JP2005303799A - デジタル放送受信機、予約設定時刻管理方法及び予約設定時刻管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

デジタル放送受信機、予約設定時刻管理方法及び予約設定時刻管理プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 チャンネル間の時間情報の誤差に関わらず正確に予約実行、さらにデジタル・アナログ複数の放送を受信可能であれば放送波間の時間の違い、デコードによるタイムラグを吸収し、正確に予約実行することを可能にするデジタル放送受信機、予約設定時刻管理方法及び予約設定時刻管理プログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】 録画機能付デジタル放送受信機20は、時間情報取得部8により取得した時間情報と内蔵時計部2との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出する時間情報誤差算出部10と、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出して保持するデコードラグ保存部13とを備え、予約実行時間決定部14は、算出した誤差情報、及びデコードラグ保存部13に保存された内部遅延に基づいて予約実行テーブル15に設定された予約設定開始時刻を修正し、予約実行部16は、予約実行テーブル15に記された指定時刻に予約動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送番組を予約するデジタル放送受信機、予約設定時刻管理方法及び予約設定時刻管理プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、希望番組を確実に予約実行することを可能にする予約機能付デジタル放送受信機、複数の放送媒体を受信可能な予約機能付デジタル放送アナログ放送複合受信機に関する。
近年、テレビジョン放送もアナログ放送からデジタル放送に急速に移行している。このデジタル放送では、アナログ放送に比べて多チャンネル化が図られると同時に、受信機での番組選択に必要な情報(番組情報)をサービス情報として番組と共に伝送している。ユーザは、この番組情報を受信機の表示画面に表示し、放送番組の確認、視聴予約、録画予約等に利用することができる。
従来、デジタル放送を受信し、得られた受信信号から希望番組を録画する場合に予約機能付デジタル放送受信機が用いられる。この予約機能付デジタル放送受信機は、受信した信号の中から視聴者が録画を希望する番組(録画希望番組)を入力操作によって指定すると、指定した時刻に番組の選局動作を行い、接続、又は内蔵された記録機器を操作し録画が行われ、その録画内容を後で見ることができるものである。
デジタル放送受信機の予約動作としては、単純に本体内蔵時計を基準に指定時刻に選局動作、記録機器の操作を行うものが一般的である。特許文献1には、更に精密な予約実行を行うために、放送波に含まれる番組コードを監視しその変化をトリガに本体内蔵時計によらず予約を行うデジタル放送受信機が開示されている。
また、特許文献2には、デジタル放送受信機の本体内蔵時計を校正する手段としては時報検出によるものの他に放送波に含まれる現在時刻情報を用い、さらにSD(Standard Definition)映像とHD(High Definition)映像との切り替え時を示すシームレス切替え信号によって時計の時刻を較正することができ、秒よりも高い精度での較正を可能にする時刻較正方法及び装置が開示されている。
また、特許文献3には、デジタル放送受信機の本体内蔵時計校正の誤動作を防止する手段として複数チャンネルを同時受信し、受信チャンネルに含まれる現在時刻情報と内部時刻との時間差が、あらかじめ定められた閾値の範囲内にある場合に限り、現在時刻情報にて内部時刻を校正するデジタル放送受信機が開示されている。
特開平9−326987号公報 特開2001−91680号公報 特開2002−374473号公報
しかしながら、このような従来のデジタル放送受信機にあっては、以下のような解決課題があった。
2003年末より首都圏、近畿圏、中京圏の一部の地域において地上デジタル放送がはじまり、地上デジタル放送、BSデジタル放送、110℃S放送、地上アナログ放送、BSアナログ放送等、複数の放送を受信可能なデジタル放送アナログ放送複合受信機が市場に登場した。
従来の予約機能付デジタル放送受信機は、前述したように、単純に本体内蔵時計を基準にして指定時刻に選局動作、記録機器の操作を行うものが一般的である。このような予約機能をデジタル放送アナログ放送複合受信機に当てはめた場合以下のような不具合が起こりうる。
