JP4329180B2 - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents
表示装置及びその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4329180B2 JP4329180B2 JP24693099A JP24693099A JP4329180B2 JP 4329180 B2 JP4329180 B2 JP 4329180B2 JP 24693099 A JP24693099 A JP 24693099A JP 24693099 A JP24693099 A JP 24693099A JP 4329180 B2 JP4329180 B2 JP 4329180B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- circuit
- sustain
- voltage
- positive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、放電現象を利用した、例えばプラズマ放電を用いた表示装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、放電現象を利用した表示方法、例えばプラズマ放電によって発生する紫外線を用いて蛍光体を励起し、その発光色を利用して表示する方法は、コンピュータワークステーションの表示装置や映像表示装置として、更には公告や各種情報の表示装置として広く一般に用いられるようになった。
【0003】
このような用途に用いられる表示装置は、US No.5745086の第10図に、そのブロック回路図が示されているように、プラズマパネルと、Ysaサステイン回路と、Ysbサステイン回路と、Xaアドレス駆動回路と、それらを制御するコントローラから構成されることが開示されている。
【0004】
また、特開平8−320667号公報には、その実施例として、放電維持期間においてY電極を所定の電圧に維持するY側駆動手段と、正極性を有する電源電圧と負極性を有する電源電圧に基いて、当該の維持期間にX電極に対して正極性の振幅を有する正側維持パルス信号と負極性の振幅を有する負側維持パルス信号とを交互に供給するX側駆動手段が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
US No.5745086に示された従来技術の表示装置において、Ysaサステイン回路からYsaサステイン電極へスキャンパルスを加え、そしてアドレス電極との間に電界を形成することによってアドレッシングを行い、 また、Ysaサステイン電極及びYsbサステイン電極へサステインパルスを印加して、その両者の電極間に形成させた電界によってプラズマ放電の維持を行うように構成されている。この時、上記したYsa及びYsbサステイン電極へ印加されるサステインパルスには、同一極性を示すサステインパルスが用いられており、一般的には、正電圧を有するサステインパルスである。
【0006】
従って、上記した従来の表示装置において、Ysaサステイン電極及びYsbサステイン電極に対して、ほぼ同数のサステインパルスを印加しなければならない。このとき、上記したYsaサステイン電極及びYsbサステイン電極に夫々のサステインパルスを供給するためのYsa及びYsbサステイン回路には、プラズマパネルの構造に起因して存在するパネル容量を充放電させるに必要な変位電流や、プラズマパネルの放電に伴う放電電流が流れることになるため、サステイン回路はこれらの大電流を流し得るパワー回路であることが必要である。
【0007】
一方では、プラズマ表示装置が必要とされる市場から、より大きな画面サイズの表示装置が望まれ、そして更には消費電力が少なく、しかも低価格での製品開発が要求されている。そのためには、画素である放電領域の構造のみならず、同時に個々の画素を駆動させるための周辺駆動回路について、その簡略化、更には低コスト化を図ることが要求されている。
【0008】
上記した課題を解決するひとつの方法として、特開平8−320667号公報に示された従来技術において、正極性及び負極性を有する電源電圧に基いて、放電が維持される期間、X電極に対して正極性の振幅を有する正側維持パルス信号と負極性の振幅を有する負側維持パルス信号とを交互に供給するように構成されている。これによって、従来必要とされたY電極からの維持パルス信号の印加を不要とし、Y側駆動手段の簡略化、即ち、Y電極への信号供給用配線パターンの省略を可能としている。
【0009】
しかしながら、上記した従来技術においては、Y電極側に安定な放電を開始するための信号電圧印加手段は付加されておらず、またパネルを含めた駆動回路の省電力化に対する配慮はなされていない。更にまた、X電極−Y電極、またはY電極−アドレス電極との間で行われる放電開始電圧の大きさに対して、簡略化された駆動回路で、かつ安定な放電を実現するための配慮はなされていなかった。
【0010】
