JP4332376B2 - 作像装置、画像形成装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持体に形成された画像をトナー像に現像し、このトナー像を転写材に転写する作像装置、この作像装置を備えた画像形成装置、前記作像装置の機能をコンピュータで実行するためのコンピュータプログラムおよびこのコンピュータプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像信号に応じてレーザ光等により感光体上に静電潜像を形成し、その静電潜像をトナー像にして転写紙等に転写する電子写真式の画像形成装置は広く普及している。また、近年はカラー画像信号によりカラー画像を転写紙等に転写するカラー画像形成装置も提供されている。
【0003】
カラー画像形成の方式として、例えば、複数の像担持体である感光体上に形成される色の異なるトナー画像を直接転写紙に重ねながら転写させる直接転写方式と、複数の感光体上に形成される色の異なるトナー画像を中間転写体に重ねながら転写させ、しかる後に転写紙に一括して転写させる中間転写方式が知られている。これらの方式は、複数の感光体(像担持体)を転写紙または中間転写体に対向させ、記録紙あるいは中間転写体の搬送方向に直交する方向に配置し、これを搬送方向に沿って並設することから、タンデム方式と呼ばれている。この方式では、感光体毎にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対して静電潜像の形成、現像などの電子写真プロセスを実行させ、直接転写方式では走行中の転写紙上に、中間転写方式においては走行中の中間転写体上に転写する。これらの各方式を用いたタンデム方式のカラー画像形成装置では、直接転写方式にあっては、転写紙を支持しながら走行する無端ベルトを、中間転写方式にあっては、感光体から画像を受け取り担持する無端ベルトを採用するのが一般的である。
【0004】
上述したようなカラー画像形成装置では、色再現性を高め高画質を維持するために画像周りのトナー飛散(チリ)という不具合を防止する必要がある。微小に画像が散った場合、狙いのドットの大きさが変動してしまい、ザラツキやボソツキ感といった画像劣化となる。また、画像のまわりに飛散したトナーが本来ドットのない部分の白地が色味として認識されるために、狙いの色再現性を実現できない。更にまた、特に2色以上のトナーを重ね合わせる場合に顕著であるが、トナーの付着量を大とした場合にチリが激しくなる場合があり、この場合は、にじみ画像のように明らかな劣化画像として認識される。さらに、2色以上のトナーを重ねる場合に2色目のトナーが転写されにくくなり、ライン中心部に中抜けが生じることがある。中抜けが生じると狙いの色再現性を実現することができず、画像劣化として認識される。
【0005】
したがって、チリ(画像のまわりのトナー広がり状態)やライン中心部の中抜けなどの画像劣化を抑制することが必要であり、この要求に沿って、従来から種々の改良が提案されている。例えば、特許文献1においては、現像、転写、定着、クリーニングの前後でトナー像の付着形状(付着体積)を測定して比較し、その結果を帯電、現像、転写、定着等の作像条件にフィードバックし、良好な画像を得ることが提案されている。
【0006】
また、特許文献2では、感光体上の画像を現像した後、または転写紙上に画像を転写した後、検出用トナー基準線の幅を検知し、予め求められた基準幅とを比較し、両者が一致するように制御して線幅を調整することにより中間調の再現性の低下を防止することが提案されている。
【0007】
また、、特許文献3では、感光体上にスリット状のパターンを形成し、そのパターン画像の反射光量を感光体上の微小領域で測定し、パターンの線幅を求め、作像条件を制御することが提案されている。
【0008】
さらに、特許文献4では、転写前後や定着前後でトナー像のライン幅の変化分を測定し、転写条件(転写電流条件)と定着条件(定着温度、定着圧力、定着線速等の条件)を制御して線幅を一定にすることが提案されている。
【0009】
【特許文献1】
特開平3−267952号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平3−138679号公報
【0011】
【特許文献3】
特開平7−20670号公報
【0012】
【特許文献4】
特開平9−68872号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載の発明では、付着体積を測定しても単色チリ、重ねチリ、2色以上重ねた場合の中抜けなどを正確に測定することはできず、チリや中抜けそのものを測定することが必要になってしまう。また、作像条件設定のために紙に検知用パターンを作成することは好ましくない。
【0014】
特許文献2で提案している技術では、ライン幅の最適条件とチリや中抜けなどの最適条件が一致しているとは限らず、予め定められたライン幅の基準値とあわせてもチリや中抜けが発生する場合があり、更に上記特許文献1と同様に、作像条件設定のために紙を用いることは望ましくない。
【0015】
