JP3928485B2 - 映像信号表示装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、映像信号を複数に分割して伝送し、複数の画面上に表示する映像信号表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は例えば、特開2001−264313に示された従来の映像信号表示装置のブロック図である。
この例は、異なる方式(例えば動画と静止画)で伝送された画像信号にかかわる画像を少ない回路規模で表示可能にすることを目的としており、画面全体に表示される静止画の一部に動画を重ねて表示する場合のように、伝送した1画面分の画面データ(例えば静止画)に対して、その一部を例えば動画に書き換える際に、新たに一画面分の静止画および動画のデータを伝送をするのではなく、書き換え部分の画像データのみを伝送するものである。
【0003】
以下に動作の説明をする。
まず、PC(パーソナルコンピュータ)1001が画面の書き換え命令を発行して,画像データ受信部1002でその書き換え情報を受信する。
次に、フォーマット検出回路1003が書き換え情報のフォーマット(動画もしくは静止画など)を検出し、この検出結果を制御回路1004が画像データ生成部1005に通知する。
画像データ生成部1005は,静止画像であれば画面内の変更の場所のみを出力処理回路1006に伝達する。また動画像であれば,動画像の全体を出力処理回路1006に伝達する。
表示部1007で書き換えが必要な部分の画像を書き換えることによって,画像の表示を行う。
ここで、動画データはPC1001によって符号化されており、画像データ生成部1005で復号されてから出力処理回路1006に送られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上の構成においては、動画信号と静止画信号を分離して側で復号化するが、この構成では図15のような複数の静止画面に渡る動画ウインドウ1015で動画像を表示するには、全ての画面(画面(1)1011〜画面(4)1014)毎に別々の動映像を送信する必要があり、そのため画面ごとの再符号化処理が必要になるという問題点があった。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、複数画面にまたがる動画像を表示する映像信号表示装置において、動画信号を一部の静止画面に重畳して送信することにより、複数画面で動画像を表示できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る映像信号表示装置は、静止画と動画が合成された元画像をN個(Nは自然数)の表示装置に分割して表示し、該N個の表示装置の集合により上記元画像と同一の画像を表示する映像信号表示装置であり、画面データ生成手段と、動画生成手段と、動画符号化手段と、信号合成手段と、信号分離手段と、動画復号化手段と、N個の表示映像合成手段と、N個の表示装置とを備え、上記画面データ生成手段は、1フレームの静止画データを分割して上記N個の表示装置に対応したN個の分割画面データを生成し、上記動画生成手段は、動画情報から動画データを生成し、上記動画符号化手段は、上記動画生成手段が生成した動画データを符号化して符号化動画データを生成し、上記信号合成手段は、上記画面データ生成手段が生成したN個の分割画面データのうちのM個(1≦M≦N)に上記符号化動画データを重畳してM個の動画重畳分割画面データを生成し、上記信号分離手段は、上記M個の動画重畳分割画面データのそれぞれからM個の上記分割画面データと上記符号化動画データとを分離し、上記動画復号化手段は、上記信号分離手段が分離した符号化動画データを復号して復号動画データを生成し、上記N個の表示映像合成手段は、該表示映像合成手段のうちのM個は上記信号分離手段が分離したM個の分割画面データと上記動画復号化手段が生成した復号動画データを合成して合成映像データを生成し、該表示映像合成手段のうちのN−M個は上記画面データ生成手段が生成したN個の分割画面データのうちの上記信号合成手段において上記符号化動画データを重畳されなかったN−M個の分割画面データと、上記動画復号化手段が生成した復号動画データを合成して合成映像データを生成し、上記N個の表示装置は上記N個の表示映像合成手段のうちの対応する表示映像合成手段から上記合成映像データを受信して表示するものである。
【0007】
またこの発明に係る映像信号表示装置は、上記信号合成手段において上記分割画面データに重畳される符号化動画データは、上記分割画面データの上記表示装置において表示されない部分に重畳されるようにしたものである。
