JP4322638B2 - ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法 - Google Patents

ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4322638B2
JP4322638B2 JP2003390210A JP2003390210A JP4322638B2 JP 4322638 B2 JP4322638 B2 JP 4322638B2 JP 2003390210 A JP2003390210 A JP 2003390210A JP 2003390210 A JP2003390210 A JP 2003390210A JP 4322638 B2 JP4322638 B2 JP 4322638B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
disk
communication cable
control unit
conductivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003390210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005149685A (ja
Inventor
康幸 片倉
康二 森下
伸一 西山
義克 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003390210A priority Critical patent/JP4322638B2/ja
Priority to US10/774,534 priority patent/US7042736B2/en
Publication of JP2005149685A publication Critical patent/JP2005149685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4322638B2 publication Critical patent/JP4322638B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/125Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a plurality of recording/reproducing devices, e.g. modular arrangements, arrays of disc drives
    • G11B33/126Arrangements for providing electrical connections, e.g. connectors, cables, switches
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
    • G11B33/1493Electro-Magnetic Interference [EMI] or Radio Frequency Interference [RFI] shielding; grounding of static charges

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

本発明は、ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法に関する。
近年の情報技術の進歩に伴って、ストレージ装置やストレージ装置を取り巻いて存在する情報処理装置等の高性能化が進んでいる。それに伴って、これらの各装置には、電磁波を外部に出さないため、あるいは電磁波を外部から侵入させないための様々な技術が採用されている。
特に、ストレージ装置は極めて高い信頼性が求められる装置であるため、このような電磁波の遮蔽を確実に行うことは重要である。このためストレージ装置には、電磁波を遮蔽するための様々な電磁波遮蔽構造が採用されている。
特開平11−265233号公報