特許文献3の提案技術では、ライン幅だけではチリや中抜けを正確に求めることは困難であるばかりか、現像時のチリ状態しか推測できず、転写後のチリを検出することはできない。
【0016】
上記特許文献4の提案技術では、現像の段階でチリが発生している場合、検知することができず、また、検出結果の変化分から作像条件を決めているため、最初の検出手段(現像後の検出)での異常は作像条件にフィードバックすることはできない。また、上述したように線幅が一定でもチリが発生いる可能性があり、特許文献1や2と同様に、紙上にライン幅検出用のトナー像を形成することは好ましくない。
【0017】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、画像劣化度合が進んでいる箇所を的確に判断し、すばやくフィードバック先のユニットを特定して制御することにより、チリや中抜けなどの画像劣化を抑制することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、像担持体に形成された潜像をトナー現像する現像工程と、現像されたトナー像を転写搬送ベルトにより搬送される転写材に転写する転写工程とを有する作像装置において、前記像担持体上に現像された現像工程後のトナー像を光学的に検出する第1の検出手段と、前記転写工程で前記転写搬送ベルト上に転写されたトナー像を光学的に検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段により検出された結果に基づいて前記現像工程後のトナー飛散量を検出し、前記第2の検出手段により検出された結果に基づいて前記転写工程後のトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、前記トナー飛散量検出手段により検出された前記現像工程後のトナー飛散量が予め設定してある現像時のチリ量設定値より大きい場合、前記現像工程における現像条件、帯電条件、露光条件の少なくとも1つの作像条件を変更し、前記転写工程のトナー飛散量が予め設定してある転写時チリ量設定値より大きい場合、前記転写工程における転写条件を変更する制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0019】
第2の手段は、像担持体に形成された潜像をトナー現像する現像工程と、現像されたトナー像を中間転写体に転写する転写工程とを有する作像装置において、前記像担持体上に現像された現像工程後のトナー像を光学的に検出する第1の検出手段と、前記転写工程で前記中間転写体上に転写されたトナー像を光学的に検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段により検出された結果に基づいて前記現像工程後のトナー飛散量を検出し、前記第2の検出手段により検出された結果に基づいて前記転写工程後のトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、前記トナー飛散量検出手段により検出された前記現像工程後のトナー飛散量が予め設定してある現像時のチリ量設定値より大きい場合、前記現像工程における現像条件、帯電条件、露光条件の少なくとも1つの作像条件を変更し、前記転写工程のトナー飛散量が予め設定してある転写時チリ量設定値より大きい場合、前記転写工程における転写条件を変更する制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0020】
第3の手段は、像担持体に形成された潜像をトナー現像する現像工程と、現像されたトナー像を転写材に転写する転写工程とを有する作像装置において、前記像担持体上に現像された現像工程後のトナー像を光学的に検出する第1の検出手段と、前記転写工程で2次転写部材上に転写されたトナー像を光学的に検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段により検出された結果に基づいて前記現像工程後のトナー飛散量を検出し、前記第2の検出手段により検出された結果に基づいて前記転写工程後のトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、前記トナー飛散量検出手段により検出された前記現像工程後のトナー飛散量が予め設定してある現像時のチリ量設定値より大きい場合、前記現像工程における現像条件、帯電条件、露光条件の少なくとも1つの作像条件を変更し、前記転写工程のトナー飛散量が予め設定してある転写時チリ量設定値より大きい場合、前記転写工程における転写条件を変更する制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0021】
第4の手段は、第1乃至第3の何れか1の手段において、前記トナー飛散量検出手段は、前記第1の検出手段と前記第2の検出手段により検出されたトナー像を2値化処理してドット画像から飛散トナーを分類し、分類された飛散トナーの画素数の積算によりトナー飛散量を検出するものであることを特徴とする。
【0022】
第5の手段は、第1乃至第4の何れか1の手段において、前記現像工程が、カラー画像形成方式に対応して複数設けられていることを特徴とする。
【0023】
