JP4327243B1 - 自律神経機能診断装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自律神経機能の異常の有無を高い精度で診断可能とする。
【解決手段】被測定者の心電データを心電図モニタにより測定し、測定された心電データに基づいて、交感神経活動度指標(LF/HF)、CVRR(心電図R−R間隔変動係数)、心拍数(HR)を算出する。そして、算出されたLF/HFと、算出されたCVRRとの関係を表示装置に対して2次元表示するとともに、算出された心拍数と算出されたCVRRとの関係を表示装置に対して2次元表示する。この際に、制御装置は、各値に対して2つのしきい値をそれぞれ設定することにより各2次元平面を9つのエリア(領域)に分割して表示する。この2つの2次元グラフに基づいて総合的に判断することにより自律神経機能の診断を行うことが可能となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、自律神経機能が正常に機能しているか否かを評価するための自律神経機能診断装置およびプログラムに関する。
現代社会では、社会環境に基づく様々なストレスが増加している。そのため、近年、うつ病や自律神経失調症のような精神的な疾患を抱える患者の増加が大きな社会問題となっている。そして、このような精神的な疾患に陥ると、自律神経が正常に機能しなくなる機能障害が発生する。
このような精神的な疾患を有する患者を診断するためには、十分な経験と知識を有する専門の医師による診断が必要となる。しかし、医師による診断を受けるためには、患者自身が症状を自覚して医師の元を訪れるか、周囲の者が患者を医師の元に連れてこなければならない。
また、このような精神的な疾患の程度には大きな幅があり、一見すると何の異常も見られないような程度が軽い場合もある。そのため、患者自身が症状を自覚したり、周囲の者が患者の罹患を認知することがかならずしも出来ない場合も多い。そのため、自律神経の機能障害が発生しているか否かを客観的に診断する方法が望まれている。簡易な方法により自律神経機能の異常の有無を診断することができれば、例えば、健康診断のような多数の人間が同時に受けるような診察にも適用することが可能となり。軽度のうつ病や自律神経障害を早期に発見して適切な対処をとるようなことも可能となる。
このような自律神経機能の診断を客観的に行う方法として、様々な方法が提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
この特許文献1、2には、患者の脈拍と血圧値とに基づいて自律神経機能を評価する方法が開示されている。しかし、この方法では自律神経機能を直接評価しているのではなく、脈拍と血圧値とから間接的に自律神経機能を評価しているだけであるため、循環機能や脳機能の疾患等を有する患者の場合、かならずしも自律神経機能の状態を正確に把握することができない場合もある。また、診断を受ける前に一時的な精神的ストレスや肉体的負荷を受けていた場合には、自律神経機能を正確に診断することができない場合もある。
特開2003−235817号公報 特開2006−102265号公報
上述した従来技術では、自律神経機能を診断する際に、循環機能や脳機能の疾患等の影響や一時的な精神的ストレスや肉体的負荷の影響を受けてしまうことにより自律神経機能を高い精度で評価することができないという問題点があった。
本発明の目的は、自律神経機能の異常の有無を高い精度で診断可能な自律神経機能診断装置およびプログラムを提供することである。
[自律神経機能診断装置]
上記目的を達成するために、本発明の自律神経機能診断装置は、生体の心電を測定する心電測定手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するCVRR算出手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心拍数を算出する心拍数算出手段と、
生体情報を表示するための表示手段と、
前記心拍数算出手段により算出された心拍数と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するよう前記表示手段を制御する制御手段とを備えている。
本発明によれば、患者から測定された心電データに基づいて心電図R−R間隔変動係数と心拍数を算出し、この心電図R−R間隔変動係数と心拍数の関係を2次元表示するようにしているので、自律神経機能を診断する際に、診断結果が一時的な精神的ストレスや肉体的負荷の影響を受けているか否かを判定することが可能となる。
また、本発明の他の自律神経機能診断装置は、生体の心電を測定する心電測定手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するCVRR算出手段と、
生体情報を表示するための表示手段と、
前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、各値に対して複数のしきい値をそれぞれ設定することにより2次元平面を複数領域に分割して表示するよう前記表示手段を制御する制御手段とを備えている。
本発明によれば、患者から測定された心電データに基づいて算出された心電図R−R間隔変動係数と交感神経活動度指標の関係を2次元表示する際に、心電図R−R間隔変動係数と交感神経活動度指標の各値に対して複数のしきい値をそれぞれ設定することにより2次元平面を複数領域に分割して表示するようにしているので、心電図R−R間隔変動係数と交感神経活動度指標の関係を定量的に把握することが容易になる。
