JP4324244B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル音声データをリアルタイムに伝送するための音声データのパケットフォーマット及びそれを用いる通信システムに関し、特に、音声及び映像機器(以下、AV機器という、)間において伝送される音声データのパケットフォーマット及びそれを用いる通信システムに関する。
1本の有線伝送ケーブルで、非圧縮のベースバンド映像信号とデジタル音声信号を伝送する次世代デジタルテレビ向けのインターフェース規格であるHDMI(High Definition Multimedia Interface)を採用したAV機器が普及し始めている。これまでAV機器間の接続には、映像や音声などの各信号用に複数のケーブルの使用が余儀なくされていたが、HDMIでは、1本のケーブル接続で済むために、配線は極めてシンプルで、またデジタルデータであるのでノイズに強く高画質化が行える利点がある。さらに、双方向のコントロール信号も含んでいるので、テレビとDVDプレーヤを連動させたり、ホームシアターを構成すれば機器全体を制御することができる。加えてHDMIでは、高品質のコンテンツの伝送が可能であるために、提供されるコンテンツが不正に再生されたり、違法にコピーされないようにコンテンツ保護方式として、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection System)が使用される。HDCPでは、送信側と受信側の機器認証や認証のための鍵の共有方式、伝送されるコンテンツの暗号方式などが規定されている。
図25は従来技術に係る通信システムにおいて用いるHDMIに準拠したオーディオパケットのデータを示す図である。以下、図25を参照しながら、音声データのパケットが伝送される動作について説明する。
図25において、オーディオのパケットは、音声データのパケットヘッダ71と、音声データのパケットペイロード72とから構成される。ここで、パケットヘッダ71は、レイアウトビット73と、サンプルプレゼントフィールド74と、Bフィールド75と、サンプルフラットフィールド76とを含む。また、音声データのパケットペイロード72は、Lチャネルサンプルデータ77a〜77dと、Rチャネルサンプルデータ78a〜78dと、Rチャネルステータスフィールド79a〜79dと、Lチャネルステータスフィールド80a〜80dとを含む。
以上のように構成された音声データのパケットフォーマットを用いて伝送について、以下に説明する。
ソース機器とシンク機器は互いにHDMIケーブルで接続されて、ソース機器からシンク機器へ映像データが伝送される。また、音声データは映像データの帰線期間に時間分割多重されて伝送される。音声データのパケットはパケットヘッダ71とパケットペイロード72から構成される。上記パケットヘッダ71はレイアウトビット73と、サンプルプレゼントフィールド74と、Bフィールド75と、サンプルフラットフィールド76をそれぞれ含む。また、上記パケットペイロード72はLチャネルサンプルデータ77a〜77dと、Rチャネルサンプルデータ78a〜78dと、Rチャネルステータスフィールド79a〜79dと、Lチャネルステータスフィールド80a〜80dをそれぞれ含む。ここで、レイアウトビット73はパケットのペイロード72に含まれるオーディオのサンプル構成を示すものである。また、サンプルプレゼントフィールド74はパケットペイロードの該当する位置にオーディオサンプルが含まれているか否か、Bフィールド75はIEC60958規格(ここで、IECは、国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)の略である。)における第1フレームが含まれているか否か、サンプルフラットフィールド76はフラットラインサンプルであるか否かをそれぞれ表現している。
まず、上記レイアウトビット73が0の場合について説明する。この場合、Lチャネルサンプルデータ77a〜77dと、Rチャネルサンプルデータ78a〜78dには、合わせて最大で2チャンネルのオーディオサンプルが割り当てられる。
[表1]
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Lチャネルサンプルデータ77a=チャネル1のオーディオサンプル0;
Lチャネルサンプルデータ77b=チャネル1のオーディオサンプル1;
Lチャネルサンプルデータ77c=チャネル1のオーディオサンプル2;
Lチャネルサンプルデータ77d=チャネル1のオーディオサンプル3.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Rチャネルサンプルデータ78a=チャネル2のオーディオサンプル0;
Rチャネルサンプルデータ78b=チャネル2のオーディオサンプル1;
Rチャネルサンプルデータ78c=チャネル2のオーディオサンプル2;
Rチャネルサンプルデータ78d=チャネル2のオーディオサンプル3.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
また、Rチャネルステータス79a〜79dと、Lチャネルステータス80a〜80dは、上記Lチャネルサンプルデータ77a〜77dと上記Rチャネルサンプルデータ78a〜78dと対応したそれぞれのIEC60958規格のV(Valid bit:有効ビット)、U(User Data bit:ユーザデータビット)、C(Channel Status:チャネルステータス)、P(Parity:パリティ)である。
次に、上記レイアウトビット73が1の場合について説明する。この場合、Lチャネルサンプルデータ78a〜78dと、Rチャネルサンプルデータ79a〜79dには、合わせて最大で8チャンネルのオーディオサンプルが割り当てられる。
[表2]
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Lチャネルサンプルデータ77a=チャネル1のオーディオサンプル0;
Lチャネルサンプルデータ77b=チャネル3のオーディオサンプル0;
Lチャネルサンプルデータ77c=チャネル5のオーディオサンプル0;
Lチャネルサンプルデータ77d=チャネル7のオーディオサンプル0.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Rチャネルサンプルデータ78a=チャネル2のオーディオサンプル0;
Rチャネルサンプルデータ78b=チャネル4のオーディオサンプル0;
Rチャネルサンプルデータ78c=チャネル6のオーディオサンプル0;
Rチャネルサンプルデータ78d=チャネル8のオーディオサンプル0.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
このような音声データのパケットを使用して、ソース機器からシンク機器にデジタル音声データのリアルタイム伝送を行うことができる。音声データのパケットについては例えば特許文献1や非特許文献1に示されている。
特開2005−295394号公報。 High-Definition Multimedia Interface Specification Version 1.3a, 2006.11.10. "DVD Specifications for Read-Only Disc, Part 4: AUDIO SPECIFICATIONS, Version 1.2", Table 7.2.3.1.1-2, DVD Forum, February 2004. "DVD Specifications for Read-Only Disc, Supplemental to Part 4: AUDIO SPECIFICATIONS, Version 1.2", DVD Forum, February 2004. "Super Audio CD System", Royal Philips Electronics and SONYCorporation, March 2004. "DVD Specifications for Read-Only Disc, Part 4: AUDIO SPECIFICATIONS, version-up information (from 1.1 to 1.2)", Table 7.2.3.1.1-2, DVD Forum, May 2000. "DVD Specifications for Read-Only Disc, Part 4: AUDIO SPECIFICATIONS, Version 1.0, Annex B", DVD Forum, March 1999.