第6の手段は、第1乃至5の何れか1の手段にかかる作像装置と、この作像装置に転写材を供給する転写材供給手段とから画像形成装置を構成したことを特徴とする。
【0024】
第7の手段は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の作像装置の各手段の機能をコンピュータによって実行するための手順を備えてコンピュータプログラムを構築したことを特徴とする。
【0025】
第8の手段は、第7の手段に係るコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録媒体に記録されていることを特徴とする。
【0032】
なお、以下の実施形態において、第1の検出手段はセンサ102Y,102M,102C,102Kに、第2の検出手段はセンサ103Y,103M,103C,103Kに、制御手段はCPU201に、像担持体は感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kに、中間転写体は中間転写ベルト301にそれぞれ対応する。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。この実施形態においては、画像形成装置の一例として、カラーレーザプリンタ(以下、単に「レーザプリンタ」と称する)の場合を例にとっている。なお、以下の各実施形態において、同等とみなせる各部には同一参照符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
【0034】
図1は第1の実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。図1に示すレーザプリンタは直接転写方式であり、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成部1Y、1M、1C、1K(以下、各符号の添字Y、M、C、Kは、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、ブラック用の部材であることを示す)が、転写紙100の移動方向(図中の矢印Aに沿って転写搬送ベルト60が走行する方向)における上流側から順に配置されている。このトナー像形成部1Y、1M、1C、1Kはそれぞれ、像担持体としての感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kと、現像ユニット12Y、12M、12C、12Kとを備えている。また、各トナー像形成部1Y、1M、1C、1Kの配置は、各感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの回転軸が平行になるように、且つ転写紙移動方向に所定のピッチで配列するように設定されている。
【0035】
レーザプリンタは、トナー像形成部1Y、1M、1C、1Kや現像ユニット12Y、12M、12C、12Kのほか、光書込ユニット2、給紙カセット3,4、レジストローラ対5、転写紙100を担持して各トナー像形成部の転写位置を通過するように搬送する転写搬送部材としての転写搬送ベルト60を有するベルト駆動装置としての転写ユニット6、ベルト定着方式の定着ユニット7、排紙トレイ8等を備えている。また、手差しトレイMF、トナー補給容器TCを備え、図示していない廃トナーボトル、両面・反転ユニット、電源ユニットなども二点鎖線で示したスペースSの中に備えている。
【0036】
光書込ユニット2は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて各感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面にレーザ光を走査しながら照射する。
【0037】
図2は上述の転写ユニット6の概略構成を示す拡大図である。この転写ユニット6で使用している転写搬送ベルト60は、体積抵抗率が109〜1011Ωcmである高抵抗の無端状単層ベルトであり、その材質はPVDF(ポリフッ化ビニリデン)である。この転写搬送ベルト60は、各トナー像形成部の感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kに接触対向する各転写位置を通過するように、支持ローラ61〜66に掛け回されている。
【0038】
これらの支持ローラ61〜66のうち、転写紙100の移動方向上流側の入口ローラ61には、電源80aから所定電圧が印加された静電吸着ローラ80が対向するように転写搬送ベルト60の外周面に配置されている。この入口ローラ61と静電吸着ローラ80の間を通過した転写紙100は、転写搬送ベルト60上に静電吸着される。ローラ63は転写搬送ベルト60を摩擦駆動する駆動ローラであり、図示しない駆動源に接続されていて矢印方向に回転する。
【0039】
