JP4324515B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来、像担持体に形成したトナー像を転写紙に転写する電子写真方式の画像形成装置において、転写紙への良好な転写を行う為には、転写位置の直前で転写紙を像担持体に密着させる必要がある。
図7は像担持体が中間転写ベルト101として構成された従来の画像形成装置の2次転写部の構成を示す概略図である。中間転写ベルト101は、テンションローラ102a,ローラ102bや図示しないローラにより懸架されて図7における反時計回り方向Aに回転駆動される。この中間転写ベルト101の表面(外面)には、図示しない感光体からトナー像が転写される。テンションローラ102aは中間転写ベルト101に張力を与えるためのローラであり、中間転写ベルト101の表裏方向に移動自在に設けられ、コイルバネ103によって中間転写ベルト101を内側から外側へ向けて押圧する方向に付勢されており、これにより、中間転写ベルト101に張力が与えられている。ローラ102bには、中間転写ベルト101を介して転写ローラ104が対向配置されている。この構造では、搬送ローラ対105によって搬送される記録媒体が転写位置である中間転写ベルト101と転写ローラ104との間のニップ部106を通過する際、転写ローラ104に、中間転写ベルト101の表面に形成されたトナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これにより中間転写ベルト101の表面に当接しながら移動する記録媒体に中間転写ベルト101上のトナー像が転写される。
ニップ部106の入口の上流には、中間転写ベルト101と記録媒体との間にギャップが形成される。その際、転写ローラ104には、前述の転写電圧が印加されているので、ニップ部106の近傍に位置する記録媒体の部分もトナーの帯電極性と逆極性に帯電する。よって、この部分でも中間転写ベルト101上のトナー像が転写される。このとき、上述したギャップが一定に保たれることにより、安定した転写が行われる。
しかしながら、中間転写ベルト101では、温湿度などの環境の変化によって伸縮が発生するので、転写位置の上流側にテンションローラ102aがある場合には、中間転写ベルト101の伸縮によりテンションローラ102aの位置が変化し、これにより、中間転写ベルト101の位置が変化し、上述したギャップが変化してしまう。特に、低温低湿環境下で、中間転写ベルト101が縮むと、中間転写ベルト101は図7中の破線の位置に移動し、ニップ部106の上流側のギャップは広がり(図7中の破線)、転写不良が発生してしまうことがある。
そのため、図8に示すように、環境によってニップ部上流側のギャップが変化しないように、その部位の中間転写ベルト101の裏面をバックアップ部材である植毛バックアップ部材107で中間転写ベルト101の位置を規定する構成が採用されているものがある。この植毛バックアップ部材107には、中間転写ベルト101に当接する毛107aが植えつけられており、中間転写ベルト101裏面に傷が発生するのを防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−082543公報 特開平11−045036号公報 特開平11−149199号公報
ところで、中間転写ベルト101が回転すると、それに当接する植毛バックアップ部材107の毛107aは回転方向に倒れる。このように毛107aが一方向に倒れた状態が長時間経過すると、毛107aに倒れ癖がついた状態が発生する。この状態を毛倒れという。このような毛倒れが発生すると植毛バックアップ部材107と中間転写ベルト101との間の摩擦抵抗が上昇し、次第に植毛バックアップ部材107が振動してしまう場合がある。そうなると、異常音の発生や、バンディング(帯状の濃淡部分)の発生といった不具合が起こる場合がある。
また、長時間画像形成動作が行われず、中間転写ベルト101の回転が長時間なされない場合には、植毛バックアップ部材107が中間転写ベルト101の同じ部分を押圧し続けるために、中間転写ベルト101にカール癖がついてしまうことがあり、そのため転写画像に横帯状の濃度ムラが生じてしまうことがある。
