JP4322853B2 - ネットワーク接続の設定方法、電子装置、設定情報生成装置、設定システム、及びプログラム - Google Patents

ネットワーク接続の設定方法、電子装置、設定情報生成装置、設定システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク接続機能を有する電子装置に関し、詳しくは電子装置をネットワークに接続するための設定を容易に行えるようにする技術に関する。
事業所や家庭内にLAN(Local Area Network)を構築することは、広く行われている。LANの接続媒体としては、イーサネット(登録商標)等の有線方式の他、近年では、IEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g等の無線方式のもの(いわゆる無線LAN)も普及している。
また、ユビキタスコンピューティングの実現が叫ばれるなか、パーソナルコンピュータ等の汎用のコンピュータのみならず、ビデオデッキ等の家電製品もネットワークに接続されるようになってきている。ネットワーク接続機能を有する家電製品は、「ネットワーク家電」と呼ばれている。
ネットワーク家電をLANに接続するためには、使用者が手動で設定作業をする必要がある。例えば、ネットワーク層のプロトコルとしてIP(Internet Protocol)を使用する場合には、接続しようとする機器のIPアドレス、DNS(Domain Name System)サーバのIPアドレス、デフォルトゲートウェイのIPアドレス等を設定する必要がある。無線LANにより接続する場合には、さらに、ネットワークの識別子であるSSID(Service Set ID)、通信路を暗号化するための暗号鍵であるWEP(Wired Equivalent Privacy)キー等も設定する必要がある。
このような、ネットワーク接続のための設定作業は、ネットワーク知識に乏しい使用者にとっては大変煩雑なものである。また、設定の方法も製品ごとに固有ものもであり、使用者は、新しい機器を購入するたびにマニュアル等を参照して設定を行う必要がある。
そのため、接続設定を容易に行うための技術が種々提案されている。
特許文献1では、コミュニティサーバで生成した初期設定情報を家庭内に設置されたホームサーバにダウンロードし、この情報を用いて情報家電機器の初期設定を行う技術が開示されている。
特許文献2では、メモリカードに、ベース装置と表示端末装置との間の接続設定に関する情報を記録し、その情報をネットワークカメラに読み込ませて、ネットワークカメラの接続設定を行う技術が開示されている。
特開2003−308263 特開2004−13718
しかし、これらの技術には、ネットワーク設定作業の容易化という観点からは、不十分な面がある。
特許文献1の技術は、ホームサーバと情報家電機器の間およびホームサーバと操作パネルの間の接続は確立していることが前提となっている。そのため、チャンネルの設定等の「初期設定」は自動的に行うことができるものの、一般の使用者にとって敷居の高いネットワーク接続の設定は手動で行う必要がある。
特許文献2の技術も、ベース装置と表示端末装置の間の接続は、出荷時に設定済みであることが前提となっている。つまり、この技術を利用して、ネットワーク設定を簡単に行うことができるのは、使用者が、ベース装置と表示端末装置をセットで最初に購入した場合に限られる。
そこで、本発明は、すでに確立しているネットワーク接続がない場合にも、容易に電子機器のネットワーク接続設定を行うことができる方法およびその装置等を提供することをその目的とする。
本発明に係るネットワーク接続設定方法では、まず、電子装置の識別情報があらかじめ書き込まれた取り外し可能な外部記憶媒体から識別情報を読み出して設定情報生成装置記憶部に格納する。次に、設定情報生成装置記憶部に格納された識別情報に基づいて設定情報を生成し設定情報生成装置記憶部に格納する。この設定情報は外部記憶媒体に書き込む。
電子装置は、外部記憶媒体から設定情報を読み出して電子装置記憶部に格納し、この設定情報に基づいて、電子装置がネットワークに接続できるように電子装置の設定を行う(請求項1ないし請求項10の発明)。
上記ネットワーク接続設定方法によれば、外部記憶媒体に記録された設定情報に基づいて電子装置のネットワーク接続設定を自動的に行うことができる。そのため、電子装置の使用者は、ネットワークやコンピュータに関する知識を有していなくても、電子装置のネットワーク接続の設定を容易に行うことができる。
また、設定情報は電子機器の識別情報に基づいて生成されるから、電子装置が使用される場所、たとえば家庭内に、既存のネットワーク接続が存在しない場合にでも、電子装置のネットワーク接続設定を容易に行うことができる。
上記ネットワーク接続設定方法において、識別情報は、電子装置の製造者を示すメーカ情報と、電子装置の型番を示す型番情報と、電子装置を個体として識別することができる個体識別情報と、電子装置のネットワークインターフェイスを識別するインターフェイス識別情報とを含むようにしてもよい(請求項2)。
このようにすると、設定情報の生成を、より的確に行うことができる。たとえば、同一機種の電子機器が複数ある場合でも、それらを区別して、各機体用にそれぞれ適切な設定情報を生成することができる。
上記ネットワーク接続設定方法において、電子装置で実行され前記電子装置の設定を行う設定制御プログラムを外部記録媒体にあらかじめ記録しておき、設定実行ステップにおいて、設定制御プログラムを外部記録媒体から読み出して設定を行うようにしてもよい(請求項3)。
このようにすると、設定実行を行う際に、設定制御プログラムを外部記憶媒体から読み込めるので、設定制御プログラムを手動で電子装置にインストールする手間を省くことができる。