各転写位置において転写電界を形成する転写電界形成手段として、感光体ドラムに対向する位置には、転写搬送ベルト60の裏面に接触するように、転写バイアス印加部材67Y、67M、67C、67Kを設けている。これら転写バイアス印加部材67Y、67M、67C、67Kはスポンジ等を外周に設けたバイアスローラであり、各転写バイアス電源9Y、9M、9C、9Kからローラ心金に転写バイアスが印加される。この印加された転写バイアスの作用により、転写搬送ベルト60に転写電荷が付与され、各転写位置において転写搬送ベルト60と感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの各表面との間に所定強度の転写電界が形成される。また転写が行なわれる領域での転写紙100と感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの接触を適切に保ち、最良の転写ニップを得るために、バックアップローラ68が各転写バイアス印加部材67Y、67M、67C、67Kの転写紙100の移動方向下流側に配設されている。
【0040】
転写バイアス印加部材67Y、67M、67Cとその近傍にそれぞれ配置されるバックアップローラ68は、回転可能に揺動ブラケット93に一体的に保持され、回動軸94を中心として回動が可能である。この回動は、カム軸97に固定されたカム96が矢印の方向に回動することで時計方向に回動する。
【0041】
入口ローラ61と吸着ローラ80は一体的に、入口ローラブラケット90に支持され、軸91を回動中心として、図2の状態から時計方向に回動可能になっている。揺動ブラケット93に設けられた穴95と、入口ローラブラケット90に固植されたピン92が係合しており、揺動ブラケット93の回動と連動して入口ローラブラケット90も回動する。これらのブラケット90、93の時計方向の回動により、バイアス印加部材67Y、67M、67Cとその近傍に配置されるバックアップローラ68は感光体ドラム11Y,11M,11Cから離され、入口ローラ61と吸着ローラ80も下方に移動する。これにより、ブラックのみの画像の形成時に、感光体ドラム11Y,11M,11Cと転写搬送ベルト60の接触を避けることが可能となっている。
【0042】
一方、転写バイアス印加部材67Kとその隣のバックアップローラ68は出口ブラケット98に回転可能に支持され、出口ローラ62と同軸の軸99を中心として回動可能になっている。転写ユニット6を本体に対し着脱する際には、図示していないハンドルの操作により出口ブラケット98を時計方向に回動させることにより、ブラック画像形成用の感光体ドラム11Kから、転写バイアス印加部材67Kとその隣のバックアップローラ68を離間させるようにしている。
【0043】
駆動ローラ63に巻きつけられた転写搬送ベルト60の外周面には、図1に示すように、ブラシローラとクリーニングブレードから構成されたクリーニング装置85が接触するように配置されている。このクリーニング装置85により転写搬送ベルト60上に付着したトナー等の異物が除去される。
【0044】
ローラ64は、転写搬送ベルト60の走行方向で駆動ローラ63より下流に位置し、かつ転写搬送ベルト60の外周面を押し込む方向に設けられており、これにより、駆動ローラ83への巻きつけ角を確保している。ローラ65は、ローラ64より更に下流の転写搬送ベルト60のループ内に位置し、図1に示すように、押圧部材(ばね)69でベルトにテンションを与えるテンションローラになっている。
【0045】
先に示した図1中の一点鎖線は、転写紙100の搬送経路を示している。給紙カセット3、4あるいは手差しトレイMFから給送された転写紙100は、図示しない搬送ガイドにガイドされながら搬送ローラで搬送され、レジストローラ対5が設けられている一時停止位置に送られる。このレジストローラ対5により所定のタイミングで送出された転写紙(転写材)100は、転写搬送ベルト60に担持され、各トナー像形成部1Y、1M、1C、1Kに向けて搬送され、各転写ニップを通過する。
【0046】
各トナー像形成部1Y、1M、1C、1Kの感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上で現像された各トナー像は、それぞれ各転写ニップで転写紙100に重ね合わされ、転写電界やニップ圧の作用を受けて転写紙100上に転写される。この重ね合わせの転写により、転写紙100上にはフルカラートナー像が形成される。トナー像転写後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面はクリーニング装置によりクリーニングされ、更に除電されて次の静電潜像の形成に備えられる。
【0047】
一方、フルカラートナー像が形成された転写紙100は、転写紙100の到来を検出する光学センサ101を通って定着ユニット7でこのフルカラートナー像が定着された後、切換ガイドGの回動姿勢に対応して、第1の排紙方向Bまたは第2の排紙方向Cに向かう。第1の排紙方向Bは、排紙トレイ8上に転写紙100が排出される場合であり、画像面が下となった、いわゆるフェースダウンの状態でスタックされる。一方第2の排紙方向Cは、図示していない別の後処理装置(ソータ、綴じ装置など)に向け搬送させるとか、スイッチバック部を経て両面プリントのために再度レジストローラ対5に搬送される。
【0048】
