JP4328930B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents

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    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/12Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ごみを破砕するディスポーザーに、微生物を活用して破砕された生ごみを分解処理する分解装置部を組合せた生ごみ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ごみ処理場における燃焼処理によるダイオキシン汚染被害への不安、また、購入助成金を制度化する自治体の急増などを背景に、ディスポーザー(生ごみ破砕機)の需要が相当な勢いで伸びている。
従来のバイオ方式による生ごみ処理機は、菌床に「おがくず」や「木片チップ」などを使って堆肥を取り出すのが一般的で、数ヶ月に一度は新たにおがくずや菌の補充、交換が必要となり、その手間や汚さがネックとなっている。
【0003】
現在、出願人会社では生ごみ処理対応としてGE社製ディスポーザーを販売しているが、下水処理場の設備が米国のようにディスポーザー対応型となるまでには相当の年月が要するものと思われる。
生ごみ処理装置の市場はとてつもなく大きく、使用に際しての問題点の改善さえできれば相当な勢いで市場浸透が図られるはずである。
【0004】
(公知文献)
従来、ディスポーザーの使用を前提とした種々の技術開発がなされている。 例えば、特開平8−318252号公報には、家庭用等の生ゴミを好気性菌を利用して腐敗臭を生じさせることなく分解処理し、病害虫などの発生をも起こさせることのない、生ゴミの処理装置を提供するものとして、投入口から投入された生ゴミを粉砕する粉砕手段と、粉砕手段によって粉砕された生ゴミを収容して分解処理を行う容器手段と、容器手段の深さ方向に間隔を置いて配設された複数の網状体と、容器手段の内部に空気を供給する空気供給手段と、容器手段内部の生ゴミを分解するために生ゴミに投与される好気性の微生物と、容器手段の底部より落下する汚水を受ける汚水受け手段とを備える生ゴミ処理装置が開示されている。
【0005】
また、特開平10−66954号公報には、生ごみ等の厨芥の分解処理方法及びその装置に関し、分解処理時間を短縮し、かつ分解する処理方法として、厨芥を水と共に粉砕機にて粉砕して高濃度有機物汚水とし、この高濃度有機物汚水中に有機物分解酵素を添加し、更に嫌気性生物処理、次いで好気性生物処理にて有機物を分解する厨芥分解処理方法が開示されている。
【0006】
また、特開平11−641号公報には、 生ごみ処理装置において、装置が小型で、臭気の低減が図れる生ゴミの処理方法とそれを用いた生ゴミ処理装置を提供することを目的として、粉砕された生ごみの固形物を嫌気性微生物に接触させて液状化する液化分解槽と、液化分解槽の処理水を浄化処理する第1、第2好気ろ床槽と、第1、第2好気ろ床槽の処理水を、第1、第2好気ろ床槽内で循環する循環手段とを有する生ごみ処理方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公知技術は装置が複雑で大掛かりになり、高価で頻繁なメンテナンスを必要とするばかりでなく、性能が不安定であることから、いまだ普及せず実用性が低いという問題がある。
本発明は、上記従来技術にかかる問題を解消させることを課題として発明されたものであり、
【0008】
本発明の課題は、簡単で小型の構成を採用し、生ごみ発生直後においてバイオ方式によって分解・消滅させることで、燃焼処理によるダイオキシン汚染被害への不安をなくするばかりでなく、生ごみの収集の手間を省き、また、生ごみの収集時に発生している烏・猫などの害をなくし、更に、大規模な浄化施設等を必要としない実用的な生ごみ処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を達成するための手段】
