JP4339154B2 - スペクトル拡散送信装置およびスペクトル拡散受信装置 - Google Patents

スペクトル拡散送信装置およびスペクトル拡散受信装置 Download PDF

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本発明は、スペクトル拡散を用いた送信装置および受信装置に関するものであり、特に、Walsh関数を用いたスペクトル拡散送信装置およびスペクトル拡散受信装置に関するものである。
移動体通信システムや衛星通信システムでは、画像、音声やデータ等のトラヒックを伝送する方式の一つとして、スペクトラム拡散(Spread Spectrum:SS)方式が注目されている。
SS通信方式には、直接拡散(DS)方式や周波数ホッピング(FH)方式等があり、DS方式は、情報信号に比べてはるかに広帯域の擬似雑音(PN)系列を情報信号に直接乗算し、これによって情報信号をスペクトル拡散して通信を行う方式である。
そして、K(≧2)ビットの送信データに対して、2K個の互いに直交する符号系列から1つを選択し、選択した符号系列を直接拡散して信号伝送する方式(以下、M−ary/SS伝送方式)は、スペクトル拡散を実現しつつ、直交する符号系列の1周期の時間でKビットの情報伝送を行うことができるため、情報伝送速度の高速化に適した伝送方式である。
下記特許文献1には、Walsh関数を適用したM−ary/SS伝送方式で用いられる送信装置が記載されている。従来の送信装置では、互いに直交する符号系列としてWalsh関数を用いており、受信装置においてデータ復調する際に高速アダマール変換を適用できるため、回路規模や演算量の削減に有効である。
上記従来の送信装置では、まず、2値情報データを発生する。ここでは、2値情報データの発生速度をビットレートと呼び、2値情報データの発生速度の値をRbと表記する。そして、上記2値情報データをK(Kは2以上の自然数)ビットの並列2値情報データに変換する。ここでは、Kビットの並列2値情報データの発生速度をシンボルレートと呼び、シンボルレートの値をRs(=Rb/K)と表記する。そして、シンボルレートRsを持つクロックの周期をシンボル周期Ts(=1/Rs)と表記する。
つぎに、従来の送信装置では、Kビットの並列2値情報データに対応し、Ts毎に、2K個の中から系列長が2KビットであるWalsh関数を1周期分出力する。一例として、K=2の場合に用いるアダマール行列を、下記(1)式に示す。(1)式では、2値の値を“1”と“−1”としているが、回路動作では2値の値をそれぞれ論理“0”と論理“1”に対応させても等価である。このとき、従来の送信装置では、Kビットの並列2値情報データに応じて、2K行2K列のアダマール行列の中から所定の行ベクトル(Walsh関数)を選択する。
Figure 0004339154
このアダマール行列は、1列目の2K個の要素は全て値“1”の要素を持ち、2列目以降は各列において“1”と“−1”の値の要素がそれぞれ2K-1個ずつで構成されるため、アダマール行列での22K個の全要素の和は2Kとなる。このため、2値情報データ値がランダムの場合、Walsh関数は1/2KのDC(直流)成分を有することになる。
つぎに、従来の送信装置では、クロック生成処理により生成されたRs×2Kのクロック速度を持つクロックの周期で、繰返し周期LチップのPN符号を生成する。以下では、クロック生成処理により生成されるクロックの速度をチップレートRc(=Rs×2K)と呼び、チップレートRcを持つクロックの周期をチップ周期Tc(=1/Rc)と呼ぶ。
つぎに、従来の送信装置では、上記で出力したWalsh関数と上記で生成したPN符号との排他的論理和演算を行うことにより、送信SS信号を生成する。ここでは、上記DC成分を持つWalsh関数に対してPN符号を乗算することにより、送信SS信号のDC成分を抑圧している。そして、排他的論理和演算により生成した送信SS信号と搬送波(キャリア)とを乗算することにより周波数変換を行い、その後、周波数変換後の送信SS信号の電力を増幅することにより送信信号を生成し、送信アンテナから送信する。
このように、従来の送信装置では、各送信装置で共通の2K個のWalsh関数と各送信装置固有のPN符号とを用いてスペクトル拡散伝送を行うことにより、データ伝送を実現している。
United States Patent No.5,103,459
しかしながら、上記従来の送信装置においては、上記排他的論理和演算の出力である送信SS信号が持つDC成分の平均値が、PN符号系列に依存するため、使用するPN符号系列によっては送信SS信号に大きいDC成分が残る可能性がある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、Walsh関数を適用したM−ary/SS伝送方式において、送信SS信号のDC成分の平均値を“0”にすることが可能なスペクトル拡散送信装置を得ることを目的とする。
