JP4336457B2 - 補聴器調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、請求項1の導入部に記載された補聴器調整装置に関する。
【0002】
補聴器技術においては、音声信号をディジタル式に処理する傾向が著しい。音声信号は、ディジタル式信号処理装置により最終的に補聴器の電気/機械出力トランスデューサに伝達される。補聴器における音響/電気入力トランスデューサと電気/機械出力トランスデューサとの間における信号伝達関係においては、補聴器の使用者の個々の聴力傷害が最高度に解消されるように信号処理装置の適合化調整が行われる。
【0003】
従って自明ではあるが、補聴器は先ず大枠の調整を行い、次いで補聴器内の信号伝達パラメータを使用者の個々のニーズに適合させるように微調整を実施する手順により、補聴器の最適な活用が引出せることが分る。
【0004】
通常、大枠の調整はオーディオグラム(聴力図)のような診断データにより行われる。このようなデータにより、補聴器における信号伝達パラメータの少くとも一部の第一の調整、即ち、第一の補聴器型式の選定が行われる。
【0005】
次いで、現場における調整が実施される。ここにおいて基本的には補聴器の使用者は、調整すべき1つ又は2つの補聴器を取付け、これにテスト用音声信号が送られる。即ち、上述のように使用者には多くの場合既に個々の診断データに基づいて適合する補聴器の選定が行われているが、これに加えて現場での調整として、診断データにより、及び/又は自己の聴力来歴、即ち、日常の環境における聴き取り具合、に基づく自己の判定により、調整が実施される。この場合通常的には、補聴器の音響専門家が手元にある複数のテスト用音声信号のうち使用者による判定の再検査に適したテスト用信号を選択し、この信号を補聴器使用者にスピーカを介して送り、使用者による新しい評価、判定に従って補聴器における伝達パラメータの少くとも一部の調整を実施する。
【0006】
補聴器における伝達パラメータを手動により微調整するとしても、使用者の耳元で、例えばポテンシオメータを手動操作するようなことは、実用的でないことは明らかである。従って、この種の補聴器においては、対応するインターフェイスを介して、調整用コンピュータ装置に対する通信接続を行う。
【0007】
使用者による判定に基づいて、コンピュータ装置は、補聴器におけるどの伝達パラメータをどのように調整すべきかを、特にデータベースに基づいて、判定する。
【0008】
データベースには、経験的知見に基づいて、示された判定に応じてどのパラメータをどのように調整すべきかについて整理が行われており、このデータ整理においては、パラメータ設定と判定との間、例えば「音が大き過ぎ」という判定と補聴器における音量増巾ないし音量調整パラメータとの間のアルゴリズム関係が考慮されている。
【0009】
比較的簡単な、但し、操作的には最適ではない場合として、補聴器使用者は判定を補聴器の音響専門家に口頭で伝える。これに対して専門家は、信号変換を行い、通常コンピュータのキーボードのような入力装置において判定に対応する入力を行い、これを調整用コンピュータ装置に伝達する。
【0010】
補聴器使用者が現場においても出来る限り短時間かつ合理的に調整手続を実施することができるように、各人の反応を少くとも一部において標準化し、これを補聴器専門家を介さずに直接的に調整用コンピュータ装置に伝えることが実施される。このため、簡単なキーボード方式による入力装置が採用され、これにより、補聴器使用者は、自己の判定を、例えば一定の尺度に応じて、入力することができる。この入力装置は、調整用コンピュータ装置と直接的に通信する。
【0011】
ディジタル式補聴器の適合化調整は、心理的音響感知度、特に音量、に大きく左右される。この点に関しては本発明と同じ出願人の欧州特許出願EP−0 661 905及び対応米国特許出願08/720 748を参照されたい。これらの出願には、補聴器使用者がこの心理的音響感知度としての音量を尺度をもっていかにして評価することができるか、及び、コンピュータ装置により、テスト用信号反応に対応して、問題となる人の聴力の特定周波数領域において、補聴器内の信号伝達パラメータをいかにして設定するかについて、例示的に説明している。また、これらを実現する手段は、上記出願において実施の形態として説明されている。特に本発明に関係する限りでは、調整用コンピュータ装置により、補聴器使用者の尺度化された音量判定情報に基づいて、補聴器における信号伝達関係のパラメータがいかにして設定されるかを例示的に説明している。
【0012】
本発明は、上述のような補聴器調整装置において、補聴器使用者の判定が、直接であれ又は専門家の解釈を経由してであれ、どのように装置に伝達されるかに関係しない調整装置を提供する。また、調整装置と補聴器との間の通信接続をどのような手段及び方法により、例えば有線又は無線により、行うかは本発明にとっては重要ではない。このようなシステム上の変形とは関係なく、本発明は、補聴器使用者に与えられるテスト用信号の選択に関して、調整を行う専門家の高い知見が前提にされるという問題、及び/又は適用されるテスト用音声信号がその時々のテスト状況に応じて最適に選択されていないという問題に関係する。即ち、本発明は、これらの問題を解消することを課題とする。
【0013】
この課題は、冒頭に記載された補聴器調整装置に請求項1の特徴部に記載された特徴を付与することにより達成される。これによれば、本発明の補聴器調整装置は、音声メモリー媒体を含む再生装置を備え、この再生装置の制御入力部はコンピュータ装置の出力部に接続され、また、同じくこの再生装置の音声出力部はスピーカ装置に接続される。
【0014】
これにより、与えられるテスト用音声信号の現場に応じた最適な選択を実施することができる。音声メモリー媒体を含む再生装置をコンピュータ装置により制御することにより、その時々の判定に応じて、かつ、時によっては診断データを加味して、続いて送るべきテスト用音声信号の選択を最適かつ自動的に実施することが可能となる。
【0015】
上記において、再生装置は、音声メモリー媒体を含む任意の装置、特に、音声信号用の1つ又は複数のメモリーチップを含む装置又はCD−ROM装置とすることができ、また、好ましくは、音声CDを再生する装置により実現される。
【0016】
一方、特に再生装置を使用する場合、目的外の音声メモリー媒体を含む再生装置、例えば、音声CD再生装置において補聴器を調整する目的以外のCDを含むもの、を用いる可能性があるので、請求項に記載のように、音声メモリー媒体に記憶された音声メモリーを所定の認識符号と比較し、該音声メモリーと一致するものが検出されない場合は再生装置を遮断し、かつ、好ましくはディスプレイ装置にその旨の表示を行うコンピュータ装置を有する。用いられる認識符号は任意の態様、例えばバーコード、とすることができる。特に、用いられる認識符号の態様は、再生装置がどのようなカテゴリーのものであるか、又は、それによって音声メモリー媒体の再生がどのように行われるかに関係する。
【0017】
音声CD再生装置が用いられる場合は、好ましくは請求項に記載の如く、そのCDにおける少くとも1つのトラックの時間的長さ情報が再生装置の出力部からコンピュータ装置におけるデコーダ装置に送られ、コンピュータ装置の出力部に、トラックの時間的長さ情報に応じて再生装置を操作する制御信号が生成される。この手段においては、トラックの長さ情報が再生操作を行うコードとして使用されるので、純粋な音声CD、即ち、ハイブリッドでないCD、において音声メモリーマップ情報をコード化することが可能である。
【0018】
好ましくは、上記においてはテスト用信号の再生用でなく設けられた音声CDにおけるトラックの長さ情報を利用することができ、これによってもテスト用音声信号を含むトラックの時間的長さ情報を完全に活用することができる。これは、テスト用音声信号の時間的再生長さが問題ではないからである。従って、テスト用音声信号とこれに属するトラックが13秒続くか又は15秒続くかは重要でなく、この2秒の差が上述のコード化に関して種々の再生操作モードを定義できるのである。但し、コード情報が必要とされた時に求められたある音声トラックの再生を行うことが確実である場合は、上述の時間的長さによるコードは、好ましくは、そのテスト用音声信号のトラックについてのみ設けられる。
【0019】
このことは、例えば、各々の調整操作において、いずれにしても再生される音声トラックにおいて生じることである。
【0020】
再生許可を規定する上述の認識符号との関係では、例えば11秒の長さをもったトラック第20が指定される。
【0021】
上述の、請求項に特定されたような、音声CDのコード化技術はしかし、更なる情報を多様にコード化することを可能にする。言語明瞭性の再検査のために、種々の言語による言語テスト用音声信号を同じ1つの音声CDに設けることが可能である。それぞれの言語に属するトラックがトラックグループ毎に分類される。1つの音声CDにトラックによるいくつの言語グループが設けられ、また、それぞれの言語グループがいくつのトラックを含むかの指示が、トラックの時間的長さによる情報コードの一貫した追跡によりCD上に捕えられ、読取られ、そして解釈される。
【0022】
本発明によりテスト用音声信号を自動的に提供することにおいて、更に重要なことは、補聴器の音量動作点に対応するように、提供された信号の音量レベルを補正することである。スピーカ装置によって与えられた音声信号がどのように最終的に補聴器によって受取られるかは、スピーカ装置に対する補聴器使用者の頭の位置とその間の距離にも関係する。
【0023】
この問題を解消するために、請求項に記載されたように、調整装置に接続された補聴器はレベル検出器を備え、このレベル検出器は補聴器の音響/電気入力トランスデューサに接続される。この時コンピュータ装置の出力側には、レベル検出器に対する接続制御入力部が接続され、また、レベル検出器の出力側にはコンピュータ装置の入力部が接続される。これにより、コンピュータ装置は、レベル検出器の出力部をいつの時点でコンピュータ装置に接続するかを制御する。レベル検出器の出力側に付勢により接続されたコンピュータ装置の入力部は、セット(SOLL)レベル比較装置に接続され、この比較装置において、現場で補聴器において検出された音量値がセット値に一致するか否かが検出される。レベル比較装置の出力部は、再生装置の音声出力部に対するレベル制御入力部に接続され、こうして、コンピュータ装置は所定の補正メモリー部分を再生するように再生装置を制御すると共に、レベル検出器の出力部からコンピュータ装置への接続を設定する。
【0024】
メモリー媒体の上述の所定の補正メモリー部分には補正用音声信号が記憶されており、この点に関しても、比較装置においてその時々のレベル値と比較されるセットレベル、ないしは、セット値が設定される。この補正メモリー部分、但し、音声CDの場合は補正トラック、は、いずれにせよ再生される場合に上述の長さによるコードをもったトラックとしても完全に適用することができる。
【0025】
補聴器使用者に現場において自動的にそれぞれの正しい最適に選択されたテスト用音声信号を与えることができるように、調整装置における入力装置はコンピュータ装置における選択装置に接続され、コンピュータ装置の出力部は再生装置における選択入力部に接続される。この再生装置の選択入力部ではその都度次に再生されるべき音声メモリー媒体のメモリー部分が選択され、又は、そのように制御される。これにより基本的に入力装置とそれぞれ選択されるべきテスト用音声信号の間の接続が準備される。
【0026】
更なる実施の形態では、選択装置はテスト用信号/反応パターンメモリー装置を備え、好ましくは、このメモリー装置は読出し専用装置として作られる。このメモリー装置には、有り得べきテスト用信号、有り得べき反応信号ないしは入力装置から与えられる判定信号に対応する複数の異った信号パターンが記憶され、これらのテスト用信号/反応信号パターンの各々が付勢されるべき次のテスト用信号を指定する。
【0027】
上記のメモリー装置の出力部は、更に好ましくは、比較装置に接続されサイクル的に制御される。上記の比較装置の第二の入力部は、入力装置に接続される。これにより、テスト用信号に対する判定が入力装置から与えられた時、与えられた反応/テスト用信号の状態が、実際のテスト用信号に関する反応又は判定のいずれかのパターンと一致するか、又は、少くとも最も近く関係付けられるかが、比較装置において確かめられる。このパターンが、テスト用信号/反応信号パターンメモリー装置にファイルされたものの1つであると認識された場合、比較装置の出力部が選択装置の出力部に接続されることによって、このパターンに対応して最適と認められる音声メモリー媒体部分が次に続くテスト用信号を生成するために付勢される。これは請求項に記載されている。
【0028】