上記ネットワーク接続設定方法において、設定制御プログラムの更新の有無を示す設定制御プログラム更新情報をプログラム提供サーバから取得し、設定制御プログラム更新情報が設定制御プログラムが更新されていることを示している場合に、更新後の設定制御プログラムをプログラム提供サーバから取得し、外部記憶媒体に前記更新後の設定制御プログラムを書き込むようにしてもよい(請求項4)。
このようにすると、常に最新の設定制御プログラムを使用することができる。
上記ネットワーク接続設定方法において、外部記憶媒体には、プログラム提供サーバを特定する番号また名前であるサーバ識別情報があらかじめ記録しておき、識別情報読み出しステップでは外部記憶媒体に記録されたサーバ識別情報を読み出して設定情報生成装置記憶部に格納し、設定制御プログラム更新情報取得ステップでは、サーバ識別情報に基づいて、プロクラム提供サーバに接続するようにしてもよい(請求項5)。
このようにすると、プログラム提供サーバにアクセスする際に、使用者がサーバ識別情報、たとえばURL(Uniform Resource Locator)を手入力する手間を省くことができる。
上記ネットワーク接続設定方法において、外部記憶媒体には、設定情報生成装置を介して電子装置を操作するための操作プログラムをあらかじめ記録しておき、識別情報読み取りステップでは、操作プログラムを外部記録媒体から読み出して設定情報生成装置記憶部に格納するようにしてもよい(請求項6)。
このようにすると、識別情報を読み込む際に、操作プログラムを外部記憶媒体から読み込めるので、設定制御プログラムを手動で設定情報生成装置にインストールする手間を省くことができる。
上記ネットワーク接続設定方法において、識別情報読み出しステップの終了後に、操作プログラムの更新の有無を示す操作プログラム更新情報をプログラム提供サーバから取得し、操作プログラム更新情報が操作プログラムが更新されていることを示している場合に、更新後の操作プログラムをプログラム提供サーバから取得するようにしてもよい(請求項7)。
このようにすると、常に最新の操作プログラムを使用することができる。
上記ネットワーク接続設定方法において、外部記憶媒体には、プログラム提供サーバを特定する番号また名前であるサーバ識別情報をあらかじめ記録しておき、識別情報読み出しステップでは外部記憶媒体に記録されたサーバ識別情報を読み出して設定情報生成装置記憶部に格納し、操作プログラム更新情報取得ステップでは、サーバ識別情報に基づいて、プロクラム提供サーバに接続するようにしてもよい(請求項8)。
このようにすることにより、プログラム提供サーバにアクセスする際に、使用者がサーバ識別情報、たとえばURL(Uniform Resource Locator)を手入力する手間を省くことができる。
上記ネットワーク接続設定方法において、電子装置は、無線LANによって前記ネットワークに接続され、前記設定情報は、前記無線LANのネットワーク識別情報と通信路を暗号化するための暗号鍵を含むようにしてもよい(請求項9)。
このようにすれば、無線LANについての知識が乏しい使用者でも、容易に、電子装置を無線LANによりネットワークに接続することができる。
また、ネットワーク識別情報を盗み取られやすい方法、たとえば紙に記載して、使用者に伝える必要が無いので、安全に設定作業を行うことができる。
上記ネットワーク接続設定方法において、ネットワークで用いられるネットワーク層の通信プロトコルは、IPとし、設定情報は、電子装置に設定すべきIPアドレスを含むようにしてもよい(請求項10)。
このようにすれば、IPアドレスを自動的に設定することができるので、IPに関する知識の少ない使用者が、同じIPアドレスを複数の電子装置に重複して設定する等のミスを防止することができる。
本発明に係る設定情報生成装置によれば、識別情報読み出し手段は、設定の対象となる電子装置の識別情報を外部記憶媒体から読み出して設定情報生成装置記憶部に格納する。節点情報生成手段は、識別情報に基づいて電子装置をネットワークに接続するための設定情報を生成し、設定情報生成装置記憶部に格納する。設定情報書き込み手段は、設定情報を設定情報生成装置記憶部から読み出して、識別情報が書き込まれていた外部記憶媒体に書き込む(請求項11)。
上記設定情報生成装置よれば、外部記憶媒体に記録された電子装置の識別情報に基づいて、電子装置をネットワークに接続するための設定情報を生成することができる。
そのため、電子装置が使用される場所、例えば家庭内に、既存のネットワーク接続が存在しない場合にでも、電子装置のネットワーク接続設定を容易に行うことができる。
本発明に係る設定情報制御装置の制御プログラムによれば、電子装置の識別情報があらかじめ書き込まれた取り外し可能な外部記憶媒体から前記識別情報を読み出して設定情報生成装置装置記憶部に格納する識別情報読み出しステップと、この識別情報に基づいて電子装置をネットワークに接続できるように設定するための設定情報を生成し設定情報生成装置記憶部に格納する設定情報生成ステップと、設定情報を外部記憶媒体に書き込む設定情報書込みステップとをコンピュータに実行させる(請求項12)。
上記設定情報制御装置の制御プログラムによれば、コンピュータを設定情報生成装置として動作させ、外部記憶媒体に記録された電子装置の識別情報に基づいて、電子装置をネットワークに接続するための設定情報を生成することができる。
そのため、電子装置が使用される場所、例えば家庭内に、既存のネットワーク接続が存在しない場合にでも、電子装置のネットワーク接続設定を容易に行うことができる。