地上アナログ放送の時報で本体内蔵時計を校正し、単純に本体内蔵時計を基準に指定時刻に選局動作、記録機器の操作を行う場合、地上アナログ放送の予約実行時には正しく録画予約動作が行われるが、地上デジタル放送の番組に関しては録画された予約番組の先頭に1つ前の番組の終わりが記録され、逆に予約番組の終わりが切れてしまう。これは地上デジタル放送の放送局側の送出している時刻情報と地上アナログ放送で使用している時刻情報の誤差、さらに信号受信経路による遅延、デコードによる誤差が累積し、地上デジタル放送と地上アナログ波放送の時刻情報間に誤差が発生し、この誤差がそのまま本体内蔵時刻と地上デジタル放送時刻の差となってしまうためである。逆に、地上デジタル放送により内蔵時刻校正を行った場合には、地上アナログ放送の予約録画内容において録画希望番組の頭が欠落し、終わりに次の番組の頭が挿入されることになる。
また、デジタル放送チャンネル間においてもチャンネル毎の時間情報が異なる場合があり、この場合も内蔵時計の校正に用いたチャンネルの番組においては厳密な予約動作が行われるが、校正に用いたチャンネルとずれた時間情報をもつチャンネルの予約録画内容においては録画希望番組の頭が切れ終わりに次の番組の頭が入る、又は予約録画内容の頭に前の番組の終わりが入り録画希望番組の終わりが切れる現象が発生する。実際に地上デジタル放送が実施されている北米では多くの放送局が存在し放送局間の時間情報の誤差が顕著である。
これを改善する方法として、特許文献2に記載の装置を用いる場合、番組情報を監視するためには予約の対象となる番組情報を含むチャンネルが選択されていなければならないという問題がある。また、複合受信機においては常にその放送波が選択されている保証がないため、複合受信機独自の工夫が必要となる。
また、特許文献3に記載の装置は、複数のチャンネルの同時受信が前提となるもので、内蔵時間校正用途に極端におかしな時間情報を採用しないためのものであって、積極的にチャンネル間の時刻情報誤差を補正するものではない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、チャンネル間の時間情報の誤差に関わらず正確に予約実行、さらにデジタル・アナログ複数の放送を受信可能であれば放送波間の時間の違い、デコードによるタイムラグを吸収し、正確に予約実行することを可能にするデジタル放送受信機、予約設定時刻管理方法及び予約設定時刻管理プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
本発明のデジタル放送受信機は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機において、放送番組の開始時間を予約設定する予約設定手段と、受信機本体に内蔵された内部時計と、受信した放送信号から時間情報を取得する時間情報取得手段と、取得した前記時間情報と前記内蔵時計との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出する時間誤差算出手段と、算出された前記時間誤差に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正する予約設定開始時刻修正手段とを備えることを特徴としている。
さらに、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出して保持する内部遅延保持手段を備え、前記予約設定開始時刻修正手段は、保持された前記内部遅延に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正することが好ましい。
前記時間誤差は、デジタル放送局の放送信号送出時の誤差、受信経路における誤差、又はデジタル放送局の運用誤差を含むものであってもよい。
前記時間誤差算出手段は、前記時間情報取得のための動作を前記予約設定時に行うものであってもよく、前記時間情報取得のための動作をあらかじめ設定した時間に行うものであってもよい。
また、前記時間情報取得のための動作は、予約番組の属するチャンネルへの前記時間情報取得のための選局、前記時間情報取得、前記時間誤差算出、又は前記予約設定の修正の動作を含むものであってもよい。
前記時間情報取得ための動作は、さらに、選局に費やす時間、前記時間情報の再送時間、前記時間誤差情報に基づく誤差分、一定のマージン時間を含むことがより好ましい。
さらに、前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻で予約を実行する予約実行手段を備えることがより好ましい。前記予約実行手段は、例えば視聴予約又は録画予約を実行するものである。
より好ましい具体的な態様として、放送番組を録画する録画機器を備え、前記予約実行手段は、設定された予約設定開始時刻で録画予約を実行する。
本発明の予約設定時刻管理方法は、デジタル放送受信機の予約設定時刻管理方法において、放送番組の開始時間を予約設定するステップと、放送信号を受信するステップと、受信した放送信号から時間情報を取得するステップと、取得した前記時間情報と受信機本体に内蔵された内蔵時計との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出するステップと、算出された前記時間誤差に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正する修正ステップとを有することを特徴としている。