上記課題を達成するために、有機性廃棄物(生ごみ)を分解・消滅させる微生物を活性化させ、生ごみなどの有機性廃棄物を短時間で主として炭酸ガスと水蒸気に分解させるようにしたもので、
【0010】
請求項1記載の生ごみ処理装置は、台所のシンク1の排水孔に連結されたディスポーザー10と、
該ディスポーザー10によって破砕された生ごみを微生物を活用して分解処理する分解装置部20と、
上記分解装置部20から出る排液を排出させる排出パイプ22と、
上記ディスポーザー10を駆動操作したとき、ディスポーザー10から排出される排液が連結パイプ12を介して分解装置部20に供給され、ディスポーザー10が駆動されないときはディスポーザー10から排出される排液が排出パイプ22に直接排出されるように作動する切替弁21と、
上記分解装置部20内のガスを排出するガス排出部30と、から構成され、
かつ、上記分解装置部20は、
左右の側板24a、24aと多数の排水孔24cが穿設されてなる周板24bとからなる回転ドラム24であって、上記周板24bの内周の複数箇所に該回転ドラム24の軸線に対して複数の方向に傾斜したラグ板26が付設されて構成された回転ドラム24と、
上記回転ドラム24内に収容され、破砕された生ごみを分解する微生物と、
該微生物のコロニーとなる着床材23群と、
該回転ドラム24の中心部にディスポーザー10からの破砕生ごみを導入する導入パイプ28と、
該回転ドラム24を密閉状態で保持するハウジング25とからなり、
上記着床材23群を上記回転ドラム24の内側で相互に移動可能に保持すると共に破砕された生ごみ以外の排液を分離し回転ドラム24外へ排出するよう構成されてなることを特徴とする。
【0011】
また、請求項2記載の生ごみ処理装置は、請求項1記載の手段に加えて、上記ガス排出部30が、上記ハウジング25内と排出パイプ22とを連通させる排気ダクト34と、上記ハウジング25内のガスを強制排出させる排出ファン33とからなることを特徴とする。
【0012】
また、請求項3記載の生ごみ処理装置は、請求項1又は2記載の手段に加えて、ディスポーザー10と分解装置部20とが、上記連結パイプ12の脱着により分離・連結可能に形成されていることを特徴とする。
【0013】
た、請求項記載の生ごみ処理装置は、請求項1〜3記載のいずれかに記載の手段に加えて、着床材23群が多孔質のトルマリン、セラミック、又はコーラルサンゴボールのいずれかでなることを特徴とする。
【0014】
また請求項記載の生ごみ処理装置は、請求項1〜記載のいずれかに記載の手段に加えて、上記ハウジング25は、上部部材25aと下部部材25bとが分離可能に形成されれいることを特徴とする。また請求項記載の生ごみ処理装置は、請求項1〜記載のいずれかに記載の手段に加えて、連結パイプ12又は/及び排出パイプ22に、下方に湾曲するU字管部12a、22aに水が滞留している状態で、連結パイプ12又は/及び排出パイプ22内が該水により空間的に遮断されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の態様】
以下、本発明の実施例に係る生ごみ処理装置(商標名「キッチンパル」・商願2000−62171号出願中、以下「本装置」という。)を、図面を参照して説明する。
【0016】
(本装置で分解可能な生ごみ)
先ず、本装置の処理の対象となる生ごみについて説明する。
比較的分解が早くできる生ごみとして、野菜・魚・肉・残飯麺類・パンのくず・ケーキや菓子類等の熱を加えた食材・料理や、野菜・果物・魚や魚の骨、鳥の骨、豆類、茶殻などが挙げられる。
【0017】
また、比較的分解し難いものとして、種子類・根菜類の首の部分・ジャガ芋の芽・玉ねぎ皮等の生命力のあるものなどなどが挙げられる。
