JP4337242B2 - 現金処理装置及び現金処理システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現金処理装置に関し、特に、自動施封機能を効率的に利用するのに有用である。
【0002】
【従来の技術】
一般に、銀行の営業店では、窓口端末が設置され、この窓口端末が、入金、出金取引などの通常の取引処理時に、現金の計数・収納を行うようになっている。また、大口の出金取引などの大量の現金を扱う取引の場合には、さらに後方に設置された大型の現金処理機が使用されるようになっている。この後方の現金処理機と窓口端末とが連動するシステムでは、例えば、大口出金取引の場合、窓口端末での元帳更新処理の際、取引金額や支払金額などの取引データをサーバ上のファイル等、システム内に、当該取引に固有に割り付けられるID情報とともに登録される。そして、操作者は、窓口端末での処理後、後方の現金処理機にて当該取引のID情報を入力し、画面表示させ、システム内に登録されている当該取引データを確認し、現金支払処理を実行させている。
【0003】
このように後方に設置される現金処理機については、現金の計数・収納、支払機能の他に整理機能を有するものが多く、計数・収納されたバラ紙幣を施封・収納し、小束としてまとめて支払う機能を有している。
このような現金処理機では、計数収納された紙幣はバラ紙幣だけでなく、小束まで含めてのリサイクル運用が可能となり、バラ紙幣の回収処理、小束の補充処理の操作を省くために、バラ紙幣の各金種の収納庫内の枚数が予め設定された枚数に達すると、予め設定された小束数分、あるいは設定された枚数以下となるように、自動的に収納庫内のバラ紙幣を取り出して、施封・収納させている(以下、これを「自動施封処理」と呼ぶ。)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の場合では、自動施封処理を行うタイミングによって、現金処理機でのバラ紙幣が不足してしまう問題がある。つまり、窓口端末と連動させて現金処理機から支払いさせる場合、窓口端末での処理時点では現金処理機に当該取引に必要なバラ紙幣があって支払い要求を満たせたとしても、現金処理機での当該支払取引の実行の前に、現金処理機では自動施封処理を行ってしまって、バラ紙幣が不足してしまう問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明は、支払いのために使用されるバラ紙幣を収納するバラ紙幣収納部に収納されているバラ紙幣があらかじめ設定された自動施封開始枚数を上回る場合にバラ紙幣収納部から紙幣を取り出し、取り出した複数枚の紙幣を自動施封して束を作成し、この束を束収納部に保管していく現金処理装置において、自動施封を行う際、既にバラ紙幣収納部に収納されている紙幣の有高を認識し、既に発生している支払に必要な枚数よりも多くのバラ紙幣をバラ紙幣収納部に残すようにバラ紙幣を施封するようにしたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、前記現金処理装置において、前記既に発生している支払に必要な枚数は、前記自動施封を行う時点で処理待ちになっている出金取引により発生した支払に必要な枚数であることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の現金処理システムは、支払金種指定データを含む支払取引の取引データを受信して記憶するサーバと、支払いのために使用されるバラ紙幣を収納するバラ紙幣収納部に収納されているバラ紙幣があらかじめ設定された自動施封開始枚数を上回る場合にバラ紙幣収納部から紙幣を取り出し、取り出した複数枚の紙幣を自動施封して束を作成し、この束を束収納部に保管していく現金処理装置を備え、現金処理装置は、入金取引等でバラ紙幣収納部へバラ紙幣を収納した後、バラ紙幣収納部のバラ紙幣の枚数と前記自動施封開始枚数とを比較して、バラ紙幣枚数が前記自動施封開始枚数を上回る場合、前記サーバに記憶されている処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数と、前記自動施封開始枚数より少ない枚数としてあらかじめ定めた自動施封実行後のバラ紙幣残り目標枚数を下回る事ができる最小把数の自動施封を実行した後のバラ紙幣の残り枚数とを比較し、前記処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数が前記自動施封実行後のバラ紙幣残り枚数を下回る場合、前記バラ紙幣残り目標枚数を下回る事ができる最小把数分の自動施封を行うことを特徴とする。
