JP4333780B2 - デジタル放送受信機 - Google Patents

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本発明は、時間情報を管理する時計部を有し、デジタル放送の放送信号に付加されるデータに含まれた情報を用いることにより、時計部の時間情報補正を行うデジタル放送受信機に関するものである。
近年のデジタル技術の発達により、放送の分野においてもデジタル化が進み、地上波デジタルテレビジョン放送/BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送/CS(Communications Satellite)デジタル放送などが実用化されている。
このデジタル放送の普及により、従来日本国内において行われてきた地上波アナログテレビジョン放送は、2011年7月末までに終了される予定となっており、放送終了後は、多チャンネル化/高画質化/高機能化(例えば、双方向サービスの提供)などの実現が可能な地上デジタルテレビジョン放送へ完全に移行される予定である。
また、このデジタル放送は、放送技術の規格などの面で多少の異なりはあるが、世界の潮流であるため、ヨーロッパ諸国など世界各国でも実用化されている。
地上波デジタルテレビジョン放送に代表されるようなデジタル放送では、映像・音声・データ(例えば、時間情報や番組情報)などから構成されるトランスポートストリーム(以下、TSと略す)がデジタル圧縮技術によりデジタル信号化され、デジタル放送受信機へ送信される。
ここで、デジタル放送受信機の多くは、その受信機内部において現在の時間情報を管理するための時計部を備えており、特に、DVD(Digital Versatile Disk)レコーダに代表されるような録画機能を備えたデジタル放送受信機においては、ユーザーにより設定された録画予約の開始および終了の時刻は、受信機に備えられた時計部の時間情報を基準としているため、正確な時間情報の管理が必要不可欠である。
この時計部の時間情報の管理に係る時間設定は、従来、ユーザーにより手動でなされてきたが、刻々と変化する時間情報に同調させ、正確な時間情報を設定することは困難を極める。
また、時間情報を正確に設定できた場合においても、その後の時間情報の管理は、デジタル放送受信機全体を制御するマイクロプロセッサによってなされ、このマイクロプロセッサは、温度や湿度などの外部環境の変動や、その他の様々な要因により精度が変動するため、日々少しずつではあるが管理対象の時間情報にズレを生じさせてしまう。
この問題を解決すべく、後掲の特許文献1では、複数のデジタル放送の受信を可能とする受信機が記載されており、この受信機には、各送信源別に時間管理を行うための専用の時計部が複数設けられている。
これにより、複数の送信源の中から受信する送信源として1つを選局し、選局した送信源から送信されるデジタル放送のTS信号を受信機で受信し、受信したTS信号に含まれる時間情報を受信機で抽出した後、抽出した時間情報に基づき、選局した送信源専用に設けられた時計部の時間情報の設定または修正を行う。
また、後掲の特許文献2では、放送信号を伝送するための送信機と、送信機から伝送された放送信号を受信するための受信機が記載されており、送信機に設定されている時間情報を含むスケジュール情報の作成を行い、作成したスケジュール情報を放送信号に含ませた後、この放送信号を受信機へ伝送する。
これにより、放送信号を受信した受信機は、受信した放送信号に含まれているスケジュール情報から時間情報を抽出し、この抽出した時間情報に基づいて、受信機に備えられている時計部の時間情報の修正を行う。
さらに、後掲の特許文献3では、衛星デジタル放送受信機に接続され、かつ時計部を有した周辺機器の時間修正方法が記載されており、衛星から送信された衛星デジタル放送のTS信号を上述の衛星デジタル放送受信機で受信し、受信したTS信号に含まれている時間情報を同受信機で抽出する。
ここで、抽出した時間情報を衛星デジタル放送受信機に接続された周辺機器に送信する場合は、送信遅延量(送信時間)が発生するため、この送信遅延量(送信時間)を考慮して抽出した時間情報の補正を行い、補正された時間情報を周辺機器に送信する。
この周辺機器に送信された時間情報と周辺機器の時計部が保持している時間情報とのズレが1分以上の場合は、送信された時間情報に基づいて、周辺機器の時計部が保持している時間情報が修正され、ズレが1分未満の場合は、周辺機器の時計機能が保持している時間情報は修正されない。
特開平10−234013号公報 特開2000−353970号公報 特開2002−228780号公報
上記の特許文献1または3においては、受信機で受信したTS信号に含まれている時間情報を基に、受信機に設けられた時計部の時間情報の補正を行うが、このTS信号に含まれている時間情報は、放送信号の送信元の設備状態や放送の編集仕様、その他の諸事情により、各送信源または各番組ごとに大小様々な違いが生じているため、上記文献の補正方法では、時間情報の確度の点で、正確な時間情報の補正を行えるとは言い難い。
また、上記の特許文献2においては、送信機に設定された時間情報を基に受信機側の時間情報を設定するため、送信機側の時間情報が正確に設定されていないことには受信機の時間情報も正確に補正することは出来ない。
本発明は、上述した問題点に鑑み、時計部の時間情報を正確に補正することができるデジタル放送受信機を提供することを目的としている。
本発明では、複数の送信源の中から受信するデジタル放送を選局するための選局部と、選局部で選局したデジタル放送の放送信号を受信するためのチューナと、チューナで受信した放送信号を復調するための復調部と、復調部で復調した放送信号に含まれている映像信号と音声信号とデータ信号とを抽出するための放送信号処理部とを備えたデジタル放送受信機において、放送信号処理部で抽出したデータ信号に含まれている時間情報を精査するための時間情報精査部と、時間情報精査部で精査された時間情報の確度を検証するための時間情報検証部と、時間情報を管理するための時計部とを設けている。
そして、時計部の時間情報を基準として、時計部の時間情報補正を行う時間が到来することにより、選局部にて受信できるデジタル放送を複数選局し、放送信号処理部にて、選局により得られた複数の放送信号から時間情報を抽出する。
放送信号処理部で抽出された時間情報は、時間情報検証部にて検証され、時間情報検証部で検証された複数の時間情報の中で最も確度の高い時間情報に基づいて、時計部の時間情報が補正される。この場合、選局部による選局の開始から時間情報検証部による全ての検証を終了するまでの検証時間を算出し、当該検証時間に最も確度が高い時間情報を加えて補正用時間情報を生成し、当該補正用時間情報を時計部の現在時刻として設定する。
このように、放送信号から抽出した複数の時間情報を検証して、最も確度の高い時間情報を用いて時計部の時間情報を補正することにより、1つの送信源から送信された放送信号に含まれる単一の時間情報に基づいて時間情報を補正する場合に比べて、精度の高い時間情報の補正を行うことが出来る。
また、本発明では、時間情報精査部において、最初の選局を行った時の選局時間からその後の各選局時間の間の選局時間差分を算出し、各放送信号に含まれている時間情報から選局時間差分を引くことにより、最初の選局を行った時の選局時間における放送信号の各々に含まれる時間情報を生成する。
このようにすることで、ある特定の同時刻における各送信源別の時間情報を生成することができる。
また、本発明では、時間情報検証部において、時間情報精査部で精査された時間情報の中で最も情報数が多い時間情報が有るか否かを検証し、ある場合は、該当する時間情報を最も確度の高い時間情報とし、ない場合は、明らかに異なる時間情報を検証対象から除外した後に、検証対象の時間情報の平均値を算出し、この平均値に近い時間情報であり、かつ時間情報数が最も多い時間情報を、最も確度が高い時間情報として導出する。
このようにすることで、時間情報精査部で精査された時間情報の中に最も情報数が多い時間情報がない場合においても、最も確度の高い時間情報を導出することができる。
本発明によれば、デジタル放送受信機で受信した放送信号に含まれる時間情報を複数抽出することにより、抽出した時間情報の中から最も確度の高い時間情報を導出し、この導出した時間情報に基づいて、同受信機に設けられた時計部の時間情報を正確に補正することができる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るデジタル放送受信機を用いて構成されるシステムの一例を示した図である。
図において、5はデジタル放送の電波を受信するためのアンテナ、100はアンテナ5で受信した電波に含まれる放送信号から映像信号と音声信号とデータ信号の抽出を行い、抽出した各信号に対して信号処理を行うデジタル放送受信機、11はデジタル放送受信機100に接続され、デジタル放送受信機100で画像処理が行われた映像信号またはデータ処理が行われたデータ信号を受信し、映像またはデータを表示するLCD(Liquid Crystal Display)、13はデジタル放送受信機100に接続され、デジタル放送受信機100で音声処理が行われた音声信号を受信し、音声を出力するスピーカである。
