JP4787131B2 - オーディオ再生装置、並びにオーディオ再生方法及びプログラム、オーディオ記録装置、オーディオ記録方法 - Google Patents

オーディオ再生装置、並びにオーディオ再生方法及びプログラム、オーディオ記録装置、オーディオ記録方法 Download PDF

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Description

本発明は、オーディオデータを再生するオーディオ再生装置に関する。
音楽や音声のオーディオ信号は、再生する機器によって音量の補正をするのが一般的である。しかし、オーディオ信号のソースの相違やメディアの相違によって、音量に差が生じることがある。以下に示す特許文献1には、曲ごと又はアルバム等の複数の曲を含む単位ごとに、音量を補正するための音量補正値を保存しておき、その補正値を用いて再生時の音量が一定となるように音量を調整するオーディオ再生装置が記載されている。
特開2005−11432号公報
特許文献1に記載のオーディオ再生装置において、再生する曲の順序をランダムに変えて再生するランダムプレイの場合には、曲ごとに音量の補正が行われても、聞き手たるユーザにとって問題は生じない。しかしながら、アルバムを通して再生するノーマルプレイの場合、例えば、複数の曲が繋がって再生される場合や、アルバム中に元々音量の小さな静かな曲が含まれる場合には、曲ごとに音量の補正が行われると、曲間の音量差のため、ユーザにとって違和感が生じることがある。
本発明が解決しようとする課題には、上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、ユーザが特に意識することなく、ランダムプレイ及びノーマルプレイのいずれにおいても安定した音量で音楽を再生することのできるオーディオ再生装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、所定のオーディオソースからオーディオデータをオーディオソースに対応するグループごとに記録媒体に記録するオーディオ記録装置であって、前記オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出手段と、前記グループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出手段と、前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録手段と、前記所定のオーディオソースからオーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する判定手段と、を備え、前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、前記記録手段は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録する。
請求項9に記載の発明は、所定のオーディオソースからオーディオデータをオーディオソースに対応するグループごとに記録媒体に記録するオーディオ記録方法であって、前記オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出工程と、前記グループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出工程と、前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録工程と、前記所定のオーディオソースからオーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する判定工程と、を備え、前記第2の音量補正値算出工程は、前記判定工程により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、前記記録工程は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録する。
請求項10に記載の発明は、コンピュータにより実行され、所定のオーディオソースからオーディオデータをオーディオソースに対応するグループごとに記録媒体に記録するオーディオ記録プログラムであって、前記オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出手段、前記グループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出手段、前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録手段、前記所定のオーディオソースからオーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する判定手段、として前記コンピュータを機能させ、前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、前記記録手段は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録する。
本発明の1つの観点では、所定のオーディオソースからオーディオデータをオーディオソースに対応するグループごとに記録媒体に記録するオーディオ記録装置であって、前記オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出手段と、前記グループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出手段と、前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録手段と、前記所定のオーディオソースからオーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する判定手段と、を備え、前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、前記記録手段は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録する。
