この斜角エッジは、外板の少なくとも2つの相対するエッジに設けられている。
相応しくは、このパネルは、パネルの縦方向や(もしくは)横方向の外辺部に沿ってスロットを有していて、このスロットは、隣接するパネルの前記突起を受けられるサイズと形状になっている。
相応しくは、前記スロットは、パネルの縦方向と横方向に沿って部分的にもしくは途切れなく存在する。
外板は、好ましくはパネルと同じ範囲をカバーしている、しかし、好ましくは、パネルの中心をはずれて位置している。
好ましくは、前記小房は、四角の横断面を有しているが、相応しくは、長方形の、六角形の、円形のもしくは望みの形状であってもよい。
相応しくは、壁体と外板は剛体である。
好ましくは、壁体の穿孔は、整列していて、また好ましく補強材、導管、パイプ、ケーブルならびにこれらに類するものがそこを通過し易いように適合されている。
相応しくは、パネルは、外辺壁を有し、互いに四辺形を規定している。特には、前記外辺壁は、互いに長方形を規定している。
建築パネルの更なる特徴は、その詳細を以下に述べることによって明らかになる。 他の定義において、本発明は、複数の建築パネルから特定な向きの建物構造物を建築する方法に帰着する。各々の建築パネルは、複数の小房を構成する複数の相隔たる壁体と、各小房を形成している前記壁体の各々が少なくとも2つの穿孔を有するように前記壁体に形成された複数の穿孔と、前記小房が平坦な外板に対向する側で開口するように、前記壁体に隣接し、またほぼ垂直に配列されているほぼ平坦な外板と、前記壁体の少なくとも1つの外辺部の先まで延びた突起とを具備する。
前記方法は、第1のパネルを前記向きに固定して、第1のパネルの突起が第2のパネルと重なり合うように前記第1のパネルに対して第2のパネルを当接させる工程を有している工程。
相応しくは、第1のパネルの外板の斜角エッジが、第2のパネルの外板の斜角エッジに対して当接している。あるいは、第2のパネルのスロットが第1のパネルの突起を収容している。
好ましくは、第1のパネルの壁体の穿孔が、第2のパネルの壁体の対応する穿孔と整列している。
この方法は、更に、前記第1のパネルと前記第2のパネルとを互いに固定手段でもって固定する工程をも具備する具備する。
この方法は、更に、第3のパネルとさらにその他のパネルを前記第1ならびに(もしくは)前記第2のパネルに固定する工程をも具備する具備する。
好ましくは、この方法は、更に、1つないしそれ以上の補強材が整列している前記壁体の穿孔を通過する経路を定める工程をも具備する具備する。
相応しくは、この方法は、更に、少なくとも1つの小房を凝固材で満たす工程をも具備する。
この方法は、更に、凝固材で小房を満たす前に、流入口を有している。前記小房への凝固材の侵入を防ぐため、1つあるいはそれ以上の小房に1つあるいはそれ以上の流入口を据え付ける工程をも具備する。
この方法は、更に、1つないしそれ以上の導管,パイプ,ケーブル、その他これらに類するものが、整列している壁体の穿孔を通過する経路を定める工程をも具備する。
他の定義において、本発明は、複数の建築パネルから特定な向きの建物構造物を建築する方法に帰着する。各々の建築パネルは、複数の小房を構成する複数の相隔たる壁体と、各小房を形成している前記壁体の各々が少なくとも2つの穿孔を有するように前記壁体に形成された複数の穿孔と、前記小房が平坦な外板に対向する側で開口するように、前記壁体に隣接し、またほぼ垂直に配列されているほぼ平坦な外板と、前記壁体の少なくとも1つの外辺部の先まで延びた突起とを具備する。
前記方法は、前記第1の建築パネルを前記向きに固定して、前記第2の建築パネルを前記第1の建築パネルから相隔たる前記向きに固定する工程をも具備する。
この方法は、更に、前記第2の建築パネルを前記第2の建築パネルの前記複数の小房が前記第1の建築パネルの前記複数の小房に面対するように固定する工程をも具備する。
この方法は、更に、前記第1と第2の建築パネルを補強材で結合する工程をも具備する。
建築パネルの更なる特徴は、その詳細を以下に述べることによって明らかになる。
