JP4332333B2 - アクチュエータおよび駆動装置 - Google Patents

アクチュエータおよび駆動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振動子を振動させ、振動子の接触する物体を動作させる振動波アクチュエータを用いたアクチュエータおよびこれを用いた駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、位置決めステージ等のアクチュエータとして、圧電素子に固定された振動子を被駆動部材である移動部材に押し当て、高速で駆動することにより移動部材を運動させる、いわゆる振動波アクチュエータの応用が盛んであり、特開平7−184382号公報、特許第2980541号等にその構造が提案されている。
【0003】
特開平7−184382号公報や、特許第2980541号に記載された振動波アクチュエータの構成を説明する。平板の圧電体の両面に電極が形成され、一方の面の電極が複数に分割されている。この両面の電極間に電圧を印加することによって圧電体は微小変形を行う。適当な電極を選択して電圧を印加することで、圧電体を任意の方向に変形させることが可能である。圧電体の端部にはスペーサが設けられており、例えば、圧電体の電極間に交流信号あるいはパルス信号を印加することでスペーサには楕円運動が生じ、スペーサと接触する移動部材を一方向に動かすことができる。
【0004】
上記のような振動波アクチュエータを使用した位置決めステージの1例を図7に示す。直進駆動回路109により駆動される振動波アクチュエータ102の振動子103は、図中xy平面内において振動子軌跡114に示すように楕円状に高速に振動する。この振動子103の振動により、図中x方向に移動可能な移動テーブル105に固定された駆動板104を介して移動テーブル105が移動する。ここで、移動テーブル105の移動量は、位置センサ107において検出される。
【0005】
位置検出回路111は、位置センサ107からの入力信号により移動テーブル105の現在位置を検出し、この検出結果を制御量演算回路110に出力する。制御量演算回路110は、位置検出回路111からの入力(移動テーブル105の現在位置)と目標入力112との比較結果にPID等の制御定数をかけ、直進駆動回路109に振動波アクチュエータ102の駆動制御情報を送る。これにより、いわゆるフィードバック位置決め系を構成する。
【0006】
上述した機構では、圧電素子の微小変形を利用して移動テーブル105の駆動を行っているために分解能が高く、従来用いられてきたサーボモータ等の回転型モータと送りねじを組み合わせた機構に比べてコンパクトであり、リニア磁気モータを使用した機構に比べてモータ静止時に摩擦による保持力がある等の利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、振動波アクチュエータを用いた駆動では、振動子と移動部材(駆動板)との摩擦力を用いて駆動を行うという動作原理ゆえ、上述したように静止保持力という利点がある反面、静止摩擦係数が大きくなる。
【0008】
このように静止摩擦係数が大きいと、図8に示すように、駆動制御量にある程度の大きさがないと、振動波アクチュエータに駆動信号を加えても移動部材が直ちに動かずに不感帯が生じてしまう。このため、移動部材を短い距離で移動させる場合の制御性が悪くなる。また、不感帯が無視できるほどの長距離移動時にも、上述した一般的なフィードバックによる位置決め系を構成する場合、位置決め時間の増大を招いてしまう。
【0009】
一方、大きな静止保持力を持つ静止摩擦状態から動摩擦状態へ遷移するときには、振動子および移動部材間に生じる発生力が急激に変化することとなり、図8に示すような不連続性が移動部材の駆動制御性を低下させる他、低速駆動時の動作不安定性を招くことにもなる。
【0010】
本発明は、被駆動部材を所定方向に平行移動させるアクチュエータであって、信号が印加されることによって振動を励起する振動励起素子を備え、この振動励起素子が励起した振動によって被駆動部材に対して駆動力を与える振動体と、前記振動体を回転可能に保持する回転手段とを有する。そして、前記回転手段は、前記被駆動部材を前記所定方向に平行移動させる際に、前記振動体の楕円状の振動軌跡と平行となる平面が前記所定方向に対してなす角を変更することで、前記所定方向における前記被駆動部材の駆動力を変化させることを特徴とする。
【0011】
すなわち、回転手段により振動体の振動軌跡と平行となる平面が前記被駆動部材の移動方向に対してなす角を変更することで、振動体の振動で発生する力の向きを変え、所定方向における被駆動部材の駆動力を変化させるようにしている。これにより、振動体および被駆動部材を動摩擦状態としたままで、回転手段を動作させることにより被駆動部材を所定方向に平行駆動することができるため、不感帯が発生することなく、連続した被駆動部材の駆動を行うことができる。
【0012】