図3はトナー飛散を検出するセンサの配置をトナー形成部とともに示す概略構成図である。上述したように、通常の画像形成時は転写搬送ベルト60により搬送された転写紙100上に感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上のトナー像が転写される。しかし、チリ量検出用のトナー像は転写紙100ではなく、転写搬送ベルト60上の例えば搬送方向に対して直交する部分の両側部のような余白部分に転写される。各トナー形成部1Y、1M、1C、1Kには、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上で現像されたチリ量検出用のトナー像を検出するセンサ102Y、102M、102C、102Kが、そして感光体ドラム11Y、11M、11C、11から転写搬送ベルト60上にそれぞれ転写されたチリ量検出用のトナー像を検出するセンサ103Y、103M、103C、103が配置されている。これらセンサ102Y、102M、102C、102K、103Y、103M、103C、103は、CCDあるいは光学センサで構成されている。なお、センサ103は、転写搬送ベルト60上に転写されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの合成色によるトナー像あるいはブラック単色のトナー像を検出するものである。
【0049】
図4は第1の実施形態における制御部の概略を示すブロック図である。制御部は、CPU201、トナー飛散量検出部202、ROM203、RAM204等を備えている。トナー飛散量検出部202は、チリ量検出用センサ102Y、102M、102C、102K、103Y、103M、103C、103の出力からトナー飛散量を検出するものであり、CPU201は、トナー飛散量検出部202からの検出結果を演算し、その演算結果に基づいて帯電、露光、現像条件等を変更したり、レーザプリンタ全体の制御を行うものである。ROM203にはCPU201を動作させるためのプログラムが格納され、RAM204は制御、タイミング等の調整値や給紙カセット3,4に収容された転写紙100の種類等の制御に必要な状態が格納されるとともに、前記CPUのワークエリアとして機能する。CPU201には、プリンタの露光部205、帯電部206、現像部207、転写部208などが接続され、これらの各部を制御して要求された画像形成を行い、記録紙に画像をプリントアウトさせる。なお、前記プログラムは予めROM203に記憶させて提供するが、サーバからネットワークを介して、CD−ROMなどの公知の記録媒体からダウンロードして使用できるようにしてもよい。
【0050】
チリ量検出用のトナー像の検出の基本的な流れは、まず、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上にチリ量検出用トナー像を作像し、次いでこの作像されたチリ量検出用トナー像をセンサ102Y、102M、102C、102Kを検出して、トナー飛散量検出部202にそのデータを送り、トナー飛散量を測定する。トナー飛散量検出部202ではその測定結果をCPU201に送る。一方、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上のチリ量検出用トナー像は、転写搬送ベルト60の余白部分に転写され、転写されたチリ量検出用トナー像はセンサ103Y、103M、103C、103によって検出され、そのデータはトナー飛散量検出部202を介してCPU201に送られる。CPU201は、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上のチリ量検出用トナー像によって、すなわち現像時にチリが発生している場合は、帯電、露光、現像条件を変更し、トナーの付着量を規定値(他の不具合が発生しない値)まで少なくしたり、同じく帯電、露光、現像条件を変更して、図5に示すように、地肌ポテンシャルを規定値(他の不具合が発生しない値)まで大きくするように制御する。
【0051】
また、CPU201は、転写搬送ベルト60上に転写されたチリ量検出用のトナー像によって、すなわち転写時にチリが発生している場合は、転写電流を規定値(他の不具合が発生しない値)まで下げるように制御する。
【0052】
図6はCPU201によって実行される作像条件を制御する手順を示すフローチャートで、この手順はコンピュータプログラムとして提供される。作像条件の制御は、まず、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上にチリ量検出用トナー像を作像して現像し、センサ102Y、102M、102C、102Kにより現像後のチリ量T1を検出し(ステップS101)、次いで、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上のチリ量検出用トナー像を転写搬送ベルト60上に転写し、センサ103によって転写後のチリ量の変化分T2を検出する(ステップS102)。そして、現像後のチリ量T1が予め設定された現像時のチリ量の設定値M1より大きいか否かをチェックする(ステップS103)。チリ量T1が設定値M1より大きい場合は、地肌ポテンシャルを規定値まで高め(ステップS104)、再度感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上にチリ量検出用トナー像を作像して現像し、センサ102Y、102M、102C、102Kにより現像後のチリ量T1’を検出する(ステップS105)。ここで、現像後のチリ量T1’が予め設定された現像時のチリ量の設定値M1より大きいか否かをチェックし(ステップS106)、チリ量T1’が設定値M1より大きい場合は、作像条件の変更により規定値までトナーが感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kに付着する量を低くする(ステップS107)。