また、本発明の他の自律神経機能診断装置は、生体の心電を測定する心電測定手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心拍数を算出する心拍数算出手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するCVRR算出手段と、
生体情報を表示するための表示手段と、
前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、前記心拍数算出手段により算出された心拍数と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するよう前記表示手段を制御する制御手段とを備えている
本発明では、患者から測定された心電データに基づいて算出された心電図R−R間隔変動係数と交感神経活動度指標との関係を2次表示するとともに、患者から測定された心電データに基づいて算出された心電図R−R間隔変動係数と心拍数との関係を2次表示するようにしている。そのため、本発明によれば、心電図R−R間隔変動係数と交感神経活動度指標との関係により自律神経機能の診断を行うことができるとともに、心電図R−R間隔変動係数と心拍数との関係により、自律神経機能の診断結果が一時的な精神的ストレスや肉体的負荷の影響を受けているか否かを判定することができ、高い精度で自律神経機能の診断を行うことが可能となる。
さらに、本発明の自律神経機能診断装置では、前記制御手段が、交感神経活動度指標、心電図R−R間隔変動係数および心拍数の各値に対して複数のしきい値をそれぞれ設定することにより各2次元平面を複数領域に分割して表示するようにしてもよい。
本発明によれば、心電図R−R間隔変動係数と交感神経活動度指標の関係や、心電図R−R間隔変動係数と心拍数との関係を定量的に把握することが容易になる。
また、本発明の他の自律神経機能診断装置は、生体の心電を測定する心電測定手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心拍数を算出する心拍数算出手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するCVRR算出手段と、
生体情報を表示するための表示手段と、
前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と、前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係と、前記心拍数算出手段により算出された心拍数を、各値に対して設定された複数のしきい値との関係に基づいて表示するよう前記表示手段を制御する制御手段とを備えている。
また、本発明の他の自律神経機能診断装置は、心電測定手段により測定された心電データを受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けた心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
前記受付手段により受け付けた心電データに基づいて、心拍数を算出する心拍数算出手段と、
前記受付手段により受け付けた心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するCVRR算出手段と、
生体情報を表示するための表示手段と、
前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、前記心拍数算出手段により算出された心拍数と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するよう前記表示手段を制御する制御手段とを備えている。
[プログラム]
また、本発明のプログラムは、心電測定手段により生体の心電を測定するステップと、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出するステップと、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心拍数を算出するステップと、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するステップと、
算出された交感神経活動度指標と算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、算出された心拍数と算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するステップとをコンピュータに実行させる。
さらに、本発明の他のプログラムは、心電測定手段により測定された心電データを受け付けるステップと、
受け付けた心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出するステップと、
受け付けた心電データに基づいて、心拍数を算出するステップと、
受け付けた心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するステップと、
算出された交感神経活動度指標と算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、算出された心拍数と算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するステップとをコンピュータに実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、自律神経機能の異常の有無を高い精度で診断可能になるという効果を得ることができる。
本発明の一実施形態の自律神経機能診断装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の自律神経機能診断装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の自律神経機能診断装置におけるLF/HF演算方法を説明するためのフローチャートである。 LF/HF演算の際の心拍変動測定方法を示す図である。 LF/HF演算の際のスペクトル分析した一例を示す図である。 図1中の表示装置22に示される表示の一例を示す図である。 表示装置22における2次元表示を9分割した場合の各エリアの内容を説明するための図である。 測定データがどのエリアに分類されるかを百分率表示した場合の表示例を示す図である。 ある被測定者の測定データを簡易的に示した表示例である。 他の被測定者の測定データを簡易的に示した表示例である。 他の被測定者の測定データを簡易的に示した表示例である。 LF/HF、CVRR、心拍数という3つの値の関係を簡易的に表示した場合の一例を示す図である。 図12に示したグラフを時系列表示した場合の一例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態の自律神経機能診断装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態の自律神経機能診断装置は、図1に示されるように、被測定者の心電データを取得するための心電図モニタ14と、制御装置18と、記憶装置20と、生体情報を表示するための表示装置22と、自律神経活動度算出部24と、CVRR(Coefficient of Variation of R-R intervals:心電図R−R間隔変動係数)算出部25とから構成されている。
心電図モニタ14は、被測定者の例えば喉元にマイナス電極を、左脇腹にプラス電極を、右脇腹にボディアースをそれぞれ装着し、心臓の動きを電気信号として得て心電データとして記録する。
自律神経活動度算出部24は、心電図モニタ14により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標(LF/HF)を算出する。なお、LF/HFの具体的な算出の方法は後述する。
CVRR算出部25は、心電図モニタ14により測定された心電データに基づいて、CVRR(心電図R−R間隔変動係数)を算出する。このCVRRの具体的な算出方法も後述する。
心拍数算出部26は、心電図モニタ14により測定された心電データに基づいて、心拍数(HR:Heart Rate)を算出する。ここで、心拍数とは、例えば1分間のような所定の期間内における心拍の数である。
制御装置18は、例えばコンピュータからなり、自律神経活動度算出部24、CVRR算出部25及び心拍数算出部26により得られた生体情報を処理し、この処理した情報を記憶装置20に記憶し、あるいは表示装置22に表示する。制御装置18は、心電図モニタ14により得られた心電図の各心拍毎に生体情報を表示装置22に表示する。
そして、制御装置18は、自律神経活動度算出部24により算出された交感神経活動度指標(LF/HF)と、CVRR算出部25により算出されたCVRRとの関係を表示装置22に対して2次元表示するとともに、心拍数算出部26により算出された心拍数とCVRR算出部25により算出されたCVRRとの関係を表示装置22に対して2次元表示する。
この際に、制御装置18は、交感神経活動度指標(LF/HF)、CVRRおよび心拍数の各値に対して2つのしきい値をそれぞれ設定することにより各2次元平面を9つのエリア(領域)に分割して表示する。なお、本実施形態では、2次元平面を9分割する場合を用いて説明を行なうが、各値に対してしきい値を1つ設定したり、3つ以上設定することにより、2次元平面を4分割、6分割、12分割して表示を行うことも可能である。
また、制御装置18は、患者の既往歴、年齢、性別等の予め入力された患者情報に応じて各しきい値を設定するようにしてもよい。
次に、本実施形態の自律神経機能診断装置の動作を図2を参照して詳細に説明する。図2は本実施形態の自律神経機能診断装置の動作を示すフローチャートである。
先ず、図2を参照して本実施形態の自律神経機能診断装置の動作を説明する。
まず初期設定として、検査が開始される前に、被測定者の氏名、年齢、ID番号、性別、既往歴(糖尿病、血管障害など)等の患者情報が制御装置18に入力される(S201)。
そして、治療が開始されると、心電図モニタ14により生体の心電データの測定が行われる(ステップS202)。すると、心拍算出部26により被測定者の心拍数(HR)が算出される。そして、自律神経活動度算出部24は、LF/HF演算を行って、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標(LF/HF)を算出する(ステップS203)。そして、CVRR算出部25は、CVRR演算を行って、R−R間隔のばらつき度合いを示す指標であるCVRRを算出する(ステップS204)。そして、心拍数算出部26により算出された算出結果、自律神経活動度算出部24により算出された算出結果およびCVRR算出部25により算出された算出結果は、制御装置18により記憶装置20に格納されるとともに表示装置22に2次元表示される(ステップS205)。
そして、検査を終了する旨の指示が行われたか否かの判定が行われ(ステップS206)、検査を終了する指示が行われるまでステップS202〜S205の処理が、各心拍毎に行われる。
次に、図2のステップS203に示したLF/HF演算方法の詳細を図3〜図5に示す。