また、分解不可のものとして、人や動物などが食べられないもの、金属類(スプーン・フォーク・クリップ等)、陶器・ガラス・石類・セメント、ビニール・プラスチック・化学薬品・ゴム・輪ゴム、木材類(割ばし・マッチ・爪楊枝等)、竹の子に皮・とうもろこしの皮等などが挙げられる。
【0018】
(本装置の概要)
ディスポーザーを使用しない場合の生ごみは形や大きさがまちまちで、分解菌や菌床の数、また、分解のための容器も相当大型になり、分解・消滅の時間も8〜12時間を要する。そこで、ディスポーザーを併用することで、細かく破砕された生ごみを1時間以内で分解、消滅させる。
即ち、ディスポーザーで一旦細かく破砕した生ごみを、併用する生物学的に分解する分解部容器内で自動的に攪拌ラグで菌床とゆっくり混ぜ合わせ、分解・消滅させる仕組みで、生ごみのほとんどを短時間で分解、消滅させる。
【0019】
【実施例】
次に、本装置の実施例の詳細について説明する。
(シンク1)
ディスポーザー10は、図2に示すように、一般家庭用の通常のシンク1の排水孔に取り付けられる。排水孔の径が問題になるが、規格品用の数種のアダプタを準備することで容易に解決される。
【0020】
(ディスポーザー10)
ディスポーザー10はGE社製のものを用いる。同ディスポーザーの基本構造は、円筒内壁で固定されたスリット状もしくは円形の固定刃とモーターで回転する円盤(ランナー)に取付けた可動式のハンマーで構成されているものである(図外)。このディスポーザー10は、その上部の連結部10aを介して台所のシンク1の排水孔の下部に連結され、その排出部11が連結パイプ12に連結される。
ディスポーザー10の操作方法は、水道の水を流しながら、ディスポーザー10内に生ごみを投入し稼働スイッチ(図外)を入れる。生ごみは水とともに回転しながら可動式ハンマーにより側壁に押し付けられ、すりつぶされるようにして細かく破砕される。破砕された生ごみ(以下、「破砕生ごみ」と略称する)は、水と共に連結パイプ12を経て分解装置部20に移送される。
【0021】
(連結パイプ12)
連結パイプ12は合成樹脂或いは不錆性金属からなるパイプで構成されるが、その端部近傍には下方に湾曲するU字管部12aが連結され、更に、分解装置部20への着脱部13が形成されている。そして、この着脱部13が分解装置部20の受入れ部を構成する導入パイプ28の入口部に連結される。使用状態においては、上記U字管部12aには分解装置部20から排出された水が滞留して、ディスポーザー10と分解装置部20とを空間的に遮断している。
【0022】
(分解装置部20)
分解装置部20は、導入パイプ28、切換弁21、ハウジング25、排出パイプ22、回転ドラム24、着床材23、主モーター29、ガス排出部30、及び支持台40などから構成されている。
【0023】
(切換弁21)
分解装置部20の中心部には、破砕生ごみを分解装置部20に導入する導入パイプ28が配置され、該導入パイプ28の入口には、図1に示すように、切換弁21が開閉可能に配置されている。該切換弁21は、導入パイプ28の内径と略同一の径をもつ円板からなり、導入パイプ28に支持された回転軸21aに軸支されている。また、導入パイプ28には、切換弁21より上流位置において排出縦パイプ22bが連結されている。
【0024】
切換弁21の開閉は、上記回転軸21aの回転により行われる。回転軸21aの回転は、電磁作動装置(DCソレノイド)21bの作動により、ディスポーザー10の作動と同期して行われる。ディスポーザー10が作動しているときには、切換弁21は開状態となり、且つ排出縦パイプ22bを閉止しており、したがって、ディスポーザー10で破砕された破砕生ごみは水道水と共に、すべて分解装置部20に流入することになる。
逆に、ディスポーザー10が機能停止している状態では、切換弁21が導入パイプ28を閉止している。この状態では水は排出縦パイプ22bに流入し、排出パイプ22から排出される。したがって、洗い水に含まれる洗剤等が分解装置部20に流入することはない。
【0025】
上記構成により、洗剤を使った洗い水、油汚れの水等は、ディスポーザー10を作動させずに排出されるから、分解装置部20を通過せず、直接排水されるようになっており、後述の分解装置部20の微生物(分解菌)には一切影響がない。
