JP4327253B2 - 酸化鉄含有材料の直接還元により海綿鉄を製造する方法 - Google Patents

酸化鉄含有材料の直接還元により海綿鉄を製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、酸化鉄含有材料の直接還元により海綿鉄を製造する方法に関し、特に、好ましくは改質された天然ガスとされた合成ガスが、酸化鉄含有材料の直接還元により生成された頂部排出ガスと混合されるとともに、直接還元しかつ還元温度まで酸化鉄含有材料を昇温させるためのCOおよびH2を含有する還元ガスとして利用されるものである。
この種の方法は、例えば、米国特許第2,752,234号明細書、米国特許第5,082,251号明細書、欧州特許第0571358号公開公報、国際特許第96/00304号公開公報および独国特許第24 05 898号公報に開示されている。
欧州特許第05 71 358号公開公報には、以下のような激しい吸熱反応を伴うH2との非制限的な反応による微粉鉱石の還元の実施が記載されている。
Fe23+3H2=2Fe+3H2O−△H
一方で、以下のCOとの反応が付加的に行われる。
Fe23+3CO=2Fe+3CO2+△H
これは発熱反応である。したがって、特にエネルギーコストを含む運転コストをかなり低下させることができる。
酸化鉄含有材料を従来技術による直接還元を用いて製造された海綿鉄は、1〜1.5%のカーボン含有率とされている。しかし、さらにこの海綿鉄を処理すると、海綿鉄を溶融するとき及び続けて行われる精錬プロセスにおいて、別のカーボンを追加(浸炭)することなくエネルギーを節約することができるようにされた、増大したカーボン含有率が得られるという有利点がある。
したがって、本発明の目的は、海綿鉄のカーボン含有率が好ましくは2〜4%、さらに好ましくは2.5%を超える程度まで増大されるようにされた、最初に記載した形式の方法を改良することである。しかし、これは、くしくも僅かに増大されたエネルギー消費によってのみ可能とされるものであり、その結果として、従来の海綿鉄の製造方法に比べて僅かに付加的なコストを負担するものであるとともに、精錬プロセスで生じるエネルギーの節約が補償されず、鉄鋼の経済効率または鉄鋼予備材料製造プロセスに関する最も完全な効果の可能性を有するものである。
本発明によれば、この目的は、以下の特徴的な手段を組み合わせることにより達成される:それは、
・還元ガスに加えて、天然ガス等のカーボン含有ガスまたはより高次の炭化水素を含むガスを還元用に利用する工程と、
・完全な還元を行うのに必要な時間を超過する所定時間だけ、還元ガスおよび付加的に供給されたカーボン含有ガスに対して酸化鉄含有材料を接触させる工程と、
・還元ガス中のCO/CO2比が、2〜5の範囲、好ましくは2.5以上、さらに特別には3以上となるように、CO/CO2比を調節する工程と、
を備えている。
国際特許第96/00304号公開公報には、CO/CO2比を特定の値すなわち1〜3の範囲で調節することにより、“金属ダスティング(metal dusting)”を回避または減じる技術が記載されている。しかし、本発明の目的を達成することのない1.5〜2の範囲に調節することを本質的な目的としている。
カーボン含有率が0.5〜2.5%とされた海綿鉄を製造することは、国際特許第93/14228号公開公報において既に知られている;さらに詳細には、この既知の方法は、少量の天然ガスをカーボン量を調節するために採用し、流動床反応炉内に直接的に投入するものである。しかし、直接還元に使用される還元温度では、天然ガスの完全な分解が確実に行われないので、上記手段のみではあまり効果的でない。
米国特許第5,137,566号明細書には、還元ガスおよび浸炭ガスを用いて鉄鉱石から高濃度の炭化鉄を製造する技術が記載されている。これは、時間依存性の強い炭化鉄の生成プロセスを考慮しつつ転化のための滞留時間を長くすることを目的としている。直接還元法における酸化鉄含有材料の滞留時間の単なる増加は、製造量を非常に減少させること、すなわち単位時間当たりの還元後材料の産出量を実質的に減少させることになる。したがって、この方法は、かなりの浪費を伴うこととなり、故に、このように製造された炭化鉄は、製鋼過程における添加物としてのみ使用されるにすぎない。ところで、本発明により達成されるべき目的は、製鋼に使用される海綿鉄の全てが増大したカーボン含有率を有していること、すなわち、このように製造されたカーボン含有率を有する海綿鉄が、製鋼過程で付加的にのみ使用されるのではなく、製鋼用の基礎材料を構成することである。
