JP2006271110A - 超音波モータの制御方法 - Google Patents

超音波モータの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006271110A
JP2006271110A JP2005085572A JP2005085572A JP2006271110A JP 2006271110 A JP2006271110 A JP 2006271110A JP 2005085572 A JP2005085572 A JP 2005085572A JP 2005085572 A JP2005085572 A JP 2005085572A JP 2006271110 A JP2006271110 A JP 2006271110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic motor
moving body
speed
feedforward
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005085572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4585346B2 (ja
Inventor
Yutaka Inada
豊 稲田
Kazumasa Asumi
一将 阿隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Cement Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
Priority to JP2005085572A priority Critical patent/JP4585346B2/ja
Publication of JP2006271110A publication Critical patent/JP2006271110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4585346B2 publication Critical patent/JP4585346B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

【課題】 移動体を、位置偏差を小さくして高精度に移動させることができる超音波モータの制御方法を提供する。
【解決手段】 フィードフォワード制御およびフィードバック制御を併用して超音波モータ10を制御する。フィードフォワード制御では、超音波モータ10を駆動することによって移動する移動体15の移動範囲における超音波モータ10の駆動力の変動を予めデータ化し、実際の超音波モータ10の駆動時には、移動体15の位置情報にしたがって、例えば、速度フィードフォワードゲインを決定するための係数Kvfを、このデータに基づいて変化させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、移動体を、位置偏差を小さくして高精度に移動させるための超音波モータの制御方法に関する。
例えば、超音波モータを駆動して移動体を所定位置へ移動させる位置決めシステムが知られている。ここで、超音波モータは移動体との間に生ずる摩擦力を利用して移動体を移動させるので、静止状態にある超音波モータを起動させるために超音波モータに駆動信号(入力電圧)を投入しても、入力電圧が一定の値に上がるまでの間や共振が安定するまでの間は移動体が移動しない、所謂、不感帯が存在する。
そこで、位置決めシステムにおける移動体の始動特性を高める方法として、例えば、超音波モータの起動時に駆動周波数をスイープする方法や、超音波モータの駆動電圧を高める方法、あるいは、超音波モータの不感帯をフィードフォワード制御に取り入れる方法等が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
図6にこのような従来の制御方法の一例に係る制御ブロック図を示す。プロファイルジェネレータ(PG)50はホスト等からの移動指示値に基づき移動体を指令位置へ移動させるための軌道生成を行う。プロファイルジェネレータ(PG)50で作成した位置指示量spから、移動体の実位置を測定するエンコーダ(ENCODER)52の検出値が減算され、これにより位置誤差が求められる。この位置誤差に位置フィードバックのための係数Kepを掛け合わせることで位置フィードバックゲインが求められる。また、位置指示量spを微分演算子sで微分して速度指示値svを求め、この速度指示値svと速度フィードフォワードのための係数Kvfを掛け合わせることで速度フィードフォワードゲインを求める。さらに、エンコーダ(ENCODER)52の検出値の微分値に速度フィードバックのための係数Ksを掛け合わせて速度フィードバックゲインを求める。
これら位置フィードバックゲインと、速度フィードフォワードゲインと、速度フィードバックゲインとが合算されてPID演算部G(PID)51に入力される。PID演算部G(PID)51で処理されて得られる電圧値と、不感帯を考慮して始動特性を高めるためのオフセット電圧値(offset)とを合わせた電圧が、超音波モータ10(図6において「USM」で示す)へ印加される。そして、移動体の位置はエンコーダ52によって検出され、前述の通り、この検出値がフィードバック制御に用いられる。この図6に示されるフィードフォワード制御において、速度フィードフォワードゲインを求めるための各種係数Kvf,Kep,Ksは一定値である。