【0008】
またこの発明に係る映像信号表示装置は、上記分割画面データの上記表示装置において表示されない部分は、上記表示装置における垂直帰線期間に対応するデータであるようにしたものである。
【0009】
またこの発明に係る映像信号表示装置は、上記分割画面データの上記表示装置において表示されない部分は、上記表示装置における水平帰線期間に対応するデータであるものである。
【0010】
またこの発明に係る映像信号表示装置は、動画蓄積手段と読出指示手段とをさらに備え、上記動画蓄積手段は、上記動画符号化手段が生成した符号化動画データを格納し、上記読出指示手段からの指示により符号化動画データを上記信号合成手段に伝送するようにしたものである。
【0011】
またこの発明に係る映像信号表示装置は、上記動画復号化手段が復号した復号動画データから時間情報を抽出し、上記N個の表示装置間相互の同期信号として該N個の表示装置に伝送する複数画面同期手段をさらに備えたものである。
【0012】
またこの発明に係る映像信号表示装置は、上記元画像における動画の位置と大きさの少なくとも一方を動画位置情報として指定する動画位置情報入力手段をさらに備え、上記信号合成手段は上記符号化動画データとともに上記動画位置情報を上記分割画面データに重畳して動画位置情報重畳分割画面データを生成し、上記信号分離手段は上記動画位置情報重畳分割画面データから上記動画位置情報を分離し、上記動画復号化手段は上記信号分離手段が分離した動画位置情報に基づいて上記復号動画データを各表示映像合成手段に伝送するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の映像信号表示装置を用いたシステムの概略構成図の1例であり、1はパソコン(PC)であり、図示しない動画取込み用のカメラとマウスを備えている。モニタ2上に静止画とともにカメラで撮影した動画を表示する動画ウインドウ3が開かれてており、この動画ウインドウ3の位置および大きさはマウスにより変更可能である。
また4は4台の表示装置A5A〜表示装置D5Dからなる大画面装置であり、これら4台の表示装置に表示された静止画と動画ウインドウ6とから、パソコン1のモニタ2上の表示と同じ静止画と動画を表示している。
表示装置A5A〜表示装置D5Dは例えばそれぞれ50インチサイズの表示装置であり、4台で100インチサイズの大画面装置を形成している。
モニタ2上に表示されている静止画と動画が合成された画像がこの発明における元画像である。
【0014】
図2は図1の構成の内部構成を示すブロック図である。
図2において、7は動画データおよび静止画データを生成し、所定の処理を行った後、送信する送信側装置、8は上記送信側装置から送信された動画データおよび静止画データに所定の処理を行って表示する受信側装置であり、上記送信側装置7が図1におけるPC、上記受信側装置8が大画面装置に相当する。
【0015】
図2において、11はカメラなどの画像入力機器から取りこんだ動画像から動画像データを生成する動画生成手段、12はこの動画生成手段が生成した動画像データを例えばMPEGなどの符号化方式で符号化・圧縮し、符号化動画データを生成する動画符号化手段、13はWINDOWシステムなどの静止画データ(画面データ)を生成し、複数に分割して、複数の分割画面データを生成する画面データ生成手段であり、この例では静止画データを図1の大画面装置で表示するように、4つの画面データに分割する。
14はマウスなどであり、表示画面上の動画ウインドウの位置、サイズを変更する動画位置情報入力手段、15A、15B、15C、15Dはそれぞれ画面データ生成手段13が生成した分割画面データを伝送する伝送路であり、このうち、伝送路A15Aと伝送路B15Bは後述の信号分離手段21に入力され、伝送路C15Cと伝送路D15Dは信号合成手段16に入力される。
【0016】
16の信号合成手段は、動画符号化手段12で生成された符号化動画データと、動画位置情報入力手段14から入力される動画位置情報とを、伝送路C15C、伝送路D15Dから伝送されてくる分割画面データに重畳して合成信号(動画重畳分割画面データ、動画位置情報重畳分割画面データ)を生成し、伝送路E17E、伝送路F17Fを経由して信号分離手段21に伝送する。
【0017】
信号分離手段21は、上記信号合成手段から送信されてくる合成信号から符号化動画データと動画位置情報を抽出し、符号化動画データを復号して復号動画データを生成する動画復号化手段22に伝送する。また合成信号に含まれている静止画データを表示映像合成手段C23C、表示映像合成手段D23Dに伝送する。