しかしながら、上記の音声データのパケットフォーマットでは、パケットのペイロード72に8つのオーディオサンプルが割り当てられており、デジタル音声データのマルチチャネル数が6チャネル(例えば5.1チャネルサラウンド)の場合には、空き領域が生じて無駄が発生する点、また、パケットフォーマットの大きさについては、パケットのヘッダ71が24ビット、パケットのペイロード72が224ビット、合計のサイズが248ビットであり、例えば音声データを暗号化して伝送する場合に暗号処理の単位128ビットや64ビットと自然数倍の関係になく、ビットパディングなどが生じて効率が悪いといった課題を有していた。
本発明の目的は上記問題点に鑑み、デジタル音声データのリアルタイム伝送に関し、マルチチャネルの音声データストリームを暗号化して効率よく伝送することができる音声データのパケットフォーマットを提供することにある。
第1の発明に係る通信システムは、ソース機器からシンク機器に少なくともオーディオコンテンツを所定の音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームを用いて伝送する伝送手段を備えた通信システムにおいて、
上記音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームは、
(a)オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、
(b)オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、
(c)オーディオサンプルがIEC(International Electrotechnical Commission)60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、
(d)オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、
(e)上記Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、
(f)オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、
(g)上記Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドと
を含み、
上記パケットのペイロードは、上記オーディオフレームの繰り返しから構成されることを特徴とする。
上記通信システムにおいて、上記パケットのペイロードにおける開始フレームの位置が連続したパケットで異なるように配置されたことを特徴とする。
また、上記通信システムにおいて、上記音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームは、上記オーディオコンテンツのタイプを示すオーディオデータコンテンツ識別子フィールドをさらに含むことを特徴とする。
さらに、上記通信システムにおいて、上記パケットのペイロードは、上記オーディオコンテンツの著作権保護に関する情報を示す著作権保護情報フィールドをさらに含むことを特徴とする。
第2の発明に係る通信システムは、ソース機器からシンク機器に少なくともオーディオコンテンツを所定の音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームを用いて伝送する伝送手段を備えた通信システムにおいて、
上記音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームは、
(a)オーディオを伝送するためのパケットフォーマットオーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、
(b)オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、
(c)オーディオサンプルが伝送されるAチャネルのオーディオサンプルフィールドと、
(d)オーディオサンプルが伝送されるBチャネルのオーディオサンプルフィールドとを含み、
上記パケットのペイロードはオーディオフレームの繰り返しから構成されることを特徴とする。
第3の発明に係る音声データのパケットフォーマットは、ソース機器からシンク機器に少なくともオーディオコンテンツを伝送する通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットにおいて、
上記音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームは、
(a)オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、
(b)オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、
(c)オーディオサンプルがIEC(International Electrotechnical Commission)60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、
(d)オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、
(e)上記Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、
(f)オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、
(g)上記Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドと
を含み、
上記パケットのペイロードは、上記オーディオフレームの繰り返しから構成されることを特徴とする。
上記音声データのパケットフォーマットにおいて、上記パケットのペイロードにおける開始フレームの位置が連続したパケットで異なるように配置されたことを特徴とする請求項6記載の音声データのパケットフォーマット。
また、上記音声データのパケットフォーマットにおいて、上記音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームは、上記オーディオコンテンツのタイプを示すオーディオデータコンテンツ識別子フィールドをさらに含むことを特徴とする。
さらに、上記音声データのパケットフォーマットにおいて、上記パケットのペイロードは、上記オーディオコンテンツの著作権保護に関する情報を示す著作権保護情報フィールドをさらに含むことを特徴とする。
第4の発明に係る音声データのパケットフォーマットは、ソース機器からシンク機器に少なくともオーディオコンテンツを伝送する通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットにおいて、
上記音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームは、
(a)オーディオを伝送するためのパケットフォーマットオーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、
(b)オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、
(c)オーディオサンプルが伝送されるAチャネルのオーディオサンプルフィールドと、
(d)オーディオサンプルが伝送されるBチャネルのオーディオサンプルフィールドとを含み、
上記パケットのペイロードはオーディオフレームの繰り返しから構成されることを特徴とする。
本発明に係る音声データのパケットフォーマット及びそれを用いる通信システムによれば、オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、上記Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、上記Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドとを含み、上記パケットのペイロードがオーディオフレームの繰り返しから構成されることを特徴としている。また、上記オーディオフレームを2チャンネルのデジタル音声データを伝送する構成とし、さらに、オーディオフレームの大きさを暗号処理の単位128ビットや64ビットの自然数分の1とすることで、マルチチャネルの音声データストリームを暗号化して効率よく伝送することができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
第1の実施形態.
図1は本発明の第1の実施形態に係る音声データのパケットフォーマットを用いて音声データパケット信号を伝送する通信システムの構成を示すブロック図である。また、図2は図1の第1の実施形態に係る通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットを示す図である。さらに、図3は図1の第1の実施形態に係る通信システムにおいて用いるオーディオのフレームフォーマットを示す図である。なお、図1のソース機器110及びシンク機器120の各構成は、以下の第1〜第3の実施形態及び第1の実施形態の変形例に適用される。
第1の実施形態に係る音声データのパケットフォーマットによれば、音声データのパケットフォーマットは、オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、上記Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、上記Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドとを含み、パケットのペイロードをオーディオフレームの繰り返しから構成することを特徴としている。
以下に示す実施形態においては、音声データのパケットフォーマットについて説明しているが、同時に映像データのパケット信号を伝送するように構成してもよい。
まず、図1を参照して、有線ネットワークの有線伝送ケーブル100を介して接続されたソース機器110とシンク機器120とを備えた通信システムの構成及び動作について説明する。なお、本実施形態においては、有線ネットワークの有線伝送ケーブル100を用いているが、本発明はこれに限らず、無線ネットワークの無線通信回線を用いてソース機器110とシンク機器120とを接続してもよい。
図1において、ソース機器110は、デジタル音声再生装置112と、パケット処理回路113と、パケット送受信回路114と、これらの装置及び回路112−114の動作を制御するコントローラ111とを備えて構成される。デジタル音声再生装置112は、例えばデジタル音楽プレーヤであって、メモリ又はMD、DVDなどの記録媒体から音声データを再生してパケット処理回路113に出力する。パケット処理回路113は入力される音声データを所定のパケットの形式のデジタル信号に変換してパケット送受信回路114に出力する。パケット送受信回路114は入力されるデジタル信号に従って、搬送波信号をデジタル変調し、変調後のデジタルデータ信号を有線伝送ケーブル100を介してシンク機器120のパケット送受信回路122に送信する。シンク機器120から送信されるデジタルデータ信号はパケット送受信回路114に入力され、パケット送受信回路114はデジタルデータ信号をデジタル信号に復調した後、パケット処理回路113に出力する。パケット処理回路113は、入力されるデジタル信号から所定のパケット分離処理により所定の制御コマンドのみを取り出した後コントローラ111に出力する。
また、シンク機器120は、パケット送受信回路122と、パケット処理回路123と、音声処理回路124と、スピーカ125と、これらの回路等122−124の動作を制御するコントローラ121とを備えて構成される。パケット送受信回路122は、受信されたデジタルデータ信号をデジタル信号に復調した後、パケット処理回路123に出力する。パケット処理回路123は、入力されるデジタル信号から所定のパケット分離処理により音声データ及び所定の制御コマンドのみを取り出し、前者のデータを音声処理回路124に出力する一方、後者の制御コマンドをコントローラ121に出力する。音声処理回路124は入力される音声データを所定の信号処理やD/A変換処理を実行した後、スピーカ125に出力して音声の出力を行う。
なお、図1の通信システムにおいて、例えば、シンク機器120において受信された音声データ信号のエラー数が所定のしきい値を超えたときに、ソース機器110に対して音声パケットを再送することを指示コマンドを含む制御パケット信号はパケット送受信回路122からソース機器110のパケット送受信回路114に返信される。
図1の通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットを示す図2において、1つのパケットは、パケットヘッダ1と、パケットペイロード2とから構成される。ここで、パケットペイロード2は、著作権保護情報ビット5と、複数のオーディオフレーム3と、パディングビット6と、誤り検出フィールド4とから構成される。
図1の通信システムにおいて用いる音声データの各オーディオフレームを示す図3において、各オーディオフレームは、オーディオヘッダフォールド19と、Lチャネルのオーディオサンプルフィールド14と、Lチャネルのステータスフィールド15と、Rチャネルのオーディオサンプルフィールド16と、Rチャネルのステータスフィールド17とから構成される。また、オーディオヘッダフォールド19は、マルチチャネル数を示すチャネルフィールド11と、IEC60958規格の開始フレームビット12と、イグノアビット(サンプルプレゼントビットともいう。)13と、予備フィールド18から構成される。
以上のように構成された通信システムにおける、音声データのパケットフォーマットを用いた音声データの伝送について、以下、図1乃至図3を参照して説明する。