【0053】
ステップS103においてチリ量T1が設定値M1より小さい場合、ステップS106においてチリ量T1’が設定値M1より小さい場合、そしてステップS107でトナー量を調整した場合は、転写後のチリ量の変化分T2が予め設定された転写時のチリ量の設定値M2より大きいか否かをチェックする(ステップS108)。チリ量の変化分T2が設定値M2より大きい場合は、転写電流を規定値まで低くする(ステップS109)。これにより、作像条件の制御は完了する。チリ量の変化分T2が設定値M2より小さい場合も、その時点で作像条件の制御は完了する。
【0054】
なお図6の制御で用いている1次転写後の検出手段としては、センサ113のみを用いた場合を説明したが、センサ113Y,113M,113Cを用いて制御することも、上述と同様に実施可能である。
【0055】
図7はドット画像と飛散トナーを状態を示す図で、同図(a)は転写搬送ベルト上のトナー像をセンサにより取り込んだときの状態、同図(b)は取り込んだ画像を2値化処理した後のドット画像と飛散トナーの状態をそれぞれ示す。チリ量を各センサによって測定する場合には、図7の(b)に示すように、取り込んだドット画像を2値化処理し、ドット画像とドット画像周辺の飛散トナー(以下、チリトナーと称する)に分類する。さらに、チリトナーに関しては、画素数をカウントすることによってチリトナーの総面積(チリ量)を求めることができる。この総面積は、単なるカウントなので簡単に求めることができる。例えば、1画素が5μm×5μmに相当するとし、チリトナーの総画素数が350画素であったとすると、積算により、チリ量は簡単に求められる。
【0056】
図8は本発明の第2の実施形態に係る中間転写方式のレーザプリンタの主要部とトナー飛散を検出するセンサの配置を示す概略構成図である。ここでは画像周りのトナー飛散(チリ)に限定して説明する。
【0057】
図8においても、上述第1の実施形態と同様に、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成部1Y、1M、1C、1Kが、中間転写ベルト301の移動方向(図中の矢印F2)における上流側から順に配置されている。各トナー像形成部1Y、1M、1C、1Kの配置は、各感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの回転軸(図示しない)が平行になるように、且つ中間転写ベルト301の移動方向に所定のピッチで配列するように配設されている。
【0058】
第1の実施形態と同様に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上に現像されたチリ量検出用トナー像は、センサ102Y、102M、102C、102Kによって検出され、感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kから中間転写ベルト301に転写されたトナー像は、センサ103Y、103M、103C、103により検出される。中間転写ベルト301上に転写された画像は矢印F2方向に移動し、2次転写ローラ302と2次転写対向ローラ303がつくる転写ニップにて通常の画像は転写紙100上に転写され、転写紙100上に転写されたトナー像は定着ユニット7を通過して転写紙100に定着する。一方、チリ量検出用のトナー像は転写紙116に転写するのではなく、2次転写部で2次転写ローラ302の余白部分に転写され、2次転写ローラ302の近傍に設けられたセンサ304によってチリ量を検出する。
【0059】
なお、制御部の構成は、第1の実施形態における図4の制御部の構成において、トナー飛散量検出部202にセンサ304の検出結果も加えるように接続する以外は、図4の構成と全く同じであるので、図示および説明は省略する。
【0060】
また、第1の実施形態と同様に、現像時にチリが発生している場合は、帯電、露光、現像条件を変更し、トナーの付着量を規定値まで少なくしたり、図5に示すように、地肌ポテンシャルを規定値まで大きくするように制御し、中間転写ベルト301への転写時にチリが発生している場合は、転写電流を規定値まで下げるように制御する。更にこの第2の実施形態においては、2次転写ローラ302上への転写によって2次転写時にチリが発生していることが判明した場合は、2次転写電流を規定値(他の不具合が発生しない値)まで下げるように制御される。
【0061】