本発明は、上記した従来技術の課題を解消し、表示パネルの安定な放電を実現しつつ、個々の画素を駆動させるための駆動回路の規模を簡略化することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記した従来技術の課題を解決し、簡略化された駆動回路を実現するために、略平行に配置された第1の電極及び第2の電極と、この第1の電極及び第2の電極に対して略直交させて配置したアドレス電極とを用いて放電領域を挟んだ構造の表示パネルと、第1の電極を駆動させるための第1の駆動回路と、第2の電極を駆動させるための第2の駆動回路と、アドレス電極を駆動させるためのアドレス駆動回路と、制御信号を発生させるための波形制御回路とを備え、上記した第1の駆動回路は、第1の電極に正及び負のサステイン電圧を印加する正負両出力サステイン回路であり、上記した第2の駆動回路として、第2の電極にスキャンパルスを印加するためのスキャンパルス発生回路と、スキャン用電圧パルスの印加後であって正及び負のサステイン電圧の印加前の期間に正の第1のサステインパルスを前記第2の電極に印加し、正及び負のサステイン電圧の印加前にこの第1のサステイン電圧パルスを停止させるように動作する第1サステインパルス発生回路とで構成するとともに、上記したアドレス駆動回路を第1のサステイン電圧パルスの印加に同期させて正電圧パルスをアドレス電極に印加させるように構成した。
【0012】
本発明では、第1の電極に正電圧サステインパルスを供給するための正負両出力サステイン回路について、その具体的な回路構成として、第1の電極に正電圧を印加するための正電圧スイッチ素子と、負電圧を印加するための負電圧スイッチ素子とを用いて構成した。
【0013】
また、上記の第1の電極と、電気的に接地されたアースとの間に、電力回収回路を接続し、この電力回収回路は、電力回収コイルと電力回収スイッチと電力回収コンデンサとからなる直列回路、または電力回収コイルと電力回収スイッチとからなる直列回路を用いて構成するようにした。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について、プラズマ放電によって発生させた紫外線を用いて蛍光体を励起し、その発光色を表示させるプラズマ表示を例として、図面を用いて説明する。尚、本発明と同様の作用をもたらすものであればプラズマに限定されるものではなく、他の原理を用いた表示方法であっても構わない。また、各図面の中で、同じ働きをするものには、同じ番号を付けて表す。
【0021】
図1は、本発明の第1の実施例を説明するブロック回路図であって、1はプラズマ表示パネル、2はその第1の電極、3は第2の電極、4はアドレス電極を表わす。ここで、プラズマ表示パネル1の詳細な製造方法は省略するが、良く知られたスクリーン印刷法やスパッタリング法、焼成技術等を用いて、略平行に配置した第1の電極2と第2の電極3とを形成したガラス基板と、上記した第1の電極2及び第2の電極3に対して略直交するように配置したアドレス電極4を形成したガラス基板とを、図示していないが放電領域を形成するための隔壁を挟んで貼り合わせて製作されている。
【0022】
そして、第1の電極2の一端は共通に結線されており、それが第1の駆動回路5に接続されている。また、第2の電極3は第2の駆動回路6に、アドレス電極4はアドレス駆動回路7に、各々接続されている。そして、これら第1の駆動回路5、第2の駆動回路6及びアドレス駆動回路7は、これらの駆動回路に制御用信号を形成させる波形制御回路8に接続され、その動作が制御される。また、図1に示したように、第1の駆動回路5は正及び負の両出力を発生させるためのサステイン回路9及びリセット回路10を用いて構成され、また、第2の駆動回路6は第1のサステインパルスを発生させるための第1サステインパルス発生回路11、リセット回路12、及び第2の電極3の個々の端子に信号を分配させるためのスキャン回路13を用いて構成されている。
【0023】
また、図1に示したプラズマ表示パネル1において、第1の電極2と第2の電極3との間で生じる放電開始電圧Vfxyが、第2の電極3とアドレス電極4との間で生じる放電開始電圧Vfayより大きくなるように設計されている。
【0024】
次に、図1に示した第1の実施例の動作について説明する。
【0025】
図1において、波形制御回路8から出力されたスキャン信号DSCは、第2の駆動回路6を構成するスキャン回路13へ供給される。そして、入力されたスキャン信号DSCに基いて、スキャン回路13は第2の電極3の各端子へ供給するためのスキャンパルスSCを発生させる。また、波形制御回路8から出力されたリセット信号DRYは、第2の駆動回路6を構成するリセット回路12へ供給され、このリセット信号DRYに基づいて、リセット回路12はスキャン回路13を介して第2の電極3にリセットパルスRYが供給される。更に、波形制御回路8から出力された第1サステイン信号DSYは、同じく第2の駆動回路6の第1サステインパルス発生回路11へ供給され、上記した第1サステイン信号DSYに基づいて形成された第1サステインパルスSY1を、スキャン回路13を介して第2の電極3へ供給する。このとき、上記したスキャンパルスSC、リセットパルスRY及び第1サステインパルスSYは、第2の駆動回路6から第2の電極3へ供給される第2の電極駆動用電圧Yに重畳される。
【0026】