ここで、振動体を、回転手段に対してこの回転軸とは異なる位置に設けることができる。すなわち、被駆動部材に対する振動体の接触位置を変えるようにすることで、所定位置で接触する場合に比べて被駆動部材における摩擦領域を広げて被駆動部材の摩耗を低減するようにしている。これにより、被駆動部材の寿命を延ばすことができる。
【0013】
なお、本発明のアクチュエータは、このアクチュエータにより駆動され、所定方向に平行移動可能な被駆動部材を有する駆動装置に用いられる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明は、回転アクチュエータの回転子に、1方向に力を発生する振動波アクチュエータを固定した構成とし、振動波アクチュエータを動摩擦状態で動作させたまま、力の発生する方向と、被駆動部材である移動部材の移動方向とのなす角度を回転アクチュエータで変化させるようにしている(第1実施形態)。
【0015】
すなわち、移動部材の移動方向に対して力の発生する方向を変えることにより、振動波アクチュエータで発生する力のうち移動部材の移動方向成分における力の大きさ、つまり移動部材の駆動力を変えることができる。
【0016】
ここで、振動波アクチュエータは動摩擦状態で動作しているため、回転アクチュエータの回転により移動部材の駆動力を制御することで不感帯の発生を防止し、連続した駆動力を得ることができる。
【0017】
また、振動波アクチュエータの振動子を、回転アクチュエータの回転軸に対してずらして配置するようにしている(第2実施形態)。
【0018】
これにより、振動子と移動部材の接触部分を変えて、振動子および移動部材間に生じる摩擦力を分散させることができるため、移動部材の摩耗を抑えて寿命を延ばすことができる。以下、具体的に説明する。
【0019】
(第1実施形態)
以下、図面を用いて、本発明の第1実施形態について以下に詳細な説明を行う。
【0020】
まず、本実施形態を適用した位置決めステージの駆動装置の構成について説明する。図中xy平面と同一平面をもつベース106には、回転アクチュエータ(回転手段)101の固定子が固定され、この回転アクチュエータ101の回転子には振動波アクチュエータ(振動体)102が固定されている。
【0021】
この振動波アクチュエータ102は上述した特開平7−184382号公報や、特許第2980541号に記載された振動波アクチュエータと同じ構成でよい。あるいは、特開2001−258277号公報に記載された振動アクチュエータのように、金属等の弾性体に固定された圧電素子に交番信号を印加し、弾性体の表面に楕円運動を発生させ、この表面に接触する移動部材を一方向に動かす構成であってもよい。
【0022】
このように、振動波アクチュエータは従来から様々な形態のものが提案されており、上記の形態に限定されるものではない。信号を印加することで振動を励起する圧電素子等の振動励起素子を備えた振動体を有し、振動体に接触する移動部材に対して1方向に力を加えることができる振動波アクチュエータであれば、本発明を適用することができる。
【0023】
振動波アクチュエータ102の振動子103は、ベース106に対して図中x方向に移動可能な移動テーブル105に固定された駆動板(被駆動部材)104に当接している。ここで、振動子103が振動すると、駆動板104を介して移動テーブル105が矢印113に示す方向に移動するようになっている。
【0024】
位置検出回路111は、ベース106に固定された位置センサ107からの入力信号を受けて移動テーブル105の現在位置を検出し、この検出結果を制御量演算回路110に出力する。
【0025】
制御量演算回路110は、位置検出回路111からの入力(移動テーブル105の現在位置)と目標位置入力112との比較結果に基づいて、回転駆動回路108および直進駆動回路109に制御信号を送ることにより、回転アクチュエータ101および振動波アクチュエータ102を駆動する。これにより、移動テーブル105は、目標位置まで移動して停止する。
【0026】
このように、本実施形態の駆動装置では、いわゆるフィードバック位置決め系を構成している。
【0027】
次に、本実施形態におけるアクチュエータ(回転アクチュエータ101および振動波アクチュエータ102)の構成と動作原理について図を用いて説明する。
【0028】
図2に本実施形態におけるアクチュエータの構成を示す。回転アクチュエータ101の回転子は、図中y軸周りであって矢印301に示す回転方向に回転する。この回転子には振動波アクチュエータ102が固定されており、この振動子103は、回転アクチュエータ101の回転中心と同軸線上に配置されている。
【0029】
振動子103は、回転アクチュエータ101の回転角度に応じて規定される図中xz平面に対して垂直な平面内において矢印114に示す振動子軌跡のように楕円状に高速に振動する。なお、x軸、y軸、z軸は互いに直交する軸である。
【0030】