23A、23B、23C、23Dはそれぞれ表示映像合成手段A、表示映像合成手段B、表示映像合成手段C、表示映像合成手段Dであり、上記画面データ生成手段13または上記信号分離手段21から伝送されて来る静止画データと、動画復号化手段22から伝送されてくる動画データを合成して合成画像データを生成してそれぞれ表示装置A5A、表示装置B5B、表示装置C5C、表示装置D5Dに伝送し、それぞれの表示装置が画像として表示する。
図2における表示装置A5A〜表示装置D5Dは図1における同じ符号を付した表示装置に相当する。
【0018】
次に動作について説明する。
まず、動画生成手段11がカメラなどの画像入力機器から取り込んだ動画像から動画データを生成し、例えば輝度、色差形式のデジタルまたはアナログ信号に変換する。
この動画データは、動画符号化手段12により解像度に応じた伝送レートで例えばMPEG形式で符号化され、符号化動画データ(MPEGストリーム)として信号合成手段16に伝送される。伝送レートに関しての詳細は後述するが、例えば、VGAの場合には20Mbps、UXGAの際には60Mbps相当の伝送レートとなる。
【0019】
画面データ生成手段13は、WINDOWシステムなどのGUIを元にプロセッサが静止画データである画面データを生成し、これを4つの表示装置である表示装置A5A〜表示装置D5Dに対応するように4分割して、たとえばRGB形式のデジタル信号である4つの分割画面データを生成する。
このうち、表示装置A5Aと表示装置B5Bに対応する分割画面データA、分割画面データB(図示せず)は、それぞれ伝送路A15A、伝送路B15Bにより表示映像合成手段A23A、表示映像合成手段B23Bに伝送され、表示装置C5C、表示装置D5Dに対応する分割画面データC、分割画面データD(図示せず)はそれぞれ伝送路C15C、伝送路D15Dにより信号合成手段16に伝送される。
【0020】
操作者は図1に示したパソコン1のモニタ2または大画面装置4を見ながらマウスなどである動画位置情報入力手段14を操作して、画面上の動画ウインドウ3または動画ウインドウ6の位置やサイズを変化させる。
動画位置情報入力手段14は、この動画ウインドウの画面上の位置およびサイズをデジタル情報である動画位置情報として信号合成手段16に伝送する。
【0021】
信号合成手段は16は、伝送路C15C、伝送路D15Dから伝送される分割画面データC、分割画面データDに、動画符号化手段12から伝送される符号化動画データと動画位置情報入力手段14から伝送される動画位置情報を重畳する。
符号化動画データは例えばMPEGストリームであって、記録法はMPEGのTSやPSとする。
2つの分割画面データに対して、符号化動画データと動画位置情報をどのように配分して重畳するかは特に制限はないが、符号化動画データのデータ量のほうが動画位置情報に対して圧倒的に大きいので、符号化動画データは2つの分割画面データに均等に配分し、動画位置情報は一方の分割画面データのみに重畳してもよい。
信号合成手段16は符号化動画データと動画位置情報を重畳した分割画面データC、分割画面データDを信号分離手段21に伝送する。
【0022】
信号分離手段21は、受信した2つの分割画面データから符号化動画データと動画位置情報を分離し、2つの符号化動画データを合成して1つの符号化動画データとして動画復号化手段22に伝送する。同時に動画位置情報も動画復号手段に伝送する。
また信号分離手段21は受信した2つの分割画面データに含まれる分割画面データを、それぞれ対応する表示映像合成手段C23C、表示映像合成手段D23Dに伝送する。
【0023】
動画復号化手段22は、受信した符号化動画データを復号して動画データを生成する。さらに、受信した動画位置情報に基づいて、各表示装置(表示装置A5A〜表示装置D5D)には動画のどの部分を表示するかを決定し、それぞれの表示装置に対応する表示映像合成手段A23A〜表示映像合成手段D23Dに分割動画データとして例えばRGB形式のデジタル信号として送信する。
【0024】
表示映像合成手段A23A〜表示映像合成手段D23Dは、それぞれ画面データ生成手段13または信号分離手段21から受信した分割画面データと、動画復号化手段22から受信した分割動画データとを合成してそれぞれ表示装置A5A〜表示装置D5Dで表示する形式である合成映像データとして、各伝送各表示装置に伝送する。
【0025】
ここで、信号合成手段16における符号化動画データ(動画符号化手段12が生成)と分割画面データ(画面データ生成手段13が生成)の重畳方法について説明する。