しかし一方で、ストレージ装置には多数の電子部品が高密度に実装されている。そのため、ストレージ装置には、電磁波の遮蔽の強化を図りながら、製造の容易化や、保守作業の容易化、製造コストの低減、部品点数の削減を実現することが強く求められている。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、情報処理装置と通信可能に接続され、前記情報処理装置からデータ入出力要求を受信するチャネル制御部と、データを記憶するハードディスクドライブと通信可能に接続され、前記データ入出力要求に応じて前記ハードディスクドライブに対してデータの読み書きを行うディスク制御部とが、導電性を有する第1のラックに収容されてなるストレージ制御装置と、前記ハードディスクドライブ、及び前記ハードディスクドライブと前記ディスク制御部との間の通信を中継する中継部、が導電性を有する第2のラックに収容されてなるストレージ駆動装置と、前記ディスク制御部により前記読み書きされるデータが伝送される伝送媒体、導電性を有し、絶縁体を挟んで前記伝送媒体を包囲する第1の導電体、導電性を有し、絶縁体を挟んで前記第1の導電体を包囲する第2の導電体、及び前記第2の導電体を包囲する不導電性の被覆部を備え、前記ディスク制御部と前記中継部とを通信可能に接続する通信ケーブルと、導電性を有し、第1の面を有する第1の通信ケーブル挟圧部と、導電性を有し、前記第1のラック及び前記第2のラックの少なくともいずれかと通電可能に接続され、第2の面を有する第2の通信ケーブル挟圧部と、前記第1の通信ケーブル挟圧部及び前記第2の通信ケーブル挟圧部を、前記第1の面と前記第2の面とを相対させて押圧する方向に締め付け固定する固定部とを備えて構成され、前記第1の面及び前記第2の面には、前記第1の面及び前記第2の面が前記第2の導電体の外周形状に密接する形状とされた凹部が形成されているグラウンド電位供給部と、を備え、前記第1の導電体は、前記ディスク制御部及び前記中継部が備えるグラウンド電位供給回路の少なくともいずれかと通電可能に接続され、前記第2の導電体は、前記第1のラック及び前記第2のラックの少なくともいずれかと通電可能に接続され、前記通信ケーブルの一部分は、前記被覆部が前記通信ケーブルの全周に渡り、取り除かれて、前記第1の通信ケーブル挟圧部の前記第1の面の前記凹部と前記第2の通信ケーブル挟圧部の前記第2の面の前記凹部とに、前記第2の導電体がその全周において前記第1の面の前記凹部と前記第2の面の前記凹部とに密接する態様で挟圧保持されてなり、前記第1のラック及び前記第2のラックは略直方形であり、前記ストレージ制御装置は、導電性を有し、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜可能に収容される略直方形の制御ボックスが、前記第1のラックと通電可能に前記第1のラックに収容されてなり、前記ストレージ駆動装置は、導電性を有し、前記中継部及び前記ハードディスクドライブが挿抜可能に収容される略直方形のディスクボックスが、前記第2のラックと通電可能に前記第2のラックに収容されてなり、前記グラウンド電位供給部は、前記制御ボックス及び前記ディスクボックスの少なくともいずれかと通電可能に設けられ、前記第1のラック及び前記第2のラックのそれぞれの少なくとも4つの側面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、前記第1のラック及び前記第2のラックのそれぞれを略密閉させるためのラックカバーがそれぞれ設けられ、前記各ラックカバーは、前記第1のラック及び前記第2のラックのそれぞれの前記各側面と相対する側の面の周囲に、導電性を有する弾性体を備えてなり、前記制御ボックスの、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜される側の面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜される側の前記面を略密閉させるための制御ボックスカバーが設けられ、前記制御ボックスカバーは、前記制御ボックスの、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜される側の面と相対する側の面の周囲に、導電性を有する弾性体を備えてなることを特徴とするストレージ装置に関する。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法を提供することができる。
===ディスクアレイ装置の外観===
まず、本実施の形態に係るストレージ装置(以下、ディスクアレイ装置とも記す)100の外観構成について図1を参照しながら説明する。
図1に示すディスクアレイ装置100は、制御装置(ストレージ制御装置)110と駆動装置(ストレージ駆動装置)120とを備えて構成される。図1に示す例では制御装置110が中央に配置され、その左右に駆動装置120が配置されている。
制御装置110はディスクアレイ装置100全体の制御を司る。詳細は後述するが、制御装置110には、ディスクアレイ装置100の全体の制御を司る論理部420と、データを記憶するためのディスクドライブユニット310が、前面側及び後面側に収容される。駆動装置120には、前面側及び後面側にディスクドライブユニット310が収容される。