さらに、前記現金処理システムにおいて、前記処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数と、前記自動施封実行後のバラ紙幣収納部のバラ紙幣残り目標枚数とを比較したとき、前記処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数が前記自動施封実行後のバラ紙幣収納部のバラ紙幣残り目標枚数を上回る場合、前記処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数を下回らない範囲で最大の束数分の自動施封を行うことを特徴とする
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、これによりこの発明が限定されるものではない。
図1は、窓口端末と後方の現金処理機のシステム構成図である。図において、このシステムでは、伝票データ、取引金額、支払金種指定データなどが入力され、支払取引等の処理の受付を行う複数の窓口端末Aと、各種取引等を管理する図示しないホストとの間で通信を行う通信サーバBと、後述する自動施封処理を行えるようにした後方の現金処理機Cと、取引の履歴等を管理する取引管理サーバDとがLANに接続されている。
【0009】
図2は、窓口端末のブロック図である。この窓口端末Aは、プログラムを実行することによって全体の制御を司る主制御部A1と、この主制御部A1が実行するプログラムを格納するプログラムメモリA2と、各種データを格納するデータメモリA3と、他の機器との間で各種データの伝送のやりとりを制御する伝送制御部A4と、オペレータが操作するキーを備えるキーボードA5と、各種データを表示する表示部A6と、IDカードのデータを読み取るIDカードリーダ部A7と、伝票や通帳に各種データを印刷する伝票・通帳プリンタ制御部A8と、紙幣等の現金の入出金を行わせる現金処理ユニット制御部A9とがそれぞれ接続され、特に、現金処理ユニット制御部A9を介して窓口端末Aに接続されている後方の現金処理機Cで計数・収納、支払を行わせることができるようになっている。つまり、現金の多い取引の場合は、窓口端末Aにて通常の支払取引の操作を行うとともに、現金の収納・支払処理は、取引管理サーバDを介して後方の現金処理機Cに行わせる(図1参照)。
【0010】
図3は、取引管理サーバのブロック図である。この取引管理サーバDは、プログラムを実行することによって全体の制御を司る主制御部D1と、この主制御部D1が実行するプログラムを格納するプログラムメモリD2と、各種データを格納するデータメモリD3と、他の機器との間で各種データの伝送のやりとりを制御する伝送制御部D4と、オペレータが操作するキーを備えるキーボードD5と、各種データを表示する表示部D6と、各種データを記憶するための補助記憶装置D7とがそれぞれ接続され、特に、各種取引を管理するようになっている。
【0011】
図4は、後方の現金処理機のブロック図である。この後方の現金処理機Cは、プログラムを実行することによって全体の制御を司る主制御部C1と、この主制御部C1が実行するプログラムを格納するプログラムメモリC2と、各種データを格納するデータメモリC3と、他の機器との間で各種データの伝送のやりとりを制御する伝送制御部C4と、オペレータが操作するキーを備えるキーボードC5と、各種データを表示する表示部C6と、IDカードのデータを読み取るIDカードリーダ部C7と、伝票や通帳に各種データを印刷する伝票・通帳プリンタ制御部C8と、紙幣等の現金の入出金を行わせる現金処理ユニット制御部C9とがそれぞれ接続され、特に、現金処理ユニット制御部C9で計数・収納、支払を行わせることができるようになっている。
【0012】
