JP4325256B2 - 画像処理装置およびそのプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置および画像編集表示方法並びにこれらに用いるプログラムに関し、詳しくは、画像に編集を施す画像処理装置や画像編集表示方法並びにこれらに用いるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像処理装置用のプログラムとしては、写真画像の色調整を行なうレタッチソフトが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。このレタッチソフトでは、ゴミやキズ,しわなどの除去を行なったり、露出や彩度の調整を行なうことができる。
【0003】
【非特許文献1】
アドビシステムズ株式会社、「Adobe Photoshop」、[平成15年3月13日検索]、インターネット<URL:http://www.adobe.co.jp/products/photoshop/overview.html>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうしたレタッチソフトでは、画像をイメージどおりに修正することはできるが、段階的に分けて画像を修正した場合には、修正画像に修正を加える操作となり、段階的な修正毎に画像を保存すると、その保存形式によっては画像の画質が低下する場合が生じる。また、同一の画像に対して異なる修正を行なった場合には、異なる画像として記憶されるから、異なる修正を多数行なうと、そのすべてを記憶しておくためには大きな記憶領域が必要となる。
【0005】
本発明の画像処理装置および画像編集方法は、段階的に分けて画像を修正しても画像の画質が低下するのを抑止することを目的の一つとする。また、本発明の画像処理装置および画像編集方法は、異なる修正を多数行なった場合でも小さな容量で記憶できるようにすることを目的の一つとする。本発明の画像処理装置用のプログラムは、コンピュータを段階的に分けて画像を修正しても画像の画質が低下するのを抑止すると共に異なる修正を多数行なった場合でも小さな容量で記憶できるようにする画像処理装置として機能させることを目的とする。本発明の画像処理方法およびこれを用いるプログラム並びにこの方法を用いる印刷指示装置,印刷装置は、本発明の画像処理装置や画像編集方法により編集された画像を処理することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明の画像処理装置および画像編集表示方法並びにこれらに用いるプログラムは、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の画像処理装置は、
画像に編集を施す画像処理装置であって、
画像を入力する入力手段と、
入力した画像に対して編集を施す編集手段と、
該編集手段により前記入力した画像に対して施した編集の内容に関する編集情報を作成する編集情報作成手段と、
前記入力した画像に前記作成した編集情報を編集情報付画像とする編集情報添付手段と、
前記編集情報添付画像を該編集情報添付画像に添付している編集情報に関連するマークと共に表示する表示手段と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本発明の画像処理装置では、入力した画像に対して編集を施し、その編集の内容に関する編集情報を作成して入力した画像に添付する。即ち、画像には、編集による変更等が加えられていない編集前の画像そのもののデータに編集内容が情報として含まれる編集情報が添付されることになる。こうした編集情報が添付された画像を受け取った機器では、編集情報に基づいて画像に編集を施し、編集後の画像として取り扱えばよい。こうした処理を行なうことにより、画像に編集を加えても画像そのもののデータは変更しなくてもよいことになる。したがって、段階的に分けて画像を編集しても編集情報を変更するだけでよいから、画像の画質が低下するのを抑止することができる。そして、本発明の画像処理装置では、編集情報添付画像を該編集情報添付画像に添付している編集情報に関連するマークと共に表示する。これにより編集前の画像が表示されているのか編集済の画像が表示されているのかを判別することができる。
【0009】
こうした本発明の画像処理装置において、前記表示手段は、前記編集情報添付画像を前記編集情報に基づく編集が施されていない状態で該編集が施されていないことを表わす編集前マークと共に表示する編集前表示と、前記編集情報添付画像を前記編集情報に基づく編集が施された状態で該編集が施されていることを表わす編集済マークと共に表示する編集済表示と、を選択的に表示する手段であるものとすることもできる。この場合、前記表示手段は、前記編集前表示が選択されている状態で前記編集前マークが操作されることにより前記編集済表示を選択して表示し、前記編集済表示が選択されている状態で前記編集済マークが操作されることにより前記編集前表示を選択して表示する手段であるものとすることもできる。また、前記編集手段は、画像の印刷領域を設定する処理,画像の所望の箇所を修正する処理,画像のカラーおよび/またはトーンを調整する処理,画像に予め設定された特殊効果を施す処理のいずれか一つまたは複数を画像に対する編集として含む手段であるものとすることもできる。この態様の本発明の画像処理装置において、前記編集情報作成手段は、前記編集手段が前記画像に対する編集として含む処理毎の情報に基づいて前記編集情報を作成する手段であるものとすることもできる。こうすれば、編集として含まれる処理毎の情報に基づいて編集情報が作成されるから、編集情報に基づいて画像に編集を施す際にも編集として含まれる処理毎の情報に基づいて編集を施すことができる。