上記のオーディオ記録装置は、第1の音量補正値算出手段と、第2の音量補正値算出手段と、記録手段と、判定手段と、を備える。前記第1の音量補正値算出手段は、オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する。前記第2の音量補正値算出手段は、前記オーディオデータについてオーディオソースに対応するグループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する。前記記録手段は、前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する。判定手段は、オーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する。第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とする。前記記録手段は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録する。このようにすることで、前記オーディオデータに対し、再生モードによって異なる音量補正値をリンクして記録することができる。
上記のオーディオ記録装置の一態様は、前記所定のオーディオソースの識別番号を、対応するグループの識別番号として記録媒体に記録する手段を更に備え、前記判定手段は、前記所定のオーディオソースの識別番号と記録媒体に記録されている前記グループの識別番号とを基に、前記所定のオーディオソースのオーディオデータが前記記録媒体に存在しているか否かを判定する。
上記のオーディオ記録装置の他の一態様では、前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していないと判定された場合には、前記追加して記録されるオーディオデータについての前記第1の音量補正値の値を、当該追加して記録されるオーディオデータについての前記第2の音量補正値の値とする。
上記のオーディオ記録装置の好適な実施例は、前記第2の音量補正値算出手段は、前記オーディオソースに対応するグループ全体の平均音量レベル値を求め、前記平均音量レベル値と出力音量の音量レベル値との差を前記第2の音量補正値として算出する。
上記のオーディオ記録装置の好適な実施例は、前記第2の音量補正値算出手段は、前記オーディオソースに対応するグループの前記オーディオデータごとの平均音量レベル値の平均を求め、前記平均と出力音量の音量レベル値との差を前記第2の音量補正値として算出する。
上記のオーディオ記録装置の好適な実施例は、前記第2の音量補正値算出手段は、前記オーディオソースに対応するグループの前記オーディオデータの第1の音量補正値の平均を前記第2の音量補正値として算出する。
上記のオーディオ記録装置の好適な実施例は、前記第2の音量補正値算出手段は、前記オーディオソースに対応するグループの前記オーディオデータの第1の音量補正値の最小値を前記第2の音量補正値として算出する。これにより、第2の音量補正値の大きさを最小にすることができる。
上記のオーディオ記録装置の好適な実施例は、前記第2の音量補正値算出手段は、前記追加して記録されるオーディオデータの前記第1の音量補正値が、前記記録媒体に記録済みの前記所定のオーディオソースに対応するグループに含まれる複数のオーディオデータに共通の前記第2の音量補正値よりも小さい場合には、前記追加して記録されるオーディオデータの前記第1の音量補正値を、前記追加して記録されるオーディオデータ、及び、前記記録媒体に記録済みの前記所定のオーディオソースに対応するグループのオーディオデータ、についての前記第2の音量補正値とする。
本発明の他の観点では、所定のオーディオソースからオーディオデータをオーディオソースに対応するグループごとに記録媒体に記録するオーディオ記録方法であって、前記オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出工程と、前記グループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出工程と、前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録工程と、前記所定のオーディオソースからオーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する判定工程と、を備え、前記第2の音量補正値算出工程は、前記判定工程により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、前記記録工程は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録する。この方法によっても、前記オーディオデータに対し、再生モードによって異なる音量補正値をリンクして記録することができる。
本発明の更なる他の観点では、コンピュータにより実行され、所定のオーディオソースからオーディオデータをオーディオソースに対応するグループごとに記録媒体に記録するオーディオ記録プログラムであって、前記オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出手段、前記グループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出手段、前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録手段、前記所定のオーディオソースからオーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する判定手段、として前記コンピュータを機能させ、前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、前記記録手段は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録する。この記録プログラムによっても、前記オーディオデータに対し、再生モードによって異なる音量補正値をリンクして記録することができる。