図5は、後方の現金処理機の内部構造図である。この後方の現金処理機Cは、バラ紙幣入金口C901と、入金鑑査部C902と、入金リジェクトポケットC903と、入金一時保管部C904〜C906と、バラ紙幣収納部C907〜C909と、出金鑑査部C910と、出金リジェクト庫C911と、バラ紙幣出金口C912と、施封部C913と、小束収納部C914〜C916と、小束出金口C917とを備え、後述するように動作する。このうち、前記バラ紙幣収納部C907〜C909は、金種別に割り当てられたバラ紙幣を金種別に収納するところであり、入金取引等の収納取引の場合、前記バラ紙幣収納部C907〜C909に計数した紙幣をバラの状態で収納し、出金取引等の支払取引の場合、バラ紙幣を支払う。前記小束収納部C914〜C916は、それぞれ小束を金種別に収納する収納庫で、金種別に割り当てられており、支払取引の場合、この中の小束を支払う。前記施封部C913は、バラの状態の紙幣を例えば100枚単位で施封するところであり、前記バラ紙幣収納部C907〜C909に収納されているバラ紙幣を取り出して施封し、該当金種の小束収納部C914〜C916に収納させる。なお、前記主制御部C1は、各収納庫内の有高データの管理を行い、収納取引・支払取引およびバラ紙幣の施封処理に応じて更新するようにしてある。
【0013】
次に、出金処理を説明する。
図6に、後方の現金処理機を利用する窓口端末の出金取引の動作フロー図を示す。まず、大口の出金取引の場合、窓口端末Aにて従来の場合と同様に入力処理等を行い、現金の支払については、大量の現金を扱うために後方の現金処理機Cを使用する入力操作が行われ、現金の支払処理を残して窓口端末Aでの処理を一旦終了して受信待ちとし、その際、窓口端末Aは、支払金種指定データを含め、当該取引データを取引管理サーバD(図1参照)に送信する(SA10,SA11,SA12)。取引管理サーバDでは、受信した当該取引のデータに管理番号(以下、取引番号と呼ぶ。)を付加してサーバ内に記憶するとともに、当該の窓口端末Aに取引番号を通知し、受付待ちとなる( SD10,SD11,SD12) 。これを受けて、窓口端末Aは、受信した取引番号を当該取引の伝票への印字に付加する(SA13,SA14)。
【0014】
次に、窓口端末Aでの操作後、操作者は後方の現金処理機Cにて、伝票に印字された取引番号を入力する(SC10)。後方の現金処理機Cは、入力された取引番号にて取引管理サーバDに照会する(SC11)。そして、取引管理サーバDが取引を検索して(SD13)、取引データを送信すると(SD14)、後方の現金処理機Cでは、取引管理サーバDから支払金種指定データを含め、該当する取引のデータを受信、表示する(SC12,SC13)。
【0015】
操作者の確定操作後(SC14)、有高データと支払金種指定データとのチェックを行い(SC15)、支払可能な場合は、支払金種指定された現金を放出し、取引管理サーバDに当該取引の取引終了を取引番号にて通知する(SC16,SC17)。これを受けて、取引管理サーバDは、受信した管理番号の取引を実施済みとして記憶する(SD15)。また、有高が不足する場合は、確定操作を無効とし、装填操作または他金種での支払金種指定操作となる(SC18,SC19)。
【0016】
次に、実施の形態の自動施封処理について以下に説明する。図7に、現金処理機の自動施封処理の動作フロー図、図8に、自動施封処理の動作フロー図を示す。
図7において、入金取引等でのバラ紙幣収納部C907〜C909への収納動作後、収納動作後の各金種のバラ紙幣有高(枚数)と予め設定された自動施封開始枚数とを比較し、以下の処理を行う。
【0017】
つまり、各金種のバラ紙幣有高(枚数)≧自動施封開始枚数(…条件1)である場合には(SC20:YES)、当該金種のバラ紙幣収納部C907〜C909からバラ紙幣を取り出し、施封(例えば100枚単位)して小束収納部C914〜C916へ収納、有高を更新する(SC21,SC22)。これを、予め設定された自動施封後目標枚数を下回る、最小の施封把数分だけ繰り返す。この条件を満たす他金種についても同様の処理を行う。また、各金種のバラ紙幣有高(枚数)<自動施封開始枚数の金種の場合は、何もせずに終了する(SC20:NO)。なお、上記の処理終了後、次処理待ちとする。
【0018】
次に、取引管理サーバDと後方現金処理機Cとの間で行う自動施封処理について以下に説明する。取引管理サーバDが大口の出金取引の場合に窓口端末Aから受信すると、取引データに含まれている支払金種指定データを記憶する際に、紙幣については、バラ紙幣で支払う枚数と小束で支払う把数を金種別に記憶しておく。そして、後方の現金処理機Cでは、入金取引等でのバラ紙幣収納部C907〜C909への収納動作後、収納動作後の各金種のバラ紙幣有高(枚数)と予め設定された自動施封開始枚数とを比較し、以下の処理を行う。