また、前記スペクトル拡散装置から出力される信号に対して絶対同期検波復調を行い、良好な復調特性を実現可能なスペクトル拡散受信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるスペクトル拡散送信装置は、Walsh関数を用いたスペクトル拡散送信装置であって、K(Kは2以上の整数)ビットの並列データ系列を所定のWalsh関数に変換するWalsh符号化手段(後述する実施の形態のWalsh符号化部3に相当)と、Walsh関数の直流成分が0となるようにWalsh関数の1周期または複数周期毎に異なる位相量を移相して、送信SS(Spread Spectrum)信号を生成する移相手段(移相部4に相当)と、を備えることを特徴とする。また、本発明にかかるスペクトル拡散受信装置は、前記スペクトル拡散送信装置から送られてくる信号を復調するスペクトル拡散受信装置であって、再生シンボルクロックに基づいて、入力信号を、送信側にてシンボル単位で移相された位相量だけ反対方向に移相して、任意のシンボルでキャリア位相を揃える位相補正手段(位相補正部14に相当)と、再生シンボルクロックに基づいて、位相補正後の信号をWalsh関数の系列長分の並列信号に変換して、並列複素ベースバンドSS信号を生成する直並列変換手段(直並列変換部15に相当)と、再生シンボルクロックに基づいて、Walsh関数の系列長分の並列複素ベースバンドSS信号に対してアダマール変換を行い、Walsh関数の系列長分の受信複素相関ベクトルを生成するアダマール変換手段(アダマール変換部16に相当)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、スペクトル拡散送信装置側の移送手段が、たとえば、余弦成分と正弦成分の時間累積値が共に0となるような位相量を与えることとした。また、スペクトル拡散受信装置側の位相補正手段が、たとえば、入力信号を前記移相手段で与える位相量だけ反対方向に移相することとした。
この発明によれば、スペクトル拡散送信装置側の移送手段が、たとえば、余弦成分と正弦成分の時間累積値が共に0となるような位相量を与えることとしたので、送信SS信号のDC成分の平均値を0にすることができる。また、スペクトル拡散受信装置側の位相補正手段が、たとえば、入力信号を前記移相手段が与える位相量だけ反対方向に移相することとしたので、位相量の値に関係なく、受信信号に対して任意のシンボルのキャリア位相を揃えることができ、絶対同期検波により良好なビット誤り率特性を実現することができる。
以下に、本発明にかかるスペクトル拡散送信装置(以後、送信装置と呼ぶ)およびスペクトル拡散受信装置(以後、受信装置と呼ぶ)の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
実施の形態1の送信装置では、Walsh符号化部から出力されるWalsh符号化信号に対して、1シンボルまたは複数シンボル毎に適切な位相量を移相することにより、Walsh符号化信号の移相後の信号である送信SS信号のDC成分の平均値を0にする。また、実施の形態1の受信装置では、本実施の形態の送信装置から送信される信号に対して絶対同期検波復調を行い、良好な復調特性を得る。
ここで、実施の形態1の送信装置の動作について説明する。図1は、実施の形態1の送信装置の構成を示す図である。この送信装置は、データ発生部1と、直並列変換部2と、Walsh符号化部3と、移相部4と、周波数変換部5と、電力増幅部6と、送信アンテナ7と、を備えている。
まず、データ発生部1では、送信対象となる情報信号(ビットレート:Rb(ビット/秒)、各情報ビットは+1,−1)を出力する。直並列変換部2では、情報信号をK(Kは2以上の整数)ビット単位の並列データ系列に順次変換する。ここで、各並列データのビット長Kは、一つのWalsh関数で伝送可能な情報信号のビット数に相当する。また、本実施の形態において、シンボルレートRsは、並列データ系列が出力される速度(=Rb/K)を表すものとする(シンボル周期Ts=1/Rs)。
Walsh符号化部3では、Kビットの並列データ系列をWalsh関数に順次変換する。Walsh符号化部3には、スペクトル拡散通信システム全体で予め定められた全J個のWalsh関数W1〜WJ(各Walsh関数の系列長は2Kビット)が記憶されている。各Walsh関数W1〜WJには、上記並列データ系列(全2K個)がそれぞれ対応付けられており、J=2Kの関係が成立する。また、本実施の形態において、チップレートRcは、Walsh系列の各ビットが出力される速度(=Rs×2K)を表すものである(チップ周期Tc=1/Rc)。Walsh符号化部3では、出力信号のレート(チップレート)が入力信号のレート(シンボルレート)に対して2K倍となっている(スペクトル拡散実施)。
