JP4329671B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、たとえば電子写真方式により用紙に画像形成する画像形成装置に関する。
従来から、一様に帯電させた感光体の感光層に光を当てることによって露光して潜像を形成し、この潜像が形成された感光層にトナーを付着させることによって現像し、これを用紙に転写して画像形成を行うディジタル複写機等の電子写真方式の画像形成装置がよく知られている。
現像のためのトナーはトナーボトルと呼ばれる容器に収容されており、トナーボトルを交換することによってトナー補給が行われる。
最近では、資源の有効利用の動きからも、空になったトナーボトルに再度トナーを充填して利用するトナーボトルのリサイクル利用が実施され始めている。たとえば特許文献1に記載の画像形成装置では、トナーボトルに不揮発性メモリであるIDチップを備え、そのIDチップにリサイクル回数を記録しておき、その管理が可能なようにしている。
また、特許文献1においては、トナーボトルに備えたIDチップにはトナーの種類やロット番号等のそのトナーボトルに関する情報を記憶しておき、そのトナーボトルをセットした画像形成装置においてその情報を読み出すことができるようにしている。
特開2002−287579号公報
ところが、上述の特許文献1に記載のような従来の画像形成装置においては以下のような問題があった。
従来、トナーボトルに記憶した情報を画像形成装置側で読み取ろうとすると、端子どうしで接続して接触式で読み取るのが通常であったが、トナーボトルの場合、トナーで端子が汚れてしまうおそれがあり、トナーボトルからの情報が正しく得られないことがあるという問題があった。
こうなると、トナーボトルが画像形成装置にセットされているかどうかも不明であるし、トナーボトルからの情報を利用して様々な処理を行うこともできない。
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、トナーボトルからの情報を正しく得られるようにするとともに、その情報を用いた処理を可能とした画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために、画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている画像データに基づきトナーで現像して用紙に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、一端に前記トナーを前記画像形成部に補給する補給開口が形成され、収容した前記トナーに対し回転動作によって前記補給開口に向かう搬送作用を与えるトナーボトルと、前記トナーボトルに設けられた無線タグと、前記無線タグと無線通信し、前記トナーボトルの前記回転動作によって生じる通信可能な状態と通信不可能な状態とを検出するタグリーダーと、前記タグリーダーとの通信状態の検出結果に基づいて前記トナーボトルの回転数を求める回転数検出手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は請求項1に記載の発明において、前記回転数検出手段によって検出した回転数に基づいて、前記トナーボトル内のトナー残量を求めるトナー残量検出手段をさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、トナーボトルからの情報を正しく得られるようにするとともに、その情報を用いた処理を可能とした画像形成装置を提供することができる。
すなわち本発明によれば、トナーボトルに無線タグを設け、画像形成装置に設けたタグリーダとの間で無線通信をするようにしたので、トナーによる端子汚れなどの影響を受けず、正しく通信を行うことができる。
また本発明によれば、タグリーダーと無線タグとの通信に基づいて、トナーボトルの回転数を求めることができるので、従来必要であった専用のエンコーダを必要とせず、簡単な構成とすることもできる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による画像形成装置の一実施の形態の構成を示す概略断面図である。