【0026】
(ハウジング25)
分解装置部20の主要部は、図1〜5に示すように、略円筒形状のハウジング25に収納されている。このハウジング25の円筒軸芯部には、前述の導入パイプ28が配置されると共に、この内部にはハウジング25と相似形で略小形の回転ドラム24が水平軸の周りに回転・揺動可能に内挿されている。
【0027】
ハウジング25は、図1に示すように支持台40に支持されており、左側(破砕生ごみ受入側)は、導入パイプ28を支持し、右側は、回転ドラム駆動軸29bを軸支している。回転ドラム駆動軸29bは、ハウジング25の外側に装着されている主モーター29により揺動回転される。また、主モーター29にはモーターカバー29aが設けられている。
また、ハウジング25は、上下に二分割されており、上部部材25aと下部部材25bとからなる。これら上部部材25aと下部部材25bとは、分解装置部20が作動状態においては一体物として形成されているが、内部の回転ドラム24を取り出したり、或いは、後述のトルマリン(着床材)23の交換・洗浄等を行うときには、上部部材25aを下部部材25bから取り外すことになる。
【0028】
(回転ドラム24)
回転ドラム24は、左右の側板24a,24aと周板24bとからなり、該金属薄板からなる周板24bには多数の排水孔24c・・が穿設される。なお、この排水孔24c付周板24bは、メッシュ状の合成樹脂性の網板でもよい。
また、図3に点線で示すように、この周板24bの内周面には4本のラグ板26が取り付けられる。該ラグ板26は軸線に対して傾斜して設けられており、その傾斜方向は、隣接するラグ板26の軸線に対して反対方向がよい(したがって、4本のラグ板26の傾斜方向は互い違いになっている。)。このラグ板26により、回転ドラム24内のトルマリン(後述)及び破砕生ごみは、左右に振られながら混ぜ合わされることになる。
本実施例の回転ドラム24は、軸線に沿って4分割可能に形成され、使用状態においては固定具により一体物の回転ドラム24として形成される。分割された各回転ドラム24の部材は、それぞれ90度分の左右の側板24a,24aと周板24bとからなり、1本のラグ板26が周板24bの内面に取り付けられる。したがって、回転ドラム24内の後述のトルマリンの交換・清掃・点検などのメンテナンスが容易である。
【0029】
(着床材23[トルマリン])
そして、図1に示すように、この回転ドラム24内に、破砕生ごみの分解微生物(好気性菌と嫌気性菌)のコロニーを形成させる多数の球形の着床材23、即ち、球形で多孔質のトルマリンが配置される。(なお、トルマリン23は、図においては、相対的に大きく記載してある。)
【0030】
このトルマリンについては周知の鉱物であるが、念のために説明すると、インターネット上で検索される販売会社Resoundのホームページ(http://plaza18.mbn.or.jp/~rz250sp/tourmaline/ tourmaline.html)によれば、下記の内容の記載(一部)がある(平成12年06月09日アクセス)。
【0031】
「トルマリンは、水のミネラル化、水の弱アルカリ化機能があり、原石またはセラミックボールを飲料用に使用すると美味しい水を簡単に造ることができる。更に、トルマリンには塩素の臭い成分を変化させて無臭にする効果があると言われる。トルマリンの産地は、ブラジル、カリフォルリア、スリランカ、中国、マダガスカルであり、外観は透明〜不透明の赤、ピンク、黄、緑、青、褐色、黒、白、複合色であり、結晶は、六方(三方)晶系、異極反面象族、イオン結晶化した水晶体で、成分組成は、Ca,K,Na,Al,Cr,Fe,Li,Mg,Mn,Si、硬度は、7.25(モース硬度)比重は、3.05、電極電荷は、2eV〜10eV、組成変化は、950〜1050℃である。