本発明の更なる他の観点では、オーディオデータについて、上記のオーディオ記録装置によって記録された記録媒体より前記オーディオデータを再生するオーディオ再生装置は、前記オーディオデータの再生モードを入力するための入力手段と、入力された前記再生モードを基に、前記グループのオーディオデータがランダムに再生されると判定した場合には、前記第1の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行い、前記グループのオーディオデータが順番に通して再生されると判定した場合には、前記第2の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行う音量補正手段と、を備える。このようにすることで、ノーマルプレイとランダムプレイとで音量補正値を自動的に切り替えて音量補正を行うことができ、ランダムプレイ及びノーマルプレイのいずれにおいても安定した音量で音楽を再生することができる。
本発明の更なる他の観点では、オーディオデータについて、上記のオーディオ記録方法によって記録された記録媒体より前記オーディオデータを再生するオーディオ再生方法は、前記オーディオデータの再生モードを入力するための入力方法と、入力された前記再生モードを基に、前記グループのオーディオデータがランダムに再生されると判定した場合には、前記第1の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行い、前記グループのオーディオデータが順番に通して再生されると判定した場合には、前記第2の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行う音量補正方法と、を備える。この方法によっても、ノーマルプレイとランダムプレイとで音量補正値を自動的に切り替えて音量補正を行うことができ、ランダムプレイ及びノーマルプレイのいずれにおいても安定した音量で音楽を再生することができる。
本発明の更なる他の観点では、上記のオーディオ記録プログラムによって記録された記録媒体より前記オーディオデータを再生する、コンピュータにより実行されるオーディオ再生プログラムは、前記オーディオデータの再生モードを入力するための入力手段、入力された前記再生モードを基に、前記グループのオーディオデータがランダムに再生されると判定した場合には、前記第1の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行い、前記グループのオーディオデータが順番に通して再生されると判定した場合には、前記第2の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行う音量補正手段、として前記コンピュータを機能させる。このプログラムによっても、ノーマルプレイとランダムプレイとで音量補正値を自動的に切り替えて音量補正を行うことができ、ランダムプレイ及びノーマルプレイのいずれにおいても安定した音量で音楽を再生することができる。また、このオーディオ再生プログラムは、記憶媒体に記憶した状態で取り扱うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
(オーディオ再生・記録装置の構成)
図1に、本実施例に係るオーディオ再生・記録装置100の構成を示す。図1において、オーディオ再生・記録装置100は、オーディオ記録装置100aとオーディオ再生装置100bより構成される。
オーディオ記録装置100aは、オーディオソース10、オーディオソース読出部11、音量補正値算出部12、エンコーダ13、データ書込部14、補正値読出部8、記録媒体15より構成される。ここで、音量補正値算出部12、データ書込部14、補正値読出部8は、制御部16が、例えば、メモリなどに記録されているプログラムを実行することにより実現される機能である。ここで、制御部16は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)である。なお、制御部16は、操作部9を介してユーザから記録や再生の指示を信号として受け取る。
オーディオソース10は、CD(Compact Disc)などの記録媒体であり、音量補正が行われていない音楽や音声のオーディオ信号が記録されている。オーディオソース読出部11は、オーディオソース10よりオーディオデータを読み取る。音量補正値算出部12は、当該オーディオデータについての音量補正値を算出する。エンコーダ13は、オーディオデータを符号化して圧縮する。補正値読出部8は、音量補正値算出部12より音量補正値を読み込む。データ書込部14は、符号化されたオーディオデータと、補正値読出部8によって読み出された音量補正値とをリンクして記録媒体15に記録する。音量補正値算出部12が、本発明における第1の音量補正値算出手段、及び、第2の音量補正値算出手段として機能し、データ書込部14が、本発明における記録手段として機能する。
オーディオ再生装置100bは、データ読出部17、音量補正値設定部18、デコーダ19、音量補正部20、メインボリューム21より構成される。ここで、データ読出部17、音量補正値設定部18、音量補正部20は、制御部16が、例えば、メモリなどに記録されているプログラムを実行することにより実現される機能である。ここでいう音量補正値設定部18が、本発明における音量補正値設定手段として機能し、音量補正部20が、本発明における音量補正手段として機能する。