一方、図1において、波形制御回路8から出力されたサステイン信号DSXは、第1の駆動回路5を構成する正負両出力サステイン回路9へ供給され、このサステイン信号DSXに基づいて第1の電極2へ供給するための正負サステインパルスSXが形成される。また、波形制御回路8から出力されたリセット信号DRXは、同じくリセット回路10へ供給され、このリセット回路10で形成されたリセットパルスRXは、正負両出力サステイン回路9を介して、第1の電極2へ供給される。尚、上記した正負サステインパルスSX及びリセットパルスRXは、第1駆動回路5から第1の電極2へ供給される第1の電極駆動用電圧Xに重畳される。
【0027】
そしてまた、波形制御回路8から出力されたアドレス信号DAは、アドレス駆動回路7へ供給され、そこでアドレス電極4へ供給するためのアドレス駆動用電圧Aを発生させる。
【0028】
以上で述べたブロック回路において、第1の電極2、第2の電極3及びアドレス電極4に印加される動作波形について、図7の動作波形図を用いて説明する。
【0029】
図7(a)から(c)は、各々、従来技術における第1の電極に印加される駆動電圧X波形、第2の電極に印加される駆動電圧Y波形、アドレス電極に印加される駆動電圧A波形を表わし、そして(d)は本発明の第1の電極2に印加される駆動電圧X波形、(e)は同じく第2の電極に印加される駆動電圧Y波形、(f)及び(g)は同じくアドレス電極4に印加される駆動電圧A波形である。
【0030】
従来技術では、放電領域で放電が維持継続されている、所謂、サステイン期間において、第1の電極に供給される第1の駆動電圧Xには正電圧のサステインパルスSXが重畳され(図7(a))、また第2の電極に供給される第2の駆動電圧YにはサステインパルスSYが重畳されている(図7(b))。そして、アドレス電極に供給されるアドレス駆動電圧Aは、この期間において約0ボルトに設定されている(図7(c))。従って、このような駆動方法を用いてプラズマ表示パネルの駆動を行う場合には、第1の駆動回路及び第2の駆動回路には、各々、ほぼ同等規模のサステイン回路が不可欠であった。このため、プラズマ表示パネルの表示サイズが大きくなるに従って、大容量の電流制御に必要な回路となり、そしてその規模も大掛かりなものにならざるを得ない。
【0031】
一方、従来技術に対する本発明の表示装置における制御方法は、下記の通りである。即ち、図7(d)に示す如く、サステイン期間において第1の電極2に供給される駆動電圧Xに、正電圧であるサステインパルスSXP及び負電圧であるサステインパルスSXNの両者を重畳させる。そしてまた、図7(e)に示すように、安定な放電を実現させるために、第1サステイン期間の間だけ、第2の電極3に供給する駆動電圧Yに第1サステインパルスSY1を重畳している。更に、図7(f)に示すように、上記した第1サステイン期間における第1サステインパルスSY1(図7(e)参照)に同期させて、放電領域での誤放電を防止するための正電圧パルスASをアドレス電極4に供給させる。この誤放電防止用のパルスASは、図7(g)に示すように、第1サステイン期間の全体に亘って、または第1の電極2に次のサステインパルスが印加されるまでの期間の間、供給されても良い。
【0032】
上記したように、第1の電極2に供給される駆動電圧Xに正電圧のサステインパルスSXPと負電圧のサステインパルスSXNの両方のパルスを重畳させることによって、第2の電極3に供給すべき駆動電圧Yに重畳させるサステインパルス数を大きく減らすことが出来、この結果、第2の電極3を駆動するための第2に駆動回路6の規模を大幅に縮小させることが出来る。これによって、従来技術と同様に表示パネル1の安定した駆動を実現することが可能となり、更には、より大形の表示パネルに対しても、大掛かりな規模の駆動回路を用いなくても安定な表示を実現することが出来る。
【0033】
以上で説明した本発明の実施例では、表示パネル1を構成する第1の電極2と第2の電極3との間の放電開始電圧Vfxyが、第2の電極3とアドレス電極4との間の放電開始電圧Vfayに比較して大きい場合について、その動作を述べた。
【0034】
次に、第1の電極2と第2の電極3との間の放電開始電圧Vfxyが、第2の電極3とアドレス電極4との間の放電開始電圧Vfayに比較して小さい表示パネルを用いた場合について述べる。
【0035】
図2は、本発明の第2の実施例を説明するためのブロック回路図であって、表示パネル100は、第1の電極2と第2の電極3との間の放電開始電圧Vfxyが、第2の電極3とアドレス電極4との間の放電開始電圧Vfayより小さくなるように設計した表示パネルである。第2の電極3を駆動するための第2の駆動回路6は、リセット回路12とスキャン回路13を用いて構成されている。第1の電極2及びアドレス電極4を駆動させるための駆動回路は、上記した図1に示した実施例と同様である。
【0036】
この場合、図1に示した第1サステインパルス発生回路11を省略することが出来、従って、第2の電極3を駆動させるための駆動電圧Yに重畳させる第1サステインパルスSY1(図7(e))及びアドレス電極4を駆動させるための駆動電圧Aに重畳させる誤放電防止用の正電圧パルスAS(図7(f))を不要とすることが出来る。
【0037】