本発明に係るネットワーク接続設定システムによれば、ネットワーク接続機能を有する電子装置と、この電子装置をネットワークに接続するための設定情報を生成する設定情報生成装置と、電子装置の識別情報が予め書き込まれた外部記憶媒体とを備えている。
設定情報生成装置の識別情報読み出し手段は、設定の対象となる電子装置の識別情報を外部記憶媒体から読み出して設定情報生成装置記憶部に格納する。節点情報生成手段は、識別情報に基づいて電子装置をネットワークに接続するための設定情報を生成し、設定情報生成装置記憶部に格納する。設定情報書き込み手段は、設定情報を記憶部から読み出して、識別情報が書き込まれていた外部記憶媒体に書き込む。
電子装置の設定情報読み出し手段は、設定情報生成装置が外部記憶媒体に書き込んだ設定情報を読み出して電子装置記憶部に格納する。設定実行手段は、この設定情報に基づいて、電子装置がネットワークに接続できるように設定を行う(請求項13)。
上記ネットワーク接続設定システムによれば、設定情報生成装置は、外部記憶媒体に記録された電子装置の識別情報に基づいて、電子装置をネットワークに接続するための設定情報を生成する。
電子装置は、外部記憶媒体に記録された設定情報に基づいて電子装置のネットワーク接続設定を自動的に行うことができる。
そのため、電子装置の使用者は、ネットワークやコンピュータに関する知識を有していなくても、電子装置のネットワーク接続の設定を容易に行うことができる。
また、設定情報は電子機器の識別情報に基づいて生成されるから、電子装置が使用される場所、例えば家庭内に、既存のネットワーク接続が存在しない場合にでも、電子装置のネットワーク接続設定を容易に行うことができる。
本発明のネットワーク接続設定方法、設定情報生成装置、制御プログラムおよび設定システムによれば、すでに確立しているネットワーク接続がない場合にも、容易に電子機器のネットワーク接続設定を行うことができる
以下、図を参照しながら本発明の1実施形態であるネットワーク接続設定システム100の構成と動作について説明する。
(ネットワーク接続設定システム100の構成)
図1は、ネットワーク接続設定システム100の構成を示す全体図である。
ネットワーク接続設定システム100は、メモリカード用スロット11を備えたネットワーク家電(電子装置)1と、同種のメモリカード用コネクタ21を備えた家電用ネットワークサーバ(設定情報生成装置)2と、ID情報等が予め書き込まれたメモリカード(外部記憶媒体)3と、ネットワークサーバから読み出した情報を表示し、設定操作を行うための家電設定操作機器4と、インターネット5を経由して家電用ネットワークサーバ2からアクセス可能な家電メーカアクセス用サーバ(プログラム提供サーバ)6と、外部からインターネット5を経由して家電用ネットワークサーバ2に対して設定操作を行うためのパソコンなどの外部家電設定操作機器7とによって構成される。
家電用ネットワークサーバ2とネットワーク家電1は無線LANにより、家電用ネットワークサーバ2と家電設定操作機器4は有線LANによりそれぞれ接続されている。すなわち、ネットワーク家電1、家電用ネットワークサーバ2、家電設定操作機器4により家庭内LAN8が構成されている。
家庭内LAN8は、家庭内に設置されたルータ(図示せず)を介してインターネット5と接続されている。
家電設定操作機器4は、例えばパーソナルコンピュータであり、家電用ネットワークサーバ2と接続するための通信手段、キーボード等の入力手段、液晶ディスプレイ等の表示手段を有している。
外部家電設定操作機器7は、例えば携帯型のパーソナルコンピュータであり、インターネットと接続するための通信手段、キーボード等の入力手段、液晶ディスプレイ等の表示手段を有している。
家電メーカアクセス用サーバ6は、インターネット5に接続されURLが公開されているサーバである。家電用ネットワークサーバ2等のクライアントからの要求に応じて、プログラムの更新情報と最新のプログラムをクライアントに転送する。
図2は、図1のネットワーク家電1の概略機能ブロック図である。
ネットワーク家電1は、着脱可能なメモリカード3に対しデータを読み書き可能なメモリカード用スロット11と、ネットワーク家電1の設定を行うための設定制御部12と、ID情報等を蓄積する家電側記憶部13(電子装置記憶部)と、無線LAN通信可能な通信制御部14と、家電本体の機能をプログラムによって制御する家電機能制御部15と、ネットワーク家電1の状態などを表示する表示部16とを有する。
メモリカードスロット11は、設定制御部12と協働して、識別情報読出し手段として機能する。
図3は、図1の家電用ネットワークサーバ2の概略機能ブロック図である。
家電用ネットワークサーバ2は、ネットワーク家電1と共有できる読み書き可能なメモリカード用コネクタ21と、プログラムの実行やネットワーク家電1の設定をするための設定機能制御部22と、データおよびプログラムを蓄積する記憶部23(設定制御装置記憶部)と、ネットワーク家電1や家電設定操作機器4と通信を行うための屋内通信制御部24と、インターネット5にアクセスするための外部通信制御部25と、家電用ネットワークサーバ2の状態などを表示する表示部26とを有する。
メモリカードコネクタ21は、設定機能制御部22と協働して、識別情報読み出し手段および設定情報書き込み手段として機能する。
メモリカード3は、ネットワーク家電1と家電用ネットワークサーバ2が共通して読み書きをすることができる外部記憶媒体である。たとえば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)を記憶素子として用い、機器のUSB(Universal Serial Bus)ポートに装着して情報の読み書きを行うことができる、いわゆるUSBメモリを利用することができる。