データ読出部17は、記録媒体15に記録されたオーディオデータと音量補正値とを読み出す。この段階では、読み出されたオーディオデータは符号化されている。デコーダ19は、このオーディオデータを復号化する。音量補正値設定部18は、音量補正値を対応するオーディオデータに設定する。メインボリューム21は、オーディオ再生装置100bの図示しないスピーカ等より出力される出力音量の音量レベル値を手動で調節するためのものである。ユーザは、メインボリューム21を調節することにより、出力音量の音量レベル値を所望の値にすることができる。音量補正部20は、出力音量の音量レベル値を、再生するオーディオデータに対応する音量補正値で補正する。なお、ここで、エンコーダ13は、音量補正値についても符号化して圧縮することとしてもよい。この場合は、デコーダ19は、当該音量補正値についても復号化する。また、以下の説明では、一例として、オーディオデータを音楽のオーディオデータであるとして説明する。
(オーディオデータ記録処理)
次に、オーディオデータ記録処理について述べる。図2は、オーディオデータ記録処理のフローチャートを示す。
音量補正値算出部12は、オーディオソース10よりオーディオデータを読み取り、曲毎のオーディオデータについて音量補正値を算出する(ステップS101)。また、音量補正値算出部12は、アルバム毎のオーディオデータについても音量補正値を算出する(ステップS102)。なお、以下の説明では、曲毎のオーディオデータについての音量補正値を第1の音量補正値とし、アルバム毎のオーディオデータについての音量補正値を第2の音量補正値とする。第1の音量補正値及び第2の音量補正値の具体的な算出方法については、後に詳細に述べることとする。
エンコーダ13は、オーディオデータを符号化する(ステップS103)。データ書込部14は、符号化されたオーディオデータと、補正値読出部8によって読み出された第1及び第2の音量補正値とをリンクして記録媒体15に記録する(ステップS104)。
図3は、オーディオデータと第1及び第2の音量補正値とのリンクの様子を示す模式図である。図3(a)に示す例では、オーディオソース10より読み取られたオーディオデータとして、アルバムYにおける音楽データA、音楽データB、音楽データCの3つの曲のオーディオデータが読み取られたとする。
ここで、音楽データAについての第1の音量補正値を音量補正値aとし、音楽データBについての第1の音量補正値を音量補正値bとし、音楽データCについての第1の音量補正値を音量補正値cとする。また、音楽データA、B、Cをまとめたアルバムの第2の音量補正値を音量補正値yとする。この場合、図3(a)に示すように、1つの音楽データに対し、第1の音量補正値及び第2の音量補正値がリンクされる。例えば、音楽データAには、音量補正値a及び音量補正値yがリンクされ、音楽データBには、音量補正値bと音量補正値yがリンクされ、音楽データCには、音量補正値c及び音量補正値yがリンクされる。
オーディオソース10としては、複数のオーディオデータから構成されるアルバムに限られるものではなく、代わりに、例えば、1つのオーディオデータから構成されるシングルなどでもよいのは言うまでもない。図3(b)に示す例は、シングルXにおける音楽データG、アルバムZにおける1つの音楽データEが読み取られた場合を示す。ここで、音楽データGについての第1の音量補正値を音量補正値gとし、第2の音量補正値を音量補正値xとする。また、音楽データEについての第1の音量補正値を音量補正値eとし、第2の音量補正値を音量補正値zとする。この場合であっても、音楽データGには、音量補正値g及び音量補正値xがリンクされ、音楽データEには、音量補正値e及び音量補正値zがリンクされる。
即ち、記録媒体に記録された音楽データなどのオーディオデータについて、シングルX、アルバムY、Zといったオーディオソースに対応するグループ毎に共通の第2の音量補正値がリンクされる。
さらには、図3(c)に示すように、音楽データA、B、C夫々についての属性値として、第2の音量補正値たる音量補正値yの値が直接設けられるとしてもよい。
なお、上述した音楽データなどのオーディオデータには、図4に示すように、識別情報として、リンク付けされる第1の音量補正値や第2の音量補正値、TOC(Table of Contents)情報、録音日などの日付情報が記録される。このTOC情報が、オーディオソースに対応するグループを識別する識別情報として機能する。
音量補正値算出部12は、このTOC情報などの識別情報を用いることで、記録媒体15にオーディオソース10のオーディオデータが既に記録されているか否かを判定することができる。
具体的には、音量補正値算出部12は、オーディオソース10のオーディオデータが記録媒体15に記録される場合において、オーディオソース10の識別番号とグループの識別番号とを基に、オーディオソース10のオーディオデータが記録媒体15に存在しているか否かを判定し、存在していないと判定した場合には、オーディオソース10のオーディオデータについての第1の音量補正値の値を、当該オーディオソース10のオーディオデータについての第2の音量補正値とし、データ書込部14は、当該オーディオソース10のオーディオデータについて、当該第1の音量補正値及び当該第2の音量補正値をリンクして記録媒体15に記録する。このようにすることで、オーディオソース10のオーディオデータを始めて記録媒体15に記録する場合において、記録されるオーディオソース10のオーディオデータに対し、第1の音量補正値、及び、第2の音量補正値をリンクして記録することができる
