JP4330520B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
いう問題を解決するために、IPv4から広大なアドレス空間を持つIPv6へ移行することが注目されている。しかしながら、従来、ほとんどの通信がIPv4を使用するため、全ての通信を瞬時にIPv6の通信に変えるのは実質的に不可能である。
002の固定値で、この固定値に続く32bitへIPv4グローバルアドレスを埋め込ん
だ形式のIPv6アドレスを使ってIPv6通信を行う。
組織内でこれらのアドレスを自由に使用することができる。そのため、複数の異なる組織で同一のプライベートアドレスを持つ端末が存在する場合が普通に起こりうる。
特許文献2は、IPv4或いはIPv6の様な互換性のないネットワークレイヤプロトコルをサポートするノードがプロトコルセットを判定して、自動カプセル化する技術を開示する。
指定される第1の通信グループ上の経路がプライベートアドレスによって構築可能か否かまたはグローバルアドレスによって構築可能か否かを示す通信可否情報が登録された第2の記憶部、第1の通信グループを経由してパケットを送信する際に、第1の通信グループで使用されるアドレス情報を宛先アドレスから抽出してパケットをカプセル化するカプセル化処理部、第2の記憶部の通信可否情報に従ってカプセル化の可否を制御する制御部を含むことを特徴とする。
を更に含むことを特徴とする。
本通信装置によれば、受信したパケットをデカプセル化情報記憶部の情報に従ってデカプセル化するので、デカプセル化対象のパケットを効率的に判定できる。
を更に含むことを特徴とする。
本通信装置によれば、廃棄情報記憶部の情報に従って受信したパケットを廃棄するので、所望のパケットを廃棄することができる。
本通信装置によれば、通信可否情報に従ってパケットの廃棄またはパケットのカプセル処理を実行するので、トンネル単位でパケットの廃棄またはパケットのカプセル処理を実行できる。
ル識別情報を参照可能であり、カプセル化処理部は宛先アドレスがグローバルアドレスの通信のみ許可する第1の方式および宛先アドレスがプライベートアドレスの通信のみ許可する第2の方式の各々について実行するか否かを示す情報をトンネル毎に参照することを特徴とする。
電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
図1は、組織内通信にてトンネルが構築されたネットワークの構成例である。組織内通信システムは、IPv4組織内ネットワーク2、IPv4組織内ネットワーク2に接続されたIPv6パケットを生成するIPv6を実装した端末(以下、「IPv6端末」という)、中継装置であるルータA乃至ルータCから構成される。
先IPv4プライベートアドレスを抽出し、IPv4ヘッダ(IPv4)でIPv6パケットをカプセルし(カプセル化:encapsulation)、IPv4組織内ネットワーク2を介
してルータBへIPv4カプセルを送信する。そして、ルータBは、受信したパケット(IPv4カプセル)のIPv4ヘッダをはずして(デカプセル化:decapsulation)、I
Pv6パケットをIPv6端末Bへ送信する。
図2は、本発明の機能を実現する中継装置4の内部構成の一例である。中継装置4は、図1に示されたルータA〜Cの内部構成の一例であり、パケットをカプセル化及びデカプセル化するための内部構成を示す。また、この中継装置4の構成は、通信端末、サーバ、または6to4形式のトンネルを張ることができるネットワーク上の装置の各々で実現することが可能である。
る。
且つ、廃棄フラグを「0」とすることで、プライベートアドレスにて構築されたトンネルのデカプセル処理も可能となる。
端末等)を決める(本発明の「宛先検索部」に相当)。また、宛先検索部10は、一般の中継装置が通常おこなうルーティング処理やブリッジ中継処理と同一の処理をする。
ーブルを有する。カプセルチェック部12は、設定されたカプセルフラグに従って参照・検索対象のカプセルテーブルを決定する。
部である。また、従来の中継装置4にあるものと同等のものでよい。
上述の処理により、6to4形式のトンネルにおいてグローバルアドレス/プライベートアドレスの使用を許す/許さないといった機能の設定が可能となる。
次に、図6乃至図8を参照して、デカプセルチェック部8、宛先検索部10、カプセルチェック部12の各々の流れについて説明する。図6乃至図8は、受信パケットがIPv4パケットやIPv6パケットである例を示す。尚、各処理フローは例示であり、これに限定されるものでない。
図6はデカプセルチェック部8の動作を示すフローチャートである。デカプセルチェック部8は、カプセル化されたパケットまたはカプセル化されていないパケットをフレーム識別部から受け取る(S10)。