しかしながら、前述の通り、超音波モータは、移動体との間に作用する摩擦力を利用するものであり、移動体において超音波モータと接触する部分の表面状態は全範囲にわたって同じであるとは限らず、また、移動体と超音波モータとの間の摩擦摩耗によって移動体と超音波モータの接触部の表面状態は刻々と変化するので、静止した超音波モータを上記フィードフォワード制御等を用いて一定の条件で始動させても、移動体の停止位置によって移動体の始動特性が変化するという問題を生じる。
また、前述の通りに、移動体において超音波モータと接触する部分の表面状態は全範囲にわたって同じであるとは限らず、また摩耗によって刻々と変化するので、上記フィードフォワード制御と、位置および速度フィードバック制御では、移動体の実速度が予定された速度(指令速度)や位置(指令位置)からずれてしまう、つまり、速度偏差や位置偏差が大きくなって、制御精度が低下するという問題が生じる。
特開平04−322179号公報 特許第3241713号
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、移動体を、位置偏差を小さくして高精度に移動させることができる超音波モータの制御方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明によれば、フィードフォワード制御およびフィードバック制御を併用する超音波モータの制御方法において、
前記フィードフォワード制御では、超音波モータを駆動することによって移動する移動体の移動範囲における超音波モータの駆動力の変動を予めデータ化し、実際の超音波モータの駆動時には、移動体の位置情報にしたがって、フィードフォワード値をこのデータに基づいて変化させることを特徴とする超音波モータの制御方法、が提供される。
この超音波モータの制御方法においては、フィードフォワード値として用いられるデータは、テーブルデータとしてまたは位置の関数として、記憶媒体に記憶されていることが好ましい。また、フィードフォワード値として用いられるデータを、移動体の位置情報とその位置における超音波モータの駆動出力とに基づいて、逐次、更新することが好ましい。このように可変フィードフォワード値としては、速度フィードフォワード値が好適に選定される。
本発明によれば、フィードフォワード制御に用いるフィードフォワード値を、移動体の移動範囲における超音波モータと移動体の間の摩擦力の変化等に起因する超音波モータの駆動力の変動を予めデータ化し、実際の超音波モータの駆動時には、移動体の位置情報にしたがって、フィードフォワード値をこのデータに基づいて変化させているので、移動体の位置に対応した適切な制御値が設定することができるので、速度偏差や位置偏差を小さく抑えた高精度な駆動制御を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、2つのランジュバン型の超音波振動子を略V字型に連結させて構成される超音波モータを例に挙げることとする。図1にこのような超音波モータ10の概略構造を表す断面図を示す。
超音波モータ10は、ランジュバン型構造を有する2個の超音波振動子11a・11bと、超音波振動子11a・11bを所定角度(図1では90度としている)で保持する保持部材12と、移動体15に接する略V字型の形状を有するヘッド13とを有している。保持部材12には、例えば、エアーシリンダや油圧シリンダ、スプリングコイル等の押圧機構14が取り付けられており、所定の力でヘッド13を移動体15に押し当てている。
超音波振動子11aは、両端がネジ切りされたボルト21と、ボルト21のネジ溝に嵌合するネジ穴を有する袋ナット22と、ボルト21を通すことができる2枚のリング状の圧電板23a・23bと、ボルト21を通すことができるリング状の電極板24a〜24cとを有している。
超音波振動子11bは、超音波振動子11aと同様に、ボルト21′と、袋ナット22′と、2枚のリング状の圧電板23a′・23b′と、リング状の電極板24a′〜24c′とを有している。圧電板23a・23b・23a′・23b′の表裏面には電極(図示せず)が形成されている。なお、1個の超音波振動子に設けられる圧電板の枚数は任意であり、2枚に限定されるものではない。
保持部材12にはボルト21を通すための孔部が設けられている。ヘッド13は、移動体15に接する当接部13aと、超音波振動子11a・11bと連結される連結部13b・13b′と、当接部13aと連結部13b・13b′とを連結するネック部13c・13c′から構成されている。
ヘッド13の連結部13b・13b′にはそれぞれ、ボルト21・21′のネジ溝に嵌合するネジ穴が形成されている。このヘッド13には、耐摩耗性に優れる材料、例えば、ステンレスや超硬合金等の金属材料や、アルミナや窒化ケイ素、炭化ケイ素等のセラミックスが用いられる。
図1に示されるように、圧電板23a・23bが電極板24a〜24cに挟まれるように配置し、これら圧電板23a・23bと電極板24a〜24cおよび保持部材12の孔部にボルト21を通し、ボルト21の端部にそれぞれヘッド13と袋ナット22を取り付ける。これによって圧電板23a・23bは所定の力で締め付けられ、超音波振動子11aが構成される。これと同様にして、超音波振動子11bが構成される。
