JP4332098B2 - シールド方法及びシールド装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明のシールド装置が適用される一例としての画像形成装置の全体構成図である。この画像形成装置は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),Bk(ブラック)の4色の画像を組み合わせてフルカラー画像を形成できるように構成されている。そこで、図1に示す各部材のうち、特定の色の画像形成にのみ関与する部材には、それぞれの符号に付したY,MC,Bkの文字により、それらが関与する画像色を表すこととする。
H=m/(2×π×μ×r3)
と表される。
Φ=m/(2×r2)
を得る。
Vi=2×π×f×Φ×j
となるので、r=30m、で磁界強度を2.65μN/Amよりも小さくするには、
μ=4×π×10−7N/A2 を代入すると、Viは、
|Vi|<0.000001774799×f×n/r2(V)とすればよい。
好ましくは、
|Vi|<9.870414×10−13×f×n/r2(V)
とすれば、r=0.2mの地点での磁界強度を4.974μN/Amよりも小さくできる。
|Vf+ηVL|=|ηVi+(1−η)Vf|<0.000001774799×f×n/r2(V)
好ましくは、
|Vf+ηVL|=|ηVi+(1−η)Vf|<9.870414×10−13×f×n/r2(V)
最適値は、Vf+ηVL=ηVi+(1−η)Vf=0
となればよい。
ところで、主磁束Mから漏洩する漏れ磁束Mfは、例えば、図8に示すように、主磁束Mを生成する励磁コイル27の主電流Iの位相よりも若干遅れたタイミングで発生する。特に、漏れ磁束Mfの磁気回路を構成する材料の磁気ヒステリシスが無視できない場合や、発熱体層21bとキャンセル励磁コイル30との間の相互誘導が無視できない場合には、漏れ磁束Mfの位相の遅れは大きくなる。したがって、漏れ磁束Mfを確実に打ち消すことができるキャンセル磁束Mcを生成するには、この漏れ磁束Mfの遅れに合うように、キャンセル励磁コイル30のキャンセル電流Icの位相を主電流Iの位相の逆位相よりもさらにずらすことが望ましい。
ところで、励磁コイル27とキャンセル励磁コイル30とは、電気回路特性的に同じものではない。特に、周波数が変化したときのインピーダンス特性は、その変化のしかたが大きく異なる。このため、前述した実施の形態1に係るシールド装置70の励磁コイル27とキャンセル励磁コイル30とに共通の電流を流す方法、あるいは実施の形態2に係るシールド装置90の励磁コイル27とキャンセル励磁コイル30を含むキャンセル磁場発生回路93とに共通の電圧をかける方法は、特定駆動周波数の正弦波の主電流Iに対しては漏れ磁束Mfを確実にシールドできるが、主電流Iの駆動周波数が変化する場合及び任意の電流波形の主電流Iを励磁コイル27に流す場合には、漏れ磁束Mfを確実にシールドすることが難しくなる。以下の各実施の形態に係るシールド装置は、このような課題を解決するものである。
図11は、本発明の実施の形態4に係るシールド装置の構成を示す概略平面図である。図11に示すように、このシールド装置110は、励磁回路71により励磁コイル27に与えられる電圧を検出する励磁コイル電圧検出回路としての励磁コイル電圧検出抵抗111を備える。
図12は、本発明の実施の形態5に係るシールド装置の構成を示す概略平面図である。図13は、本発明の実施の形態5に係るシールド装置の構成を示す概略断面図である。図12及び図13に示すように、本発明の実施の形態5に係るシールド装置120は、励磁回路71と励磁コイル27とで構成される磁場発生回路に発生する交番磁束を検出する磁束検出手段としての磁束検出コイル121を備える。この磁束検出コイル121は、図12及び図13に示すように、アーチコア24とセンターコア25との交差部位に周回させて配設されている。
図14は、本発明の実施の形態6に係るシールド装置の構成を示す概略平面図である。図14に示すように、本発明の実施の形態6に係るシールド装置140は、キャンセル励磁コイル30自身に誘起する相互誘導起電圧を検出する相互誘導起電圧検出回路を備える。相互誘導起電圧検出回路は、キャンセル励磁コイル30を含むブリッジ回路141に相互誘導起電圧検出抵抗142を配置して構成されている。
図15は、本発明の実施の形態7に係るシールド装置の構成を示す概略平面図である。図15に示すように、本発明の実施の形態7に係るシールド装置150は、励磁回路153と励磁コイル27とで構成される磁場発生回路を流れる主電流Iが同期する同期信号155を発生する同期信号発生回路151と、同期信号155と同期した主電流Iを発生させる励磁回路153と、同期信号155に基づいてキャンセル励磁コイル30を駆動する駆動信号を発生するキャンセル励磁コイル駆動信号発生回路152と、を備える。同期信号発生回路151と励磁回路153とは同期信号伝達回路154bで、同期信号発生回路151とキャンセル励磁コイル駆動信号発生回路152とは同期信号伝達回路154aで、それぞれ電気的に接続されている。
ところで、前記磁気回路の状態や前記磁場発生回路及び前記キャンセル磁場発生回路の回路定数は、温度変化及び経年変化などによって、時間の経過とともに変化することが考えられる。すると、主磁束Mから漏洩する漏れ磁束Mfがキャンセル磁束Mcによってより確実に打ち消された状態が維持できなくなる場合も考えられる。したがって、恒に漏れ磁束Mfを確実に打ち消すことができるキャンセル磁束Mcを生成できるように、キャンセル励磁コイル30のキャンセル電流Icの位相並びに振幅は、常時制御して調整することが望ましい。
|Vi|<0.000001774799×f×n/r2とすればよい。
|Vi|<9.870414×10−13×f×n/r2(V)
とすれば、キャンセル励磁コイル30の中心からの距離が0.2mの地点での磁界強度を4.974μN/Amよりも小さくできる。尚、キャンセル励磁コイル30の直流抵抗成分による電圧Vrが、前記Viの基準値に対して十分小さければ、Vi=Vaとしてもよい。最適値としては、Vi=0ならばキャンセル励磁コイルを通過する総磁束は0になる。
|Vf+ηVL|=|ηVi+(1−η)Vf|<0.000001774799×f×n/r2(V)
好ましくは、
|Vf+ηVL|=|ηVi+(1−η)Vf|<9.870414×10−13×f×n/r2(V)
最適値は、Vf+ηVL=ηVi+(1−η)Vf=0
となればよい。好適な状態では、ViとVfはほぼ逆位相の電圧であるので、制御信号演算装置166は、ViとVfの関係が、それぞれの絶対値を用いて、好適には、
η|Vi|−(1−η)|Vf|<0.000001774799×f×n/r2(V)
好ましくは、
η|Vi|−(1−η)|Vf|<9.870414×10−13×f×n/r2(V)
最適値は、η|Vi|−(1−η)|Vf|=0
となるように制御する。
11 露光装置
13Y,13M,13C,13Bk 感光体
14Y,14M,14C,14Bk 現像器
15 中間転写ベルト
16 二次転写ローラ
19 給紙ユニット
20 定着装置
21 加熱ローラ
22 加圧ローラ
23 励磁ユニット
24 アーチコア
25 センターコア
26 サイドコア
27 励磁コイル
28 温度センサ
29 磁気回路
30 キャンセル励磁コイル
31 コイル保持部材
70、90、100、110、120、140、150、160 シールド装置
71、153 励磁回路
91 キャパシタ
92 抵抗
93 キャンセル磁場発生回路
101 カレントトランス
102、162 位相制御回路
103、163 振幅制御回路
104 キャンセル励磁コイル駆動アンプ
111 励磁コイル電圧検出抵抗
121 磁束検出コイル
141 ブリッジ回路
142 相互誘導起電圧検出抵抗
143、145 抵抗器
144 インダクタ
146 保護抵抗
147 マッチングトランス
148 電力増幅回路
151 同期信号発生回路
152 キャンセル励磁コイル駆動信号発生回路
154a,154b 同期信号伝達回路
155 同期信号
161 キャンセル励磁コイル電圧検出回路
164 位相制御信号伝達回路
165 振幅制御信号伝達回路
166 制御信号演算装置
167 整流子
168 平滑コンデンサ
169a,169b 分圧抵抗
170 キャンセル励磁コイル電圧検出抵抗
171 バランス抵抗
172 オペアンプ
173 帰還抵抗
I 主電流
Ic キャンセル電流
M 主磁束
Mf 漏れ磁束
Mc キャンセル磁束
Claims (25)
- 交番磁束を発生する磁気回路から漏洩する漏れ磁束をシールドするシールド装置であって、
前記交番磁束に対応するキャンセル電流が通電されることにより前記漏れ磁束を打ち消すキャンセル磁束を生成するキャンセル励磁コイルを有するキャンセル磁場発生回路を具備し、
前記キャンセル磁場発生回路は、前記キャンセル励磁コイルに通電するキャンセル電流と前記キャンセル励磁コイルの直流抵抗成分との積が前記キャンセル励磁コイルの両端に生じる交流電圧と等しくなるようなキャンセル電流を、前記キャンセル励磁コイルに通電する、
シールド装置。 - 前記キャンセル励磁コイル自身に誘起する相互誘導起電圧を検出する相互誘導起電圧検出回路と、
前記相互誘導起電圧検出回路により検出した相互誘導起電圧に応じて前記キャンセル励磁コイルに流すキャンセル電流を加工する電流加工回路と、
を具備する請求項1記載のシールド装置。 - 前記キャンセル励磁コイルを含むブリッジ回路と、
前記ブリッジ回路の電圧を検知する電圧検知回路と、を具備し、
前記ブリッジ回路は、前記キャンセル励磁コイルのインピーダンスをL1としたとき、インピーダンスL1と隣接してインピーダンスZ1が、インピーダンスL1の反対側にインピーダンスZ2が、インピーダンスL1の対抗位置にインピーダンスZ3がそれぞれ位置し、各インピーダンスの大きさ関係はL1×Z3=Z1×Z2であり、
前記電圧検知回路は、前記相互誘導起電圧として、インピーダンスL1とインピーダンスZ1の接続点と、インピーダンスZ2とインピーダンスZ3の接続点との間の電位差を検知し、
前記電流加工回路は、前記ブリッジ回路における、インピーダンスZ1とインピーダンスZ3との接続点と、インピーダンスL1とインピーダンスZ2との接続点との間に接続されて、前記キャンセル電流を前記キャンセル励磁コイルに通電する、
請求項2記載のシールド装置。 - 前記ブリッジ回路は、インピーダンスZ1、Z2、Z3のすべてが、インダクタとキャパシタのいずれか一方又は両方からなる、請求項3記載のシールド装置。
- 前記ブリッジ回路は、インピーダンスZ3と、インピーダンスZ1又はインピーダンスZ2のいずれか一方とが、抵抗からなる、請求項3記載のシールド装置。
- 前記磁気回路は、励磁コイルを有する磁場発生回路に励磁電流が通電されて前記交番磁束を発生するものであり、
前記キャンセル磁場発生回路は、前記磁場発生回路と閉回路をなしている、
請求項1記載のシールド装置。 - 交番磁束を発生する磁気回路から漏洩する漏れ磁束をシールドするシールド装置であって、
前記交番磁束に対応するキャンセル電流が通電されることにより前記漏れ磁束を打ち消すキャンセル磁束を生成するキャンセル励磁コイルを有するキャンセル磁場発生回路を具備し、
前記磁気回路は、励磁コイルを有する磁場発生回路に励磁電流が通電されて前記交番磁束を発生するものであり、
前記キャンセル磁場発生回路は、前記磁場発生回路と閉回路をなしており、
前記磁場発生回路と前記キャンセル磁場発生回路との磁気結合係数をk1、前記磁場発生回路の自己インダクタンスをLL、前記キャンセル励磁コイルの自己インダクタンスをL1、前記キャンセル励磁コイルが生成する総磁束に対する遠方磁場成分の比を遠方磁場係数ηとした場合、L1=k1×k1×LL/(η×η)である、
シールド装置。 - 前記励磁コイルに流れる励磁電流の位相に対して前記キャンセル励磁コイルに流れるキャンセル電流の位相をずらす位相補正回路、
を具備する請求項1記載のシールド装置。 - 前記励磁コイルに通電される励磁電流を検出する励磁コイル電流検出回路と、
前記励磁コイル電流検出回路により検出した励磁電流に応じて前記キャンセル励磁コイルに流すキャンセル電流を加工する電流加工回路と、
を具備する請求項1記載のシールド装置。 - 前記励磁コイルに与えられる電圧を検出する励磁コイル電圧検出回路と、
前記励磁コイル電圧検出回路により検出した電圧に応じて前記キャンセル励磁コイルに流すキャンセル電流を加工する電流加工回路と、
を具備する請求項1記載のシールド装置。 - 前記磁気回路に発生する前記交番磁束を検出する磁束検出回路と、
前記磁束検出回路により検出した磁束に応じて前記キャンセル励磁コイルに流すキャンセル電流を加工する電流加工回路と、
を具備する請求項1記載のシールド装置。 - 前記磁気回路は、励磁コイルを有する磁場発生回路に励磁電流が通電されて前記交番磁束を発生するものであり、
前記磁場発生回路を流れる電流が同期する同期信号を発生する同期信号発生回路と、
前記同期信号発生回路が出力する同期信号に基づいて前記キャンセル励磁コイルを駆動する駆動信号を発生するキャンセル励磁コイル駆動信号発生回路と、
前記キャンセル励磁コイル駆動信号発生回路が出力する駆動信号に応じて前記キャンセル励磁コイルに流すキャンセル電流を加工する電流加工回路と、
を具備する請求項1記載のシールド装置。 - 前記電流加工回路は、位相を制御する位相制御回路、振幅を制御する振幅制御回路及び増幅回路の少なくとも1つを具備する、請求項9記載のシールド装置。
- 前記電流加工回路は、前記キャンセル励磁コイルに生じる電圧を検出するキャンセル励磁コイル電圧検出回路を備え、前記キャンセル励磁コイル電圧検出回路により検出した電圧が最小になるように前記キャンセル励磁コイルに流すキャンセル電流を加工する、請求項13記載のシールド装置。
- 前記キャンセル電流が通電される前記キャンセル励磁コイルの両端に生じる交流電圧の、前記キャンセル励磁コイルの直流抵抗によって生じる電圧を除いた成分をViとし、前記キャンセル電流の交番周波数をfとし、前記キャンセル励磁コイルの周回回数をnとし、前記キャンセル励磁コイルの等価円形ループ半径をr2としたとき、
|Vi|<0.000001774799×f×n/r2
である、請求項1記載のシールド装置。 - 前記磁気回路は、励磁コイルを有する磁場発生回路に励磁電流が通電されて前記交番磁束を発生するものであり、
前記キャンセル磁場発生回路は、前記磁場発生回路と閉回路をなしており、
前記磁場発生回路と前記キャンセル磁場発生回路との磁気結合係数をk1、前記磁場発生回路の自己インダクタンスをLL、前記キャンセル励磁コイルの自己インダクタンスをL1とした場合、L1=k1×k1×LLである、請求項15記載のシールド装置。 - 交番磁束を発生する磁気回路から漏洩する漏れ磁束をシールドするシールド装置であって、
前記交番磁束に対応するキャンセル電流が通電されることにより前記漏れ磁束を打ち消すキャンセル磁束を生成するキャンセル励磁コイルを有するキャンセル磁場発生回路を具備し、
前記キャンセル磁場発生回路は、前記キャンセル電流が通電される前記キャンセル励磁コイルの両端に生じる交流電圧の、前記キャンセル励磁コイルの直流抵抗成分によって生じる分を除いた電圧をViとし、前記キャンセル励磁コイルに前記漏れ磁束によって発生する相互誘導起電力をVfとし、前記キャンセル電流の交番周波数をfとし、前記キャンセル励磁コイルの周回回数をnとし、前記キャンセル励磁コイルの等価円形ループ半径をr2とし、前記キャンセル励磁コイルが発生する総磁束に対する遠方磁場成分の比を遠方磁場係数ηとしたとき、
|ηVi+(1−η)Vf|<0.000001774799×f×n/r2
であるようなキャンセル電流を、前記キャンセル励磁コイルに通電する、
シールド装置。 - 前記キャンセル励磁コイルは、前記キャンセル磁束が前記漏れ磁束に対して重なり合う部位に電気絶縁体を介して配設されている、請求項1記載のシールド装置。
- 交番磁束を発生する磁気回路から漏洩する漏れ磁束をシールドするシールド方法であって、
前記漏れ磁束を打ち消すための磁束を生成するキャンセル励磁コイルに通電する電流を、前記交番磁束に対応するキャンセル電流として、前記キャンセル電流と前記キャンセル励磁コイルの直流抵抗成分との積が前記キャンセル励磁コイルの両端に生じる交流電圧と等しくなるように通電する、
シールド方法。 - 前記キャンセル励磁コイルに発生する相互誘導起電圧に基づいて前記キャンセル電流を生成する、請求項19記載のシールド方法。
- 前記キャンセル励磁コイルに発生する電圧が最小となるように前記キャンセル電流を生成する、請求項19記載のシールド方法。
- 交番磁束を発生する磁気回路から漏洩する漏れ磁束をシールドするシールド方法であって、
前記漏れ磁束を打ち消すための磁束を生成するキャンセル励磁コイルに通電する電流を、前記交番磁束に対応するキャンセル電流として、前記キャンセル励磁コイルに発生する電圧の絶対値と、前記キャンセル励磁コイルが発生する総磁束に対する遠方磁場成分の比を遠方磁場係数ηとしたときの前記キャンセル励磁コイルに発生する相互誘導起電圧の(1−η)/η倍の電圧の絶対値との差が最小となるように、前記キャンセル電流を生成する、
シールド方法。 - 被加熱部材を誘導加熱する加熱ユニットを備えた誘導加熱装置であって、請求項1から請求項18のいずれかに記載のシールド装置を、前記加熱ユニットに具備する、誘導加熱装置。
- 記録紙上にトナーを定着する定着部を備えた定着装置であって、請求項23記載の誘導加熱装置を、前記定着部に具備する、定着装置。
- 像担持体上に形成したトナー像を記録紙上に定着させて画像を形成する画像形成装置であって、請求項24記載の定着装置を用いて、前記トナー像を前記記録紙上に定着させる、画像形成装置。
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JP2004307212A JP4332098B2 (ja) | 2003-10-23 | 2004-10-21 | シールド方法及びシールド装置 |
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