JP4329072B2 - テストパターン発生装置、撮像装置、画像出力装置、及び高精細画像表示システム - Google Patents

テストパターン発生装置、撮像装置、画像出力装置、及び高精細画像表示システム Download PDF

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Description

本発明は、例えばHDTV(High Definition Television:ハイビジョン)以上の画素数を持つ撮像装置を用いて被写体を撮像して映像信号を生成し、この映像信号を表示装置に伝送してフィルム(シネマ)並みの高画質でスクリーンに表示する、高精細画像表示システムの調整に用いるテストパターン発生装置、撮像装置、画像出力装置、及び高精細画像表示システムに関する。
高精細画像表示システムでは、被写体をフィルム並みの高精細の画素数(垂直方向の画素数を2000画素以上)で撮像して表示するために、HDTV標準規格による画像の画素数の整数倍として構成した1画面の映像信号を出力する高精細撮像装置を用いる。
例えば、図15(A)に示すような高精細画像(3840画素x2160ライン)を用いる。この画像はHDTV標準規格による画像(1920画素x1080ライン)の4倍の画素数を有する。
この高精細画像を1画面の映像信号として伝送する場合は、伝送量が多く高速なため一度に伝送することは非常に困難である。このため、1画面を4つに分割してHDTV標準規格に基づく4チャンネルの映像信号として並列に伝送し、表示装置側で1画面の画像として表示する。この従来の高精細画像表示システムを図16に示す。
図16に示す高精細画像表示システムは、被写体1をフィルム並みの高精細の画素数で撮像し1画面分の映像信号として出力する撮像装置2、撮像装置2から出力された1画面分の映像信号をHDTV標準規格の4チャンネルの映像信号に分割する4分割装置3、4分割装置3から出力される4チャンネルの各映像信号をHDTV映像信号に変換するSDI変換装置5、各HDTV映像信号の圧縮を行うHDTV用MPEGエンコーダ6で映像信号を生成する側を構成する。
圧縮された映像信号を伝送ケーブル10により映像信号を画像として表示する側に伝送する。伝送方法は4本の伝送ケーブルで伝送する方法が一般的であるが、ケーブル長の差による伝送時間への影響が出やすいので光変調し一本の光ケーブルを使用する例が提案されている。
伝送ケーブル10により伝送された映像信号を受信し画像として表示する側は、まず4チャンネルの各HDTV映像信号の伸長を行うHDTV用MPEGデコーダ7、伸長された4チャンネルのHDTV映像信号を1画面として表示する表示装置9、で構成する。
そして、1画面の高精細画像から4チャンネルのHDTV映像信号による画像を生成する側では、まず被写体1を撮像装置2で撮像して3840画素x2160ラインの1画面用の映像信号による画像に変換し、次の4分割装置3で図15(A)に示すように1チャンネルが1920画素x1080ラインのHDTVの画素数と等しい4チャンネルの映像信号CH1,CH2,CH3,CH4に分割する。
この分割した4チャンネルの映像信号をSDI信号変換装置5により、HDTV標準規格(BTAS−004B)に基づくHDTV映像信号SD1,SD2,SD3,SD4に変換しHDTV用MPEGエンコーダ6に送る。
HDTV用MPEGエンコーダ6ではMPEG方式による圧縮を行い、この圧縮により情報量を削減した圧縮信号M1,M2,M3,M4を生成し、伝送ケーブル10に送る。伝送量に余裕のある場合は、画質劣化を避けるため、出来るだけ圧縮率を下げる。
そして、伝送ケーブル10から4チャンネルのHDTV映像信号を受信し表示する側は、まず圧縮信号M1,M2,M3,M4をHDTV用MPEGデコーダ7に設置された4台のMPEGデコータで伸長し、4チャンネルのHDTV標準規格の伸張済み映像信号D1,D2,D3,D4を得る。