トルマリンの特徴としては、「永久電極」を保有し、別名「電気石」と呼ばれている。「微弱電流」を発生し、結晶の両端にプラス極、マイナス極が自発的に生ずる。その静電圧は結晶体の長さに反比例し、この両極間には10万ボルトにも達する分電極が生ずる。これにより、電場内に位置する動植物の細胞に神経系統を制御しているのと同一の波長11ミクロン、0.06ミリアンペアの微弱電流を発生する。
また、吸着作用と反発作用があり、この作用により水道水の塩素が固定され、その毒性が消える(オルトトリジン試薬)。但し、その理由は未解明の状態である。」
【0032】
本実施例では、トルマリンとして、直径4mm〜5mmの球体で多孔質のトルマリンを採用し、菌がトルマリンの穴の中で相当の年月(3〜5年)生息、繁殖するようにし、菌や菌床の補充、交換にかかる手間やランニングコストを極力省くものとする。
なお、トルマリンに代えて、セラミックやコーラルサンゴも使用することができる。
【0033】
(分解菌)
自然界には偉大な浄化作用が存在する。朽ち果てた植物や、命の尽きた動物などは時の経過と共に分解・消滅する。このようにこの世の中で最大かつ最良の浄化装置は土壌であり、また土壌に生息する無数のバクテリアによるものである。このバクテリア(土壌菌)こそが、水分63%において活躍することのできる活躍菌、つまり、発酵・分解・消化の作用をつかさどる菌である。トルマリン球体に生息する菌(ユージス菌)もこれらに似ており、本装置は大量の土壌をコンパクトに集約した装置といえる。
【0034】
(排出パイプ22)
ハウジング25の下部には、下水道に通ずる排出パイプ22が取り付けられ、ハウジング25内空間と連通している。また、排出パイプ22には、U字管部22aが形成され、更に、排出縦パイプ22bと連結されている。
したがって、既述のように、排出パイプ22は、分解装置部20を通過しない洗い水を排出することは勿論のこと、分解装置部20の回転ドラム24で分離され、排水孔24cから排出された分離水及び破砕生ごみから生じた水は、この排出パイプ22を通じて屋外に排出されることになる。
【0035】
また、この排出パイプ22にはU字管部22aが形成され、この中に分離水が滞留していることから、この滞留水により、分解装置部20が稼動しているかどうかにかかわらず、屋外と分解装置部20のハウジング25内とは分離水により空間的に分断されていることになる。したがって、排出パイプ22を通じての分解装置部20への小動物等の侵入が防止される。
【0036】
(ガス排出部30)
ハウジング25の上部にはガス排出部30が取り付けられる。ガス排出部30は、ハウジング25内空間と連通するファンカバー31、該ファンカバー31内で回転駆動される排気ファン33、及び、排気されるガスを排出パイプ22に送出する排気ダクト34からなる。上記排気ファン33の回転駆動は、回転ドラム24の回転と連動・連結されている。
なお、排気ファン33の回転駆動は、別途主モーター29とは別の独立したモーターによって行ってもよい。
【0037】
(支持台40)
分解装置部20は、台所のシンク1下で、ディスポーザー10に隣接して配置されるが、これらは支持台40に載置されている。そして、該支持台40には電気系の端子台41とタイマー回路42が付設されている。
【0038】
(実施例の効果)
上記実施例装置(キッチンパル)では、生ごみは、ディスポーザー10で破砕された後、分解装置部20に送り込まれ、水分と分離された後、トルマリンを主材とするセラミックに着床している菌により数時間で主として水と炭酸ガスに完全分解される。
分解過程で生じるハウジング25内の悪臭は、ガス排出部30の排気ファン33で排出パイプ22に強制的に送られるので、ハウジング25外への(即ち、厨房室内への)悪臭の漏れは完全に防止することができる。
【0039】
一般家庭から排出される生ごみの量は、一日平均750gといわれる。朝・昼・晩の料理時の生ごみ、食後の食べ残しなど発生するそばから処理して家庭内やごみ処理場所にストックさせないことで、腐敗による病害虫や悪臭の発生を防ぎ、清潔で衛生的な環境を実現することができる。