たとえば動画がVGAサイズの際には、一般的なSDTVの符号化レートである10〜20Mbps、UXGAサイズの際には一般的なHDTVの符号化レートである20Mbpsから放送素材伝送にも耐えうる60Mbpsなどまでで符号化することが必要である。
また静止画については、VGAの場合伝送レートは640ピクセル×480ライン×毎秒60フレーム×24ビット×1.05(ブランキング用、制御用などに5%を割り当てる)=442.9Mbpsとなる。
【0026】
MPEGのSDTVのストリームデータの最大を上記より20Mbpsと仮定すると、VGA(静止画)とMPEGストリーム(動画)を重畳した際の送信側装置7から受信側装置8へのトータルの伝送レートは、
442.9Mbps+20Mbps=462.9Mbps
となる。
必要なVGAの解像度を維持してこの伝送レートを確保するためには、VGAは480ラインで442.9Mbpsであるから
480×462.9/442.9=501.7
より、伝送データの伝送レートは1フレーム当たり502本のライン数を伝送するのに相当する。
従って1フレーム当たり502−480=22ラインを増やすことに相当する伝送レートとすることによってVGAの映像とSDTVの動画を重畳して、送信側装置7から受信側装置8へ送ることができるようになる。
なお動画位置情報は数バイト程度と小さいデータ量なので、計算からは除外している。
【0027】
この22ラインに相当するデータは、図2における信号合成手段16において、伝送路C15Cと伝送路D15Dから伝送される分割画面データCおよび分割画面データDに図3に示すようにストリーム部C、ストリーム部Dとして重畳される。重畳される位置は表示装置C5Cと表示装置D5Dの垂直ブランキング期間である。
【0028】
また、例えばUXGA(2768.6Mbps)でHDTV(60Mbps)の表示をするには同じ計算をすることで、1227ライン必要となる。よって、1227−1200=27ライン増やすことによってUXGAの映像とHDTVの動画を重畳して送ることができるようになる。
【0029】
以上の説明では擬似的にライン数を増加させることによりストリームデータを重畳している例を説明したが、、ライン数に限らず画面の横方向のピクセル数を擬似的に増加させてもよい。
擬似的に増加させるピクセル数はVGAの場合
640×462.9/442.9−640=28.9
より29ピクセルである。
図4のように分割画面データBと分割画面データDにそれぞれストリームデータB、Dを重畳させる場合、図2の構成において、伝送路B15Bは信号合成手段16、信号分離手段21を経由して表示画像合成手段B23Bに接続され、伝送路C15Cは表示画像合成手段C23Cに直結される。
【0030】
ライン数またはピクセル数を擬似的に増加させるのは、上記図3、図4に示した以外であってもよく、図5、図6のように1つの分割画面データにストリームデータを集中させてもよく、さらに図7のように4つの分割画面データの垂直ブランキング期間にストリーム部を均一に重畳してもよい。図5〜図7はVGAの例である。また図5、図6の場合、ストリームデータが重畳される分割画面データが伝送される伝送路のみが信号合成手段16経由で信号分離手段21に接続され、他の伝送路は表示画像合成手段に直結される。図7の場合はすべての伝送路が信号合成手段16経由で信号分離手段21に接続される。
【0031】
上記の図3〜図7のいずれにおいても、ストリーム部は各表示装置5A〜5Dに表示されない領域に重畳されている。
【0032】
また、ストリーム部のデータのみを含むフレームを挿入してもよい。
この場合は、VGAであれば、通常毎秒60フレームであるから
60×462.9/442.9=62.7
より、伝送データの伝送レートは毎秒63フレームのフレームを伝送するのに相当する。
従って毎秒通常60フレームに対して3フレーム増加させることに相当する伝送レートであるから、例えば図8のように、20フレーム毎に1フレームずつストリームデータのみのストリーム対応擬似フレームを挿入すればよい。
この場合は、図9のように、画面データ生成手段13が生成した同一のフレームに対応する4つの分割画面データが1つのフレーム信号として伝送路G15Gを通して信号合成手段16に20フレーム分伝送されて伝送路H17Hから伝送され、次の1フレームとして動画符号化手段12が生成した符号化画像データと動画位置情報入力手段14から入力された動画位置情報が伝送路H17Hから伝送される。
信号分離手段21は、各フレームのフレーム信号を4つの分割画面データに分割して表示映像合成手段A23A〜表示映像合成手段D24Dに伝送するとともに、ストリーム対応擬似フレームを動画復号化手段22に伝送する。