本実施の形態では、図1を参照し、画像形成装置として電子写真方式の複写機を例に挙げ、画像形成装置の構成および基本動作について説明する。
なお、図1においては、複写機の構成のうち、原稿の画像をスキャンするスキャナ部すなわち画像入力部の図示を省略してある。
この画像形成装置は、像形成体上に順次形成される各色トナー像を重ね合わせた後、転写部で記録材上に1回で転写してカラー画像を形成し、定着して記録材上にカラー画像を形成する方式のカラー画像形成装置である。
図1において、10は像形成体である感光体ドラムで、OPC感光体(有機感光体)をドラム基体上に塗布形成したもので、接地されて図示の時計方向に駆動回転される。11はスコロトロン帯電器で、一定の電位に保持されたグリッドと高圧電源に接続されたコロナ放電ワイヤとからなり、感光体ドラム10の表面を一様な電位に帯電する。このスコロトロン帯電器11による帯電に先だって、感光体ドラム10の履歴をなくすために発光ダイオード等を用いたPCL(帯電前除電器)12による露光を行って感光体周面の除電をしておく。
感光体ドラム10への一様帯電の後、像露光器で構成された像書き込み手段13により画像信号に基づいた像露光が行われる。像書き込み手段13は図示しないレーザーダイオードと回転するポリゴンミラー131、fθレンズ132、シリンドリカルレンズ133を経て反射ミラー134により走査露光を行うものである。本実施の形態では画像部に対して露光を行い、画像部の方が非画像部より低電位になるような潜像が形成される。
感光体ドラム10の周囲には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等のトナーとキャリアとから成る2成分現像剤をそれぞれ内蔵した現像装置である現像器20Y、20M、20C、20Kから成る現像器20が設けられている。
先ず1色目のイエロートナーによる現像が、マグネットを内蔵し現像剤を保持して回転する現像剤担持体である現像スリーブ21によって行われる。現像剤はフェライトをコアとしてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティングしたキャリアと、ポリエステルを主材料として色に応じた顔料と荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加えたトナーとからなるもので、現像剤は層形成手段によって現像スリーブ21上に100〜600μmの現像剤層厚に規制されて現像域へと搬送される。
現像域における現像スリーブ21と感光体ドラム10との間隙は現像剤層厚よりも大きい値、たとえば0.2〜1.0mmに設定され、この間隙にDCバイアスに、ACバイアスを重畳したバイアス電圧が印加される。DCバイアスとしては、潜像を現像するトナーと同極性のバイアス電圧が印加されて潜像の低電位部にトナーが付着して現像が行われる。すなわち反転現像が行われる。
1色目の顕像化が終った後、2色目のマゼンタの画像形成行程に入り、再びスコロトロン帯電器11による一様帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像書き込み手段13によって形成される。このとき1色目の画像形成行程で行われたPCL12による除電は行わない。潜像形成後、現像器20Mによるマゼンタトナーによる現像が行われて感光体ドラム10上にマゼンタトナー像が形成される。
3色目のシアン、4色目の黒色についても2色目のマゼンタと同様の画像形成行程が行われ、感光体ドラム10上にはイエロー、マゼンタ、シアンおよび黒の4色の顕像が形成される。
上記各現像器20Y、20M、20C、20Kに各色トナーを補給するトナー補給装置40は、複数のトナー貯蔵手段であるトナーボトル30(各色ごとに30Y(イエロー)、30M(マゼンタ)、30C(シアン)、30K(ブラック)(図2に示す))をそれぞれ着脱可能にするボトル装着部41と、トナーボトル30Y、30M、30C、30K内のトナーを一時収容するトナー溜まり42(各色ごとに42Y、42M、42C、42K(図2に示す))と、トナー溜まり42Y、42M、42C、42K内のトナーを現像器20Y、20M、20C、20Kに搬送するトナー搬送部(「中間層」ともいう)43とから構成されている。