図7は宛先検索部10の動作を示すフローチャートである。宛先検索部10は、デカプセルチェック部8でデカプセルされたパケットまたはデカプセル化されていないパケットを受け取る。そして、宛先検索部10は、外側IPヘッダの宛先アドレスを抽出し、抽出された宛先アドレスを検索キーとして、宛先テーブル18を参照及び検索する(S20)。尚、宛先検索部10がカプセルチェック部20でカプセル化されたパケットを受け取った場合は通常の送信処理をする。
プセルフラグの値を獲得する。
〔3.カプセルチェック部12のフローの説明〕
図8及び図9はカプセルチェック部12の動作を示すフローチャートである。カプセルチェック部12は、IPv4カプセルの対象であるパケットであるか、IPv6カプセルの対象であるパケットであるかを判別する(S30)。
図5に示す「グローバルアドレスフラグチェック」が「0」のとき、カプセルチェック部12は、受信パレットのヘッダ情報から外側IPv4ヘッダを作成することによりIPv4カプセルを生成する(S48)。そして、生成されたIPv4カプセルは宛先検索部10へ渡される(S49)。
44)。抽出されたIPv4アドレスがグローバルアドレスのとき、カプセルチェック部
12はパケットを廃棄する(S45)。
末AとIPv6端末Bで同じになってしまう。
とが可能となる。
(付記1)
第1の種類の通信プロトコルで通信する1または2以上の通信端末を含む第1の通信グループと、前記第1の通信グループで使用されるアドレス情報を埋め込み可能な第2の種類の通信プロトコルで通信する1または2以上の通信端末を含む第2の通信グループとで使用される通信装置において、
前記第1の通信グループまたは前記第2の通信グループへの宛先アドレスと、前記第2の通信グループから前記第1の通信グループを経由して他の第2の通信グループへ送信されるパケットを前記第1の通信グループで使用されるアドレス情報によってカプセル化して前記第1の通信グループを通過させるときの第1の通信グループ上で使用されるアドレス情報で特定される経路の属性情報を特定するトンネル識別情報とが登録された第1の記憶部、
受信したパケットから抽出された宛先アドレスが第1の記憶部に登録されているか否かを検索する宛先検索部、
前記トンネル識別情報で指定される第1の通信グループ上の経路がプライベートアドレスによって構築可能か否かまたはグローバルアドレスによって構築可能か否かを示す通信可否情報が登録された第2の記憶部、
前記第1の通信グループを経由して前記パケットを送信する際に、前記第1の通信グループで使用される前記アドレス情報を前記宛先アドレスから抽出して前記パケットをカプセル化するカプセル化処理部、
前記第2の記憶部の通信可否情報に従って前記カプセル化の可否を制御する制御部
を含む通信装置。
カプセル化されたパケットを元に戻すデカプセル化対象のパケットを識別する情報が登録されたデカプセル化情報記憶部、
前記受信したパケットを前記デカプセル化情報記憶部の情報に従ってデカプセル化するデカプセル処理部
を更に含む付記1記載の通信装置。
廃棄対象のパケットであるか否かを示す情報を登録した廃棄情報記憶部、
前記廃棄情報記憶部の情報に従って前記受信したパケットを廃棄するパケット廃棄部
を更に含む付記1または付記2記載の通信装置。
前記第1の記憶部はIPv4またはIPv6でカプセルするか否かを示すカプセル情報を更に含み、前記カプセル化処理部は前記カプセル情報に従ってIPv4またはIPv6で前記パケットをカプセルする付記1記載の通信装置。
前記第2の記憶部は、6to4形式のパケットをカプセル化するか否かを示すパケット変換情報を更に含み、前記カプセル化処理部は前記パケット変換情報に従って6to4形式のパケットをカプセル化する付記1記載の通信装置。
前記カプセル化処理部は前記通信可否情報に従って前記パケットの廃棄または前記パケットのカプセル処理を実行する付記1記載の通信装置。
前記カプセル化処理部は前記第2のテーブルに登録された複数のトンネル識別情報を参照可能であり、前記カプセル化処理部は宛先アドレスがグローバルアドレスの通信のみ許可する第1の方式および宛先アドレスがプライベートアドレスの通信のみ許可する第2の方式の各々について実行するか否かを示す情報をトンネル毎に参照する付記1記載の通信装置。
前記第2の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスがグローバルアドレスであるトンネルパケットを受信した時、前記カプセル化処理部は通信をせずに前記トンネルパケットを廃棄する付記7記載の通信装置。