たとえば、各並列データ系列のビット長がK=2(J=22=4)である場合、各Walsh関数W1〜W4は、W1=(1,1,1,1)、W2=(1,−1,1,−1)、W3=(1,1,−1,−1)、W4=(1,−1,−1,1)となり、並列データ系列の各組み合わせは、C1:(1,1)、C2:(1,−1)、C3:(−1,1)、C4:(−1,−1)の4通りとなる。なお、各Walsh関数W1〜W4と並列データ系列C1〜C4との間には、たとえば、C1にはWalsh関数W1、C2にはWalsh関数W2、C3にはWalsh関数W3、C4にはWalsh関数W4、というような対応付けが行われている。また、並列データ系列の組み合わせC1〜CJと各Walsh関数W1〜WJとの間の対応関係は、スペクトル拡散通信システムの設計の段階で決定され、送信装置および各受信装置で共通の対応付けが行われる。
移相部4では、Walsh符号化部3から出力されるWalsh関数に対して、1シンボル周期または複数シンボル周期で変化する位相量θmを移相して送信SS信号を生成する。ここで、m(整数)は1シンボル周期毎にインクリメントするシンボル番号を表す。すなわち、移相部4では、出力の同相成分Ipを下記(2)式で、直交成分Qpを下記(3)式で、算出することによって、実数値Iwを持つWalsh関数に対して位相量τを移相する。
p=Iwcos(τ) …(2)
p=Iwsin(τ) …(3)
また、時刻mTs+nTc(n=0,1,2,…,J−1)[チップ]に選択されたWalsh関数のビット出力値をWL(m,n)とした場合、1シンボル毎に平均1/2Kのオフセットを持っているため、下記(4)式のように表記できる。
Figure 0004339154
なお、(4)式において、E[WL(m,n)]は、WL(m,n)の期待値である。さらに、本実施の形態の送信装置において送信SS信号の同相成分の期待値E[WL(m,n)cosθm]は、WL(m,n)とcosθmが互いに独立な値を持つため、下記(5)式のように算出できる。
Figure 0004339154
同様に、送信SS信号の直交成分の期待値E[WL(m,n)sinθm]は、下記(6)式で算出できる。
Figure 0004339154
したがって、移相部4では、上記(5)式と(6)式より、余弦成分と正弦成分の時間累積値が共に0となるような位相量θmを与えることにより、すなわち、下記(7)式と(8)式を同時に満たすような位相量θmを用いることにより、送信SS信号のDC成分の平均値を0にすることができる。
Figure 0004339154
Figure 0004339154
周波数変換部5では、送信SS信号に所定周波数の搬送波を乗算して周波数を変換する。そして、電力増幅部6では、周波数変換後の送信SS信号を所定の電力値に増幅し、送信アンテナ7から電力増幅後の信号を送出する。
つづいて、実施の形態1の受信装置の動作について説明する。図2は、実施の形態1の受信装置の構成を示す図である。この受信装置は、受信アンテナ11と、準同期検波部12と、シンボル同期部13と、位相補正部14と、直並列変換部15と、アダマール変換部16と、キャリア再生部17と、最大値検出復調部18と、並直列変換部19と、を備えている。
まず、準同期検波部12では、受信アンテナ11から受信した信号をベースバンドに周波数変換して受信複素ベースバンドSS信号を出力する。シンボル同期部13では、受信複素ベースバンドSS信号に基づいて受信複素ベースバンドSS信号に乗算されているWalsh関数W1〜WJの符号周期を検出し、その符号周期に同期した再生シンボルクロックを生成する。
位相補正部14では、再生シンボルクロックに基づいて、受信複素ベースバンドSS信号を、上記移相部4にてシンボル単位で移相された位相量だけ反対方向に移相する。直並列列変換部15では、再生シンボルクロックに基づいて、シリアル入力の位相補正後の受信複素ベースバンドSS信号を、1チップ周期間隔でサンプリングされた2K個の並列複素ベースバンドSS信号に変換する。直並列変換部15において、「1チップ周期間隔でサンプリングされた2K個のデータ」とは、1シンボル周期分のデータを意味する。
アダマール変換部16では、1シンボル周期毎に2K行2K列のアダマール行列と、2Kビットの並列複素ベースバンドSS信号を各要素として保持している列ベクトルと、を乗算し、2K個の複素数要素を持つ受信複素相関ベクトルを算出する。キャリア再生部17では、上記受信複素相関ベクトルの全2K個の要素の中から絶対値が最大値となる複素数要素を用いて、キャリア位相推定を行い、受信複素相関ベクトルの全2K個の複素数要素に対してキャリア位相推定結果だけそれぞれ位相補正して、キャリア再生出力複素ベクトルを生成する。
