JP4335866B2 - シルバーカー等におけるブレーキ杆の操作装置 - Google Patents

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本発明はシルバーカー等におけるブレーキ杆の操作装置に関する。
ベビーカーのブレーキ杆の操作装置として制動装置と車輪の固定装置を兼備している考案があり、同考案は門型のハンドル杆上部に円盤を回動自在に取り付けると共に円盤の偏心位置にわたり横方向のブレーキ操作棒の両端を取り付け、ブレーキ操作棒に牽引ワイヤーの上端を連結すると共に後輪に圧接して制動する制動部と、後輪ホイルの係止リブに係脱自在に係止して後輪の転動を阻止し駐車する固定部を備えたブレーキ杆に牽引ワイヤーの下端を連結し、ブレーキ操作棒の端部に係脱自在に係止する円弧状の凹面と該凹面に連続するカム面を設けた爪状片からなるストッパー部材をブレーキ操作棒の下方においてハンドル杆に回動自在に装着し、ブレーキ操作棒の端部がストッパー部材の凹面に当接する状態でブレーキ操作棒を手指で握持し、または開放して後輪の制動と開放を自在に行ない、ストッパー部材を回動させてブレーキ操作棒の端部がカム面に当接した状態でブレーキ杆の固定部を後輪ホイルの係止リブに係止させて後輪の転動を阻止し駐車する構成であり、本発明はこの考案の改良に係るものである。
例えば実用新案登録第2566534号公報
ブレーキ操作棒の端部がストッパー部材のカム面に当接した状態で後輪の転動を阻止できるのであるが、この駐車状態から後輪の制動と開放を行ないながらベビーカーを押進するためにはストッパー部材の凹面をブレーキ操作棒の端部に係止させる手動の動作を行なう必要があり、この手動の動作を省略しブレーキ操作棒を引き上げるだけで端部が凹面に自動的に係止するシルバーカー等におけるブレーキ杆の操作装置を提供することを目的とする。
ハンドル杆上部に円盤を対向させて回動自在に取り付けると共に円盤の偏心位置にわたり横方向のブレーキ操作棒の両端を取り付け、ブレーキ操作棒に牽引ワイヤーの上端を連結すると共に後輪に圧接して制動する制動片と、後輪ホイルの係止リブに係脱自在に係止して後輪の転動を阻止する固定片を備えたブレーキ杆に牽引ワイヤーの下端を連結し、ブレーキ操作棒の端部に係脱自在に係止する円弧状の凹面と該凹面に連続するカム面を設けた爪状片からなるストッパー部材をブレーキ操作棒の下方においてハンドル杆に回動自在に装着してなるブレーキ杆の操作装置において、ストッパー部材に円筒状の取り付け部をカム面から一体に連設し該取り付け部の一端面から内方へかけて半ばまでを縮径面に形成すると共に縮径面から段差を付して他端面までを拡径面に形成し、縮径面側の端面に扇形状の係止凹所を設けると共に拡径面に巻きバネを弾装する。
取り付け部の縮径面側に被せる蓋体の裏面の円周寄りに係止凹所と係脱自在に係合する突起を設けると共に、ハンドル杆上部に設けている円盤の下方に縮径面内に嵌挿する円柱状のブラケットをブレーキ操作棒と平行して突設し、ブラケットの端面に方形の凹所を設けると共に蓋体の裏面に該凹所に嵌合する方形の突部を設け、蓋体をブラケットに固定してストッパー部材をブラケットに回動自在に装着したのである。
ブレーキ操作棒の端部がストッパー部材のカム面に当接した状態で後輪の転動を阻止した駐車状態を確保し、この駐車状態から適宜に後輪の制動と開放を行ないながらシルバーカー等を押進するためにブレーキ操作棒を引き上げるだけでブレーキ操作棒の端部がストッパー部材のカム面から離脱して凹面に自動的に係止し駐車状態を解放すると共にハンドブレーキを自在に利かせるのである。
図1は本発明装置を取り付けた状態を示すシルバーカーの背面図、図2は本発明装置をハンドル杆上部に装着した状態を示す要部拡大断面図、図3はストッパー部材の左側面図、図4は同、斜視図、図5は図3におけるA−A断面図、図6は蓋体の背面図、図7は同、左側面面図である。
図1、図2及び図3において、門型のハンドル杆1の上部に円盤2を対向させて回動自在に取り付けると共に円盤2の偏心位置にわたり横方向のブレーキ操作棒3の両端を取り付け、ブレーキ操作棒3に牽引ワイヤー4の上端をノックピン5で連結すると共に後輪6に圧接して制動する制動片7aと、後輪ホイルの係止リブに係脱自在に係止して後輪の転動を阻止する固定片7bを備えたブレーキ杆7に牽引ワイヤー4の下端を連結し、ブレーキ操作棒3の端部3aに係脱自在に係止する円弧状の凹面8aと該凹面8aに連続するカム面8bを設けた爪状片からなるストッパー部材8をブレーキ操作棒3の下方においてハンドル杆1に回動自在に装着してなるブレーキ杆の操作装置において、ストッパー部材8に円筒状の取り付け部8cをカム面8bから一体に連設し、該取り付け部8cの一端面から内方へかけて半ばまでを縮径面8dに形成すると共に縮径面8dから段差を付して他端面までを拡径面8eに形成し、縮径面8d側の端面に扇形状の係止凹所8fを設けると共に拡径面8dに巻きバネ9を弾装する。巻きバネ9の一端は 縮径面8d側に穿設した係止孔8gに嵌入している。取り付け部8cの縮径面8d側に被せる蓋体10は裏面の円周寄りに方形の突起10aが設けられ、突起10aを係止凹所8fに係脱自在に遊嵌し、ハンドル杆1の上部に設けている円盤2の下方に縮径面8d内に嵌挿する円柱状のブラケット11をブレーキ操作棒3と平行して突設し、ブラケット11の端面に方形の凹所11aを設けると共に蓋体10の裏面中央部に該凹所11aに嵌合する方形の突部10bを設け、蓋体10をブラケット11に止着ネジ12で固定してストッパー部材8をブラケット11に回動可能に装着し、巻きバネ9の他端をブラケット11の基部に設けている係止孔8hに嵌入することによりストッパー部材8の凹面8aとカム面8bをブレーキ操作棒3の端部3aへ常に圧接させるよう付勢し、シルバーカー等を押進するためにブレーキ操作棒3を引き上げるだけでブレーキ操作棒3の端部3aがストッパー部材8のカム面8bから離脱して凹面8aに自動的に係止し駐車状態を解放するのである。尚、図1において13は座席、14は物入れ用バッグ、15は後脚杆である。
図8はブレーキ操作棒3の引き上げにより端部3aが、ストッパー部材8のカム面8bから凹面8aへ接触しながら駆け上がつて復元し、自動的にブレーキ操作ができる直前の状態を示す要部拡大正面図であり、蓋体10の突起10aはストッパー部材8の係止凹所8f内で遊嵌状態にある。図9はブレーキ状態からストッパー部材8を押し下げ駐車状態に切り換える直前の状態を示す要部拡大正面図であり、突起10aはストッパー部材8の係止凹所8fの一端面に当接してストッパー部材8が過剰に押し下げられないように保持されている。図10は、端部3aが、ブレーキ操作棒3の引き上げによりカム面8bから駆け上がって凹面8aに係止すると共に、突起10aが係止凹所8fの他端面に係止されたブレーキ操作状態を示す要部拡大正面図であり、このブレーキ操作状態は突起10aと係止凹所8fの他端面との係止によりブレーキ操作状態が妄りに解放される。すなわち、ブレーキ操作棒3を握ることでブレーキを利かせ、或いはブレーキ操作棒3を手放すことでブレーキ状態を解放することができるようになるのである。
シルバーカーとして、手元のワンタッチ動作でハンドブレーキと駐車ブレーキを利かせることができ、また坂道での駐車状態を確保できる操作性と安全性に優れているため市場の要請に合う好適な商品である。
本発明装置を取り付けた状態を示すシルバーカーの背面図。 本発明装置をハンドル杆上部に装着した状態を示す要部拡大断面 図。 ストッパー部材の左側面図。 同、斜視図。 図3におけるA−A断面図。 蓋体の背面図。 同、左側面面図。 ストッパー部材のカム面にブレーキ操作棒を係止した駐車状態を示す要部拡大正面図。 ストッパー部材のカム面とブレーキ操作棒の係止を解放しブレーキ状態から駐車状態に切り換える直前の状態を示す正面図。 ストッパー部材の凹面にブレーキ操作棒を係止しブレーキ操作を自在に行なう状態を示す正面図。
符号の説明
1 ハンドル杆 2 円盤 3 ブレーキ操作棒 4 牽引ワイヤー
6 後輪 7 ブレーキ杆 7a 制動片 7b 固定片
8 ストッパー部材 8a 凹面 8b カム面 8c 取り付け部
8d 縮径面 8e 拡径面 8f 係止凹所 8g、8h 係止孔
9 巻バネ 10 蓋体 10a 突起 10b 突部
11 ブラケット 12 止着ネジ