次に4チャンネルの映像信号D1,D2,D3,D4を、表示装置9に送り図示していないスクリーンに1画面の映像として投影し表示する。このようにして、従来の高精細画像表示システムは、フィルム並みの被写体1の高精細な映像を表示していた。
ところで、この従来の高精細画像表示システムでは、HDTV用MPEGエンコーダ6やHDTV用MPEGデコーダ7が高価で入手が容易ではないため、複数台同じ機種を揃えるのは困難な場合が多い。
このため、4チャンネルの映像信号を全て同じ圧縮率や伸張方法で扱うことが出来ず、各チャンネルの映像信号におけるH(水平方向),V(垂直方向)の位相や画質に著しい差を生じており、特にひどい場合は、各チャンネルの映像信号間でフレーム単位の時間差が発生することがある。
このフレーム間の時間差を調整するために、図15(B)に示すように各チャンネルの境界部分で動いている被写体1を撮像し、この被写体1の動きが自然になるよう、HDTV用MPEGエンコーダ6やHDTV用MPEGデコーダ7に付加されているフレームメモリを用い、調整している。
また、HDTV用MPEGエンコーダ6やHDTV用MPEGデコーダ7により、分割された各チャンネルの映像信号のHブランキング付近における映像が数画素分マスクされたり、Vブランキング付近が数ライン分マスクされたりしている。
そのようなマスク処理が、各チャンネル個々にかかっている4チャンネルの映像信号を1画面に合成して表示する際に、4チャンネルの映像信号の境界部分での画像のつなぎ目が無くなり合成された画面中央部分で映像が欠けて表示されるという問題が生じる。
そのような場合には、例えば各チャンネルの境界部分に出来るだけ細かい模様の静止している被写体1を撮像して、撮像装置2側と表示装置9側との両方に内蔵されているH,V位相調整機能を用いて4チャンネルの境界部分に隙間や抜けができないよう、この静止した被写体1の映像を表示装置に表示させながら調整している。
特開平8−251544号公報 特開2000−312311号公報 特開2002−135772号公報
しかし、従来の動いている被写体や静止している被写体を、撮像装置で撮像して得た映像信号による画像を使用して調整を行う方法では、サッカー場や陸上競技場あるいはスタジオ等の撮影現場で、これらの調整に最適な被写体が常時確保できるとは限らず、特に時間に限定がある実況中継においては、画面中央の境界部分や各チャンネル間におけるフレーム単位の時間差調整が不十分なまま、高精細画像表示システムを稼働させなければならないという問題点がある。
そこで本発明は、上述した問題点を解決して、フレーム単位で生ずる各チャンネルの時間差を容易に調整し、かつ、ブランキング部分の映像のマスク処理が各チャンネル個々に異なっているつなぎ目付近の映像に隙間や抜けが出来ないよう迅速に調整出来る、高精細画像表示システムのテストパターン発生装置とそれを用いた撮像装置、画像出力装置、及び高精細画像表示システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明のテストパターン発生装置は、1の画像を分割して得られる複数の小画像に対してそれぞれテストパターン信号を付加し前記小画面上にテストパターンを表示させるテストパターン信号発生装置において、前記テストパターンが、前記小画像のそれぞれの最外周部に破線として表示され、互いに隣り合う前記小画像に表示された前記破線における線分が、隣り合う前記小画像の間で互いに対向しない位置に表示されるようなテストパターン信号が出力されるものである。
上記目的を達成するため、第2の発明のテストパターン発生手段は、第1の発明における小画面が、高精細度テレビジョン方式で表示されていることを特徴とするものである。