さらに、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出するステップと、算出した内部遅延を保持するステップとを有し、前記修正ステップでは、保持された前記内部遅延に基づいて設定された前記予約設定開始時刻を修正することがより好ましい。
別の観点から、本発明は、デジタル放送受信機の予約設定時刻管理方法において、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出するステップと、算出した内部遅延を保持するステップと、放送番組の開始時間を予約設定するステップと、放送信号を受信するステップと、受信した放送信号から時間情報を取得するステップと、取得した前記時間情報と受信機本体に内蔵された内蔵時計との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出するステップと、算出された前記時間誤差及び保持された前記内部遅延に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正する修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明は、デジタル放送受信機の予約設定時刻管理方法において、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出するステップと、算出した内部遅延を保持するステップと、放送番組の開始時間を予約設定するステップと、放送信号を受信するステップと、受信した放送信号から時間情報を取得するステップと、取得した前記時間情報と受信機本体に内蔵された内蔵時計との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出するステップと、算出された前記時間誤差及び保持された前記内部遅延に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正する修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
以上、詳述したように、本発明によれば、チャンネル間の時間情報の誤差に関わらず、設定された予約設定開始時刻に正確に予約実行することができる。特に、デジタル・アナログ複数の放送を受信可能なデジタル放送受信機に適用した場合には、放送波間の時間の違い、デコードによるタイムラグを吸収することができ、正確に予約実行することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適なデジタル放送受信機及び予約設定時刻管理方法の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態のデジタル放送受信機の機能を示すブロック図である。本実施の形態に係るデジタル放送受信機は、録画機能を備えたテレビジョン受信機に適用した例である。
図1において、録画機能付デジタル放送受信機20は、BS端子,U/VHFアンテナ端子等の各アンテナ端子1a,1bと、アンテナ端子1a,1bによりデジタル放送信号を受信し、受信信号を形成するチューナ等からなる受信部1と、受信機本体動作の基準となるカウンタ動作を行う内蔵時計部2(内部時計)と、視聴番組や視聴予定時間の設定などのユーザ操作情報を入力するキー入力部,ポインティングデバイス,リモコン装置などからなる操作入力部3と、操作入力部3より入力された予約情報を保持する予約情報記録部4と、外部又は内部に設置され映像音声情報等を記録する記録装置5(録画機器)と、接続された外部機器又は記録装置5に対して録画指示を行う録画実行部6と、受信した放送信号から番組情報を取得する番組情報取得部7と、受信した放送信号から時間情報を取得する時間情報取得部8(時間情報取得手段)と、受信した放送信号から番組を取得する番組取得部9と、時間情報取得部8により取得した時間情報と内蔵時計部2(内部時計)との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出する時間情報誤差算出部10(時間誤差算出手段)と、時間情報誤差算出部10により算出した誤差情報を保持する時間情報誤差保持部11と、番組情報取得部7により取得した番組情報が予約された番組情報であるか否かを検査する番組情報監視部12と、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出して保持するデコードラグ保存部13(内部遅延保持手段)と、時間情報誤差算出部10により算出した誤差情報、デコードラグ保存部13に保存された内部遅延、及び予約情報を基に実際の予約実行時間(例えば、事前選局時刻・録画開始終了時刻)を決定する予約実行時間決定部14と、予約実行時間決定部14により決定された予約実行時間を保持する予約実行テーブル15(予約設定手段の一部)と、予約実行テーブル15を参照して得られる情報を基に受信部1に選局指示、録画実行部6に録画指示を出す予約実行部16(予約実行手段)とを備え、各部は図示されるように相互接続されている。
上記予約実行時間決定部14及び予約実行テーブル15は、時間情報誤差算出部10により算出した誤差情報、及びデコードラグ保存部13に保存された内部遅延に基づいて予約実行テーブル15に設定された予約設定開始時刻を修正する予約設定開始時刻修正手段としての機能を有する。
上記予約実行部16は、予約実行テーブル15に記された指定時刻に予約動作を行うもので、予約実行テーブル15更新のための時間情報取得のための選局から予約テーブル更新までの一連の動作を指示する。
記録装置5は、受信・選択された放送番組等を記録するもので、録画実行部6からの録画指示により電源の入切、選局、録画を行う。例えば、VTR(Video Tape Recorder)や、ハードディスクドライブ(HDD)、DVD(Digital Versatile Disc)及びMO(Magneto Optical)等のディスク装置からなる内部又は外部の録画機器である。
番組情報取得部7、時間情報取得部8及び番組取得部9は、受信した放送信号に多重化されている番組付帯情報を分離し、番組情報、時間情報及び放送番組をそれぞれ取得する信号処理回路である。具体的には、EPG(Electrical Program Guide:電子番組ガイド)に含まれる番組付帯情報及び時間情報を取得する。番組取得部9は、取得した映像音声データを記録装置5に出力し、録画実行部6からの録画指示を受けて記録装置5に記録する。
上記時間情報誤差算出部10、時間情報誤差保持部11、番組情報監視部12、デコードラグ保存部13、予約実行時間決定部14、予約実行テーブル15及び予約実行部16は、具体的には、TVマイクロコンピュータ(TVマイコン)の制御処理により実現される。TVマイコンは、予約実行処理などのアプリケーションの処理の実行を含む録画機能付デジタル放送受信機20全体の制御を行うとともに、各制御部を総括して制御する。TVマイコンは、制御プログラムや固定データ等を記憶するROM、CPUの作業用記憶領域であるRAM、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)、ハードディスク(HDD)などからなり入力された画像情報・音声信号を記憶する外部記憶装置を備える。入力された予約情報、算出された時間情報誤差、機器固有のデコードによる遅延時間情報、算出された予約実行時間などの情報は、一時保存データ又はテーブルデータとして電源バックアップされたPAM又はEEPROMに記憶される。
以下、上述のように構成された録画機能付デジタル放送受信機の動作を説明する。
図2及び図3は、アナログ放送とデジタル放送出力の時間の関係を示す図であり、予約実行時間決定部14での予約実行処理の開始時刻、終了時刻の決定方法を説明する。図2は、デジタル放送がアナログに比して遅延して送られる場合を、図3はデジタル放送が先行して放送される場合をそれぞれ示している。
図2及び図3を参照して予約実行時間決定部14で決定される録画開始・終了時刻について説明する。
外部誤差は、内蔵時刻とデジタル放送チャンネルの有する時間情報の誤差(内蔵時刻−時間情報)で表す。これはある時点で事前に測定されているものとする。この外部誤差には、デジタル放送局の送出時の誤差、受信経路における誤差、運用時のミスによる誤差などが含まれる。
上記外部誤差の定量的な数値を示すことは困難であるが、本発明者は以下のような誤差があると想定している。機器の外部の遅延である外部誤差のうち、(1)放送信号送出時の誤差について、機器単体では数十nsレベルと考えられる。例えば、ケーブル等による遅延は1Mbitデータ転送につき4.5〜5.5nsの遅延があるとされている。施設全体では数〜数十μsecの誤差が考えられる。また、(2)電波伝播時の遅延反射・受信状態・設置位置により変化について、マルチパス固有の周期と電波受信距離から概算できる可能性はある。数μsec程度の誤差が考えられる。(3)放送局側の運用誤差について、諸外国では人為的なミスにより1週間単位で時間を誤った事例がある。
内部遅延は、受信信号を映像・音声として出力するまでにかかる受信機内部経路遅延による誤差を示す。これは受信機に固有の値を事前に把握することが可能であるためあらかじめ算出されているものとする。
上記内部遅延は、機器の内部の遅延であり、(1)デコード遅延、(2)HDDへのアクセス速度による遅延、(3)信号引き回しによる遅延が主なものである。上記(1)デコード遅延は、デコードを行うCPUの処理速度に依存する。メモリアクセス・バッファへの取り込み待ち等を考慮すると数msec程度の遅延が発生することが考えられる。上記(2)アクセス速度による遅延は、タイムシフト機能などでHDD等を経由させて出力する場合のHDD等へのアクセスによる遅延で秒単位で遅れが発生することがある。上記(3)信号引き回しによる遅延は、ケーブル1M(4.5〜5.5nsec)、IC回路ごとに0.5nsec以下の遅延があるとされる。
〔内蔵時計部2の校正をアナログ放送の時報によって行う場合〕
従来の受信機ではアナログ番組の録画開始時刻に関し内蔵時刻とアナログ放送の時間は一致しているためアナログ放送の録画に関して問題は発生しない。