通常、ボルト21と袋ナット22と保持部材12は金属材料が用いられ、この場合には電極板24a・24cは保持部材12を介して袋ナット22と導通する。このため、保持部材12または超音波振動子11aの袋ナット22を圧電体23a・23bを駆動するための接地電極として用いることができ、このときに超音波振動子11bが具備する圧電板23a′・23b′を駆動するためのアースを同時にとることができる。
圧電板23a・23bには、PZT系等の圧電セラミックスが好適に用いられる。圧電板23a・23bの分極の向きは、圧電板23a・23bの間に挟まれている電極板24bについて対称となっている。また、電極板24a・24cは互いに電気的に接続されている。したがって、電極板24bと電極板24cとの間に電圧を印加すると、圧電板23a・23bには同じ位相で変位(振動)が生ずる。つまり、圧電板23a・23bがその厚み方向に共に伸び、または、共に縮む。
圧電板23a・23bに共振周波数の電圧信号を投入して超音波振動子11aを振動させることにより、この振動はネック部13cによって拡大されて当接部13aに伝えられる。これと同時に、この電圧信号とは位相が90度ずれた共振周波数の電圧信号を圧電板23a′・23b′に投入して超音波振動子11bを振動させると、この振動もネック部13c′によって拡大されて当接部13aに伝えられる。
こうして当接部13aでは、2つの超音波振動子11a・11bからそれぞれネック部13c・13c′を介して伝えられた振動が合成されて、楕円運動が発生する。この楕円運動の回転の向きに応じて、移動体15を所定方向に移動させることができる。また、2つの超音波振動子11a・11b′を駆動する電圧信号の位相を逆転させると、当接部13aに生じる楕円運動の回転の向きが逆転するので、移動体15の移動方向も逆転させることができる。
次に、超音波モータ10の駆動方法について説明する。図2に超音波モータ10の制御ブロックの概略構成を示す。なお、以下に説明する各種の演算は1または複数のプロセッサ(CPU)により行うことができ、プロセッサ(CPU)は、制御プログラムや後述する制御データテーブル等を格納した半導体メモリー等の記憶装置との間で情報の送受信を行うものとする。
ホスト等からの移動指示値に基づき、プロファイルジェネレータ(PG)50が移動体15を所定位置へ移動させるための軌道生成を行う。プロファイルジェネレータ(PG)50で作成した位置指示量spから、移動体15の実位置を測定するエンコーダ(ENCODER)52の検出値が減算され、これにより位置誤差が求められる。
この位置誤差に位置フィードバックのための係数Kepを掛け合わせることで位置フィードバックゲインが求められる。また、この位置誤差に基づいて、速度フィードフォワードゲインを決めるための係数Kvfに対する演算量gを求め、この演算量gにより移動体15の位置に応じた係数Kvfを決定する。これは、移動体15において超音波モータ10と接触する部分の表面状態は全範囲にわたって同じであるとは限らないからである。つまり、係数Kvfを可変パラメータとして取り扱う。
この移動体15の位置に応じた係数Kvfを決定するために、例えば、予め、超音波モータ10を所定の条件で駆動して移動体15の移動速度データを収集し、これを解析することによって、図3に示すような、移動体15の位置(P〜P)とその位置における速度フィードフォワードゲインの係数Kvf〜Kvfとを対応させた制御データテーブルを作成しておく。この制御データテーブルは、例えば、半導体メモリー等の読み書き可能な記憶媒体に記憶されている。
そして、あるタイミングで求められた位置誤差によって移動体15の位置P(k=1〜n−1)が認識され、そのときに係数Kvfが決定されていたとする。そのタイミングから所定時間経過後のタイミング、例えば、エンコーダ(ENCODER)52の1サンプリングタイム経過後のタイミングで、移動体15の位置がPからPk+1に変化したことが認識された場合には、制御データテーブルが参照され係数Kvfが係数Kvfk+1に変更される。
なお、エンコーダ(ENCODER)52から認識される移動体15の位置が、表3に示す隣り合う位置の中間にあると認識される場合には、例えば、係数Kvfとして係数Kvfを用い、または係数Kvfk+1を用い、または係数Kvfと係数Kvfk+1の平均値を用い、または係数Kvfと係数Kvfk+1の値の差と位置PとPk+1のどちらに寄っているかを示す割合とを考慮した比例配分により新たな係数Kvfを求める等の各種の近似方法を用いて、係数Kvfを決めることができる。
このようにして求められた係数Kvfに速度指示値svを掛け合わせることで速度フィードフォワードゲインを求める。この速度指示値svは、プロファイルジェネレータ(PG)50で作成した位置指示量spを微分演算子sで微分することによって求められる。さらに、エンコーダ(ENCODER)52の検出値の微分値に速度フィードバックのための係数Ksを掛け合わせて速度フィードバックゲインを求める。さらに、速度指示値svを微分演算子sで微分することによって加速度指示値saを求め、これに加速度フィードフォワードを決定するための係数Kafを掛け合わせることで加速度フィードフォワードゲインを求めておく。