上記目的を達成するため、第3の発明の高精細画像表示システムは、高精細度テレビジョン方式の画像を構成する画素数よりも画素数が多い画像である超高精細度テレビジョン方式の1の画像を、複数組の前記高精細度テレビジョン方式の画像に分割し、前記組を単位として圧縮符号化して伝送し、前記分割・圧縮符号化・伝送された複数組の画像を受信し前記圧縮符号化とは相補的に伸張復号化して前記超高精細度テレビジョン方式の画像と同一の画素数で表示する高精細画像表示システムであって、前記表示される複数組の画像の境界端部において表示される画像が連続するようにそれぞれの水平、垂直方向の位相を調整する位相調整装置(H,V位相調整器4)と、前記表示される複数組の画像におけるそれぞれのフレーム時間差を調整し、同一のフレーム時間となるよう調整するフレーム時間調整装置(フレーム同期用バッファーメモリ8)と、超高精細度テレビジョン方式の1の画像を静止画と動画が混在する図形で構成するテストパターンとして発生するテストパターン発生装置と、を有し、前記位相調整装置と前記フレーム時間調整装置による前記複数組の画像の調整を同時に行うものである。
上記目的を達成するため、第4の発明の撮像装置は、1の画像を構成する複数の画素を有し、被写体光像を撮像して前記1の画像の映像信号として出力する撮像素子と、 枠状の破線からなるテストパターンを生成するテストパターン信号を出力するテストパターン信号発生装置と、前記撮像素子から出力された前記映像信号と、前記テストパターン信号発生装置から出力された前記テストパターン信号とが入力すると共に、前記映像信号と前記テストパターン信号とを切り替えて出力する信号切り替え装置と、を備え、前記テストパターン信号発生装置は、前記1の画像が複数の小画像に分割された場合の各前記小画像の最外周部に対応した位置に前記テストパターンを表示させると共に、互いに隣り合う前記小画像の前記テストパターンの前記破線における線分が隣り合う前記小画像の間で互いに対向しない位置に表示させるよう前記テストパターン信号を出力するものである。
上記目的を達成するため、第5の発明の画像出力装置は、第4の発明に記載の撮像装置と、前記映像信号を前記小画像に対応するよう分割してそれぞれ出力する分割装置とを備える。
本発明のテスト信号発生手段によれば、調整用の動いている被写体や静止している最適な被写体のない、サッカー場や陸上競技場あるいはスタジオ等の撮影現場で、簡単に、フレーム単位で生ずる各チャンネルの時間差を調整し、かつ、ブランキング部分の映像の位置処理が各チャンネル個々に異なっているつなぎ目付近の映像に隙間や抜けが出来ないよう迅速に調整出来る効果がある。
以下、本発明の実施の最良の形態につき、好ましい実施例により図面を参照して説明する。
図1に本発明に係るテスト信号発生装置を用いて高精細画像を表示する高精細画像表示システムの概要図を示す。
この高精細画像表示システムの中で映像信号を生成する側は、まず、被写体1をフィルム並みの高精細の画素数で撮像し1画面分の映像信号として出力する撮像装置2、撮像装置2から出力された1画面分の映像信号を4チャンネルの映像信号に分割する4分割装置3、分割された4チャンネルの各映像信号のH,V位相を調整するH,V位相調整装置4、位相調整された4チャンネルの各映像信号を4チャンネルのHDTV映像信号に変換するSDI変換装置5、そして各HDTV映像信号の圧縮を行うHDTV用MPEGエンコーダ6で構成する。
そして、HDTV用MPEGエンコーダで圧縮したHDTV映像信号を伝送ケーブル10により表示装置側に伝送する。
次に、圧縮して伝送したHDTV映像信号を受信し表示する表示装置側は、まず、4チャンネルの各HDTV映像信号の伸張を行うHDTV用MPEGデコーダ7、HDTV用MPEGデコーダ7で伸張した4チャンネルのHDTV映像信号において、フレーム単位の時間差を調整するフレーム同期用バッファーメモリ8、フレーム単位の時間差の無い4チャンネルのHDTV映像信号を1画面として表示する表示装置9、で構成する。