ディスクアレイ装置100は大きなデータ記憶容量を実現しつつ小型化を図るため、様々な電子機器が高密度に実装されている。また、外部との間で電磁波を遮蔽する様々な仕組みを備えている。以下に、制御装置110及び駆動装置120のそれぞれの詳細な構成について、図2乃至図5を用いて説明する。
===制御装置===
まず制御装置110の構成を示す図を図2及び図4に示す。図2には、制御装置110を右斜め前方から見た場合の外観図と左斜め後方から見た場合の外観図をそれぞれ示す。図2の左側に記載された外観図が右斜め前方から見た場合の外観図であり、右側に記載された外観図が左斜め後方から見た場合の外観図である。
制御装置110は、ディスクドライブモジュール(ディスクボックス)300、論理モジュール(制御ボックス)400、バッテリ800、AC−BOX700、AC/DC電源600、ファン500、オペレータパネル111が、導電性を有する略直方形の筐体(第1のラック)200に収容されてなる。筐体200は例えば導電性を有する金属により構成されるようにすることができる。
ディスクドライブモジュール300は、略直方形であり導電性を有する。ディスクドライブモジュール300は例えば導電性を有する金属により構成されるようにすることができる。ディスクドライブモジュール300は筐体200の上段に、筐体200と通電可能に収容される。ディスクドライブモジュール300には、複数のディスクドライブユニット310が挿抜可能に隣接して収容されると共に、ファイバチャネルスイッチ(FSW、中継部)150が挿抜可能に収容される。ディスクドライブモジュール300と筐体200とは、電気ケーブルにより相互に接続されることにより通電可能とするようにすることもできるし、単にディスクドライブモジュール300と筐体200とを物理的に接触させることにより通電可能とすることもできる。
ディスクドライブユニット310は、データを記憶するディスクドライブ(ハードディスクドライブ)をキャニスタに収容して構成される。FSW150については後述する。
論理モジュール400は、導電性を有し略直方形である。論理モジュール400は例えば導電性を有する金属により構成されるようにすることができる。論理モジュール400は筐体200の中段に、筐体200と通電可能に収容されてなる。論理モジュール400と筐体200とは、電気ケーブルにより相互に接続されることにより通電可能とするようにすることもできるし、単に論理モジュール400と筐体200とを物理的に接触させることにより通電可能とすることもできる。
論理モジュール400は、論理部420と論理モジュールファン410とを備える。論理部420は、ディスクドライブ311へのデータの読み書きを制御するための各種機能を備えた制御基板430を挿抜可能に収容する。詳細は後述するが、論理部420の制御基板430は、チャネルアダプタ(情報処理装置1000と通信可能に接続され、情報処理装置1000からデータ入出力要求を受信するチャネル制御部)131、キャッシュメモリ133、共有メモリ135、接続部132、ディスクアダプタ(データを記憶するハードディスクドライブと通信可能に接続され、データ入出力要求に応じてハードディスクドライブに対してデータの読み書きを行うディスク制御部)134を含む。論理モジュールファン410は、論理部420を冷却するための冷却風を発生させるための装置である。冷却風は論理モジュール400の前面側から各論理部420の制御基板430の隙間を通って筐体200の内部に入り、論理モジュールファン410及びファン500により吸引されて筐体200の天井部から筐体200の外部に排出される。
バッテリ800、AC−BOX700、AC/DC電源600は筐体200の下段に収容される。バッテリ800、AC−BOX700、AC/DC電源600を以下電源部とも記す。
AC−BOX700は、ディスクアレイ装置100に対する交流電力の取り入れ口であり、ブレーカとして機能する。AC−BOX700に取り入れられた交流電力はAC/DC電源600に供給される。
AC/DC電源600は、入力された交流電圧を直流電圧に変換し、論理部420やディスクドライブユニット310等に供給される直流電力を出力する電源装置である。
バッテリ800は、停電時やAC/DC電源600の異常時等、AC/DC電源600からの直流電力の供給が停止した場合に、AC/DC電源600に代わって制御装置110が備える各装置に直流電力を供給する蓄電装置である。
ファン500は筐体200の天井部に配設される。ファン500は制御装置110を冷却するための冷却風を発生させるための装置である。冷却風は、ディスクドライブモジュール300及び論理モジュール400の前面側から筐体200の内部に入り、ファン500により吸引されて筐体200の外部に排出される。