最大値検出復調部18では、キャリア再生出力複素ベクトルの全2K個の複素数要素の中から実数成分が最大となる要素を検出し、その最大値を持つ複素数要素を算出する際に用いたアダマール行列の行番号に対応するKビットの並列復調データを出力する。受信装置で用いるアダマール行列の行番号と送信装置で用いるWalsh関数W1〜WJとの間の対応関係は、スペクトル拡散通信システムの設計の段階で決定され、送信装置および受信装置で共通の対応付けが行われる。
並直列変換部19では、シンボルレートRsでKビットずつ出力される並列復調データから、ビットレートRbでシリアル出力される2値復調データに、並直列変換を行う。
以上のように、本実施の形態の送信装置では、移送部4が(7)式と(8)式を同時に満たす位相量θmを適用することとした。これにより、送信SS信号のDC成分の平均値を0にすることができる。
また、本実施の形態の受信装置では、上記移相部4で与える位相量θmが既知の場合、位相補正部14でθmに相当する位相量だけ反対方向に移相することとした。これにより、θmの値に関係なく、受信信号に対して任意のシンボルのキャリア位相を揃えることができるため、絶対同期検波を行うことができ、良好なビット誤り率特性を実現することができる。
なお、本実施の形態の送信装置においては、たとえば、上記移相部4で与える位相量の系列をθm=θm-1 +2π/α(αは、1より大きい有理数であり、スペクトル拡散通信システムで固定の値)のように、1シンボル毎に決まった位相量Δθ(=2π/α)だけ移相させた場合であっても、(7)式と(8)式を満たすため、送信SS信号のDC成分の平均値を0にすることができる。
また、本実施の形態の受信装置では、Δθだけを考慮して位相補正部14で位相補正を行えば、任意シンボルで受信信号のキャリア位相を揃えることができるため、θmが受信装置で既知でない場合であっても絶対同期検波を行うことができ、良好なビット誤り率特性を実現することが可能である。
また、本実施の形態では、2値データとして“+1”と“−1”を用いてきたが、これらに対応するような2値データを用いてもよい。たとえば、“+1”と“−1”の代わりに、それぞれ“0”と“1”を対応させて用いてもよい。
また、本実施の形態の受信装置では、位相補正部14での位相補正処理の後に直並列変換部15で直並列変換処理を行っているが、この処理の順序を入れ換えても等価である。すなわち、直並列変換部15で直並列変換処理を行った後に位相補正部14で位相補正処理を行ってもよい。
実施の形態2.
上述の実施の形態1では、送信装置のWalsh符号化部3にてWalsh関数を生成する際にスペクトル拡散を行ったが、実施の形態2の送信装置では、Walsh符号化部3より出力されるWalsh関数に対してさらに所望の拡散利得を得るために送信装置固有のPN符号を用いて拡散変調処理を行う。また、実施の形態2の受信装置では、本実施の形態の送信装置で使用した送信装置固有のPN符号を用いて逆拡散処理を行うことにより、受信信号から所望の信号のみを抽出して復調する。これらの拡散変調処理と逆拡散処理により、本実施の形態の送信装置と受信装置では、符号分割多元接続(CDMA)を可能にする。なお、本実施の形態では、前述の実施の形態1とは異なる処理についてのみ説明する。
ここで、実施の形態2の送信装置の動作について説明する。図3は、実施の形態2の送信装置の構成を示す図である。この送信装置は、クロック生成部21と、PN符号生成部22と、拡散変調部23と、を備えており、前述の実施の形態1の送信装置に拡散変調処理を追加したものである。なお、その他の構成については実施の形態1と同様であるため、同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
PN符号生成部22では、符号の繰り返し周期L(≧2K)チップでクロック生成部21から出力されるクロック速度Rc´(=L×Rs、単位:チップ/秒、実施の形態2ではこれを「チップレート」と呼ぶ)のPN符号を出力する。なお、PN符号は、“1”と“−1”の2値の値を持つものとする。また、本実施の形態では、チップの発生周期Tc´(=1/Rc´)を「チップ周期」と呼び、実施の形態1で「チップレート」と呼んでいたRcのレートを「一次変調レート」と呼ぶ。また、PN符号の繰り返し周期Lチップは、Walsh符号化部3から出力されるWalsh関数の系列長J(=2K)ビットのF(=L/J=L/2K、1以上の整数値)倍とし、送信装置毎に固有のPN符号が予め割り当てられているものとする。
