JP4325265B2 - プルハンドルの取付構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌ドアのアームレストに形成された収容孔に収容されることによって車輌ドアに固定されるプルハンドルの取付構造および取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
車輌ドアにプルハンドルを固定するために、ドアパネルから水平に延びたブラケットに、プルハンドルの底部をビスで締付けるプルハンドルの取付構造があった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−227461号公報(第13図および第14図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の公報に従来技術として記載されたプルハンドルの取付構造は、車輌の組み立て工程においてビス止め工程を必要とし、作業効率の悪いものであった。また、上述の公報の第5図には、ビス止めをやめてプルハンドルの底部にクリップ片を形成して、ドアトリムと一体に形成したブラケットの係合孔にクリップ片を係合させるプルハンドルの取付構造が開示されている。
【0005】
この構成によれば、ビス止めをやめることにより作業効率は若干向上するが、底部に設けたクリップ片を、アームレスト内部下方に形成したブラケットの係合孔に係合させる必要があり、係合時にクリップ片と係合孔を作業者が見ながら作業をすることができず、依然、作業性に問題があった。更に、クリップ片はドアを引く際に、プルハンドルに加えられる荷重に対して剛性を保つことが難しく、プルハンドルを操作した際に乗員が剛性感の不足を感じたり、場合によってはクリップ片の係合孔からの外れによって、プルハンドルがドアから外れることがあった。
【0006】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、車輌ドアに強固に固定され、取付作業性のよいプルハンドルの取付構造および取付方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、車輌ドアに形成されたアームレストの上面部に収容孔を設け、前記収容孔に挿入されることによって前記車輌ドアに固定され、その上端部に前記アームレストの上面部と係合して下方への移動を規制する係合部が形成されるとともに、前記係合部の下方に形成される側面部、および前記側面部の下端部に形成された底部を備えたカップ状のプルハンドルの取付構造において、前記車輌ドアに前記側面部との対向面から延在する保持ブラケットを設け、前記保持ブラケットに保持面を形成するとともに前記側面部に保持受面を形成して、前記保持面と前記保持受面とを前記車輌ドアの閉止方向に互いに対向させ、前記側面部に形成された前記保持受面が、前記保持ブラケットに形成された前記保持面に上方より係合することによって、前記プルハンドルが前記車輌ドアに固定されるものであり、前記側面部は前記係合部の下方において上下方向に延びた側壁と、前記側壁から突出したガイド部によって構成され、前記側壁と前記ガイド部とによって前記保持受面を含んで上下方向に貫通する保持孔が形成され、前記保持ブラケットは前記保持孔に下方より挿通されることによって、前記保持面が前記保持受面に係合し、更に前記保持ブラケットには前記保持孔に挿通された状態で前記保持孔の上方に位置する可撓性の係止部が形成され、前記係止部を撓ませながら前記保持ブラケットを前記保持孔に挿通させることによって、前記保持孔が前記保持ブラケットに対して上方に移動することを防ぐことを特徴とするプルハンドルの取付構造とした。
【0008】
請求項2の発明は、前記保持ブラケットは、前記車輌ドアのドアパネル(4)に一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のプルハンドルの取付構造とした。
【0009】
請求項3の発明は、前記プルハンドルの前記係合部の下方には、前記アームレストの前記上面部の下側面に係合する係合片が備えられたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のプルハンドルの取付構造とした。
【0010】