このようにして求めた位置フィードバックゲインと、速度フィードフォワードゲインと、速度フィードバックゲインとが合算されてPID演算部G(PID)51に入力される。このPID演算部G(PID)51で処理されて得られる電圧値と、超音波モータ10の不感帯(つまり、電圧を印加しても移動体15を移動させることができない電圧値)を考慮して始動特性を高めるためのオフセット電圧値(offset)と、加速度フィードフォワードゲインとを合算して求められる電圧が、超音波モータ10(図2において「USM」で示す)へ印加される。そして、移動体15の位置はエンコーダ(ENCODER)52によって検出され、前述の通り、この検出値がフィードバック制御に用いられる。
このような超音波モータ10の駆動制御では、移動体15の位置に応じた最適なフィードフォワード値を用いて、フィードフォワード制御およびフィードバック制御を行うので、移動体15の速度および位置を高精度に制御することができる。図4に、所定形状の超音波モータ10を用いてリニアステージを、2つの駆動方法を用いてそれぞれ移動させた場合の指令速度を示すグラフと、実際に得られた速度偏差(つまり、指令速度値と実際に計測された速度との差)を表すグラフを示す。
図4(a)の指令速度曲線と図4(b)の指令速度曲線は同じである。図4(a)は、先に図2を参照しながら説明した、速度フィードフォワードを決定するための係数を一定値とした駆動方法を用いた場合の結果を示しており、始動時における速度偏差のばらつきが極めて大きく、一定速度での移動時における速度偏差も大きくなっている。つまり、位置制御性と速度制御性が高いとは言えない。
これに対して、図4(b)は図2に示した速度フィードフォワードを決定するための係数を移動体の位置に応じて変化させる駆動方法を用い5往復程度動作させて補正テーブルを学習させた後の結果を示しており、始動時および一定速度での移動時における速度偏差は常に一定であり、図4(a)と比較して、速度偏差が小さくなっていること、つまり移動体の高精度な駆動制御が実現されていること、が確認された。
上述の通り、図2に示した駆動方法を用いて移動体15を駆動した場合、移動体15と超音波モータ10との接触部分では、その表面状態が摩擦により刻々と変化すると、図3に示す各位置ごとに定められた係数Kvfの値も変化する。また、使用される環境の温度や湿度等が変化する等した場合にも、移動体15と超音波モータ10との間に生じる摩擦力が変化する。こうして、各係数Kvfの変化が大きくなると、移動体15の実速度が指令速度および指令位置からずれてしまい、制御の精度が低下するという問題が生じてくる。
この問題を回避すべく、図3に示す係数Kvfの各値は、移動体15の位置誤差(位置情報)とその位置における超音波モータ10の駆動出力とに基づいて、逐次、更新される(つまり、半導体メモリー等の記憶装置において書き換えられ、記憶される)構成とすることが好ましい。図5に、このような係数Kvfを更新する制御を行うための概略の制御ブロックを示す。
この図5に示す制御方法では、PID演算部G(PID)51で求めた出力に基づいて、係数Kvfを補正するための演算量gを算出し、この演算量gに基づいて、制御データテーブルに記憶された各Kvf値を、逐次、書き換える。こうして、移動体15の位置に応じて最新の係数Kvfが選択されるため、速度フィードフォワードゲインの信頼性が高められ、これにより制御性が向上する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、上記説明においては、図1に示す超音波振動子11a・11bを所定角度で配置した構造のものを取り上げたが、超音波モータはこれに限定されるものではなく、移動体との接触部が楕円軌道を描くように運動することで、移動体を所定方向へ移動させる超音波モータであれば、その構造は問わない。
本発明の超音波モータの駆動方法は、精密位置決めが必要な露光装置(ステッパ)等の半導体製造装置に装着されるX−Yステージの送り機構の制御に好適である。
超音波モータの概略構成を示す断面図。 超音波モータの制御ブロックの概略構成を示す図。 移動体の位置とその位置における速度フィードフォワードゲインの係数を対応させた制御データテーブル。 超音波モータによりステージを駆動した場合の指令速度と速度偏差を示すグラフ。 超音波モータの制御ブロックの別の概略構成を示す図。 超音波モータの従来の制御ブロックの概略構成を表す図。
符号の説明
10;超音波モータ
11a・11b;超音波振動子
12;保持部材
13;ヘッド
13a;当接部
13b・13b′;連結部
13c・13c′;ネック部
14;押圧機構
15;移動体
21・21′;ボルト
22・22′;袋ナット
23a・23b・23a′・23b′;圧電板
24a〜24c;24a′〜24c′;電極板

Claims (5)

  1. フィードフォワード制御およびフィードバック制御を併用する超音波モータの制御方法において、
    前記フィードフォワード制御では、超音波モータを駆動することによって移動する移動体の移動範囲における超音波モータの駆動力の変動を予めデータ化し、実際の超音波モータの駆動時には、移動体の位置情報にしたがって、フィードフォワード値をこのデータに基づいて変化させることを特徴とする超音波モータの制御方法。