第1の電極2を駆動させるための駆動電圧X、第2の電極3を駆動させるための駆動電圧Y及びアドレス電極4を駆動させるための駆動電圧Aについて、それらの動作波形を各々図7(k)、(l)及び(m)に示す。サステイン期間において、第1の電極2には正負両出力のサステイン回路9から正電圧のサステインパルスSXP及び負電圧のサステインパルスSXNが駆動電圧Xに重畳して印加されるが、第2の電極3及びアドレス電極4には、所定の駆動電圧Y及びAを印加する。例えば、この所定の駆動電圧として、電気的に接地された電位、またはアース電位とする。また、この時、アドレス期間中にアドレス電極4を駆動させるための駆動電圧Aに重畳させるアドレスパルスADの電圧値を、図1に示した場合に比較して高く設定する。
【0038】
上記したように、第1の電極2、第2の電極3及びアドレス電極4に供給する駆動電圧を、例えば図7(k)、(l)及び(m)に示したようにすることによって、表示パネル100を駆動させるためのサステイン回路の規模を大幅に縮小させることが可能となる。
【0039】
尚、第1の実施例で示した第1の電極2と第2の電極3との間の放電開始電圧Vfxyが第2の電極3とアドレス電極4との間の放電開始電圧Vfayより大きい表示パネル1を用いた場合でも、リセット回路12、またはスキャン回路13に第1のサステイン期間の間だけ、第2の駆動電圧Yに重畳させるための第1サステインパルスSY1を発生させる機能を設ければ、上記の図2に示したブロック回路図と同様の回路構成を有するプラズマ表示装置を実現することが出来る。
【0040】
次に、図1及び図2に示した本発明のプラズマ表示装置における正負両出力サステン回路9の具体例について説明する。
【0041】
図3は、本発明の正負両出力サステイン回路9の第1の実施例を説明するためのブロック回路図である。 この図から明らかのように、正電圧サステイン回路70はプリドライブ回路28〜30、スイッチ素子33〜35、ダイオード38及び39を用いて構成され、また、負電圧サステイン回路71はプリドライブ回路31及び32、スイッチ素子36及び37、ダイオード40を用いて構成されている。そして、本発明である正負両出力サステイ回路9は正電圧サステイン回路70及び負電圧サステイン回路71から構成されている。また、リセット信号入力端子20、正電圧ハイサイド信号入力端子21、切換信号入力端子22、正電圧ローサイド信号入力端子23、負電圧ハイサイド信号入力端子24、負電圧ローサイド信号入力端子25の各端子は、図1及び図2に示した波形制御回路8に接続されている。そして、出力端子27は、図1及び図2に示した表示パネルの第1の電極2に接続されている。
【0042】
次に、この正負両出力サステイン回路9の動作について説明する。
【0043】
プリドライブ回路28〜32の各回路は、波形制御回路8からの指示に従って、各々正電圧ハイサイド信号入力端子21から入力される正電圧ハイサイド信号DSX1、切換信号入力端子22から入力される切換信号DSX2、正電圧ローサイド信号入力端子23から入力される正電圧ローサイド信号DSX3、負電圧ハイサイド信号入力端子24から入力される負電圧ハイサイド信号DSX4、負電圧ローサイド信号入力端子25から入力される負電圧ローサイド信号DSX5を増幅し、そして各々のプリドライブ回路28〜32に対応して接続されたスイッチ素子33から37を駆動させるように作用する。
【0044】
ここで、スイッチ素子33は、正電圧ハイサイド信号DSX1に基づいてスイッチング動作を行い、スイッチ素子33がオン状態にあるとき、スイッチ素子34を介して、出力端子27へ供給する第1の駆動電圧Xを正の電源電圧Vccに保持する働きをしている。また、スイッチ素子35は、正電圧ローサイド信号DSX3に基づいてスイッチング動作を行い、スイッチ素子35がオン状態にあるとき、正の電源電圧Vccに設定された出力端子27の第1の駆動電圧Xを電気的に接地された電位、例えばGNDレベルにする働きをしている。この際、スイッチ素子34は、切換信号DSX2によってスイッチング動作を行うが、上記スイッチ素子33がオン状態にあるときには、同時にスイッチ素子34もオン状態になるように制御される。
【0045】
一方、図3において、スイッチ素子37は、負電圧ローサイド信号DSX5に基づいてスイッチング動作を行い、スイッチ素子37がオン状態のとき、出力端子27における第1の駆動電圧Xを負の電源電圧である−Vccにするように作用する。また、スイッチ素子36は、負電圧ハイサイド信号DSX4に基づいてスイッチング動作を行い、スイッチ素子36がオン状態にあるとき、負の電圧に設定された出力端子27における第1の駆動電圧Xを電気的に接地された電位、例えばGNDレベルにする働きをしている。そして、上記したスイッチ素子37がオン状態にあるとき、スイッチ素子34はオフ状態になるように制御されている。このように制御されることによって、出力端子27の第1の駆動電圧Xが負の電圧の場合でも、スイッチ素子33とスイッチ素子34とが接続されたところの接続点では、その電位を正電圧に保つことができる。従って、出力端子27へ供給する第1の駆動電圧Xが負電圧の場合でも、スイッチ素子33のスイッチング動作を安定させて行うことができる。
【0046】