本発明による建築パネル2が図1に示されている。第1の実施形態において、この建築パネルは、複数の小房、即ち、空洞10を造り出すように施されている複数の相隔たる壁体4により構成されている。小房10は、例えば、図1と5の斜視図ならびに図4のパネルの平面図で明瞭に見ることができる。
図1に示されている実施形態において、このパネルは、ほぼ平行した相隔たる壁体の第2のセット8に対してほぼ垂直しているほぼ平行した相隔たる壁体の第1のセット6から成る。第1のセット6の壁体を構成している壁体の一例が、図2に示されている。第2のセット8の壁体を構成している壁体の一例が、図3に示されている。
本発明は、パネル2の壁体4が図1に示されている方法だけで設えられているものではないことが明らかである。例えば、壁体は、お互いほぼ垂直に設えられる必要はなく、このパネルの発明の機能を維持しながら代わりに別の対角で設えられ得る。
更に、小房10も必ずしも四角の横断面をもつだけとは限らない。これらの小房10は、後述するように、導管やこれに類するものが穿孔を通って容易に通過できるものであればどんな形でもよい。これらの小房は、また、凝固材がセットされたら小房の中に凝固材を包み込むことができるような形であるべきである。これゆえに、これらの小房は、長方形、三角形、円形、六辺形もしくはその他望ましい形でもよいということが認識される。
パネル2の壁体4は、図2と図3とに特に示されているように複数の穿孔12を有している。これら穿孔12は、,好ましくは、鉄筋などのような補強材と、導管、ワイヤー、パイプ、ケーブル、ならびにガス,電気,水道、空調などの公共設備用のものが通過できる様々な口径をもったものが望ましい。第1のセット6を有している壁体の穿孔12は、まっすぐなパイプやこれに類するものが、第1のセットの壁体の各壁を通ってパネル2を容易に通過する経路になるよう互いに整列している。第2のセット8を有している壁体のこれら穿孔もこれと同じ理由で互いに整列している。これゆえに、ケーブル、導管、ならびにこれらに類するものは、あらゆる望む方法でパネルを通過する経路が定められる。壁体4の穿孔12の整列状態の例が図4に明瞭に示されている。
図2並びに3は、2つの異なる外形の穿孔の口径のほんの1分類を示している。
しかしながら、本発明は、選択された穿孔の口径、1つの壁体当たりの穿孔の数、もしくは穿孔の外形を制限していないことが評価される。穿孔の口径、数、外形は、パネルが使用されている特別な用途にしたがって選択され、そして、異なる穿孔の設え方と外形とを有している。第2のパネル実施形態は、以下に述べる。しかしながら、導管、パイプ、もしくはこれらに類するものが、導管やこれに類するものが確実に正しい位置にあるようにしながら、容易に通過できるような穿孔の口径が選択される。更に、この穿孔は、形が円形だけに限定されてなく、導管やこれに類するものがそこを通過できる横断面の形状によって形づくられ得る。このゆえに、例えば、この穿孔は、通常のもしくは非正多角形、もしくは導管、パイプ、補強材、もしくはこれらの形に類するものがそこを通過できるようなその他の形のものでもよい。しかしながら、第1と第2との壁セットにおける穿孔12の対応セットは、補強材や(もしくは)公共設備の導管もしくはこれに類するものが他の補強材や(もしくは)公共設備の導管もしくはこれに類する、例えばパネルを垂直方向に通過するものによって妨げられることなくパネルを通過する経路を定めることが可能になるような異なる高さに位置する。
建築パネル2は、ほぼ平坦な外板、即ち、平坦な表面14をパネルの1つの面に有している。この外板14は、外辺壁16で包まれているものと同じ範囲にあるが、外辺壁16との関係において、前記外板14が少なくとも1つの外辺壁16の先まで延びた突起15を構成しているように中心線をはずれている。好ましくは、外板14は、例えば図1と4とに示されている実施形態に示されているように2つの外辺壁を超えて延びている。この外板14は、壁体4との関係において外板が多くの小房10の1つの面を密封するように、小房の他の面は、開かれた状態で、適宜に配置される。小房10aの如くのいくつかの小房は、図4に示されているように外板14によって1面が部分的に被われているだけである。