この4チャンネルのHDTV映像信号を1画面として表示する表示装置9で構成する高精細画像表示システムの動作例について説明する。まず、映像信号を生成する側では、最初に被写体1を、撮像装置2で撮像してR,G,B3色からなる3840画素x2160ラインの1画面用の映像信号に変換し、次の4分割装置3で図13(A)に示すような1920画素x1080ラインの映像信号CH1,CH2,CH3,CH4に分割する。
この分割した4チャンネルの映像信号をH,V位相調整装置4で特に各チャンネルの境界部分に隙間や抜けが出来ないよう各色の映像信号において1画素、1ライン単位で詳細に調整する。
次に、SDI信号変換装置5により、1920画素x1080ラインのR、G、B3色のCH1,CH2,CH3,CH4の映像信号を、HDTV標準規格(BTAS−004B)に基づくHDTV映像信号SDIch1,SDIch2,SDIch3,SDIch4に変換しHDTV用MPEGエンコーダ6に送る。
HDTV用MPEGエンコーダ6ではMPEG方式による圧縮を行い、この圧縮により情報量を削減した圧縮信号M1,M2,M3,M4を生成し、伝送ケーブル10に送る。伝送量に余裕のある場合は、画質劣化を避けるため、出来るだけ圧縮率を下げる。
そして、伝送ケーブル10から映像信号を受信し表示する表示装置側は、まず圧縮信号M1,M2,M3,M4をHDTV用MPEGデコーダ7に装着されている4台のMPEGデコータで伸張し、4チャンネルのHDTV標準規格の伸張済み映像信号D1,D2,D3,D4に変換する。
伸張済み映像信号D1,D2,D3,D4はフレーム同期用バッファーメモリ8に送られて各チャンネルの映像信号におけるフレーム間の時間差を調整し、フレーム間の時間差の無い映像信号F1,F2,F3,F4を得る。
次に4チャンネルのフレーム間に時間差の無い映像信号F1,F2,F3,F4を、表示装置9に送り図示していないスクリーンに1画面の映像として投影し表示する。
このようにして、4チャンネルの映像信号を、H,V位相調整装置4で特に各チャンネルの境界部分に隙間や抜けが出来ないよう各色の映像信号において1画素、1ライン単位で詳細に調整し、ついで、フレーム同期用バッファーメモリ8により伸張済み映像信号D1,D2,D3,D4のフレーム間の時間差を調整することにより、図1の高精細画像表示システムは、フィルム並みの被写体1の高精細な映像を表示する。
実施例2として、各チャンネルのフレーム間に時間差を生じた場合の調整に用いる、本発明に係るテスト信号発生装置から出力されるテストパターンによるテスト信号例及び使用例を説明する。
まず、図2に本発明に係る撮像装置2の一例を示す。図2の撮像装置2は、被写体1を撮像して映像信号に変換する映像信号発生装置20、テスト信号と映像信号とを切り替える切替部21、テスト信号を出力するテスト信号発生装置22、外部からテスト信号発生装置22を制御するスイッチ23で構成する。
そして、映像信号発生装置20は撮像素子R、撮像素子G、撮像素子Bから構成され、撮像素子Rは被写体1の赤色成分、撮像素子Gは緑色成分、撮像素子Bは青色成分の光をそれぞれ受光して映像信号R0、映像信号G0、映像信号B0に変換する。
各撮像素子はCCDあるいはCMOSの固体撮像素子からなり、3840ドットx2160ドットの有効画素をそれぞれ有している。
テスト信号発生装置22からは、映像信号発生装置20から出力される映像信号R0、映像信号G0、映像信号B0に相当するテスト信号TR0,TG0,TB0を出力する。すなわち、撮像素子の3840ドットx2160ドットに相当する高画質の赤色成分、緑色成分、青色成分のテスト信号である。
そして、被写体1を撮像して映像信号R0,G0,B0を用いる時はスイッチ23から出力される制御信号SW0をHighにして切替部21のSWR,SWG,SWBのスイッチを映像信号側に接続する。
一方、テスト信号TR0,TG0,TB0を用いる時は、スイッチ23から出力される制御信号SW0をLowにして切替部21のSWR,SWG,SWBのスイッチをテスト信号側に接続する。