図2は、デジタル放送受信機100で受信した放送信号の構成を示す図である。
図において、21はデジタル放送受信機100で受信した放送信号であって、映像や音声、データなどの個別のストリームを共通の信号形式で扱い、多重化信号としたトランスポートストリーム(以下、TSと略す)、22はTS21を構成するトランスポートパケット(以下、TSパケットと略す)、23〜25は各TSパケット22に含まれる個別のストリームであって、23は映像ストリーム、24は音声ストリーム、25はデータストリームである。
映像ストリーム23は、パケットヘッダ26と映像情報27から構成されており、パケットヘッダ26には、各パケットの種類を表すパケット識別子(図示省略)が含まれている。
以下同様にして、音声ストリーム24はパケットヘッダ26と音声情報28から構成され、データストリーム25はパケットヘッダ26とデータ情報29から構成されている。
また、データ情報29には、時間情報や番組情報など様々な情報30が含まれている。
図3は本発明に係るデジタル放送受信機の一例を示したブロック図である。
図3では、図1と同一部分または対応する部分に同一符号を付してある。
図において、1はデジタル放送受信機100全体の制御を行うマイクロプロセッサ、2はデジタル放送受信機100内の各部へ電源を供給する電源部、3はデジタル放送受信機100において時間情報の管理を行う時計部、4は時計部3の時間情報を基準として、設定された時間が到来することにより到来事実を信号形式などにより出力するタイマ、6は受信するデジタル放送を複数の送信源の中から選局するための選局部、7は選局部で選局したデジタル放送の放送信号をアンテナ5を介して受信するチューナ、8はチューナ7で受信した放送信号を復調するための復調部、9は復調部8で復調されたトランスポートストリーム信号(以下、TS信号と略す)から映像信号と音声信号とデータ信号とを抽出するためのTS信号処理部である。
映像信号処理部10では、TS信号処理部9でTS信号から抽出された映像信号に対して画像処理が施され、画像処理が施された映像信号は、デジタル放送受信機100に接続されたLCD11に出力される。
同様にして、音声信号処理部12では、TS信号処理部9でTS信号から抽出された音声信号に対して音声処理が施され、音声処理が施された音声信号は、デジタル放送受信機100に接続されたスピーカ13に出力される。
また、データ信号処理部14では、TS信号処理部9でTS信号から抽出されたデータ信号から時間情報とそれ以外の情報とが抽出される。
データ信号処理部14で抽出された時間情報は、時間情報精査部16において精査され、精査結果に基づき精査後の時間情報が生成される。
そして、精査後の時間情報は、時間情報検証部17において検証手段により、この時間情報の確度が検証され、最も確度の高い時間情報が導出される。
さらに、導出された時間情報に、この時間情報の導出までに要した時間情報を加えて、補正用時間情報を生成し、生成された補正用時間情報に基づいて、時計部3の時間情報の補正を行う。
なお、精査および検証の詳細は後述する。
図4は上述したデジタル放送受信機100における時間情報補正手順を示すフローチャートである。
ステップS1では、時計部3の時間情報の補正を行う時間の設定を行う。
設定を行う際の各設定項目はLCD11に表示され、例えば図5に示すような表示となる。
ここで、本発明を用いて時間情報の補正を行うには、複数のチャンネルを選局することによって複数のTS信号を受信し、各TS信号に含まれている時間情報を抽出する必要がある。
このため、設定する時間帯として、視聴の可能性が低い時間帯(例えば、午前3時30分など)を選ぶ方がよい。
ステップS2では、ステップS1で設定した時間が到来することにより、タイマ4から到来事実を示す信号が出力される。
ステップS3では、ステップS2での信号出力に伴って選局部6が起動し、選局部6は受信できる全てのチャンネルに対して選局を行う。
ステップS4では、ステップS3での選局により得られた各々のTS信号に対して抽出処理を行い、これによりステップS5で、各々のTS信号から映像信号と音声信号とデータ信号が抽出される。
ステップS6では、ステップS5で抽出されたデータ信号の全てに対して更なる抽出処理を行い、これによりステップS7で、全てのデータ信号から時間情報とそれ以外の情報が抽出される。
ステップS8では、ステップS7で抽出された時間情報の全てに対して、時間情報精査部16で時間情報を精査し、精査後の時間情報を生成する。