また、音量補正値算出部12は、オーディオソース10のオーディオデータが記録媒体15に存在していると判定した場合には、記録媒体15に記録済みのオーディオソース10に対応するグループのオーディオデータの第2の音量補正値の値とオーディオソース10のオーディオデータの第2音量補正値の値とを共通の値とし、データ書込部14は、オーディオソース10のオーディオデータについて、第1の音量補正値及び共通の値とされた第2の音量補正値をリンクして記録媒体15に記録すると共に、記録媒体15に記録済みのオーディオソース10に対応するグループのオーディオデータについて、共通の値とされた第2の音量補正値をリンクして記録する。このようにすることで、オーディオソース10のオーディオデータを2回目以降に記録媒体15に記録する場合において、記録されるオーディオソース10のオーディオデータに対し、第1の音量補正値、及び、第2の音量補正値をリンクして記録することができる
以上説明したように、本実施例では、オーディオ記録装置は、オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出手段と、当該オーディオデータについてオーディオソースに対応するグループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出手段と、当該オーディオデータについて、第1の音量補正値及び第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録手段と、を備える。このようにすることで、当該オーディオデータに対し、再生モードによって異なる音量補正値をリンクして記録することができる。
(オーディオデータ再生処理)
次に、オーディオデータ再生処理について述べる。図5は、オーディオデータ再生処理のフローチャートを示す。
音量補正値設定部18は、ユーザによる操作を基に、再生モードがアルバムを通して再生するノーマルプレイであるか否かについて判定し(ステップS111)、ノーマルプレイであると判定した場合には(ステップS111:Yes)、出力音量の音量レベル値の補正値を第2の音量補正値に決定する(ステップS112)。音量補正値設定部18は、ステップS111において、再生モードがノーマルプレイでないと判定した場合(ステップS111:No)、即ち、再生モードが再生する曲の順序をランダムに変えて再生するランダムプレイであると判定した場合には、出力音量の音量レベル値の補正値を第1の音量補正値に決定する(ステップS113)。
記録媒体15に記録されたオーディオデータと第1及び第2の音量補正値は、データ読出部17により読み出される(ステップS114)。そして、オーディオデータは、デコーダ19により復号化される(ステップS115)。音量補正部20は、出力音量の音量レベル値の補正値が第1の補正値に決定されていれば、当該オーディオデータにリンクして記録されている第1の音量補正値を曲毎に用いて再生し、出力音量の音量レベル値の補正値が第2の補正値に決定されていれば、当該オーディオデータにリンクして記録されている第2の音量補正値をアルバム毎に用いて再生する(ステップS116)。この後、本処理は終了する。
図3(a)に示す例でいうと、音量補正部20は、再生モードがランダムプレイであると判定された場合には、音楽データAを再生する際に、出力音量の音量レベル値を音量補正値aで補正し、音楽データBを再生する際に、出力音量の音量レベル値を音量補正値bで補正し、音楽データCを再生する際に、出力音量の音量レベル値を音量補正値cで補正する。一方、音量補正部20は、再生モードがノーマルプレイであると判定された場合には、音楽データA、B、Cの何れの音楽データを再生する際であっても、出力音量の音量レベル値を音量補正値yで補正する。
以上説明したように、本実施例では、オーディオデータについて、第1の音量補正値、及び、オーディオソースに対応したグループ毎に共通の第2の音量補正値が記録された記録媒体より当該オーディオデータを再生するオーディオ再生装置であって、当該オーディオデータの再生モードを入力するための入力手段と、入力された再生モードを基に、当該グループのオーディオデータがランダムに再生されると判定した場合には、第1の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行い、当該グループのオーディオデータが順番に通して再生されると判定した場合には、第2の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行う音量補正手段と、を備える。このようにすることで、本実施例に係るオーディオ再生装置は、ノーマルプレイとランダムプレイとで音量補正値を自動的に切り替えて音量補正を行うことができ、ランダムプレイ及びノーマルプレイのいずれにおいても安定した音量で音楽を再生することができる。
(音量補正値算出方法)
次に、音量補正値の算出方法について具体的に述べる。曲毎のオーディオデータについての音量補正値(第1の音量補正値)の算出方法としては、(1a)曲全体の平均音量の音量レベル値を求め、当該平均音量の音量レベル値と出力音量の音量レベル値との差を第1の音量補正値とする方法、(2a)短時間毎の音量の音量レベル値を求め、その中で最もピークとなる音量レベル値と出力音量の音量レベル値との差を第1の音量補正値とする方法が挙げられる。
ここで、曲毎のオーディオデータの音量レベル値を測定する方法としては、公知の技術を適用できる。例えば、制御部16により、オーディオデータの一定時間毎の信号レベルのピーク値を8ビットの256のレベルの数値に変換し、それら一定時間毎のピーク値を平均化した平均値を、オーディオデータの音量レベル値とすることができる。また、上記の(2a)の方法を用いた場合には、曲毎に、最もピークとなる音量の音量レベル値を出力音量の音量レベル値に合わせることができる。
例えば、音楽CDなどの1つのオーディオソースに対応するアルバム毎のオーディオデータ(曲)についての音量補正値(第2の音量補正値)の算出方法としては、(1b)アルバム全体の平均音量レベル値を求め、当該平均音量レベル値と出力音量の音量レベル値との差を第2の音量補正値とする方法、(2b)アルバム全体の各曲毎の平均音量レベル値の平均を求め、当該平均と出力音量の音量レベル値との差を第2の音量補正値とする方法、(3b)アルバムの各曲毎の第1の音量補正値の平均を第2の音量補正値とする方法、(4b)アルバムの各曲毎の第1の音量補正値の最小値を第2の音量補正値とする、即ち、音量レベル値が一番大きな曲のオーディオデータの第1の音量補正値を第2の音量補正値とする方法が挙げられる。