まずステップS301において、自律神経活動度算出部24は、心電図モニタ14から入力された心電データから心拍変動を算出する。この心拍変動の算出は、図4A及びBに示すように、R波と次のR波との間隔をとってR−R間隔を測定し、次に図4C及びDに示すように、測定したR-R間隔データを後方のR波の時間的位置にプロットし、これを補間した後に、等間隔(図4Cの点線)で再サンプリングしたデータを作成することにより行う。次のステップS302においては、ステップS301で求めたデータに対してスペクトル分析(周波数変換)を行う。このステップS302でスペクトル分析した一例を図5に示す。次のステップS303においては、低周波成分LFを求める。ここで、低周波成分LFは、0.04〜0.15Hzのパワースペクトル成分の積分値である。次のステップS304においては、高周波成分HFを求める。ここで、高周波成分HFは、0.15〜0.40Hzのパワースペクトル成分の積分値である。そして、ステップS305において、ステップS303で求めたLFとステップS304で求めたHFとの比を算出し、LF/HFとするものである。
このようにして自律神経活動度算出部24は、心電図モニタ14により測定された心電データから、交感神経活動度指標(LF/HF)を算出する。
次に、図2のステップS204に示したCVRR演算方法の詳細について説明する。
CVRRとは、心拍変動のばらつき度合いを示す指標であり、図4Aに示した心電波形におけるR−R間隔(心電波形のR波の頂点の間隔)のばらつき度合いを示す係数である。このCVRRは、具体的には、下記のような式により算出される。
CVRR=R−R間隔標準偏差/R−R間隔平均×100(%)
ここで、R−R間隔標準偏差とは、例えば、1分間という所定期間や100拍というような心拍の所定回数におけるR−R間隔の標準偏差である。また、R−R間隔平均とは、例えば、所定期間や心拍の所定回数におけるR−R間隔の平均である。
CVRR算出部25は、上記のような式に基づいて、心電図モニタ14により測定された心電データからCVRRを算出する。
次に、本実施形態の自律神経機能診断装置における表示装置22の表示の一例を図6に示す。
この図6に示した表示例では、交感神経活動度指標(LF/HF)を横軸とし、CVRRを縦軸として、自律神経活動度算出部24により算出された交感神経活動度指標(LF/HF)と、CVRRとの関係が2次元表示されている。また、心拍数(HR)を横軸とし、CVRRを縦軸として、心拍数とCVRRとの関係が2次元表示されている。そして、この図6に示した表示例では、過去の測定値は黒丸で示され、最新の測定値は白丸で示されている。
そして、この2つの2次元表示において、CVRRが共通して縦軸に設定されていることにより、左右に並べられた2つの2次元表示の比較を容易に行うことが可能となる。
また、この2つの2次元表示では、ともに、各値に対して2つのしきい値をそれぞれ設定することにより各2次元平面を9つのエリア(領域)に分割して表示されている。具体的には、図6に示した表示例では、LF/HFのしきい値として0.1および5.0が設定され、CVRRのしきい値として2.0および5.0が設定されている。また、心拍数のしきい値として、60(bpm:beats per minute)と100(bpm)が設定されている。
このようなしきい値の設定を行っているのは、LF/HFが5.0以上の場合には、交感神経の機能は亢進していると判断することができ、0.1〜5.0の場合には、交感神経の機能は正常であると判断することができ、0.1以下の場合には、交感神経の機能は低下していると判断することができるからである。
また、CVRRは副交感神経が亢進しているのか機能低下しているのかを示す指標として用いられる。そのため、CVRRが5.0以上の場合には、副交感神経の機能は亢進していると判断することができ、2.0〜5.0の場合には、副交感神経の機能は正常であると判断することができ、2.0以下の場合には、副交感神経の機能は低下していると判断することができる。
そして、心拍数は100(bpm)以上の場合には、頻脈であり60〜100(bpm)の場合には正常であり、60(bpm)以下の場合には徐脈であると判断することができる。
なお、本発明は、ここに示したしきい値に限定されるものではなく、各しきい値の値は状況に応じて様々な値を設定することが可能である。
このようにして2次元平面を9分割した場合の各エリアの意味する内容を図9を参照して説明する。
LF/HFとCVRRの関係を示した左のグラフでは、9つのエリアが、それぞれ、交感神経機能の亢進・正常・低下、と副交感神経の亢進・正常・低下の組み合わせによる状態を示している。この図6において、「↑」は機能が亢進していることを意味し、「−」は機能が正常であることを意味し、「↓」は機能が低下していることを意味している。このように、本実施形態の自律神経機能診断装置によれば、交感神経機能の亢進・正常・低下、副交感神経の亢進・正常・低下の組み合わせによる自律神経機能の評価が可能となる。
そして、心拍数(HR)とCVRRとの関係を示した右のグラフでは、現在の自律神経の状態が肉体的、精神的な外部からのストレスによる一過性のものなのか何等かの疾患等に起因する慢性的なものなのかが示される。
通常、被測定者が安静状態である場合には、副交感神経が優位な状態となり、交感神経活動度指標(LF/HF)は比較的小さな値となり、R−R間隔も安定してCVRRの値も小さな値となる。そして、被測定者に何等かの肉体的なストレスや精神的ストレスが加わると、このCVRRの値が大きくなる。そして、被測定者が何等かの肉体的なストレスや精神的ストレス受けた場合、CVRRとともに心拍数も大きくなる。例えば、運動直後のような状態や、起立試験を行った場合や、被測定者が緊張状態の場合には、頻脈で心拍変動が大きくなるため、心拍数(HR)、CVRRともに大きな値となる。
そのため、心拍数(HR)とCVRRとの関係を示した右のグラフでは、右上がり方向や左下方向に測定値が動いている場合には、被測定者が、緊張や肉体的な負荷等の外部からのストレス、または脳貧血等状態であると判断することができる。つまり、9つのエリアのうち、真ん中の正常なエリアを中心として、右上のエリア、左下のエリア方向に測定値が集中しているような場合には、特に問題とするような大きな原因がある可能性は低いと判断することができる。
これに対して、CVRRが小さな値となっているのに心拍数のみが大きくなっているような場合や、CVRRが大きな値となっているのに心拍数のみが小さくなっているような場合には、被測定者の健康状態に何等かの問題があることが予想される。特に、CVRRが小さな値となっているのに心拍数のみが大きくなっているような場合には、心筋梗塞、狭心症、心室性不整脈、心臓突然死、冠状動脈疾患、うっ血性心不全等の心臓機能に何等かの障害がある可能性があり、被測定者に重篤な障害が存在することが強く疑われる。
本実施形態の自律神経機能診断装置によれば、LF/HFとCVRRの関係を示したグラフから自律神経機能の状態(交感神経機能と副交感神経機能のバランス)を判定するとともに、心拍数とCVRRの関係を示したグラフにより被測定者の状態が一過性で軽症のものなのか重症であり慢性的な障害があるのかを判断することが可能となる。
また、2次元表示を9分割して表示しているので、CVRRとLF/HFの関係や、心拍数とCVRRの関係を定量的に把握することが容易になる。また、一定期間の測定が終了した後に、図8に示すように、測定値がどのエリアに分類されるかを百分率により表示することにより、さらに測定結果を定量的に把握することが可能となる。
なお、本実施形態の自律神経機能診断装置では、2つのグラフを並べて表示する場合を用いて説明したが、各グラフを単独で用いるようにすることも可能である。例えば、図6に示した、LF/HFとCVRRの関係を示したグラフのみを用いた場合でも、2次元平面が9つのエリアに分割されていることにより、交感神経機能と副交感神経機能のバランスがどのような状態にあるかを定量的に把握することが可能となる。また、心拍数とCVRRの関係を示したグラフのみを用いた場合でも、被測定者の副交換神経機能と心臓機能との関係から、自律神経機能の状態を把握することが可能となるとともに、被測定者の状態が一過性で問題の無い状態なのか何等かの重篤な障害がある状態なのかを判断することが可能となる。
次に、ある被測定者の心電データを実際に測定した測定結果を簡易的に示した表示例を図9〜図11を参照して説明する。
図9に示した表示例では、左側のグラフを参照すると、副交感神経機能が亢進し、交換神経機能がやや亢進していることがわかる。そして、右側のグラフを参照すると、心拍数がやや大きな値となっており頻脈であることがわかる。その結果、総合的に判断すると、この被測定者は、一過性の不安による緊張状態であると判断することができ特に何らかの検査等が不要であると判断することができる。
図10に示した表示例では、左側のグラフを参照すると、副交感神経機能が低下し、交換神経機能は正常であることがわかる。そして、右側のグラフを参照すると、心拍数がやや大きな値となっており頻脈であるにもかかわらずCVRRが低下していることがわかる。その結果、総合的に判断すると、この被測定者には、まだ重症ではないものの心臓機能等に何等かの疾患があることが疑われる。
図11に示した表示例では、左側のグラフを参照すると、副交感神経機能が亢進し、交換神経機能は低下していることがわかる。そして、右側のグラフを参照すると、心拍数は正常であるが、CVRRが大きな値となっていることがわかる。その結果、総合的に判断すると、この被測定者には、自律神経機能の異常が疑われる。実際には、図11に示した測定データは、脊髄内腫瘍(脳幹部)の手術から2ケ月程度しか経過しておらず自律神経機能がまだ回復していないと診断されている患者の症例である。
このように、本実施形態の自律神経機能診断装置によれば、LF/HFとCVRRの関係を示したグラフ、心拍数とCVRRの関係を示したグラフという2つのグラフを参照して総合的に判断することにより自律神経機能の状態を高い精度により診断することが可能となる。
なお、本実施形態では、2つの2次元グラフによりLF/HF、CVRR、心拍数という3つの値の関係を表示していたが、簡易的には、この3つの値を、各値に対して設定された2つのしきい値との関係に基づいて表示するようにすれば同様な診断を行うことが可能である。例えば、図12に示すように、LF/HF、CVRR、心拍数(HR)に対して、それぞれ2つのしきい値を設定して各測定値の関係を折れ線グラフにて表示するようにしてもよい。図12に示した例では、図6に示したグラフの複数の測定値の平均値のみが示されており、この平均値が設定されたしきい値に対してどのような位置となるかが示されている。この図12に示された表示例では、各測定値がどのような範囲でばらつくのかを示すことはできないが、LF/HF、CVRR、HRの測定値の平均値がどのような関係にあるかを視覚的に把握することが可能となる。
そして、この図12に示したグラフを、図13に示すように時系列表示すれば、被測定者の自律神経機能の変化を容易に把握することが可能となる。
また、起立試験等の負荷試験前後においてこのような測定を行うことにより、外部からの負荷に対して自律神経が正常に反応するかを把握することが可能となる。
[変形例]
なお、上記の実施形態では、心電図モニタ14を有し、この心電図モニタ14により測定された心電データに基づいて交感神経活動度指標(LF/HF)やCVRRや心拍数の算出を行っているが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。心電図モニタ14を設けることなく、外部からの心電データを受け付ける受付手段を設け、この受付手段により受け付けた心電データに基づいて交感神経活動度指標(LF/HF)やCVRRや心拍数の算出を行うような構成とすることもできる。このような構成とすることにより、自律神経機能診断装置には心電図モニタ14のような心電測定手段を設ける必要がなくなる。
14 心電図モニタ
18 制御装置
20 記憶装置
22 表示装置
24 自律神経活動度算出部
25 CVRR算出部
26 心拍数算出部
S201〜S207 ステップ
S301〜S305 ステップ

Claims (7)

  1. 生体の心電を測定する心電測定手段と、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するCVRR算出手段と、
    生体情報を表示するための表示手段と、
    前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、各値に対して複数のしきい値をそれぞれ設定することにより2次元平面を複数領域に分割して表示するよう前記表示手段を制御する制御手段と、
    を備えた自律神経機能診断装置。
  2. 生体の心電を測定する心電測定手段と、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心拍数を算出する心拍数算出手段と、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するCVRR算出手段と、
    生体情報を表示するための表示手段と、
    前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、前記心拍数算出手段により算出された心拍数と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するよう前記表示手段を制御する制御手段と、
    を備えた自律神経機能診断装置。
  3. 前記制御手段は、交感神経活動度指標、心電図R−R間隔変動係数および心拍数の各値に対して複数のしきい値をそれぞれ設定することにより各2次元平面を複数領域に分割して表示する請求項記載の自律神経機能診断装置。
  4. 生体の心電を測定する心電測定手段と、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心拍数を算出する心拍数算出手段と、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するCVRR算出手段と、
    生体情報を表示するための表示手段と、
    前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と、前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係と、前記心拍数算出手段により算出された心拍数を、各値に対して設定された複数のしきい値との関係に基づいて表示するよう前記表示手段を制御する制御手段と、
    を備えた自律神経機能診断装置。
  5. 心電測定手段により測定された心電データを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
    前記受付手段により受け付けた心電データに基づいて、心拍数を算出する心拍数算出手段と、
    前記受付手段により受け付けた心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するCVRR算出手段と、
    生体情報を表示するための表示手段と、
    前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、前記心拍数算出手段により算出された心拍数と前記CVRR算出手段により算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するよう前記表示手段を制御する制御手段と、
    を備えた自律神経機能診断装置。
  6. 心電測定手段により生体の心電を測定するステップと、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出するステップと、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心拍数を算出するステップと、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するステップと、
    算出された交感神経活動度指標と算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、算出された心拍数と算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 心電測定手段により測定された心電データを受け付けるステップと、
    受け付けた心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出するステップと、
    受け付けた心電データに基づいて、心拍数を算出するステップと、
    受け付けた心電データに基づいて、心電図R−R間隔変動係数を算出するステップと、
    算出された交感神経活動度指標と算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するとともに、算出された心拍数と算出された心電図R−R間隔変動係数との関係を2次元表示するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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