ステップS9では、ステップS8で生成された精査後の時間情報の全てに対して、時間情報検証部17で時間情報の確度を検証し、最も確度の高い時間情報を導出する。
ステップS10では、時間情報検証部17で得られた最も確度の高い時間情報に基づき時計部3の時間情報の補正を行なう。
具体的には、まず始めに、選局部6による選局の開始から時間情報検証部17による全ての検証を終了するまでの検証時間を算出し、次に、この算出された検証時間にステップS9で導出された最も確度の高い時間情報を加えて補正用時間情報を生成し、最後に、この生成した補正用時間情報を、時計部3の時間情報(現在時刻)として設定する。すなわち、時計部3の時間情報を補正用時間情報に書き換えることにより、現在時刻の補正を行う。
図6は、本発明における時間情報の精査を詳述するための図であり、一例として異なる15のチャンネルの選局を行った場合の精査例を挙げたものである。
図において、31は選局したチャンネル、32は各15のチャンネルに対して選局を行った時の選局時間、33は最初の選局を行った時の選局時間32からその後の選局時間32までの間の選局時間差分、34は選局を行うことにより得られた各々のTS、35は選局により得られた各々のTSに含まれている時間情報であって、精査する前の精査前時間情報、36は精査前時間情報35に対して精査を行うことにより生成した精査後時間情報である。
ここで、本実施形態における精査とは、各々のTS信号に含まれている精査前時間情報35から各選局時間差分33を引くことにより、異なる15のチャンネルを同時(同時刻)に選局したと仮定した場合における、各々のTS信号に含まれる時間情報を生成することである。
例えば、図6においてチャンネル1の選局を開始した時の選局時間32は、デジタル放送受信機に設けられた時計部3の時間情報基準において「2007年2月3日、4時5分54秒」であり、参照先であるTS34「TS01」に含まれた精査前時間情報35は「2007年2月3日、4時5分55秒」である。
この場合、選局時間差分33は選局開始時であるため存在せず、精査後時間情報36は「2007年2月3日、4時5分55秒」となる。
以下同様にして、例えば、チャンネル10を選局した時の選局時間32「2007年2月3日、4時6分12秒」における参照先TS34は「TS10」、「TS10」に含まれている精査前時間情報35は「2007年2月3日、4時6分15秒」である。
このとき、選局開始からの選局時間差分33は、「18秒」であるため、精査後時間情報36は「2007年2月3日、4時5分57秒」となる。
図7Aは、本発明における時間情報の検証を詳述するための図である。
図において、51は図6における精査後時間情報36を時間情報別に項目化した精査後時間情報、52は各精査後時間情報51の各項目に該当する時間情報数である。
図7Aの場合、精査後の時間情報で最も多かった時間情報は、時間情報数が5件ある「2007年2月3日、4時5分55秒」である。
これにより、精査後の時間情報で最も確度が高い時間情報は「2007年2月3日、4時5分55秒」であることが言えるため、この時間情報に基づいて時計部3の時間情報の補正を行う。
しかしながら、図7Bの場合は、時間情報数54を2件保持する精査後時間情報53が計6項目存在するため、上述の図7Aの場合と同様に即、最も確度が高い時間情報を導出することはできない。
この場合は、まず始めに、明らかに異なる時間情報、図7Bにおいては、「2007年2月3日、16時5分55秒」と「2007年2月4日、4時5分55秒」を検証対象から除外し、残りの検証対象の時間情報について平均値を算出する。
この算出により、図7Bにおける平均値は、「2007年2月3日、4時5分55秒」となる。
次に、算出した平均値に近い項目の時間情報であり、時間情報数が最も多い項目の時間情報を検証する。
この条件を満たす時間情報は、図7Bにおいて、「2007年2月3日、4時5分55秒」となる。
上述の算出および検証により、最も確度が高い時間情報は、「2007年2月3日、4時5分55秒」であるため、この時間情報に基づいて時計部3の時間情報の補正を行う。
よって、本実施形態における検証とは、まず始めに、精査後時間情報の項目の中で最も時間情報数が多い項目が有るか否かを検証し、ある場合(図7A)は、その項目の時間情報を最も確度の高い時間情報とし、ない場合(図7B)は、まず始めに、明らかに異なる時間情報を検証対象から除外し、次に、検証対象の時間情報の平均値を算出し、最後に、この平均値に近い項目の時間情報であり、かつ時間情報数が最も多い項目の時間情報を、最も確度が高い時間情報として導出することである。