オペレータパネル111は筐体200の前面側に配設される。オペレータパネル111は、ディスクアレイ装置100を保守管理するオペレータによる操作入力を受け付けるための装置である。
===駆動装置===
次に駆動装置120の構成を示す図を図3及び図5に示す。図3には、駆動装置120を右斜め前方から見た場合の外観図を示す。
駆動装置120は、ディスクドライブモジュール300、バッテリ800、AC−BOX700、AC/DC電源600、ファン500が、導電性を有する略直方形の筐体(第2のラック)200に収容されてなる。駆動装置120が備えるこれらの各装置は、制御装置110が備えるそれぞれの装置と同じである。
なお、制御装置110に用いられる筐体200と駆動装置120に用いられる筐体200とは同一構造とすることができる。この場合筐体200の中段に論理モジュール400を収容すれば制御装置110とすることができ、筐体200の中段にディスクドライブモジュール300を収容すれば駆動装置120とすることができる。
===ディスクアレイ装置の構成===
次に、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100の内部構成を示すブロック図を図6に示す。ディスクアレイ装置100はSAN(Storage Area network)900を介して情報処理装置1000と通信可能に接続されている。
ここで情報処理装置1000はCPU(Central Processing Unit)やメモリを備えたコンピュータ等の情報機器である。情報処理装置1000が備えるCPUにより各種プログラムが実行されることにより、様々な機能が実現される。例えば情報処理装置1000は銀行の自動預金預け払いシステムや航空機の座席予約システム等における中枢コンピュータとして利用されるようにすることもできる。
SAN900は、情報処理装置1000とディスクアレイ装置100との間でデータの授受を行うためのネットワークである。SAN900を介して行われる情報処理装置1000とディスクアレイ装置100との間の通信は、一般にファイバチャネルプロトコルに従って行われる。情報処理装置1000からは、ディスクアレイ装置100に対して、ファイバチャネルプロトコルに従ってデータ入出力要求が送信される。
本実施の形態に係るディスクアレイ装置100は、ディスクアレイ制御部130とディスクアレイ駆動部140とを備える。ディスクアレイ制御部130は、制御装置110に構成される。またディスクアレイ駆動部140は、制御装置110又は駆動装置120に構成される。つまり、制御装置110はディスクアレイ制御部130とディスクアレイ駆動部140とを備え、駆動装置120はディスクアレイ駆動部140を備える。
ディスクアレイ制御部130は情報処理装置1000からデータ入出力要求を受信し、ディスクアレイ駆動部140が備えるディスクドライブ311に対してデータの読み書きを行う。
ディスクアレイ制御部130は、チャネルアダプタ131、キャッシュメモリ133、接続部132、共有メモリ135、ディスクアダプタ(以下、DKFとも記す)134、管理端末(以下、SVPとも記す)136を備える。チャネルアダプタ131、キャッシュメモリ133、接続部132、共有メモリ135、ディスクアダプタ134のそれぞれは、図4に示した論理部420を構成する制御基板430により構成される。
===チャネルアダプタ===
チャネルアダプタ131は情報処理装置1000と通信可能に接続され、情報処理装置1000からデータ入出力要求を受信し、情報処理装置との間でデータの授受を行う。
チャネルアダプタ131のハードウエア構成を図29に示す。図29に示すようにチャネルアダプタ131のハードウエアは回路基板を備えた一つのユニット化されたボードとして構成される。チャネルアダプタ131は、ネットワークインタフェース部451、メモリ453、入出力制御部454、I/O(Input/Output)プロセッサ459、NVRAM(Non Volatile RAM)455、ボード接続用コネクタ456、通信コネクタ457を備える。その他、チャネルアダプタ131の回路基板には一般の電子回路と同様に、電圧供給回路やグラウンド電位供給回路が設けられる。
ネットワークインタフェース部451は、情報処理装置1000との間で通信を行うための通信インタフェースを備える。例えばファイバチャネルプロトコルに従って情報処理装置1000から送信されたデータ入出力要求を受信する。通信コネクタ457は情報処理装置1000と通信を行うためのケーブルが接続されるコネクタである。例えばファイバチャネルに対応している。