尚、図3に示した回路において、スイッチ素子34をスイッチ素子36と略同時のタイミングでオン・オフさせることによって、スイッチ素子36及びプリドライブ回路31を削除することが可能である。
【0047】
以上で説明したように、本発明であるプラズマ表示装置においては、第1の駆動回路5を正及び負の電圧を出力可能とした正負両出力サステイン回路9を用いて構成し、これによって、第2の駆動回路6を構成するサステイン回路の回路規模を縮小させることができる。
【0048】
次に、正負両出力サステイン回路9の第2の実施例について、図4のブロック回路図を用いて説明する。この図4からも明らかのように、正負両出力サステン回路9は、プリドライブ回路44及び45、スイッチ素子46及び47を用いて構成されている。また、ハイサイド信号入力端子42及びローサイド信号入力端子43は波形制御回路8に接続されている。
【0049】
以下、図4に示した回路の動作について説明する。同図において、プリドライブ回路44及び45は、各々ハイサイド信号入力端子42から入力されるハイサイド信号DSXH及びローサイド信号入力端子43から入力されるローサイド信号DSXLを増幅し、各々の回路がスイッチ素子46及び47を作動させるように働く。そして、スイッチ素子46は、ハイサイド信号DSXHに基づいてスイッチ素子46がオン状態にあるとき、出力端子27へ供給する第1の駆動電圧Xを正の電源電圧Vccにするように作用する。また、スイッチ素子47は、ローサイド信号DSXLに基づいてスイッチ素子47がオン状態であるとき、出力端子27の第1の駆動電圧Xを負電源電圧である−Vccにするように作用する。
【0050】
この場合、第1の電極2へ供給される駆動電圧Xの波形は、図7(h)に示されるように、サステイン期間において、Vcc電圧、−Vcc電圧の2値に設定される。上記した波形は、図3に示された回路構成の場合に、その波形が図7(d)に示されるように、Vcc電圧、GND電圧、−Vcc電圧の3値に設定されるのに対して、GND電位に保持される期間が存在しないと言う相違はあるが、第1の電極2を駆動させると言うことに関して、特別な差異を生じない。これによって、図3に示した第1の実施例に比較して、正負両出力サステイン回路の回路規模を縮小させることが出来る。
【0051】
次に、正負両出力サステイン回路の第3の実施例を、図5を用いて説明する。
【0052】
図5に示すように、電力回収回路61は、プリドライブ回路52及び53、スイッチ素子54及び55、ダイオード56及び57、電力回収コンデンサ58、電力回収コイル59及び60を用いて構成されている。また、立下り電力回収信号入力端子50及び立上り電力回収信号入力端子51は、図1または図2に示した波形制御回路8に接続されている。そして、図5に示した第3の実施例は、上記した図4の第2の実施例に比較して、上記した電力回収回路61を付加している点が異なる。
【0053】
図5に示した回路において、プリドライブ回路52及び53は、各々立下り電力回収信号入力端子50から入力される立下り電力回収信号DDN及び立上り電力回収信号入力端子51から入力される立上り電力回収信号DDPを増幅して、各々の信号がスイッチ素子54及び55に入力される。スイッチ素子54は、立下り電力回収信号DDNに基づいてスイッチング動作を行い、スイッチ素子54がオン状態にあるとき、出力端子27に接続された表示パネルの第1の電極2から、電力回収コイル59とダイオード56を介して、電力回収コンデンサ58へ電流を流すように作用する。また、スイッチ素子55は、立上り電力回収信号DDPに基づいてスイッチング動作を行い、スイッチ素子55がオン状態にあるとき、電力回収コンデンサ58から、ダイオード57と電力回収コイル60を介して、出力端子27に接続された表示パネルの第1の電極2へ電力回収コンデンサ58に貯えられた電流を流すよう作用する。
【0054】
上記で述べた作用を行わせることによって、スイッチ素子54と55に流れる電流は、各々電力回収コイル59と60のインダクタンス成分と、出力端子27に接続された第1の電極2が有する容量成分とによって生じる共振電流と言うことになり、この共振電流を流すことによって、出力端子27へ供給する第1の駆動電圧Xの立下り期間及び立上り期間に発生するスイッチ素子47及びスイッチ素子46での損失を低減することができる。
【0055】
図5において、一例として電力回収コンデンサ58の一端を電気的に接地した場合(実線)と、負の電源入力端子26に接続した場合(一点鎖線)を示した。後者の電力回収コンデンサ58の一端を負電源入力端子26に接続した場合(一点鎖線)、スイッチ素子46または54等が破壊しても電力回収コンデンサ58が耐えられるようにその定格電圧を2Vccに設定する必要がある。一方、電力回収コンデンサ58の一端を接地した場合(実線)、 スイッチ素子46または54等が破壊しても電力回収コンデンサ58の両端にかかる電圧をVcc以内に抑えることが可能であって、この場合にはより小さい電力回収コンデンサを使用することが出来る。
【0056】
上記した回路において、立下り電力回収信号入力端子50から入力される立下り電力回収信号DDN及び立上り電力回収信号入力端子51から入力される立上り電力回収信号DDPの動作波形を、各々図7(i)及び(j)に例示するように制御されている。