【0010】
また、本発明の画像処理装置において、前記編集手段は、画像に対する編集として含む複数の処理を順序だって行なう手段であるものとすることもできる。この態様の本発明の画像処理装置において、前記編集情報作成手段は、前記編集手段が前記画像に対する編集として含む複数の処理の順序に基づいて前記編集情報を作成する手段であるものとすることもできる。こうすれば、編集として含まれる複数の処理の順序に基づいて編集情報が作成されるから、編集情報に基づいて画像に編集を施す際にも編集として含まれる複数の処理の順序に基づいて編集を施すことができる。
【0011】
さらに、本発明の画像処理装置において、前記編集情報添付手段は、前記入力した画像に複数の編集情報を添付可能な手段であるものとすることもできる。こうすれば、同一の画像に異なる編集を施したときには、画像そのもののデータに複数の編集情報を添付すればよいから、複数の編集済の画像とする場合に比して、容量を小さくすることができる。この結果、ネットワークを介して他の装置に画像を送信する際の送信時間を短くすることができ、送受信に適したものとすることができる。この態様の本発明の画像処理装置において、前記編集情報添付手段は、前記入力した画像に複数の編集情報を識別可能に添付する手段であるものとすることもできる。
【0012】
本発明の画像処理装置用のプログラムは、コンピュータを上述のいずれかの態様の本発明の画像処理装置、即ち、基本的には、画像に編集を施す画像処理装置であって、画像を入力する入力手段と、入力した画像に対して編集を施す編集手段と、該編集手段により前記入力した画像に対して施した編集の内容に関する編集情報を作成する編集情報作成手段と、前記入力した画像に前記作成した編集情報を添付して編集情報付画像とする編集情報添付手段と、を備える画像処理装置として機能させることを要旨とする。
【0013】
この本発明の画像処理装置用のプログラムでは、コンピュータを上述のいずれかの態様の本発明の画像処理装置として機能させるから、本発明の画像処理装置が奏する効果、例えば、段階的に分けて画像を編集しても編集情報を変更するだけでよいから画像の画質が低下するのを抑止することができる効果などと同様な効果を奏することができる。
【0014】
本発明の画像編集表示方法は、
画像に編集を施す画像編集方法であって、
(a)入力した画像に対して編集を施し、
(b)前記画像に対して施した編集の内容に関する編集情報を作成し、
(c)前記入力した画像に前記作成した編集情報を添付し、
(d)前記編集情報が添付された画像を該添付している編集情報に関連するマークと共に表示する
ことを要旨とする。
【0015】
この本発明の画像編集表示方法によれば、入力した画像に対して編集を施し、その編集の内容に関する編集情報を作成して入力した画像に添付する。即ち、画像には、編集による変更等が加えられていない編集前の画像そのもののデータに編集内容が情報として含まれる編集情報が添付されることになる。こうした編集情報が添付された画像を受け取った機器では、編集情報に基づいて画像に編集を施し、編集後の画像として取り扱えばよい。こうした処理を行なうことにより、画像に編集を加えても画像そのもののデータは変更しなくてもよいことになる。したがって、段階的に分けて画像を編集しても編集情報を変更するだけでよいから、画像の画質が低下するのを抑止することができる。そして、本発明の画像編集表示方法では、編集情報が添付された画像を該添付している編集情報に関連するマークと共に表示する。これにより編集前の画像が表示されているのか編集済の画像が表示されているのかを判別することができる。こうした本発明の画像編集表示方法において、前記ステップ(d)は、前記編集情報が添付された画像を前記編集情報に基づく編集が施されていない状態で該編集が施されていないことを表わす編集前マークと共に表示する編集前表示と、前記編集情報が添付された画像を前記編集情報に基づく編集が施された状態で該編集が施されていることを表わす編集済マークと共に表示する編集済表示と、を選択的に表示するステップであるものとすることもできる。この場合、前記ステップ(d)は、前記編集前表示が選択されている状態で前記編集前マークが操作されることにより前記編集済表示を選択して表示し、前記編集済表示が選択されている状態で前記編集済マークが操作されることにより前記編集前表示を選択して表示するステップであるものとすることもできる。
【0016】
本発明の画像処理方法は、
画像を処理する画像処理方法であって、
(a)画像に対して施した編集の内容に関する編集情報が添付された画像を入力し、