前記第2の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスに第1のネットワークで使用されるIPv4グローバルアドレスが埋め込まれたIPv6アドレスを持つパケットをIPv4パケットにカプセル化して送信するとき、前記カプセル化処理部は前記IPv6アドレスを持つパケットを送信対象とせずに廃棄する付記7記載の通信装置。
前記第1の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスがIPv4グローバルアドレスでカプセル化されたパケットを受信したとき、または宛先アドレスがIPv4グローバルアドレスが埋め込まれたIPv6アドレスであるパケットをIPv4パケットにカプセル化して送信するとき、前記カプセル化処理部は前記カプセル化されたパケットを廃棄することなく前記カプセル化されたパケットを送受信する付記7記載の通信装置。
第1の方式または第2の方式を実行する設定がされているとき、前記カプセル化処理部は送信時または受信時に前記設定を有効にするか否かを示す情報を参照する付記7乃至10のいずれか1つに記載の通信装置。
前記通信装置が、前記通信端末、中継装置、サーバ、または6to4形式のトンネルを通じてカプセル化することができるネットワーク上の装置のいずれかである付記1乃至11
のいずれか1つに記載の通信装置。
第1の種類の通信プロトコルで通信する1または2以上の通信端末を含む第1の通信グループと、前記第1の通信グループで使用されるアドレス情報を埋め込み可能な第2の種類の通信プロトコルで通信する1または2以上の通信端末を含む第2の通信グループとの通信において使用される通信方法において、
前記第1の通信グループまたは前記第2の通信グループへの宛先アドレスと、前記第2の通信グループから前記第1の通信グループを経由して他の第2の通信グループへ送信されるパケットを前記第1の通信グループで使用されるアドレス情報によってカプセル化して前記第1の通信グループを通過させるときの第1の通信グループ上で使用されるアドレス情報で特定される経路の属性情報を特定するトンネル識別情報とが参照する第1の記憶ステップ、
受信したパケットから抽出された宛先アドレスが第1の記憶ステップに登録されているか否かを検索する宛先検索ステップ、
前記トンネル識別情報で指定される第1の通信グループ上の経路がプライベートアドレスによって構築可能か否かまたはグローバルアドレスによって構築可能か否かを示す通信可否情報が参照する第2の記憶ステップ、
前記第1の通信グループを経由して前記パケットを送信する際に、前記第1の通信グループで使用される前記アドレス情報を前記宛先アドレスから抽出して前記パケットをカプセル化するカプセル化処理ステップ、
前記第2の記憶ステップの通信可否情報に従って前記カプセル化の可否を制御する制御ステップ
を含む通信方法。
カプセル化されたパケットを元に戻すデカプセル化対象のパケットを識別する情報が参照するデカプセル化情報記憶ステップ、
前記受信したパケットを前記デカプセル化情報記憶ステップの情報に従ってデカプセル化するデカプセル処理ステップ
を更に含む付記13記載の通信方法。
廃棄対象のパケットであるか否かを示す情報を登録する廃棄情報記憶ステップ、
前記廃棄情報記憶ステップの情報に従って前記受信したパケットを廃棄するパケット廃棄ステップ
を更に含む付記13または付記14記載の通信方法。
前記第1の記憶ステップはIPv4またはIPv6でカプセルするか否かを示すカプセル情報を更に含み、前記カプセル化処理ステップは前記カプセル情報に従ってIPv4またはIPv6で前記パケットをカプセルする付記13記載の通信方法。
前記第2の記憶ステップは、6to4形式のパケットをカプセル化するか否かを示すパケット変換情報を更に含み、前記カプセル化処理ステップは前記パケット変換情報に従って6to4形式のパケットをカプセル化する付記13記載の通信方法。
前記カプセル化処理ステップは前記通信可否情報に従って前記パケットの廃棄または前
記パケットのカプセル処理を実行する付記13記載の通信方法。
前記カプセル化処理ステップは前記第2のテーブルに参照する複数のトンネル識別情報を参照可能であり、前記カプセル化処理ステップは宛先アドレスがグローバルアドレスの通信のみ許可する第1の方式および宛先アドレスがプライベートアドレスの通信のみ許可する第2の方式の各々について実行するか否かを示す情報をトンネル毎に参照する付記13記載の通信方法。
前記第2の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスがグローバルアドレスであるトンネルパケットを受信した時、前記カプセル化処理ステップは通信をせずに前記トンネルパケットを廃棄する付記19記載の通信方法。