拡散変調部23では、移相部4から出力されるWalsh関数に対して、送信装置固有のPN符号を乗算して、Walsh関数の一次変調レートRcからチップレートRc´にスペクトル拡散を行うことにより送信2次SS信号を生成する。なお、Walsh関数の1周期とPN符号の繰り返し周期は共にTsである。
時刻mTs+nTc+pTc´[チップ]における上記送信2次SS信号の同相成分をSI(m,n,p)とし、直交成分をSQ(m,n,p)とし、mシンボル目に選択されたWalsh関数のnビット目の出力値をWL(m,n)とし、mシンボル目に移相する位相量をθmとし、(nF+p)番目のPN符号をc(n,p)とすると、位相量θmは、WL(m,n)とc(n,p)の両方に対して独立な値を持つため、SI(m,n,p)とSQ(m,n,p)の期待値E[SI(m,n,p)]とE[SQ(m,n,p)]は、それぞれ下記(9)式と下記(10)式より求まる。
Figure 0004339154
Figure 0004339154
よって、実施の形態1と同様に、移相部4が(7)式と(8)式を同時に満たすような位相量θmを適用することにより、拡散変調部23から出力される信号のDC成分の平均値を0にすることができる。
つづいて、実施の形態2の受信装置の動作について説明する。図4は、実施の形態2の受信装置の構成を示す図である。この受信装置は、部分相関演算部31を備えており、前述の実施の形態1の受信装置に逆拡散処理を追加したものである。なお、その他の構成については実施の形態1と同様であるため、同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
部分相関演算部31では、再生シンボルクロックを基準にして、本実施の形態の送信装置のPN符号生成部22で生成されるPN符号と同じ符号を生成し、Walsh関数の1ビット(=Fチップ)単位で、準同期検波部12の出力信号と上記PN符号との部分相関を演算する。
本実施の形態の受信装置における位相補正部14では、再生シンボルクロックに基づいて、部分相関演算部31から出力される信号を、移相部4にてシンボル単位で移相された位相量だけ反対方向に移相する。
以上のように、本実施の形態の送信装置では、上記拡散変調部23を追加し、さらに、実施の形態1と同様に、移相部4が(7)式と(8)式を同時に満たす位相量θmを適用することとした。これにより、拡散変調部23から出力される送信2次SS信号のDC成分の平均値を0にしながら、所望の拡散利得を得ることができる。また、本実施の形態の受信装置では、上記部分相関演算部31を追加することにより、さらに良好なビット誤り率特性を実現することができる。すなわち、本実施の形態の送信装置と受信装置からなるスペクトル拡散通信システムにおいては、上述の拡散変調処理と逆拡散処理により、符号分割多元接続(CDMA)を実現する。
なお、本実施の形態の送信装置においては、たとえば、上記移相部4で与える位相量の系列をθm=θm-1 +2π/α(αは、1より大きい有理数であり、スペクトル拡散通信システムで固定の値)のように、1シンボル毎に決まった位相量Δθ(=2π/α)だけ移相させた場合であっても、(7)式と(8)式を満たすため、拡散変調部23から出力される信号のDC成分の平均値を0にすることができる。
また、本実施の形態の受信装置では、Δθだけを考慮して位相補正部14で位相補正を行えば、任意シンボルで受信信号のキャリア位相を揃えることができるため、θmが受信装置で既知でない場合であっても絶対同期検波を行うことができ、良好なビット誤り率特性を実現することが可能である。
また、本実施の形態では、2値データとして“+1”と“−1”を用いてきたが、これらに対応するような2値データを用いてもよい。たとえば、“+1”と“−1”の代わりに、それぞれ“0”と“1”を対応させて用いてもよい。
また、本実施の形態の送信装置では、移相部4における移相処理の後に拡散変調部23にて拡散変調処理を行っているが、この処理の順序を入れ換えても等価である。すなわち、拡散変調部23にて拡散変調処理を行った後に移相部4にて移相処理を行ってもよい。
また、本実施の形態の受信装置では、部分相関演算→位相補正→直並列変換の順で処理を行っているが、この処理の順序を入れ換えても等価である。すなわち、位相補正→部分相関演算→直並列変換、または、部分相関演算→直並列変換→位相補正の順で処理を行ってもよい。
また、本実施の形態においては、説明の簡単化のため、PN符号の繰り返し周期LをWalsh符号化部3から出力されるWalsh関数の系列長Jの整数倍としたが、Walsh関数の1周期の時間とPN符号の繰り返し周期の時間が一致していればよい。
実施の形態3.