図9は第2の実施形態における作像条件を制御する手順を示すフローチャートである。作像条件の制御は、上述第1の実施形態と同様に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上にチリ量検出用トナー像を作像して現像し、センサ102Y、102M、102C、102Kにより現像後のチリ量T1を検出し(ステップS201)、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上のチリ量検出用トナー像を中間転写ベルト301上に転写し、センサ103によって1次転写後のチリ量の変化分T2を検出する(ステップS202)。この第2の実施形態においては、更に、中間転写ベルト301から2次転写ローラ302に転写されたチリ量検出用トナー像から2次転写後のチリ量T3を検出する(ステップS203)。その後、現像後のチリ量T1が予め設定された現像時のチリ量の設定値M1より大きいか否かをチェックし(ステップS204)。チリ量T1が設定値M1より大きい場合は、地肌ポテンシャルを規定値まで高める(ステップS205)、そして、再度感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上にチリ量検出用トナー像を作像して現像し、センサ102Y、102M、102C、102Kにより現像後のチリ量T1’を検出し(ステップS206)、現像後のチリ量T1’が予め設定された現像時のチリ量の設定値M1より大きいか否かをチェックする(ステップS207)。チリ量T1’が設定値M1より大きい場合は、作像条件を変更して規定値までトナーが感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kに付着する量を低くする(ステップS208)。
【0062】
ステップS204においてチリ量T1が設定値M1より小さい場合、ステップS207においてチリ量T1’が設定値M1より小さい場合、そしてステップS208でトナー量を調整した場合は、転写後のチリ量の変化分T2が予め設定された転写時のチリ量の設定値M2より大きいか否かをチェックする(ステップS209)。チリ量の変化分T2が設定値M2より大きい場合は、1次転写電流を規定値まで低くする(ステップS210)。ステップS209においてチリ量T2が設定値M2より小さい場合、ステップS210において1次転写電流を規定値まで低くした後は、2次転写後のチリ量の変化分T3が予め設定された転写時のチリ量の設定値M3より大きいか否かをチェックし(ステップS211)、チリ量の変化分T3が設定値M3より大きい場合は、2次転写電流を規定値まで低くする(ステップS212)。チリ量の変化分T3が設定値M3より小さい場合および2次転写電流を規定値まで低くした後は作像条件の制御は完了する。
【0063】
なお第2の実施形態でも、1次転写後の検出手段としては、センサ113のみを用いた場合を説明したが、センサ113Y、113M、113Yを用いて制御することも、上述と同様に実施可能である。また、第2の実施形態では、4つの感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kを並置した形式であるが、1るの感光体ドラムの周囲に4色の現像装置を配置し、感光体ドラムと中間転写ベルトの回転により中間転写ベルトにカラートナー像を転写し、中間転写ベルトの画像を転写紙に転写するいわゆるレボルバ式の中間転写方式にも適用できることは勿論である。
【0064】
このように、チリや中抜けを正確に把握するためには画像周りのトナー飛散量(チリの量)そのものやラインの中抜け面積比率そのものを正確に測定することが最も望ましいが、本発明はこれを可能にしている。また、その測定結果を現像条件、帯電条件、露光条件、転写条件にフィードバックすることによって、チリ、中抜けを効果的に低減できる。
【0065】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、同一のトナー像の各工程後の検出手段によって検出することにより、どこの工程で画像劣化が発生しているかが容易に把握でき、画像劣化度合が進んでいる箇所を的確に絞り込み、すばやくフィードバック先のユニットを特定して制御することができる。これにより、チリや中抜けなどの画像の劣化に応じて作像条件を制御し、画像劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。
【図2】図1のレーザプリンタにおける転写ユニットの概略構成を示す拡大図である。
【図3】トナー飛散を検出するセンサの配置をトナー形成部とともに示す概略構成図である。
【図4】第1の実施形態における制御部の概略を示すブロック図である。
【図5】地肌ポテンシャルの制御を説明するためのグラフである。
【図6】第1の実施形態における作像条件の制御手順を示すフローチャートである。
【図7】ドット画像と飛散トナーの状態を示す図で、(a)は転写搬送ベルト上のトナー像をセンサにより取り込んだ状態、(b)は取り込んだ画像を2値化処理した後のドット画像と飛散トナーの状態をそれぞれ示す。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るレーザプリンタの主要部とトナー飛散を検出するセンサの配置を示す概略構成図である。
【図9】第2の実施形態における作像条件の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1Y,1M,1C,1K トナー像形成部