前記第2の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスに第1のネットワークで使用されるIPv4グローバルアドレスが埋め込まれたIPv6アドレスを持つパケットをIPv4パケットにカプセル化して送信するとき、前記カプセル化処理ステップは前記IPv6アドレスを持つパケットを送信対象とせずに廃棄する付記19記載の通信方法。
前記第1の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスがIPv4グローバルアドレスでカプセル化されたパケットを受信したとき、または宛先アドレスがIPv4グローバルアドレスが埋め込まれたIPv6アドレスであるパケットをIPv4パケットにカプセル化して送信するとき、前記カプセル化処理ステップは前記カプセル化されたパケットを廃棄することなく前記カプセル化されたパケットを送受信する付記19記載の通信方法。
第1の方式または第2の方式を実行する設定がされているとき、前記カプセル化処理ステップは送信時または受信時に前記設定を有効にするか否かを示す情報を参照する付記19乃至22のいずれか1つに記載の通信方法。
第1の種類の通信プロトコルで通信する1または2以上の通信端末を含む第1の通信グループと、前記第1の通信グループで使用されるアドレス情報を埋め込み可能な第2の種類の通信プロトコルで通信する1または2以上の通信端末を含む第2の通信グループとの通信に使用される通信プログラムにおいて、
コンピュータに、
前記第1の通信グループまたは前記第2の通信グループへの宛先アドレスと、前記第2の通信グループから前記第1の通信グループを経由して他の第2の通信グループへ送信されるパケットを前記第1の通信グループで使用されるアドレス情報によってカプセル化して前記第1の通信グループを通過させるときの第1の通信グループ上で使用されるアドレス情報で特定される経路の属性情報を特定するトンネル識別情報とが参照する第1の記憶ステップ、
受信したパケットから抽出された宛先アドレスが第1の記憶ステップに登録されているか否かを検索する宛先検索ステップ、
前記トンネル識別情報で指定される第1の通信グループ上の経路がプライベートアドレスによって構築可能か否かまたはグローバルアドレスによって構築可能か否かを示す通信
可否情報が参照する第2の記憶ステップ、
前記第1の通信グループを経由して前記パケットを送信する際に、前記第1の通信グループで使用される前記アドレス情報を前記宛先アドレスから抽出して前記パケットをカプセル化するカプセル化処理ステップ、
前記第2の記憶ステップの通信可否情報に従って前記カプセル化の可否を制御する制御ステップ
を実行させる通信プログラム。
カプセル化されたパケットを元に戻すデカプセル化対象のパケットを識別する情報が参照するデカプセル化情報記憶ステップ、
前記受信したパケットを前記デカプセル化情報記憶ステップの情報に従ってデカプセル化するデカプセル処理ステップ
を更に含む付記24記載の通信プログラム。
廃棄対象のパケットであるか否かを示す情報を登録する廃棄情報記憶ステップ、
前記廃棄情報記憶ステップの情報に従って前記受信したパケットを廃棄するパケット廃棄ステップ
を更に含む付記24または付記25記載の通信プログラム。
前記第1の記憶ステップはIPv4またはIPv6でカプセルするか否かを示すカプセル情報を更に含み、前記カプセル化処理ステップは前記カプセル情報に従ってIPv4またはIPv6で前記パケットをカプセルする付記24記載の通信プログラム。
前記第2の記憶ステップは、6to4形式のパケットをカプセル化するか否かを示すパケット変換情報を更に含み、前記カプセル化処理ステップは前記パケット変換情報に従って6to4形式のパケットをカプセル化する付記24記載の通信プログラム。
前記カプセル化処理ステップは前記通信可否情報に従って前記パケットの廃棄または前記パケットのカプセル処理を実行する付記24記載の通信プログラム。
前記カプセル化処理ステップは前記第2のテーブルに参照する複数のトンネル識別情報を参照可能であり、前記カプセル化処理ステップは宛先アドレスがグローバルアドレスの通信のみ許可する第1の方式および宛先アドレスがプライベートアドレスの通信のみ許可する第2の方式の各々について実行するか否かを示す情報をトンネル毎に参照する付記24記載の通信プログラム。
前記第2の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスがグローバルアドレスであるトンネルパケットを受信した時、前記カプセル化処理ステップは通信をせずに前記トンネルパケットを廃棄する付記30記載の通信プログラム。
前記第2の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスに第1のネットワークで使用されるIPv4グローバルアドレスが埋め込まれたIPv6アドレ