メモリカード3には、通信設定のために必要な情報等が予め記録され、ネットワーク家電1の出荷時にメモリカードスロット11に装着される。
図4(a)は、メモリカード3に予め書き込まれている情報の内容を示す概略図である。
ID情報(識別情報)31は、ネットワーク家電1を他の機器から識別するための情報であり、メーカ情報31a、製品型番(型番情報)31b、シリアル番号(個体識別情報)31c、MAC(Media Access Control)アドレス(インターフェイス識別情報)31dを含んでいる。
メーカ情報31aは、ネットワーク家電1を製造したメーカを示す情報で、たとえば「X株式会社」という文字列である。
製品型番31bは、ネットワーク家電1の型番を示す情報で、たとえば「TV001」という文字列である。
シリアル番号31cは、ネットワーク家電1を同じ型番の他の機器から個体として識別するための情報で、たとえば「123456」という整数値である。
MACアドレス31dは、ネットワーク家電1の通信インターフェイスに付された固有の番号で、48ビットの2進数で表された数値である。
なお、ID情報はネットワーク家電1の家電側記憶部13にも、メモリカード3に記録されているものと同じ値のものが格納されている。
サーバアドレス32は、家電メーカアクセス用サーバ6をネットワーク上で特定し、家電用ネットワークサーバ2等のクライアントが接続することができるようにするための情報である。この情報は、たとえば、家電メーカアクセス用サーバ6のURLを表す文字列である。
家電操作用プログラム(操作プログラム)33は、ネットワーク家電1を操作するためのプログラムであり、家電用ネットワークサーバ2の記憶部23に格納され設定機能制御部22により実行される。使用者は、家電操作用プログラム33を、家電設定操作機器4を操作して呼びだし、ネットワーク家電1に対して所望の操作を行う。
家電制御プログラム(設定制御プログラム)34は、ネットワーク家電1に対して各種の設定を実行するためのプログラムであり、ネットワーク家電1の家電側記憶部13に格納され設定制御部12により実行される。
書き込み済みフラグ37は、設定情報生成装置2が、設定情報36をメモリカード3に書き込んだか否かを示すフラグである。書き込み済みフラグの値がON(真)のときは、設定情報36が書き込まれていることを示している。書き込み済みフラグ37の初期値はOFF(偽)となっている。
(ネットワーク接続設定システム100の動作)
次に、ネットワーク接続設定システム100の使用者が、ネットワーク家電1を新たに購入し、家庭内LAN8に接続しようとしている場面を想定して、ネットワーク接続設定システム100の動作を説明する。
図5は、ネットワーク接続設定システム100全体の概略の動作の流れを示す図である。メモリカード3は、図5の動作ステップST1およびST8からST11では、ネットワーク家電1に、ST12からST17では、家電用ホームサーバ2にセットされる。
使用者は、ネットワーク家電1のメモリカードスロット11からメモリカード3を抜き取り(ST1)、家電用ネットワークサーバ2のメモリカードコネクタ21にセットする(ST2)。
メモリカード3の挿入を検出した家電用ホームサーバ2は、メモリカード3からID情報31等を読み出し記憶部23に格納する(ST3)。次に、家電メーカアクセス用サーバ6から最新のプログラムを取得し(ST4)、家電制御プログラムが更新されていた場合には、同プログラムをメモリカード3に書き込む(ST5)。さらに、設定情報36をメモリカード3に書き込み、設定書き込み済みフラグ37をONにする(ST6)。
メモリカード3への書き込みが終了すると、使用者は、メモリカード3を取り出して(ST7)、ネットワーク家電1にセットする(ST8)。ネットワーク家電1は、ID情報の一致を確認したあと(ST9)、家電用ネットワークサーバ2がメモリカード3に書き込んだ設定情報36を利用して、ネットワーク接続のための設定を実行する(ST10)。
このようにして、ネットワーク家電1と家電用ネットワークサーバ2との間の無線LANによる接続が確立する(ST11)。
図6は、家電用ネットワークサーバ2の図5におけるST2からST7までの動作をさらに詳しく説明するフローチャートである。
メモリカードコネクタ21が空の状態のときは、設定機能制御部22は、メモリカード挿入待ち状態にある(ST21)。この状態では、設定機能制御部22は、メモリカード3の挿入を検出するためにメモリカードコネクタ21を監視している。メモリカード3の挿入が検出されるまでメモリカード挿入待ち状態は継続する(ST22の判定がノー、ST21に戻る)。
設定機能制御部22は、メモリカード3がコネクタ21にセットされたことを認識すると、まず、ID情報36の読み出しを試みる(ST23)。
読み出しに失敗した場合は、メモリカード3にID情報が記録されていない旨を、表示部26に表示して読み込み処理を終了するとともに、メモリカード3を開放して取り出し可能な状態にする(ST24の判定がノー、ST31)。この場合、処理はここで終了する。
読み出しに成功した場合は、メモリカード3から読み出したID情報31を、記憶部23に格納する(ST24の判定がイエス、ST25:設定情報読み出しステップ)。ここでは、メモリカードコネクタ21と設定機能制御部22が識別情報読み出し手段の一例となっている。
設定機能制御部22は、次に、サーバアドレス32の読み出しを試みる(ST26)。
サーバアドレス32の読み出しに失敗した場合には、家電メーカアクセス用サーバ6にアクセすることなく、後述するST33以下の処理を行う(ST26の判定がノー、ST33)。