このように、上述した本発明の実施形態においては、予めユーザーにより設定された時間情報補正を行う時間が到来することにより、選局部6において受信できる全てのチャンネルに対して選局を行い、選局により得られたTS信号に含まれている複数の時間情報を時間情報精査部16で精査した後、時間情報検証部17にて検証することにより、最も確度が高い時間情報を導出することができる。
このため、時計部3の時間情報を正確な時間情報を以って精度良く補正することが出来る。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、上記実施形態では、検証方法の一例として、時間情報の平均値の算出を行ったが、標準偏差などの算出方法を用いても構わない。
また、上記実施形態では、選局することにより得られた全ての時間情報について、精査および検証を行ったが、予め定められた所定数の時間情報について精査と検証を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、デジタル放送受信機100を単体で取り上げたが、本発明のデジタル放送受信機は、テレビ受像機やSTB(Set Top Box)などの主映像機器または副映像機器に組み込むことも可能である。
さらに、本発明において、時計部の時間情報を補正するための補正用時間情報を、デジタル放送受信機に接続され、かつ時計部を備えた機器に同時に伝送することにより、このデジタル放送受信機に接続された全ての機器の時間情報までも補正することが可能となる。
本発明に係るデジタル放送受信機を用いて構成されるシステムの一例を示した図である。 デジタル放送における放送信号の構成を示す図である。 本発明に係るデジタル放送受信機の一例を示したブロック図である。 時間情報の補正手順を示したフローチャートである。 時間情報補正の設定時に表示される設定画面の一例を示した図である。 時間情報の精査を詳述するための図である。 時間情報の検証を詳述するための図である。 時間情報の検証を詳述するための図である。
符号の説明
3 時計部
4 タイマ
6 選局部
9 TS信号処理部
14 データ信号処理部
16 時間情報精査部
17 時間情報検証部
21 トランスポートストリーム
29 データ情報
100 デジタル放送受信機

Claims (1)

  1. 複数の送信源の中から受信するデジタル放送を選局するための選局部と、
    前記選局部で選局したデジタル放送の放送信号を受信するためのチューナと、
    前記チューナで受信した放送信号を復調するための復調部と、
    前記復調部で復調した放送信号に含まれている映像信号と音声信号とデータ信号とを抽出するための放送信号処理部と、
    を備えたデジタル放送受信機において、
    前記放送信号処理部で抽出したデータ信号に含まれている時間情報を精査するための時間情報精査部と、
    前記時間情報精査部で精査された時間情報の確度を検証するための時間情報検証部と、
    時間情報を管理するための時計部とを設け、
    前記時計部の時間情報を基準として、前記時計部の時間情報補正を行う時間が到来することにより、前記選局部にて受信できるデジタル放送を複数選局し、前記放送信号処理部にて、選局により得られた複数の放送信号から時間情報を抽出し、
    前記時間情報精査部は、最初の選局を行った時の選局時間からその後の各選局時間の間の選局時間差分を算出し、前記時間情報から前記選局時間差分を引くことにより、最初の選局を行った時の選局時間において、前記放送信号の各々に含まれる時間情報を生成し、
    前記時間情報検証部は、前記時間情報精査部で精査された時間情報の中で最も情報数が多い時間情報が有るか否かを検証し、ある場合は、該当する時間情報を最も確度の高い時間情報とし、ない場合は、明らかに異なる時間情報を検証対象から除外した後に、検証対象の時間情報の平均値を算出し、この平均値に近い時間情報であり、かつ時間情報数が最も多い時間情報を、最も確度が高い時間情報として導出し、
    前記選局部による選局の開始から前記時間情報検証部による全ての検証を終了するまでの検証時間を算出し、当該検証時間に前記最も確度が高い時間情報を加えて補正用時間情報を生成し、当該補正用時間情報を前記時計部の現在時刻として設定することを特徴とするデジタル放送受信機。
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