表示映像合成手段A23A〜表示映像合成手段D23Dは、受信した分割画面データと、動画復号化手段22から受信した分割動画データとを合成してそれぞれ表示装置A5A〜表示装置D5Dで表示する形式にして、毎秒60フレームずつ各伝送各表示装置に伝送する。
【0033】
またこのストリーム対応擬似フレーム3個を60フレーム分の表示用データの最後に付加してもよい。
【0034】
また、動画の位置情報を映像信号の動画エリアの特殊な色や矩形の形から推定するいわゆる「スーパーインポーズ」を利用しても良い.また、動画は1つに限るものではない。
【0035】
以上のように、また、特定の画面データのみに符号化動画データ(ストリームデータ)を重畳しているため再符号化の処理を削減することができるようになる。
また符号化動画データの復号処理を行うことのできない従来の表示装置でも、重畳したストリーム部が例えばCRTやLCDの見えない部分(水平帰線期間または垂直帰線期間)に重畳されるため、そのまま表示することが可能となる。
上記の例において、一部にアナログ信号を用いてもよい。アナログを用いる場合は、必要に応じてDA変換、AD変換が間に入る。また光通信でもかまわない。
【0036】
なお以上の説明において、動画符号化手段12は、再符号化の際の劣化を鑑みて、符号化動画信号と同時に符号化パラメータを信号合成手段16に伝送してもよい。
【0037】
また以上の説明においては表示装置が4台(表示装置A5A〜表示装置D5D)の例を示したが、表示装置の数はこれに限らず、4台より多くても少なくてもよい。この場合、画面データ生成手段13が表示装置の数に応じた分割画面データを生成し、動画符号化手段12は符号化動画データを所定の数の分割画面データに重畳すればよい。
【0038】
また動画ウインドウの位置、大きさが固定である場合は、動画位置情報入力手段をもうけなくてもよい。
【0039】
実施の形態2.
実施の形態1では、動画符号化手段12が生成した符号化動画データを画面データ生成手段13が生成した分割画面データにリアルタイムで重畳する例を説明したが、この実施の形態では符号化動画データを一時的に格納する例を説明する。
【0040】
図10において、31は動画符号化手段12が生成した符号化動画データを蓄積する動画蓄積手段であってハードディスク装置などの記憶手段からなる。32はこの動画蓄積手段31に蓄積された符号化動画データの読出しを指示する読出指示手段である。他の部分は図2に示した実施の形態1の構成と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
【0041】
実施の形態1と同様に、動画符号化手段12が符号化動画データを生成し、動画蓄積手段31がこの符号化動画データを蓄積する。
読出指示手段32は操作者の操作により読出指示を動画蓄積手段31に出す。この読出指示を受けた動画蓄積手段31が読出指示に含まれる動画特定情報により特定される符号化動画データを信号合成手段16に送信する。
【0042】
以後実施の形態1と同様であり、符号化動画データと、動画位置情報入力手段14から入力される動画位置情報とを、伝送路C15C、伝送路D15Dから伝送されてくる分割画面データに重畳して合成信号を生成し、伝送路E17E、伝送路F17Fを経由して信号分離手段21に伝送する。
【0043】
信号分離手段21は、上記信号合成手段から送信されてくる合成信号から符号化動画データと動画位置情報を抽出し、符号化動画データを復号し、動画データを生成する動画復号化手段22に伝送する。また合成信号に含まれている静止画データを表示映像合成手段C23C、表示映像合成手段D23Dに伝送する。
表示映像合成手段A23A、表示映像合成手段B23B、表示映像合成手段C23C、表示映像合成手段D23Dは上記画面データ生成手段13または上記信号分離手段21から伝送されて来る静止画データと、動画復号化手段22から伝送されてくる動画データを合成して、それぞれ表示装置A5A、表示装置B5B、表示装置C5C、表示装置D5Dに伝送し、それぞれの表示装置が画像として表示する。
【0044】
以上のように、動画蓄積手段を設けることにより過去に蓄積した動画情報を画面データに重ねて表示することが可能になる。
また読出手段32が出す読出指示に含まれる動画特定情報を変化させることにより、動画情報を変化させることが可能になる。
【0045】
この実施の形態においても、分割画面データと符号化動画データの重畳の仕方には実施の形態1で説明した各種の形式が採用可能である。
【0046】
実施の形態3.