サーバアドレス32の読み出しに成功した場合は、メモリカード3から読み出したサーバアドレス32を記憶部23に格納する。ここでは、メモリカードコネクタ21と設定機能制御部22がサーバ識別情報読み出し手段の一例となっている。
そして、外部通信制御部25に対して、記憶部23に格納されたサーバアドレス32を参照して家電メーカアクセス用サーバ6にアクセスするよう要求する。
外部通信制御部25により、家電メーカアクセス用サーバ6にアクセスすると、設定機能制御部22は、記憶部23に格納されているID情報31に基づいて、製品型番31bが示す製品のプログラムの更新情報を取得する(ST26の判定がイエス、ST27:設定制御プログラム更新情報取得ステップおよび操作プログラム更新情報取得ステップ)。更新情報は、たとえば、プログラムの最終更新日付やバージョン番号で表現されている。
設定機能制御部22は、取得した更新情報と記憶部23に格納した家電操作用プログラム33および家電制御用プログラム34の更新日付等を比較して、プログラムの更新の有無を判断する(ST28)。
家電操作用プログラム33と家電制御用プログラム34のどちらも更新されていない場合は、後述するST33以下の処理を行う(ST28の判定がノー、ST33)。
家電操作用プログラム33または家電制御用プログラム34更新されていた場合には、更新プログラムを差分ファイルの形で家電メーカアクセス用サーバ6からダウンロードする(ST28の判定がイエス、ST29:設定制御プログラム取得ステップおよび操作プログラム取得ステップ)。
家電操作用プログラム33の差分は、家電用ネットワークサーバ2の記憶部23に書き込み(ST30)、家電制御用プログラム34の差分は、メモリカード3に書き込む(ST32)。
設定機能制御部22は、次に、ID情報31に関連付けてネットワーク家電1に設定すべきIPアドレスの決定を行う(ST33)。設定制御部22は、決定したIPアドレスに無線LAN通信を行うために必要なSSIDと暗号化情報(たとえばWEPキー)を加えたものを、設定情報36として生成し記憶部23に格納する(設定情報生成ステップ)。ここでは、設定機能制御部22が設定情報生成手段の一例となっている。
設定機能制御部22は、設定情報36をメモリカード3に書き込み、メモリカード3上の書き込み済みフラグ37をONにする(ST34:設定情報書き込みステップ)。ここでは、メモリカードコネクタ21と設定機能制御部22が設定情報書き込み手段の一例となっている。
書き込みが終了すると表示部26にその旨を表示し、メモリカード3を開放して取り出し可能な状態にする(ST35)。
図4(b)は、ここまでの処理が終了した時点で、メモリカード3に書き込まれている情報の内容を示す概略図である。
図4(a)に示した出荷時に書き込まれていた情報に加えて、設定情報36が書き込まれている。書き込み済みフラグ36の値はONとなっている。さらに、家電制御用プログラム34が更新されていて、差分をダウンロードした場合には更新ファイル37も書き込まれている。
図7は、ネットワーク家電1の図5におけるST8からST11までの動作をさらに詳しく説明するフローチャートである。
メモリカード3への書き込み終了が確認できたら、使用者は、メモリカード3を家電用ネットワークサーバ2のメモリカードコネクタ21から取り外し、ネットワーク家電1のメモリカードスロット11にセットする。
メモリカード挿入待ち状態にあった(ST41)ネットワーク家電1の設定制御部12は、メモリカード3がメモリカードスロット11にセットされたことを認識すると、ID情報31を読み出す(ST42の判定がイエス、ST43)。そして、読み出したID情報と家電側記憶部13に格納されているID情報と比較する(ST44)。
メモリカード3から読み出したID情報31が、家電側記憶部13に格納されているID情報と一致しなかった場合は、その旨を表示部26に表示し、読み込み処理を終了して、メモリカード3を開放して取り出し可能な状態にする(ST44の判定がノー、ST51)。この場合、処理はここで終了する。
メモリカード3から読み出したID情報が、記憶部31に格納されているID情報と一致した場合は、設定制御部12は、メモリカード3から書き込み済みフラグ37を読み出す(ST45)。
書き込み済みフラグ37がOFFになっている場合は、設定制御部12では、メモリカード3には設定情報36が書き込まれていないと判断し、メモリカード3には設定情報が書き込まれていない旨を表示部16に表示して読み込み処理を終了し、メモリカード3を取り出し可能な状態にする(ST46の判定がノー、ST52)。この場合、処理はここで終了する。
書き込み済みフラグ37がONになっている場合は、設定制御部12は、家電用ネットワークサーバ2が書き込んだ設定情報36をメモリカード3から読み出して、家電側記憶部13に格納する。また、更新プログラム37の読み出しも試みる。(ST46の判定がイエス、ST47:設定情報読み出しステップ)。ここでは、メモリカードスロット12と設定制御部12が設定情報読み出し手段の一例となっている。
更新プログラム37の読み出しに成功した場合は、設定制御部12は、家電側記憶部13に格納された家電制御プログラムを更新し、家電機能制御部15にプログラムが更新された旨を通知する。家電機能制御部15は、家電側記憶部13にある更新されたプログラムを確認し、必要な場合は、再起動を行うなどして、新たなプログラムを動作に組み込む(ST48の判定がイエス、ST49)。
更新プログラム37の読み出しに失敗した場合は、ST49の動作は行われない(ST48の判定がノー、ST50)。