入出力制御部454は、チャネルアダプタ131の全体の制御を司ると共に、ディスクアダプタ134やキャッシュメモリ133、共有メモリ132、管理端末136との間でデータやコマンドの授受を行う。入出力制御部454がメモリ453に格納された各種プログラムを実行することによりチャネルアダプタ131の各種機能が実現される。入出力制御部454はI/Oプロセッサ459やNVRAM455を備える。I/Oプロセッサ459は上記データやコマンドの授受を制御する。NVRAM455はI/Oプロセッサ459の制御を司るプログラムを格納する不揮発性メモリである。NVRAM455に記憶されるプログラムの内容は、管理端末136から書き込みや書き換えを行うことができる。
===キャッシュメモリ、共有メモリ===
キャッシュメモリ133及び共有メモリ135は、チャネルアダプタ131とディスクアダプタ134との間で授受されるデータやコマンドを記憶するメモリである。例えばチャネルアダプタ131が情報処理装置1000から受信したデータ入出力要求が書き込み要求であった場合には、チャネルアダプタ131は当該書き込み要求を共有メモリ135に書き込むと共に、情報処理装置1000から受信した書き込みデータをキャッシュメモリ133に書き込む。そうすると、ディスクアダプタ134は共有メモリ135に書き込まれた当該書き込み要求に従って、キャッシュメモリ133から書き込みデータを読み出して、そのデータをディスクドライブ311に書き込む。
===接続部===
接続部132はチャネルアダプタ131、共有メモリ135、キャッシュメモリ133、ディスクアダプタ134を相互に接続する。接続部150は例えばクロスバスイッチで構成される。
===ディスクアダプタ===
ディスクアダプタ134は、データを記憶するディスクドライブ311と通信可能に接続され、ディスクドライブ311と通信を行うことによりディスクドライブ311に対してデータの読み書きを行う。データの読み書きは、例えばファイバチャネル規格のFC−ALによって定められるループ(以下、FC−ALループとも記す)を構成する通信路を介して行われる。通信路は、ディスクアダプタ134と、通信ケーブル160と、FSW150と、ディスクドライブ311とを含んで構成される。ディスクアダプタ134とディスクドライブ311との間の通信はディスクアレイ駆動部140に設けられるFSW150により中継される。
ディスクアダプタ134のハードウエア構成を示す図を図30に示す。
図30に示すようにディスクアダプタ134のハードウエアは回路基板を備えた一つのユニット化されたボードとして構成される。
ディスクアダプタ134は、インタフェース部461、メモリ463、CPU462、NVRAM464、ボード接続用コネクタ465、通信コネクタ466を備える。その他、ディスクアダプタ134の回路基板には一般の電子回路と同様に、電源電圧供給回路やグラウンド電位供給回路が設けられる。
インタフェース部461は、ディスクドライブ311との間で通信を行うための通信インタフェースを備える。通信コネクタ466には通信ケーブル160が接続される。
CPU462は、ディスクアダプタ134全体の制御を司る。CPU462がメモリ463やNVRAM464に格納された各種プログラムを実行することによりディスクアダプタ134の各種機能が実現される。
NVRAM464はCPU462の制御を司るプログラムを格納する不揮発性メモリである。NVRAM464に記憶されるプログラムの内容は、管理端末136から書き込みや書き換えを行うことができる。
===管理端末===
管理端末136は、ディスクアレイ装置100の保守、管理を行うための情報処理装置である。管理端末136は、例えば折りたたみ可能に構成されたディスプレイ装置とキーボード装置とを備えたノート型コンピュータとすることができる。管理端末136は、制御装置110に収容されている。もちろん管理端末136は制御装置110に収容されないようにすることもでき、例えば通信ネットワークで結ばれた遠隔地のコンピュータとすることもできる。またノート型コンピュータの形態に限られず、例えばデスクトップ型コンピュータの形態とすることもできる。さらに管理端末135は、ディスクアレイ装置100の保守、管理を専用に行うための情報処理装置とすることもできるし、汎用の情報処理装置にディスクアレイ装置100の保守、管理を行うための機能を付加したものとすることもできる。
なお、チャネルアダプタ131、ディスクアダプタ134、キャッシュメモリ133、共有メモリ135、接続部132は、それぞれ別個として設けられる必要はなく、一体的に構成されるようにすることもできる。また、これらのうちの少なくともいずれかの組み合わせが一体的に構成されるようにすることもできる。