この種の方法は、米国特許第5,437,708号明細書にも記載されている。この明細書には、還元ガスを用いて、直接還元シャフト炉内で炭化鉄を製造することが記載されている。さらに、還元炉内における酸化鉄含有材料の滞留時間を延長することは、不利益な方法である。滞留時間は9〜15時間とされており、このことは、既に述べたように、製造量を実質的に減少させることになる。
米国特許再出願第32,247号明細書には、第一段階で酸化鉄含有材料を炭化鉄に変換するとともに、第二段階で該酸化鉄から鉄鋼を直接製造する技術が開示されている。この既知の方法に関して、還元のために水素含有還元ガスが採用されているとともに、炭化鉄を形成するために炭素含有材料が採用されている。この方法の一つの欠点は、エネルギーを大量に浪費してしまう(直接還元におけるカーボン含有材料を実質的に浪費してしまう)ような鉄から酸化鉄への完全な変換である。
本発明によれば、還元ガスに加えて、C38およびそれ以上の高次の炭化水素が、直接還元に用いる追加的なカーボン含有ガスとして利用されることは、これらの炭化水素が比較的低い温度であっても容易に分解され、これにより増大したカーボン含有率を得ることができるという利点を有する。本発明によれば、少量の炭化水素を還元ガス内に追加するだけで十分である。
好ましくは、本発明による方法は、二または三以上の連続的に接続された流動床反応炉内で直接還元が行われ、天然ガスまたはより高次の炭化水素が、酸化鉄含有材料の流れ方向に関して最後部に配置された流動床反応炉内に流入させられるとともに、続けて、該流動床反応炉を通過して他の各流動床反応炉を酸化鉄含有材料の対向流として通過することを特徴とする。このように各手段を組み合わせて実施することにより、酸化鉄含有材料が還元ガスに接触させられる時間の増大および製造量の減少を招くことなく、高効率とすることができる。
好ましくは、酸化鉄含有材料を直接還元するための時間の増大は、還元ガスおよび付加的に供給されたカーボン含有ガスと、還元されるべき材料と、が完全な還元のために必要な時間を超過して接触するように、酸化鉄還元材料の完全な還元を得るのに必要な流動床の最小ベッド高さよりも高くなるようにベッド高さを調節した少なくとも一つの流動床反応炉内で直接還元を行うことにより実現される。また、酸化鉄含有材料の完全な還元に必要とされる最小処理量に比べて、直接還元の処理量を減少させることにより行うこともできる。
本発明による方法の他の態様は、酸化鉄含有材料の完全な還元に必要とされる特定の最小ガス量に比べて増大した特定の還元ガス量を用いて還元を行うことを特徴とする。
海綿鉄のカーボン含有率を増大させるための主要な工程は、改質器に供給する際に蒸気の天然ガスに対する比率を変化させる改質操作において天然ガスから合成ガスを製造するために使用される改質器の操作上の特性を調節することによりCO/CO2比を調節することである。好ましくは、蒸気の天然ガスに対する比率は、3〜4.5の範囲、さらに好ましくは約3.5に調節される。
好ましくは、蒸気および天然ガスから改質器において生成されるとともに続けてH2含有率を増大させるためにCO変換器に供給される改質ガスの一部が、頂部排出ガスと直接的に、すなわち、CO変換器に接続することなく、混合された改質ガスの量が可変となるように、CO/CO2比が調節される。
好ましい他の態様は、還元ガスとして利用される前の改質ガスおよび頂部排出ガスが、CO2除去器、好ましくはCO2スクラバに導入され、かつ、改質ガスの少なくとも一部分が前記CO2除去器を通過せずに還元ガスに直接混合されることにより、CO/CO2比の調節が行われることを特徴とする。
さらに、改質ガスおよび頂部排出ガスをCO2除去器、好ましくはCO2スクラバに導入し、頂部排出ガスの少なくとも一部分がCO2除去器を通過せずに還元ガスに直接混合されることにより、CO/CO2比の調節が行われる。さらに、洗浄後のガス中にCO2の一部分が残されるように、CO2の除去の程度を変化させることができる。
好ましくは、酸化鉄含有材料の滞留時間は、40〜80分、好ましくは40〜60分に延長される。