次に、このテスト信号について説明する。まず表示装置9により表示された4チャンネルの映像信号のフレーム間に時間差が生じている場合に用いるテストパターン例を図3に示す。
このテストパターンは1フレーム毎に画面中央の四角形の大きさを変化させるもので、図では(A)から(D)まで1フレーム毎に大きくし、それ以後は同様のパターンを繰り返す。
テストパターンの中央部の四角形部分は白色(R0=G0=B0)とし、見やすくするため略75%レベルに設定する。周辺部の斜線は略10%のグレーレベルとする。
このようなテストパターンを用いると、例えば図4に示すようにCH2の映像信号が1フレーム遅れていたとすると、CH2の表示画面のみが他の3チャンネルの映像信号と異なるつながりの無いテストパターンを表示する。従って、フレーム単位での時間差によるずれが容易に見つけられるから、フレーム同期用バッファーメモリ7を用いてCH2の時間ずれを修正する。
更に詳細に調整する場合には、図5(A)に示すテストパターンを用いる。このテストパターンは、画面中央から白い四角の図形で、1フレームごとに面積が大きくなる。そして、画面のバック(背景)は輝度の低い灰色(略輝度10%)、白い四角の図形は輝度略75%の白にする。この白い四角の図形は1フレームごとに、横に16画素分ずつ、縦に16ライン分ずつ大きくなるようにする。
そうすると、白い四角の図形が徐々に大きくなり16フレームに達すると元に戻し、再び画面中央から四角の図形を発生させてこれを繰り返す。
そして、横に16画素間隔、縦に16ライン間隔で1画素、1ライン幅で輝度略50%の四角の灰色線をテストパターンに固定して付加し常時画面に表示する。
このテストパターンを用いると、表示装置で4チャンネルの伸張済みの映像信号を1画面として表示させたときに、4チャンネル間がフレーム単位で時間差がなければ白い四角の図形は正しく表示する。しかし、4チャンネル間がフレーム単位で時間差があると図5(B)のように白い四角の図形は、ずれて見える。
例えば、遅れているチャンネルの白い四角の図形は小さくなり、進んでいると白い四角の図形は大きくなる。フレームのずれは、横に16画素間隔、縦に16ライン間隔で1画素、1ライン幅で輝度略50%の四角の灰色線を目盛りにすることにより、何目盛りずれているかが測定できる。1目盛りずれていると1フレームの時間差が生じていることが判明する。
図5(B)のようにCH2の映像信号が、白い四角の図形で2目盛りずれて表示された場合、CH2の映像信号だけ2フレーム進んで表示されている。従って、フレーム同期用バッファーメモリ7でCH2の映像信号の時間を2フレーム遅延させる。このようにこのテストパターンを用いれば、視覚的にずれ量が何フレームあるか明瞭に判定出来る。
フレーム間に時間差が生じている場合に用いるテストパターンとしては、必ずしも4角の図形でなくても良い。例えば図6(A)に示すような円の図形や図6(B)に示すような直線の組み合わせでも良く、視覚的にずれが分かるようなテストパターンを設定する。
次に、実施例3として、各チャンネルの境界部分に画素及びラインの位相ずれを生じた場合に用いるテストパターン例と使用例を説明する。
まず、図7に示すように、画素及びラインの位相ずれを検出するために、各チャンネルの映像の周辺部における1画素及び1ライン部分に破線となるテストパターンを作成し、テスト信号としてテスト信号発生装置22から出力する。
ただ、1画素及び1ラインのみの破線では、位相ずれによっては見えなくなってしまうので、実際には境界部分とそこから4画素及び4ライン離れたところに同様の破線を配置して置く。
破線の例として図8に垂直方向のずれを検出するためのテストパターン例を拡大して示す。この8画素からなる破線部分の位置は、例えば図8(A)に示すようにCH1とCH3では、それぞれの連続線部分が重ならないようにずらして設定する。
このように、テストパターンを配置すると、図8(B)に示すように、CH3側のラインの位相がずれた場合、図8(A)では境界部で破線が繋がっているように見えたテストパターンが、CH3側が抜けてしまうため、完全な破線となり、CH3側のラインの位相がずれたことが直ちに視覚により判断出来る。