2 光書込ユニット
11Y,11M,11C,11K 感光体ドラム
12Y,12M,12C,12K 現像ユニット
100 転写紙
60 転写搬送ベルト
102Y,102M,102C,102K,103Y,103M,103C,103,304 センサ
201 CPU
202 トナー飛散量検出部
203 ROM
204 RAM
301 中間転写ベルト
302 2次転写ローラ
Claims (8)
- 像担持体に形成された潜像をトナー現像する現像工程と、現像されたトナー像を転写搬送ベルトにより搬送される転写材に転写する転写工程とを有する作像装置において、
前記像担持体上に現像された現像工程後のトナー像を光学的に検出する第1の検出手段と、
前記転写工程で前記転写搬送ベルト上に転写されたトナー像を光学的に検出する第2の検出手段と、
前記第1の検出手段により検出された結果に基づいて前記現像工程後のトナー飛散量を検出し、前記第2の検出手段により検出された結果に基づいて前記転写工程後のトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、
前記トナー飛散量検出手段により検出された前記現像工程後のトナー飛散量が予め設定してある現像時のチリ量設定値より大きい場合、前記現像工程における現像条件、帯電条件、露光条件の少なくとも1つの作像条件を変更し、前記転写工程のトナー飛散量が予め設定してある転写時チリ量設定値より大きい場合、前記転写工程における転写条件を変更する制御手段と、
を備えていることを特徴とする作像装置。 - 像担持体に形成された潜像をトナー現像する現像工程と、現像されたトナー像を中間転写体に転写する転写工程とを有する作像装置において、
前記像担持体上に現像された現像工程後のトナー像を光学的に検出する第1の検出手段と、
前記転写工程で前記中間転写体上に転写されたトナー像を光学的に検出する第2の検出手段と、
前記第1の検出手段により検出された結果に基づいて前記現像工程後のトナー飛散量を検出し、前記第2の検出手段により検出された結果に基づいて前記転写工程後のトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、
前記トナー飛散量検出手段により検出された前記現像工程後のトナー飛散量が予め設定してある現像時のチリ量設定値より大きい場合、前記現像工程における現像条件、帯電条件、露光条件の少なくとも1つの作像条件を変更し、前記転写工程のトナー飛散量が予め設定してある転写時チリ量設定値より大きい場合、前記転写工程における転写条件を変更する制御手段と、
を備えていることを特徴とする作像装置。 - 像担持体に形成された潜像をトナー現像する現像工程と、現像されたトナー像を転写材に転写する転写工程とを有する作像装置において、
前記像担持体上に現像された現像工程後のトナー像を光学的に検出する第1の検出手段と、
前記転写工程で2次転写部材上に転写されたトナー像を光学的に検出する第2の検出手段と、
前記第1の検出手段により検出された結果に基づいて前記現像工程後のトナー飛散量を検出し、前記第2の検出手段により検出された結果に基づいて前記転写工程後のトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、
前記トナー飛散量検出手段により検出された前記現像工程後のトナー飛散量が予め設定してある現像時のチリ量設定値より大きい場合、前記現像工程における現像条件、帯電条件、露光条件の少なくとも1つの作像条件を変更し、前記転写工程のトナー飛散量が予め設定してある転写時チリ量設定値より大きい場合、前記転写工程における転写条件を変更する制御手段と、
を備えていることを特徴とする作像装置。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載の作像装置において、
前記トナー飛散量検出手段は、前記第1の検出手段と前記第2の検出手段により検出されたトナー像を2値化処理してドット画像から飛散トナーを分類し、分類された飛散トナーの画素数の積算によりトナー飛散量を検出するものであることを特徴とする作像装置。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の作像装置において、
前記現像工程が、カラー画像形成方式に対応して複数設けられていることを特徴とする作像装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載の作像装置と、
この作像装置に転写材を供給する転写材供給手段と、
を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6の何れか1項に記載の作像装置の各手段の機能をコンピュータによって実行するための手順を備えていることを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項7記載のコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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