更なる実施の形態においては、その時々の支配的なテスト用信号/反応パターンを、予め記憶されたパターンと比較するのみならず、これに加えて、パターン−来歴−メモリー装置を比較装置に対する接続の上流側に接続しておくことによって、テスト来歴を取入れることが可能となる。
【0029】
更なる実施の形態においては、制御されるデコーダ装置が入力装置に対する接続の後流側に接続される。
【0030】
このようなデコーダ装置を設けることの利点は後に詳しく説明されるが、これらの利点は、補聴器におけるパラメータ調整のために、コンピュータ装置には最終的に標準化された判定基準を備える必要があることに関係する。音声判定の入力は、特に補聴器使用者から直接与えられる場合、日常の言語による判定概念、例えば「不明瞭」、「高過ぎ」、等、により行われるので、これらの概念に対応する信号を与えられる上記のデコーダ装置では、デコード化テーブルを使用することにより、その出力側において、心理的音響標準概念により定義され、かつ、一方では本発明の意味合いにおいて与えられるテスト用音声信号の自動的取出しを可能にし、他方では補聴器におけるパラメータの設定をも可能にする1つ又は複数の状態が設定される。
【0031】
ここにおいて、デコード化は改めて経験値に従って実施される。
【0033】
以下において、本発明を添付の図面を参照して例示的に説明する。
【0034】
先ず強調されるべきことは、以下におけるすべての実施の形態は熟練者により多くのシステム実現手段の変形を作ることが可能であること、並びに実施の形態における電子装置の詳細の実現について熟練者には非常に多くの可能性があることである。
【0035】
図1において、補聴器調整装置1はコンピュータ装置3を有し、このコンピュータ装置3は、その出力側において、1つ又は2つの補聴器7に対する接続部A3 を有する。更に、コンピュータ装置3は、その入力側において、入力装置5に対する接続部E3 を有する。入力装置5は、通常の入力キーボード、これよりも少いキーの尺度表示キーボード、言語入力装置、マウス、ジョイスティック、等とすることができる。
【0036】
また、コンピュータ装置3は、その出力側において、音声メモリー媒体を含む再生装置9の制御入力部E9 に接続され、更に再生装置9の音声出力部A9 が、接続A11を介して、スピーカ装置11に接続されるか、又は、接続可能に作られている。これにより、補聴器使用者に取付けられた補聴器7に現場においてテスト用信号Tが伝達される。
【0037】
図1に示された装置は、基本的に以下のように機能する:
補聴器7を取付けた使用者には、テスト用信号Tが与えられる。手動による直接的な入力により、又は専門家への口頭伝達とこれに対応する入力により、テスト用信号Tに対する補聴器使用者の反応ないしは判定が、入力装置5から補聴器調整装置1におけるコンピュータ装置3に送られる。
【0038】
図2は、上記の実施の形態における1つの変形を示す。図1との組合せで分かるように、再生装置9はコンピュータ装置3により制御される。図2において、符号Hは手動による入力を示す。調整すべき補聴器を取付けた時の聴力による補聴器使用者の判定に基づき、好ましくは、補聴器の音響専門家がこの判定を心理的音響感知度、例えば音量、言語明瞭性及び音質、に関して変換を行い、補聴器使用者の判定に対応する度合を、例えば音量に関しては「大き過ぎ」等、言語明瞭性に関しては「音調が高過ぎ」等、音質に関しては「反響が大き過ぎ」等、の入力を行う。
【0039】
それぞれの度合に応じたこれらの入力は、選択装置8に送られる。最も簡単な場合として、選択装置8は、手動による入力Hに対応して変換されたそれぞれの判定B1 、B2 、‥‥に対してテスト用音声信号Tを割当てる。
【0040】
複数の判定Bに対して同じ1つのテスト用音声信号Tを最適に割当てることができ、また、本発明の別の実施の形態においては、テスト用信号Tを、判定Bに関わるAND、OR等の論理結合に基づいて割当てることができるので、好ましくは、図2に示されたように、選択装置8を設けることにより、一方では判定信号Bを選択装置8に送ると共に、他方では、選択装置8において、符号HLOG で示したように、論理結合手法が入力されて判定入力Bの結合が行われ、その出力として、当面の判定結合に対する最適なテスト用信号Tを与えることができる。
【0041】