次に、図9に各チャンネル間の画素の位相ずれを検出するために、各チャンネルの境界部分とそこから4画素離れた垂直ドット方向に8ドットの破線のテストパターンを配置した例を示す。そして、破線部分の位置は、例えば図9(A)に示すようにCH1とCH2では、破線が交互となるように設定する。このように交互になるように設定すれば境界部では繋がって連続線のように見える。
従って、各チャンネルにこのテストパターンを配置すると、図9(B)に示すように、CH2側の画素の位相がずれた場合、正常な位相の図9(A)では境界部で繋がって連続線のように見えたテストパターンが、完全な破線となり、CH2側の画素の位相がずれたことが直ちに視覚により判断出来る。
そして、図10に各チャンネルの境界部分に画素及びラインの位相ずれを生じた場合に用いるテストパターンを1画面にまとめた例を示す。このようなテストパターンをテスト信号とすることにより、各チャンネルの境界部分に画素及びラインの位相ずれを生じた場合、簡単に位相ずれを発見出来る。
次に実施例4として、フレームずれの無い4チャンネルの映像信号を得るために、4分割された各チャンネルの映像信号のブランキング部分に、テストパターン識別信号とフレームデータを重畳させた例と、その使用方法について説明する。
図11はフレームずれの無い4チャンネルの映像信号を得るために、高精細画像表示システムにフレーム番号付加装置31とフレームカウンタ32を、4分割装置3と位相調整器4の間に設定した構成図である。
図11の4分割装置3において、今まで1画面であった映像信号R1,G1,B1を4チャンネルの映像信号CH1,CH2,CH3,CH4に変換した後フレーム番号付加装置31によりフレームカウンタ32から発生されるフレームデータC0を各チャンネルの映像信号のブランキング部分に付加して位相調整器4に送る。
各チャンネルの映像信号のブランキング部分に付加するデータは、例えばHDTV信号の標準規格に基づいた補助データに挿入する。
図12にHDTV規格として定められている補助データのパケット構造BTAS−005Bを示す。以下この内容について具体的に説明する。
ADFは000h,3FFFh,3FFFhと決められている。DIDは例としてデータ識別番号の使用区分のユーザ用として50hを設定する。SDIDは01h〜FFhまで使用可能で、例として01hとする。
UDWはユーザデータワードで004h〜3FBhまで使用可能である。ここにテストパターン識別信号とフレームデータを割り振る。例としてUDWの1ワードである10bitのうち、下位から5〜8bitの4bit分のデータにテストパターン識別信号を割り振る。
テストパターンを発生させるモードに切り替えたときは、この4bitデータを1hexとし、通常の撮像モードのときは2hexとする。
そして、下位の1〜4bit目にフレームデータを重畳する。フレームデータとしての4bitの値は、テストパターンモードに切り替わった時点のフレーム番号を分割した4チャンネル全てを0hexとして、次のフレーム番号を1hex、さらに次を2hexという具合にフレームごとに1hexづつ増やしてFhexまでカウントし終了する。
Fhexまでカウントしたら、次のフレーム番号は再び0hexにする。このようにして各チャンネルのフレーム番号を順次0〜Fhex(0〜15)の繰り返しとする。
映像信号における補助データの挿入場所は、例として1ライン目の0画素を先頭にG(緑色信号:輝度相当)データ系列のブランキング部分に挿入する。
このようにして、ブランキング部分にテストパターン識別信号とフレームデータを重畳した4チャンネルのRGB信号全てを、位相調整器4で位相調整を行った後、図13に示すSDI信号変換装置33により、HDTV用のシリアルデジタル信号BTAS−004B(SDI信号)であるSDIch1,SDIch2,SDIch3,SDIch4に並列変換して出力する。