上述の実施の形態2において、拡散変調部23と部分相関演算部31を適用することにより所望の拡散利得が得られることを示したが、実施の形態3では、時間オフセット多重化を行うことにより、実施の形態2のN(Nは多重数であり、2以上の整数値)倍の速度で情報伝送を行うことが可能な送信装置と受信装置について説明する。なお、本実施の形態では、前述の実施の形態1または実施の形態2とは異なる処理についてのみ説明する。
ここで、実施の形態3の送信装置の動作について説明する。図5は、実施の形態3の送信装置の構成を示す図である。この送信装置は、直並列変換部41と、実施の形態1および実施の形態2のWalsh符号化部3と同一のWalsh符号化部3−1〜3−Nと、実施の形態1および実施の形態2の移相部4と同一の移相部4−1〜4−Nと、実施の形態2の拡散変調部23と同一の拡散変調部23−1〜23−Nと、遅延部42−1〜42−Nと、多重部43と、を備えており、前述の実施の形態2の送信装置に時間オフセット多重化処理を追加したものである。なお、その他の構成については実施の形態1と同様であるため、同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
直並列変換部41では、データ発生部1からRb´(=N×K×Rs=N×Rb,単位は「ビット/秒」)の速度でシリアルに出力される情報信号に対して直並列変換を行い、速度Rsで、N個のWalsh符号化部3−1〜3−Nに対して、それぞれKビットずつの並列情報信号を供給する。
遅延部42−1〜42−Nには、前述の実施の形態2と同じチップ周期Tc´を単位とする遅延時間τ1c´〜 τNc´が予め設定されている。なお、τ1〜τNは、それぞれ0≦τ1<τ2<…<τN<Lを満たす整数であり、送信装置の設計時もしくは通信開始時に適切な値が設定される。以下では、当該τ1〜τNを「遅延係数」と呼ぶ。したがって、遅延部42−1〜42−Nでは、それぞれ対応する拡散変調部23−1〜23−Nから出力される送信2次SS信号に上記所定の遅延時間τ1c´〜 τNc´を付加し、各SS信号相互間で異なる時間オフセットを与える。
多重部43では、全N個の遅延付加後のSS信号を加算し、送信多重2次SS信号を生成する。
このように、本実施の形態の送信装置は、拡散変調部23−1〜23−Nから出力される各信号が遅延されている点を除いて、実施の形態2における拡散変調部23から出力される信号と同一であるため、移相部4−1〜4−Nで与える位相量が各々(7)式と(8)式を同時に満たせば、拡散変調部23−1〜23−Nから出力される各信号のDC成分の平均値は0になる。そして、送信多重2次SS信号は、拡散変調部23−1〜23−Nから出力される各信号の加算を行っているだけなので、移相部4−1〜4−Nで与える位相量が各々(7)式と(8)式を同時に満たせば、送信多重2次SS信号のDC成分の平均値も0になる。また、本実施の形態の送信装置は、時間オフセット多重化を用いてN個の送信2次SS信号を多重して伝送することにより、実施の形態2のスペクトル拡散送信装置と比べてN倍の情報送信を行う。
つづいて、実施の形態3の受信装置の動作について説明する。図6は、実施の形態3の受信装置の構成を示す図である。この受信装置は、遅延補正部51−1〜51−Nと、実施の形態2の部分相関演算部31と同一の部分相関演算部31−1〜31−Nと、実施の形態1および実施の形態2の位相補正部14と同一の位相補正部14−1〜14−Nと、実施の形態1および実施の形態2の直並列変換部15と同一の位相変換部15−1〜15−Nと、実施の形態1および実施の形態2のアダマール変換部16と同一のアダマール変換部16−1〜16−Nと、実施の形態1および実施の形態2のキャリア再生部17と同一のキャリア再生部17−1〜17−Nと、実施の形態1および実施の形態2の最大値検出復調部18と同一の最大値検出復調部18−1〜18−Nと、並直列変換部52と、を備えており、前述の実施の形態2の受信装置に多重分離処理を追加したものである。なお、その他の構成については実施の形態1と同様であるため、同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
準同期検波部12では、準同期検波した信号を遅延補正部51−1〜51−Nとシンボル同期部13の全(N+1)個に分岐して出力する。