壁体4に関係して中心線をはずれている外板14は、後述するように、これらパネルを使って壁、床、天井、フェンスならびにこれらに類するもの組み立てる際、複数のパネル2を互いに正確に整列させている。図3で大変明瞭に見られるように、外板14の斜角エッジ18が、更に正確できちんとした整列を促進している。この斜角は、外板14の平面に対してほぼ45度に、他の角度が、代りに選択できるが、角度づけられる。他の角度は、パネルが使われている用途如何によって好ましい方が選ばれる。この斜角エッジ18は、相対するエッジの斜角エッジ18が平行になるように外板14の少なくとも2つの相対するエッジに備えられる。斜角エッジは、さらに外板14の残りの2つの相対するエッジにも設けられている。これら残りの相対するエッジの角度は、同じように平行になっている。
本発明のパネルを利用しての,例えば壁を組み立てる方法をここに記述する。
パネル2が、例えば従来型のコンクリート基礎にセットされる。第1のパネルが望みの角度、壁構造のケースでは、従来的には、ほぼ垂直である、で整列する。あるいは、この第1のパネルを壁、床、もしくはこれらに類するものとなるものの望みの向きに対応するどんな向きにも設えられる。この第1のパネルは、垂直に走っている長短いずれかのサイドをもってセットされ、第1のパネル用に選択された向きは、この例の場合は、壁、を形作る他のパネルの向きを決定する。ひとたび第1のパネルが設えられたら、次ぎのパネルを第1のパネルに隣接して設えることができる。上述したように外板14の突起15ならびに斜角18のお蔭で正確できちんと整列させることができる。
図5を参照すると、2つのパネルが互いに隣り合ってもたらされたとき、第1パネル2aの突起15が第2パネル2bの外板14に当接する。パネル2bの壁体の一部は、壁体の部分が小房10aを規定しているように、パネル2aの突起15のところに依然としてある。パネル2bの壁体4の一部が隣接したパネル2aの突起15と重なり合うことでこれらパネルから組み立てられる壁、床、その他これらに類するものが構造上完全なものになり、壁体4に対して効果的で途切れのない外板を創造している。
ひとたび2つの隣接パネルが正しく整列し,設えられたら、これらパネルは、これらパネルが成っている部材に適応可能などんな従来型の固定方法でもっても互いに接合する。本件についてはまた後述する。これらパネルは、パネルを正しい位置に固定すべく適宜な固定方法を用いて、例えば、接着され、クリッピングされ、ボルト締めされ、ねじ込まれる、すなわち本発明は、使用する固定方法の形態を制限していない。
特殊な用途にもよるが、ひとたびある数のパネルが上述のように正しい位置に固定されれば図5に示されている鉄筋20などの補強材がパネルの適宜な穿孔に垂直や(もしくは)水平方向に通される。導管、パイプ、ケーブル、ならびにこれらに類するものもまた望む穿孔に通される。公共設備に依ってパネルを通る経路となる穿孔ならびに、例えば、公共設備の出口のパネル上の、例えば、位置の選択が要求されている。例えば、例えば水道管に適した穿孔は、パネル2に沿って、例えば、100mm間隔で存在する。このように、各公共設備がパネルを通過する経路についての度合いには、広い柔軟度が存在し、かくして建築システムの先行技術が示している諸問題の1つに取り組んでいるのである。
あるいは、補強材がパネルに一旦挿入された場合に、関連した公共設備の係員は、関連する公共設備の導管もしくはそれに類するものをその時点で通さないことができ、後でまで延ばすことができる。この場合、望む小房がコンクリートやその他の凝固材で満たされないように、ポリスチレンもしくはポリウレタンブロックもしくはこれらに類する注入物は、各公共設備の経路として要求されているこれら小房に注入される。注入物は、後で容易に除去することができ、かくして空の小房が残る。
コンクリートもしくはその他の凝固材が使用されようとしている時に、パネルにワイヤーもしくはケーブルを通す場合、ワイヤー用の導管は、関係する穿孔12に通される。ワイヤーは、導管に通されて、必要な場合と時に、後で再配置される。
先行技術に対する本発明のその他の利点は、コンクリートもしくは他の凝固材が使われる時に示される。パネル2の小房10の全ては、コンクリートもしくはそれに類するものの制限されていない進入を許容するために一方の側を開けてある、かくして、空隙ができてしまうということとコンクリートが関係する小房を完全に満たさないという先行技術の持つ問題を最小限にしている。壁体4の穿孔12は、更にコンクリートもしくはこれに類するものがパネル2を通過して望む小房10への通行を容易にしている。
本発明のパネルは、一重もしくは多重の層をもつ壁、床、フェンス、天井、もしくはこれらに類するものにも使用可能である。本発明パネルの二重層壁への応用形態は図6に参照して記述されている。
本発明のパネルを使用すると、各々の壁は、上述したように一重壁用に組み立てられながら、2つの一重壁30,32が互いに平行して組み立てられる。この2つの壁は、各壁面がお互いから離れている外板14のように、お互い壁が相向かい合っている小房10をもって組み立てられる。鉄筋20などの補強材は、壁体4の穿孔12から水平にまた(もしくは)垂直に通される。図6を参照すると、鉄筋などの補強材であるループ34は、壁体30,32の垂直にまた(もしくは)水平になっている補強材の廻りに輪を作って、この2つの壁体を固定させていると同時にこの2つの壁体のセパレーターの役をしている。補強材のループ34は、輪状のロッドが通らないように,図に示されているように、輪を被っている。輪が引き離されないように従来型のつなぎ材を使用することもできる。この処置は、相対する互いの壁体を動かないようにし、更なる補強のため2つの壁体の間に連続して注入されるコンクリートもしくはその他の凝固材が、開いている小房へ容易にアクセスできるようにするためのである。
本発明は、ループ34の廻りを通る補強材は特別なものでなくてもよいところが評価される。図6を参照すると、ループ34は、鉄筋が穿孔36を貫通しているように、外板14により近いパネルを貫通しながら鉄筋の廻りに、あるいは、もしくは、更に、輪状になっている。このような場合、ループ34は、さらに小房10にまで延びる。したがって、コンクリートもしくはこれに類するものが小房に注入されるとき、ループ34は、コンクリートの非常に深い部分に埋め込まれ、非常に強いものになる。
本発明のパネルのその他の実施形態は、図7,8,10に示されていて、本発明に準拠するこれらパネルを使用した建築方法が、図9に示されている。同じ参照符号は第1の実施形態と建築方法の同類の特徴にあてはまる。
建築パネル2は、複数の相隔たる壁体4が複数の小房、即ち、空洞10を造るように設えられているその複数の相隔たる壁体4から構成されている。ほぼ平行して相隔たる壁体の第1セット6は、ほぼ平行して相隔たる壁体の第2セット8にほぼ垂直に位置している。ほぼ平坦な外板、即ち、ほぼ平坦な表面14は、壁体4に関係して、外板が多くの小房10の一方の側を塞ぎ、反対の側を開けるように位置している。小房10a などのいくつかの小房は、図7に示されているように外板14によって一方の側がただ部分的に被われている。
パネル2の壁体4は、複数の穿孔12を有している。この穿孔は、第2壁セット8の穿孔40の形をしているもので、前述の鉄筋などの補強材、また導管、ワイヤー、パイプ、ケーブル、ならびにこれらに類するガス、電気、水道、空調などの公共設備の通行ができるような望みの形や(もしくは)サイズのものである。この穿孔は、第2壁セット8の穿孔42の形をしているのもあり、穿孔42は、一方の側が開いていてほぼU字型をしている。同じような形をした穿孔44もまた第1壁セット6にある。このU字型をした穿孔は、図8ないし10で最も明瞭に見える。しかしながら、これら穿孔42、44は、明らかに、必ずしもほぼU字型でなければならないことはなく、補強材や(もしくは)公共設備導管もしくは、パネルが通過する経路になっているこれらに類するものを収容するようなどんな望みの形にもすることができる。
