JP4328601B2 - 音声処理装置、編集装置、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
コンピュータを、複数の音声データを入力する入力手段と、前記入力手段が入力した前記音声データ毎に音声の平均レベルとピークレベルとを計測するレベル計測手段と、前記音声データ毎に、前記ピークレベルを予め定めた上限レベルにするゲイン値を算出し、このゲイン値を前記平均レベルに乗算した乗算値を算出した後、前記音声データ毎に、この音声データの平均レベルを前記乗算値の最小値にするゲイン値である目標ゲイン値を算出する目標ゲイン算出手段と、前記複数の音声データのレベルをそれぞれ前記目標ゲインを乗算したレベルに調整するレベル調整手段として機能させるための制御プログラムを記録したことを特徴とする。
(1) 第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る編集装置10の機能構成を示すブロック図である。この編集装置10は、CD(音楽CD)やラジオ番組の作成に用いられる音声編集装置であり、メディア読み込み部11、音声レベル計測部12、メディア管理部13、音声レベル調整部14及びメディア書き込み部15を備えている。
図2は、この編集装置10の編集動作の一例を示すフローチャートである。
この編集装置10において、メディア管理部13は、まず、予め入力したユーザの指示に基づき、メディア読み込み部11に読み込み対象の複数のファイル(音声データ)の再生順序を指定する(ステップS1)。次いで、メディア管理部13は、音声レベル計測部12による全ファイル(音声データ)のレベル計測が終了したか否かを判断するが(ステップS2)、この時点では、レベル計測が何ら行われていないため、この判断結果は否定となり、メディア読み込み部11による一つのファイル(音声データ)の読み込みを開始させる(ステップS3)。
AUi=Ai*GUi ……(2)
このようにして全ての音声データについて上限平均レベルAUiを算出すると、メディア管理部13は、これら上限平均レベルAUiの最小値を目標平均レベルATに設定し(式(3)参照)、音声データ毎に、平均レベルAiを目標平均レベルATにするゲイン値である目標ゲイン値GTiを算出する(式(4)参照)。以上が、目標ゲイン算出処理である。
GTi=AT/Ai ……(4)
目標ゲイン算出処理が終了すると、メディア管理部13は、音声レベル調整部14に音声データ毎の目標ゲイン値GTiを順次通知して編集対象の全ての音声データのレベル調整と書き込みとを行う。詳述すると、メディア管理部13は、まず、全ての音声データのレベル調整が終了したか否かを判断するが(ステップS11)、この時点ではレベル調整を行っていないため、この判断結果は否定となり、音声レベル調整部14に再生順が最初の音声データに対する目標ゲイン値GT1を通知することにより、音声レベル調整部14により該音声データのレベルを目標ゲイン値GT1を乗算したレベルに調整すべく、該音声データのレベルを示す情報を書き換える(ステップS12)。
図3は、第2実施形態に係る編集装置100の機能構成を示すブロック図である。この編集装置100は、DVDやTV番組の作成に用いられる音声編集装置であり、編集対象のデータが音声データと映像データの両方を含むマルチメディアデータである点で第1実施形態に係る編集装置10と異なるが、音声データのレベルを調整するという機能は同一である。
この編集装置100の動作が第1実施形態に係る編集装置10と異なる点は、ファイルを読み込んだ後(ステップS3の処理の後)、メディア分離部20により読み込んだファイルのデータから音声データと映像データとを分離する処理を行う点(ステップS20)と、音声レベル調整部14により音声データのレベル調整を行った後(ステップS12の後)、このレベル調整後の音声データと、ステップS20の処理で分離された映像データとを多重化する処理を行う点(ステップS21)である。これにより、音声データと映像データの両方を含むマルチメディアデータの音声データのレベル調整だけを行って記録メディアに記録することができる。
11 メディア読み込み部
12 音声レベル計測部
13、130 メディア管理部
14 音声レベル調整部
15 メディア書き込み部
20 メディア分離部
21 メディア多重部
Claims (8)
- 複数の音声データを入力する入力手段と、
前記入力手段が入力した前記音声データ毎に音声の平均レベルとピークレベルとを計測するレベル計測手段と、