ディスポーザー10と併用する分解装置部20は、分解処理が円滑で、騒音・振動の発生が極めて少なく、維持管理が容易である。
また、菌が長時間生息するトルマリンは多孔室体で保水性、通気性に優れていることから、長期間の使用に耐え、磨耗もしにくく、微生物により分解されることもない。
【0040】
本装置は、生ごみ処理において最もすぐれた菌体作用の集約場をつくり、簡便にメンテナンスフリーとなっており、二次公害や悪臭の心配はない。生ごみを発生するそばから処理して家庭内やごみ収集場所にストックさせないことで、腐敗による病害虫や悪臭の発生を防ぎ、清潔で衛生的な環境を実現する。
また、高齢者や共働きの家庭でも、生ごみを集積場所まで持ち出す必要がないことや、持ち出す日時を気にせずにすむなど、生活の利便性が大きく向上する。なお、別添えの活性栄養剤を週に1回程度生ごみにふりかければ分解菌の活力を向上させることができる。
また、特許請求の範囲には、実施例との対応関係をより明確にするために、図面符号を付したが、本発明は、これに限定されるものではない。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、上記構成により下記の効果を奏する。
1.請求項1記載の発明に係る生ごみ処理装置によれば、装置全体は小型となり、生ごみ発生に直後において分解・消滅させることで、燃焼処理によるダイオキシン汚染被害への不安をなくするばかりでなく、生ごみの収集の手間を省き、また、生ごみの収集時の烏害などを発生させず、更に、大規模な浄化施設等を必要としない。また、生ごみの腐敗による病害虫や悪臭の発生を防ぎ、清潔で衛生的な環境を実現する。
更に、破砕生ごみと水との分離を円滑に行わせると共に、粉砕生ごみと着床材とを均等且つ効率的に混ぜ合わせ、粉砕生ごみの分解を効率的に行わせることができる。
【0042】
2.請求項2記載の発明に係る生ごみ処理装置によれば、上記効果に加えて、ハウジング内のガス(悪臭)を排出パイプに強制排出させる構成したことで、ハウジング外への悪臭の漏れは完全に防止することができる。
【0043】
3.請求項3記載の発明に係る生ごみ処理装置によれば、上記1又は2の効果に加えて、ディスポーザーと分解装置部とが、分離・連結可能に形成されていることで、それぞれの装置部を個別に、販売、配置、維持管理、交換等をすることができる。
【0045】
.請求項4記載の発明に係る生ごみ処理装置によれば、上記1〜記載のいずれかの効果に加えて、着床材として、多孔質のトルマリン、セラミック、又はコーラルサンゴボールのいずれかを用いたことで、分解菌を長時間生息させることができ、長期間の使用に耐え、磨耗もしにくい。したがって、簡便でメンテナンスフリーとなっており、二次公害や悪臭の心配はない。中でも、トルマリンを用いたときの効果が顕著である。
【0046】
.請求項記載の発明に係る生ごみ処理装置によれば、上記1〜記載のいずれかの効果に加えて、ハウジングは、上部部材と下部部材とが分離可能に形成されていることで、ハウジング内の着床材や回転ドラムの交換・清掃等の保守管理が容易になる。
【0047】
.請求項記載の発明に係る生ごみ処理装置によれば、上記1〜記載のいずれかの効果に加えて、U字管部に水が滞留して連結パイプ及び排出パイプ内が水により空間的に遮断されている状態としたことで、連結パイプを通じての分解装置部・排出パイプからシンクへのガス(悪臭)の逆流や、排出パイプから分解装置部への小動物やガスの移動を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の生ごみ分解装置部の縦断面の概略説明図。
【図2】同実施例の生ごみ処理装置の概略説明図。
【図3】同生ごみ分解装置部の左側説明図。
【図4】同生ごみ分解装置部の平面説明図。
【図5】同生ごみ分解装置部の右側説明図。
【符号の説明】
1・・・台所のシンク
10・・ディスポーザー(破砕装置部)
10a・・シンク連結部
11・・(ディスポーザーの)排出部
12・・連結パイプ
12a・・U字管部