このテストパターン識別信号とフレームデータが挿入された4並列のSDI信号を、図1に示すMPEGエンコーダ6で圧縮し、伝送ケーブル10を経由してMPEGデコーダ7で伸張した後フレーム同期用バッファーメモリ8に加える。
そして、フレーム同期用バッファーメモリ8では、1ライン目の0画素部分から挿入されたパケット構造のデータをそれぞれのチャンネルで識別し、そのデータ補助データのUDWのうち、5〜8bit目をテストパターン識別信号、1〜4bit目をフレームデータとして読み取る。
まず、テストパターン識別信号が1hex以外であれば、フレーム同期用バッファーメモリ8のフレーム調整は行わず、現在の設定のままとする。
このテストパターン識別信号が1hexであれば、フレーム同期用バッファーメモリ8のフレーム調整は図14に示すフローチャートに従い設定する。以下図14のフレーム自動調整用のフローチャートを説明する。
まず、データ補助データのUDWを読み取りCH1のフレームデータが最大カウント値Fhex(15)に対し中間の8hexであるかを判断する。
もし8hexであれば他のチャンネルとフレームデータを比較する。8hexでなければ、フレーム調整は現在の調整値を次のフレームまで保持する。
CH1のカウント値が8hexの場合に、他のチャンネル、例えばCH2が同じカウント値であれば(A=CH2のカウント値−CH1のカウント値=0の場合)、フレーム調整は現在の調整値を次のフレームまで保持する。
もしCH2のカウント値がAフレーム分多い場合(A>0)、CH2のフレーム調整においてAフレーム分時間を遅らせる。逆にCH2のカウント値がAフレーム少ない場合(A<0)、CH2のフレーム調整において|A|フレーム分時間を進ませる。
そして、上記の方法によるフレームの時間調整を、CH3,CH4に対しても同様に行う。これにより、テスト信号に設定モードを変えるだけで、フレーム調整を自動的に行うことが出来る。
また、図10に示されたテストパターンをテスト信号として用いて表示装置で確認することにより、各チャンネルの映像信号が正しく同一のフレームに調整されたかを視覚的に確認することが出来る。このテスト信号から通常の撮影による映像信号に切り替えた時に、調整値を保持することで、通常の撮影による映像信号に切り替えた時もそのままフレームの同期がとれた状態を維持出来る。
いままで、1画面を4チャンネルに分割した場合の例を説明したが、分割数は複数であれば同様に対応できる。またテスト信号発生装置22は1つのテストパターンのみでなく複数のテストパターンあるいは画像データとしてもよい。
例えば、テストパターンは、白色の四角の図形のみでなく、動く図形や線であれば三角や円等どのような形でも良く、また斜め線が動くように設定してフレームのずれが判るようにしても良い。
また、境界部分のずれを判別するためには、分割した画像のつなぎ目が正しく表示されていることが判るものであれば、特に破線に限らず、実線にしても、さらに斜め線にしてもよい。
本発明に係る高解像度画像表示システムにおけるテスト信号発生装置の配置を示す図である。 本発明に係るテストパターンの動作例を示す図である。 本発明に係るテストパターンの具体的な実施例を示す図である。 本発明に係るテストパターン例を示す図である。 本発明に係るテストパターンの垂直部分の境界における詳細部分を示す図である。 本発明に係るテストパターンの他の例を示す図である。 本発明に係る破線を用いたテストパターン例を示す図である。 本発明に係るテストパターンを用いて垂直部分の境界における表示例を示す図である。 本発明に係るテストパターンの水平部分の境界における詳細部分を示す図である。 本発明に係る1画面分のテストパターンによる垂直部分の境界における詳細部分を示す図である。 本発明に係る高解像度画像表示システムにおけるフレーム番号付加装置の配置を示す図である。 補助データのパケット構造を示す図である。 本発明に係る高解像度画像表示システムにおけるSDI信号変換装置の配置を示す図である。 本発明に係るフレーム調整のフローチャートを示す図である。 高精細画像の構成を示す図である。 従来の高解像度画像表示システムの概要を示す図である。
