JP4336352B2 - ケーブルトラフ及びケーブルトラフの両端間における連結部形成方法。 - Google Patents

ケーブルトラフ及びケーブルトラフの両端間における連結部形成方法。 Download PDF

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Description

本発明は、ケーブルトラフ及び当該ケーブルトラフの両端間における連結部形成方法に関するものである。
ケーブルトラフには、敷設の際に隣合うもの相互を連結しながら敷設する形態のものが多い。
特に合成樹脂製(廃材の利用等)のケーブルトラフでは、一端部に雌形連結部を有するとともに他端部に前記雌形連結部と対応する雄形連結部を有し、敷設時に隣のトラフの雌形連結部へ雄形連結部を落し込む要領で長さ方向に抜け止め状に連結されるものが市販されている。
ケーブルトラフを敷設する場合、一定長さのケーブルトラフを一連に連結しながら敷設することができる敷設長さと、ケーブルトラフ相互の連結部のラップ長さを除くトラフ長さの倍数とは一致しない場合がはるかに多い。勿論、ケーブルトラフ相互の連結部のラップ長さは多少調整できるように設計されてはいるが、その調整量ではトラフ長さ(連結のためのラップ量を除いた実長)と残存未敷設長さとの相違を吸収できない場合が少なくない。
前記のような場合に、長さの異なる多種のトラフを準備するのでは多種の成形金型を必要として不経済であるために、これまでは短尺の長さ調整用トラフを用意し、この長さ調整用トラフを用いると同時に、さらに長さの微調整として、定尺トラフの連結ラップ量を複数個に渡って調整することも併用して最終的にトラフの敷設長さを調整していた。このような調整法を取る場合には、敷設長さの寸法目測や計測を誤るなどし、改めて長さ調整用トラフを準備したり、再度既敷設の数個のトラフにおける勘合部のラップ量を調整して敷設し直すなどの必要があった。
本発明の目的は、ケーブルトラフの敷設時に未敷設長さが当該トラフの長さより短くなった場合に、当該未敷設長さに合わせてケーブルトラフの両端間で連結部を比較的容易に形成することができるケーブルトラフを提供することにある。
本発明の他の目的は、ケーブルトラフの両端間の所定位置を切断して容易に連結部を形成し、作業性よく未敷設長さに合わせてトラフを敷設することができる連結部の形成方法を提供することにある。
本発明に係る第1のケーブルトラフは、前記課題を解決するため、
相互に連結しながら敷設される断面ほぼU字状の合成樹脂製トラフであって、
トラフ長さ方向一端部側に、深さが他の部分より深くかつ内幅が他の部分よりも広くなるように形成された凹部と、当該凹部端部の両内側面に内側へ突出するように形成された係止片とからなる雌形連結部を有し、
トラフ長さ方向他端部側に両外側面の端部に前記係止片と対応する係止突起が形成され前記雌形連結部へ落し込み状に案内される雄形連結部を有し、
少なくとも前記雄形連結部を除く部分の底面両側部に長さ方向に沿う脚条部を有し、
両外側面の長さ方向の同位置へ所定間隔に縦リブを有し、
前記いずれかの縦リブを含む位置において長さ方向と直交する状態に切断したときに、当該切断部における前記脚条部を除く切断面の両側部が雌型連結部の係止片に係止可能な寸法を有しており
隣合う縦リブ相互のほぼ中間に位置する状態で前記各脚条部と連続しかつ長さ方向と直交する底面リブが形成され、各底面リブ相互間の底面は前記雄形連結部の底面とほぼ同じレベルであり、
前記底面リブ相互間の底面の両側部には、対応する脚条部の内側の面と交差する状態に底面の内側寄り位置から側方へ先上り状に傾斜したテーパ面を有する下向きの溝が形成されていることを特徴としている。
本発明に係る第2のケーブルトラフは、前記課題を解決するため、
相互に連結しながら敷設される断面ほぼU字状の合成樹脂製トラフであって、
トラフ長さ方向一端部側に、深さが他の部分より深くかつ内幅が他の部分よりも広くなるように形成された凹部と、当該凹部の端部両内側面に内側へ突出するように形成された係止片とからなる雌形連結部を有し、
トラフ長さ方向他端部側に両外側面の端部に前記係止片と対応する係止突起が形成され前記雌形連結部へ落し込み状に案内される雄形連結部を有し、
少なくとも前記雄形連結部を除く部分の底面両側部には長さ方向の同位置に位置する同じ長さの各途切れ部を介して長さ方向へ断続する状態に脚条部を有し、