スを持つパケットをIPv4パケットにカプセル化して送信するとき、前記カプセル化処理ステップは前記IPv6アドレスを持つパケットを送信対象とせずに廃棄する付記30記載の通信プログラム。
前記第1の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスがIPv4グローバルアドレスでカプセル化されたパケットを受信したとき、または宛先アドレスがIPv4グローバルアドレスが埋め込まれたIPv6アドレスであるパケットをIPv4パケットにカプセル化して送信するとき、前記カプセル化処理ステップは前記カプセル化されたパケットを廃棄することなく前記カプセル化されたパケットを送受信する付記19記載の通信プログラム。
第1の方式または第2の方式を実行する設定がされているとき、前記カプセル化処理ステップは送信時または受信時に前記設定を有効にするか否かを示す情報を参照する付記30乃至33のいずれか1つに記載の通信プログラム。
4 中継装置
6 フレーム識別部
8 デカプセルチェック部
10 宛先検索部
12 カプセルチェック部
14 QoS/Filter制御部
16 デカプセルテーブル
18 宛先テーブル
20 カプセルテーブル
Claims (5)
- 第1の種類の通信プロトコルで通信する1または2以上の通信端末を含む第1の通信グループと、前記第1の通信グループで使用されるアドレス情報を埋め込み可能な第2の種類の通信プロトコルで通信する1または2以上の通信端末を含む第2の通信グループとで使用される通信装置において、
前記第1の通信グループまたは前記第2の通信グループへの宛先アドレスと、前記宛先アドレス宛てのパケットを前記第1の通信グループで使用されるアドレス情報によってカプセル化するか否かを示すカプセル情報と、前記宛先アドレス宛てのパケットを通過させるトンネルを特定するトンネル識別情報とが対応付けられて登録された第1の記憶部、
前記トンネル識別情報と、トンネルがプライベートアドレスによって構築可能か否かまたはグローバルアドレスによって構築可能か否かを示す通信可否情報とが対応付けられて登録された第2の記憶部、
受信されたパケットから抽出された宛先アドレスが前記第1の記憶部に登録されているか否かを検索する宛先検索部、
前記抽出された宛先アドレスが前記第1の記憶部に登録され、且つ、前記抽出された宛先アドレスに対応付けられているカプセル情報によって前記受信されたパケットが前記第1の通信グループで用いられるアドレス情報でカプセル化されることが示されている場合に、前記抽出された宛先アドレスに対応付けられたトンネル識別情報に前記第2の記憶部において対応付けられた通信可否情報と前記抽出された宛先アドレスとに基づいて、前記受信されたパケットのカプセル化の可否を制御する制御部、及び、
前記受信されたパケットのカプセル化が許可される場合に、前記第1の通信グループで使用されるアドレス情報を前記抽出された宛先アドレスから抽出して前記パケットをカプセル化するカプセル化処理部、
を含む通信装置。 - 前記カプセル化処理部は、前記第2の記憶部に登録された複数のトンネル識別情報を参照可能であり、前記第2記憶部に登録されるトンネル識別情報毎の通信可否情報に従って、宛先アドレスがグローバルアドレスの通信のみ許可する第1の方式および宛先アドレスがプライベートアドレスの通信のみ許可する第2の方式の何れかを選択して実行する請求項1記載の通信装置。
- 前記第2の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスがグローバルアドレスであるトンネルパケットを受信した時、前記カプセル化処理部は通信をせずに前記トンネルパケットを廃棄する請求項2記載の通信装置。
- 前記第2の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスに第1のネットワークで使用されるIPv4グローバルアドレスが埋め込まれたIPv6アドレスを持つパケットをIPv4パケットにカプセル化して送信するとき、前記カプセル化処理部は前記IPv6アドレスを持つパケットを送信対象とせずに廃棄する請求項2記載の通信装置。
- 前記第1の方式のみが選択されたトンネルインタフェースに対し、宛先アドレスがIPv4グローバルアドレスでカプセル化されたパケットを受信したとき、または宛先アドレスがIPv4グローバルアドレスが埋め込まれたIPv6アドレスであるパケットをIPv4パケットにカプセル化して送信するとき、前記カプセル化処理部は前記カプセル化されたパケットを廃棄することなく前記カプセル化されたパケットを送受信する請求項2記載の通信装置。
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