しかし単純な構造をもつ従来のデジタル放送録画に関しては、アナログ放送時報で内部時刻校正を行いデジタル放送側が遅れて送られる時には、図2に示すように、図2の時刻Aに録画が開始され、時刻Dに録画が終了してしまう。また、アナログ放送時報で内部時刻校正を行いデジタル放送側が先行して送られる時には、図3に示すように、図3の時刻Hに録画が開始され、時刻Jに録画終了となり、正確な録画が行えない現象が発生してしまう。
これに対して、本実施の形態の録画機能付デジタル放送受信機20の録画開始終了時刻決定方法は以下のようになる。
アナログ番組の録画開始時刻に関して内蔵時刻とアナログ放送の時間は一致しているため、図2の時刻A、図3の時刻Hに決定される。
アナログ番組の録画終了時刻に関しても同様に、図2の時刻D、図3の時刻Jに決定される。時刻D、時刻Jはそれぞれ時刻A、時刻Hに番組時間を加算した時間である。
一方、デジタル放送番組の録画開始時刻に関しては図2の時刻C、図3の時刻Gに決定される。時刻Cの算出方法は時刻Aに内部遅延、外部誤差を加算したものとなる。また、時刻Jの算出方法は時刻Hから外部誤差を減算し内部遅延を加えたものとなる。但し、この場合、“外部誤差=内蔵時刻−時間情報”の定義から外部誤差は負値をとるため、時刻Hの算出方法は時刻C同様に、時刻Jに内部遅延、外部誤差を加算したものと表現することができる。
デジタル放送番組の録画終了時刻に関しては図2の時刻E、図3の時刻Iとなる。時刻Eの算出方法は時刻Cに番組時間を加算したものとなる。時刻Iの算出方法は時刻Gに番組時間を加算したものとなる。
時刻A、時刻Hは予約設定された時刻に相当するので、結局以下のように表現することが可能となる。
アナログ録画開始時刻:予約設定開始時刻
アナログ録画終了時刻:予約設定開始時刻+番組時間
デジタル録画開始時刻:予約設定開始時刻+外部誤差+内部遅延
デジタル録画終了時刻:予約設定開始時刻+番組時間+外部誤差+内部遅延
以上、内蔵時計部2の校正をアナログ放送の時報によって行う場合について説明した。
〔内蔵時計部2の校正をデジタル放送の時報によって行う場合〕
内蔵時計の校正をデジタル放送の時報で行う場合、デジタル放送とアナログ放送の相対時間関係に変更はなく、予約設定開始時刻が時刻Aから時刻Cに、時刻Hから時刻Gにそれぞれ変わるのみとなる。このとき、
アナログ録画開始時刻:予約設定開始時刻−外部誤差−内部遅延
アナログ録画終了時刻:予約設定開始時刻+番組時間−外部誤差−内部遅延
デジタル録画開始時刻:予約設定開始時刻
デジタル録画終了時刻:予約設定開始時刻+番組時間
のように計算方法が変わる。
同様に、デジタル放送時間情報を内蔵時計の校正に使用する場合も基本的には予約設定開始時刻のシフトであり、予約設定開始時刻が時刻Aから時刻Bに、また時刻Hから時刻Fにそれぞれ変わるのみとなる。このとき、
アナログ録画開始時刻:予約設定開始時刻+外部誤差
アナログ録画終了時刻:予約設定開始時刻+外部誤差+番組時間
デジタル録画開始時刻:予約設定開始時刻+内部遅延
デジタル録画終了時刻:予約設定開始時刻+内部遅延+番組時間
のように計算方法が変わるが、結局、図2及び図3に示した関係の適用が可能である。
但し、デジタル放送同士の誤差を吸収する場合には内部遅延の項が消え、アナログ放送をデコードしたのちの信号の時報を用いる場合等に関しては内部遅延の項が増える。
図4は、録画機能付デジタル放送受信機の予約動作を示すフローチャートであり、TVマイコンにより実行される。図中、Sはフローの各ステップである。
まず、ステップS1で操作者が操作入力部3を用い予約の指定を行う。ここで作成された予約開始終了時刻・予約チャンネル等の予約情報は、予約情報記録部4に保存される。EPG等から番組情報を利用して予約がなされた場合には番組情報も予約情報記録部4に保持される。
この際、予約実行部16によって誤差情報を取得するために予約チャンネルもしくは予約チャンネルと同じ時刻情報をもつチャンネルへの選局動作が受信部1に指示される。受信部1では、デジタル放送信号を受信し、受信信号を形成する。時間情報取得部8は、受信信号から時間情報を取り出し時間誤差算出部10に渡す。時間情報の例としてはBSデジタル放送であればPSI(Program Specific Information)に含まれる現在の日時時刻情報を示すTDT(Time Data Table)がある。また、北米P−SHIP規格では信号から得られる情報にSTT(System Time Table 最低1秒周期で送られるGPS秒)があり、年月日時秒の情報が取得可能である。EPGから取得される番組の時間情報(開始時間等)の単位もこれに準じる。この場合、内蔵時計と放送信号から得られた時間情報の比較による外部誤差の検出手段については、内蔵時計が電波時計等で校正され(またはユーザによる設定)なんらかの標準時間系列を取得するとして、これとネットワークの時間情報であるSTTとを比較することで得られる。
次いで、ステップS2で時間情報誤差算出部10は時間情報取得部8より得られた予約チャンネルの時間情報と内蔵時計部2を参照することで得られた内蔵時刻の比較を行い誤差情報を収集する。収集された誤差情報は時間情報誤差保持部11に送られる。
ステップS3では、予約実行時間決定部14が、予約情報記録部4に保持されている予約情報,時間情報誤差保持部11に保持されている時間情報誤差,デコードラグ保持部13に保持されている機器固有のデコードによる遅延時間情報に基づいて事前選局時刻・録画開始終了時刻の計算を行い、計算した事前選局時刻・録画開始終了時刻の情報を予約実行テーブル15に記録して予約実行テーブル15の更新を行う。
次いで、ステップS4で時間誤差更新条件を満たすか否かを判別し、時間誤差更新条件を満たすときは上記ステップS2に戻って予約実行テーブルを定期的に更新する処理を繰り返す。すなわち、上記ステップS4では、まず誤差情報を定期的に更新する設定を行い、かつ事前選局時間までの間に誤差情報更新時刻がきた場合には時間誤差更新条件を満たすと判定してステップS2に戻って上述した動作を行い誤差を最新の情報に更新する。
次いで、ステップS5で事前準備としてタイマを起動する。予約実行部16では予約実行テーブル15に基づく内蔵時計の監視を行っており内蔵時計が予約実行テーブル15に記された事前選局の時刻に到達したと判断した場合には受信部1に選局指示を出す。予約実行部16より選局指示を受けた受信部1は、ステップS6でデジタル放送信号を受信し予約されたチャンネルへの選局を行う。次いで、ステップS7で番組取得部9は受信部1により受信された信号を映像・音声信号に分離し、時間情報取得部8は受信信号から時間情報を取り出す。
ステップS8では、録画開始動作のトリガとして番組情報を使用するか否かを判別する。番組情報の更新を用いるか否かを判定するため、番組情報監視部12において番組情報取得部7より提示される番組情報の監視を行う。番組情報の例として、例えばBSデジタル放送の場合にはPSIに含まれ現在番組、次の番組を示すEIT(Event Information Table)等がある。
録画開始動作のトリガとして番組情報の更新を用いる場合には、ステップS9で録画番組の番組情報を検出したか否かを判別し、録画番組の番組情報が検出されるまで待つ。予約した番組の番組情報が検出された場合、ステップS10で録画開始を行って本フローを終了する。具体的には、番組情報監視部12は予約した番組が開始されたことを予約実行部16に連絡し、番組開始の通知をうけた予約実行部16は録画実行部6に録画指示を出して録画実行部6は外部又は内部の記録装置に対し録画指示を行う。
上記ステップS8で録画のトリガに番組情報を用いない場合には、ステップS11に進んで上記ステップS2,ステップS3と同様の動作を行う。すなわち、ステップS11で誤差情報・番組情報を収集し、ステップS12で予約実行テーブルを更新する。これにより、時間情報誤差保持部11は最新の情報に更新され、予約実行時間決定部14は誤差情報が更新されたことで予約実行テーブル15に変更が必要となったときには予約実行テーブル15の更新を行う。ステップS13で録画動作のためのタイマを起動し、予約実行部16は現在時刻が既に予約時刻に到達又は経過していれば即座に録画実行部6に録画指示を行ってステップS10に進み。ステップS10で録画実行部6は外部又は内部の記録装置5に録画指示を行う。
ここで、本実施の形態では、設定された予約設定開始時刻を修正する例について説明したが、予約設定開始時刻には番組開始時間は勿論のこと、一時中断後の再開始時刻も含む概念である。また同様の方法で予約設定終了時刻の修正も可能である。一般的には、予約設定開始時刻が正確に予約実行できれば、その後はEPGに含まれる番組付帯情報及び時間情報によって適切に番組終了まで視聴/録画がされる。
また、予約設定開始時刻の修正と共に、誤差検出の評価とフィードバックアクションを行うことが好ましい。例えば、人為的なミスによりSTTが大幅に遅れていた場合(局側の施設が古く、再放送の番組で古い時間情報を入れたまま送出等)、次の番組に切り替わる際に誤差が解消される、ということはありうると思われるので、過大な誤差を取り除く等の処理を追加等しておけばより好ましい。
以上のように、本実施の形態の録画機能付デジタル放送受信機20は、受信機本体に内蔵された内蔵時計部2と、受信した放送信号から時間情報を取得する時間情報取得部8と、時間情報取得部8により取得した時間情報と内蔵時計部2との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出する時間情報誤差算出部10と、算出した誤差情報を保持する時間情報誤差保持部11と、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出して保持するデコードラグ保存部13と、実際の予約実行時間を決定する予約実行時間決定部14と、設定された予約実行時間を保持する予約実行テーブル15と、受信部1に選局指示、録画実行部6に録画指示を出す予約実行部16とを備え、予約実行時間決定部14は、時間情報誤差算出部10により算出した誤差情報、及びデコードラグ保存部13に保存された内部遅延に基づいて予約実行テーブル15に設定された予約設定開始時刻を修正し、予約実行部16は、予約実行テーブル15に記された指定時刻に予約動作を行うので、チャンネル間の時間情報の誤差に関わらず希望番組を正確に予約実行することができる。また、放送波間の時間の違い、デコードによるタイムラグを吸収することができ、確実に予約実行することが可能な予約機能付デジタル放送受信機を実現することができる。複数の放送媒体を受信可能な予約機能付デジタル放送アナログ放送複合受信機に適用して好適である。
また、本実施の形態では、設定した任意の時間に定期的に誤差検出を行うことで時間誤差の信頼性を高めることができ、より正確に予約実行することが可能になる。
また、可能な限り予約の直前に時刻情報取得を行い本体時刻との時間誤差を最新に更新するようにしているので、より一層正確に予約実行することが可能になる。
さらに、番組情報を録画操作のトリガとして利用することでより確実な予約実行が可能になる。
なお、上記実施の形態に係るデジタル放送受信機及び予約設定時刻管理方法は、装置単体としては勿論のこと、テレビジョン受信機等の視聴機器や録画機器に組み込まれた装置であってもよい。例えば、録画機器が表示機器を制御可能なデジタル放送受信機を内蔵する場合や、デジタル放送受信機、表示機器、録画機器が一体となった構造なども考えられる。
また、録画機器に録画する番組は何でもよく、現行テレビ放送番組や、ケーブルTV放送番組であってもよい。
また、図1では録画機器である記録装置5が1つ示されているが、これは一例であり複数の装置が接続されている場合でも構わない。また、デジタル放送受信機の操作は、本体の直接操作のほかリモコンにより行うものでもよい。
また、録画機器の種類や記録方法等は限定されず、全ての装置に適用可能である。例えば、記録装置として、VTR(Video Tape Recorder)のほか、HDDやDVD(Digital Versatile Disk)に記録するものでもよい。特に、データ転送速度やランダム・アクセス性能が高く、高速アクセスが可能なHDDを記録媒体に用いれば、長時間記録した番組の中から所望の番組を瞬時に検索し、直ぐに利用することが可能になる。また、光磁気ディスク等HDD以外の記録装置を用いてもよく、同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態ではデジタル放送受信機及び予約設定時刻管理方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、番組予約制御装置、番組予約制御方法等であってもよいことは勿論である。
さらに、上記デジタル放送受信機を構成する各回路部、例えば算出部等の種類、数及び接続方法などは前述した各実施の形態に限られない。
以上説明したデジタル放送受信機は、このデジタル放送受信機を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、メインメモリそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
さらに、図示されていないが、外部の通信ネットワークとの接続が可能な手段を備えている場合には、その通信接続手段を介して通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
本発明の実施の形態のデジタル放送受信機の機能を示すブロック図である。 本実施の形態のデジタル放送受信機のアナログ放送とデジタル放送出力の時間の関係を示す図である。 本実施の形態のデジタル放送受信機のアナログ放送とデジタル放送出力の時間の関係を示す図である。 本実施の形態のデジタル放送受信機の予約動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 受信部
1a,1b アンテナ端子
2 内蔵時計部(内部時計)
3 操作入力部
4 予約情報記録部
5 記録装置(録画機器)
6 録画実行部
7 番組情報取得部
8 時間情報取得部(時間情報取得手段)
9 番組取得部
10 時間情報誤差算出部(時間誤差算出手段)
11 時間情報誤差保持部
12 番組情報監視部
13 デコードラグ保存部(内部遅延保持手段)
14 予約実行時間決定部(予約設定開始時刻修正手段)
15 予約実行テーブル(予約設定手段の一部)
16 予約実行部(予約実行手段)
20 録画機能付デジタル放送受信機

Claims (14)

  1. デジタル放送を受信するデジタル放送受信機において、
    放送番組の開始時間を予約設定する予約設定手段と、
    受信機本体に内蔵された内部時計と、
    受信した放送信号から時間情報を取得する時間情報取得手段と、
    取得した前記時間情報と前記内蔵時計との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出する時間誤差算出手段と、
    算出された前記時間誤差に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正する予約設定開始時刻修正手段と
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. さらに、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出して保持する内部遅延保持手段を備え、
    前記予約設定開始時刻修正手段は、保持された前記内部遅延に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  3. 前記時間誤差は、デジタル放送局の放送信号送出時の誤差、受信経路における誤差、又はデジタル放送局の運用誤差を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  4. 前記時間誤差算出手段は、前記時間情報取得のための動作を前記予約設定時に行うことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  5. 前記時間誤差算出手段は、前記時間情報取得ための動作をあらかじめ設定した時間に行うことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  6. 前記時間情報取得のための動作は、予約番組の属するチャンネルへの前記時間情報取得のための選局、前記時間情報取得、前記時間誤差算出、又は前記予約設定の修正の動作を含むことを特徴とする請求項1、4又は5のいずれか一項に記載のデジタル放送受信機。
  7. 前記時間情報取得のための動作は、さらに、選局に費やす時間、前記時間情報の再送時間、前記時間誤差情報に基づく誤差分、一定のマージン時間を含むことを特徴とする請求項1、4、5又は6のいずれか一項に記載のデジタル放送受信機。
  8. さらに、前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻で予約を実行する予約実行手段を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  9. 前記予約実行手段は、視聴予約又は録画予約を実行することを特徴とする請求項8記載のデジタル放送受信機。
  10. さらに、放送番組を録画する録画機器を備え、
    前記予約実行手段は、設定された予約設定開始時刻で録画予約を実行することを特徴とする請求項8又は9に記載のデジタル放送受信機。
  11. デジタル放送受信機の予約設定時刻管理方法において、
    放送番組の開始時間を予約設定するステップと、
    放送信号を受信するステップと、
    受信した放送信号から時間情報を取得するステップと、
    取得した前記時間情報と受信機本体に内蔵された内蔵時計との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出するステップと、
    算出された前記時間誤差に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正する修正ステップと
    を有することを特徴とするデジタル放送受信機の予約設定時刻管理方法。
  12. さらに、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出するステップと、
    算出した内部遅延を保持するステップとを有し、
    前記修正ステップでは、保持された前記内部遅延に基づいて設定された前記予約設定開始時刻を修正することを特徴とする請求項11記載のデジタル放送受信機の予約設定時刻管理方法。
  13. デジタル放送受信機の予約設定時刻管理方法において、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出するステップと、算出した内部遅延を保持するステップと、放送番組の開始時間を予約設定するステップと、放送信号を受信するステップと、受信した放送信号から時間情報を取得するステップと、取得した前記時間情報と受信機本体に内蔵された内蔵時計との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出するステップと、算出された前記時間誤差及び保持された前記内部遅延に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正する修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. デジタル放送受信機の予約設定時刻管理方法において、受信信号を映像・音声として出力するまでに要するデコートによる遅延及び受信機内部経路による遅延に起因する遅延時間を内部遅延としてあらかじめ算出するステップと、算出した内部遅延を保持するステップと、放送番組の開始時間を予約設定するステップと、放送信号を受信するステップと、受信した放送信号から時間情報を取得するステップと、取得した前記時間情報と受信機本体に内蔵された内蔵時計との誤差を受信機本体外部要因に起因する時間誤差として算出するステップと、算出された前記時間誤差及び保持された前記内部遅延に基づいて前記予約設定手段により設定された予約設定開始時刻を修正する修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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