図1に戻って、判定に応じた入力Rm に基づき、かつ、これに対応して、選択されたテスト用音声信号を再生させるべく、コンピュータ装置3は、制御入力部E9 を介して再生装置9を制御し、これによりスピーカ装置からテスト用信号Tが再生される。
【0042】
この場合、好ましくは、選択されたテスト用音声信号Tはループ化され、又は繰返し再生されて、図1に略式に示したスイッチ装置10により、操作者が手動により補聴器7におけるパラメータ調整スイッチを入れ、こうして、コンピュータ装置3により、かつ、図2において述べたようなその時々の有効な判定信号Bに対応して、補聴器内の信号伝達関係の調整が実施される。
【0043】
図2における手動の入力Hは、図1における入力装置5に対する接続部E3 を介して実施される。
【0044】
図3における略式の機能ブロック/信号フロー線図は、上述の本発明による装置又は本発明による調整方法の実施の形態の更なる変形を示す。補聴器使用者に関わるメモリー装置50が、標準メモリー装置52と同様にコンピュータ装置3に設けられる。使用者メモリー装置50には、現場での調整手続中に使用されたテスト用音声信号TG 、並びに、これに結合された、補聴器使用者が体感した判定が、図1の接続部E3 における入力信号に応じて記憶され、かつ、これらの信号は調整手続中連続的に補充される。このようにして、使用者メモリー装置50にはその時々までに体験された調整手続来歴が記憶される。同様に、データベースとしての標準メモリー装置52には、体験された利用可能な複数のテスト用信号前歴と判定前歴が記憶され、また、これと共に、それぞれの前歴においてその後の調整手続に最適なものとして認められた次に再生されるべきテスト用音声信号TO のそれぞれの認識符号が記憶される。標準メモリー装置52におけるデータは、実験と経験を経て得られたものであり、好ましくは読出し専用メモリーとして形成された装置52に記憶される。一方では、図1及び図2に示したように、その時々の入力に応じて使用者メモリー装置50の更新が実施され、これによって、図2に示したように、意味をもった判定Bが実施される。このような体験により使用者メモリー装置50に記憶された調整来歴は、比較装置53において、標準メモリー装置52に記憶された標準調整来歴と比較され、使用者メモリー装置50においてその時々に記憶された来歴と最善に一致するものが決定される。次いで、見出された来歴から次に再生されるべきテスト用音声信号TO に最適なものとして割当てられた信号が標準メモリー装置52から読取られ、これによって図1に示したように再生装置9の制御入力部E9 において、割当てられたメモリー媒体部分が制御される。
【0045】
このような手段及び方法により、基本的には図1に示された本発明の装置において、既に経験済みの補聴器使用者の調整内容を考慮しながら、判定入力に対応して再生されるべきテスト用音声信号Tの自動化された設定を、直接的に及び/又は肌目細かい形で実施することが可能となる。
【0046】
次いで、図1ないし図3において原理的に説明された本発明の調整装置1のいくつかの好ましい更なる機能をより詳細に考察する。
【0047】
特に補聴器調整用として指定されないメモリー媒体20をも使用可能な再生装置9を使用する場合は、図4に示すように、再生装置9への音声メモリー媒体20の読込みに際し、スイッチS22により認識符号検出器22の出力部A22が比較装置24の入力部E24に接続される。この比較装置24の第二の比較入力部E242 に対して、セット認識符号メモリー26の出力部A26から信号が与えられる。検出器22により記録された認識符号KZがセット認識符号メモリー26に予め記憶されたものと一致しない時は、再生装置9の制御入力部E91において、その時に記憶された音声メモリー媒体20の再生は阻止されるか、又は、時によってメモリー媒体が排除されて、その旨がディスプレイ装置28に表示される。検出された認識符号KZがセット認識符号KZ−SOLLに一致する場合は、比較装置24の出力部Yから信号がコンピュータ装置3の入力部E31に送られるか、又は、破線で示すように、同様にディスプレイ装置28に送られ、これをもって調整手続を開始することができる。
【0048】
認識符号検出器22により検出されるべき認識符号としては、適宜の手段及び方法により、情報がメモリー媒体20に設けられ、これが同じ装置で後の音声信号と同様に読取られる。従って、音声CDによる場合は、好ましくは音声情報と同様に認識符号情報がメモリー媒体20上に適用され、CDを挿入し、セットすることにより第一の読出しが実施される。
【0049】
ここに好ましい再生媒体として設定された音声CDにおいて、適用された音声信号、例えば周波数選択形態による、を介したコードを設けることも勿論可能であるが、以下において、本発明で考慮されたコード技術として、図5において略式に示され、本発明による音声CDを構成するものについて説明する。
【0050】
図5は、本発明の音声CDにおけるトラック構成を示す。この音声CDは、トラックの第一グループMを含み、このトラックの第一グループMは、言語に特化されないテスト用音声信号、例えば音楽、音、等を含む。更に、音声CDは、1つ又は複数のトラックのグループS1 、S2 、‥‥を含み、これらのグループは、種々の言語に対応する数のグループに分けられた言語認識テスト用信号を含む。例えば、グループS1 はドイツ語のトラック、グループS2 は英語のトラック、等として形成される。
【0051】
また、本発明の音声CDは、少くとも部分的にもテスト用音声信号を含み得る1つ又は複数のコード化トラックCT を含むが、これは特定の使用目的の場合である。
【0052】
CDにおける上記以外のトラックの場合であれ、また、普通の音声CD装置の場合であれ、意味があるのはそれぞれのトラックの時間的長さΔt が読取られ、これが図4における出力部A22のような出力部に送られることである。図5にテーブルにより図示したように、トラックC の長さは、この長さが当該CDの操作情報を包含するように、適用される。例えば、C トラック第1における15秒のトラック長さΔt1は、そのCDに4つの言語グループSが設けられていること、また、14秒のトラック長さは、4つのSグループのみが設けられていること、等を意味する。別のC トラックにおいては、例えば15秒の長さΔt2は、各々の言語グループSにおいて5つのトラックが設けられていること、また、14秒の長さは単に4つのトラックが設けられていること、等を意味する。
【0053】
CDによる認識に関する上述の問題に戻って明らかなことは、C トラックの1つが所定の長さをもって利用されるということ、及び各音声CDは、これに対応するトラックが所定の長さを有しない場合は、不適格なCDとして排除されるということである。このために、例えば既述のように、どのみち再生に使用されるべき音量補正トラックを利用することができる。
【0054】
このような手段及び方法により、本発明のCDを最高度に柔軟性をもって変更すること、及び再生操作に不可欠な情報をCD上にコード化することが可能となり、しかもこれによって音声CDの生産に馴染まない何らかのコード手段を用いることは要しない。
【0055】
テスト用信号を出力する前に、補聴器7の動作点に関してテスト用信号の音量レベルを補正することが実際上不可欠である。図1を見た場合、例えば、スピーカ装置11と補聴器7との間の距離、人の頭の位置、耳における構成、等が補聴器7に拾われる音量レベルに影響を及ぼす結果となることが認識される。
【0056】
図6は補正手続を説明するもので、ここにおいて補正入力は、手動による入力を介してその都度コンピュータ装置に送られ、ここにおいても補正手続は2つのテスト用音声信号Tにより実施される。即ち、図6に示された補正スイッチSK の操作により、コンピュータ装置3はその出力部A32から再生装置9における制御入力部E92に対して制御信号SELKALを発信する。これにより、読取り装置31の駆動装置29は、メモリー媒体20の所定の補正メモリー部分33上に位置決めされる。補正を行うテスト用信号TK が、このメモリー部分33からスピーカ装置11に伝達され、ここから更に、補聴器使用者に取付けられ、図6に拡大図示された補聴器7に送られる。
【0057】
補聴器7におけるディジタル式信号処理装置DPSには、レベル検出器(図示なし)が設けられており、ここから、その時々の音量レベルに従属する出力信号P(TK )をレベル検出器の出力部A71に出力する。レベル検出器の出力部A71とコンピュータ装置3との間の接続、即ち、スイッチS7 による接続と同時に、コンピュータ装置3はメモリー媒体20における補正メモリー部分33の再生を制御する。この時、レベル信号P(TK )は補正用比較装置35の第一の入力部E351 に送られる。また、比較装置35は、その第二の入力部E352 において、セットレベル信号PS を入力される。比較結果又は比較差Δは、再生装置/スピーカ装置の音声信号通路内に設けられた増巾器36の増巾制御入力部E36に送られる。ここにおいて、制御の必要に応じた繰返しにより、補聴器7で受取られる補正のためのテスト用信号TK がセットレベルPS に一致し、かつ、それによって補聴器7の音量動作点に一致するまで、増巾が実施される。