(オーディオデータ記録処理の具体例)
次に、第1及び第2のオーディオデータの記録処理の具体例について、図6に示すフローチャートを用いて述べる。図6に示すフローチャートに示す第1及び第2の音量補正値の算出処理の方法では、第1の音量補正値の算出方法として、上述の(1a)又は(2a)の方法を用いて第1の音量補正値を求め、第2の音量補正値の算出方法として、上述の(4b)の方法を用いて第2の音量補正値を求めることとする。
具体的には、音量補正値算出部12は、音楽CDに対応付けて記録されているTOC情報に基づいて、記録媒体15に記録済みのアルバムであるかの判断を行うことができる。即ち、音量補正値算出部12は、音楽CDのTOC情報と記録済みのアルバムのTOC情報とを基に、当該音楽CDのオーディオデータが記録媒体15に存在しているか否かを判定し、存在していないと判定した場合には、当該音楽CDのオーディオデータについての第1の音量補正値の値を、当該音楽CDに対応するアルバムにおけるオーディオデータの第2の音量補正値とし、データ書込部14は、当該第1の音量補正値及び当該第2の音量補正値をリンクして記録媒体15に記録する。
音量補正値算出部12は、当該音楽CDのオーディオデータが記録媒体15に存在していると判定した場合には、当該記録媒体15に記録済みの当該音楽CDに対応するアルバムのオーディオデータの第2の音量補正値の値と当該音楽CDの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、データ書込部14は、当該音楽CDのオーディオデータについて、当該第1の音量補正値及び共通の値とされた当該第2の音量補正値をリンクして記録媒体15に記録すると共に、当該記録媒体15に記録済みの音楽CDに対応するアルバムのオーディオデータについて、共通の値とされた当該第2の音量補正値をリンクして記録媒体15に記録する。以下、図6に示すフローチャートを用いて述べる。
例えば、オーディオソース10が音楽CDの場合、音量補正値算出部12は、同じ音楽CDが既に録音済みか否かを判定し(ステップS121)、録音済みでないと判定した場合には(ステップS121:No)、ステップS123へ進む。
音量補正値算出部12は、同じ音楽CDが既に録音済みであると判定した場合には(ステップS121:Yes)、全曲録音済みか否かを判定する(ステップS122)。音量補正値算出部12は、ステップS122において、全曲録音済みであると判定した場合には(ステップS122:Yes)、処理を終了し、全曲録音済みでないと判定した場合には(ステップS122:No)、ステップS123へ進む。
ステップS123において、音量補正値算出部12は、曲番号Nに1を設定する。次に、音量補正値算出部12は、N曲目が録音済みか否かを判定し(ステップS124)、録音済みであると判定した場合には(ステップS124:Yes)、ステップS130へ進む。具体的には、音量補正値算出部12は、記録されているオーディオデータに対応付けて記録されているTOC情報に基づいて、記録された曲のトラックNo.と記録済みのCDの曲のトラックNo.とを比較することで、N曲目が録音済みか否かを判定することができる
音量補正値算出部12は、ステップS124において、N曲目が録音済みでないと判定した場合には(ステップS124:No)、N曲目の第1の音量補正値を算出し(ステップS125)、ステップS126へ進む。ステップS126において、音量補正値算出部12は、N曲目が1よりも大きいか否かを判定し、大きくないと判定した場合には(ステップS126:No)、ステップS128へ進み、大きいと判定した場合には(ステップS126:Yes)、ステップS127へ進む。
ステップS127において、音量補正値算出部12は、N曲目の第1の音量補正値がアルバム毎の第2の音量補正値よりも小さいか否かを判定し(ステップS127)、小さくないと判定した場合には(ステップS127:No)、ステップS129へ進む。音量補正値算出部12は、ステップS127において、N曲目の第1の音量補正値がアルバム毎の第2の音量補正値よりも小さいと判定した場合には(ステップS127:Yes)、N曲目の第1の音量補正値をアルバム毎の第2の音量補正値に設定する(ステップS128)。
データ書込部14は、オーディオデータと第1、第2の音量補正値をリンクして記録媒体15に記録すると共に、記録済みの当該アルバムのオーディオデータについても、共通の第2の音量補正値として、当該第2の音量補正値をリンクして記録媒体15に記録する(ステップS129)。ステップS130において、音量補正値算出部12は、全曲について録音が終了したか否かを判定し、終了していないと判定した場合には(ステップS130:No)、曲番号Nを1進めた後(ステップS131)、ステップS124へ戻る。音量補正値算出部12は、ステップS130において、全曲について録音が終了したと判定した場合には(ステップS130:Yes)、処理を終了する。
以上述べたように、音量補正値算出部12は、追加して記録されるオーディオデータの第1の音量補正値が、記録媒体15に記録済みのオーディオソース10に対応するグループに含まれる複数のオーディオデータに共通の第2の音量補正値よりも小さい場合には、追加して記録されるオーディオデータのうち最小の第1の音量補正値を、追加して記録されるオーディオデータ、及び、記録媒体15に記録済みのオーディオソース10に対応するグループのオーディオデータ、についての第2の音量補正値とする。このようにすることで、オーディオ記録装置100aは、第1の音量補正値及び第2の音量補正値を求めることができると共に、上述の(4b)の方法を用いることで第2の音量補正値の大きさを最小にすることができる。