実施の形態1では、動画符号化手段12が符号化動画データを生成するとともに2つの分割画面データに符号化動画データを分割して重畳する例を示したが、図11のように動画符号化手段12が生成した符号化動画データを分割する符号化信号分割手段41を設けてもよい。
図11は、この符号化信号分割手段41と次に説明する符号化信号合成手段42以外は図2で示した実施の形態1の例と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0047】
図11において、符号化信号分割手段41は動画符号化手段12が生成した符号化動画データを4分割して分割符号化動画データとして信号合成手段16に伝送する。符号化動画データを4分割する際に、動画位置情報入力手段14から入力される動画位置情報により、各表示装置A5A〜表示装置D5Dのどの位置にどれだけの大きさの動画を表示するかを判定して分割する。
信号合成手段16は、画面データ生成手段13が生成した4つの分割画面データに対して、それぞれ対応する上記分割符号化動画データを重畳し、信号分離手段21に伝送する。
信号分離手段21は受信した4つの分割画面データから符号化動画データと動画位置情報を分離し、符号化信号合成手段42に伝送する。
また信号分離手段21は受信した4つの分割画面データに含まれる分割画面データを、それぞれ対応する表示映像合成手段A23A〜表示映像合成手段D32Dに伝送する。
【0048】
符号化信号合成手段42は、信号分離手段21から伝送された4つの符号化データを合成して1つの合成符号化データを生成し、動画復号手段22がこの合成符号化データを復号して動画データを生成する。
動画復号手段22はさらに受信した動画位置情報に基づいて、各表示装置(表示装置A5A〜表示装置D5D)に動画のどの部分を表示するかを決定し、それぞれの表示装置に対応する表示映像合成手段A23A〜表示映像合成手段D23Dに分割動画データとして例えばRGB形式のデジタル信号として送信する。
【0049】
以上のように、符号化信号分割手段41を設け、動画データの分割を行うの動画符号化手段の負荷が軽減され、処理が高速化されるという効果がある。
また、符号化信号合成手段42を設け、信号分離手段21が分離した動画データを合成するので、動画復号化手段22の負荷が軽減され、処理が高速化されるという効果がある。
【0050】
さらに図11の構成に、実施の形態2で図10を用いて説明したように、動画蓄積手段31と読出指示手段32を付加し、図12のような構成にしてもよい。
【0051】
また以上の例では、複数の画面間での同期をより正確にとるために、図13のように複数画面同期手段51を設けてもよい。
この複数画面同期手段51は、動画復号化手段22が復号した動画情報から時間情報を抽出し、この時間情報を各表示装置A5Aから表示装置D5Dに伝送することにより、各表示装置に表示される動画同士の同期をとる機能を有する。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、分割した静止画像データに符号化した動画データを重畳するので、伝送レートが小さくて済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の映像信号表示装置を用いたシステムの概略構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1の構成を示すブロック図。
【図3】 この発明の実施の形態1における分割画面データとストリーム部の例を示す図。
【図4】 この発明の実施の形態1における分割画面データとストリーム部の他の例を示す図。
【図5】 この発明の実施の形態1における分割画面データとストリーム部の他の例を示す図。
【図6】 この発明の実施の形態1における分割画面データとストリーム部の他の例を示す図。
【図7】 この発明の実施の形態1における分割画面データとストリーム部の他の例を示す図。
【図8】 この発明の実施の形態1におけるフレームデータとストリーム部の例を示す図。
【図9】 この発明の実施の形態1の他の構成を示すブロック図。
【図10】 この発明の実施の形態2の構成を示すブロック図。
【図11】 この発明の実施の形態3の構成を示すブロック図。
【図12】 この発明の実施の形態3の他の構成を示すブロック図。
【図13】 この発明の実施の形態3の他の構成を示すブロック図。
【図14】 従来の映像信号表示装置の構成を示すブロック図。
【図15】 静止画と動画を重ねて表示した状態を示す図。
【符号の説明】