【0058】
図1及び図2の組合せにより、補聴器使用者の聴き取り具合による判定から直接的に、又は判定度合Bの論理結合の使用を通じて、導かれた心理的音響概念の入力及び尺度化により、テスト用音声信号Tが最終的にいかにして選択され出力されるかが説明された。
【0059】
特に、補聴器使用者が自己の判定入力を直接コンピュータ装置、即ち、図1における接続部E3 、に入力しようとする場合は、補聴器使用者は、自己の聴き取り具合を、尺度化され標準化された心理的音響度合に変換する教育を受けていないので、この入力手続を改善することが必要である。このため、図7に関して説明されるように、コンピュータ装置にはデコーダ装置が設けられる。図7に示された手段は、スイッチ切換により、図2に関して説明された専門家による入力にも、補聴器使用者による入力にも適用可能である。図7において信号通路における信号Bは、図2において説明された専門家により入力され尺度化された判定度合を示す。また、図7における信号Iは、補聴器使用者が図1における接続部E3 に入力した判定度合、例えば「反響大」、「不明瞭」、「歪大」、等、を示す。
【0060】
図1におけるコンピュータ装置3には、デコーダ装置40が設けられ、このデコーダ装置40には、補聴器使用者による判定信号Bに応じて入力信号Iで表わされ、標準化された心理的音響判定度合がデコード化テーブルの形で予め記憶されている。ここで、例えば、補聴器使用者により入力された概念「歪大」は、「音量が大き過ぎ」及び/又は「言語明瞭性の音調が高過ぎ」及び/又は「音質の歪が大きい」を意味することが考えられる。このため、信号Bに対応するこのような心理的音響判定度合は、デコーダ装置40の出力側において、スイッチ切換えにより、図2において説明された選択装置8に送られ、ここで、補聴器使用者が入力した判定内容の心理的音響面での最善の表示が実現される。この後、選択装置8は、既述のような方法で、対応する最適なテスト用音声信号の再生につき再び制御を実施する。
【0061】
以上のような本発明の補聴器調整装置により、特に目的に適した、かつ、経済的な補聴器の調整、特に微調整、が可能となる。種々の慣用的音響面、例えば、種々の言語領域、の事項に対し、それぞれの適合した音声メモリー媒体を採用することができ、また、制御入力装置における当初の言語選択の範囲内で選択される種々の言語によるテスト用信号を同じ1つのメモリー媒体により実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施の形態としての補聴器調整装置に関わる略式信号フロー/機能ブロック線図。
【図2】 図1の補聴器調整装置におけるテスト用信号の好ましい選択技術に関わる略式信号フロー/機能ブロック線図。
【図3】 図1の補聴器調整装置において次に再生されるべきテスト用信号を選択する更なる手段に関わる略式信号フロー/機能ブロック線図。
【図4】 図1の補聴器調整装置において目的外の音声メモリー媒体の再生を阻止する手段に関わる略式機能フロー/信号ブロック線図。
【図5】 本発明によりコード化された音声CDの略式構成図。
【図6】 図1、又は図1及び図2、の本発明による装置において自動化により与えられたテスト用音声信号を音量レベルに関して補正する手段に関わる略式信号フロー/機能ブロック線図。
【図7】 本発明のそれぞれの装置において単純な反応入力を標準化された複数信号にデコード化する手段に関わる図1ないし図6に類似の線図。

Claims (9)

  1. データ入力装置(5)、
    入力側を前記データ入力装置(5)に対する接続部(E)に接続され、出力側を補聴器(7)の調整入力に対する接続部(A3 )に接続されたコンピュータ装置(3)