図3は、回転アクチュエータ101の回転子を図中y軸負の方向から見て時計回りに回転した様子を示しており、図中左から振動子軌跡114がyz平面に平行な状態(a)、(a)に示す状態から回転アクチュエータ101の回転子をθrad回転させた状態(b)、(a)に示す状態から回転子をπ/2rad回転させて、振動子軌跡114がxy平面に平行な状態(c)を示す。
【0031】
ここで、振動子103と駆動板104との間に発生する力をFとし、x方向に移動可能な移動テーブル105を移動させる場合を考える。図3(b)において、角度θだけ回転子を回転させた場合の駆動板104の駆動力は、力Fのx方向の成分で、
=Fsinθ
となる。
【0032】
そして、θ=0(状態(a))のときはF=0、θ=π/2(状態(c))のときはF=Fとなる。
【0033】
一方、図8において領域701に示す不感帯の外側の領域における制御入力で振動波アクチュエータ102を振動させ続ければ、振動子103と駆動板104の間は常に動摩擦の状態に保たれ、不感帯の発生を抑えることができる。
【0034】
振動子103および駆動板104が動摩擦状態にある場合において、回転アクチュエータ101の回転子を回転させると、上述したように力Fのうち駆動板104の駆動方向(x方向)における成分を変化させることができる。
【0035】
x=0のときには、駆動板104が所定位置に停止しており、回転子を回転させることでFx=Fsinθで駆動板104を駆動することができる。
【0036】
これにより、振動子103および駆動板104を動摩擦状態として回転子を回転させるだけで、駆動板104(移動テーブル105)を不感帯が生じることなく駆動することができる。
【0037】
次に、本実施形態の位置決めステージにおける位置決め動作を以下に述べる。
【0038】
静止時に振動子103の振動子軌跡114はyz平面内にある。制御量演算回路110は、目標位置入力112が入力されると、まず直進駆動回路109に指令を送り、振動波アクチュエータ102をあらかじめ定められた一定出力で駆動して、振動子103と駆動板104との間を動摩擦状態とする。ここで、振動波アクチュエータ102の駆動量は、図8における不感帯701以外の領域における駆動量で行う。
【0039】
続いて、位置センサ107から得られる移動テーブル105の現在位置を位置検出回路111から受け、目標入力112との誤差に比例した角度を回転駆動回路108に送り、回転アクチュエータ101を制御する。これにより、基準位置(θ=0rad)にあった回転アクチュエータ101は回転を開始する。
【0040】
このときの角度制御量は−π/2≦θ≦π/2radとし、これを下回る又は越える場合は、駆動板104の駆動力の増加率が反転するため、それぞれ−π/2rad、π/2radとする。
【0041】
回転アクチュエータ101の角度制御量を横軸、駆動板104(移動テーブル105)の駆動力を縦軸に取ったグラフを図6に示す。同図に示すように本実施形態によれば、回転アクチュエータ101の回転量を制御することにより、駆動板104(移動テーブル105)の駆動を行う際における不感帯の発生を防止することができる。
【0042】
移動テーブル105の現在位置が目標位置に収束したとき、誤差量は0であり、回転アクチュエータ101の回転角度はθ=0rad(基準位置)となっている。そして、制御量演算回路110により振動波アクチュエータ102の駆動を停止させることで、位置決め動作が完了する。
【0043】
なお、本実施形態では、振動波アクチュエータ102を出力一定で駆動したが、例えば、加速時間短縮のために駆動板104の移動区間のうち始めの区間でより大きな出力を設定するようにして、出力可変としてもかまわない。
【0044】
また、本実施形態では、回転アクチュエータ101の角度制御量に関して、誤差量に比例するいわゆるP制御を用いたが、制御性向上のため、PID制御等、他の一般的な制御手法を適用することもできる。
【0045】
(第2実施形態)
以下、図面を用いて、本発明の第2実施形態について以下に詳細な説明を行う。
【0046】
本実施形態における位置決めステージの全体構成は、第1実施形態(図1)と同様である。本実施形態では、第1実施形態と比べて回転アクチュエータ101と振動波アクチュエータ102とから構成されるアクチュエータのみが異なるため、この部分についてのみ説明する。
【0047】
図4に本実施形態のアクチュエータの構成を示す。回転アクチュエータ101の回転子は、図中y軸周りであって矢印301に示す回転方向に回転する。この回転子には振動波アクチュエータ102が固定されており、この振動子103は回転アクチュエータ101の回転中心に対して図中dで示すオフセット量501をもって取り付けられている。
【0048】
また、振動子103は、回転アクチュエータ101の回転角度に応じて規定される図中xz平面に対して垂直な平面内において矢印114に示す振動子軌跡のように楕円状に高速に振動する。
【0049】
図5は、回転アクチュエータ101の回転子を図中y軸負の方向から見て時計回りに回転した様子を示しており、図中左から振動子軌跡114がxy平面に平行な状態(a)、(a)に示す状態から回転アクチュエータ101の回転子をπ/2rad回転させた状態(b)、(a)に示す状態から回転子をπrad回転させた状態(c)を示す。