第1のセットの壁体6の穿孔12は、直線のパイプもしくはこれに類するものが、第1セットの壁体の各壁を通ってパネル2を容易に通行できるように互いに整列している。第2のセットの壁体8の穿孔もまた同じ理由で互いに整列している。これゆえ、ケーブル、導管、これらに類するものは、所望の方法でパネルを通過する経路が設定され得る。
穿孔40、42、44は、補強材や(もしくは)公共設備導管もしくはこれらに類するものが、例えばパネルを垂直の方向に通過する他の補強材や(もしくは)公共設備の導管もしくは、これらに類するものに邪魔されることなくパネルを通過できるように外板14上の異なる高さにある。
パネルの1面を形成しているほぼ平坦な外板14は、第1の壁体6や(もしくは)第2の壁体8の外辺部の先まで延びている。この実施形態において、外辺部は、第1の壁体6の端部46と第2の壁体8の端部48の形をしている。外板14は、第1の壁体6を超えて少なくともパネルの1つの端の先まで延びている。あるいは、もしくは更に、外板14は、第2の壁体8の外辺部を超えて少なくともパネルの1つの端の先まで延びている。
図7ならびに8を参照すると、突起15は、第1の壁体6や(もしくは)第2の壁体8の外辺部の先まで延びている。突起15は、それぞれパネルの1つの面の縦方向、もしくは横方向に沿って部分的にもしくは途切れなく位置している。好ましくは、突起15は、図7に示されているように、それぞれ第1ならびに第2の壁体6ならびに8の外辺部の先まで延びている。好ましくは、突起15は、図7に示されているように、パネルの縦方向と横方向に沿って位置する。
図7ならびに8を参照すると、スロット50は、パネルの中でパネル2の縦方向や(もしくは)横方向の外辺部に沿って形作られている。スロット50は、図8に示されているように、他のパネルの突起15を受けるサイズと形をしており、隣接のパネルが接合したり整列し易くしている。スロット50は、パネルのそれぞれ縦方向や(もしくは)横方向に沿って部分的にもしくは途切れなく位置していて、突起15の途切れのないもしくは部分的な性質に対応しようとしている。
図10を参照すると、パネル2のスロット50は、隣接のパネル2bの突起15を中に収容している。パネル2bのスロット50は、パネル2aの突起15を中に収容している。パネル2bの凹所52は、パネル2aの突起15bを収容している。
図8の実施形態を参照すると、互いに隣接のパネルは、第1の壁体6の複数の穿孔は、各々の小房10に対して同じものであるようにぴったり合わさっている。同様に、図10を参照すると、第2の壁体8の複数の穿孔40,42は、各小房に対して同じものである。第1の壁体6の端部46と第2の壁体8の端部48とは、2つの隣接するパネルが当接しているとき、図8に示されているように穿孔44aが、第1の壁体6の中で形作られ、また(もしくは)穿孔42aが、図10に示されているように第2の壁体8の中で形作られるように、形成されている。ここで、2つの隣接のパネルが当接している。第2の実施形態のパネルは、上述の第1の実施形態と同じ方法で互いに固定されている。
図9は、第2の実施形態のパネルを使用した壁もしくはこれに類するものの建築方法を示している。この例においては、第2の壁体8の穿孔40は、互いにオーバーラップしている。補強材や(もしくは)公共設備導管、ならびにこれらに類するものは、これら穿孔を通過する。この方法でパネルをオーバーラップさせることによって、壁もしくはこれに類するものを強靭にしている。このような壁をもってすると、壁は、強靭さが匹敵するあらゆる先行技術ほどボリュームを占めることがなく、したがって、より広いスペース余地を現実のものにしている。 第2の実施形態のパネルは、壁、天井、もしくはこれらに類するものを製造するために、このような方法でのオーバーラップを必要としていないことが評価される。このパネルは、間隔が隔てられ補強ループが代わりに使用される。当然ながら、壁、床、ならびにこれらに類するものは、第1の実施形態にしたがって単層のパネルを使って製造される。
本発明のパネル2は、関連技術の技術者に知られている適宜な方法にしたがえば、適合性のあるどんなプラステイック材、好ましくはリサイクルプラステイック、からも製造することができる。公知の600以上の異なるグレードのプラステイックをこのパネルに使用することができる。あるいは、特殊な用途が要求される場合は、従来型のアルミニウム、メタル、もしくはメタル合金なども使用することができる。あるいは、例えばより軽量の用途の場合は、代替的な部材からもパネルは、製造することができる。相応しいプラステイック材で製造された場合、本発明による、600×1200mmの大きさのパネルは、総計たったの4ないし5kg位にしかならないので、パネルの操作が非常にし易くなっている。これらパネルは、それぞれパネルの製造目的の部材によってその質のレベルが選択可能な防火性部材や(もしくは)防音特性部材からも製造することができる。
これらパネルは、パネルの用途の特殊性によって異なる,それぞれに必要な寸法ならびに形で製造することができる。パネルが図面上、ほぼ長方形を示していても、たとえばパネル2の外辺壁16は、前述のように補強材、導管、ならびにこれらに類するものが容易に通過する経路をピッタリ合せたり通過できるようにしていれば、正方形、四辺形、もしくはその他用途に適するどんな形にも規定できる。パネルの外板14は、どんな望みの厚さにも製造され、その厚さもまた用途によって選択され得る。特に、パネルの外板は、仕上げ表面として役立っているので、建築が完成したら、太陽光にさらされる際の劣化防止の公知の方法によって、外板は、紫外線放射から保護される。外板は、望みの色や(もしくは)色調を含み、望むなら粉体コーテイングなどのような仕上げ形態をも具備する。用途ならびにパネルが作られている部材によって特殊な仕上げにすることができる。仕上げと部材との親和性については、これに関係する技術を持っている人がよく知っている。
本発明のパネルは、先行技術がかかえるそのほかの問題にも取り組んでいる。外板は、仕上がり表面としても作用しているので、外板に対してさらにそのほかの仕上がりに関る仕事をする必要がなく、そのほかの部材を使用する必要もない。この外板は、防水処理が施されているので、更なる防水膜や関連する防禦策の必要性がない。
パネルが、例えばプラステイック材もしくはメタルから作られている場合、このパネルは、パネルに使われている例えば凝固材から湿気を吸収しない。このことは幾つかの先行パネル技術に関連する問題である。したがって、パネルによってそこから湿気が抽出されないまま凝固材が自然にセットされてしまうので、凝固材の強度と完全性を危うくするかもしれない。
パネルがきちんと、また正確に整列していることによって、隣接のパネルに唯一見事な事実上目にみえない線を描くことになり、実質的に満足する表面仕上げになる。パネルは、また防害虫であり、これは、多くの建築環境の中でも主要な考慮事項である。
本発明のパネルは、軽量建築ならびに、先行技術がかかえる整列とインターロッキングの問題を回避している複雑なデザインではない、ことによって、操作がし易くなっている。 本発明の2重層壁建築方法は、従来の2重層壁建築方法より壁の厚さを全体的に薄くすることもでき、より広い内部フロアースペースを現実にしている。これは、上述の方法で補強材を輪状にしたこと、もしくは図9に示されているようにパネルを重なり合せにしたことのお蔭で達成し得るのである。
羽目板の強度は、パネルの壁体の結合、補強材が網状になって壁体を走っていること、もしくは、コンクリートもしくはその他の凝固材で小房を効果的に満たしていることのお蔭で達成されていて、このことは、コンクリートの中で空隙を減少させる力の存在を最小化している。 先行技術をはるかに凌駕する本発明のパネルの更なる利点は、使用法のシンプルさにある。壁もしくはこれに類するものは、広範な専門技術に頼らずに、本発明のパネルを効果的に使用することによって組み立てられる。結果として出願人は、上述の建築方法に準拠して本発明のパネルを使用すれば、およそ3メートルの高さの50メートルの壁を1日で組み立てることができるものと見積もっている。