前記音声データ毎に、前記ピークレベルを予め定めた上限レベルにするゲイン値を算出し、このゲイン値を前記平均レベルに乗算した乗算値を算出した後、前記音声データ毎に、この音声データの平均レベルを前記乗算値の最小値にするゲイン値である目標ゲイン値を算出する目標ゲイン算出手段と、
前記複数の音声データのレベルをそれぞれ前記目標ゲインを乗算したレベルに調整するレベル調整手段と
を備えることを特徴とする音声処理装置。 - 前記入力手段が映像データと音声データとを含むマルチメディアデータを入力した場合に、映像データと音声データとを分離する分離手段と、
前記分離手段で分離された映像データと、前記レベル調整手段から出力された音声データとを多重化する多重化手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。 - 前記レベル計測手段は、前記入力手段が入力した前記音声データのレベルを聴覚感度特性に合わせて補正した後に、前記平均レベルと前記ピークレベルとを計測することを特徴とする請求項1又は2に記載の音声処理装置。
- 複数の音声データを入力する入力手段と、
前記入力手段が入力した前記音声データ毎に音声の平均レベルとピークレベルとを計測するレベル計測手段と、
前記音声データ毎に、前記ピークレベルを予め定めた上限レベルにするゲイン値を算出し、このゲイン値を前記平均レベルに乗算した乗算値を算出した後、前記音声データ毎に、この音声データの平均レベルを前記乗算値の最小値にするゲイン値である目標ゲイン値を算出する目標ゲイン算出手段と、
前記複数の音声データのレベルをそれぞれ前記目標ゲインを乗算したレベルに調整するレベル調整手段と、
前記レベル調整手段から出力された音声データを所定の記録媒体に記録する記録手段を有することを特徴とする編集装置。 - 前記入力手段が映像データと音声データとを含むマルチメディアデータを入力した場合に、映像データと音声データとを分離する分離手段と、
前記分離手段で分離された映像データと、前記レベル調整手段から出力された音声データとを多重化する多重化手段とを有し、
前記記録手段は、
前記多重化手段により多重化されたデータを所定の記録媒体に記録することを特徴とする請求項4に記載の編集装置。 - 前記レベル計測手段は、前記入力手段が入力した前記音声データのレベルを聴覚感度特性に合わせて補正した後に、前記平均レベルと前記ピークレベルとを計測することを特徴とする請求項4又は5に記載の編集装置。
- コンピュータにより複数の音声データの音声レベルを調整するための制御プログラムにおいて、
コンピュータを、
複数の音声データを入力する入力手段と、
前記入力手段が入力した前記音声データ毎に音声の平均レベルとピークレベルとを計測するレベル計測手段と、
前記音声データ毎に、前記ピークレベルを予め定めた上限レベルにするゲイン値を算出し、このゲイン値を前記平均レベルに乗算した乗算値を算出した後、前記音声データ毎に、この音声データの平均レベルを前記乗算値の最小値にするゲイン値である目標ゲイン値を算出する目標ゲイン算出手段と、
前記複数の音声データのレベルをそれぞれ前記目標ゲインを乗算したレベルに調整するレベル調整手段として機能させるための制御プログラム。 - コンピュータにより複数の音声データの音声レベルを調整するための制御プログラムを記録した記録媒体において、
コンピュータを、
複数の音声データを入力する入力手段と、
前記入力手段が入力した前記音声データ毎に音声の平均レベルとピークレベルとを計測するレベル計測手段と、
前記音声データ毎に、前記ピークレベルを予め定めた上限レベルにするゲイン値を算出し、このゲイン値を前記平均レベルに乗算した乗算値を算出した後、前記音声データ毎に、この音声データの平均レベルを前記乗算値の最小値にするゲイン値である目標ゲイン値を算出する目標ゲイン算出手段と、
前記複数の音声データのレベルをそれぞれ前記目標ゲインを乗算したレベルに調整するレベル調整手段として機能させるための制御プログラムを記録した記録媒体。
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JP2003390603A JP4328601B2 (ja) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | 音声処理装置、編集装置、制御プログラム及び記録媒体 |
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