一方、給紙カセット50より半月ローラ51を介して搬出された一枚の記録材pは、給紙ローラ対52、53を経てレジストローラ対54近傍で一旦停止し、転写のタイミングの整った時点でレジストローラ対54の回転作動により転写域へと給紙される。
転写域においては転写のタイミングに同期して感光体ドラム10の周面に転写手段60が圧接され、給紙された記録材pを挟着して多色像が一括して転写される。
次いで、記録材pは分離手段61によって除電され、感光体ドラム10の周面より分離して定着装置70に搬送され、熱ローラ(上ローラ)71と圧着ローラ(下ローラ)72の加熱、加圧によってトナーを溶着したのち、排紙ローラ81、82を経て装置外部の排紙トレイ83上に排出される。なお、転写手段60は記録材pの通過後感光体ドラム10の周面より退避離間して、次なるトナー像の形成に備える。
一方、転写分離位置を通過した感光体ドラム10は、除電器14により除電を受けた後、クリーニング装置15のブレード151の圧接により残留トナーを除去、清掃され、再び前記PCL12による除電とスコロトロン帯電器11による帯電を受けて次なる画像形成のプロセスに入る。なお、ブレード151は感光体面のクリーニング後、直ちに移動して感光体ドラム10の周面より退避する。ブレード151によってクリーニング装置15内に掻き落された廃棄トナーは、スクリュー152により排出されたのち、図示しない廃トナー回収容器内へ貯留される。
図2は、図1に示したトナー補給装置40の構成を示す概略斜視図である。
トナー補給装置40は、図2に示すように、トナーボトル30Y、30M、30C、30Kや、トナー溜まり42Y、42M、42C、42K等を備えて構成される。
ボトル装着部41は、4種のトナーボトル30Y、30M、30C、30Kをほぼ同一平面上に平行設置し、着脱可能にする。現像器20Y、20M、20C、20K内のトナーの量が減少した際に、トナーボトル30Y、30M、30C、30K内の各トナーを制御した割合で補給するように構成されている。これらのトナーボトル30Y、30M、30C、30Kは、ほぼ同じ構成をなすから、以下の説明では、これらのトナーボトル30Y、30M、30C、30Kを代表してトナーボトル30と称して説明する。
図3は、本実施の形態のトナーボトル30の構成を示す概略斜視図である。
トナーボトル30は、図3に示すように、円筒状をなしており、円筒の部分には31で示すように円筒部内周面に突出した螺旋状の突起が形成されている。この突起31は、トナーボトル30の回転によって、収容されているトナーを容器底部すなわち図3における右上部から容器口部すなわち右下部にトナーを移動させる。トナーボトル30の口部には、着脱可能な固形蓋32および円筒軸方向に伸縮可能な伸縮蓋33が設けられる。
また、トナーボトル30の円筒部外周面には無線タグ(RFタグ)35が設けられている。この無線タグ35は、トナーボトル30に関する各種情報(たとえば製造番号などのトナーボトルごとにユニークなID(以下「トナーボトルID」という)や、収容されているトナーの種類(色、成分等)などの情報)を記憶するとともに、画像形成装置に設けたタグリーダー49(図4に示す)から電力供給を受け、タグリーダー49との間で各種情報の無線通信を行う。
無線タグ35およびタグリーダー49としては、たとえばISO1443 TypeAに準拠、13.56MHzのものを用いることができる。
図4は、トナーボトル30をトナー補給装置40に装着した状態を示す部分断面側面図である。
トナーボトル30の装着は、その固形蓋32の外周に設けられたネジを画像形成装置のトナー補給装置40に設けた容器受け部材(図示せず)に螺入することによって行われる。この装着状態では、トナーボトル30の伸縮蓋33は装置本体の容器受け部材に設けた壁部(図示せず)に突き当たって圧縮されて、固形蓋32の一部を形成する先端蓋327との間にトナーの通過を可能にする開口が形成される。これがトナーを画像形成部に補給する補給開口である。
なお、図3に示すように、トナーボトル30が画像形成装置に装着されない状態では、伸縮蓋33はそれ自身の弾力で先端蓋327に密着しており、トナーボトル30からトナーが流出することはない。