特許文献2には、ドラム状の像担持体の表面をクリーニングするクリーニングブラシの毛倒れ防止の為、画像形成動作終了時に、像担持体を微少量逆転させる技術が開示されている。また。特許文献3には、ブラシ帯電器の毛倒れ防止の為、印字動作終了時に、ブラシを所定時間逆転させる技術が開示されている。しかしながら、これらの特許文献には、ベルト上の像担持体に発生する上述した課題の解決手段は記載されていない。
本発明の目的は、ベルト状の像担持体の内面に当接する毛を有し像担持体の位置を規定するバックアップ部材を備える構成において、バックアップ部材に毛倒れが発生することを防止することである。
本発明の目的は、ベルト状の像担持体の内面に当接する毛を有し像担持体の位置を規定するバックアップ部材を備える構成において、像担持体にカール癖が発生することを防止することである。
請求項1記載の発明は、テンションローラを含む複数のローラに張架されたベルト状の像担持体を回転させて当該像担持体上のトナー像を記録媒体に転写する画像形成動作を行う画像形成装置において、前記テンションローラと当該テンションローラ以外の前記ローラとの間に配置され、前記像担持体の内面に当接する毛を有し前記像担持体の位置を規定するバックアップ部材と、前記画像形成動作が行われていないときに、前記像担持体を前記画像形成時の回転方向と逆方向に回転させる逆回転手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記逆回転手段は、前記画像形成動作が行われていない間、前記像担持体を定期的に逆方向に回転させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記逆回転手段は、前記画像形成動作が終了する毎に、前記像担持体を逆方向に回転させることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の画像形成装置において、前記像担持体の周長をLとしたとき、前記像担持体を逆方向に回転させる長さをnL+m(n=0,1,2,・・・)とし、mを0よりも大きい値であってLの約数ではない値とすることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1,2,3又は4記載の画像形成装置において、前記像担持体は、樹脂材料からなることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1,2,3又は4記載の画像形成装置において、前記像担持体は、弾性を有することを特徴とする。
本発明によれば、ベルト状の像担持体の内面に当接する毛を有し像担持体の位置を規定するバックアップ部材を備える構成において、バックアップ部材に毛倒れが発生することを防止することができる。
本発明によれば、ベルト状の像担持体の内面に当接する毛を有し像担持体の位置を規定するバックアップ部材を備える構成において、像担持体にカール癖が発生することを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。図1は本実施の形態の画像形成装置である電子写真方式のカラーレーザープリンタ(以下、「プリンタ」という。)の全体構造を概略的に示す縦断側面図、図2は中間転写ベルト及びその周囲を示す縦断側面図、図3は中間転写ベルトに対する植毛バックアップ部材の配置を示す概略図である。
図1に示すように、プリンタ1の装置本体2の略中央部には、プリンタエンジン3が設けられている。このプリンタエンジン3は、複数のローラ4a,4b,4cに張架された感光体ベルト4、感光体ベルト4の周りに配置された帯電器5、光書き込みユニット6、4個の現像カートリッジ7Y、7M、7C、7Bk、ベルト状の像担持体である中間転写ベルト8、感光体クリーニング装置9、中間転写体クリーニング装置10などにより構成されている。感光体ベルト4の表面には、有機感光層が形成されている。なお、上述したY、M、C、Bkの添え字は、それぞれ形成される画像の色(Y;イエロー、M;マゼンタ、C;シアン、Bk;ブラック)を示すもので、これらの添え字は必要に応じて省略する。
図2に示すように、中間転写ベルト8は、正逆回転可能に支持部材である複数のローラ11(11a〜11e)に張架されている。この中間転写ベルト8は、駆動モータM(図4参照)によって回転駆動される。中間転写ベルト8の回転方向のうち図2における反時計回り方向Aが画像形成動作での回転方向であり正回転とされ、図2における時計回り方向Bへの回転が逆回転とされている。このような中間転写ベルト8としては、例えば複数の層を持ったフッ素系樹脂材料から形成された中間転写ベルト8や、弾性を有した中間転写ベルト8を例示することができる。
ローラ11は、駆動ローラ11a、1次転写バイアスローラ11b、クリーニング対向ローラ11c、2次転写対向ローラ11d、テンションローラ11eの5個である。テンションローラ11eを除く各ローラ11a〜11dはプリンタエンジン3の図示しないフレームに対して固定して設けられている。
テンションローラ11eは、中間転写ベルト8に張力を与えるためのローラであり、中間転写ベルト8の表裏方向に移動自在に設けられ、付勢部材であるコイルバネ12によって中間転写ベルト8を内側から外側へ向けて押圧する方向に付勢されており、これにより、中間転写ベルト8に張力が与えられている。ここで、テンションローラ11eの中間転写ベルト8に対する押圧方向は、駆動ローラ11aと2次転写対向ローラ11dを結んだラインに対して概略垂直方向とするのが効率的である。
中間転写ベルト8の外面(表面)8aには、2次転写対向ローラ11dに対向する位置に2次転写ローラ13が当接している。2次転写ローラ13は、図示しない付勢部材によって中間転写ベルト8の外面8aに向けて付勢されており、これにより中間転写ベルト8と2次転写ローラ13との間のニップ部14が形成されている。
図3に示すように、中間転写ベルト8の内側には、2次転写対向ローラ11dとテンションローラ11eの間に位置させてバックアップ部材である植毛バックアップ部材15が設けられている。植毛バックアップ部材15は、金属材料あるいは樹脂材料から形成された基体15aの表面に、例えばナイロン製の複数の毛15bが植えつけられて構成されている。この植毛バックアップ部材15は、毛15bが中間転写ベルト8の内面8bに当接した状態でプリンタエンジン3の図示しないフレームに固定されており、中間転写ベルト8を内側から支持している。このように中間転写ベルト8の内面8bを支持することにより、植毛バックアップ部材15は、中間転写ベルト8の周長が環境によって変化した場合でも、ニップ部14の入口側における中間転写ベルト8の角度変化を抑えるように中間転写ベルト8の位置を規制する作用を奏する。
図4はプリンタ1の電装系を示すブロック図である。図4に示すように、プリンタ1には、CPU、ROM、RAM、タイマなどから構成される制御部20が備えられており、この制御部20が各部を駆動制御する。制御部20には、I/O機器制御部21を介して、帯電器5、光書き込みユニット6、駆動モータM、画像信号処理部22、通信インタフェース23などが接続されている。
次に、このプリンタ1での画像形成動作を説明する。まず、例えば外部のコンピュータから通信インタフェース23を介して画像形成実行コマンドが受信されると、帯電器5に高電圧が印加されることにより感光体ベルト4が一様に帯電される。そして、画像信号処理部22では、画像形成実行コマンドに含まれるカラー画像情報であるカラー画像信号が光書き込み信号に変換されて光書き込みユニット6に送られる。光書き込みユニット6では、上記光書き込み信号に基づいて図示しない光源としてのレーザが制御され、ポリンゴンミラー6a、f/θレンズ6b、反射ミラー6cを介して、各色(Y、M、C、Bk)の画像信号に対応した光書き込みが行われ、感光体ベルト4上に静電潜像が形成される。
感光体ベルト4上の静電潜像は、該潜像とは逆極性の電荷にて帯電された各現像カートリッジ7内のトナーによって各色毎に現像される。これにより、感光体ベルト4上には、各色毎のトナー画像が順次形成される。
なお、各現像カートリッジ7はそれぞれ現像ローラ31を有し、トナー画像の形成が行われる現像カートリッジ7のみが現像ローラ31を感光体ベルト4に近接してトナー画像の形成が可能となる位置に移動し、他の現像カートリッジ7は感光体ベルト4から離反する位置に移動している。
感光体ベルト4と中間転写ベルト8との接触部においては、中間転写ベルト8にトナーと逆極性の電荷を印加することにより、感光体ベルト4上のトナー画像が中間転写ベルト8上に転写される。このトナー画像の形成及び転写動作を各色毎に行うことにより、中間転写ベルト8上に4色重ねのカラートナー画像が形成される。
この中間転写ベルト8上のカラートナー画像は、給紙カセット32又は手差しトレイ33から搬送ローラ対34によって送られてきた記録媒体Pに、2次転写ローラ13によって転写される。2次転写ローラ13による転写時には、この2次転写ローラ13にトナーと逆極性の電荷が印加される。カラートナー画像が転写された記録媒体Pは定着装置35に向けて搬送され、定着装置35において溶融定着された後に排紙トレイ36上に排出される。
次に、制御部20が実行する中間転写ベルト逆回転処理を図5に基づいて説明する。図5は中間転写ベルト逆回転処理の流れを示すフローチャートである。
本処理は、上述した画像形成動作の終了に伴い行われるものであり、図5に示すように、上述した画像形成動作から、再度の画像形成動作がされずに、規定時間(例えば3時間)が経過した場合には(ステップS1のY)、駆動モータMを駆動して中間転写ベルト8を規定量だけ逆回転する(ステップS2:逆回転手段)。ここで、中間転写ベルト8の周長をLとしたとき、中間転写ベルト8を逆方向に回転させる規定量としての長さをnL+m(n=0,1,2,・・・)とし、mを0よりも大きい値であってLの約数ではない値とする。つまり、中間転写ベルト8の周長を例えば530mmとした場合,中間転写ベルト8を逆方向に回転させる長さを、37mmのように周長を割り切ることができない値に設定しておく。
その後、さらに画像形成がなされずに、規定時間(本実施の形態では、3時間)が経過した場合には(ステップS3のY)、ステップS2に戻って、再度、駆動モータMを駆動して中間転写ベルト8を規定量だけ逆回転させる。このような処理を、再び外部のコンピュータなどから画像形成動作実行コマンドが受信されて画像形成動作が開始される(ステップS4のY)まで実行する。
また、ステップS1において画像形成動作後規定時間(本実施の形態では3時間)が経過せずに(ステップS1のN)、再び、外部のコンピュータなどから画像形成動作実行コマンドが受信されて画像形成動作が開始される場合には(ステップS5のY)、本処理を終了して画像形成動作処理へ移行する。
以上説明したように、本実施の形態では、プリンタ1において画像形成動作が行われていないときに、中間転写ベルト8を画像形成動作時とは逆方向に回転させるので、毛の倒れ方向が変化し、植毛バックアップ部材15の毛15bに倒れ癖がつくことが防止され、つまり、倒れ癖がついた状態である毛倒れが発生するのが防止される。よって、中間転写ベルト8と植毛バックアップ部材15の毛15bとの間の摩擦抵抗の上昇が防止され、これにより、植毛バックアップ部材15の振動の発生が防止され、よって、植毛バックアップ部材15の振動に起因する異常音やバンディングの発生が防止される。
また、プリンタ1において画像形成動作が行われていないときに、定期的に中間転写ベルト8を像形成時とは逆方向に規定量回転させるので、画像形成動作が長時間行われない場合の中間転写ベルト8に対する植毛バックアップ部材15の押圧による中間転写ベルト8にカール癖が発生することが防止される。これにより、中間転写ベルト8のカール癖に起因した異常画像の発生が防止される。
また、中間転写ベルト8の周長をLとしたとき、中間転写ベルト8を逆方向に回転させる長さをnL+m(n=0,1,2,・・・)とし、mを0よりも大きい値であってLの約数ではない値であることにより、画像形成動作が行われない状態が長く続いて、中間転写ベルト8の逆回転動作が何度か実行されても、中間転写ベルト8の同じ部分が植毛バックアップ部材15に押圧される確率を低くすることができ、植毛バックアップ部材15の押圧により中間転写ベルト8にカール癖が発生するのをより確実に防止することができる。
また、中間転写ベルト8としてフッ素系樹脂等の樹脂材料からなる中間転写ベルト8を採用した場合には、例えば金属系材料のものに比べて、中間転写ベルト8の伸びが少なく、電気抵抗が高い中間転写ベルト8を得ることができる。その反面、このような樹脂系材料の中間転写ベルト8は、一般的に、金属系材料の中間転写ベルト8に比べてカール癖が発生しやすく、また、植毛バックアップ部材15の毛15bとの摺動抵抗上昇による振動が発生しやすいが、本実施の形態では、上述したように、カール癖対策、植毛バックアップ部材振動対策が施されているので、中間転写ベルト8に樹脂材料を用いても問題がない。
また、中間転写ベルト8として、弾性を有する中間転写ベルト8を採用した場合には、記録媒体Pである非平滑紙への良好な転写性が得られる等の利点がある。その反面、このような弾性を有する中間転写ベルト8は、環境変動による伸縮が特に大きいため、カール癖が付き易いが、本実施の形態では、上述したようにカール癖対策が施されているので問題がない。
次に、本発明の第2の実施の形態を図6に基づいて説明する。前述した実施の形態と同じ部分は、同一符号で示し説明も省略する。図6は本実施の形態の中間転写ベルト逆転回転処理を示すタイミングチャートである。
本実施の形態は、中間転写ベルト逆転処理が前述した実施の形態に対して異なる。図6に示すように、本実施の形態では、画像形成動作が終了する毎に、中間転写ベルト8を規定量だけ逆回転させる(逆回転手段)。
このような処理によって、毛の倒れ方向が変化し、植毛バックアップ部材15の毛15bに倒れ癖がつくことが防止され、つまり、倒れ癖がついた状態である毛倒れが発生するのが防止される。よって、中間転写ベルト8と植毛バックアップ部材15の毛15bとの間の摩擦抵抗の上昇が防止され、これにより、植毛バックアップ部材15の振動の発生が防止され、よって、植毛バックアップ部材15の振動に起因する異常音やバンディングの発生が防止される。このとき、画像形成動作のジョブ毎に常に中間転写ベルト8と植毛バックアップ部材15の毛15bとの接触状態をリフレッシュできるので、植毛バックアップ部材15の振動の発生をより防ぐことができる。
本発明の第1の実施の形態のプリンタの全体構造を概略的に示す縦断側面図である。 中間転写ベルト及びその周囲を示す縦断側面図である。 中間転写ベルトに対する植毛バックアップ部材の配置を示す概略図である。 プリンタの電装系を示すブロック図である。 中間転写ベルト逆回転処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の中間転写ベルト逆転回転処理を示すタイミングチャートである。 像担持体が中間転写ベルトとして構成された従来の画像形成装置の2次転写部の構成を示す概略図である。 中間転写ベルトに対する植毛バックアップ部材の配置を示す概略図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
8 中間転写ベルト(像担持体)
8b 内面
11a 駆動ローラ(ローラ)
11b 1次転写バイアスローラ(ローラ)
11c クリーニング対向ローラ(ローラ)
11d 2次転写対向ローラ(ローラ)
11e テンションローラ
15 植毛バックアップ部材(バックアップ部材)
15b 毛
P 記録媒体

Claims (6)

  1. テンションローラを含む複数のローラに張架されたベルト状の像担持体を回転させて当該像担持体上のトナー像を記録媒体に転写する画像形成動作を行う画像形成装置において、
    前記テンションローラと当該テンションローラ以外の前記ローラとの間に配置され、前記像担持体の内面に当接する毛を有し前記像担持体の位置を規定するバックアップ部材と、
    前記画像形成動作が行われていないときに、前記像担持体を前記画像形成時の回転方向と逆方向に回転させる逆回転手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記逆回転手段は、前記画像形成動作が行われていない間、前記像担持体を定期的に逆方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記逆回転手段は、前記画像形成動作が終了する毎に、前記像担持体を逆方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体の周長をLとしたとき、前記像担持体を逆方向に回転させる長さをnL+m(n=0,1,2,・・・)とし、mを0よりも大きい値であってLの約数ではない値とすることを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体は、樹脂材料からなることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体は、弾性を有することを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の画像形成装置。
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