明細書の全体を通して、発明を実施する人、もしくは技術的特徴を収集する人など、どなたをも制限せずに、発明について記述することを目的とした。関連する技術に精通している人は、特定の実施形態から発明の範囲に留まらないバリエーションを具現化してくれるものと思う。
本発明の第1の実施形態による建築パネルの斜視図である。 図1の第1の建築パネルの断面図である。 図1の第2の建築パネルの断面図である。 図1の建築パネルの平面図である。 図1に示された複数の建築パネルを用いた建築方法の図である。 図1に示された複数の建築パネルを用いた別の建築方法の図である。 本発明の第2の実施形態による建築パネルの斜視図である。 図7の互いに結合された2つの建築パネルの部分側面図である。 図7に示された複数の建築パネルを用いた別の建築方法の図である。 図7の互いに結合された2つの建築パネルの別の部分側面図である。

Claims (34)

  1. 剛体の建築パネルであって、
    複数の小房を構成する複数の相隔たる剛体の壁体と、
    前記小房の各々を形成している前記壁体の各々が少なくとも1つの穿孔を有するように前記壁体に形成された複数の穿孔と、
    前記小房が平坦な外板に対向する側で開口するように、前記壁体に隣接してほぼ垂直に配列されたほぼ平坦な剛体の外板と、
    前記壁体の少なくとも1つの外辺部の先まで延びた突起と
    前記壁体の少なくとも1つの外辺部に沿って、隣接のパネルの前記突起を受けるサイズと形をしている凹んだ部分とを具備し、
    前記建築パネルを使用して、建築された仕上がり構造物の一部を形成する剛体の建築パネル。
  2. 前記突起は、前記外板の一部により構成されている請求項1に記載の建築パネル。
  3. 前記外板は、斜角エッジを有している請求項2に記載の建築パネル。
  4. 前記斜角エッジは、前記外板の少なくとも2つの相対するエッジを備える請求項3に記載の建築パネル。
  5. 前記凹んだ部分は、前記パネルの縦方向の外辺部に沿ってスロットを有している請求項1に記載の建築パネル。
  6. 前記凹んだ部分は、前記パネルの横方向の外辺部に沿ってスロットを有している請求項1に記載の建築パネル。
  7. 前記外板は、前記パネルから中心がはずれているが、前記パネルと同じ範囲をカバーしており、前記パネルの1つ以上の外辺部に沿った前記突起および前記凹んだ部分を形成している請求項1に記載の建築パネル。
  8. 前記小房は、正方形、長方形、六辺形、円形、その他の正多角形、その他非正多角形のいずれか1つの形の横断面を有している請求項1に記載の建築パネル。
  9. 前記パネルは、プラステイック材から形成されている請求項1に記載の建築パネル。
  10. 前記パネルは、メタルから形成されている請求項1に記載の建築パネル。
  11. 前記パネルは、アルミニウムから形成されている請求項1に記載の建築パネル。
  12. 前記複数の相隔たる壁体は、ほぼ平行な相隔たる壁体の第1のセットと、ほぼ平行な相隔たる壁体の第2のセットとを有している請求項1に記載の建築パネル。
  13. 前記ほぼ平行な相隔たる壁体の第1のセットは、前記ほぼ平行な相隔たる壁体の第2のセットに対して、ほぼ垂直である請求項12に記載の建築パネル。
  14. 前記ほぼ平行な壁体中の前記穿孔は、整列している請求項12に記載の建築パネル。
  15. 前記穿孔は、補強材、導管、パイプ、チューブ、ロッド、ケーブルなどの1つもしくはそれ以上のものがそこを通ることを容易にしている請求項1に記載の建築パネル。
  16. 前記パネルは、一緒になって四辺形を規定する外壁を有している請求項1に記載の建築パネル。
  17. 前記外壁は、一緒になって長方形を規定している請求項16に記載の建築パネル。
  18. 各々が、複数の小房を構成する複数の相隔たる剛体の壁体と、
    各小房を形成している前記壁体の各々が少なくとも1つの穿孔を有するように前記壁体に形成された複数の穿孔と、
    記小房が平坦な外板に対向する側で開口するように前記壁体に隣接してほぼ垂直に配列したほぼ平坦な外板と、