【0057】
次に、正負両出力サステイン回路について、第4の実施例を図6を用いて説明する。図6に示した実施例では、上記した図5の実施例に対して、電力回収コンデンサ58を削除し、そしてスイッチ素子54とスイッチ素子55との接続点で電気的に接地されている点が異なる。
【0058】
以下、図6に示した回路の動作について説明する。同図において、プリドライブ回路52と53は、各々立下り電力回収信号入力端子50から入力される立下り電力回収信号DDN及び立上り電力回収信号入力端子51から入力される立上り電力回収信号DDPを増幅して、夫々スイッチ素子54及び55に入力される。そしてスイッチ素子54は、立下り電力回収信号DDNに基づいてスイッチング動作を行い、スイッチ素子54がオン状態であるとき、出力端子27に接続された第1の電極2から、電力回収コイル59及びダイオード56を介して、電気的に接地されているアースへ電流を流すように作用する。また、スイッチ素子55は、立上り電力回収信号DDPに基づいてスイッチング動作を行い、スイッチ素子55がオン状態であるとき、電気的に接地されているアースから、ダイオード57及び電力回収コイル60を介して、出力端子27に接続された第1の電極2へ電流を流すように作用する。
【0059】
上記した動作において、スイッチ素子54及び55に流れる電流は、電力回収コイル59、60のインダクタンスと、出力端子27に接続された第1の電極2が有する容量とによって生じる共振電流となる。従って、出力端子27へ供給される第1の駆動電圧Xの立下り及び立上りの期間において、上記した共振電流を流すことにより、スイッチ素子47及びスイッチ素子46が作動するときに発生する損失を低減させることが出来る。
【0060】
図6に示した回路を用いた場合は、図5に示した第3に実施例に比較して、電力回収コンデンサ58を削除することが出来、またサステイン回路の回路規模を更に簡略化することが出来る。
【0061】
【発明の効果】
以上で述べたように、放電現象を利用した表示装置において、第1の電極に駆動電圧を供給するための駆動回路に、正及び負電圧を出力可能な正負両出力サステイン回路を用いることによって、第2の電極に駆動電圧を供給するための駆動回路を簡略化することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である第1の実施例を説明するブロック回路図である。
【図2】本発明である第2の実施例を説明するブロック回路図である。
【図3】本発明の正負両出力サステイン回路に関する第1の実施例を説明するブロック回路図である。
【図4】本発明の正負両出力サステイン回路に関する第2の実施例を説明するブロック回路図である。
【図5】本発明の正負両出力サステイン回路に関する第3の実施例を説明するブロック回路図である。
【図6】本発明の正負両出力サステイン回路に関する第4の実施例を説明するブロック回路図である。
【図7】本発明である各電極に印加される駆動電圧を説明するための動作波形図である。
【符号の説明】
1、100…表示パネル、2…第1の電極、3…第2の電極、4…アドレス電極、5…第1の駆動回路、6…第2の駆動回路、7…アドレス駆動回路、8…波形制御回路、9…正負両出力サステン回路、10、12…リセット回路、11…第1のサステインパルス発生回路、13…スキャン回路、20…リセット入力端子、21…正電圧ハイサイド信号入力端子、22…切換信号入力端子、23…正電圧ローサイド信号入力端子、24…負電圧ハイサイド信号入力端子、25…負電圧ローサイド信号入力端子、26…負の電源入力端子、27…出力端子、28〜32…プリドライブ回路、33〜37…スイッチ素子、38〜40…ダイオード、44、45…プリドライブ回路、46、47…スイッチ素子、50…立下り電力回収信号入力端子、51…立上り電力回収信号入力端子、52、53…プリドライブ回路、54、55…スイッチ素子、58…電力回収コンデンサ、59、60…電力回収コイル、61…電力回収回路、70…正電圧サステイン回路、71…負電圧サステイン回路。
Claims (9)
- 略平行に配置された第1の電極及び第2の電極と、該第1の電極及び第2の電極に略直交して配置されたアドレス電極とを、放電領域を挟んで対向させてなる表示パネルと、前記第1の電極を駆動させるための第1の駆動回路と、前記第2の電極を駆動させるための第2の駆動回路と、前記アドレス電極を駆動させるためのアドレス駆動回路と、制御信号を発生させるための波形制御回路とを備え、
前記第1の駆動回路は、前記第1の電極に正及び負のサステイン電圧を印加する正負両出力サステイン回路であり、
前記第2の駆動回路は、前記第2の電極にスキャン用電圧パルスを印加するためのスキャンパルス発生回路と、前記スキャン用電圧パルスの印加後であって前記正及び負のサステイン電圧の印加前の期間に正の第1のサステイン電圧パルスを前記第2の電極に印加し、前記正及び負のサステイン電圧の印加開始前に前記第1のサステイン電圧パルスを停止させるように動作する第1サステインパルス発生回路とを備え、