トナーボトル30内のトナーは、トナーボトル30の回転による突起31の送り作用によってトナーボトル30の円筒部の底部に沿って図4の右から左に向かって移動する。トナーボトル30の口部、すなわち左端部において、トナーは固形蓋32に設けた掻き出し部材(図示せず)によって掻き出される。掻き出されたトナーは搬送部入口45からトナー搬送部43内に滑り落ちて、搬送スクリュー46上に落下し、搬送スクリュー46で搬送されて、搬送部出口47から各現像器20Y、20M、20Cまたは20K(以下これらを代表して20と称する)に補給される。48はトナー搬送部43内のトナー残量を検知する残量検知センサである。
また本実施の形態においては、トナー搬送部43内または近傍にタグリーダー49を備え、トナーボトル30に設けた無線タグ35に電力供給するとともに、無線タグ35との間で各種情報の無線通信を行う。
図5は、図1に示した画像形成装置の制御に関する構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施の形態の画像形成装置は、前述のように図1には図示していない原稿の画像をスキャンする画像入力部1と、図1に示した画像形成を行う構成であるプリント部2と、動作プラグラムや各種パラメータ等を記憶するROM3と、ROM3のプラグラム等を実行し、画像形成装置全体の動作制御を行うCPU4と、画像データ等を記憶するハードディスク等の不揮発メモリー5と、図4に示したトナーボトル30と、図4に示したタグリーダー49によって構成されるトナーボトルタグ読みとり部(以下「タグリーダー」という)とを有して構成される。
また、ROM3に記憶され、CPU4によって実行されるソフトウェアプログラムとしては、以下にフローチャートを参照しながら説明する本実施の形態の特徴に係るプログラムが含まれる。
次に、トナーボトル30の無線タグ35とタグリーダー49との間の通信手段について説明する。
図6は、図4に示した無線タグ35とタグリーダー49との間の通信に関する構成を示すブロック図である。
無線タグ35は、タグリーダー49から電磁誘導によって供給された電力を自身の各部に供給する電力供給部351と、電力供給部351から電力供給を受け、自身に記憶する各種情報をタグリーダー49に送信するように信号処理を行う信号処理回路352とを有して構成される。
また、タグリーダー49は、全体の制御を行う制御部491(たとえば図5のCPU4でもよい)と、制御部491に制御されて、無線タグ35への電力供給の制御や、無線タグ35から受信した信号の信号処理を行う信号処理回路492と、信号処理回路492に制御されて無線タグ35への電力供給を行う発信回路493と、信号処理回路492に制御されて無線タグ35から受信した信号の復号を行う復号回路494とを有して構成される。
無線タグ35は、通常は無線送信をしておらず、タグリーダー49から電力供給を受けて自機に記憶してある各種情報を無線送信する。
次に、本実施の形態の動作について図面を参照しながら詳細に説明する。
図7は、本実施の形態による画像形成装置の動作のうちトナーボトルの交換直後か否かを判断する処理のフローチャートを示す図である。
前述のようにトナーボトル30の無線タグ35には様々な情報が予め記憶してあり、その中にはトナーボトルごとにユニークなID(たとえば製造番号)が記憶してあり、タグリーダー49は、無線タグ35と通信して、このIDを受信することができる。
図7を参照すると、図5のCPU4では、タグリーダー49を制御し、当該画像形成装置にセットされているトナーボトル30の無線タグ35からIDを受信することによって、IDの読み込みを行う(A−1)。
続いて、たとえばROM3に記憶してある、現在セットされているトナーボトルのIDとステップ(A−1)で読み込んだIDとを比較し(A−2)、IDが一致したならば、トナーボトルの変更なし、すなわちトナーボトルの交換直後ではないと判断する(A−3)。
一方、ステップ(A−2)において、ROM3に記憶してあるIDとステップ(A−1)で読み込んだIDとが異なる場合には、ROM3に記憶してあるIDのトナーボトルから、ステップ(A−1)で読み込んだIDのトナーボトルへとトナーボトルの交換が行われたものと判断し(A−4)、ステップ(A−1)で読み込んだIDをROM3に記憶して、現在セットされているトナーボトルのIDを更新する(A−5)。