13・・着脱部13
20・・分解装置部
21・・切換弁
21a・・(切換弁の)回転軸
21b・・電磁作動装置
22・・排出パイプ
22a・・U字管部
22b・・排出縦パイプ
23・・着床材[トルマリン]
24・・回転ドラム
24a・・側板
24b・・周板
24c・・排水孔
25・・ハウジング
25a・・上部部材
25b・・下部部材
26・・ラグ板
28・・導入パイプ
28a・・生ごみ導入口
29・・主モーター
29a・・モーターカバー
29b・・回転ドラム駆動軸
30・・ガス排出部
31・・ファンカバー
33・・排気ファン
34・・排気ダクト
40・・支持台
41・・端子台
42・・タイマー回路

Claims (6)

  1. 台所のシンク(1)の排水孔に連結されたディスポーザー(10)と、
    該ディスポーザー(10)によって破砕された生ごみを微生物を活用して分解処理する分解装置部(20)と、
    上記分解装置部(20)から出る排液を排出させる排出パイプ(22)と、
    上記ディスポーザー(10)を駆動操作したとき、ディスポーザー(10)から排出される排液が連結パイプ(12)を介して分解装置部(20)に供給され、ディスポーザー(10)が駆動されないときはディスポーザー(10)から排出される排液が前記排出パイプ(22)に直接排出されるように作動する切替弁(21)と、
    上記分解装置部(20)内のガスを排出するガス排出部(30)と、から構成され、
    かつ、上記分解装置部(20)が、
    左右の側板(24a)(24a)と多数の排水孔(24c)が穿設されてなる周板(24b)とからなる回転ドラム(24)であって、上記周板(24b)の内周の複数箇所に該回転ドラム(24)の軸線に対して複数の方向に傾斜したラグ板(26)が付設されて構成された回転ドラム(24)と、
    上記回転ドラム(24)内に収容され、破砕された生ごみを分解する微生物と、
    該微生物のコロニーとなる着床材(23)群と、
    上記回転ドラム(24)の中心部にディスポーザー(10)からの破砕生ごみを導入する導入パイプ(28)と、
    上記回転ドラム(24)を密閉状態で保持するハウジング(25)とからなり、
    上記着床材(23)群を上記回転ドラム(24)の内側で相互に移動可能に保持すると共に破砕された生ごみ以外の排液を分離し回転ドラム(24)外へ排出するよう構成されてなることを特徴とする生ごみ処理装置。
  2. 上記ガス排出部(30)が、上記ハウジング(25)内と排出パイプ(22)とを連通させるガス排出ダクト(34)と、上記ハウジング(25)内のガスを強制排出させる排出ファン(33)と、からなることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装置。
  3. ディスポーザー(10)と分解装置部(20)とが、上記連結パイプ(12)の脱着(脱着部13)により分離・連結可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の生ごみ処理装置。
  4. 着床材(23)群が、多孔質のトルマリン、セラミック、又はコーラルサンゴボールのいずれかでなることを特徴とする請求項1〜3記載のいずれかの生ごみ処理装置。
  5. 上記ハウジング(25)は、上部部材(25a)と下部部材(25b)とが分離可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜4記載のいずれかの生ごみ処理装置。
  6. 連結パイプ(12)又は/及び排出パイプ(22)に、下方に湾曲するU字管部(12a)(22a)が形成され、該U字管部(12a)(22a)に水が滞留している状態で、連結パイプ(12)又は/及び排出パイプ(22)内が該水により空間的に遮断されていることを特徴とする請求項1〜5記載のいずれかの生ごみ処理装置。
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