まず、ソース機器110の動作について説明する。図1において、デジタル音声再生装置112は例えば記録媒体からデジタル音声データストリームを再生して、パケット処理回路113に出力する。パケット処理回路23は入力された音声データを一旦内蔵バッファに蓄積して、図2に示される音声パケットを生成する。ここで、音声パケットは、(a)宛先アドレスやパケット長さなどのMAC層やPHY層の情報が格納されたパケットヘッダ1と、(b)オーディオサンプルデータなどが格納されたパケットペイロード2とから構成される。ここで、パケットペイロード2は、著作権保護情報ビット5と、オーディオフレーム3の繰り返しパターン(オーディオフレームの自然数倍)と、パディングビット6とから形成され、パケットペイロード2の最後尾であって、各オーディオフレーム3の最後部と、パディングビット6に続いて、誤り検出フィールド4が付加される。ここで、著作権保護情報ビット5はパケットペイロード2のオーディオコンテンツの著作権保護に関する情報が設定される。また、パディングビット6は著作権保護情報ビット5とオーディオフレーム3の繰り返しパターンとの合計の長さが暗号化の処理単位の自然数倍となるようにパケットペイロード2の長さを調整するように設定される。誤り検出フィールド4には、パケットペイロード2の誤り検出ができるように誤り検出ビットが設定される。
オーディオフレーム3は図3に示されるように、
(a)伝送するオーディオデータのマルチチャネル数を示すチャネルフィールド11(2ビット)と、
(b)オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビット12(1ビット)と、
(c)オーディオサンプルがフレームフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビット13(1ビット)と、
(d)Lチャネルのオーディオサンプルフィールド14(24ビット)と、
(e)Lチャネルのオーディオサンプルに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールド15(4ビット)と、
(f)Rチャネルのオーディオサンプルフィールド16(24ビット)と、
(g)Rチャネルのオーディオサンプルに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールド17(4ビット)と、
(h)予備フィールド18(4ビット)とを含む。
パケット送受信回路114はパケット処理回路113によって生成された音声パケットを、有線伝送ケーブル100を介してシンク機器120に送信する。ここで、有線回線の有線伝送ケーブル100を用いているが、本発明はこれに限らず、無線回線を用いて音声データを伝送してもよい。ここで、マルチチャネル数を示すチャネルフィールド11と、Lチャネルオーディオサンプルフィールド14と、Rチャネルオーディオサンプルフィールド16との関係について以下に説明する。
[表3]
チャネルフィールド11=0(1及び2チャネルオーディオ)の場合
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル1のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル2のオーディオサンプル0;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル1のオーディオサンプル1;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル2のオーディオサンプル1;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル1のオーディオサンプル2;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル2のオーディオサンプル2;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル1のオーディオサンプル3;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル2のオーディオサンプル3;
以降同様に繰り返し.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
[表4]
チャネルフィールド11=1(3及び4チャネルオーディオ)の場合
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル1のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル2のオーディオサンプル0;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル3のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル4のオーディオサンプル0;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル3のオーディオサンプル1;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル4のオーディオサンプル1;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル3のオーディオサンプル2;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル4のオーディオサンプル2;
以降同様に繰り返し.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
[表5]
チャネルフィールド11=2(5及び6チャネルオーディオ)の場合
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル1のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル2のオーディオサンプル0;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル3のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル4のオーディオサンプル0;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル5のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル6のオーディオサンプル0;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル1のオーディオサンプル1;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル2のオーディオサンプル1;
以降同様に繰り返し.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
[表6]
チャネルフィールド11=3(7及び8チャネルオーディオ)の場合
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル1のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル2のオーディオサンプル0;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル3のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル4のオーディオサンプル0;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル5のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル6のオーディオサンプル0;
Lチャネルオーディオサンプルフィールド14=チャネル7のオーディオサンプル0;
Rチャネルオーディオサンプルフィールド16=チャネル8のオーディオサンプル0;
以降繰り返し.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Lチャネルステータスフィールド15と、Rチャネルステータスフィールド17は、Lチャネルオーディオサンプルデータ14とRチャネルオーディオサンプルデータ16とに対応するそれぞれのIEC60958規格のV(Valid bit:有効ビット)、U(User Data bit:ユーザデータビット)、C(Channel Status:チャネルステータス)、P(Parity:パリティ)である。また、開始ビット12は、オーディオフレーム3がIEC60958規格における第1フレームであるか否かを、イグノアビット13はRチャネルオーディオサンプルフィールド16にオーディオサンプルが含まれているか否かをそれぞれ表現している。イグノアビット13は伝送するオーディオデータのマルチチャネル数が奇数の場合であっても、パケットペイロード2の最後のオーディオフレーム3にオーディオサンプルデータが存在しない場合を可能にするためのものである。また、イグノアビット13が連続したオーディオフレームにて存在しない場合には、連続したオーディオフレームの最初のオーディオフレーム以外は、Rチャネルオーディオサンプルフィールド16に加えてLチャネルオーディオサンプルフィールド14にもオーディオサンプルデータが存在しない場合を可能にすることもできる。
次に、シンク機器120の動作について以下に説明する。図1において、パケット送受信回路122は有線伝送ケーブル100を介して受信された音声パケット(図2参照)を含むデジタルデータ信号を受信して、復調などの信号処理を行った後、パケット処理回路123に出力する。パケット処理回路123は入力された音声パケットを一旦内蔵バッファに蓄積してパケットヘッダ1に含まれるMAC層やPHY層の情報に従って所定のパケット復号処理を行った後、オーディオフレーム3のヘッダに含まれるチャネルフィールド11と、開始ビット12と、イグノアビット13、又はLチャネルステータスフィールド15とRチャネルステータスフィールド17の値に応じてLチャネルオーディオサンプルフィールド14とRチャネルオーディオサンプルフィールド16に挿入されたオーディオサンプルデータを識別選択して音声処理回路124に出力する。音声処理回路124は入力された音声データをアナログ音声信号をD/A変換した後、スピーカ125に出力して音声信号を再生する。
以上のように本実施形態によれば、音声データのパケットフォーマットは、オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドとを含み、パケットフォーマットのペイロードが2チャンネルのデジタル音声データを伝送できる64ビットのオーディオフレームの繰り返しから構成され、また、オーディオフレームのサイズを暗号処理の単位128ビットや64ビットの自然数分の1とすることで、マルチチャネルの音声データストリームを暗号化して効率よく伝送することができる。
第1の実施形態の変形例.
以下、本発明の第1の実施形態の変形例について図面を参照しながら説明する。図4は、第1の実施形態の変形例に係る通信システムにおいて用いるオーディオのフレームフォーマットを示す図である。図4の第1の実施形態の変形例で用いるオーディオのフレームフォーマットが、図3の第1の実施形態で用いるオーディオのフレームフォーマットと異なるのは、予備フィールド18を2つの予備フィールド18a、18bに分割し、予備フィールド18aをチャネルフィールド11と開始ビット12との間に配置し、予備フィールド18bをイグノアビット13の次に配置したことである。その他の構成については、第1の実施形態と同じであるので、ここでは動作の説明は省略する。
図4において、オーディオフレーム3aは、
(a)伝送するオーディオデータのマルチチャネル数を示すチャネルフィールド11(2ビット)と、
(b)オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビット12(1ビット)と、
(c)オーディオサンプルがフレームフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビット13(1ビット)と、
(d)Lチャネルのオーディオサンプルフィールド14(24ビット)と、
(e)Lチャネルのオーディオサンプルに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールド15(4ビット)と、
(f)Rチャネルのオーディオサンプルフィールド16(24ビット)と、
(g)Rチャネルのオーディオサンプルに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールド17(4ビット)と、
(h)予備フィールド18a(1ビット)と、
(i)予備フィールド18b(3ビット)とを含む。
また、チャネルフィールド11と、開始ビット12と、イグノアビット13と、予備フィールド18a,18bとは、オーディオヘッダフィールド19aを構成する。
ここで、予備フィールド18bは、例えば、詳細後述する第4の実施形態と同様に、オーディオコンテンツのタイプを示すオーディオデータコンテンツ識別子フィールドとして用いられてもよい。また、予備フィールド18a、18bの各ビット数及びオーディオヘッダフィールド19a内における位置は、図4に示したものに限られない。さらに、予備フィールド18を、3つ以上の複数の予備フィールドに分割して、オーディオヘッダフィールド19a内の任意の位置に配置してもよい。
第1の実施形態の変形例に係る通信システム及び音声データのパケットフォーマットは、第1の実施形態に係る通信システム及び音声データのパケットフォーマットと同様の効果を奏する。
第2の実施形態.