好ましくは、海綿鉄のカーボン含有率を調節するために、還元ガス中に含まれるH2Sを使用することもできる。
以下に、好ましい実施形態による方法を示した添付図面を参照して、本発明による方法をさらに詳細に説明する。
本発明による方法を実施するためのプラントは、連続的に直列接続された四つの流動床反応炉1〜4を備えている。微粉鉱石等の酸化鉄含有材料が、鉱石供給ダクト5を介して第一の流動床反応炉1へと供給されるとともに該反応炉内で還元温度まで昇温(予還元)され、引き続き、コンベアダクト6を介して各流動床反応炉間を輸送される。完全に還元された材料(海綿鉄)は、ブリケット体成形装置において高温ブリケット体(hot-briquetted)とされる。必要であれば、ブリケット体成形中に再酸化しないように、図示しない不活性ガスシステムにより還元された鉄が防護される。
第一の流動床反応炉1内に微粉鉱石を導入する前に、乾燥およびふるい分け等の鉱石準備が行われる(図示せず)。
還元ガスは、鉱石の流れに対する対向流として、流動床反応炉4から流動床反応炉3〜1へと導入される。この還元ガスはさらに、ガスの流れ方向に関する最後部に配置された流動床反応炉1から頂部排出ガス排出ダクト8を通過して頂部排出ガスとして排出されるとともに、湿式スクラバ9において冷却されかつ洗浄される。還元ガスの生成は、ダクト11を介して供給されるとともに脱硫プラント12内で脱硫された天然ガスを改質器10内で改質することにより行われる。改質器10から流出された天然ガスおよび蒸気から形成されたガスは、本質的に、H2,CO,CH4,H2O、CO2から構成される。このように改質された天然ガスは、改質ガスダクト13を通過して複数の熱交換器14へと供給され、該熱交換器において80〜150℃に冷却され、これによりガス中の水分が凝縮される。
改質ガスダクト13は、圧縮機15により頂部排出ガスが圧縮された後の頂部排出ガス排出ダクト8内に流れ込む。このように形成された混合ガスは、CO2スクラバ16を通過し、CO2さらに同時にH2Sも除去される。CO2スクラバの代わりに、例えば遠心分離吸着(pressure-swing)プラント等の異なる種類のCO2除去プラントを設けることもできる。この混合ガスは、還元ガスとして利用できる。この混合ガスは、還元ガス供給ダクト17を通過し、CO2スクラバ16の下流側に接続されたガスヒーター18内で約800℃元温度まで昇温される。そして還元ガスは、該ガスの流れ方向に関して最初に配置された流動床反応炉4へと供給されるとともに、直接還元により還元鉄を製造すべく流動床反応炉4内で微粉鉱石と反応する。流動床反応炉1〜4は、直列接続されている;還元ガスは、接続ダクト19を介して、すなわち酸化鉄含有材料に対する対向流として各流動床反応炉間を流通する。
2等の不活性ガスの増加を回避するために、頂部排出ガスの一部がガス循環システム8,17,19から流出される。流出された頂部排出ガスは、分岐ダクト20を介して、還元ガスを昇温させるためのガスヒーター18へと供給されるとともに、該ヒーターにおいて燃焼させられる。供給ダクト21を介して供給される天然ガスにより、生じうるエネルギーの不足分が補われる。
改質器10から流出する改質後の天然ガスおよび改質器のスモークガス(smoke gases)の顕熱が、回収熱交換器22において利用される。この回収熱交換器22は、脱硫プラント12を通過した後の天然ガスを予熱し、改質に必要とされる蒸気を生成し、かつダクト23を介してガスヒーター18へと供給される燃焼用空気および所望により還元ガスを予熱するために使用されている。ダクト24を介して改質器10へと供給される燃焼用空気も同様に予熱される。
海綿鉄中のカーボン含有量を増大させるために用いられるキーとなる手段の一つとして、CO/CO2比を所定値すなわち2〜5好ましくは2〜3の範囲に調節することである。このことは、本発明によれば、第一の実施形態として、改質器10に供給される蒸気の天然ガスに対する比を変化させることにより達成される。この蒸気の天然ガスに対する比は、好ましくは、3〜4.5の範囲、特に3.5に調節される。この目的のために用いられる調節バルブもしくは制御バルブは、符号25および26で示されており、それぞれ、還元ガスのCO/CO2比を測定する測定ステーション27に関連して調節可能あるいは制御可能とされている。
図から明らかにように、改質後のガスのうち少なくとも一部分は、CO2スクラバに供給される前にH2含有率を増大させるために、CO変換器28へと供給される。改質後のガスの残された部分は、バイパスダクト29を通過してCO変換器28をバイパスすることにより、頂部排出ガスに直接混合される。これにより、炭素含有率を上昇させる上記手段により、所望のCO/CO2比にも調整しうるような所望値にCO含有率を調節することができる。
さらに、所定のCO/CO2比の調節は、CO2スクラバ16を回避するバイパスダクト30を介して、還元ガス供給ダクト17内に頂部排出ガスの一部分を直接注入することにより行うことかできる。さらに、CO2スクラバ16をバイパスするバイパスダクト31を介して、還元ガス供給ダクト17へと還元ガスの一部分を直接供給することができる。バイパスダクト31は、本実施形態において、改質後ガスダクト13から分離している。
全てのバイパスダクト29,30,31は、測定ステーション27により得られた還元ガスのCO/CO2比の測定値に基づいて調節または制御するための調節または制御バルブ32,33,34を備えている。
さらに、還元ガス中の所望のCO/CO2比は、流出後にガス中に残存するCO2の量(およびここではさらにH2Sの量)で示される洗浄レベルにガスを調節するCO2スクラバ16を介して、全ての頂部排出ガスおよび全ての改質後ガスを通過させることにより調節することができる。これには、バルブ32,33,34を備えたバイパスダクト29,30,31等の補助的な手段を設ける必要がないという有利点があるが、全ガス量すなわち全頂部排出ガスおよび全改質後ガスがCO2スクラバ16を通過する必要があり、そのため該スクラバを所定容量となるように構成しなければならない。
流動床反応炉1から流出する頂部排出ガスは、鉱石中の硫黄含有量に依存する40〜140pmVの範囲のH2Sを含んでいる。このH2Sガスは、微粉鉱石を還元温度まで昇温させる間、または微粉鉱石の予還元の間においてそれぞれ生成される。
還元ガス中の増大されたH2S含有率はさらに、海綿鉄中のカーボン含有率の増大に貢献するので、CO2スクラバを用いて頂部排出ガスからH2Sを完全に洗浄せずに、頂部排出ガスから還元ガスへと供給される還元ガスに要望される含有率を考慮する場合に、特に有利である。この場合において、これは、CO2スクラバ16をバイパスするバイパスダクト30を用いることにより実現することができる。このバイパスダクト30は、頂部排出ガス排出ダクト8から分岐し、調整または制御バルブ33を介して、還元ガス供給ダクト17へと流れ込む。制御バルブ33は、還元ガス中のH2S含有量が20〜40ppmV、好ましくは約25ppmVとなるように調整可能とされている。この場合において好ましくは、制御バルブは、H2S測定手段35を介して駆動される。
還元ガス中の所望のCO/CO2比を調節するための上述した各手段は、個々に、またはそれらのいくつかを組み合わせて、あるいは、各運転条件および鉱石成分等に応じて最も好ましいプロセス変化を選択できるように全てを組み合わせて使用することができる。
本発明によれば、CO/CO2比の調節は、天然ガス、より好ましくはC38以上の炭化水素等のカーボン含有ガスを流動床反応炉内に還元ガスに加えて供給することと、直接還元を行っている間に酸化鉄含有材料が還元ガスと接触している時間を増大させることと、を組み合わせることにより行われる。
付加的に供給されるカーボン含有ガスは、酸化鉄含有材料の流れ方向に関して最後部に配置された流動床反応炉4内に供給するよりも前に、還元ガスと混合することができる。あるいは、前記カーボン含有ガスは、図に示したような別個のダクト21’を介して流動床反応炉4に供給することができる。
還元ガスおよび追加的に供給されたカーボン含有ガスに対して酸化鉄含有材料が接触している時間の増大量は、海綿鉄に要求される最終的なカーボン含有量に応じて決定される。少なくとも、酸化鉄含有材料は、完全な還元に必要とされるよりも長い時間だけ、還元ガスおよび追加的に供給されたカーボン含有ガスに接触させられる。
実施例I
以上の説明に従って構成された、微粉鉱石の直接還元を行い70ton/hの海綿鉄を製造するプラント内に、100ton/hの乾燥微粉鉱石が投入される。微粉鉱石は、以下の成分を有している:
赤鉄鉱 94.2%
脈石 2.2%
硫黄 0.02%
直接還元により発生する79,000Nm3/hの頂部排出ガスが54,000Nm3/hの改質後の冷却天然ガスと混合されるとともに、CO2スクラバ16を通過させられ、これら混合ガスは、該スクラバ16においてCO2および大部分の硫黄が除去される。
改質後の天然ガスおよび頂部排出ガスの化学成分は、下表に示す通りである(体積%)。
Figure 0004327253
改質後の天然ガスの温度は120℃、頂部排出ガスの温度は100℃とされる。CO2スクラバ16から流出する混合ガスは、直接冷却器25へ供給されるとともに、68℃まで冷却される。冷却後の混合ガスは、以下の成分を有する:
Figure 0004327253
上記混合ガスは、CO2スクラバ16を通過せずにバイパスダクト30を介して還元ガス供給ダクト17内に注入される79,000Nm3/hの頂部排出ガスと混合される。このように混合することにより、ガスヒーター18およびこれに続けて流動床反応炉1〜4へと供給される還元ガスが製造される。この還元ガスは75℃とされ、以下の化学成分を有している:
Figure 0004327253
さらに、3,400Nm3/hの天然ガスが、ダクト21’を介して流動床反応炉4内に供給される。
最下位置の流動床反応炉4内の滞留時間は、約40分である。
海綿鉄の金属化率(Femet/Fetot)は約92%、C含有率は約2.5%、最大5%とされる。
実施例II
次の表には、カーボン含有率が1.1%とされた海綿鉄の従来技術による製造物と、カーボン含有率が2.5%に増大された海綿鉄の製造物との比較が示されている。
Figure 0004327253
カーボン含有率1.1%とされた海綿鉄を製造するためには、最下位置の流動床反応炉4に対して天然ガスは投入されず、カーボン含有率2.5%とされた海綿鉄を製造するためには、3,400Nm3/hの天然ガスが投入される。最下位置の流動床反応炉4における滞留時間は、低カーボン含有率の海綿鉄に対しては33分、増大されたカーボン含有率の海綿鉄に対しては37.5分とされる。CO/CO2比は、カーボン含有率1.1%とされた海綿鉄に対しては2、カーボン含有率2.5%とされた海綿鉄2.4とされる。還元ガスを生成するために供給される天然ガスは、下の表に示す化学成分を有する。
Figure 0004327253

Claims (20)

  1. 合成ガスが、酸化鉄含有材料の直接還元により生成された頂部排出ガスと混合されるとともに、直接還元しかつ還元温度まで酸化鉄含有材料を昇温させるためのCOおよびH2を含有する還元ガスとして利用される、酸化鉄含有材料の直接還元により海綿鉄を製造する方法において:
    ・還元ガスに加えて、カーボン含有ガスまたはより高次の炭化水素を含むガスを、還元用に利用する工程と、
    40〜80分の間、前記還元ガスおよび供給された前記カーボン含有ガスに対して酸化鉄含有材料を接触させる工程と、
    ・前記還元ガス中のCO/CO2比が、2〜5の範囲となるように、該CO/CO2比を調節する工程と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  2. 前記還元ガス中のCO/CO 2 比が2.5以上となるように該CO/CO 2 比を調節することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記合成ガスは天然ガスを改質したガスであることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 前記カーボン含有ガスは天然ガスであることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  5. 前記還元ガスに加えて、C38およびそれ以上の高次の炭化水素が、直接還元のために追加的に利用されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の方法。
  6. 前記直接還元は、二または三以上の連続して直列接続された流動床反応炉内で行われ、
    天然ガスが前記酸化鉄含有材料の流れ方向に関して最後部に配置された流動床反応炉内に供給されるとともに、続けて、該流動床反応炉を通過して他の各流動床反応炉を前記酸化鉄含有材料の対向流として通過することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の方法。
  7. 天然ガスよりも高次の炭化水素を含んだガスが、前記酸化鉄含有材料の流れ方向に関して最後部に配置された流動床反応炉内に供給されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 還元される酸化鉄含有材料が、完全な還元のために必要な時間を超過して、前記還元ガスおよび供給された前記カーボン含有ガスと接触するように、
    酸化鉄還元材料の完全な還元を得るのに必要な流動床の最小ベッド高さよりも高くなるようにベッド高さを調節した少なくとも一つの流動床反応炉内で、直接還元が行われることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の方法。
  9. 前記酸化鉄含有材料の完全な還元に必要とされる最小処理量に比べて、直接還元の処理量が減少させられることを特徴とする請求項1から請求項記載のいずれかに記載の方法。
  10. 前記酸化鉄含有材料の完全な還元に必要とされる特定の最小ガス量に比べて、増大した特定の還元ガス量を用いて還元を行うことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の方法。
  11. 前記CO/CO2比は、供給される蒸気の天然ガスに対する比率を変化させる改質操作の際に天然ガスから合成ガスを製造するために使用される改質器(10)の操作上の特性を調節することにより調節されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の方法。
  12. 蒸気の天然ガスに対する前記比率は、3〜4.5の範囲に調節されることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 蒸気および天然ガスから前記改質器(10)において生成されるとともに続けてH2含有率を増大させるためにCO変換器に供給される合成ガスの一部が、前記頂部排出ガスと直接的に、前記CO変換器に導入されることなく、混合された合成ガスの量が可変となるように、前記CO/CO2比が調節されることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の方法。
  14. 還元ガスとして利用される前の前記合成ガスおよび前記頂部排出ガスが、CO2除去器に導入され、かつ、
    前記合成ガスの少なくとも一部分が前記CO2除去器を通過せずに前記還元ガスに直接混合されることにより、前記CO/CO2比の調節が行われることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記合成ガスおよび前記頂部排出ガスをCO2除去器に導入し、前記頂部排出ガスの少なくとも一部分がCO2除去器を通過せずに前記還元ガスに直接混合されることにより、前記CO/CO2比の調節が行われることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記合成ガスおよび前記頂部排出ガスをCO2除去器に導入し、洗浄後のガス中にCO2の一部分が残されるように、CO2の除去の程度を変化させることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記CO2除去器はCO2スクラバであることを特徴とする請求項14から請求項16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記酸化鉄含有材料の滞留時間が40〜60分に延長されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記海綿鉄のカーボン含有率の調節が、前記還元ガス中に含まれるH2Sを調節することにより行われることを特徴とする請求項1から請求項18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記還元ガス中の前記CO/CO2比は、3以上となるように調節されることを特徴とする請求項1から請求項19のいずれかに記載の方法。
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