  2. 前記フィードフォワード値として用いられるデータは、テーブルデータとして記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータの制御方法。
  3. 前記フィードフォワード値として用いられるデータは、位置の関数として記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータの制御方法。
  4. 前記フィードフォワード値として用いられるデータを、移動体の位置情報とその位置における超音波モータの駆動出力に基づいて、逐次、更新することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の超音波モータの制御方法。
  5. 前記フィードフォワード値が速度フィードフォワード値であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の超音波モータの制御方法。
JP2005085572A 2005-03-24 2005-03-24 超音波モータの制御方法 Expired - Fee Related JP4585346B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005085572A JP4585346B2 (ja) 2005-03-24 2005-03-24 超音波モータの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005085572A JP4585346B2 (ja) 2005-03-24 2005-03-24 超音波モータの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006271110A true JP2006271110A (ja) 2006-10-05
JP4585346B2 JP4585346B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=37206474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005085572A Expired - Fee Related JP4585346B2 (ja) 2005-03-24 2005-03-24 超音波モータの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4585346B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008220023A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Taiheiyo Cement Corp 位置決め制御装置および位置決め制御方法
JP2008220022A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Taiheiyo Cement Corp 位置決め制御装置および位置決め制御方法
CN106685259A (zh) * 2015-07-14 2017-05-17 佳能株式会社 振动型致动器的控制装置及控制方法、驱动装置、图像拾取装置和自动镜台

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109245607A (zh) * 2018-10-08 2019-01-18 河南科技大学 基于变增益迭代学习的超声波电机转速控制方法及装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135215A (ja) * 1990-09-27 1992-05-08 Toyoda Mach Works Ltd ディジタルサーボ制御装置
JPH08287535A (ja) * 1995-04-10 1996-11-01 Canon Inc 記録再生装置
JPH0947043A (ja) * 1995-07-25 1997-02-14 Olympus Optical Co Ltd ヒステリシスを有するアクチュエータの制御装置
JPH11258650A (ja) * 1998-03-10 1999-09-24 Minolta Co Ltd 振れ補正装置
JP2000087907A (ja) * 1998-09-11 2000-03-28 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 押出機における速度制御方法および速度制御装置
JP2001149865A (ja) * 1999-11-29 2001-06-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波振動発生装置及び方法、並びにバンプ接合装置
JP2003033057A (ja) * 2001-07-12 2003-01-31 Canon Inc 振動型アクチュエータの位置検知装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135215A (ja) * 1990-09-27 1992-05-08 Toyoda Mach Works Ltd ディジタルサーボ制御装置