なお、本実施例では、音量補正部20は、ノーマルプレイであると判定した場合には、出力音量の音量レベル値を、再生するオーディオデータに対応する第2の音量補正値で補正するとしているが、代わりに、ノーマルプレイであると判定した場合には、出力音量の音量レベル値を補正しないとしてもよい。
また、本実施例では、オーディオデータとして曲のオーディオデータを例として用いているが、これに限られるものではなく、代わりに、他の種類のオーディオデータを用いるとすることもできるのは言うまでもない。例えば、オーディオデータとして音声などのオーディオデータを用いるとしても良い。また、本実施例では、オーディオデータは、符号化により圧縮されて扱われるとしているが、これに限られるものではなく、代わりに、非圧縮データのまま扱われるとしてもよい。
実施例によるオーディオ再生・記録装置の概略構成を示すブロック図である。 実施例によるオーディオデータ記録処理のフローチャートである。 オーディオデータと第1及び第2の音量補正値とのリンクを示す模式図。 識別情報を示す模式図である。 実施例によるオーディオデータ再生処理のフローチャートである。 第1及び第2の音量補正値の算出処理の例を示すフローチャートである。
符号の説明
8・・・補正値読出部
9・・・操作部
10・・・オーディオソース
11・・・オーディオソース読出部
12・・・音量補正値算出部
13・・・エンコーダ
14・・・データ書込部
15・・・記録媒体
16・・・制御部
17・・・データ読出部
18・・・音量補正値設定部
19・・・デコーダ
20・・・音量補正部
21・・・メインボリューム
100・・・オーディオ再生・記録装置
100a・・・オーディオ記録装置
100b・・・オーディオ再生装置

Claims (14)

  1. 所定のオーディオソースからオーディオデータをオーディオソースに対応するグループごとに記録媒体に記録するオーディオ記録装置であって、
    前記オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出手段と、
    前記グループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出手段と、
    前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録手段と、
    前記所定のオーディオソースからオーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、
    前記記録手段は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録することを特徴とするオーディオ記録装置。
  2. 前記所定のオーディオソースの識別番号を、対応するグループの識別番号として記録媒体に記録する手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記所定のオーディオソースの識別番号と記録媒体に記録されている前記グループの識別番号とを基に、前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ記録装置。
  3. 前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していないと判定された場合には、前記追加して記録されるオーディオデータについての前記第1の音量補正値の値を、当該追加して記録されるオーディオデータについての前記第2の音量補正値の値とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のオーディオ記録装置。
  4. 前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していないと判定された場合には、前記オーディオソースに対応するグループ全体の平均音量レベル値を求め、前記平均音量レベル値と出力音量の音量レベル値との差を前記第2の音量補正値として算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のオーディオ記録装置。
  5. 前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していないと判定された場合には、前記オーディオソースに対応するグループの前記オーディオデータごとの平均音量レベル値の平均を求め、前記平均と出力音量の音量レベル値との差を前記第2の音量補正値として算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のオーディオ記録装置。
  6. 前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していないと判定された場合には、前記オーディオソースに対応するグループの前記オーディオデータの第1の音量補正値の平均を前記第2の音量補正値として算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のオーディオ記録装置。
  7. 前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していないと判定された場合には、前記オーディオソースに対応するグループの前記オーディオデータの第1の音量補正値の最小値を前記第2の音量補正値として算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のオーディオ記録装置。
  8. 前記第2の音量補正値算出手段は、前記追加して記録されるオーディオデータの前記第1の音量補正値が、前記記録媒体の記録済みの前記所定のオーディオソースに対応するグループに含まれる複数のオーディオデータに共通の前記第2の音量補正値よりも小さい場合には、前記追加して記録されるオーディオデータのうち最小の前記第1の音量補正値を、前記追加して記録されるオーディオデータ、及び、前記記録媒体に記録済みの前記所定のオーディオソースに対応するグループのオーディオデータについての前記第2の音量補正値とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のオーディオ記録装置。
  9. 所定のオーディオソースからオーディオデータをオーディオソースに対応するグループごとに記録媒体に記録するオーディオ記録方法であって、
    前記オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出工程と、
    前記グループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出工程と、
    前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録工程と、
    前記所定のオーディオソースからオーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する判定工程と、を備え、
    前記第2の音量補正値算出工程は、前記判定工程により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、
    前記記録工程は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録することを特徴とするオーディオ記録方法。
  10. コンピュータにより実行され、所定のオーディオソースからオーディオデータをオーディオソースに対応するグループごとに記録媒体に記録するオーディオ記録プログラムであって、
    前記オーディオデータについて第1の音量補正値を算出する第1の音量補正値算出手段、
    前記グループ毎に共通の第2の音量補正値を算出する第2の音量補正値算出手段、
    前記オーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録する記録手段、
    前記所定のオーディオソースからオーディオデータを追加して記録する場合に、前記所定のオーディオソースには含まれるが、追加して記録されるオーディオデータとは別のオーディオデータが、前記記録媒体に既に存在しているか否かを判定する判定手段、として前記コンピュータを機能させ、
    前記第2の音量補正値算出手段は、前記判定手段により前記別のオーディオデータが前記記録媒体に存在していると判定された場合には、前記記録媒体に記録済みの前記別のオーディオデータの第2の音量補正値の値と前記追加して記録されるオーディオデータの第2の音量補正値の値とを共通の値とし、
    前記記録手段は、前記追加して記録されるオーディオデータについて、前記第1の音量補正値及び共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録媒体に記録すると共に、前記記録媒体に記録済みの前記グループのオーディオデータについて、共通の値とされた前記第2の音量補正値をリンクして記録することを特徴とするオーディオ記録プログラム。
  11. 請求項1に記載のオーディオ記録装置によって記録された記録媒体から前記オーディオデータを再生するオーディオ再生装置であって、
    前記オーディオデータの再生モードを入力するための入力手段と、
    入力された前記再生モードを基に、前記グループのオーディオデータがランダムに再生されると判定した場合には、前記第1の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行い、前記グループのオーディオデータが順番に通して再生されると判定した場合には、前記第2の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行う音量補正手段と、を備えることを特徴とするオーディオ再生装置。
  12. 請求項9に記載のオーディオ記録方法によって記録された記録媒体より前記オーディオデータを再生するオーディオ再生方法であって、
    前記オーディオデータの再生モードを入力するための入力工程と、
    入力された前記再生モードを基に、前記グループのオーディオデータがランダムに再生されると判定した場合には、前記第1の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行い、前記グループのオーディオデータが順番に通して再生されると判定した場合には、前記第2の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行う音量補正工程と、を備えることを特徴とするオーディオ再生方法。
  13. 請求項10に記載のオーディオ記録プログラムによって記録された記録媒体より前記オーディオデータを再生する、コンピュータにより実行されるオーディオ再生プログラムであって、
    前記オーディオデータの再生モードを入力するための入力手段、入力された前記再生モードを基に、前記グループのオーディオデータがランダムに再生されると判定した場合には、前記第1の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行い、前記グループのオーディオデータが順番に通して再生されると判定した場合には、前記第2の音量補正値を用いて出力音量の音量レベル値の補正を自動的に行う音量補正手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするオーディオ再生プログラム。
  14. 請求項13に記載のオーディオ再生プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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