遅延補正部51−1〜51−Nには、上述の送信装置の遅延部42−1〜42−Nで付加された遅延時間τ1c´〜 τNc´を揃えるための遅延補正時間(β−τ1)Tc´〜 (β−τN)Tc´が予め設定されている。なお、βはτN以上の整数値である。したがって、遅延補正部51−1〜51−Nでは、準同期検波部12から出力される信号に対して、それぞれ異なる遅延補正時間(β−τ1)Tc´〜(β−τN)Tc´を付加して、多重された送信2次SS信号の各々のシンボル開始タイミングを揃える。
この遅延補正部51−1〜51−Nの動作により、上述の送信装置におけるシンボル開始タイミングを揃えることができるため、このタイミングに併せて逆拡散を行うことにより、時間オフセット多重された信号の中から各送信2次SS信号を分離して復調することができる。
並直列変換部52では、シンボルレートRsで(N×K)ビットずつ出力される並列復調データから、ビットレートRb´でシリアル出力される2値復調データに、並直列変換を行う。
上記のように、本実施の形態の送信装置および受信装置で構成されたスペクトル拡散通信システムにおいては、移相部4−1〜4−Nが(7)式と(8)式を同時に満たす位相量を適用して、多重部43から出力される送信多重2次SS信号のDC成分の平均値を0にしながら、実施の形態2のスペクトル拡散通信システムと比較してN倍の情報送信を実現する。
なお、本実施の形態の送信装置においては、たとえば、上記移相部4−1〜4−Nで与える位相量の系列をそれぞれθm=θm-1 +2π/α(αは、1より大きい有理数であり、スペクトル拡散通信システムで固定の値)のように、1シンボル毎に決まった位相量Δθ(=2π/α)だけ移相させた場合であっても、(7)式と(8)式を満たすため、多重部43から出力される信号のDC成分の平均値を0にすることができる。
また、本実施の形態の受信装置では、Δθだけ考慮して位相補正部14−1〜14−Nで位相補正を行えば、受信信号の任意シンボルでのキャリア位相を揃えることができるため、θmが既知でない場合であっても絶対同期検波を行うことができ、良好なビット誤り率特性を実現することが可能である。
また、本実施の形態の送信装置では、移相部4−1〜4−Nにおける移相処理の後に拡散変調部23−1〜23−Nにて拡散変調処理を行っているが、この処理の順序を入れ換えても等価である。すなわち、拡散変調部23−1〜23−Nで拡散変調処理を行った後に移相部4−1〜4−Nで移相処理を行ってもよい。
また、本実施の形態の受信装置では、部分相関演算→位相補正→直並列変換の順で処理を行っているが、この処理の順序を入れ換えても等価である。すなわち、位相補正→部分相関演算→直並列変換、または、部分相関演算→直並列変換→位相補正の順で処理を行ってもよい。
以上のように、本発明にかかるスペクトル拡散送信装置およびスペクトル拡散受信装置は、画像、音声やデータ等の情報をスペクトル拡散して伝送するシステムに有用であり、特に、Walsh関数を用いたスペクトル拡散通信システムに適している。
実施の形態1の送信装置の構成を示す図である。 実施の形態1の受信装置の構成を示す図である。 実施の形態2の送信装置の構成を示す図である。 実施の形態2の受信装置の構成を示す図である。 実施の形態3の送信装置の構成を示す図である。 実施の形態3の受信装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 データ発生部
2 直並列変換部
3,3−1〜3−N Walsh符号化部
4,4−1〜4−N 移相部
5 周波数変換部
6 電力増幅部
7 送信アンテナ
11 受信アンテナ
12 準同期検波部
13 シンボル同期部
14,14−1〜14−N 位相補正部
15,15−1〜15−N 直並列変換部
16,16−1〜16−N アダマール変換部
17,17−1〜17−N キャリア再生部
18,18−1〜18−N 最大値検出復調部
19 並直列変換部
21 クロック生成部
22 PN符号生成部
23,23−1〜23−N 拡散変調部
31,31−1〜31−N 部分相関演算部
41 直並列変換部
42−1〜42−N 遅延部
43 多重部
51−1〜51−N 遅延補正部
52 並直列変換部

Claims (6)

  1. Walsh関数を用いたスペクトル拡散送信装置において、
    K(Kは2以上の整数)ビットの並列データ系列を所定のWalsh関数に変換するWalsh符号化手段と、
    Walsh関数の直流成分が0となるようにWalsh関数の1周期または複数周期毎に異なる位相量を移相して、送信SS(Spread Spectrum)信号を生成する移相手段と、