両外側面に前記各途切れ部の長さ方向中間へ位置する状態に縦リブを有し、
前記いずれかの縦リブを含む位置において長さ方向と直交する状態に切断したときに、当該切断部における切断面の両側部が雌型連結部の係止片に係止可能な寸法を有していることを特徴としている。
本発明に係る第1のケーブルトラフの両端間における連結部形成方法は、前記課題を解決するため、前記第1のケーブルトラフを、両側部の長さ方向同位置にある対の縦リブの前記雄形連結部側端部又は当該端部から前記雄形連結部側へやや偏った部分において長さ方向と直交する状態に切断するとともに、当該対の縦リブの下部を含む各脚条部を前記テーパ面に沿って前記雌形連結部の方向へ所要長さ切除することにより、隣接するケーブルトラフの雌形連結部へ連結される雄形連結部を形成することを特徴としている。
本発明に係る第2のケーブルトラフの両端間における連結部形成方法は、前記課題を解決するため、前記第2のケーブルトラフを、両側部の長さ方向の同位置にある対の縦リブの前記雄形連結部側端部又は当該端部から前記雄形連結部側へやや偏った部分において長さ方向と直交する状態に切断することにより、隣接するケーブルトラフの雌形連結部へ連結される雄形連結部を形成することを特徴としている。
本発明に係る第1のケーブルトラフによれば、前記のように構成されているから、長さ方向同位置にあるいずれかの対の縦リブの前記雄形連結部側端部又は当該端部から前記雄形連結部側へやや偏った部分においてトラフ長さ方向と直交状に切断すると、当該切断部における前記対の縦リブの下部を含む各脚条部以外の部分は、その切断端面を含む形状及び寸法が当該ケーブルトラフの雄形連結部とほぼ同様なものとなる。
したがって、当該対の縦リブの下部を含む各脚条部を前記テーパ面に沿って前記雌形連結部の方向へ所要長さ切除することにより、直前に敷設された隣のケーブルトラフの雌形連結部へ連結し得る雄形連結部が形成される。
このときのケーブルトラフの切断は、長さ方向と直交する方向の切断と脚条部の長さ方向への短い長さの切断であり、刃物との接触長さが小さく、かつ、脚状部を切除するときに前記テーパ面が切断の目印及びガイドとなり、例えば手鋸などを使用して比較的容易かつ簡単に切断し、連結部を形成することができる。
本発明に係る第2のケーブルトラフによれば、前記のように構成されているから、両側部の長さ方向同位置にある対の縦リブの前記雄形連結部側端部又は当該端部から前記雄形連結部側へやや偏った部分において長さ方向と直交する状態に切断すると、当該切断部における切断端面を含む形状及び寸法が当該ケーブルトラフの雄形連結部とほぼ同様なものとなる。
したがって、直前に敷設された隣のケーブルトラフの雌形連結部へ連結し得る雄形連結部が形成される。
このときのケーブルトラフの切断は、長さ方向と直交する方向の切断のみであるので、例えば手鋸などを使用してさらに容易かつ簡単に連結部を形成することができる。
本発明に係るケーブルトラフの両端間における連結部の形成方法によれば、ケーブルトラフの敷設において未敷設長さが当該ケーブルトラフの長さより短いときに、雌形連結部側の端部から当該未敷設長さに見合う長さ位置にある縦リブを選び、当該縦リブの位置でケーブルトラフを前記のように切断することにより、残存未敷設長さに合わせてケーブルトラフを作業性よく敷設することができる。
図1は本発明に係るケーブルトラフの一実施形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図である。また、図2は図1のケーブルトラフの長さ方向に沿う断面図、図3は(a)図の矢印A−Aに沿う断面図、図4はケーブルトラフを(a)図の矢印B−B方向に切断したときの断面図、図5の(e)図は図4のケーブルトラフの各脚条部を矢印C−C方向及びD−D方向に沿って所定長さ切断除去して、両端間に雄形連結部を形成したケーブルトラフの部分平面図、(f)図は両端間に別形態の連結部を形成したケーブルトラフの部分平面図である。
この実施形態のケーブルトラフ1は、全体として断面ほぼU字状に成形されており、プラスチック製品の廃材を利用した合成樹脂を用いている。
ケーブルトラフ1は隣合うもの相互を連結しながら敷設されるのに適するように構成されており、したがって、一端部には雌形連結部2が形成され、他端部には前記雌形連結部2と適合する形態の雄形連結部3が形成されている。
雌形連結部2は、深さが他の部分よりも深い段部でかつ他の部分よりも内幅が広くなるように形成されており、その端部両内側面には内側へ突出した係止片20,20が形成されている。
他方雄形連結部3は、(a)図及び図2のように敷設時に隣接するケーブルトラフ1の雌形連結部2へ上方から落し込み状に案内し得るように、雌形連結部2に対し適当なクリアランスをもって適合するように形成され、その端部両外側面には雌形連結部2の係止片20,20に対して長さ方向へ抜け止め状に係止される係止突起30,30が形成されている。
ケーブルトラフ1の前記雄形連結部3を除く部分の底面両側部には、フランジ40,40をそれぞれ含む脚条部4,4が長さ方向に沿って形成されている。したがって、各フランジ40は対応する脚条部4の一部を構成している。
底面には、隣合う縦リブ相互のほぼ中間に位置する状態で前記各脚条部4,4と連続しかつ長さ方向と直交する底面リブ6が形成され、各底面リブ6は、その下端レベルがトラフ1の見かけの底面である脚条部4の底面レベルよりもやや上位になるように形成されている。尚、この底面リブ6は、トラフの強度を高めるため設けることが望ましいが、場合により設けなくても良い。
両外側面の長さ方向同位置には一定の間隔に多数の縦リブ5が形成され、各縦リブ5の下方部分はそれらの下端部が前記フランジ40の側縁まで達するように傾斜状に広がっている。
前記縦リブ5,5相互間におけるトラフ両外側面相互間の間隔は前記雄形連結部3における両外側面相互間の間隔とほぼ等しくなるように構成され、各縦リブ5の前記雄形連結部3の外側面と対応する部分の側方への突出量は、前記係止突起30とほぼ等しくなるように設定されている。これにより、雌形連結部2と雄形連結部3の勘合がより強固で安定したものとすることができる。
前記縦リブ5の位置を含む長さ方向前後の所定領域(この実施形態では、底面リブ6相互の間)における底面は、前記雄形連結部3の底面レベルと等しくなるように構成されている。
なお各符号7は、ケーブルトラフ1の全体の見かけ幅を規定する補強を兼ねた幅規定リブであり、その作用上ケーブルトラフ1の両端部寄り部分の両側部に形成されている。
この実施形態において、底面リブ6相互間の底面の両側部には、対応する脚条部4の内側の垂直面と交差する状態に底面の内側寄り位置から側方へ先上り状に逆傾斜したテーパー面41aを有する下向きの溝41がそれぞれ形成されている。
前記溝41のテーパー面41aの傾斜は、図1(d)図における雄形連結部3の面取りのテーパー面31とほぼ同じである。
この実施形態においては、雌形連結部2の内側の長さと雄形連結部3の外側の長さは、雄形連結部3を隣のケーブルトラフ1の雌形連結部2へ上方から落し込み状に案内して連結するとき、それらのラップ長さを数cmの範囲で調節することができる程度の長さにしてある。
また、雌形連結部2の内幅と雄形連結部3における係止突起30,30の先端部相互が形成する幅との差は、両者をラップさせて連結したとき、一方のケーブルトラフ1に対して他方のケーブルトラフを所定量屈曲した状態で連結できる程度に設定してある。
以上の実施形態のケーブルトラフを用いて両端間に連結部を形成する方法を、当該ケーブルトラフの作用とともに以下説明する。
例えば図1(a)図のケーブルトラフ1において、所望の対の縦リブ5,5の雄形連結部3側の端部に沿って、長さ方向と直交する状態に手鋸等により切断する。その切断部は図4のように表れる。
前記のように、ケーブルトラフ1の両側面において、各縦リブ5相互間における両外側面相互の間隔は雄形連結部3の外側面相互の間隔とほぼ等しく、底面リブ6相互間の底面レベルも雄形連結部3の底面レベルとほぼ等しいため、前記の切断された状態の切断面は、当該切断面の縦リブ5の下部を含む脚条部4の下端部分を除いたものとほぼ同じになる(図4)。
この状態で、当該切断部分における対の縦リブ5の下部を含む各脚条部4を、前記溝41のテーパー面41aに沿って前記雌形連結部2の方向へ所要長さ切除することにより、図5の(e)図のように隣接するケーブルトラフの雌形連結部2へ連結し得る雄形連結部3aを形成することができる。
前記のように形成された図5の(e)図の雄形連結部3aにおいて、各縦リブ5の前記雄形連結部3の外側の垂直面と対応する部分の側方への突出量は、前記係止突起30とほぼ等しくなるように設定されているので、前記のように当該部分の縦リブ5の下部を含む脚条部4を切除すると、当該各縦リブ5により係止突起30aが形成される。
前記実施形態のケーブルトラフによれば、両端間に連結部を形成するときの切断は、長さ方向と直交する方向の切断と脚条部の長さ方向への短い長さの切断であり、刃物との接触長さが小さいので、手鋸などを使用して比較的容易かつ簡単に切断し、連結部を形成することができる。
特に、底面両側の脚条部4の内側部分へ当該脚条部4の内側面と相対するテーパー面41aを有する溝41を形成したので、脚条部4の下部部分を前記テーパー面41a沿って切除することができる。したがって、切除作業に先だって切断基準線を描く等の手間が省けるとともに、手元が見え難い夜間作業等の際にも容易に切除作業を行うことができる。
また前記連結部の形成方法によれば、ケーブルトラフ1を連結しつつ敷設する際に、一連に敷設可能な長さ領域でトラフ長さ以下の長さの未敷設残存長さが生じた場合、その残存長さに見合う部分でトラフ1を切断して容易にかつ施工性よく長さ調整を行うことができる。
雌形連結部2と雄形連結部3の連結時のラップ長さは、所定の範囲で調節できるようになっているので、未敷設の残存長さと縦リブ5相互間の間隔の大きさとが合わないときは、例えば図5の(f)図のように、当該対の縦リブ5,5よりもやや雄形連結部3寄り位置を切断して雄形連結部3aを形成して調整することができる。
さらに、雌形連結部2と雄形連結部3との連結時のラップ長さは所定の範囲で調節できるようになっているので、当該調節によっても縦リブ5相互の間隔と未敷設の残存長さとの調整を図ることができる。
第2実施形態
図6は本発明に係るケーブルトラフの第2実施形態を示す図で、(g)図はケーブルトラフの平面図、(h)図は(g)図の矢印E−Eに沿う断面図である。
この実施形態では、フランジ40を有する脚状部4は、ケーブルトラフ1の各連結部2,3を除く部分の底面両側部において、長さ方向の同位置に位置する同じ長さの各途切れ部を介して長さ方向へ断続する状態に形成されている。
各縦リブ5は前記各途切れ部の長さ方向中間へ位置する状態に形成され、雄形連結部3の係止突起30とほぼ均一な側方への突出量と縦方向長さを有している。
フランジ40を有する各脚状部4の部分においては、トラフの両側面に補強専用縦リブ8が形成されており、各補強専用縦リブ8は、各縦リブ5のほぼ中間に位置していて、第1実施形態のケーブルトラフ1における縦リブ5と同じサイズ及び形状である。
底面リブ6は前記各補強専用縦リブ8とほぼ対応する位置に形成されている。
各縦リブ5と補強専用縦リブ8相互間における外側面(すなわちトラフ1の外側面)相互の間隔は雄形連結部3の外側面相互の間隔とほぼ等しく、底面リブ6相互間の底面レベルは雄形連結部3の底面レベルとほぼ等しくなるように設定してある。すなわち、前記いずれかの縦リブを含む位置において長さ方向と直交する状態に切断したとき、当該切断部における切断面の両側部が雌型連結部の係止片に係止可能な寸法を有している。
この実施形態におけるケーブルトラフ1の他部分の構成は、前記第1実施形態のトラフとほぼ同様である。
以上の実施形態のケーブルトラフを用いて両端間に連結部を形成する方法を、当該ケーブルトラフの作用とともに以下説明する。
例えば図6(g)図のケーブルトラフ1において、所望の対の縦リブ5,5の雄形連結部3側の端部又は当該端部よりも雄形連結部3方向へやや偏った位置で、当該トラフ1を長さ方向と直交する状態に手鋸等により切断する。その切断部は(h)図で示すようにように表れる。
前記のように、前記いずれかの縦リブ5を含む位置において長さ方向と直交する状態に切断したとき、当該切断部における切断面の両側部が雌型連結部の係止片に係止可能な寸法を有しているため、前記の切断部における端面形状を含む形状及び寸法が雄形連結部3とほぼ同じになる。
したがって、前記のような切断により隣接するケーブルトラフの雌形連結部2へ連結し得る雄形連結部3aを極めて容易に形成することができる。
前記連結部の形成方法によれば、ケーブルトラフ1を連結しつつ敷設する際に、一連に敷設可能な長さ領域でトラフ1の長さ以下の未敷設残存長さが生じた場合、その残存長さに見合う部分でトラフ1を切断して極めて容易にかつ施工性よく長さ調整を行うことができる。
本発明に係るケーブルトラフの一実施形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図である。 図1のケーブルトラフの長さ方向に沿う断面図である。 図1(a)図の矢印A−Aに沿う断面図である。 トラフの両端間へ連結部を形成するためトラフを図1(a)図の矢印B−B方向に切断したときの断面図である。 ケーブルトラフの両端間の所望の位置へ切断により雄形連結部を形成した状態の図で、(e)図は図4の状態から雄形連結部を形成したトラフの部分平面図、(f)図はトラフ両端間へ別な形態の雄形連結部を形成した部分平面図である。 本発明に係るケーブルトラフの第2実施形態を示す図で、(g)図はケーブルトラフの平面図、(h)図は(g)図の矢印E−Eに沿う断面図である。
1 ケーブルトラフ
2 雌形連結部
20 係止片
3,3a 雄形連結部
30,30a 係止突起
31 テーパー面
4 脚条部
40 フランジ
41 溝
41a テーパー面
5 縦リブ
6 底面リブ
7 幅規定リブ
8 補強専用縦リブ

Claims (5)

  1. 相互に連結しながら敷設される断面ほぼU字状の合成樹脂製トラフであって、
    トラフ長さ方向一端部側に、深さが他の部分より深くかつ内幅が他の部分よりも広くなるように形成された凹部と、当該凹部端部の両内側面に内側へ突出するように形成された係止片とからなる雌形連結部を有し、
    トラフ長さ方向他端部側に両外側面の端部に前記係止片と対応する係止突起が形成され前記雌形連結部へ落し込み状に案内される雄形連結部を有し、
    少なくとも前記雄形連結部を除く部分の底面両側部に長さ方向に沿う脚条部を有し、
    両外側面の長さ方向の同位置へ所定間隔に縦リブを有し、
    前記いずれかの縦リブを含む位置において長さ方向と直交する状態に切断したときに、当該切断部における前記脚条部を除く切断面の両側部が雌型連結部の係止片に係止可能な寸法を有しており
    隣合う縦リブ相互のほぼ中間に位置する状態で前記各脚条部と連続しかつ長さ方向と直交する底面リブが形成され、各底面リブ相互間の底面は前記雄形連結部の底面とほぼ同じレベルであり、
    前記底面リブ相互間の底面の両側部には、対応する脚条部の内側の面と交差する状態に底面の内側寄り位置から側方へ先上り状に傾斜したテーパ面を有する下向きの溝が形成されている、
    ことを特徴とするケーブルトラフ。
  2. 前記縦リブ相互間におけるトラフ両外側面相互間の間隔は前記雄形連結部における両外側面相互間の間隔とほぼ等しく、
    前記縦リブの少なくとも前記雄形連結部の外側面と対応する高さ部分の側方への突出量は前記係止突起とほぼ等しい、
    請求項1に記載のケーブルトラフ。
  3. 相互に連結しながら敷設される断面ほぼU字状の合成樹脂製トラフであって、
    トラフ長さ方向一端部側に、深さが他の部分より深くかつ内幅が他の部分よりも広くなるように形成された凹部と、当該凹部端部の両内側面に内側へ突出するように形成された係止片とからなる雌形連結部を有し、
    トラフ長さ方向他端部側に両外側面の端部に前記係止片と対応する係止突起が形成され前記雌形連結部へ落し込み状に案内される雄形連結部を有し、
    少なくとも前記雄形連結部を除く部分の底面両側部には長さ方向の同位置に位置する同じ長さの各途切れ部を介して長さ方向へ断続する状態に脚条部を有し、
    両外側面に前記各途切れ部の長さ方向中間へ位置する状態に縦リブを有し、
    前記いずれかの縦リブを含む位置において長さ方向と直交する状態に切断したときに、当該切断部における切断面の両側部が雌型連結部の係止片に係止可能な寸法を有している、ことを特徴とするケーブルトラフ。
  4. 請求項1又は2に記載のケーブルトラフを、両側部の長さ方向同位置にある対の縦リブの前記雄形連結部側端部又は当該端部から前記雄形連結部側へやや偏った部分において長さ方向と直交する状態に切断するとともに、当該対の縦リブの下部を含む各脚条部を前記テーパ面に沿って前記雌形連結部の方向へ所要長さ切除することにより、隣接するケーブルトラフの雌形連結部へ連結される雄形連結部を形成することを特徴とする、ケーブルトラフの両端間における連結部形成方法。
  5. 請求項3に記載のケーブルトラフを、両側部の長さ方向の同位置にある対の縦リブの前記雄形連結部側端部又は当該端部から前記雄形連結部側へやや偏った部分において長さ方向と直交する状態に切断することにより、隣接するケーブルトラフの雌形連結部へ連結される雄形連結部を形成することを特徴とする、ケーブルトラフの両端間における連結部形成方法。
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