    前記壁体の少なくとも1つの外辺部の先まで延びた突起と
    前記壁体の少なくとも1つの外辺部に沿って、隣接のパネルの前記突起を受けるサイズと形をしている凹んだ部分とを具備する複数の剛体の建築パネルで特定の向きの建物の構造を建築する建築方法であり、
    前記建築方法は、前記第1の建築パネルを前記向きに固定する工程と、
    前記第2の建築パネルを前記第1の建築パネルに第1の建築パネルの前記突起第2の建築パネルの前記凹んだ部分とをオーバーラップするように当接させる工程を具備し、
    前記建築パネルが仕上がりの建築構造物の一部を形成する、方法。
  19. 前記第1の建築パネルの外板の斜角エッジが前記第2の建築パネルの外板の斜角エッジに当接する請求項18に記載の方法。
  20. 前記第2の建築パネルのスロットが前記第1の建築パネルの突起を収容する請求項18に記載の方法。
  21. 前記第1の建築パネルの壁体の穿孔が対応する前記第2の壁体の穿孔に整列する請求項18に記載の方法。
  22. 前記第1の建築パネルと前記第2の建築パネルとを固定手段を用いて固定する工程を更に具備する請求項18に記載の方法。
  23. 別の1つもしくは、それ以上の建築パネルを前記第1の建築パネルや(もしくは)前記第2の建築パネルに固定する工程を更に具備する請求項18に記載の方法。
  24. 1つもしくはそれ以上の補強材が前記壁体の整列した穿孔を通る経路を設定する工程を更に具備する請求項18に記載の方法。
  25. 1つもしくはそれ以上の導管、パイプ、チューブ、ロッド、ケーブルが前記壁体の整列した穿孔を通る経路を設定する工程を更に具備する請求項18に記載の方法。
  26. 少なくとも1つの小房を凝固材で満たす工程を更に具備する請求項18に記載の方法。
  27. 凝固材で小房を満たす前に、挿入物を含んでいる前記小房への凝固材の進入を防ぐために1つかそれ以上の小房内に1つかそれ以上の挿入物を位置させる工程を更に具備する請求項18に記載の方法。
  28. 各々が、複数の小房を構成する複数の相隔たる剛体の壁体と、
    各小房を形成している前記壁の各々が少なくとも1つの穿孔を有するように前記壁体に形成された複数の穿孔と、
    前記小房が平坦な外板に対向する側で開口するように前記壁体に隣接してほぼ垂直に配列したほぼ平坦な剛体の外板と、
    前記壁体の少なくとも1つの外辺部の先まで延びた突起と
    前記壁体の少なくとも1つの外辺部に沿って、隣接のパネルの前記突起を受けるサイズと形をしている凹んだ部分とを具備する複数の剛体の建築パネルで特定の向きの建物の構造を建築する建築方法であり、
    前記建築方法は、前記第1の建築パネルを前記向きに固定する工程と、
    前記第2の建築パネルを前記第1の建築パネルから相隔たる前記向きに固定する工程とを具備し
    前記建築パネルが仕上がりの建築構造物の一部を形成する、方法。
  29. 前記第2の建築パネルを、前記第2の建築パネルの前記複数の小房が前記第1の建築パネルの前記複数の小房に対面するように固定する工程を更に具備する請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1の建築パネルと前記第2の建築パネルとを補強材で結合する工程を更に具備する請求項28に記載の方法。
  31. 前記第1の建築パネルと前記第2の建築パネルとの間のスペース中に凝固材を導入させる工程を更に具備する請求項28に記載の方法。
  32. 前記穿孔は、一方の側が開いていて、ほぼU字型をしている請求項1に記載の建築パネル。
  33. 1つ以上の小房内に除去可能な注入物を更に具備する請求項1に記載の建築パネル。
  34. 前記第1のパネルの前記小房の1つの前記壁体の少なくとも1つの穿孔は、前記第2のパネルの前記小房の1つの前記壁体の少なくとも1つの穿孔とオーバーラップする請求項29に記載の方法。
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