【0019】
つまり、各金種のバラ紙幣有高(枚数)≧自動施封開始枚数(…条件1)である場合には(SC30:YES)、取引管理サーバDに対し、処理待ち出金取引について、バラ紙幣の金種別支払指定枚数合計を照会する(SC31)。これを受けて、取引管理サーバDでは、記憶されている金種別のバラ紙幣支払指定合計データを後方の現金処理機Cへ送信する(SD30)。
すると、後方の現金処理機Cでは、照会結果の受信後、条件1を満たす金種について、「現在有高に対して、予め設定された自動施封後目標枚数を下回る事ができる。最小の把数分のバラ紙幣を施封した後のバラ紙幣有高(枚数)」(以下、設定値による自動施封実行後枚数と呼ぶ。)と支払指定枚数合計とを比較し、以下の処理を行う(SC32)。
【0020】
設定値による自動施封実行後枚数≧バラ紙幣の金種別支払指定枚数合計(…条件2)の場合には(SC32:YES)、当該金種のバラ紙幣収納部C907〜C909からバラ紙幣を取り出し、施封(例えば100枚単位)して小束収納部C914〜C916へ収納、有高を更新する(SC33,SC34)。これを、自動施封後目標枚数を下回る事ができる、最の把数分のバラ紙幣だけ行う。また、設定値による自動施封実行後枚数<バラ紙幣の金種別支払指定枚数合計(…条件2)の場合には(SC32:NO)、金種別の支払指定枚数合計を下回らない最大の把数分を当該の自動施封把数とし(SC35)、有高を更新する(SC34)。なお、上記の処理終了後、次処理待ちとする。
【0021】
最後に、さらに具体的数値を用いて自動施封処理を説明する。なお、適宜、図7、図8を参照するものとする。
例えば、後方の現金処理機Cのバラ紙幣の万円券の現在有高が450枚、予め設定された自動施封開始枚数が500枚、自動施封後目標枚数が300枚とし、この時点で取引管理サーバDに記憶されている処理待ち出金取引の支払金種が、取引1では万円券が190枚、取引2では万円券が50枚、取引3では万円券が180枚、取引4では万円券が40枚、取引5では万円券が280枚とし、また、今回発生した入金取引の現金量が万円券200枚とした場合、入金取引の収納後のバラ紙幣の万円券有高は、450+200=650枚≧予め設定された自動施封開始枚数(500枚)となるため、本実施の形態では、予め設定された自動施封終了後枚数の300枚を下回るまで自動施封処理を行うので4把分施封することになる。そして、自動施封後のバラ紙幣の万円券有高は、250枚となる。
【0022】
一方、処理待ちの出金取引1〜5の5件を実施するために必要な万円券のバラ紙幣枚数は、90+50+80+40+80=340枚となるため、従来のように出金させたのでは90枚不足してしまう。そこで、入金取引の収納後、バラ紙幣の万円券有高は、450+200=650枚≧予め設定された自動施封開始枚数(500枚)となるため、取引管理サーバDに対し、処理待ち出金取引のバラ紙幣の金種別支払指定枚数合計を照会し、万円券の支払指定枚数合計340枚を受信する。そして、設定値による自動施封実行後枚数は、予め設定された自動施封後目標枚数300枚を下回るまで自動施封動作を行うので4把分施封後の有高となり、250枚となってしまうが、設定値による自動施封実行後枚数<バラ紙幣の金種別支払指定枚数合計となるため、340枚を下回らない最大の把数分である3把分を、当該の万円券の自動施封把数として、自動施封処理を行う。これにより、自動施封後の万円券のバラ紙幣有高は、350枚となる。
【0023】
一方、処理待ちの出金取引1〜5の5件を実施するために必要な万円券のバラ紙幣枚数は、上述のように、90+50+80+40+80=340枚であるため、処理待ち出金取引について必要となる万円券のバラ紙幣が確保されることになる。
上記実施の形態によると、支払に必要なバラ紙幣の有高が確保されるため、取引に必要な現金が現金処理機に有るにも関わらず、機外からバラ紙幣を装填したり、小束を放出して帯を取り去ってバラ紙幣を装填したりする手間が発生しなくなり、処理効率低下と作業負担が改善できる。
【0024】