ここまでの動作が終了した時点で、設定制御部12は、通信制御部14に対し、家電側記憶部13に格納した設定情報に基づいて、家電用ネットワークサーバ2を検索し、無線LAN通信により家電用ネットワークサーバ2に接続するよう要求する。通信制御部14は、家電側記憶部13に格納されている設定情報に含まれるSSID、暗号化情報、IPアドレスを用いて、家電用ネットワークサーバ2との無線LAN通信の接続を確立する(ST50:設定実行ステップ)。ここでは、設定制御部12が設定実行手段の一例となっている。
以上に説明したネットワーク接続の設定方法は、上記各ステップをネットワーク家電1または家電用ネットワークサーバ2に組み込まれたコンピュータに実行させるプログラムによっても実現することができる。
次に、接続が確立したあとの動作例について説明する。
家電用ネットワークサーバ2は、ネットワーク家電1との無線LAN通信による接続が確立すると、ネットワーク家電1が家庭内LAN8に追加されたことを、家電設定操作機器4に通知する。
使用者は、家電設定操作機器4から家電用ネットワークサーバ2にアクセスし、家電操作画面を開く。家電操作画面は、家電用ネットワークサーバ2内にあるプログラムが表示するものであり、家庭内LAN100に接続されている家電をまとめて制御するためのGUIである。
家電操作画面には、新規に追加されたネットワーク家電1を示すアイコンが表示されており、使用者がそのアイコンを選択することで、家電用ネットワークサーバ2の記憶部23に格納されているネットワーク家電1の家電操作用プログラムが起動するよう要求される。
家電用操作プログラムの起動が要求されると、家電用ネットワークサーバ2の設定機能制御部22は、屋内通信制御部24によりネットワーク家電1にアクセスし、ネットワーク家電1の現在の状態を問い合わせる。
ネットワーク家電1の通信制御部14では、家電用ネットワークサーバ2からの問い合わせを受信すると、設定制御部12に通知する。設定制御部12は、要求されている項目に応じて、家電機能制御部15、家電側記憶部13からデータを収集・編集して、通信制御部14から家電用ネットワークサーバ2へ返信する。
家電用ネットワークサーバ2の屋内通信制御部24では、ネットワーク家電1から送信されたデータを受信し、設定機能制御部22に渡す。設定機能制御部22は、ユーザーが選択した家電操作プログラムに受信したデータの値を反映させて表示する。
使用者が家電操作画面で、ネットワーク家電1の設定を変更した場合には、家電用ネットワークサーバ2の設定機能制御部22は、ユーザーが入力した値を設定変更通知として編成し、屋内通信制御部24からネットワーク家電1に送信する。
ネットワーク家電1の通信制御部14は、受信した設定変更通知データを設定制御部12に渡す。設定制御部12では、変更通知データから該当する値を抽出し、家電側記憶部13に書き込むと同時に、家電機能制御部15に変更を通知する。家電機能制御部15は、家電本体制御プログラムに変更を反映させ、反映した結果を設定制御部12に通知する。結果を通知された設定制御部12では、結果データを編成し、通信制御部14から家電用ネットワークサーバ2に返信する。
家電用ネットワークサーバ2は、上記の状態確認処理と同様に、家電操作プログラムに設定結果を反映させ、家電操作画面に表示させて、使用者に通知する。
ここまで、使用者は、家電設定操作機器4によりネットワーク家電を操作するとして説明したが、家庭外から外部家電設定操作機器7によっても、同様に操作を行うことができる。
この場合は、外部家電設定操作機器7を識別するための情報、たとえば外部家電設定操作機器7のMACアドレス、を予め家電用ネットワークサーバ2に登録するなどして、セキュリティを確保したうえで家電設定操作機器4を家庭内LAN8に接続した場合と同様に操作する。
また、家電用ネットワークサーバ2から、家電メーカアクセス用サーバ6に定期的に自動または手動でアクセスすることにより、最新プログラムやネットワーク家電1に関する情報を取得して、プログラムの更新や情報の参照を行うようにしても良い。
メモリカードは汎用のものを使用し、例えば1つのUSBメモリを順次、複数のネットワーク家電にセットし、情報を読み込ませ、それを家電用ネットワークサーバ2にセットして、通信情報を書き込み、再度、ネットワーク家電に設定することもできる。
プログラムは、家電メーカアクセスサーバからダウンロードするようにしておき、出荷時にはメモリカードには家電メーカアクセス用サーバのアドレスしか記載しないことも可能である。
以上のように、ネットワーク設定システム100によると、まず、家電用ネットワークサーバ(設定情報生成装置)2の設定機能制御部(識別情報読み出し手段)23が、ネットワーク家電(電子装置)1の識別情報があらかじめ書き込まれたメモリカード(外部記憶媒体)3から識別情報を読み出して記憶部(設定情報生成装置記憶部)23に格納する。次に、設定機能制御部(設定情報生成手段)22が、識別情報に基づいて設定情報を生成し記憶部23に格納する。この設定情報は設定機能制御部22とメモリカードコネクタ(設定情報書き込み手段)21によりメモリカード3に書き込まれる。
ネットワーク家電1の設定機能制御部とメモリカードコネクタ(設定情報読み出し手段)21は、メモリカード3から設定情報を読み出して家電側記憶部(電子装置記憶部)13に格納し、この設定情報に基づいて、設定制御部(設定実行手段)12が設定を行う。
そのため、ネットワーク家電1の使用者は、ネットワークやコンピュータに関する知識を有していなくても、メモリカード3を家電用ネットワークサーバにセットし、設定情報が書き込まれた後でネットワーク家電1に移動させるだけで、ネットワーク家電1を家庭内LAN8に接続するため設定を容易に行うことができる。
また、設定情報は識別情報に基づいて生成されるから、たとえば家庭内に、既存のネットワーク接続が存在しない場合にでも、ネットワーク家電1の設定を容易に行うことができる。