Claims (1)

  1. ハンドル杆上部に円盤を対向させて回動自在に取り付けると共に円盤の偏心位置にわたり横方向のブレーキ操作棒の両端を取り付け、ブレーキ操作棒に牽引ワイヤーの上端を連結すると共に後輪に圧接して制動する制動片と、後輪ホイルの係止リブに係脱自在に係止して後輪の転動を阻止する固定片を備えたブレーキ杆に牽引ワイヤーの下端を連結し、ブレーキ操作棒の端部に係脱自在に係止する円弧状の凹面と該凹面に連続するカム面を設けた爪状片からなるストッパー部材をブレーキ操作棒の下方において、ハンドル杆に回動自在に装着してなるブレーキ杆の操作装置において、ストッパー部材8に円筒状の取り付け部8cをカム面8bから一体に連設し該取り付け部8cの一端面から内方へかけて半ばまでを縮径面8dに形成すると共に縮径面8dから段差を付して他端面までを拡径面8eに形成し、縮径面8d側の端面に扇形状の係止凹所8fを設けると共に拡径面8eに巻きバネ9をその一端を縮径面8d側に穿設した係止孔8gに嵌入し、他端をハンドル杆1上部に存する円盤2の下方に設けられ、且つ、縮径面8d内に嵌挿されることでストッパー部材8を支持する円柱状のブラケット11の基部に設けた係止孔8hに嵌入する形態で、且つ、ストッパー部材8の凹面8aとカム面8bをブレーキ操作棒3の端部3aへ圧接させる形態で弾装し、取り付け部8cの縮径面8d側に被せる蓋体10の裏面の円周寄りに係止凹所8fと係脱自在に係合する突起10aを設けると共に、ハンドル杆1上部に存する円盤2の下方に設けられ、且つ、縮径面8d内に嵌挿されることでストッパー部材8を支持する円柱状のブラケット11をブレーキ操作棒3と平行して突設し、ブラケット11の端面に方形の凹所11aを設けると共に蓋体10の裏面に該凹所11aに嵌合する方形の突部10bを設け、蓋体10をブラケット11に固定してストッパー部材8をブラケット11に回動自在に装着して成るシルバーカー等のブレーキ杆操作装置。
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