JP4329732B2 - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents
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混合してできた湯の温度が、前記所定の温度(例えば60℃)以上であれば、その湯は再度高温に沸き上げられることはない。従って、本来、深夜時間帯に貯湯槽5のほぼ全体を設定された温度(冬であれば80℃〜90℃程度)に沸き上げるところを、浴槽8の加熱によって生じた混合層の部分は設定された温度に沸き上げられることなく、そのままで沸き上げ完了となってしまうと言うことがあった。このように貯湯槽5のほぼ全体が高温に沸き上がっていないときには、昼間の給湯負荷に対応できず、湯切れするという課題があった。
形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機の構成図であり、図2は従来例における貯湯槽の温度分布を示す説明図であり、図3は従来例における全量沸き上げ後の貯湯槽の温度分布を示す説明図であり、図4は本発明の第1の実施の形態における貯湯槽の温度分布を示す説明図であり、図5は従来例における貯湯槽の温度分布を示す説明図であり、図6は本発明の第1の実施の形態における貯湯槽の温度分布を示す説明図であり、図7は第1の実施の形態における入水温度に対する運転効率を示す説明図である。
度を検出する入水温度検出手段30からの信号で得られた入水温度が所定の入水温度(例えば60℃)になれば、全量沸き上げ運転が完了したと判断し、全量沸き上げ運転を終了する。
を混合すると図6(a)のようになる。すなわち、貯湯槽5の下部には34.5℃の湯が250Lできることになり、この状態で貯湯槽5の全量沸き上げを行うと、混合でできた温度層は60℃以下となり、全量沸き上げ完了時には、図6(b)のように、この場合も、概ね貯湯槽5全体が85℃になる。図5と図6の2つの場合とも全量沸き上げができると言うことでは同じであるが、全量沸き上げを行うときの運転効率について、次に比較をおこなう。図7は横軸に給湯熱交換器2の水側入口水温である入水温度をとり、縦軸に給湯運転の運転効率をとって、入水温度に対する運転効率の特性を示したものである。
し、中間期は65℃、冬は70℃というように、外気温度が低い方が高い温度に設定してもよい。
図8は本発明の第2の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機の構成図であり、図9は同第2の実施の形態における他の実施の形態のヒートポンプ給湯機の構成図である。図8の本発明の第2の実施の形態において、図1に示す実施の形態1と異なるところは、下部接続口22より上方に位置し高さの異なる中間部の位置に上部接続口23を複数設けたことである(同図においては2つの上部接続口23a、23bを設ける)。また、それぞれの上部接続口23a、23b近傍の貯湯槽5の温度を検出する貯湯槽温度検出手段27a、27bを設ける。さらに、切り換え手段31a、31bは下部接続口22と連通する上部接続口を選択する手段であり、これには例えば電磁開閉弁がある。貯湯槽混合運転の場合に、制御手段29は選択された上部接続口23と下部接続口22とが連通するように、1つの切り換え弁31を開き、それ以外の切り替え弁を閉じる。
13 給湯加熱手段
21 加熱手段
24 貯湯槽混合手段
Claims (11)
- ヒートポンプによる給湯加熱手段と、前記給湯加熱手段で加熱した温水を上部から貯湯する貯湯槽と、前記貯湯槽に貯湯された温水を循環させて放熱手段の熱源とする加熱手段と、前記貯湯槽の最下部近傍の水と前記貯湯槽の略中間部の水とを混合する貯湯槽混合手段とを備えたヒートポンプ給湯機。
- 貯湯槽の中間部の湯を前記貯湯槽の最下部近傍の位置に循環して、貯湯槽の最下部近傍と中間部との湯を混合することを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ給湯機。
- 貯湯槽の最下部近傍に位置する下部接続口と、前記下部接続口より上方に位置し高さの異なる中間部の位置に上部接続口とを設け、さらに、貯湯槽混合手段として、前記下部接続口と前記上部接続口とを連結する接続配管と、前記接続配管に設けた混合用循環ポンプとからなる請求項1または2記載のヒートポンプ給湯機。
- 下部接続口と少なくとも2つ以上の上部接続口とを配管で連結し、下部接続口と連通する上部接続口から1つを選択する切り換え手段を備えた請求項3記載のヒートポンプ給湯機。
- 下部接続口および上部接続口の近傍に貯湯槽温度検出手段を設け、前記下部接続口と選択的に連通された上部接続口近傍の貯湯槽の温度と前記下部接続口近傍の貯湯槽の温度との差が所定の温度差以上であれば貯湯槽混合手段を動作させて前記貯湯槽の下部接続口と上部接続口との間に貯湯されている湯を混合するように制御する制御手段を備えた請求項3または4記載のヒートポンプ給湯機。
- 下部接続口および少なくとも2つ以上の上部接続口の近傍にそれぞれ貯湯槽温度検出手段を設け、貯湯槽混合手段を動作させる前に、前記上部接続口近傍の貯湯槽の温度が所定の温度以下で最も上方に位置している前記上部接続口を選択して前記下部接続口と連通するように制御する制御手段を備えた請求項3〜5記載のヒートポンプ給湯機。
- 下部接続口と選択的に連通された上部接続口近傍の貯湯槽の温度が所定の温度以上ある場合は、前記貯湯槽の下部接続口と上部接続口との間に貯湯されている湯を混合しないように制御する制御手段を備えた請求項3〜6記載のヒートポンプ給湯機。
- 所定の温度は外気温度によって異なることを特徴とする請求項7記載のヒートポンプ給湯機。
- 接続配管に温水の循環を阻止する閉止手段を設け、貯湯槽混合手段が動作していないときは、下部接続口と上部接続口が連通しないように閉止手段で接続配管を閉止するように制御する制御手段を備えた請求項3〜8記載のヒートポンプ給湯機。
- 貯湯槽全体を沸き上げる前に貯湯槽混合手段を動作させて、前記貯湯槽の最下部近傍の湯と中間部の湯とを混合するように制御する制御手段を備えた請求項1〜9記載のヒートポンプ給湯機。
- ヒートポンプに用いられる冷媒は二酸化炭素であることを特徴とする請求項1〜10記載のヒートポンプ給湯機。
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