符号の説明
1 被写体
2 撮像装置
3 4分割装置 (分割)
4 H,V位相調整器 (位相調整装置)
5 SDI信号変換装置
6 MPEGエンコーダ (圧縮符号化)
7 MPEGデコーダ (伸張複合化)
8 フレーム同期用バッファーメモリ (フレーム時間調整装置)
9 表示装置
10 伝送ケーブル
20 映像信号発生装置
21 切替部 (切り替え装置)
22 テスト信号発生装置 (テストパターン発生手段)
23 スイッチ
31 フレーム番号付加装置 (フレーム時間付加装置)
32 フレームカウンタ





Claims (5)

  1. 1の画像を分割して得られる複数の小画像に対してそれぞれテストパターン信号を付加し前記小画面上にテストパターンを表示させるテストパターン信号発生装置において、
    前記テストパターンが、前記小画像のそれぞれの最外周部に破線として表示され、互いに隣り合う前記小画像に表示された前記破線における線分が、隣り合う前記小画像の間で互いに対向しない位置に表示されるようなテストパターン信号が出力されることを特徴とするテストパターン信号発生装置
  2. 前記小画像は、高精細度テレビジョン方式で表示されていることを特徴とする請求項1記載のテストパターン信号発生装置
  3. 高精細度テレビジョン方式の画像を構成する画素数よりも画素数が多い画像である超高精細度テレビジョン方式の1の画像を、複数組の前記高精細度テレビジョン方式の画像に分割し、前記組を単位として圧縮符号化して伝送し、前記分割・圧縮符号化・伝送される複数組の画像を受信し前記圧縮符号化とは相補的に伸張復号化して前記超高精細度テレビジョン方式の画像と同一の画素数で表示する高精細画像表示システムであって、
    前記表示される複数組の画像の境界端部において表示される画像が連続するようにそれぞれの水平、垂直方向の位相を調整する位相調整装置と、
    前記表示される複数組の画像におけるそれぞれのフレーム時間差を調整し、同一のフレーム時間となるよう調整するフレーム時間調整装置と、
    超高精細度テレビジョン方式の1の画像を静止画と動画が混在する図形で構成するテストパターンとして発生するテストパターン発生装置と、
    を有し、前記位相調整装置と前記フレーム時間調整装置による前記複数組の画像の調整を同時に行うことを特徴とする高精細画像表示システム。
  4. 1の画像を構成する複数の画素を有し、被写体光像を撮像して前記1の画像の映像信号として出力する撮像素子と、
    枠状の破線からなるテストパターンを生成するテストパターン信号を出力するテストパターン信号発生装置と、
    前記撮像素子から出力された前記映像信号と、前記テストパターン信号発生装置から出力された前記テストパターン信号とが入力すると共に、前記映像信号と前記テストパターン信号とを切り替えて出力する信号切り替え装置と、
    を備え、
    前記テストパターン信号発生装置は、前記1の画像が複数の小画像に分割された場合の各前記小画像の最外周部に対応した位置に前記テストパターンを表示させると共に、互いに隣り合う前記小画像の前記テストパターンの前記破線における線分が隣り合う前記小画像の間で互いに対向しない位置に表示させるよう前記テストパターン信号を出力することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項4記載の撮像装置と、
    前記映像信号を前記小画像に対応するよう分割してそれぞれ出力する分割装置と、
    を備えることを特徴とする画像出力装置。
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