【0050】
回転アクチュエータ101の回転子の回転角と、駆動板104(移動テーブル105)の駆動力との関係は、第1実施形態と同様であり、回転子の回転角度に応じて振動子103による力Fのうちx軸方向の成分が変化するようになっている。これにより、第1実施形態で述べたように不感帯が生じることなく連続した駆動板104の駆動を行うことができる。
【0051】
また、本実施形態では、振動子103の位置が回転子の回転に応じてZ軸方向に2dの範囲で変化する。
【0052】
振動子103のy軸負の方向から見た形状は任意のものが可能であるが、説明のため、これを円形とし、この直径をDとする。回転アクチュエータ101の動作中、振動子103が駆動板104に接する部分のz軸方向の幅は、第1実施形態ではDであるが、本実施形態ではD+2dとなる。
【0053】
このため、駆動板104はz軸方向において幅広く形成する必要があるが、振動子103と駆動板104の接触部分が広い範囲に分散することになる。これにより、アクチュエータの駆動時間が長かったり、小型化のため駆動板104を移動テーブル105と一体化させたりした場合等のように、駆動板104の摩耗が問題となる場合には好適となる。
【0054】
すなわち、駆動板104に対する振動子103の接触位置が変わるため、振動子103および駆動板104が1カ所で接触する場合に比べて、駆動板104の摩耗を減らすことができ、駆動板104の寿命を延ばし、メンテナンスコストを低下させることができる。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、回転手段により振動体の振動軌跡と前記被駆動部材の移動方向とのなす角を変更することで、振動体の振動で発生する力の向きを変え所定方向における被駆動部材の駆動力を変化させるようにしている。これにより、振動体および被駆動部材を動摩擦状態としたままで、回転手段を動作させることにより被駆動部材を駆動することができるため、不感帯が発生することなく、連続した被駆動部材の駆動を行うことができる。
【0056】
ここで、振動体を、回転手段に対してこの回転軸とは異なる位置に設けて、被駆動部材に対する振動体の接触位置を変えるようにすることで、被駆動部材における摩擦領域を広げて被駆動部材の摩耗を低減することができ、被駆動部材の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における駆動装置の構成を説明する図。
【図2】第1実施形態におけるアクチュエータの構成を説明する図。
【図3】第1実施形態におけるアクチュエータの動作原理を説明する図(a〜c)。
【図4】第2実施形態におけるアクチュエータの構成を説明する図。
【図5】第2実施形態におけるアクチュエータの動作原理を説明する図(a〜c)。
【図6】本実施形態において駆動板の駆動力と回転アクチュエータの角度制御量との関係を示す図。
【図7】従来技術における駆動装置の構成を説明する図。
【図8】従来技術において駆動板の駆動力とアクチュエータの駆動制御量との関係を示す図。
【符号の説明】
101 回転アクチュエータ
102 振動波アクチュエータ
103 振動子
104 駆動板
105 移動テーブル
106 ベース
107 位置センサ
108 回転駆動回路
109 直進駆動回路
110 制御量演算回路
111 位置検出回路
112 目標入力
113 移動方向
114 振動子軌跡
301 回転方向
501 オフセット量
701 不感帯

Claims (4)

  1. 被駆動部材を所定方向に平行移動させるアクチュエータであって、
    信号が印加されることによって振動を励起する振動励起素子を備え、この振動励起素子が励起した振動によって前記被駆動部材に対して駆動力を与える振動体と、前記振動体を回転可能に保持する回転手段とを有し、
    前記回転手段は、前記被駆動部材を前記所定方向に平行移動させる際に、前記振動体の楕円状の振動軌跡と平行となる平面が前記所定方向に対してなす角を変更することで、前記所定方向における前記被駆動部材の駆動力を変化させることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記振動体が、前記回転手段に対してこの回転軸とは異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記回転手段は、前記振動体による前記被駆動部材の前記所定方向への駆動を維持する範囲内で回転可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクチュエータ。
  4. 請求項1からのいずれか1つに記載のアクチュエータと、
    このアクチュエータにより駆動され、前記所定方向に平行移動可能な被駆動部材とを有することを特徴とする駆動装置。
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