また、使用者が無線LAN通信の設定内容を把握していなくても、十分に安全な無線LAN通信が行えることである。
これは、家電用ネットワークサーバ2の設定機能制御部22が、安全な無線LAN接続のために必要な情報、IPアドレス、SSID(ネットワーク識別情報)、暗号タイプ、暗号化キー(暗号鍵)等を、識別情報に基づいて生成し、設定情報としてメモリカード3に書き込むためである。
また、無線LAN通信をより安全に開始できる。
これは、不正利用や盗聴を防ぐために秘密にしておく必要がある情報、たとえば、WEPキーは、メモリカード3という有体物に人間が直接読むことができない形で格納されて、家電用ネットワークサーバ2とネットワーク家電1の間を移動するからである。
すなわち、デットワーク家電1を追加するために既存の無線LANの暗号化一時的に解除したり、WEPキー等を紙にメモしたりする必要がなくなるからである。
また、同じ設定方法により、どのようなネットワーク家電に対しても設定ができる。
これは、設定情報はメモリカード3を介して伝達されるため、設定のために直接接続する必要がなく、本体の大きさ・設置場所にかかわらず、メモリカード用スロットを有するネットワーク家電であれば設定可能となるためである。
また、家電メーカアクセス用サーバ(プログラム提供サーバ)6から、家電操作用プログラム(操作用プログラム)33と、家電制御用プログラム(設定制御プログラム)34を取得することができるから、たとえば、バーコードによるプログラム読み込みのように情報が限定されることがなく、プログラムの更新が頻繁な家電に対しても応用ですることができる。
本発明の実施形態であるネットワーク接続設定システムの構成を示す図である。 図1のネットワーク家電の構成を示すブロック図である。 図1の家電用ホームサーバの構成を示すブロック図である。 図1のメモリカードに記録される情報の内容を示す図である。 図1のネットワーク接続設定システムの動作を示すフローチャートである。 図1の家電用ホームサーバの動作を示すフローチャートである。 図1のネットワーク家電の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1:ネットワーク家電(電子装置)
2:家電用ネットワークサーバ(設定情報生成装置)
3:メモリカード(外部記憶媒体)
6:家電メーカアクセス用サーバ(プログラム提供サーバ)
8:家庭内LAN(ネットワーク)
11:メモリカードスロット(設定情報読み出し手段)
12:設定制御部(設定実行手段)
13:家電側記憶部(電子装置記憶部)
21:メモリカードコネクタ(識別情報読み出し手段、設定情報書き込み手段)
22:設定機能制御部(設定情報生成手段)
23:記憶部(設定情報生成装置記憶部)
31:ID情報(識別情報)
31a:メーカ情報
31b:製品型番(型番情報)
31c:シリアル番号(固体識別情報)
31d:MACアドレス(インターフェイス識別情報)
32:サーバアドレス(サーバ識別情報)
33:家電操作用プログラム(操作プログラム)
34:家電制御用プログラム(設定制御プログラム)
36:設定情報
100:ネットワーク接続設定システム

Claims (13)

  1. 設定情報生成装置で生成した設定情報を用いて、ネットワーク接続機能を有する電子装置をネットワークに接続できるように設定する方法において、
    前記電子装置の識別情報があらかじめ書き込まれた取り外し可能な外部記憶媒体から前記識別情報を読み出して設定情報生成装置記憶部に格納する識別情報読み出しステップと、
    前記設定情報生成装置記憶部に格納された前記識別情報に基づいて設定情報を生成し前記設定情報生成装置記憶部に格納する設定情報生成ステップと、
    前記設定情報を前記外部記憶媒体に書き込む設定情報書き込みステップと、
    前記外部記憶媒体に記録された前記設定情報を読み出して電子装置記憶部に格納する設定情報読み出しステップと、
    前記電子装置記憶部に格納された前記設定情報に基づいて、前記電子装置がネットワークに接続できるように前記電子装置の設定を行う設定実行ステップと、を有することを特徴とするネットワーク接続設定方法。
  2. 前記識別情報は、前記電子装置の製造者を示すメーカ情報と、前記電子装置の型番を示す型番情報と、前記電子装置を個体として識別することができる個体識別情報と、前記電子装置のネットワークインターフェイスを識別するインターフェイス識別情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続設定方法。
  3. 前記外部記憶媒体には、前記電子装置で実行され前記電子装置の設定を行う設定制御プログラムがあらかじめ記録されていて、前記設定実行ステップでは、前記外部記憶媒体から読み出した前記設定制御プログラムを実行することにより前記電子装置の設定を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワーク接続設定方法。
  4. 前記識別情報読み出しステップの次に、前記設定制御プログラムの更新の有無を示す設定制御プログラム更新情報をプログラム提供サーバから取得する設定制御プログラム更新情報取得ステップと、
    前記設定制御プログラム更新情報が前記設定制御プログラムが更新されていることを示している場合に、更新後の前記設定制御プログラムを前記プログラム提供サーバから取得する設定制御プログラム取得ステップとを有し、
    前記設定制御プログラム更新情報が前記設定制御プログラムが更新されていることを示している場合に、前記設定情報書き込みステップでは、前記外部記憶媒体に更新後の前記設定制御プログラムを書き込む