また、銀行の営業店での後方の現金処理機については、入金取引等の収納事務が出金取引等の支払事務よりも多い傾向のある店舗が多い。そうした店舗においても、特定日には支払事務が多くなる。従来では、営業日の状況に合わせて、予め設定して、自動施封処理の開始基準枚数を変更して対応し、予め枚数を高めに設定していたが、本実施の形態では、その必要がなくなり、通常日に合わせた枚数設定で対応できるため、資金効率アップにもつながる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の現金処理装置によると、支払に必要なバラ紙幣の有高が確保されるため、取引に必要な現金が現金処理機に有るにも関わらず、機外からバラ紙幣を装填したり、小束を放出して帯を取り去ってバラ紙幣を装填したりする手間が発生しなくなり、処理効率低下と作業負担が改善する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓口端末と後方の現金処理機のシステム構成図
【図2】窓口端末のブロック図
【図3】取引管理サーバのブロック図
【図4】後方の現金処理機のブロック図
【図5】後方の現金処理機の内部構造図
【図6】後方の現金処理機を利用する窓口端末の出金取引の動作フロー図
【図7】現金処理機の自動施封処理の動作フロー図
【図8】自動施封処理の動作フロー図
【符号の説明】
A 窓口端末
B 通信サーバ
C 後方の現金処理機
D 取引管理サーバ

Claims (4)

  1. 支払いのために使用されるバラ紙幣を収納するバラ紙幣収納部に収納されているバラ紙幣があらかじめ設定された自動施封開始枚数を上回る場合にバラ紙幣収納部から紙幣を取り出し、取り出した複数枚の紙幣を自動施封して束を作成し、この束を束収納部に保管していく現金処理装置において、
    自動施封を行う際、既にバラ紙幣収納部に収納されている紙幣の有高を認識し、既に発生している支払に必要な枚数よりも多くのバラ紙幣をバラ紙幣収納部に残すようにバラ紙幣を施封するようにしたことを特徴とする現金処理装置。
  2. 請求項1記載の現金処理装置において、
    前記既に発生している支払に必要な枚数は、前記自動施封を行う時点で処理待ちになっている出金取引により発生した支払に必要な枚数であることを特徴とする現金処理装置。
  3. 支払金種指定データを含む支払取引の取引データを受信して記憶するサーバと、
    支払いのために使用されるバラ紙幣を収納するバラ紙幣収納部に収納されているバラ紙幣があらかじめ設定された自動施封開始枚数を上回る場合にバラ紙幣収納部から紙幣を取り出し、取り出した複数枚の紙幣を自動施封して束を作成し、この束を束収納部に保管していく現金処理装置を備え、
    現金処理装置は、入金取引等でバラ紙幣収納部へバラ紙幣を収納した後、バラ紙幣収納部のバラ紙幣の枚数と前記自動施封開始枚数とを比較して、バラ紙幣枚数が前記自動施封開始枚数を上回る場合、前記サーバに記憶されている処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数と、前記自動施封開始枚数より少ない枚数としてあらかじめ定めた自動施封実行後のバラ紙幣残り目標枚数を下回る事ができる最小把数の自動施封を実行した後のバラ紙幣の残り枚数とを比較し、前記処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数が前記自動施封実行後のバラ紙幣残り枚数を下回る場合、前記バラ紙幣残り目標枚数を下回る事ができる最小把数分の自動施封を行うことを特徴とする現金処理システム。
  4. 請求項3記載の現金処理システムにおいて、
    前記処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数と、前記自動施封実行後のバラ紙幣収納部のバラ紙幣残り目標枚数とを比較したとき、前記処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数が前記自動施封実行後のバラ紙幣収納部のバラ紙幣残り目標枚数を上回る場合、前記処理待ちの出金取引における支払に必要な枚数を下回らない範囲で最大の束数分の自動施封を行うことを特徴とする現金処理システム。
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