前記アドレス駆動回路は、前記第1のサステイン電圧パルスの印加に同期させて正電圧パルスを前記アドレス電極に印加するように構成したことを特徴とする表示装置。 - 前記正負両出力サステイン回路は、前記第1の電極に正電圧サステインパルスを供給するための正電圧サステイン回路と、負電圧サステインパルスを供給するための負電圧サステイン回路とを備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記正負両出力サステイン回路は、前記第1の電極に正電圧を印加するための正電圧スイッチ素子と、負電圧を印加するための負電圧スイッチ素子とを備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記第1の電極と、電気的に接地されたアースとの間に、電力回収回路が接続されてなることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記電力回収回路は、電力回収コイルと電力回収スイッチと電力回収コンデンサとを備えてなる直列回路を用いて構成されたことを特徴とする、請求項4に記載の表示装置。
- 前記電力回収回路は、電力回収コイルと電力回収スイッチとを有してなる直列回路を用いて構成されたことを特徴とする、請求項4に記載の表示装置。
- 前記第1の駆動回路は、前記第1の電極と電気的に接地されたアースとの間に、電力回収コイルと電力回収スイッチとからなる電力回収回路が接続されてなることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記表示パネルの放電開始電圧が、前記第2の電極と前記アドレス電極との間に比較して、前記第1の電極と前記第2の電極との間で大きいことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記アドレス駆動回路は、前記第1のサステイン電圧パルスが印加されている期間、または前記前記正及び負のサステイン電圧のパルスが前記第1の電極に印加されるまでの期間に、前記正電圧パルスを発生させるように構成したことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24693099A JP4329180B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 表示装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24693099A JP4329180B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 表示装置及びその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001075526A JP2001075526A (ja) | 2001-03-23 |
JP4329180B2 true JP4329180B2 (ja) | 2009-09-09 |
Family
ID=17155875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24693099A Expired - Fee Related JP4329180B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 表示装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4329180B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100458581B1 (ko) * | 2002-07-26 | 2004-12-03 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동 장치 및 그 방법 |
JP2005309397A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-11-04 | Samsung Sdi Co Ltd | プラズマディスプレイパネル、プラズマディスプレイ装置及びプラズマディスプレイパネルの駆動方法 |
KR100551010B1 (ko) | 2004-05-25 | 2006-02-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 패널의 구동 방법 및 플라즈마 표시 장치 |
KR100550995B1 (ko) | 2004-06-30 | 2006-02-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 패널의 구동 방법 |
US7656367B2 (en) * | 2004-11-15 | 2010-02-02 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Plasma display device and driving method thereof |
KR100922347B1 (ko) | 2004-11-24 | 2009-10-21 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 장치 및 플라즈마 표시 패널의 구동 방법 |