1 PC、 2 モニタ、 3 動画ウインドウ、 4 大画面装置、 5A 表示装置A、 5B 表示装置B、 5C 表示装置C、5D 表示装置D、 6 動画ウインドウ、 7 送信側装置、 8 受信側装置、 11 動画生成手段、 12 動画符号化手段、 13 画面データ生成手段、 14 動画位置情報入力手段、 15A 伝送路A、 15B 伝送路B、 15C 伝送路C、 15D 伝送路D、 15G 伝送路G、 16信号合成手段、 17E 伝送路E、17F 伝送路F、17H 伝送路H、21 信号分離手段、22 動画復号化手段、 23A 表示映像合成手段A、23B 表示映像合成手段B、 23C 表示映像合成手段C、 23D 表示映像合成手段D、 31 動画蓄積手段、 32 読出指示手段、 41 符号化信号分割手段、 42 符号化信号合成手段、 1001 PC(パーソナルコンピュータ)、 1002 画像データ受信部、 1003 フォーマット検出回路、 1004 制御回路、 1005 画像データ生成部、 1006出力処理回路、 1007 表示部、 1010 ディスプレイ、 1011画面(1)、 1012 画面(2)、 1013 画面(3)、 1014画面(4)。

Claims (7)

  1. 静止画と動画が合成された元画像をN個(Nは自然数)の表示装置に分割して表示し、該N個の表示装置の集合により上記元画像と同一の画像を表示する映像信号表示装置であり、
    画面データ生成手段と、動画生成手段と、動画符号化手段と、信号合成手段と、信号分離手段と、動画復号化手段と、N個の表示映像合成手段と、N個の表示装置とを備え、
    上記画面データ生成手段は、
    1フレームの静止画データを分割して上記N個の表示装置に対応したN個の分割画面データを生成し、
    上記動画生成手段は、
    動画情報から動画データを生成し、
    上記動画符号化手段は、
    上記動画生成手段が生成した動画データを符号化して符号化動画データを生成し
    上記信号合成手段は、
    上記画面データ生成手段が生成したN個の分割画面データのうちのM個(1≦M≦N)に上記符号化動画データを重畳してM個の動画重畳分割画面データを生成し、
    上記信号分離手段は、
    上記M個の動画重畳分割画面データのそれぞれからM個の上記分割画面データと上記符号化動画データとを分離し、
    上記動画復号化手段は、
    上記信号分離手段が分離した符号化動画データを復号して復号動画データを生成し、
    上記N個の表示映像合成手段は、
    該表示映像合成手段のうちのM個は上記信号分離手段が分離したM個の分割画面データと上記動画復号化手段が生成した復号動画データを合成して合成映像データを生成し、
    該表示映像合成手段のうちのN−M個は上記画面データ生成手段が生成したN個の分割画面データのうちの上記信号合成手段において上記符号化動画データを重畳されなかったN−M個の分割画面データと、上記動画復号化手段が生成した復号動画データを合成して合成映像データを生成し、
    上記N個の表示装置は
    上記N個の表示映像合成手段のうちの対応する表示映像合成手段から上記合成映像データを受信して表示する
    ことを特徴とする映像信号表示手段。
  2. 上記信号合成手段において上記分割画面データに重畳される符号化動画データは、上記分割画面データの上記表示装置において表示されない部分に重畳される
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号表示装置。
  3. 上記分割画面データの上記表示装置において表示されない部分は、上記表示装置における垂直帰線期間に対応するデータである
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像信号表示装置。
  4. 上記分割画面データの上記表示装置において表示されない部分は、上記表示装置における水平帰線期間に対応するデータである
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像信号表示装置。
  5. 動画蓄積手段と読出指示手段とをさらに備え、
    上記動画蓄積手段は、
    上記動画符号化手段が生成した符号化動画データを格納し、上記読出指示手段からの指示により符号化動画データを上記信号合成手段に伝送する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号表示装置。
  6. 上記動画復号化手段が復号した復号動画データから時間情報を抽出し、上記N個の表示装置間相互の同期信号として該N個の表示装置に伝送する複数画面同期手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像信号表示装置。
  7. 上記元画像における動画の位置と大きさの少なくとも一方を動画位置情報として指定する動画位置情報入力手段をさらに備え、
    上記信号合成手段は上記符号化動画データとともに上記動画位置情報を上記分割画面データに重畳して動画位置情報重畳分割画面データを生成し、
    上記信号分離手段は上記動画位置情報重畳分割画面データから上記動画位置情報を分離し、
    上記動画復号化手段は上記信号分離手段が分離した動画位置情報に基づいて上記復号動画データを各表示映像合成手段に伝送する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の映像信号表示装置。
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