(b)該入力した画像に添付された編集情報に基づいて該入力した画像に編集を施す
ことを要旨とする。
【0017】
この本発明の画像処理方法によれば、画像に対して施した編集の内容に関する編集情報が添付された画像を入力し、この入力した画像に添付された編集情報に基づいて画像に編集を施すことができる。即ち、編集情報に基づいて画像に編集を施した後に編集後の画像として取り扱うのである。これにより、画像を編集する装置では、画像そのもののデータに編集内容としての編集情報を添付すればよいことになる。
【0018】
こうした本発明の画像処理方法において、前記編集情報は、画像の印刷領域を設定する処理,画像の所望の箇所を修正する処理,画像のカラーおよび/またはトーンを調整する処理,画像に予め設定された特殊効果を施す処理のいずれか一つまたは複数を画像に対する編集の内容として含み、該画像に対する編集として含む処理毎の情報に基づいて作成されてなり、前記ステップ(b)は、前記編集情報に編集内容として含まれる処理毎の情報に基づいて処理毎の内容を編集として施すステップであるものとすることもできる。こうすれば、編集内容として含まれる処理毎の情報に基づいて編集を施すことができる。
【0019】
また、本発明の画像処理方法において、前記編集情報は、画像に対する編集として含む複数の処理が順序だって行なわれたた各処理を該順序に基づいて作成されてなり、前記ステップ(b)は、前記編集情報に編集内容として含まれる複数の処理の順序に基づいて各処理の内容を編集として施すステップであるものとすることもできる。こうすれば、編集内容として含まれる複数の処理の順序に基づいて編集を施すことができる。
【0020】
本発明の画像処理方法用のプログラムは、コンピュータに上述したいずれかの態様の本発明の画像処理方法、即ち、基本的には、画像を処理する画像処理方法であって、(a)画像に対して施した編集の内容に関する編集情報が添付された画像を入力し、(b)該入力した画像に添付された編集情報に基づいて該入力した画像に編集を施す画像処理方法の各ステップを各手順として実行させることを要旨とする。
【0021】
この本発明の画像処理方法用のプログラムによれば、コンピュータに上述したいずれかの態様の本発明の画像処理方法の各ステップを各手順として実行させるから、本発明の画像処理方法が奏する効果、例えば、画像に添付された編集情報に基づいて画像に編集を施してその後は編集済の画像として取り扱うことにより画像を編集する装置を画像そのもののデータに編集内容としての編集情報を添付する装置とすることができる効果などと同様な効果を奏することができる。
【0022】
本発明の印刷指示装置用のプログラムは、上述の本発明の画像処理方法用のプログラムをモジュールとして備え、コンピュータを前記入力した画像の印刷の際のレイアウトを設定して印刷装置に印刷指示する印刷指示装置として機能させることを要旨とする。このプログラムでは、コンピュータを編集情報が添付された画像に対して編集を施したり画像のレイアウトを設定したりして印刷指示する装置として機能させることができる。
【0023】
本発明の印刷指示装置は、上述のいずれかの態様の本発明の画像処理方法を実行し、前記編集が施された画像の印刷の際のレイアウトを設定して印刷装置に印刷指示することを要旨とする。この印刷指示装置では、編集情報が添付された画像に対して編集を施し、画像のレイアウトを設定して印刷装置に印刷指示することができる。
【0024】
本発明の印刷装置は、上述のいずれかの態様の本発明の画像処理方法を実行し、前記編集が施された画像を印刷することを要旨とする。この印刷装置では、編集情報が添付された画像に対して編集を施して印刷することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である画像処理装置として機能するクライアントコンピュータ(以下、クライアントPCと呼ぶ)40や印刷装置30を含む印刷システムの構成の概略を示す構成図である。実施例の印刷システムは、カラーマッチングを行なって画像を印刷する印刷装置30と複数台のクライアントPC40とがLAN49によって接続され、このLAN49にインターネット22を介してセンタサーバ20が接続されて構成されている。
【0026】
クライアントPC40は、いわゆるPC/AT互換機のコンピュータにより構成されており、CPUやRAM,ハードディスク,モニタ等を備えている。また、クライアントPCには、デジタルカメラ48やハードディスク等から入力した画像データに画像処理を施すための画像処理ソフトウエア42や印刷用紙に画像をレイアウトするためのレイアウト処理ソフトウエア44などがインストールされている。図1のクライアントPC40には、クライアントPC40にインストールされた画像処理ソフトウエア42やレイアウト処理ソフトウエア44が起動されたときの機能ブロックを示した。図示するように、クライアントPC40は、画像処理ソフトウエア42が起動されたときには、機能ブロックとして、画像を入力するデータ入力部42aと、入力した画像に対して段階的に編集を施す編集部42bと、施した編集の内容を編集情報として作成する編集情報作成部42cと、作成した編集情報を対象の画像に添付する編集情報添付部42dとを備える。また、クライアントPC40は、レイアウト処理ソフトウエア44が起動されたときには、機能ブロックとして、編集情報が添付された画像を入力するデータ入力部44aと、画像に添付された編集情報に基づいて画像に編集を施す編集処理部44bと、印刷するためにレイアウトを選択して画像を割り振ったり印刷条件を設定するレイアウト設定部44cと、レイアウトが設定されたページを印刷ジョブとして印刷装置30に出力する印刷ジョブ出力部44dとを備える。
【0027】
印刷装置30は、2台の高性能なインクジェットプリンタ34,36と、クライアントPC40から印刷指示された印刷ジョブのインクジェットプリンタ34,36への振り分けなどを管理するプリントサーバ32と、が内蔵されて構成されている。プリントサーバ32は、クライアントPC40から印刷ジョブを受信すると、用紙の指定やインクジェットプリンタ34,36の稼働状況などに応じて印刷ジョブをページ単位あるいはコピー単位でインクジェットプリンタ34,36のいずれかに割り振るなどの印刷ジョブを管理する印刷ジョブ管理部32aと、センタサーバ20との通信を管理する通信管理部32bと、印刷ジョブに含まれる編集情報が添付された画像に対して編集を施す編集処理部32cと、設定されたレイアウトに基づいて編集が施された画像を割り振って印刷用のページを作成するレイアウト処理部32dなどを備える。プリントサーバ32は、こうした機能ブロックで示した機能の他、図示しないが、作成した印刷用のページから印刷用データを生成したり、生成した印刷用データを割り振られたインクジェットプリンタ34,36に対してスプールしたり、スプールした印刷用データを対応するインクジェットプリンタ34,36に転送したりする機能も備えている。また、プリントサーバ32は、Webサーバ機能も内蔵しており、Webブラウザ経由でスプールしている印刷ジョブの状況をクライアントPC40に提供することもできる。クライアントPC40は、プリントサーバ32が提供するWebベースのインターフェースにより、印刷順序の入れ替えや印刷のキャンセル等のジョブ操作を行うことができる。
【0028】
センタサーバ20は、定期的にプリントサーバ32から送信される印刷した枚数の記録に基づいて課金計算したり、消耗品の消費状況に基づいて消耗品の補充管理を行なう。
【0029】
次に、こうして構成された実施例のクライアントPC40の動作や印刷装置30の動作について説明する。まず、クライアントPC40の動作として画像処理ソフトウエア42が起動された際の動作とレイアウト処理ソフトウエア44が起動されたときの動作について説明し、その後に印刷装置30の動作について説明する。
【0030】
図2はクライアントPC40にインストールされた画像処理ソフトウエア42が起動されたときに実行される画像編集処理の一例を示すフローチャートであり、図3は画像処理ソフトウエア42が起動されたときにクライアントPC40のモニタに表示される画像編集画面50の一例を示す説明図である。図3に例示した画像編集画面50には、編集する画像を表示する画像表示ボックス51と、編集の際に用いられるツールやコントロールボタン,処理状況を示すインジケータなどが表示されるコントロールボックス52とが配置されている。画像表示ボックス51の上部には、画像を読み込んで編集を施すための処理を順序だって行なうことを示すブラウズボタン53a,トリムボタン53b,レタッチボタン53c,カラー/トーンボタン53d,イフェクトボタン53e,エクスポートボタン53fが設けられており、コントロールボックス52のサイドには、編集処理を助ける各種ボタン54a〜54fが設けられている。実施例では、図2に例示した画像編集処理の各ステップは、画像表示ボックス51の上部に設けられたボタン53a〜53fに応じて行なわれる。
【0031】
画像編集画面50が表示された状態でブラウズボタン53aが操作されると、ブラウズモードとして、フォルダを選択するためにフォルダをツリー表示するフォルダ表示領域と選択されたフォルダに含まれる画像のサムネイルが一覧表示されるサムネイル表示領域が設けられた図示しない画像選択画面が表示される。ユーザは、フォルダ表示領域から所望のフォルダを選択すると共にフォルダの選択に伴ってサムネイル表示領域に一覧表示されるサムネイルから所望の画像を選択することができる。こうしてユーザが画像を選択すると、選択された画像が入力されて画像編集画面50の画像表示ボックス51に表示され(ステップS100)、トリムボタン53bを操作した状態のトリムモードに移行する。画像を入力する際、画像にICC(International Color Consortium)で規定したフォーマットのICCプロファイルが添付されているときには画像にそのプロファイルを用いて色変換して画像表示ボックス51に表示され、画像にICCプロファイルが添付されていないときにはプロファイル選択画面が表示されて選択したプロファイルがワークプロファイルとして設定される。
【0032】
こうして画像表示ボックス51に画像が表示されたトリムモードでは、ユーザが画像表示ボックス51内の画像上でマウスカーソルをドラッグすることによって設定される長方形の選択範囲の外側領域をトリム領域とし、その選択範囲の内側領域のみを取り出す(ステップS110)。このとき、図示しないが、コントロールボックス52には所望の縦横比が設定できる縦横比設定ボックスが表示され、これを予め設定しておくことにより、マウスカーソルのドラッグをどのように行なっても、それにより設定される長方形の選択範囲の縦横比を予め設定した縦横比にすることができる。また、コントロールボックス52には、選択範囲を1度単位で右回転や左回転させるボタンも表示され、これを用いて選択範囲を1度単位で右回転や左回転させることができる。
【0033】
トリム操作を終えてレタッチボタン53cが操作されると、トリムモードで取り出された選択範囲の画像が画像表示ボックス51に表示されてレタッチモードに移行する(ステップS120)。図示しないが、コントロールボックス52には、フォトスタジオで頻繁に用いられる所定の幾つかのレタッチツールの選択枝やエンハンス効果の強度を調節するスライダーバー,サイズやぼかし程度,形状,角度の異なる複数のブラシのリスト,個々のブラシのサイズやぼかし程度,形状,角度を調整する複数本のスライダーバーなどが表示される。ユーザは、所望のツールや所望のエンハンス効果強度,所望のサイズやぼかし程度,形状,角度をもつブラシを選択し、画像表示ボックス51に表示された画像の所望の場所にマウスカーソルを操作して、その場所に対して所望のエンハンスを施すことができる。このとき、マウスカーソルは、画像表示ボックス51の画像上で、ユーザが用いるブラシ(つまり、エンハンスが施される領域)と同じサイズと形状や角度をもった図形(例えば、ブラシの輪郭線を正確に示した閉曲線図形)で表示される。
【0034】
レタッチ操作を終えてカラー/トーンボタン53dが操作されると、レタッチモードでエンハンスを施された画像が画像表示ボックス51に表示された状態でカラー/トーンモードに移行する(ステップS130)。このカラー/トーンモードでは、「イージー」,「バリエーション」,「マニュアル」の3つのサブモードを選択するための画面がコントロールボックス52に表示され、ユーザの選択により3つのモードのいずれかにより画像表示ボックス51に表示された画像に対してカラー調整を行なうことができる。サブモードの「イージー」では、予め用意された複数種類のカラー調整用フィルタの選択肢、例えば「標準的カラー補正」,「人物写真用カラー補正」,「モノクロ写真化」,「明るい感じにする」,「重厚な感じにする」,「シャープな感じにする」,「ソフトな感じにする」などがコントロールボックス52に表示されるから、ユーザはこれらの選択肢からフィルタを選択することにより、画像全体に対して適用することができる。サブモードの「バリエーション」では、カラー調整フィルタのもつ様々なパラメータのうちの所定の複数の主要パラメータ(例えば、明度、コントラスト、グレイバランス、彩度、シャープネスなど)の値を自由に設定するためのパラメータ設定表がコントロールボックス52に表示されるから、ユーザはパラメータを設定することにより、所望のフィルタを画像全体に対して適用することができる。サブモードの「マニュアル」では、カラー調整用フィルタのパラメータを「バリエーション」サブモードよりも更にきめ細かく設定するための各種ツールやインジケータがコントロールボックス52に表示されるから、ユーザはそれらを用いて詳細なカラー調整を行うことができる。
【0035】
カラー調整を終えてイフェクトボタン53eが操作されると、イフェクトモードに移行する(ステップS140)。コントロールボックス52には、選択可能な特殊効果用のフィルタが表示されるから、特殊効果用のフィルタを選択することにより、画像表示ボックス51に表示された画像に所望の特殊効果を施すことができる。
【0036】
上述したトリム操作やレタッチ操作,カラー調整,特殊効果などの編集内容については、これらのすべてを行なう必要はなく、所望の編集内容についてのみ行なえばよい。この場合、行なわない編集内容についてはボタンを操作しなければよい。例えば、カラー調整を行なわないときには、レタッチ操作を終えたときにカラー/トーンボタン53dを操作せずにイフェクトボタン53eを直接操作すればよいのである。
【0037】
こうして編集を終えてエクスポートボタン53fが操作されると、編集内容の順に編集内容についての情報をファイル(以下、エッグファイルと呼ぶ)として作成し(ステップS150)、ステップS100の画像の入力の際に選択した画像のファイルに添付して(ステップS160)、画像編集処理を終了する。図4にエッグファイルのデータ構造を模式的に示す。図示するように、エッグファイルでは、添付される画像のID以下にトリム操作の内容を示すトリムデータ,レタッチ操作の内容を示すレタッチデータ,カラー調整の内容を示すカラー/トーンデータ,特殊効果の内容を示すイフェクトデータが順に配置されている。なお、操作や調整などが行なわれなかった場合には、各データには操作や調整などが行なわれなかったことが解るように、NULデータなどが入力されることになる。また、エクスポートボタン53fが操作されたときには、画像にICCプロファイルが添付されていたときにはそのICCプロファイルが画像に添付され、画像にICCプロファイルが添付されていないためにデフォルトのプロファイルなどがワークプロファイルとして設定されたときにはそのプロファイルが画像に添付される。
【0038】
図5は、クライアントPC40にインストールされたレイアウト処理ソフトウエア44が起動されたときに実行されるレイアウト処理の一例を示すフローチャートであり、図6はレイアウト処理ソフトウエア44が起動されたときにクライアントPC40のモニタに表示されるレイアウト設定画面60の一例を示す説明図である。図6に例示したレイアウト設定画面60には、フォルダを選択するためにフォルダをツリー表示するフォルダリスト61と、選択されたフォルダに含まれる画像のサムネイルが一覧表示される画像リスト62と、用紙(メディア)やプリンタを選択するメディア/プリンタ選択ボックス63と、レイアウトを選択するレイアウト選択ボックス64と、選択したレイアウトに選択した画像をはめ込んで表示するレイアウト表示ボックス65と、選択した画像のテンプレートへのはめ込み方法や設定しているページを印刷ジョブの何ページ目かに設定するはめ込み/ページ設定ボックス66と、設定している印刷ジョブをインクジェットプリンタ34,36に割り振って印刷するなどを設定するオプション選択ボックス67と、設定している印刷ジョブのコピー数や優先度を指定して印刷実行を要求するプリント命令ボックス68とが設けられている。
【0039】
レイアウト処理では、ユーザの操作に基づいて、レイアウト設定画面60のフォルダリスト61に表示されるフォルダが選択されることによりそのフォルダに含まれる画像のサムネイル画像を画像リスト62に表示する処理や(ステップS200)、レイアウト選択ボックス64から所望のレイアウトを選択してレイアウト表示ボックス65に表示する処理(ステップS210)が行なわれる。ここで、レイアウト処理ソフトウエア44が起動されたときには、画像リスト62にはデフォルトとして設定されたフォルダに含まれる画像のサムネイル画像が表示され、レイアウト表示ボックス65にはデフォルトとして設定されたレイアウトが表示される。したがって、ユーザは、デフォルトのフォルダからの変更の必要がないときにはフォルダリスト61からフォルダを選択する必要がないし、デフォルトのレイアウトからの変更の必要がないときにはレイアウト選択ボックス64によるレイアウトの選択の必要はない。
【0040】
実施例では、エッグファイルが添付されている画像のサムネイル画像を画像リスト62に表示する際には、サムネイル画像の右下隅部に2種類のマーク(タマゴのマークとタマゴが破裂したマーク)のいずれかが表示される。タマゴのマークは、表示したサムネイル画像は添付されたエッグファイルの編集内容について編集が施されていない元画像であることを示しており、タマゴが破裂したマークは、表示したサムネイル画像はエッグファイルの編集内容により編集が施された画像であることを示している。実施例では、更に、マウスカーソルを用いてこのタマゴのマークを操作すると編集処理部44bによりエッグファイルの編集内容に基づいて画像に編集が施され、その編集を施した画像のサムネイル画像をそれまで表示していた元画像のサムネイル画像に変えて表示する。このとき、タマゴのマークに変えてタマゴが破裂したマークが表示される。エッグファイルの編集内容に基づく画像の編集は、エッグファイルがトリムデータ,レタッチデータ,カラー/トーンデータ,イフェクトデータの順にデータが配置されていることから、トリム,レタッチ,カラー/トーン,イフェクトの順に対応するデータを用いて行なわれる。また、マウスカーソルを用いてタマゴが破裂したマークを操作するとエッグファイルが添付された画像(元画像)のサムネイル画像をそれまで表示していた編集済の画像のサムネイル画像に変えて表示する。このとき、タマゴが破裂したマークに変えてタマゴのマークが表示される。したがって、ユーザは、タマゴのマークとタマゴが破裂したマークとの識別により元画像のサムネイル画像が表示されているのか編集済の画像が表示されているのかを判別することができる。なお、エッグファイルが添付されていない画像のサムネイル画像を画像リスト62に表示するときには、タマゴのマークもタマゴが破裂したマークも表示されない。
【0041】
こうした画像リスト62にサムネイル画像が表示されレイアウト表示ボックス65にレイアウトが表示された状態で、はめ込み/ページ設定ボックス66により画像のはめ込み方法を設定すると共に画像リスト62からサムネイル画像を選択することによりレイアウト表示ボックス65に表示されたレイアウトに画像をはめ込むことができる(ステップS220)。そして、メディア/プリンタ選択ボックス63で用紙(メディア)や印刷するプリンタを選択したりオプション選択ボックス67でオプションを選択するなどの印刷条件を設定し(ステップS230)、プリント命令ボックス68を操作して印刷装置30のプリントサーバ32に印刷ジョブを出力し(ステップS240)、レイアウト処理を終了する。出力される印刷ジョブは、選択したレイアウト,レイアウトにはめ込んだ画像のファイル名とはめ込み位置,エッグファイルとICCプロファイルが添付された画像,設定した印刷条件により構成されている。
【0042】
図7は、印刷装置30で印刷ジョブを実行する際にプリントサーバ32で実行される印刷実行処理の一例を示すフローチャートである。印刷実行処理は、印刷ジョブのページを単位として実行するプリンタが割り振られたときに実行され、まず、対象のページのレイアウトを設定すると共に(ステップS300)、設定したレイアウトにはめ込まれる画像に対してエッグファイルが添付されているときにはその編集内容に基づいて編集を施し(ステップS310)、編集を施した画像を設定したレイアウトにはめ込む(ステップS320)。エッグファイルの編集内容に基づく画像の編集は、レイアウト処理におけるタマゴのマークを操作したときと同様に、トリム,レタッチ,カラー/トーン,イフェクトの順に対応するデータを用いて行なわれる。レイアウトに画像がはめ込まれると、そのページに基づいて印刷用データを作成し(ステップS330)、インクジェットプリンタ34,36のうち割り振られたプリンタで印刷を実行して(ステップS340)、印刷実行処理を終了する。
【0043】
以上説明した印刷システムによれば、画像に施した編集の内容をデータとして持つエッグファイルを作成し、画像に添付して取り扱うから、画像を何らの変更を加えることなく印刷処理の直前まで扱うことができる。この結果、編集と編集が施された画像のファイル化とを繰り返すものに比して、ファイル化を繰り返すことによる画像の劣化を抑止することができる。しかも、カラーマッチングを行なって印刷することができる。
【0044】
実施例の画像処理ソフトウエア42によれば、画像に編集を施したときには、編集内容をデータとするエッグファイルを作成して画像に添付することができる。したがって、画像の劣化を伴うことなく編集した画像を他のソフトウエアや印刷装置30などに渡すことができる。しかも、画像の編集をトリム,レタッチ,カラー/トーン,イフェクトの複数の処理として順序だって行なうことにより、他のソフトウエアや印刷装置30などによる画像への編集を容易なものにすることができる。また、画像の編集は、トリム,レタッチ,カラー/トーン,イフェクトの順に行なうがこれらのすべてを行なう必要はないから、画像に対して所望の編集を行なうことができる。
【0045】
実施例のレイアウト処理ソフトウエア44によれば、編集内容をファイル化したエッグファイルが添付された画像を用いてレイアウトを設定して印刷装置30に印刷指示することができる。しかも、タマゴのマークやタマゴが破裂したマークを操作することによりエッグファイルの編集内容に基づいて対象の画像に編集を施した編集済画像として表示したり編集前の画像として表示することができる。また、印刷ジョブを、選択したレイアウト,レイアウトにはめ込んだ画像のファイル名とはめ込み位置,エッグファイルとICCプロファイルが添付された画像,設定した印刷条件によって構成して印刷装置30に印刷指示するから、即ち、画像に対してはエッグファイルとICCプロファイルを添付した状態で印刷装置30に出力するから、レイアウトの操作などにより画像の劣化を生じることがない。
【0046】
実施例の印刷装置30によれば、編集内容をファイル化したエッグファイルを用いて画像に編集を施し、この編集が施された画像を設定されたレイアウトにはめ込んでページを作成して印刷することができる。この結果、画像の劣化がきわめて少ない画像を印刷することができる。しかも、カラーマッチングを行なって印刷するから、より適正な色で画像を印刷することができる。
【0047】
実施例の画像処理ソフトウエア42がインストールされたクライアントPC40では、図2の画像編集処理におけるステップS100を実行するデータ入力部42aが入力手段に相当し、同じく画像編集処理におけるステップS110〜S140を実行する編集部42bが編集手段に相当し、同じく画像編集処理におけるステップS150を実行する編集情報作成部42cが編集情報作成手段に相当し、同じく画像編集処理におけるステップS160を実行する編集情報添付部42dが編集情報添付手段に相当する。
【0048】
実施例の画像処理ソフトウエア42では、画像の編集をトリム,レタッチ,カラー/トーン,イフェクトの複数の処理として順序だって行なうものとしたが、これらの処理をこの順に行なう必要はなく、如何なる順に行なってもかまわない。また、実施例の画像処理ソフトウエア42では、エッグファイルをトリムデータ,レタッチデータ,カラー/トーンデータ,イフェクトデータの順にデータ構成するものとしたが、データの順はこれに限られるものではなく、如何なる順にしてもかまわない。
【0049】
実施例の画像処理ソフトウエア42では、一つのエッグファイルを作成して画像に添付するものとしたが、既にエッグファイルが添付されている画像に異なるエッグファイルを添付するものとしてもよい。即ち、同一の画像に異なる編集を施した複数のエッグファイルを添付するのである。こうすれば、異なる編集を施した複数の画像とするのに比して、全体のデータ量を小さくすることができる。この結果、ネットワークを介して編集した画像を送信する場合に適した画像のファイル形式とすることができる。なお、この複数のエッグファイルを添付する場合、レイアウト処理ソフトウエア44を起動したときにモニタに表示されるレイアウト設定画面60の画像リスト62のサムネイル画像に複数のタマゴのマークを表示するものとしたり、画像リスト62に同一の画像に対して異なるエッグファイルに対応する複数のサムネイル画像を表示するものとすればよい。また、同一の画像に添付される複数のエッグファイルには異なる名前を付して識別できるようにすることも望ましい。この場合、レイアウト設定画面60の画像リスト62のサムネイル画像には、名前付きのタマゴのマークやタマゴが破裂したマークを表示すればよい。
【0050】
実施例の画像処理ソフトウエア42では、作成したエッグファイルを画像に添付するものとして構成したが、画像処理ソフトウエア42から直接印刷装置30に印刷指示できるものとしてもよい。
【0051】
実施例のレイアウト処理ソフトウエア44では、編集内容をファイル化したエッグファイルが添付された画像を用いてレイアウトを設定して印刷装置30に印刷指示する際に、印刷装置30には、印刷ジョブに含まれる画像としてエッグファイルが添付された画像を送信するものとしたが、編集が施された状態の画像を印刷装置30に送信するものとしてもよい。
【0052】
実施例では、クライアントPC40に異なるソフトウエアとして画像処理ソフトウエア42とレイアウト処理ソフトウエア44とをインストールするものとしたが、レイアウト処理ソフトウエア44の機能を備える画像処理ソフトウエアとしてクライアントPC40にインストールするものとしてもよい。
【0053】
実施例の印刷システムでは、クライアントPC40や印刷装置30はLAN49とインターネット22とを介してセンタサーバ20に接続されているものとしたが、センタサーバ20に接続されていないものとしてもよい。
【0054】
実施例では、画像処理ソフトウエア42やレイアウト処理ソフトウエア44などのプログラムの形態やこれらのソフトウエアがインストールされた画像処理装置や印刷指示装置としてのクライアントPC40の形態、あるいは、印刷装置30の形態として説明したが、画像編集方法や画像処理方法などの形態としてもよいのは勿論である。
【0055】
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 印刷システムの構成の概略を示す構成図。
【図2】 画像編集処理の一例を示すフローチャート。
【図3】 画像編集画面50の一例を示す説明図。
【図4】 エッグファイルのデータ構造を例示する模式図。
【図5】 レイアウト処理の一例を示すフローチャート。
【図6】 レイアウト設定画面60の一例を示す説明図。
【図7】 印刷実行処理の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
20 センタサーバ、22 インターネット、30 印刷装置、32 プリントサーバ、32a 印刷ジョブ管理部、32b 通信管理部、32c 編集処理部、32d レイアウト処理部、34,36 インクジェットプリンタ、40 クライアントPC、42 画像処理ソフトウエア、42a データ入力部、42b 編集部、42c 編集情報作成部、42d 編集情報添付部、44 レイアウト処理ソフトウエア、44a データ入力部、44b 編集処理部、44c レイアウト設定部、44d 印刷ジョブ出力部、48 デジタルカメラ、49 LAN、50 画像編集画面、51 画像表示ボックス、52 コントロールボックス、53a ブラウズボタン、53b トリムボタン、53c レタッチボタン、53d カラー/トーンボタン、53e イフェクトボタン、53f エクスポートボタン、54a〜54f ボタン、60 レイアウト設定画面、61フォルダリスト、62 画像リスト、63 メディア/プリンタ選択ボックス、64 レイアウト選択ボックス、65 レイアウト表示ボックス、66 はめ込み/ページ設定ボックス、67 オプション選択ボックス、68 プリント命令ボックス。
Claims (2)
- 画像に編集を施す画像処理装置であって、
画像を入力する入力手段と、
入力した画像に対して編集を施す編集手段と、
該編集手段により前記入力した画像に対して施した編集の内容に関する編集情報を作成する編集情報作成手段と、
前記入力した画像に前記作成した編集情報を添付することで編集情報添付画像を生成する編集情報添付手段と、
前記編集情報添付画像を前記編集情報に基づく編集が施されていない状態でサムネイル画像表示枠に表示すると共に該編集が施されていないことを表わすタマゴのマークを該サムネイル画像表示枠の隅に表示する編集前表示と、前記編集情報添付画像を前記編集情報に基づく編集が施された状態で前記サムネイル画像表示枠に表示すると共に該編集が施されていることを表わすタマゴが破裂したマークを該サムネイル画像表示枠の前記隅に表示する編集済表示と、を選択的に表示する手段であって、前記編集前表示及び前記編集済表示のいずれかが表示されたサムネイル画像表示枠を複数表示可能な表示手段と、
を備えた画像処理装置。 - コンピュータを請求項1に記載の画像処理装置の各手段として機能させるプログラム。
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