    音声テスト信号をもつ複数個の音声トラックを記憶し、前記コンピュータ装置(3)の他の出力に接続された制御入力部(E )を有し、かつ、スピーカ装置(11)の入力部に接続可能な音声出力を有する音声メモリー媒体を含む再生装置(9)、および、
    装着者の複数個の判定データと装着者によって経験された音声テスト信号を記憶するメモリー装置を備えた補聴器調整装置において、
    前記装着者の判定データは前記補聴器を装着して前記音声トラックの1つを聴いた装着者の知覚に基づいて前記データ入力装置(5)へ入力され、前記装着者の判定データと前記装着者によって経験された音声テスト信号は前記メモリー装置に記憶され、かつ、
    前記コンピュータ装置(3)は、前記記憶された複数個の装着者判定データと装着者によって経験された前記音声テスト信号に基づいて制御信号を生成し、前記制御信号は前記コンピュータ装置(3)の前記他の出力へ適用され、前記制御信号は前記音声トラックの他の1つを自動的に選択するために使われることを特徴とする補聴器調整装置。
  2. 前記再生装置(9)は、少くとも1つの音声メモリーチップを含ことを特徴とする請求項1記載の補聴器調整装置。
  3. 前記再生装置(9)は、CD再生装置でなることを特徴とする請求項1記載の補聴器調整装置。
  4. 記再生装置(9)における前記音声メモリー媒体(20)を所定の認識符号と比較し、前記所定の認識符号と一致するものが認識されない場合は前記再生装置(9)を遮断するコンピュータ装置を更に有することを特徴とする請求項1記載の補聴器調整装置。
  5. デコーダ装置を更に有し、前記再生装置(9)は、前記再生装置(9)における音声メモリー媒体の少くとも1つの部分の範囲の情報(Δt)を生成する音声CD再生装置であり、前記情報は前記再生装置(9)の出力部(A22)から前記デコーダ装置に送られ、同デコーダ装置は前記再生装置(9)を操作する制御信号を生成してなることを特徴とする請求項1記載の補聴器調整装置。
  6. 前記補聴器調整装置は前記音声出力を制御するよう前記再生装置(9)の増幅制御入力部(E 36 )に接続された出力部を有するセットレベルの比較装置(35)を更に有し、
    記補聴器(7)は同補聴器(7)の音響/電気トランスデューサ(7a)に接続されレベル検出器(DPS)を有していて、前記補聴器(7)は、前記コンピュータ装置(3)が前記レベル検出器の出力部と前記コンピュータ装置(3)の制御入力部との間の接続を制御するレベル検出器制御信号をレベル検出器の制御出力部に生成するように、前記補聴器(7)の出力部に接続されるとともに、前記コンピュータ装置(3)の制御入力部(E351)は前記セットレベル比較装置(35)に接続され、
    記コンピュータ装置(3)は前記コンピュータ装置の制御入力部に制御入力を受けると前記再生装置(9)に前記音声メモリー媒体(20)の所定のメモリー部分を再生させ、
    かつ、前記コンピュータ装置(3)は前記コンピュータ装置(3)の制御入力部(E351)への前記レベル検出器の出力部の接続設定を制御することを特徴とする請求項記載の補聴器調整装置。
  7. 記コンピュータ装置(3)は更に選択装置を有し、データ入力のための前記接続は、人間による入力装置に接続されるとともに前記選択装置(8;50、53,52)に接続され、前記選択装置の選択された出力は前記再生装置(9)の前記入力部(E)に接続されてなることを特徴とする請求項1記載の補聴器調整装置。
  8. 前記選択装置は、テスト用信号/反応信号のパターンメモリー装置(52)を含み、記パターンメモリー装置(52)の出力部は、コンピュータ装置(3)の第一の入力部に接続され、データ入力のための前記接続部(E)は、前記コンピュータ装置(3)の第二の入力部に接続され、前記コンピュータ装置(3)は前記制御入力部に接続される出力部を有することを特徴とする請求項記載の補聴器調整装置。
  9. データ入力のための前記接続部(E3 )は人間による入力装置とデコーダ装置(40)に接続され、前記デコーダ装置(40)は、記憶されたデコード化テーブルに従って前記人間による入力装置(5)からの入力データ(I)に応じて前記デコーダ装置(40)の出力部に出力データを生成し、前記コンピュータ装置の他の入力部に接続されてなることを特徴とする請求項1記載の補聴器調整装置
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