KR100739062B1 (ko) * | 2005-10-17 | 2007-07-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 장치 및 그 구동 방법 |
WO2007057957A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited | プラズマディスプレイ装置 |
WO2009104243A1 (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | 株式会社日立製作所 | プラズマディスプレイ装置 |
-
1999
- 1999-09-01 JP JP24693099A patent/JP4329180B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001075526A (ja) | 2001-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI248052B (en) | Capacitive load drive circuit and plasma display apparatus | |
US20020097237A1 (en) | Circuit for driving flat display device | |
JP4162434B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動方法 | |
KR100441519B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동 장치 및 그 방법 | |
JPH11282416A (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動回路、その駆動方法およびプラズマディスプレイパネル装置 | |
JPH08278765A (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動回路 | |
JP4329180B2 (ja) | 表示装置及びその制御方法 | |
JP2002351388A (ja) | プラズマディスプレイ装置 | |
US20010026254A1 (en) | Driving method for plasma display panel | |
US5995069A (en) | Driving system for a plasma display panel | |
US6922180B2 (en) | Driving apparatus of display panel | |
JP3269451B2 (ja) | 表示装置の駆動回路 | |
US20060077133A1 (en) | Plasma display device and driving method thereof | |
US7307603B2 (en) | Driving circuit, driving method, and plasma display device | |
WO2005114627A1 (ja) | プラズマディスプレイ装置 | |
JP5086639B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動装置 | |
US20080238908A1 (en) | Driving circuit device of plasma display panel and plasma display apparatus | |
JP2000181405A (ja) | 表示パネルの駆動方法及び表示装置 | |
US6975311B2 (en) | Apparatus for driving display panel | |
JP4012529B2 (ja) | プラズマディスプレイパネル及びその駆動方法 | |
CN101599246B (zh) | 等离子体显示装置和等离子体显示面板的驱动方法 | |
JPWO2007023526A1 (ja) | プラズマディスプレイ装置 | |
US20070285353A1 (en) | Plasma display apparatus and drive circuit with reduced effect of surge voltage | |
JP2000250484A (ja) | 表示パネルの駆動装置 | |
JP3415247B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060403 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060417 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090526 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090608 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |