JP4331510B2 - ローラブラインドアクチュエータの走行限界を学習する方法 - Google Patents

ローラブラインドアクチュエータの走行限界を学習する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽光防止用、日除け用、または遮蔽用の可動性の製品を操作することを目的とした電動アクチュエータの走行限界を学習する方法に関するものである。本発明はまた、この学習方法を実行できるようにする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この走行の限界を学習する装置または方法に関する特許が、先行技術の中に存在する。
【0003】
下記特許文献1(フランス特許FR2743602)は、電動式の遮蔽設備または日除け設備に関するものである。同特許では、上下2つのエンドストッパの存在を想定している。目標とすることは、これらのストッパを障害物と、さもなければ、案内路内のハードポイントのような欠陥とを区別することである。双方向カウンタ(増加/減少)の使用は、速度またはトルクの変化を測定する手段との関連において提案されている。ここに記載の学習方法は、エンドストッパの存在を活用しているが、据付者により下限ストッパ位置を特に指示していない。
【0004】
ローラブラインドまたはシャッタの制御装置に関する下記特許文献2(フランス特許FR2754117)でも、2つのエンドストッパの存在を同様に想定している。
【0005】
前記に記載の手順は、制御ポイントから与えられた命令に応答してモータに正しい回転方向を指定することを目標とする自動シーケンスの手順である。この手順を踏む中で、製品は自動的に始動し、先ず第1ストッパと出会い、次に第2ストッパと出会う。移行時間の比較が行われ、ストッパの位置が自動的に記録される。従って、使用される教育方法は、エンドストッパの存在を活用しているが、据付者により下限ストッパ位置を特に指示しない。
【0006】
下記特許文献3(フランス特許FR2780089)は、ローラブラインド駆動モータの制御装置について述べている。同特許は、下限ストッパ位置を識別できるようにする自動調節装置を作り出したいという目標を掲げ、アクチュエータ(または巻取りチューブ)とブラインドとのリンクの特質を扱っている。この目的のため、装置は少なくとも、モータトルクの変化を細かく分析する手段を含んでいる。この手段は少なくとも1つのセンサ、例えば「マイクロ変位」を感知するセンサと、アナログ/ディジタル変換器を含む。同特許の図2は、必要なトルクの変化を分析する方式を示し、従って、測定装置の精度を示す。それゆえ、同特許で提示されたアルゴリズムを適用することは必然的に高くつく。ここでも、据付者がローラブラインドの下限ストッパ位置を特に指示することはない。
【0007】
下記特許文献4(フランス特許FR2790787)は、ローラブラインドのスラットの積重ねの終わりを検出する装置に関するものである。同特許は、詳記するならば、巻上げスラットを扱うとき、ローラブラインドのスラットの積重ねの終わりを検出することの難しさについて述べている。前と同様、トルク検出は、「マイクロ変位」に応答するセンサによって行われる。積重ねの終わりは、角度あそびがなくなることによって検出される。それゆえ、その有利さにも拘わらず、同発明は、上記センサとその信号を処理する電子装置の両方を必要とし、また、角度あそびを作るための特殊な機構も必要とする。据付者によるブラインド下限ストッパ位置を特に指示することはない。
【0008】
下記特許文献5(フランス特許出願FR2808835)は、第1の走行の限界を記憶した後、自動的(エンドストッパが存在する場合)にか、手動手順によるか、どちらかの方法で第2の走行の限界を暗黙裡に記憶する調節方法を企てる特徴的機能を開示している。それゆえ、自動調節(例えば上限ストッパの)を可能にする単一エンドストッパを持つ製品の場合(9頁27行目を参照)、同出願によるプロセスは、据付者に下記のことを要求することになる。
【0009】
自動調節モードを作動し、走行上限位置の自動記録を生ずるまで、アップボタンを押すことによって製品をそのエンドストッパ位置へ送る。
【0010】
製品がその所望の下限ストッパ位置に到達するまで、製品を制御することによって命令を受ける。
【0011】
製品を上限ストッパ位置へと戻す。この操作は下限ストッパ位置を記録するのが狙いである。
【0012】
【特許文献1】
仏国特許第2743602号明細書
【特許文献2】
仏国特許発明第2754117号明細書
【特許文献3】
仏国特許発明第2780089号明細書
【特許文献4】
仏国特許発明第2790787号明細書
【特許文献5】
仏国特許出願公開第2808835号明細書
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
位置を記録するこの「非自動」方式は意外と思われ、直観的方式と正反対で、据付者を困惑させ、作業現場において時間の損失を生じさせる。その上、この方法は、製品をストッパのない位置に位置決めし直す前にストッパを自動的に記録することを据付者に義務付けるので、迅速な据付作業を妨げてしまう。
【0014】
太陽光防止用、日除け用、または遮蔽用製品を駆動するアクチュエータを据付けるとき、3タイプの構成に直面する。すなわち、
該製品が2つのエンドストッパを持つ。
【0015】
該製品が1つのエンドストッパを持つ。
【0016】
該製品がエンドストッパを持たない。
【0017】
走行限界を教育する上記方法は、これらすべてのタイプの構成には適さない。その結果、アクチュエータを教育する方法は、製品が持つエンドストッパの数の関数としてプログラムしなければならず、または、製品がエンドストッパを持つとしても、据付者が走行の限界位置を指示する同一の非自動式教育方法をすべての製品に使用しなければならない。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、かかる課題を解決し、先行技術の既知方法を改善する走行の限界教育方法の実現である。特に、本発明は、直面する構成の全部に適した走行限界学習方法の実現を提案する。
【0019】
本発明による学習方法は、請求項1の特徴表現部分によって特徴づけられる。
【0020】
従属請求項2〜は、方法実施の様々なモードを規定する。
【0021】
方法を実現するための装置は、従属請求項の特徴表現部分によって特徴づけられる。
【0022】
添付図面は、本発明による方法の実施のモードを例に則して図解している。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明による方法は、垂直方向に動作するローラブラインド1の場合に適用される。本発明による方法を実現できるようにする装置のブロック図を、先ず図1に則して説明する。装置の電源は図示されていない。この装置は、送信器E、受信器R(これら2つのエレメントが1つの制御部E/Rを形成する)、増加/減少カウンタCNT(アクチュエータの制御の方向に応じて計数)と連携した論理処理ユニットULTを含み、該カウンタの特定の値が、E/R制御に基づいて、またはストッパ検出器DBEからの信号に基づいて、走行下限メモリCNT1ないしは走行上限メモリCNT2と呼ばれるメモリに保存できるようになっている。無論、アクチュエータは、処理ユニットULTによって制御された可動性の製品を実際に駆動するモータMも含む。このような論理処理ユニットは、すでに周知の技術水準である。制御部は、例えば無線類の送信器および無線類の受信器からなる。リンクは、情報のフィードバックまたは認証対話からの恩恵を受けられるように双方向であるのがよい。送信器Eが制御命令を規定し、アドレス指定する手段を含むならば、方法はワイヤ方式であってもワイヤレス方式であってもよい。単純なケースでは、送信器Eは、3つのボタン、すなわちアップM、ダウンDおよびストップSTOPを備えたキーパッドを含む。先行技術から知られている通り、ボタンを押している時間に応じて、および/または、他のボタンと組み合わせて使用するか否かに応じて、同一のボタンに幾つかの機能を割当ててよい。
【0024】
本発明による方法は、エンドストッパによって作られた走行の限界(走行の上限および/または走行の下限)を特定し、その位置をメモリCNT1およびCNT2に自動的に記録することを可能にする。
【0025】
図2は、本発明による方法の様々なステップを表す。フローチャートの4つの垂直分岐が、直面する4つの構成に対応する。すなわち、ブラインドが2つのエンドストッパを持つ構成、ブラインドが上限に単一のエンドストッパを持つ構成、ブラインドが下限に単一のエンドストッパを持つ構成、そして、ブラインドがエンドストッパを持たない構成である。初期ステップ0は、例えば、製品、例えばローラブラインドを駆動するアクチュエータを据付け終わった時点でスイッチオンすることによってトリガーされる。すると、論理処理ユニットULTは、命令を待つ待機モードに置かれる。しかし、この初期ステップにおいて、送信器Eの制御ボタンMまたはDに加えられる圧力の形で与える命令がアップまたはダウンの命令を実行するのを全面的に可能とする。このような予防措置が必要であるのは、モータが不意に作動されるのを未然に防ぐためであり、そうしないと、モータは、走行限界の調節がなされていなかったときに、記憶されていたパルスコマンドにより作動してしまうからである。
【0026】
ステップ1において、据付者は学習モードを作動する。例えば、送信器Eのアップボタンとダウンボタンを同時に押す。このコマンドは、図2に矢印A1で示されている。論理処理ユニットULTは、このようなコマンドが見分けられるようにプログラムされている。これにより、走行の限界記録の命令を待機し、実行するプログラム、および/または、学習モード退出命令を待機し、実行するプログラムを作動する。論理処理ユニットULTも、動作命令を待機し、実行するプログラム、および/または、永続的なモータ回転方向変更の命令を待機し、実行するプログラムを作動することができる(例えば、設定指示により、送信器のMボタンがブラインド1のダウン動作をトリガーし、送信器のDボタンがブラインド1のアップ動作をトリガーすることを据付者が知る)。学習モードからの退出は、矢印A0で表された特定コマンドによって遂行される。学習モードに入るのに使用されたのと同じコマンドを使って同モードから出ることは、何ものにも妨げられない。人間工学の視点から、より直観的な操作にするのが好ましい、例えば、製品がすでに停止状態に入っていたとしても、STOPボタンを2秒より長い時間押したままにする。
【0027】
走行の下限位置の指定と記録を命じるコマンドが矢印A2で示されており、他方、走行の上限位置の記録を命じるコマンドが矢印A3で示されている。
【0028】
走行の下限位置を指定し、記録するためには、STOPボタンとダウンボタン(このボタンが下限を暗黙裡に指定する)を同時に押す必要があると決めてもよい。また、直に、アップ動作が次に起ると予想されるので、STOPボタンとアップボタンを同時に押す必要があると同様に決めてもよい。無論、これは約束ごとの問題であり、この種の設備の据付においてすでに形作られた習慣に応じてのことである。
【0029】
据付者が、図2のフローチャートにおいて左側から始まって最初の垂直の分岐の中に示されている通り走行の限界の記録コマンドを発しなかったにも拘わらず、学習モードからの退出を命じた場合は、ステップ10へと進む。このステップにおいて、論理処理ユニットULTに含まれているプログラムは、据付者によって作動された先のコマンドから、アクチュエータが2つのエンドストッパを持つブラインド1と関連していることを推定する。そこで、本文において後述する通りのステップ50へと進む。この構成タイプにおいては、ストッパに到達するためにブラインドの操作が一切不要であることが分る。
【0030】
フローチャートの2番目の分岐において、据付者は、ブラインドを走行の下限位置FC1に到達させるためにモータMを運転した後、該位置を指定し、記録することを命じる。この操作は矢印A2で示されており、これによって、位置カウンタCNTの内容をメモリCNT1に保存するステップ2が作動される。据付者はそこで、学習モードから出るべく矢印A0で示された命令を与える。これによってステップ20が作動される。このステップにおいて、論理処理ユニットULTに含まれているプログラムは、据付者によって作動された先のコマンドから、アクチュエータが単一のエンドストッパ、すなわち上限ストッパを持つブラインド1と関連することを推定する。そこで、ステップ50へと進む。この構成タイプにおいて上限ストッパに到達するためにはブラインドの操作が一切不要であることが観察される。
【0031】
フローチャートの3番目の分岐において場面は逆転し、今度は、走行の上限位置FC2を指定し、記録する。この操作は矢印A3で示されており、これによって、位置カウンタCNTの内容をメモリCNT2に保存するステップ3が作動される。据付者はそこで、学習モードを出るべく矢印A0で示された命令を与える。これによってステップ30が作動される。このステップにおいて、論理処理ユニットULTに含まれているプログラムは、据付者によって作動された先のコマンドから、アクチュエータが単一のエンドストッパ、すなわち下限ストッパを有するブラインド1と関連することを推定する。そこで、ステップ50へと進む。この構成タイプにおいて下限ストッパに到達するためにはブラインドの操作が一切不要であることが観察される。
【0032】
最後に、フローチャートの4番目の分岐は、据付者が、先ず、矢印A2で示された走行の下限位置を指定し、記録するコマンドを首尾良く実行し、続いて、矢印A3で示された走行上限位置を指定し、記録するコマンドを首尾良く実行し、ここでトリガーされるステップ4および5への入り方は、ステップ2および3への入り方と機能的に同じである。無論、走行の限界位置を記録する手順は逆になっており、先ず、走行の上限位置から始める。
【0033】
据付者は、次に、学習モードから出るべく矢印A0で示された命令を与える。これによってステップ40が作動される。このステップにおいて、論理処理ユニットULTに含まれているプログラムは、据付者によって作動された先のコマンドから、アクチュエータがエンドストッパを持たないブラインド1と関連することを推定する。そこで、ステップ50へと進む。
【0034】
ステップ50において、記憶されたパルスの形の高速コマンドは、走行の限界位置が既知であるかまたは、エンドストッパから検出可能であるかどちらかであるので、論理処理ユニットによって有効となる。これは、例えばアップボタンMを少しの間押すことが、先に記録された走行上限位置FC2または上限ストッパ位置に到達するまでブラインドを上昇させるアップ命令であると処理ユニットによって解釈されることを意味する。少なくとも1つのエンドストッパが存在する場合には、アップ命令が与えられると、上限エンドストッパの位置が検出され、そのエンドストッパとの接触に呼応してブラインドの位置が記録されることになり、ダウン命令が与えられると、下限エンドストッパの位置が検出され、そのエンドストッパとの接触に呼応してブラインドの位置が記録されることになる。
【0035】
エンドストッパにおいて停止が起こる場合には、当該位置を走行の限界位置として記憶することができ、その場合、次の操作で同じ停止操作を再び行うことを回避できるようにするオフセットを付けることも可能である。この学習の方法は従来技術において知られており、また同様に、運動連鎖の何らかのドリフトまたは変形を考慮に入れられるようにするために同じ記録を周期的に再更新することも知られている。最後に、モータおよび/またはその電源の特性が許すならば、ストッパが記録されない限り、少いトルクでの操作を予想することも可能である。
【0036】
簡潔を期して、このストッパの続けて行う記録がステップ50に示されているとしているが、設備をその将来のユーザに引渡した後でも、製品寿命の先に続くステップにおいて実行されることは明白である。それは単に、対応する走行の限界位置の記憶をしようと最初に検出された停止を利用する。
【0037】
最後に、すでに指摘した通り明白なことであるが、上に述べた方法において、走行上限(または下限)をその通り明確に示すことが必ずしも不可欠であるとは限らない。例えば単に、特定コマンドを使って走行限界を学習する一方、それが走行上限(先の動作がアップ命令に対応した動作であった場合)であるか、走行下限(先の動作がダウン命令に対応した動作であった場合)であるか特定する仕事を処理ユニットに任せてしまうことも可能である。
【0038】
本発明は、遮蔽用、日除け用または、太陽光防止用の可動性の製品に取付けることを目的としたどんなアクチュエータにも同じ方法で適用することができる。かかる製品のスペース内の運動は、水平であっても、斜めであっても、垂直であってもすべて同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法の実施を可能にし、製品を作動するアクチュエータとリモートコントロールのブロック図である。
【図2】本発明による方法の様々なステップを表すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ブラインド
2…コントローラ
3…モータM
4…送信器E
5…受信器R

Claims (8)

  1. アクチュエータによって駆動される、太陽光防止用、日除け用、又は遮蔽用の可動性製品の走行限界を、前記アクチュエータを制御する論理処理ユニットに学習させる方法であって、前記論理処理ユニットが、
    (a)学習モードに入るステップ、
    (b)走行下限及び走行上限の2つの種類のいずれかに、ユーザが実施する操作に基づき、0個、1個又は2個の走行限界位置を規定するステップであって、前記走行下限及び前記走行上限は、前記アクチュエータによって駆動される前記製品の動作範囲の両端になる、規定ステップ、
    (c)規定された前記走行限界位置をメモリ内に記録するステップ、
    (d)前記学習モードを出るステップ、
    (e)前記メモリ内に記録された前記走行限界の種類に基づき、前記製品の駆動を停止するストッパによって作られた走行限界の数および種類を特定するステップ、及び
    (f)前記ストッパによって作られた前記走行限界が少なくとも1つ存在する場合、前記ストッパによって停止されるまで前記製品を駆動することで前記ストッパの位置をそれぞれ検出し、検出された位置を走行限界位置としてそれぞれ記録するステップ、を有することを特徴とする学習方法。
  2. 前記論理処理ユニットが、0個、1個又は2個の走行限界位置を規定する前記ステップ(b)において、ユーザが実施する操作に基づき、前記0個、1個又は2個の前記走行限界位置の種類を規定することを特徴とする請求項1に記載の学習方法。
  3. 前記論理処理ユニットが、前記ステップ(f)において、
    ストッパによって停止されるまで、前記製品を駆動するステップ、
    前記製品の動作する方向に応じて、それぞれ前記ストッパによって作られた前記走行限界の種類を特定するステップ、及び
    前記製品がストッパによってそれぞれ停止された位置を、前記走行限界位置として記録するステップ、を有することを特徴とする請求項2に記載の学習方法。
  4. 前記論理処理ユニットが、0個、1個又は2個の走行限界位置を規定する前記ステップにおいて、
    ユーザが実施する操作に基づき、前記製品を走行限界位置に駆動するステップ、及び
    前記走行限界位置を走行上限又は走行下限として指定する所定のコマンドをユーザから受理するステップを、
    0回、1回又は2回と繰返すことを特徴とする請求項2または3に記載の学習方法。
  5. 前記論理処理ユニットが、0個、1個又は2個の走行限界位置を規定する前記ステップにおいて、
    ユーザが実施する操作に基づき、前記製品を前記走行限界位置に駆動するステップ、
    前記走行限界位置を走行限界として指定する所定のコマンドをユーザから受理するステップ、及び
    前記製品の動作する方向に基づき、前記コマンドで指定された位置を走行下限または走行上限のいずれかに特定するステップを、
    0回、1回又は2回と繰返すことを特徴とする請求項2又は3に記載の学習方法。
  6. 前記論理処理ユニットが、0個、1個又は2個の走行限界位置を規定する前記ステップにおいて、
    前記ユーザが実施する操作に基づき、前記製品を前記走行限界に駆動するステップ、
    前記走行限界位置を走行限界として指定する所定のコマンドをユーザから受理するステップ、
    前記製品を別の走行限界位置に駆動するステップ、及び
    前記製品を前記別の走行限界位置に駆動させた方向に基づき、直前に前記コマンドで指定された前記走行限界位置を、走行下限または走行上限のいずれかに特定するステップを、
    0回、1回又は2回と繰返すことを特徴とする請求項2または3に記載の学習方法。
  7. 前記論理処理ユニットが、2つの前記走行限界位置が記録されるまで、通常動作時よりも小さいトルクで、前記アクチュエータのモータ(M)を操作することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の学習方法。
  8. 前記可動性製品を駆動する前記アクチュエータ、
    前記論理処理ユニット、
    前記製品の移動量を測定するカウンタ(CNT)、
    前記走行下限位置及び走行上限位置において前記カウンタによって測定された、測定値を記録する前記メモリ、及び
    前記ストッパによって停止された前記製品を検出するための停止検出器を備えたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の学習方法を実施するための装置。
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