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。図5は本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットを示す図である。第2の実施形態で用いる音声データのパケットフォーマットが、図2の第1の実施形態で用いる音声データのパケットフォーマットと異なるのは、図2においてパケットのペイロード2における開始フレームの位置が連続したパケットで同一でないことであり、すなわち、パケットのペイロード2における開始フレームの位置が連続したパケットで異なるように配置したことである。ただし、伝送エラーによって音声パケットが再送される場合は除くものとする。その他の構成については、第1の実施形態と同じであるので、ここでは動作の説明は省略する。
図5において、30a〜30nは第1乃至第n(nは自然数である。)のオーディオパケットである。また、31a〜31nはパケットヘッダ、32a〜32nはパケットペイロード、38a〜38nは著作権保護情報ビット、33a〜33nは第1のオーディオフレーム、34a〜34nは第2のオーディオフレーム、35a〜35nは第3のオーディオフレーム、36a〜36nは第m(mは自然数である。)のオーディオフレーム、39a〜39nはパディングビット、37a〜37nは誤り検出フィールドである。
以上のように構成された音声データのパケットフォーマットを用いた音声データ信号の伝送について、以下、図5を用いて説明する。
まず、ソース機器110の動作について説明する。ソース機器110のパケット処理回路113は、デジタル音声再生装置22から入力される音声データストリームに基づいて、図5で示される第1のオーディオパケット30a乃至第nのオーディオパケット30nのように順次時系列に生成する。パケット送受信回路114は、第1のオーディオパケット30a乃至第nのオーディオパケット30nを順次時系列で有線伝送ケーブル100を介してシンク機器120に送信する。なお、本実施形態においては、有線ネットワークの有線伝送ケーブル100を用いているが、本発明はこれに限らず、無線ネットワークの無線通信回線を用いてソース機器110とシンク機器120とを接続してもよい。有線伝送ケーブル100において、外乱ノイズなどが付加されてシンク機器120にオーディオパケットが正しく伝送できない場合、所定の再送手順によりオーディオパケットは再送される。シンク機器120はそれぞれのオーディオパケット30a〜30nの誤り検出フィールド37a〜37nを検査し、各オーディオパケット30a〜30n毎の伝送誤りの有無をアクノリッジ信号(肯定応答信号又はACK信号という。)に多重化するなどしてソース機器110のコントローラ111に通知する。例えば、ソース機器110からシンク機器120に伝送されるオーディオパケットの中で、第2のオーディオパケット30bが正しく伝送されなかった場合、第4のオーディオパケット30dには第2のオーディオパケット30bと同じパケットペイロードのデータが設定される。すなわち、第4のLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、Rチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドとは第2のオーディオパケット30bと同じになる。また、第4のオーディオパケットが再送パケットであることを識別できるようにするため、第4のオーディオパケットのヘッダ31dには再送フラグなどが設定されるものとする。以下に、ソース機器110からシンク機器120に伝送されるオーディオフレームの番号を整理する。ここで、nは自然数であり、mは自然数であり、以下、同様である。
[表7]
全てのオーディオパケットが正しく伝送される場合
――――――――――――――――――――――――――――――――――
第1のオーディオパケット30a=第1乃至第mのオーディオフレーム;
第2のオーディオパケット30b=第(m+1)乃至第2mのオーディオフレーム;
第3のオーディオパケット30c=第(2m+1)乃至第3mのオーディオフレーム;
………;
第nのオーディオパケット30n=第((n−1)m+1)乃至第(n・m)のオーディオフレーム;
以降同様に続く.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
[表8]
第2のオーディオパケットが正しく伝送されない場合
――――――――――――――――――――――――――――――――――
第1のオーディオパケット30a=第1乃至第mのオーディオフレーム;
第2のオーディオパケット30b=第(m+1)乃至第2mのオーディオフレーム;
第3のオーディオパケット30c=第(2m+1)乃至第3mのオーディオフレーム;
第4のオーディオパケット30d=第(m+1)乃至第2mのオーディオフレーム;
………;
第nのオーディオパケット30n=第((n−2)m+1)乃至第(n−1)mのオーディオフレーム;
第(n+1)のオーディオパケット30n+1=第((n−1)m+1)乃至第nmのオーディオフレーム;
以降同様に続く.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、シンク機器120の動作について説明する。図1において、パケット送受信回路122は、有線伝送ケーブル100を介して、図5に示された音声パケットを順次に受信して復調などの信号処理を行った後、パケット処理回路123に出力する。パケット処理回路123は入力された音声パケットを一旦内蔵バッファに蓄積してパケットヘッダ1に含まれるMAC層やPHY層の情報に従って所定のパケット復号処理を行った後、オーディオフレームのヘッダに含まれるチャネルフィールド11と、開始ビット12と、イグノアビット13、又はLチャネルステータスフィールド15とRチャネルステータスフィールド17の値に応じてLチャネルオーディオサンプルフィールド14とRチャネルオーディオサンプルフィールド16に挿入されたオーディオサンプルデータを識別選択して音声処理回路124に出力する。音声処理回路124は入力されるオーディオサンプルデータをアナログ音声信号にD/A変換した後、スピーカ125に出力する。ここで、パケット処理回路123は、上述のように第2のパケット30bが誤ったパケットである場合には、該当するパケットペイロード32bを破棄すると共に、第3のオーディオパケット30cと第4のオーディオパケット30dの出力順序を入れ替えて出力する。パケット処理回路123は、各オーディオフレームのヘッダに含まれる開始ビット12の値を識別し、第1のオーディオパケット30aから周期192に1回の割合で開始ビット12がアクティブ(オーディオサンプルのIEC60958規格の開始フレーム)であるように出力順序の入れ替え判断を行う。
[表9]
――――――――――――――――――――――――――――――――――
第1のオーディオパケット30a=第1乃至第mのオーディオフレーム;
第4のオーディオパケット30d=第(m+1)乃至第2mのオーディオフレーム;
第3のオーディオパケット30c=第(2m+1)乃至第3mのオーディオフレーム;
………;
第nのオーディオパケット30n=第((n−2)m+1)乃至第(n−1)mのオーディオフレーム;
第(n+1)のオーディオパケット30n+1=第((n−1)m+1)乃至第(n・m)のオーディオフレーム;
以降同様に続く.
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソース機器110のパケット処理回路113が音声パケットのペイロードにおける開始フレームの位置が連続したパケットで同一(パケットのペイロードの長さが192フレームの自然数倍)とならないようにパケットの長さを選択することで、音声データ再生部29は入力されたオーディオフレームを順序よく音声データの信号再生を行うことができる。
以上のように本実施形態によれば、音声データのパケットフォーマットは、オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドとを含み、パケットフォーマットのペイロードが2チャンネルのデジタル音声データを伝送できる64ビットのオーディオフレームの繰り返しから構成され、また、オーディオフレームのサイズを暗号処理の単位128ビットや64ビットの自然数分の一とすること、且つパケットのペイロードおける開始フレームの位置が連続したパケットで同一(パケットのペイロードの長さが192フレームの自然数倍)とならないようにすることで、パケットの再送が行われてもマルチチャネルの音声データストリームを暗号化して効率よく伝送することができる。
第3の実施形態.
以下、本発明の実施形態3について図面を参照しながら説明する。図6は本発明の第3の実施形態に係る通信システムにおいて用いるオーディオのフレームフォーマットを示す図である。図6の第3の実施形態に係るオーディオのフレームフォーマットは、図3の第1の実施形態に係るオーディオのフレームフォーマットと比較して、以下の点が異なる。
(a)IEC60958規格の開始フレームビット12を削除したことと、
(b)Lチャネルのオーディオサンプルフィールド14と、Lチャネルのステータスフィールド15を合わせてAチャネルのオーディオサンプルフィールドとしたことと、
(c)Rチャネルのオーディオサンプルフィールド16と、Rチャネルのステータスフィールド17を合わせてBチャネルのオーディオサンプルフィールドとしたこと。
その他については、第1の実施形態1と同じであるのでここでは動作の説明は省略する。
図6において、オーディオのフレームフォーマットは、マルチチャネル数を示すチャネルフィールド41と、イグノアビット42と、Aチャネルのオーディオサンプルフィールド43と、Bチャネルのオーディオサンプルフィールド44と、予備フィールド45とから構成される。
以上のように構成された音声データのパケットフォーマットを用いた音声データの伝送について、以下、図1及び図6を用いて説明する。
まず、ソース機器110の動作について説明する。図1において、デジタル音声再生装置122は例えば記録媒体からデジタル音声データストリームを再生してパケット処理回路123に出力する。パケット処理回路123は入力された音声データを一旦内蔵バッファに蓄積して、図2に示される音声パケットを生成する。音声パケットは宛先アドレスやパケット長さなどのMAC層やPHY層の情報が格納されたパケットヘッダ1と、オーディオサンプルデータなどが格納されたパケットペイロード2と、パケットペイロード2は著作権保護情報ビット5と、オーディオフレーム3の繰り返しパターン(オーディオフレームの自然数倍)と、パディングビット6とから構成される。誤り検出フィールド4はパケットペイロード2の誤り検出ができるように誤り検出ビットが設定される。第3の実施形態に係るオーディオフレームは、図6に示されるように、伝送するオーディオデータのマルチチャネル数を示すチャネルフィールド41(2ビット)と、オーディオサンプルがフレームフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビット42(1ビット)と、Aチャネルのオーディオサンプルフィールド43(28ビット)と、Bチャネルのオーディオサンプルフィールド44(28ビット)と、予備フィールド45(4ビット)とを含む。ソース機器110のパケット送受信回路114はパケット処理回路113によって生成された音声パケットを含む音声データ信号を有線伝送ケーブル100を介してシンク機器120に送信する。なお、本実施形態においては、有線ネットワークの有線伝送ケーブル100を用いているが、本発明はこれに限らず、無線ネットワークの無線通信回線を用いてソース機器110とシンク機器120とを接続してもよい。ここで、マルチチャネル数を示すチャネルフィールド41とAチャネルオーディオサンプルフィールド43、Bチャネルオーディオサンプルフィールド44の関係は、第1の実施形態と同様である。また、イグノアビット42はBチャネルオーディオサンプルフィールド44にオーディオサンプルが含まれているか否かをそれぞれ表現している。イグノアビット42は伝送するオーディオデータのマルチチャネル数が奇数の場合であっても、パケットペイロード2の最後のオーディオフレーム3にオーディオサンプルデータが存在しない場合を可能にするためのものである。
次に、シンク機器120の動作について説明する。図1において、パケット送受信回路122は有線伝送ケーブル100から図2に示された音声パケットを含む音声データ信号を受信して復調などの信号処理を行った後、パケット処理回路123に出力する。パケット処理回路123は、入力された音声パケットを一旦内蔵バッファに蓄積してパケットヘッダ1に含まれるMAC層やPHY層の情報に従って所定のパケット復号処理を行った後、オーディオフレームのヘッダに含まれるチャネルフィールド41と、イグノアビット42の値に応じてAチャネルオーディオサンプルフィールド43とBチャネルオーディオサンプルフィールド44に挿入されたオーディオサンプルデータを識別選択して音声処理回路124に出力する。音声処理回路124は入力された音声データをアナログ音声信号にD/A変換してスピーカ125に出力して音声信号の再生を行う。
以上のように本実施形態によれば、音声データのパケットフォーマットは、オーディオデータのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、オーディオサンプルが伝送されるAチャネルのオーディオサンプルフィールドと、オーディオサンプルが伝送されるBチャネルのオーディオサンプルフィールドとを含み、パケットのペイロードがオーディオフレームの繰り返しから構成され、パケットフォーマットのペイロードが2チャンネルのデジタル音声データを伝送できる64ビットのオーディオフレームの繰り返しから構成され、また、オーディオフレームのサイズを暗号処理の単位128ビットや64ビットの自然数分の一とすることで、マルチチャネルの音声データストリームを暗号化して効率よく伝送することができる。
第4の実施形態.
以下、本発明の第4の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いるオーディオのフレームフォーマットについて図面を参照しながら説明する。図7は本発明の第4の実施形態に係る音声データのパケットフォーマットを用いて音声データパケット信号を伝送する無線通信システムの構成を示すブロック図である。なお、図7のソース機器110A及びシンク機器120Aの各構成は、以下の第4及び第5の実施形態に適用される。
第4の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いるオーディオのフレームフォーマットは、上記の各実施形態及び変形例に係る通信システムにおいて用いるオーディオのフレームフォーマットに比較して、オーディオコンテンツのタイプを示すオーディオデータコンテンツ識別子フィールドをさらに含むことを特徴としている。
まず、図7を参照して、無線通信回線を介して接続されたソース機器110Aとシンク機器120Aとを備えた、ワイヤレスHD(Wireless High-Definition)に準拠した無線通信システムの構成及び動作について説明する。なお、本実施形態においては、無線通信回線を用いているが、本発明はこれに限らず、有線伝送ケーブル100(図1参照。)を用いてソース機器110Aとシンク機器120Aとを接続してもよい。
図7において、ソース機器110A及びシンク機器120Aは、サンプリング周波数が32kHz,44.1kHz又は48kHzであり、1サンプル当たり16ビットのリニアパルス符号変調(Linear Pulse Code Modulation)フォーマットの音声データのオーディオコンテンツを生成及び再生する。オーディオコンテンツのソース機器として機能するソース機器110Aは、デジタル音声再生装置112と、パケット処理回路113と、アンテナ116を備えた無線通信回路115と、これらの装置及び回路112,113,115の動作を制御するコントローラ111とを備えて構成される。デジタル音声再生装置112は、例えばデジタル音楽プレーヤであって、メモリ又はMD、DVDなどの記録媒体から音声データを再生してパケット処理回路113に出力する。パケット処理回路113は入力される音声データを所定のパケットの形式のデジタル信号に変換して無線通信回路115に出力する。無線通信回路115は入力されるデジタル信号に従って、搬送波信号をデジタル変調し、変調後の無線信号をアンテナ116を介してシンク機器120Aの無線通信回路126に送信する。シンク機器120Aから送信される無線信号はアンテナ116を介して無線通信回路115に入力され、無線通信回路115は受信された無線信号をベースバンド信号に復調した後、パケット処理回路113に出力する。パケット処理回路113は、入力されるベースバンド信号から所定のパケット分離処理により所定の制御コマンドのみを取り出した後コントローラ111に出力する。
また、シンク機器120Aは、アンテナ127を備えた無線通信回路126と、パケット処理回路123と、音声処理回路124と、スピーカ125と、これらの回路等123,124,126の動作を制御するコントローラ121とを備えて構成される。無線通信回路126は、アンテナ127を介して受信された無線信号をベースバンド信号に復調した後、パケット処理回路123に出力する。パケット処理回路123は、入力されるデジタル信号から所定のパケット分離処理により音声データ及び所定の制御コマンドのみを取り出し、前者のデータを音声処理回路124に出力する一方、後者の制御コマンドをコントローラ121に出力する。音声処理回路124は入力される音声データを所定の信号処理やD/A変換処理を実行した後、スピーカ125に出力して音声の出力を行う。
なお、図7の無線通信システムにおいて、例えば、シンク機器120Aにおいて受信された音声データ信号のエラー数が所定のしきい値を超えたときに、ソース機器110Aに対して音声パケットを再送することを指示コマンドを含む制御パケット信号は無線通信回路126からソース機器110Aの無線通信回路115に返信される。
以下、図8〜図14を参照して、図7の無線通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットを説明する。なお、第4及び第5の実施形態で参照される図8〜図24において、最下位ビット(lsb)及び最下位オクテットを左に、最上位ビット(msb)及び最上位オクテットを右に表示する。また、各フィールド及びビットの値を、16進数表記を用いて示す。
また、第4及び第5の実施形態において、ソース機器110Aは、音声データのパケットの最下位オクテットの最下位ビットを最初に無線送信し、最上位オクテットの最上位ビットを最後に無線送信する。さらに、ソース機器110Aは、音声データを送信するとき、その着信再生タイムスタンプ(incoming playback timestamp)と、オーディオフォーマットに基づいて時間に変換される、シンク機器120Aの所定の最大オーディオバッファ時間又は所定の最大オーディオバッファサイズのうちの少ない方との合計より時間的に遅いオーディオ再生タイムスタンプ(audio playback timestamp)を用いない。
図7の無線通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットは、第1の実施形態に係る通信システムにおいて用いる図2の音声データのパケットフォーマットと同じであり、1つのパケットは、パケットヘッダ1と、パケットペイロード2とから構成される。ここで、パケットペイロード2は、著作権保護情報ビット5と、複数のオーディオフレーム3(以下、オーディオサブパケットという。)と、パディングビット6と、誤り検出フィールド4とから構成される。
図8は、図7の無線通信システムにおいて用いる音声データのパケットにおける、パケットペイロード内のオーディオサブパケットの構成を示す図である。図8に示されるように、パケットペイロード2内のオーディオサブパケットは、図2の複数のオーディオフレーム3に対応する、複数n個のオーディオフレーム1,オーディオフレーム2,…,オーディオフレームnを含む。ここで、各オーディオフレームのサイズは8オクテットである。また、各オーディオフレームは、同一の再生時間(playback time)を有するチャネルのオーディオサンプルを含むように設定されて送信される。例えば、4つのチャネルがアクティブであるとしてオーディオサブパケットに割り当てられる場合、オーディオサブパケットのフォーマットは、図9に示されるようになる。すなわち、オーディオフレーム1,3,5,…,nは、チャネル0及び1のオーディオサンプルを含み、オーディオフレーム2,4,6,…,n−1は、チャネル2及び3のオーディオサンプルを含む。
図10は、図8の各オーディオフレームのフレームフォーマットを示す図である。図10に示されるように、各オーディオフレームは、8ビットのオーディオヘッダフィールド(図3のオーディオヘッダフィールド19に対応する。)と、28ビットのLチャネルのオーディオデータフィールド(図3のLチャネルのオーディオサンプルフィールド14及びLチャネルのステータスフィールド15に対応する。)と、28ビットのRチャネルのオーディオデータフィールド(図3のRチャネルのオーディオサンプルフィールド16及びRチャネルのステータスフィールド17に対応する。)とを含む。
図11は、図10のオーディオヘッダフィールドのフォーマットを示す図である。図11に示されるように、オーディオヘッダフィールドは、
(a)伝送するオーディオデータのマルチチャネル数を示すチャネルフィールド(2ビット。図3のチャネルフィールド11に対応する。)と、
(b)予備ビット(1ビット。図3の予備フィールド18に対応する。)と、
(c)オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビット(1ビット。図3の開始ビット12に対応する。)と、
(d)オーディオサンプルがフレームフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビット(1ビット。図3のイグノアビット13に対応する。)と、
(e)オーディオコンテンツのタイプを示すオーディオデータコンテンツ識別子フィールド(3ビット)とを含む。
図11において、チャネルフィールドは、当該チャネルフィールドが含まれるオーディオフレームに含まれるオーディオサンプルの0から7までのオーディオチャネル番号を識別するために設定される。チャネルフィールドの有効値は、0x0,0x1,0x2,0x3である。ここで、チャネルフィールドの値が0x0のときは、当該チャネルフィールドが含まれるオーディオフレームはチャネル0及び1のオーディオサンプルを含み、チャネルフィールドの値が0x1のときは、当該チャネルフィールドが含まれるオーディオフレームはチャネル2及び3のオーディオサンプルを含み、チャネルフィールドの値が0x2のときは、当該チャネルフィールドが含まれるオーディオフレームはチャネル4及び5のオーディオサンプルを含み、チャネルフィールドの値が0x3のときは、当該チャネルフィールドが含まれるオーディオフレームはチャネル6及び7のオーディオサンプルを含む。
また、図11において、オーディオデータコンテンツ識別子フィールドが0x0に設定される場合、当該オーディオデータコンテンツ識別子フィールドが含まれるオーディオフレームがIEC60958規格における192個のフレームのうちの第1フレームであるときは、開始ビットは1に設定される。また、オーディオデータコンテンツ識別子が0x1に設定される場合、開始ビットはゼロに設定される。さらに、オーディオデータコンテンツ識別子フィールドが0x2に設定される場合、開始ビットはダイレクトストリーム転送(Direct Stream Transport(DST))フレームの開始毎に1に設定される。
さらに、図11において、イグノアビットは、図12を用いて説明するRチャネルのオーディオサンプルフィールドがオーディオサンプルを含まず、チャネル1、3、5又7がオーディオサンプルを含まないときに、1に設定される。
また、図11において、オーディオデータコンテンツ識別子フィールドの有効値は、0x0〜0x7である。ここで、オーディオデータコンテンツ識別子フィールドが0x0のときは、オーディオコンテンツのタイプはIEC60958−1であり、オーディオデータコンテンツ識別子フィールドが0x1のときは、オーディオコンテンツのタイプは1ビットオーディオであり、オーディオデータコンテンツ識別子フィールドが0x2のときは、オーディオコンテンツのタイプはDSTオーディオであり、オーディオデータコンテンツ識別子フィールドが0x3〜0x7のときは、予備である。
さらに、オーディオデータコンテンツ識別子フィールドが0x0のときの、図10のLチャネルのオーディオデータフィールド及びRチャネルのオーディオデータフィールドは、図12に示すフォーマットを有する。図12に示されるように、Lチャネルのオーディオデータフィールドは、Lチャネルのオーディオサンプルフィールド(24ビット)と、Lチャネルのオーディオサンプルに対応したIEC60956−1規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールド(4ビット)とを含む。また、Rチャネルのオーディオデータフィールドは、Rチャネルのオーディオサンプルフィールド(24ビット)と、Rチャネルのオーディオサンプルに対応したIEC60958−1規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールド(4ビット)とを含む。ここで、図12の各フィールドはそれぞれ、図3のフィールド14〜17に対応する。また、Lチャネルのオーディオサンプルフィールドは、IEC60958−1規格の第1のサブフレームからのオーディオサンプルビット数(リトルエンディアン)に設定され、RチャネルのオーディオサンプルフィールドIEC60958−1規格の第2のサブフレームからのオーディオサンプルビット数(リトルエンディアン)に設定される。
さらに、図12のLチャネルのステータスフィールドは、図13に示されるフォーマットを有する。図12に示されるように、Lチャネルのステータスフィールドは、IEC60958−1規格の第1のサブフレームからの有効ビットV(1ビット)と、IEC60958−1規格の第1のサブフレームからのユーザデータビットU(1ビット)と、IEC60958−1規格の第1のサブフレームからのチャネルステータスビットC(1ビット)と、IEC60958−1規格の第1のサブフレームからのパリティビットP(1ビット)とを含む。
また、図12のRチャネルのステータスフィールドは、図14に示されるフォーマットを有する。図12に示されるように、Rチャネルのステータスフィールドは、IEC60958−1規格の第2のサブフレームからの有効ビットV(1ビット)と、IEC60958−1規格の第2のサブフレームからのユーザデータビットU(1ビット)と、IEC60958−1規格の第2のサブフレームからのチャネルステータスビットC(1ビット)と、IEC60958−1規格の第2のサブフレームからのパリティビットP(1ビット)とを含む。
以上のように本実施形態によれば、音声データのパケットフォーマットは、オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958−1規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958−1規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドと、オーディオコンテンツのタイプを示すオーディオデータコンテンツ識別子フィールドとを含み、パケットフォーマットのペイロードが2チャンネルのデジタル音声データを伝送できる64ビットのオーディオフレームの繰り返しから構成され、また、オーディオフレームのサイズを暗号処理の単位128ビットや64ビットの自然数分の1とすることで、マルチチャネルの音声データストリームを暗号化して効率よく伝送することができる。
第5の実施形態.
以下、本発明の第5の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットについて図面を参照しながら説明する。第5の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットは、上記の各実施形態及び変形例に比較して、1ビットの著作権保護情報ビット5,38a〜38nに代えて、オーディオコンテンツの著作権保護に関する情報を含む著作権保護情報フィールド5aを含むことを特徴としている。
図15は、第5の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットを示す図である。図15に示されるように、1つの音声パケットは、(a)宛先アドレスやパケット長さなどのMAC層やPHY層の情報が格納されたパケットヘッダ1と、(b)オーディオサンプルデータなどが格納されたパケットペイロード2aとから構成される。ここで、パケットペイロード2aは、著作権保護情報フィールド5aと、オーディオフレーム3の繰り返しパターン(オーディオフレームの自然数倍)と、パディングビット6とから形成され、パケットペイロード2の最後尾であって、各オーディオフレーム3の最後部と、パディングビット6に続いて、誤り検出フィールド4が付加される。ここで、著作権保護情報フィールド5aはパケットペイロード2のオーディオコンテンツの著作権保護に関する情報に設定される。また、パディングビット6は著作権保護情報フィールド5aとオーディオフレーム3の繰り返しパターン(オーディオサブパケット)との合計の長さが暗号化の処理単位の自然数倍となるようにパケットペイロード2の長さを調整するように設定される。誤り検出フィールド4には、パケットペイロード2の誤り検出ができるように誤り検出ビットが設定される。
図16は、図15の著作権保護情報フィールド5aのフォーマットを示す図である。図16に示されるように、著作権保護情報フィールド5aは、予備ビット(1ビット)と、タイプビット(1ビット)と、シーケンス番号フィールド(6ビット)と、データフィールド(8ビット)とを含む。
図16において、タイプビットは、パケットデータのタイプを示す2つの有効値0b0又は0b1(2進数表記)を有する。タイプビットが0b0のとき、パケットデータのタイプはオーディオコンテンツ保護(Audio Content Protection(ACP))規格に準拠したACPパケットであり、タイプビットが0b1のとき、パケットデータのタイプは国際標準レコーディングコード(International Standard Recording Code(ISRC))に準拠したISRCパケットである。
また、図16において、シーケンス番号フィールドにおけるシーケンス番号は、オーディオサブパケット毎にインクリメントされ、これにより、ACPパケット又はISRCパケットの何れかが生成される。ここで、シーケンス番号は、ACPパケットの場合は0x00から0x10までの値を有し、ISRCパケットの場合は0x00から0x20までの値を有する。ここで、0x00は、パケットの最初のオクテットを示す。
さらに、図16において、データフィールドは、ACPパケット又はISRCパケットの各々において1オクテットのデータを含む。サブパケット内のあらゆるデータフィールドからの1オクテットのデータは、オーディオストリームに唯一のACPパケット又は唯一のISRCパケットが存在するように合成される。
図17は、図16のタイプビットがACPパケットを示すときの、ACPパケットのフォーマットを示す図である。図17に示されるように、シーケンス番号フィールドの値が0x00のときデータフィールドの内容はACPヘッダフォールドであり、シーケンス番号フィールドの値が0x01のときデータフィールドの内容はオクテット0のデータであり、シーケンス番号フィールドの値が0x02のときデータフィールドの内容はオクテット1のデータであり、シーケンス番号フィールドの値が0x03〜0x0Fのときデータフィールドの内容はオクテット2〜オクテット14のデータであり、シーケンス番号フィールドの値が0x10のときデータフィールドの内容はオクテット15のデータである。
また、図17のACPヘッダフィールドは、オーディオタイプを示し、0x00〜0x03の有効値を有する。ここで、ACPヘッダフィールドの値が0x00のときはオーディオタイプはジェネリックオーディオ(Generic Audio)であり、ACPヘッダフィールドの値が0x01のときはオーディオタイプはIEC60958で識別されるオーディオ(IEC60958 Identified Audio)であり、ACPヘッダフィールドの値が0x02のときはオーディオタイプはDVDオーディオ(DVD Audio)であり、ACPヘッダフィールドの値が0x03のときはオーディオタイプはスーパーオーディオCD(Super Audio CD)であり、データフィールドの値が0x04〜0xFFのときは予備である。
ここで、ソース機器110Aは、ACPパケットを用いることにより、アクティブなオーディオストリームに関する情報に関連したコンテンツを送信する。また、ソース機器110Aは、アクティブなオーディオストリームを、オーディオサブパケットに関連するビデオサブパケットとともに送信するとき、ACPヘッダフィールドの値がゼロであるACPパケットを用いる。さらに、シンク機器120Aは、600ミリ秒以内にACPパケットを受信しないとき、ACPヘッダフィールドの値がゼロのときの動作に戻る。ソース機器110Aは、他のライセンス契約又は仕様によりアクティブなオーディオストリームのコンテンツ保護の必要条件に関する情報を送信するように要求される場合は常に、少なくとも300ミリ秒に一度ACPパケットを送信し、ACPヘッダフィールドに適正な値を設定する。また、ソース機器110Aは、ACPパケットを送信するとき、新しいオーディオストリームの開始時、又はACPパケットによって示されるオーディオストリームの任意の変更時に、修正した正確なACPパケットを生成して、影響のある又は関連するオーディオサンプルの送信後300ミリ秒以内に送信する。
図18は、図17のACPヘッダフィールドの値が0x00でありオーディオタイプがジェネリックオーディオであるときの、ACPパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。図18に示されるように、オクテット0のデータは、予備ビット(1ビット)と、コンテンツスクランブルシステム(Content Scramble System(CSS))におけるリテンションムーブモード(Retention move mode)ビット(1ビット)と、CSSにおけるリテンションステート(Retention state)フィールド(3ビット)と、出力保護つきコピー無制限運用(Encryption Plus Non-assertion(EPN))ビット(1ビット)と、DTCP(Digital Transmission Content Protection)のCCI(Copy Control Information)フィールド(2ビット)とを含む。さらに、オクテット1〜オクテット15のデータは、予備フィールド(各8ビット)である。
図19は、図17のACPヘッダフィールドの値が0x01でありオーディオタイプがIEC60958で識別されるオーディオであるときの、ACPパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。図19に示されるように、オクテット0〜オクテット15のデータは、予備フィールド(各8ビット)である。
図20は、図17のACPヘッダフィールドの値が0x02でありオーディオタイプがDVDオーディオであるときの、ACPパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。図20に示されるように、オクテット0のデータは、DVDオーディオタイプ依存世代(DVD audio type dependent generation)フィールド(8ビット)である。また、オクテット1のデータは、コピー許可フィールド(2ビット)と、コピー回数フィールド(3ビット)と、品質フィールド(2ビット)と、トランザクションビット(1ビット)とを含む。さらに、オクテット2〜オクテット15のデータは、予備フィールド(各8ビット)である。ここで、DVDオーディオタイプ依存世代フィールドは、DVDオーディオに固有のACPタイプ依存フィールド(DVD Audio-specific ACP Type Dependent fields)の世代を識別するものであり、1に設定される。なお、図20の予備フィールドを用いて追加の情報を送信してもよく、このときは、DVDオーディオタイプ依存世代フィールドの値はインクリメントされる。また、コピー許可フィールドはオーディオのコピー許可のパラメータを示し、コピー回数フィールドはオーディオのコピー回数のパラメータを示し、品質フィールドはオーディオ品質のパラメータを示し、トランザクションビットは、オーディオのトランザクションのパラメータを示す。なお、図20のコピー許可フィールド、コピー回数フィールド、品質フィールド及びトランザクションビットに関する詳細な説明は、非特許文献2及び3に記載されている。
図21は、図17のACPヘッダフィールドの値が0x03でありオーディオタイプがスーパーオーディオCDであるときの、ACPパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。図21に示されるように、オクテット0〜オクテット15のデータは、追加のコンテンツ制御情報を示すCCI_1フィールド(各8ビット)である。CCI_1フィールドに関する詳細な説明は、非特許文献4に記載されている。
図22は、図16のタイプビットがISRCパケットを示すときの、ISRCパケットのフォーマットを示す図である。図22に示されるように、シーケンス番号フィールドの値が0x00のときデータフィールドの内容はISRCヘッダフォールドであり、シーケンス番号フィールドの値が0x01のときデータフィールドの内容はオクテット0のデータであり、シーケンス番号フィールドの値が0x02のときデータフィールドの内容はオクテット1のデータであり、シーケンス番号フィールドの値が0x03〜0x1Fのときデータフィールドの内容はオクテット2〜オクテット30のデータであり、シーケンス番号フィールドの値が0x20のときデータフィールドの内容はオクテット31のデータである。ソース機器110Aは、ISRCパケットを用いて、デジタル音声再生装置112によって再生されるDVDなどの記録媒体上の各コンテンツトラックの起源(origin)又はオーナの詳細情報を記述する、ISRC及び/又はUPC(Universal Product Code)/EAN(European Article Number)の関連する各値を送信する。
図23は、図22のISRCヘッダフィールドのフォーマットを示す図である。図23に示されるように、ISRCヘッダフィールドは、カウントビット(1ビット)と、有効ビット(1ビット)と、予備フィールド(3ビット)と、ISRCステータスフィールド(3ビット)とを含む。ここで、図23のカウントビットは、当該カウントビットが含まれるISRCパケットは、次のISRCパケットに継続されるか否かを示す。また、図23の有効ビットは、ISRCステータスフィールド及びUPC EAN ISRCxxフィールドに位置づけられるデータが有効である場合にのみ1に設定される。
ソース機器110Aは、ISRCステータスフィールド及びUPC EAN ISRCxxフィールドの完全なデータを取得できないときは、有効フィールドをゼロに設定する。ISRCステータスフィールドは、ISRCのステータスを示す。ソース機器110Aは、非特許文献5に従って、ISRCステータスフィールドの値を設定する。非特許文献5の要約は、以下の通りである。
(1)各トラックの始めに、少なくとも2つの完全なUPC_EAN_ISRCコードが、0b001の値を有するISRCステータスフィールドを有するISRCパケットで送信される。
(2)上記トラックのバルクの間、ISRCパケットは、I0b001の値を有するISRCステータスフィールドを有するISRCパケットで連続して反復されなければならない。
(3)各トラックが終わる直前に、少なくとも2つの完全なUPC_EAN_ISRCコードが、0b11の値を有するISRCステータスフィールドを有するISRCパケットで送信される。
図24は、図16のタイプビットがISRCパケットを示すときの、ISRCパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。図24に示されるように、オクテット0のデータは、UPC_EAN_ISRC_0フィールドであり、オクテット1のデータは、UPC_EAN_ISRC_1フィールドであり、オクテット2〜オクテット31のデータはそれぞれ、UPC_EAN_ISRC_2フィールド〜UPC_EAN_ISRC_31フィールドである。ここで、UPC_EAN_ISRC_n(n=1,2,…,31)フィールドは、UPC/EAN又はISRCのオクテットnに用いられる。UPC_EAN_ISRCフィールドの詳細説明は、非特許文献6に記載されている。
以上のように本実施形態によれば、音声データのパケットフォーマットは、オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドとを含み、パケットフォーマットのペイロードが2チャンネルのデジタル音声データを伝送できる64ビットのオーディオフレームの繰り返しから構成され、また、オーディオフレームのサイズを暗号処理の単位128ビットや64ビットの自然数分の1とすることで、マルチチャネルの音声データストリームを暗号化して効率よく伝送することができる。さらに、パケットのペイロードは、オーディオコンテンツの著作権保護に関する情報を示す著作権保護情報フィールドを2バイトにして効率よく含むので、オーディオコンテンツの著作権を保護して当該オーディオコンテンツを伝送できる。
第1及び第2の実施形態において、マルチチャネル数を示すチャネルフィールドのビット数は3ビットとしたが、予備ビットを使用して4ビット(16チャネル)やそれ以上のビット数であってもよい。
また、パケットのペイロード2,2aが著作権保護を必要としないコンテンツデータの場合、著作権保護情報ビット5及び著作権保護情報フィールド5aは設定されなくてもよい。さらに、第1〜第4の実施形態及び第1の実施形態の変形例において、パケットのペイロード2において、著作権保護情報ビット5に代えて、著作権保護情報フィールド5aを設けてもよい。この場合、パディングビット6は、著作権保護情報フィールド5aとオーディオフレーム3の繰り返しパターンとの合計の長さが暗号化の処理単位の自然数倍となるようにパケットペイロード2の長さを調整するように設定される。
また、第2の実施形態において、第2のオーディオパケットが正しく伝送されない場合、第4のオーディオパケットを再送パケットとしたが、再送は第3のオーディオパケット以降であればよい。
以上詳述したように、本発明に係る音声データのパケットフォーマット及びそれを用いる通信システムによれば、オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、オーディオサンプルがIEC60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、上記Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、上記Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドとを含み、上記パケットのペイロードがオーディオフレームの繰り返しから構成されることを特徴としている。また、上記オーディオフレームを2チャンネルのデジタル音声データを伝送する構成とし、さらに、オーディオフレームの大きさを暗号処理の単位128ビットや64ビットの自然数分の1とすることで、マルチチャネルの音声データストリームを暗号化して効率よく伝送することができる。本発明は特に、オーディオコンテンツ伝送のパケットフォーマットに利用できる。
本発明は特に、例えば、ワイヤレスHD(Wireless High-Definition)などの無線通信規格に準拠した無線通信システムにおけるオーディオコンテンツの伝送に利用できる。
本発明の第1の実施形態に係る音声データのパケットフォーマットを用いて音声データパケット信号を伝送する通信システムの構成を示すブロック図である。 図1の第1の実施形態に係る通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットを示す図である。 図1の第1の実施形態に係る通信システムにおいて用いるオーディオのフレームフォーマットを示す図である。 第1の実施形態の変形例に係る通信システムにおいて用いるオーディオのフレームフォーマットを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る通信システムにおいて用いるオーディオのフレームフォーマットを示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る音声データのパケットフォーマットを用いて音声データパケット信号を伝送する無線通信システムの構成を示すブロック図である。 図7の第4の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いる音声データのパケットにおける、パケットペイロード内のオーディオサブパケットの構成を示す図である。 図8のオーディオサブパケットにおけるチャネルの順序付けの一例を示す図である。 図8の各オーディオフレームのフレームフォーマットを示す図である。 図10のオーディオヘッダフィールドのフォーマットを示す図である。 図10のLチャネルのオーディオデータフィールド及びRチャネルのオーディオデータフィールドのフォーマットを示す図である。 図12のLチャネルのステータスフィールドのフォーマットを示す図である。 図12のRチャネルのステータスフィールドのフォーマットを示す図である。 第5の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いる音声データのパケットフォーマットを示す図である。 図15の著作権保護情報フィールド5aのフォーマットを示す図である。 図16のタイプビットがACPパケットを示すときの、ACPパケットのフォーマットを示す図である。 図17のACPヘッダフィールドの値が0x00でありオーディオタイプがジェネリックオーディオであるときの、ACPパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。 図17のACPヘッダフィールドの値が0x01でありオーディオタイプがIEC60958で識別されるオーディオであるときの、ACPパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。 図17のACPヘッダフィールドの値が0x02でありオーディオタイプがDVDオーディオであるときの、ACPパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。 図17のACPヘッダフィールドの値が0x03でありオーディオタイプがスーパーオーディオCDであるときの、ACPパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。 図16のタイプビットがISRCパケットを示すときの、ISRCパケットのフォーマットを示す図である。 図16のタイプビットがISRCパケットを示すときの、図22のISRCヘッダフィールドのフォーマットを示す図である。 図16のタイプビットがISRCパケットを示すときの、ISRCパケットのデータフィールドのフォーマットを示す図である。 従来技術に係る通信システムにおいて用いるオーディオのパケットデータを示す図である。
1…パケットヘッダ、
2,2a…パケットペイロード、
3,3a…オーディオフレーム、
4…誤り検出フィールド、
5…著作権保護情報ビット、
5a…著作権保護情報フィールド、
6…パディングビット、
11…チャネルフィールド、
12…開始ビット、
13…イグノアビット、
14…Lチャネルのオーディオサンプルフィールド、
15…Lチャネルのステータスフィールド、
16…Rチャネルのオーディオサンプルフィールド、
17…Rチャネルのステータスフィールド、
18,18a,18b…予備フィールド、
19,19a…オーディオヘッダフィールド、
30a〜30n…オーディオパケット、
31a〜31n…パケットヘッダ、
32a〜32n…パケットペイロード、
33a〜33n…第1のオーディオフレーム、
34a〜34n…第2のオーディオフレーム、
35a〜35n…第3のオーディオフレーム、
36a〜36n…第mのオーディオフレーム、
37a〜37n…誤り検出フィールド、
38a〜38n…著作権保護情報ビット、
39a〜39n…パディングビット、
41…チャネルフィールド、
42…イグノアビット、
43…Aチャネルのオーディオサンプルフィールド、
44…Bチャネルのオーディオサンプルフィールド、
45…予備フィールド、
100…信号伝送ケーブル、
110,110A…ソース機器、
111…コントローラ、
112…デジタル音声再生装置、
113…パケット処理回路、
114…パケット送受信回路、
115,126…無線通信回路、
116,127…アンテナ、
120,120A…シンク機器、
121…コントローラ、
122…パケット送受信回路、
123…パケット処理回路、
124…音声処理回路、
125…スピーカ。

Claims (2)

  1. ソース機器からシンク機器に少なくともオーディオコンテンツを所定の音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームを用いて伝送する伝送手段を備えた通信システムにおいて、
    上記音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームは、
    (a)オーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、
    (b)オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、
    (c)オーディオサンプルがIEC(International Electrotechnical Commission)60958規格の開始フレームであるか否かを示す開始ビットと、
    (d)オーディオサンプルが伝送されるLチャネルのオーディオサンプルフィールドと、
    (e)上記Lチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するLチャネルのステータスフィールドと、
    (f)オーディオサンプルが伝送されるRチャネルのオーディオサンプルフィールドと、
    (g)上記Rチャネルのオーディオサンプルフィールドに対応したIEC60958規格のステータス情報を伝送するRチャネルのステータスフィールドと
    を含み、
    上記パケットのペイロードは、上記オーディオフレームの繰り返しから構成されることを特徴とする通信システム。
  2. ソース機器からシンク機器に少なくともオーディオコンテンツを所定の音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームを用いて伝送する伝送手段を備えた通信システムにおいて、
    上記音声データのパケットフォーマットのオーディオフレームは、
    (a)オーディオを伝送するためのパケットフォーマットオーディオのマルチチャネル数を示すチャネルフィールドと、
    (b)オーディオサンプルがパケットフォーマットの該当する領域に存在するか否かを示すイグノアビットと、
    (c)オーディオサンプルが伝送されるAチャネルのオーディオサンプルフィールドと、
    (d)オーディオサンプルが伝送されるBチャネルのオーディオサンプルフィールドとを含み、
    上記パケットのペイロードはオーディオフレームの繰り返しから構成されることを特徴とする通信システム。
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