このようにして得た、トナーボトルの交換直後であるか否かの情報は、様々な処理に利用することができ、たとえばトナーボトルの交換直後にのみ必要な特殊な処理を行うか否かのフラグとして利用することができる。
図8は、本実施の形態による画像形成装置の動作のうちトナーボトルの交換直後とそうでない場合とで異なる処理をする場合の例であって、トナー切れを判断する処理のフローチャートを示す図である。
図8を参照すると、図5のCPU4では、タグリーダー49を制御し、当該画像形成装置にセットされているトナーボトル30の無線タグ35からIDを受信することによって、IDの読み込みを行う(B−1)。
続いて、たとえばROM3に記憶してある、現在セットされているトナーボトルのIDとステップ(B−1)で読み込んだIDとを比較し(B−2)、IDが一致したならば、トナーボトルの変更なし、すなわちトナーボトルの交換直後ではないと判断し、トナーボトル30から中間層すなわちトナー搬送部43にトナーを供給するためにトナーボトル30を回転させる時間の上限を第1の所定時間たとえば1分にセットする(B−3)。
一方、ステップ(B−2)において、ROM3に記憶してあるIDとステップ(B−1)で読み込んだIDとが異なる場合には、トナーボトルの交換直後がであると判断し、ステップ(B−1)で読み込んだIDをROM3に記憶して、現在セットされているトナーボトルのIDを更新し、さらに、トナーボトル30から中間層すなわちトナー搬送部43にトナーを供給するためにトナーボトル30を回転させる時間の上限を第2の所定時間たとえば3分にセットする(B−4)。
その後、トナーボトル30を回転させ(B−5)、残量検知センサ48によって中間層すなわちトナー搬送部43内のトナー残量を検知する(B−6)。このとき、トナー残量が空ではないと判断されれば、トナーボトル30の回転を停止し(B−7)、正常処理を継続する。
一方、ステップ(B−6)にてトナー残量が空であると判断されたならば、ボトル回転時間がステップ(B−3)またはステップ(B−4)でセットされたトナーボトル30を回転させる時間の上限に達したか否かを判断する(B−8)。この上限時間に達していなければステップ(B−5)に戻ってトナーボトル30の回転を継続し、上限時間に達した場合には、トナーボトル30内のトナーが空になったものと判断し、画像形成装置の表示部(図示せず)にその旨(トナーなし)を表示し、ユーザに通知を行う。
この図8のように処理することによって、トナーボトルの交換直後はトナー搬送部43内にトナーを行き渡らせるのに時間がかかるのを考慮してトナーボトルの回転時間の上限を長くし、一方、トナーボトルの交換直後でないときにはすでにトナー搬送部43内にトナーを行き渡らせているはずなので、トナーボトルの回転時間の上限を短くして、画像形成装置のウェイクアップ時間を短縮可能なようにしている。
次に、本実施の形態の画像形成装置において、無線タグ35を用いてトナーボトル30の回転回数(以下「回転数」ともいう)を検出する処理について説明する。
図9は、本実施の形態による画像形成装置において、トナーボトルの回転回数を検出する手段を説明するブロック図である。
また図10は、本実施の形態による画像形成装置の動作のうちトナーボトルの回転回数を検出する処理のフローチャートを示す図である。
図9に示すように、タグリーダー49では、その読み取り可能領域を限定的に設定することが可能であり、トナーボトル30の回転に伴なって、無線タグ35がその読み取り可能領域に入ったり、その領域から出たりを繰り返すような位置設定をすることが可能である。
図10の処理では、無線タグ35からのIDをタグリーダー49で読み取れる状態と読み取れない状態とが生じたとき、トナーボトル30が1回転したものと判断し、トナーボトル30の回転数すなわち回転回数を求める。
図10を参照すると、図5のCPU4では、タグリーダー49を制御し、当該画像形成装置にセットされているトナーボトル30の無線タグ35からIDを受信することによって、IDの読み込みを行う(C−1)。
このステップ(C−1)の読み込みは、たとえば1秒周期で継続的に行い、その都度、IDの読み取りに成功したか否かを判断し(C−2)、読み取りに失敗したならばその失敗の履歴(フラグ)を記憶しておく(C−3)。