    を備え
    前記移相手段は、前記位相量として、余弦成分と正弦成分の時間累積値が共に0となるような位相量を与えることを特徴とするスペクトル拡散送信装置。
  2. さらに、前記移相手段から出力される送信SS信号に対して、各ユーザ固有のPN符号を用いて所望の拡散利得でスペクトル拡散変調を行うことによって、送信2次SS信号を生成する拡散変調手段、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のスペクトル拡散送信装置。
  3. Walsh関数を用いたスペクトル拡散送信装置において、
    所定の速度で入力される直列データ系列をそれぞれK(Kは2以上の整数)ビットずつのN(Nは2以上の整数)個の並列データ系列に変換する直並列変換手段と、
    対応するKビットの並列データ系列を所定のWalsh関数に変換するN個のWalsh符号化手段と、
    Walsh関数の直流成分が0となるようにWalsh関数の1周期または複数周期毎に異なる位相量を移相して、送信SS(Spread Spectrum)信号を生成するN個の移相手段と、
    前記各移相手段から出力される送信SS信号に対して、各ユーザ固有のPN符号を用いて所望の拡散利得でスペクトル拡散変調を行うことによって、送信2次SS信号を生成するN個の拡散変調手段と、
    前記各拡散変調手段から出力される送信2次SS信号に対してそれぞれ異なる遅延時間を付加する遅延手段と、
    前記各遅延手段から出力される遅延付加後の送信2次SS信号をすべて加算して、送信多重2次SS信号を生成する多重手段と、
    を備え
    前記移相手段は、前記位相量として、余弦成分と正弦成分の時間累積値が共に0となるような位相量を与えることを特徴とするスペクトル拡散送信装置。
  4. Walsh関数を用いたスペクトル拡散送信装置から送られてくる信号を復調するスペクトル拡散受信装置において、
    再生シンボルクロックに基づいて、入力信号を、送信側にてシンボル単位で移相された位相量だけ反対方向に移相して、任意のシンボルでキャリア位相を揃える位相補正手段と、
    再生シンボルクロックに基づいて、位相補正後の信号をWalsh関数の系列長分の並列信号に変換して、並列複素ベースバンドSS信号を生成する直並列変換手段と、
    再生シンボルクロックに基づいて、Walsh関数の系列長分の並列複素ベースバンドSS信号に対してアダマール変換を行い、Walsh関数の系列長分の受信複素相関ベクトルを生成するアダマール変換手段と、
    を備えることを特徴とするスペクトル拡散受信装置。
  5. さらに、再生シンボルクロックに基づいて、入力信号とユーザ固有のPN符号との部分相関演算をWalsh関数の1ビット単位で行う部分相関演算手段、
    を備え、
    前記位相補正手段は、部分相関演算後の入力信号を、送信側にてシンボル単位で移相された位相量だけ反対方向に移相することを特徴とする請求項に記載のスペクトル拡散受信装置。
  6. Walsh関数を用いたスペクトル拡散送信装置から送られてくる信号を復調するスペクトル拡散受信装置において、
    送信側にてそれぞれ異なる遅延時間を付加され多重化された信号を入力とした場合に、全N個に分岐された各入力信号に対して、全N個のシンボル開始タイミングを揃えるように、それぞれ異なる遅延時間を付加するN個の遅延補正手段と、
    再生シンボルクロックに基づいて、対応する遅延時間付加後の入力信号とユーザ固有のPN符号との部分相関演算をWalsh関数の1ビット単位で行うN個の部分相関演算手段と、
    再生シンボルクロックに基づいて、対応する部分相関演算後の入力信号を、送信側にてシンボル単位で移相された位相量だけ反対方向に移相して、任意のシンボルでキャリア位相を揃えるN個の位相補正手段と、
    再生シンボルクロックに基づいて、対応する位相補正後の信号をWalsh関数の系列長分の並列信号に変換して、並列複素ベースバンドSS信号を生成するN個の直並列変換手段と、
    再生シンボルクロックに基づいて、対応する並列複素ベースバンドSS信号に対してアダマール変換を行い、Walsh関数の系列長分の受信複素相関ベクトルを生成するN個のアダマール変換手段と、
    を備えることを特徴とするスペクトル拡散受信装置。
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