請求項4の発明は、車輌ドアに形成されたアームレストの上面部に収容孔を設け、前記収容孔に挿入されることによって前記車輌ドアに固定され、前記収容孔に収容される側面部、および前記側面部の下端部に形成された底部を備えたカップ状のプルハンドルの取付構造において、前記車輌ドアから水平に延設された支持部材に前記底部を載置し、前記車輌ドアに前記側面部との対向面から延在する保持ブラケットを設け、前記保持ブラケットに保持面を形成するとともに前記側面部に保持受面を形成して、前記保持面と前記保持受面とを前記車輌ドアの閉止方向に互いに対向させ、前記側面部に形成された前記保持受面が、前記保持ブラケットに形成された前記保持面に上方より係合することによって、前記プルハンドルが前記車輌ドアに固定されるものであり、前記側面部は前記係合部の下方において上下方向に延びた側壁と、前記側壁から突出したガイド部によって構成され、前記側壁と前記ガイド部とによって前記保持受面を含んで上下方向に貫通する保持孔が形成され、前記保持ブラケットは前記保持孔に下方より挿通されることによって、前記保持面が前記保持受面に係合し、更に前記保持ブラケットには前記保持孔に挿通された状態で前記保持孔の上方に位置する可撓性の係止部が形成され、前記係止部を撓ませながら前記保持ブラケットを前記保持孔に挿通させることによって、前記保持孔が前記保持ブラケットに対して上方に移動することを防ぐことを特徴とするプルハンドルの取付構造とした。
【0013】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
車輌ドアにプルハンドルの側面部との対向面から延在する保持ブラケットを設け、保持ブラケットに保持面を形成するとともに側面部に保持受面を形成して、保持面と保持受面とを車輌ドアの閉止方向に互いに対向させ、側面部に形成された保持受面が、保持ブラケットに形成された保持面に上方より係合することによってプルハンドルが車輌ドアに固定されるため、保持ブラケットの保持面を側面部の保持受面に係合させるのみで、プルハンドルを車輌ドアに強固に固定できるとともに、保持面と保持受面との係合が視認性のよいプルハンドルの上方で行われるため、取付作業性がよいプルハンドルの取付構造とすることができる。
【0014】
また、車輌ドア閉止操作時にプルハンドルに加えられた荷重が、車輌ドアの閉止方向に互いに対向した保持面および保持受面を介して、車輌ドアに伝達されるため、安定した車輌ドアの閉止操作が可能となる。
さらに、側面部を係合部の下方において上下方向に延びた側壁と、側壁から突出したガイド部とによって構成し、側壁とガイド部とによって保持受面を含んで上下方向に貫通する保持孔を形成し、保持ブラケットは保持孔に下方より挿通されることによって、保持面が保持受面に係合し、更に保持ブラケットには保持孔に挿通された状態で保持孔の上方に位置する可撓性の係止部が形成され、係止部を撓ませながら保持ブラケットを保持孔に挿通させることによって、保持孔が保持ブラケットに対して上方に移動することを防ぐため、保持孔に保持ブラケットを挿通させるだけで、プルハンドルが車輌ドアに対して上方に移動しないように固定することができる。
【0015】
<請求項2の発明>
保持ブラケットは、車輌ドアのドアパネル(4)に一体に形成されていることにより、保持ブラケットを車輌ドアに取付ける工程を必要とせず、取付作業性がよいプルハンドルの取付構造とすることができる。
【0017】
<請求項の発明>
プルハンドルの係合部の下方に、アームレストの上面部の下側面に係合する係合片を形成したことにより、保持ブラケットに係止部を設けなくても、プルハンドルが車輌ドアに対して上方に移動しないように固定することができる。
【0018】
<請求項の発明>
車輌ドアから水平に延設された支持部材にプルハンドルの底部を載置したことにより、請求項1の発明の作用効果に加え、支持部材によりプルハンドルを上方に支えることができるとともに、プルハンドルの下端部のがたつきを低減することができる。また、支持部材によりプルハンドルの上下方向の位置決めを行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるプルハンドルの取付構造および取付方法に関する実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1乃至図3によって説明する。車輌ドア1の車室内側に形成されたドアトリム2のほぼ中央部には、アームレスト3が膨出して形成されている。アームレスト3の上面部3aには矩形状の収容孔3bが設けられており、収容孔3b内には車輌ドア1の閉止操作用のプルハンドル10が収容されている。
【0022】
プルハンドル10の上端部には周状にフランジ11が形成され、フランジ11はアームレスト3の上面部3aと係合してプルハンドル10の下方への移動を規制しており、本発明の係合部に該当する。フランジ11の下方には、やはり周状に突出部12が下方に突出して形成され、突出部12はアームレスト3の収容孔3bと係合する。突出部12の外周部が収容孔3bの開口部に嵌合することによって、プルハンドル10の水平方向の位置が決まり、フランジ11がアームレスト3の上面部3a上に当接することによって上下方向の位置が決定される。
【0023】
プルハンドル10には突出部12の下方において上下方向に延びた4個の側壁13が、フランジ11に連結するように一体に形成されており、更に、側壁13の下端部には底部14が一体に形成されている。側壁13と底部14とによって、プルハンドル10はその内部に、車輌ドア1を閉止操作する場合に乗員が指を挿入する凹部15を含んだカップ状に形成されている。
【0024】
図2に示すように側壁13の内、車輌ドア1の車輌横方向外側(車輌ドア開放方向)に位置する面の外周部にはガイド部16が突出するように一体に形成されており、ガイド部16と側壁13とによって本発明の側面部を構成している。また、ガイド部16と側壁13とによって、上下方向に貫通した保持孔17が形成される。
【0025】
一方、側壁13およびガイド部16との対向面である車輌ドア1のドアパネル4からは保持ブラケット5が、車輌横方向内側(車輌ドア閉止方向)であって、かつ上方に延在しており、その前方部がガイド部16の保持孔17に挿通されている。本実施形態において、保持ブラケット5はドアパネル4を構成する板材をプレス工程にて打ち抜いて一体に形成されているが、別体で形成された保持ブラケット5をボルト締めあるいは溶接等にてドアパネル4に取付けてもよい。
【0026】
図3に示すように、保持ブラケット5の車輌横方向外側には保持面5aが形成され、保持面5aは保持孔17の車輌横方向外側(ガイド部16の車輌横方向内側)に形成された保持受面17aと互いに係合している。図に示すように、保持面5aと保持受面17aとは、車輌ドア1の閉止方向に互いに対向している。更に、保持ブラケット5の先端部には、くの字状に屈曲された係止部5bが形成され、係止部5bがガイド部16に当接することによって、保持孔17すなわちプルハンドル10が保持ブラケット5から上方へ抜けることを防いでいる。尚、係止部5bは可倒性を備えており、図3において左方に荷重を加えている間だけ撓み、一時的に平坦形状に変形させることができる。
【0027】
次に、第1実施形態によるプルハンドル10の車輌ドア1への取付方法について説明する。最初にプルハンドル10の底部14および側壁13をアームレスト3の収容孔3b内に挿入していく。次に、保持ブラケット5の先端部を、ガイド部16と側壁13とによって形成された保持孔17内に下方より進入させ、ガイド部16と側壁13との間で挟むことによって係止部5bを撓ませて、平坦な形状に変形させながらプルハンドル10を下降させる。
【0028】
プルハンドル10の下降によって、プルハンドル10の保持受面17aが保持ブラケット5の保持面5aに上方より係合し、また、プルハンドル10の上端部の突出部12が収容孔3bに嵌合して、フランジ11がアームレスト3の上面部3aに当接しプルハンドル10の車輌ドア1への固定が完了する。尚、係止部5bは、保持孔17を通過した後、元の形状に復帰して保持孔17の上方に位置して、保持孔17の保持ブラケット5からの抜止めとしての機能を果たす。
【0029】
車輌の乗員が車輌ドア1を閉止しようとする場合、指をプルハンドル10の凹部15内に挿入し、車輌横方向内側(図3の左側)の側壁13に指を掛けながら車輌横方向内側にプルハンドル10を引っ張る。指によって車輌横方向内側の側壁13に加えられた荷重は、主に、反対側(図3の右側)の側壁13からガイド部16、保持ブラケット5を介してドアパネル4に伝達される。
【0030】
本実施形態によれば、保持ブラケット5の保持面5aを保持孔17の保持受面17aに係合させるのみで、車輌ドア1にプルハンドル10を強固に固定できるとともに、保持面5aと保持受面17aとの係合が視認性のよいプルハンドル10の上方で行われるため、取付作業性がよいプルハンドルの取付構造とすることができる。
【0031】
更に、プルハンドル10に加えられた荷重が、車輌ドア1の閉止方向に互いに対向した保持面5aおよび保持受面17aを介して、ドアパネル4に伝達されるため、安定した車輌ドア1の閉止操作が可能となる。また、保持ブラケット5はドアパネル4を構成する板材と一体に形成されているため、保持ブラケット5をドアパネル4に取り付ける工程を必要とせずに、作業性を向上させることができる。更に、保持ブラケット5の先端部には係止部5bが形成されているため、保持孔17に保持ブラケット5を挿入させるだけで、プルハンドル10の上方への移動を規制できる。
【0032】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図4によって説明する。本実施形態においてはプルハンドル10のフランジ11の下方部にフック状の係合片18が形成されているとともに、保持ブラケット5には第1実施形態において示された係止部5bが設けられておらず、保持ブラケット5の先端部は平坦な形状に形成されている。係合片18は可倒性のものであり図4に示すように周上に2箇所(車輌横方向内側およびその反対側)に設けられており、収容孔3b内に挿入することによって内側に撓んだ後、形状復帰して、アームレスト3の上面部3aの下側面3a1と係合して、第1実施形態の係止部5bに代わって、プルハンドル10の車輌ドア1の上方への移動を防止している。
【0033】
本実施形態によれば、プルハンドル10のフランジ11の下方に形成された係合片18によって、プルハンドル10の上方への移動を規制しているため、保持ブラケット5の先端部は平坦な形状に形成されており、保持ブラケット5を保持孔17へ挿通させやすく、取付け作業性を更に向上させることができる。
【0034】
<第3実施形態>
図5は本発明の第3実施形態を示す。本実施形態においては、アームレスト3の側面から車輌横方向外側に向けて片持ち状の支持プレート6(本発明の支持部材に該当する)を延設し、支持プレート6に係合孔6aを形成している。一方、プルハンドル10の底部14の下側面には、下方に延びる先端がフック状の係合ピン19が立設されている。プルハンドル10のフランジ11を上面部3aに係合させ、突出部12を収容孔3bに嵌合させ、保持ブラケット5を保持孔17に係合させ、プルハンドル10の底部14を支持プレート6上に載置するとともに、底部14に設けた係合ピン19を、支持プレート6の係合孔6aに嵌合させることによって、支持プレート6によりプルハンドル10を上方に支えることができるとともに、プルハンドル10の下端部のがたつきを防ぐことができる。また、フランジ11をなくしても、支持プレート6によってプルハンドル10の上下方向の位置決めを行うことができる。
【0035】
本実施形態においては、プルハンドル10を車輌ドア1に取付ける場合、最初に保持ブラケット5が保持孔17に挿通されるため、これが案内の役割を果たして、底部14に形成された係合ピン19と係合孔6aとの位置合わせが可能であるため、係合ピン19と係合孔6aとを円滑に係合させることができる。
【0036】
<他の実施形態>
本発明は上述の記載および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、以下の記載のもの以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)図4に示した第2実施形態によるプルハンドルにおいて、係合片18はプルハンドル10に必ずしも2個設けなければならないわけではなく、1個あるいは3個以上設けてもよい。
(2)図4に示した第2実施形態によるプルハンドルに、図5に示したプルハンドルの底部をアームレストの側面から延設した支持プレートに載置し、底部に設けた係合ピンを支持プレートの係合孔に嵌合させる構成を適用してもよい。
(3)保持ブラケットの先端に形成した抜止用の係止部は、必ずしも、くの字状でなければならないわけではなく、機能を満足すれば任意の形状が適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】プルハンドルを取付ける車輌ドアの斜視図である。
【図2】第1実施形態によるプルハンドルの取付け構造を示す斜視図である。
【図3】図2の横断面図である。
【図4】第2実施形態によるプルハンドルの取付け構造を示す横断面図である。
【図5】第3実施形態によるプルハンドルの取付け構造を示す横断面図である。
【符号の説明】
1…車輌ドア
3…アームレスト
3a…上面部
3a1…下側面
3b…収容孔
4…ドアパネル
5…保持ブラケット
5a…保持面
5b…係止部
6…支持プレート
10…プルハンドル
11…フランジ
13…側壁
14…底部
16…ガイド部
17…保持孔
17a…保持受面
18…係合片

Claims (4)

  1. 車輌ドアに形成されたアームレストの上面部に収容孔を設け、前記収容孔に挿入されることによって前記車輌ドアに固定され、
    その上端部に前記アームレストの上面部と係合して下方への移動を規制する係合部が形成されるとともに、前記係合部の下方に形成される側面部、および前記側面部の下端部に形成された底部を備えたカップ状のプルハンドルの取付構造において、
    前記車輌ドアに前記側面部との対向面から延在する保持ブラケットを設け、
    前記保持ブラケットに保持面を形成するとともに前記側面部に保持受面を形成して、前記保持面と前記保持受面とを前記車輌ドアの閉止方向に互いに対向させ、
    前記側面部に形成された前記保持受面が、前記保持ブラケットに形成された前記保持面に上方より係合することによって、前記プルハンドルが前記車輌ドアに固定されるものであり、
    前記側面部は前記係合部の下方において上下方向に延びた側壁と、前記側壁から突出したガイド部によって構成され、前記側壁と前記ガイド部とによって前記保持受面を含んで上下方向に貫通する保持孔が形成され、前記保持ブラケットは前記保持孔に下方より挿通されることによって、前記保持面が前記保持受面に係合し、更に前記保持ブラケットには前記保持孔に挿通された状態で前記保持孔の上方に位置する可撓性の係止部が形成され、前記係止部を撓ませながら前記保持ブラケットを前記保持孔に挿通させることによって、前記保持孔が前記保持ブラケットに対して上方に移動することを防ぐことを特徴とするプルハンドルの取付構造。
  2. 前記保持ブラケットは、前記車輌ドアのドアパネル(4)に一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のプルハンドルの取付構造。
  3. 前記プルハンドルの前記係合部の下方には、前記アームレストの前記上面部の下側面に係合する係合片が備えられたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のプルハンドルの取付構造。
  4. 車輌ドアに形成されたアームレストの上面部に収容孔を設け、前記収容孔に挿入されることによって前記車輌ドアに固定され、
    前記収容孔に収容される側面部、および前記側面部の下端部に形成された底部を備えたカップ状のプルハンドルの取付構造において、
    前記車輌ドアから水平に延設された支持部材に前記底部を載置し、
    前記車輌ドアに前記側面部との対向面から延在する保持ブラケットを設け、
    前記保持ブラケットに保持面を形成するとともに前記側面部に保持受面を形成して、前記保持面と前記保持受面とを前記車輌ドアの閉止方向に互いに対向させ、
    前記側面部に形成された前記保持受面が、前記保持ブラケットに形成された前記保持面に上方より係合することによって、前記プルハンドルが前記車輌ドアに固定されるものであり、
    前記側面部は前記係合部の下方において上下方向に延びた側壁と、前記側壁から突出したガイド部によって構成され、前記側壁と前記ガイド部とによって前記保持受面を含んで上下方向に貫通する保持孔が形成され、前記保持ブラケットは前記保持孔に下方より挿通されることによって、前記保持面が前記保持受面に係合し、更に前記保持ブラケットには前記保持孔に挿通された状態で前記保持孔の上方に位置する可撓性の係止部が形成され、前記係止部を撓ませながら前記保持ブラケットを前記保持孔に挿通させることによって、前記保持孔が前記保持ブラケットに対して上方に移動することを防ぐことを特徴とするプルハンドルの取付構造。
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