JPH08287535A (ja) * 1995-04-10 1996-11-01 Canon Inc 記録再生装置
JPH0947043A (ja) * 1995-07-25 1997-02-14 Olympus Optical Co Ltd ヒステリシスを有するアクチュエータの制御装置
JPH11258650A (ja) * 1998-03-10 1999-09-24 Minolta Co Ltd 振れ補正装置
JP2000087907A (ja) * 1998-09-11 2000-03-28 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 押出機における速度制御方法および速度制御装置
JP2001149865A (ja) * 1999-11-29 2001-06-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波振動発生装置及び方法、並びにバンプ接合装置
JP2003033057A (ja) * 2001-07-12 2003-01-31 Canon Inc 振動型アクチュエータの位置検知装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008220023A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Taiheiyo Cement Corp 位置決め制御装置および位置決め制御方法
JP2008220022A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Taiheiyo Cement Corp 位置決め制御装置および位置決め制御方法
CN106685259A (zh) * 2015-07-14 2017-05-17 佳能株式会社 振动型致动器的控制装置及控制方法、驱动装置、图像拾取装置和自动镜台
US10775583B2 (en) 2015-07-14 2020-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus for vibration-type actuator, method of controlling vibration-type actuator, driving apparatus, image pickup apparatus, and automatic stage

Also Published As

Publication number Publication date
JP4585346B2 (ja) 2010-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6690101B2 (en) Vibratory motors and methods of making and using same
JP2007069344A (ja) 2つの独立した軸を用いる振動加工の方法および装置
JP4525943B2 (ja) 超音波モータの駆動方法
JP2006503529A (ja) 高分解能圧電モータ
CN110959254B (zh) 超声电机的闭环运动控制的方法
US10326383B2 (en) Method and device for controlling a piezoelectric motor
JP4585346B2 (ja) 超音波モータの制御方法
US11205975B2 (en) Piezoelectric drive device, robot and printer
KR100514991B1 (ko) 압전액츄에이터를 이용한 진동절삭장치
JP4814948B2 (ja) 振動型アクチュエータの制御装置
JP2007276081A (ja) 研磨装置および研磨方法
JPS61214942A (ja) 駆動手段
JP4578799B2 (ja) 圧電アクチュエータ及びそれを用いた電子機器
JP2001069773A (ja) 超音波モータを可動体の駆動源とする案内装置
JP4522055B2 (ja) 超音波モータの駆動方法および駆動装置
JP2005261025A (ja) 超音波モータおよび移動装置ならびに移動装置の駆動方法
JP4585343B2 (ja) 超音波モータの駆動方法
JP5621662B2 (ja) 圧電モーターの制御方法及び圧電モーター
JPH10174464A (ja) 振動アクチュエータ駆動装置
JP2021115679A (ja) 把持力調整装置
JP3641902B2 (ja) 駆動装置
JP4058945B2 (ja) 圧電アクチュエータの検査方法、圧電アクチュエータの調整方法および圧電アクチュエータの検査装置
JP2003228426A (ja) 構造物の弾性モード振動の制御装置
JP2004282816A (ja) 超音波モータの駆動方法および駆動装置
JP2001179567A (ja) 超音波モータを可動体の駆動源とする案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees