JP4324127B2 - 携帯無線通信装置 - Google Patents
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Description
上記上側筐体又は上記下側筐体の少なくとも一部には、導電性材料にてなる導体パターンが形成され、
上記ヒンジ部の一部はヒンジ導体部として導電性材料で形成され、
上記導体パターンは上記開状態と閉状態において上記ヒンジ導体部を介して上記携帯無線通信装置の無線通信回路の給電点に電気的に接続され、
上記導体パターン並びに上記ヒンジ導体部は、上記無線通信回路のアンテナの少なくとも一部として動作することを特徴とする。
上記上側筐体又は上記下側筐体の少なくとも一部には、導電性材料にてなる導体パターンが形成され、
上記ヒンジ部の一部はヒンジ導体部として導電性材料で形成され、
上記導体パターンと上記ヒンジ導体部の間と、上記ヒンジ導体部と上記携帯無線通信装置の無線通信回路の給電点の間との少なくとも一方は所定の静電容量を有する絶縁体を介して容量性結合され、
上記導体パターンは上記開状態と閉状態において上記ヒンジ導体部を介して上記無線通信装置の無線通信回路の給電点に電気的に接続され、
上記導体パターン並びに上記ヒンジ導体部は、上記無線通信回路のアンテナの少なくとも一部として動作することを特徴とする。
上記上側筐体又は上記下側筐体の少なくとも一部には、導電性材料にてなる導体パターンが形成され、
上記ヒンジ部の一部はヒンジ導体部として導電性材料で形成され、
上記導体パターンは上記開状態と閉状態において上記ヒンジ導体部を介して上記携帯無線通信装置の無線通信回路の給電点に電気的に接続され、
上記導体パターン並びに上記ヒンジ導体部は、上記無線通信回路のアンテナの少なくとも一部として動作することを特徴とする。
上記上側筐体又は上記下側筐体の少なくとも一部には、導電性材料にてなる導体パターンが形成され、
上記ヒンジ部の一部はヒンジ導体部として導電性材料で形成され、
上記導体パターンと上記ヒンジ導体部の間と、上記ヒンジ導体部と上記携帯無線通信装置の無線通信回路の給電点の間との少なくとも一方は所定の静電容量を有する絶縁体を介して容量性結合され、
上記導体パターンは上記開状態と閉状態において上記ヒンジ導体部を介して上記無線通信装置の無線通信回路の給電点に電気的に接続され、
上記導体パターン並びに上記ヒンジ導体部は、上記無線通信回路のアンテナの少なくとも一部として動作することを特徴とする。
上記上側筐体と上記下側筐体は、上記第1のヒンジ部と上記第2のヒンジ部を介して開閉可能に連結されており、
上記第1のヒンジ部の少なくとも一部は第1のヒンジ導体部として導電性材料にて形成され、上記導体パターンは上記第1のヒンジ導体部を介して上記携帯無線通信装置の無線通信回路に接続され、上記第1のヒンジ導体部と上記導体パターンは上記無線通信回路のアンテナの少なくとも一部として動作し、
上記第2のヒンジ部の少なくとも一部は第2のヒンジ導体部として導電性材料にて形成され、上記導体パターンは上記第2のヒンジ導体部を介してリアクタンス素子に接続され、上記第2のヒンジ導体部と上記導体パターンは上記無線通信回路のアンテナの少なくとも一部として動作することを特徴とする。
上記携帯無線通信装置の開状態と閉状態とに応じて、複数のリアクタンス素子のいずれか1つを選択して、上記選択したリアクタンス素子を上記ヒンジ導体部を介して上記導体パターンに接続するスイッチ手段とをさらに備えたことを特徴とする。
複数のリアクタンス素子のいずれか1つを選択して、上記選択したリアクタンス素子を上記ヒンジ導体部を介して上記導体パターンに接続するスイッチと、
上記スイッチを制御するコントローラとをさらに備え、
上記コントローラは、複数のリアクタンス素子をそれぞれ上記スイッチ及び上記ヒンジ導体部を介して上記導体パターンに接続したときに上記アンテナにより受信される複数の無線信号の信号レベルを比較し、より大きな信号レベルの無線信号を受信し又は送信するときに対応するリアクタンス素子を選択して、上記選択したリアクタンス素子を上記ヒンジ導体部を介して上記導体パターンに接続するように上記スイッチを制御することを特徴とする。
図1(a)は本発明の第1の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の開状態における平面図であり、図1(b)は図1(a)の携帯無線通信装置の側面図であり、図1(c)は図1(a)及び図1(b)において用いるアンテナ素子112の平面図である。
図7(a)は本発明の第2の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の開状態における平面図であり、図7(b)は図7(a)の携帯無線通信装置の側面図である。第2の実施形態に係る携帯無線通信装置は、第1の実施形態に係る携帯無線通信装置と比較して、以下の点が異なる。
(a)上側第2筐体部102bはその少なくとも一部が例えばマグネシウムや亜鉛などの導電性材料で構成される一方、上側第1筐体部102aは例えば樹脂などの電気絶縁材料で構成される。ここで、上側第2筐体部102bは、その全部が導電性材料で構成されてもいいし、もしくは、その筐体部は例えば樹脂材料にてなる電気絶縁材料で構成され、その表面に導電性材料にてなる導体層を形成してもいい。上側第2筐体部102bにおける導電性材料が少なくとも形成された部分を以下、「導体部」という。
(b)無線通信回路110の給電点である接続点111はアンテナ素子112を介して上側筐体102のネジ113に接続され、さらに、当該ネジ113は上側第2筐体部102bの導体部に電気的に接続されている。従って、無線通信回路110の接続点111はアンテナ素子112及びネジ113を介して上側第2筐体部102bの導体部に電気的に接続されており、アンテナ素子112及び上側第2筐体部102bの導体部は当該携帯無線通信装置の第1のアンテナ素子102Aとして動作する。
図9(a)は本発明の第3の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の開状態における平面図であり、図9(b)は図9(a)の携帯無線通信装置の側面図である。また、図10(a)は図9(a)及び図9(b)の携帯無線通信装置において用いるヒンジ部503を示す斜視図であり、図10(b)は図10(a)のヒンジ部503に接続される嵌合円筒部材505及び、それに接続されるアンテナ素子504を示す斜視図である。
(a)ヒンジ部104に代えて、アルミニウム又は亜鉛などの導電性材料にてなる図10(a)のヒンジ部503を備えたこと。
(b)アンテナ素子112に代えて、図9(a)及び図10(b)に示すように、アンテナ素子504及び、アルミニウム又は亜鉛などの導電性材料にてなりヒンジ部503に嵌合する嵌合円筒部材505を備えたこと。
図11(a)は本発明の第4の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の開状態における平面図であり、図11(b)は図11(a)の携帯無線通信装置の側面図である。また、図12(a)は図11(a)及び図11(b)の携帯無線通信装置において用いる1対のヒンジ部603,604を示す斜視図であり、図12(b)は図12(a)のヒンジ部603に接続される嵌合円筒部材606及び、それに接続されるアンテナ素子605、並びに、図12(a)のヒンジ部604に接続される嵌合円筒部材606及び、それに接続されるアンテナ素子605を示す斜視図である。さらに、図13は図11(a)及び図11(b)の携帯無線通信装置のヒンジ部608に接続される無線通信回路110の構成を示す回路図である。
(a)ヒンジ部104に代えて、例えばマグネシウム又は亜鉛などの導電性材料にてなるヒンジ部603,604を備えたこと。
(b)ヒンジ部603に、アンテナ素子605が接続された嵌合円筒部材606が嵌合されること。
(c)ヒンジ部604に、アンテナ素子607が接続された嵌合円筒部材608が嵌合されること。
(d)アンテナ素子607は無線通信回路110の接続点609を介してリアクタンス素子610又は611に接続されること。なお、リアクタンス素子610,611は例えばバラクタダイオードなどの可変リアクタンス素子であってもよい。
図15(a)は本発明の第5の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の閉状態における平面図であり、図15(b)は図15(a)の携帯無線通信装置の側面図である。また、図16は図15(a)及び図15(b)の携帯無線通信装置の上側筐体702を反時計方向に約45度だけ回転したときの携帯無線通信装置の平面図である。さらに、図17(a)は図15(a)及び図15(b)の携帯無線通信装置の開状態における平面図であり、図17(b)は図17(a)の携帯無線通信装置の側面図である。
(a)1軸のヒンジ部104に代えて、中央部にCCDカメラ706を有する2軸ヒンジ部704を備えたこと。なお、2軸ヒンジ部704は、少なくとも一部が導電性材料にてなり、下側筐体703の上部中央部に設けられる。
(b)アンテナ素子112に代えて、アンテナ素子802を備えたこと。
(c)上側筐体102に代えて、上側第1筐体部702a及び上側第2筐体部702bを備えた上側筐体702を備えたこと。なお、上側筐体702は、上側筐体102と同様の構成要素を備える。また、上側第1筐体部702aは、上側第1筐体部102aと同様に少なくとも一部が導電性材料にてなり、導体部を有する。
(d)下側筐体103に代えて、下側筐体703を備えたこと。なお、下側筐体703は、下側筐体702と同様の構成要素を備える。
図32(a)は本発明の第6の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の閉状態における平面図であり、図32(b)は図32(a)の携帯無線通信装置の側面図である。また、図33(a)は図32(a)及び図32(b)の携帯無線通信装置の開状態における平面図であり、図33(b)は図33(a)の携帯無線通信装置の側面図である。
図36(a)は本発明の第7の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の開状態における平面図であり、図36(b)は図36(a)の携帯無線通信装置の側面図である。第7の実施形態に係る携帯無線通信装置は、第3の実施形態に係る携帯無線通信装置に比較して、アンテナ素子504に接続された嵌合円筒部材505を、上側第1筐体部102aに連結されたヒンジ部104(導電性材料にてなる。)の円筒部の内部に挿入嵌合したことである。以上のように構成することにより、無線通信回路110の接続点111は、アンテナ素子504、嵌合円筒部材505及びヒンジ部104を介して上側第1筐体部102aの導体部に電気的に接続される。従って、第7の実施形態に係る携帯無線通信装置は、第3の実施形態に係る携帯無線通信装置と同様の作用効果を有する。また、第1の実施形態に比較して、アンテナ素子504がヒンジ部104の内部を通り上側筐体102まで延伸する必要がなくなるため、上側筐体102の厚さを薄くすることができ、ヒンジ部104の径を小さくすることができる。さらに、ヒンジ部104を介して携帯無線通信装置を開閉する場合のヒンジ部104の耐久性を向上できる。
図37(a)は本発明の第8の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の開状態における平面図であり、図37(b)は図37(a)の携帯無線通信装置の側面図である。第8の実施形態に係る携帯無線通信装置は、図17(a)に図示された第5の実施形態に係る携帯無線通信装置に比較して、アンテナ素子811を2軸ヒンジ部704の内部、上側第2筐体部702bの内部、及び上側第1筐体部702aの内部を介して上側第1筐体部702aの導体部に延在させたことである。従って、無線通信回路110の接続点801は、アンテナ素子811を介して接続点812において上側第1筐体部702aに電気的に接続される。以上のように構成された第8の実施形態に係る携帯無線通信装置は、第5の実施形態に係る携帯無線通信装置と同様の作用効果を有する。なお、略左右対称構造のブーム部910を携帯無線通信装置の幅方向に対して略左右対称となる位置に配置することによりデザイン性を向上でき、2軸ヒンジ部704の構造が大きい場合でもデザイン性を向上することができる。
図39(a)は本発明の第9の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の閉状態における平面図であり、図39(b)は図39(a)の携帯無線通信装置の側面図である。第9の実施形態に係る携帯無線通信装置は、第1の実施形態に係る携帯無線通信装置に比較して、アンテナ素子112及び上側第1筐体部102aを備えた第1のアンテナ素子102Aに代えて、携帯無線通信装置1001の上側第2筐体部102bのヒンジ部104と反対側の端部付近に、例えば1/4波長のホイップアンテナである外部アンテナ951を備えたことである。以上のように構成した携帯無線通信装置によれば、従来技術において開状態と閉状態の両方でメインアンテナとして機能していた外部アンテナ951と、ブーム部910内に設けられたアンテナ素子901(図39(a)及び図39(b)において図示せず。)とを組み合わせることにより、従来技術に比較して向上した受信ダイバーシチ処理を実行できる。また、要求されるアンテナ特性を満足するための設計の自由度が向上し、例えば従来技術に比べて小型の外部アンテナ951を用いることができ、デザイン性を向上できる。
図40(a)は本発明の第10の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の閉状態における平面図であり、図40(b)は図40(a)の携帯無線通信装置の側面図である。第10の実施形態に係る携帯無線通信装置は、第9の実施形態に係る携帯無線通信装置に比較して、外部アンテナ951に代えて、携帯無線通信装置の上側第2筐体部102bの内部であってヒンジ部104と反対側の端部付近に、例えばセラミックチップアンテナである内蔵アンテナ素子952を配置したことを特徴としている。ここで、内蔵アンテナ素子952と、ブーム部910のアンテナ素子901(図40(a)及び図40(b)において図示せず。)とを組み合わせてアンテナ装置を構成した。以上のように構成することにより、デザイン性を向上できるとともに、設計の自由度を向上できる。
図42(a)は本発明の第11の実施形態に係る折り畳み型携帯無線通信装置の開状態における平面図であり、図42(b)は図42(a)の携帯無線通信装置の側面図である。第11の実施形態に係る携帯無線通信装置は、第1の実施形態に係る携帯無線通信装置に比較して、以下の点が異なる。
(a)下側筐体103は、互いに対向して張り合わせられた、内側に位置する下側第1筐体部103aと、外側に位置する下側第2筐体部103bとを備えて構成され、下側第2筐体部103bをその少なくとも一部を、第1の実施形態に係る上側第1筐体部102aと同様に導電性材料で形成したこと(以下、導電性材料の部分を導体部という。)。なお、下側第1筐体部103aの内側面の中央部にキーパッド116を設けたこと。
(b)上側第2筐体部102b内に、無線通信回路110を備えたこと。
(c)上側第2筐体部102bからヒンジ部104を介して下側第2筐体部103bに延在するアンテナ素子962を備えたこと。
図44(a)は本発明の第12の実施形態に係るスライド型携帯無線通信装置の平面図であり、図44(b)は図44(a)の携帯無線通信装置の側面図である。図44(a)及び図44(b)において、本実施形態に係る携帯無線通信装置は、上側筐体102cと下側筐体103cとを備えるとともに、スライド機構を含む。当該スライド機構は、上側筐体102cの裏面に形成された2つのスライド用突起部182がそれぞれ下側筐体130cの両側面の長手方向に沿って形成されたスライド用溝181に嵌合し、上側筐体102cはその長手方向に沿って矢印183の方向で摺動可能に構成されている。ここで、上側筐体102cが図44(a)及び図44(b)に示すように、スライド機構の上側に位置しているときは、下側筐体103cのキーパッド116が現れて操作可能となる一方、上側筐体102cがスライド機構の下側に位置しているときは、下側筐体103cのキーパッド116が上側筐体102cによりカバーされて操作不可能となり、このとき、上側筐体102cと下側筐体103cは最小の占有面積で一体化され、後述するストレート型携帯無線通信装置と同様の形態となる。また、例えば、下側筐体103cの裏面上部の表面上に、導電性材料にてなる導体層103ccを形成し、アンテナ素子103Aとして用いる。また、下側筐体103cの下部の左右両端部の内部において、例えばチップアンテナにてなる内蔵アンテナ素子191,192を備える。好ましくは、これら3つのアンテナ素子103A,191,192のうちの少なくとも2つを形成し、ここで、少なくとも2つのアンテナ素子を用いて送信ダイバーシチ及び受信ダイバーシチを行う。
図46(a)は本発明の第13の実施形態に係るストレート型携帯無線通信装置の平面図であり、図46(b)は図46(a)の携帯無線通信装置の裏面図であり、図46(c)は図46(a)の携帯無線通信装置の側面図である。図46(a)、図46(b)及び図46(c)において、本実施形態に係る携帯無線通信装置は、互いに貼り合わされた上側筐体102dと下側筐体103dとを備えストレート型携帯無線通信装置である。ここで、例えば、下側筐体103dの裏面上部の表面上に、導電性材料にてなる導体層103dcを形成し、アンテナ素子103Aとして用いる。また、下側筐体103dの下部の左右両端部の内部において、例えばチップアンテナにてなる内蔵アンテナ素子191,192を備える。好ましくは、これら3つのアンテナ素子103A,191,192のうちの少なくとも2つを形成し、ここで、少なくとも2つのアンテナ素子を用いて送信ダイバーシチ及び受信ダイバーシチを行う。
図43は、本発明の実施形態の別の変形例に係る携帯無線通信装置のブーム部910の詳細構成を示す縦断面図である。図43において、ブーム部901の上側表面上に、第1の導体アンテナ素子層911を形成する一方、導体アンテナ素子層911と離間して、ブーム部901の下側表面上に、第2の導体アンテナ素子層912を形成し、下側筐体103内で2つの導体アンテナ素子層911,912を接続点913により電気的に接続され、さらに接続点902に接続される。
102A…アンテナ素子、
102a…上側第1筐体部、
102a−1…上側第1筐体部の第1の部分、
102a−2…上側第1筐体部の第2の部分、
102ap…樹脂筐体部、
102am…導体層、
102b…上側第2筐体部、
102b−1…上側第2筐体部の第1の部分、
102b−2…上側第2筐体部の第2の部分、
102bp…樹脂筐体部、
102bm…導体層、
102bm1…第1の導体層、
102bm2…第2の導体層、
102c,102d…上側筐体、
103…下側筐体、
103c,103d…下側筐体、
103cc,103dc…導体層、
103p…左上縁端部、
103q…右上縁端部、
103r…突出円筒部、
104…ヒンジ部、
105…液晶ディスプレイ、
106…音孔部、
107…マイクロホン、
108…充電池、
109…プリント配線基板、
110…無線通信回路、
111,902…接続部、
112,901…アンテナ素子、
112a,112b…導体リング、
113,114…ネジ、
115…ネジ受け部、
115h…円形孔、
116…キーパッド、
150…コントローラ、
151…サーキュレータ、
152…無線受信機、
153…無線送信機、
154…スピーカ、
181…スライド用溝、
182…スライド用突起部、
191,192…内蔵アンテナ素子、
201…絶縁リング、
211…アンテナ素子、
212…接続点、
301…絶縁シート、
503…ヒンジ部、
503a…円筒部、
503b,503c…脚部、
504…アンテナ素子、
505…嵌合円筒部材、
603,604…ヒンジ部、
603a,604a…円筒部、
603b,604b…脚部、
605,607…アンテナ素子、
606,608…嵌合円筒部材、
609…接続点、
610,611…リアクタンス素子、
612…アンテナ素子、
702…上側筐体、
702a…上側第1筐体部、
702b…上側第2筐体部、
702A…アンテナ素子、
703…下側筐体、
704…2軸ヒンジ部、
704p…樹脂層、
704A…樹脂筐体部、
704B…導体層、
705…キーパッド、
706…CCDカメラ、
801,803…接続部、
802…アンテナ素子、
811…アンテナ素子、
812…接続点、
910…ブーム部、
910h…貫通孔、
910s…ストラップ、
911,912…導体アンテナ素子層、
913…接続部、
921…平板アンテナ素子、
922…平板絶縁体、
931,933,934,935…スロット、
932…スリット、
951…ヘリカルアンテナ、
952…内蔵アンテナ素子、
961…接続点、
962…アンテナ素子、
963…ネジ、
964…ネジ受け部、
SW1,SW2…スイッチ。
Claims (7)
- 上側筐体と下側筐体とがヒンジ部を介して折り畳み可能である携帯無線通信装置において、
前記上側筐体の内側面又は外側面の少なくとも一方の面の少なくとも一部が導電性材料で形成され、
前記ヒンジ部は、導電性材料からなる円筒形状を有し、前記上側筐体の導電性材料で形成された部分と機械的かつ電気的に接続されるように前記上側筐体に連結され、かつ、前記下側筐体の上端部と回転可能に嵌合され、
前記下側筺体に設けられた携帯無線通信装置の無線通信回路の給電点から前記ヒンジ部を介して前記上側筐体の導電性材料で形成された部分に給電することにより、前記上側筐体の導電性材料で形成された部分及び前記ヒンジ部のみがアンテナ素子として動作することを特徴とする携帯無線通信装置。 - 前記上側筐体の内側面又は外側面の少なくとも一方の面の少なくとも一部が導電性材料で形成された部分が複数の導体パターンであり、前記複数の導体パターンを前記上側筐体に配置したことを特徴とする請求項1記載の携帯無線通信装置。
- 前記複数の導体パターンは前記上側筐体の両面上に少なくとも1つずつ構成したことを特徴とする請求項2記載の携帯無線通信装置。
- 前記複数のパターンを構成要素とする複数のアンテナ素子を選択的に切り換える構成としたことを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯無線通信装置。
- 前記上側筐体の内側面又は外側面の少なくとも一部にそれぞれ互いに異なる形状の導体パターンを形成し,前記アンテナ素子は複数の周波数帯で動作することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の携帯無線通信装置。
- 前記上側筺体の前記導電性材料で形成された部分はスロット又はスリットを備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯無線通信装置。
- 前記無線通信回路から前記ヒンジ部への給電が容量性給電である請求項1から6のいずれかに記載の携帯無線通信装置。
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