また、ステップ(C−1)にてIDの読み取りに成功したならば、読み取り失敗の履歴があるか否かを判断し(C−4)、読み取り失敗の履歴がなければ、そのままステップ(C−1)に戻って処理を継続し、読み取り失敗の履歴がある場合には、トナーボトルの回転数のカウントを+1し、読み取り失敗の履歴を一旦クリアする(C−5)。このような処理を継続することにより、トナーボトル30の回転数を求めることができる。これが、無線タグとタグリーダーとの通信状態の変化に基づいてトナーボトルの回転数を求める回転数検出手段である。
このようにして得た、トナーボトル30の回転数すなわち回転回数の情報は、様々な処理に利用することができ、回転回数と経過時間とから回転速度を求めることもできるし、トナーボトルの回転回数や回転速度を検出するエンコーダの代わりに使用することもできるし、トナーボトル30や搬送スクリュー46の回転回数や回転速度の調節、制御にも利用することができる。
さらに、トナーボトル30の回転回数は、トナーボトル30から外部へ送り出したトナーの量とも関連するので、トナーボトル30内のトナー残量の概算値を求めるのに利用することもできる。
図11は、トナーボトルの回転数とトナーボトル30内のトナー残量との関係を示す表図である。
図11では、たとえばトナーボトルが5000回転したならば、ボトル内のトナー残量は60%まで減っていることが判明する。この表図に示すような数値の対応付けはテーブルとしてたとえばROM3に記憶しておき、残量算出の処理に用いることができる。これが、回転数検出手段によって検出した回転数に基づいて、トナーボトル内のトナー残量を求めるトナー残量検出手段である。
本発明による画像形成装置の一実施の形態の構成を示す概略断面図である。 図1に示したトナー補給装置40の構成を示す概略斜視図である。 本実施の形態のトナーボトル30の構成を示す概略斜視図である。 トナーボトル30をトナー補給装置40に装着した状態を示す部分断面側面図である。 図1に示した画像形成装置の制御に関する構成を示すブロック図である。 図4に示した無線タグ35とタグリーダー49との間の通信に関する構成を示すブロック図である。 本実施の形態による画像形成装置の動作のうちトナーボトルの交換直後か否かを判断する処理のフローチャートを示す図である。 本実施の形態による画像形成装置の動作のうちトナーボトルの交換直後とそうでない場合とで異なる処理をする場合の例であって、トナー切れを判断する処理のフローチャートを示す図である。 本実施の形態による画像形成装置において、トナーボトルの回転回数を検出する手段を説明するブロック図である。 本実施の形態による画像形成装置の動作のうちトナーボトルの回転回数を検出する処理のフローチャートを示す図である。 トナーボトルの回転数とトナーボトル30内のトナー残量との関係を示す表図である。
符号の説明
30 トナーボトル
35 無線タグ
40 トナー補給装置
41 ボトル装着部
42 トナー溜まり
43 トナー搬送部(中間層)
49 タグリーダー

Claims (2)

  1. 画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている画像データに基づきトナーで現像して用紙に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、
    一端に前記トナーを前記画像形成部に補給する補給開口が形成され、収容した前記トナーに対し回転動作によって前記補給開口に向かう搬送作用を与えるトナーボトルと、
    前記トナーボトルに設けられた無線タグと、
    前記無線タグと無線通信し、前記トナーボトルの前記回転動作によって生じる通信可能な状態と通信不可能な状態とを検出するタグリーダーと、
    前記タグリーダーとの通信状態の検出結果に基づいて前記トナーボトルの回転数を求める回転数検出手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回転数検出手段によって検出した回転数に基づいて、前記トナーボトル内のトナー残量を求めるトナー残量検出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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