    ことを特徴とする請求項3に記載のネットワーク接続設定方法。
  5. 前記外部記憶媒体には、前記プログラム提供サーバを特定する番号または名前であるサーバ識別情報があらかじめ記録されており、
    前記識別情報読み出しステップでは、前記外部記憶媒体に記録された前記サーバ識別情報を読み出して前記設定情報生成装置記憶部に格納し、
    前記設定制御プログラム更新情報取得ステップでは、前記設定情報生成装置記憶部に格納されている前記サーバ識別情報に基づいて、前記プロクラム提供サーバに接続する
    ことを特徴とする請求項4に記載のネットワーク接続設定方法。
  6. 前記外部記憶媒体には、前記設定情報生成装置を介して前記電子装置を操作するための操作プログラムがあらかじめ記録されていて、前記識別情報読み取りステップでは、前記操作プログラムを前記外部記録媒体から読み出して前記設定情報生成装置記憶部に格納することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のネットワーク接続設定方法。
  7. 前記識別情報読み出しステップの次に、前記操作プログラムの更新の有無を示す操作プログラム更新情報を前記プログラム提供サーバから取得する操作プログラム更新情報取得ステップと、
    前記操作プログラム更新情報が前記操作プログラムが更新されていることを示している場合に、更新後の前記操作プログラムを前記プログラム提供サーバから取得する操作プログラム取得ステップと、を有し、
    前記操作プログラム更新情報が前記操作プログラムが更新されていることを示している場合に、前記設定情報書き込みステップでは、前記外部記憶媒体に更新後の前記操作プログラムを書き込む
    ことを特徴とする請求項6に記載のネットワーク接続設定方法。
  8. 前記外部記憶媒体には、前記プログラム提供サーバを特定する番号または名前であるサーバ識別情報があらかじめ記録されており、
    前記識別情報読み出しステップでは、前記外部記憶媒体に記録された前記サーバ識別情報を読み出して前記設定情報生成装置記憶部に格納し、
    前記操作プログラム更新情報取得ステップでは、前記設定情報生成装置記憶部に格納されている前記サーバ識別情報に基づいて、前記プロクラム提供サーバに接続する
    ことを特徴とする請求項7に記載のネットワーク接続設定方法。
  9. 前記電子装置は、無線LAN(Local Area Network)によって前記ネットワークに接続され、前記設定情報は、前記無線LANのネットワーク識別情報と通信路を暗号化するための暗号鍵を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のネットワーク接続設定方法。
  10. 前記ネットワークで用いられるネットワーク層の通信プロトコルは、IP(Internet Protocol)であり、前記設定情報は、前記電子装置に設定すべきIPアドレスを含むことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のネットワーク接続設定方法。
  11. 電子装置をネットワークに接続するための設定情報を生成する設定情報生成装置であって、
    前記電子装置の識別情報があらかじめ書き込まれた取り外し可能な外部記憶媒体から前記識別情報を読み出して設定情報生成装置記憶部に格納する識別情報読み出し手段と、
    前記設定情報生成装置記憶部に格納された前記識別情報に基づいて前記電子装置をネットワークに接続できるように設定するための設定情報を生成し前記設定情報生成装置記憶部に格納する設定情報生成手段と、
    前記設定情報を前記外部記憶媒体に書き込む設定情報書込み手段と、
    を有することを特徴とする設定情報生成装置。
  12. コンピュータに、
    電子装置の識別情報があらかじめ書き込まれた取り外し可能な外部記憶媒体から前記識別情報を読み出して設定情報生成装置記憶部に格納する識別情報読み出しステップと、
    前記設定情報生成装置記憶部に格納された前記識別情報に基づいて前記電子装置をネットワークに接続できるように設定するための設定情報を生成し前記設定情報生成装置記憶部に格納する設定情報生成ステップと、
    前記設定情報を前記外部記憶媒体に書き込む設定情報書込みステップ
    とを実行させる、設定情報生成装置の制御プログラム。
  13. ネットワーク接続機能を有する電子装置と、この電子装置をネットワークに接続するための設定情報を生成する設定情報生成装置と、前記電子装置の識別情報が予め書き込まれた外部記憶媒体とを備えたネットワーク接続設定システムにおいて、
    前記設定情報生成装置は、
    前記外部記憶媒体から前記識別情報を読み出して前記設定情報生成装置記憶部に格納する識別情報読み出し手段と、
    前記設定情報生成装置記憶部に格納された前記識別情報に基づいて前記電子装置をネットワークに接続できるように設定するための設定情報を生成し前記設定情報生成装置記憶部に格納する設定情報生成手段と、
    前記設定情報を前記外部記憶媒体に書き込む設定情報書き込み手段と、
    を有し、
    前記電子装置は、
    前記外部記憶媒体に記録された前記設定情報を読み出して電子装置記憶部に格納する設定情報読み出し手段と、
    前記電子装置記憶部に格納された前記設定情報に基づいて、前記電子装置がネットワークに接続できるように前記電子装置の設定を行う設定実行手段と
    を有することを特徴とする電子装置のネットワーク接続設定システム。
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