===ファイバチャネルスイッチ(FSW)===
次にFSW150の構成、及びディスクアダプタ134とFSW150とディスクドライブ311と通信ケーブル160とによりFC−ALループが構成される様子を図7に示す。
FC−ALループは、FSW150が備えるマルチプレクサ151にディスクアダプタ134やディスクドライブ311が接続されることにより構成することができる。図7に示す例では2つのFSW150を跨って一つのFC−ALループが構成される様子が示される。
FSW150は、コネクタ153に接続された通信ケーブル160を介してディスクアダプタ134や他のFSW150と通信可能に接続される。またFSW150には、ディスクドライブ311も通信可能に接続される。ディスクドライブ311とFSW150との接続は、例えば駆動装置120の内部に設けられる回路基板上のデータ転送路を介して行われるようにすることができる。もちろん、通信ケーブル160を介してディスクドライブ311とFSW150とを接続するようにすることもできる。
各マルチプレクサ151のセレクト信号は、各マルチプレクサ151の”1”で示される側の入力と、”0”で示される側の入力とのいずれかを選択するための信号である。マルチプレクサ151に、ディスクアダプタ134やディスクドライブ311が接続された場合に、マルチプレクサ151の”1”で示される側の入力が選択されるようにセレクト信号が入力される。マルチプレクサ151に何も接続されない場合には、マルチプレクサ151の”0”で示される側の入力が選択されるようにセレクト信号が入力される。また、例えばあるディスクドライブ311に障害が発生したことが検出された場合には、当該ディスクドライブ311が接続されているマルチプレクサ151の”0”で示される側の入力が選択されるようにセレクト信号が入力される。各マルチプレクサ151に入力されるセレクト信号の制御は、例えば制御部152により行われる。
制御部152は、FSW150の制御を行う。FSW150の制御とは、例えば各マルチプレクサ151へ入力されるセレクト信号の制御である。制御部152によるセレクト信号の制御は、例えばあるディスクドライブ311をディスクアダプタ134と通信可能な状態に設定する場合や、通信不可能な状態に設定する場合等に行われる。
その他、FSW160には一般の電子回路と同様に、電圧供給回路やグラウンド電位供給回路が設けられる。
なお、本実施の形態に係る駆動装置120においては、図9に示すように、AC/DC電源600を筐体200の下段に収容すると共に、FSW150をディスクドライブモジュール300内に上下2段に収容されるディスクドライブユニット310の上段と下段との間に収容する。一方、図8に示す他の駆動装置1120では、AC/DC電源1600及びFSW1150が共にディスクドライブモジュール1300内でディスクドライブユニット1310の横に並べて収容されている。本実施の形態に係る駆動装置120では、このようにFSW150及びAC/DC電源600の配置を工夫したことにより、駆動装置の横幅W2を、他の駆動装置1120の横幅W1よりも小さくすることができる。これにより駆動装置120を小型化することが可能となっている。
===ディスクアダプタからディスクドライブまでの接続外観===
次に、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100において、制御装置110に設けられるディスクアダプタ134から、制御装置110あるいは駆動装置120に設けられるディスクドライブ311までの通信ケーブル160のルーティングを示す図を図10乃至図13に示す。図10には、2枚のディスクアダプタ134を備える構成のディスクアレイ装置100における通信ケーブル160のルーティング外観図が示される。図11には、4枚のディスクアダプタ134を備える構成のディスクアレイ装置100における通信ケーブル160のルーティング外観図が示される。図12には、ディスクアダプタ134とFSW150との接続関係を示したブロック図が示される。図13には、チャネルアダプタ134からディスクドライブ311までの通信ケーブル160のルーティングを模式的に示すブロック図が示される。
図10乃至図13に示すように、ディスクアレイ装置100の内部には、ディスクアダプタ134からFSW150、ディスクドライブ311までの間を通信可能に接続する通信ケーブル160が、隅々まで張り巡らされている。
このため、ディスクアレイ装置100には、通信ケーブル160が、ディスクアレイ装置100の外部から放射される電磁波を受信するアンテナとして機能しないような構造が求められる。
また、ディスクアダプタ134とディスクドライブ311との間の通信は、ファイバチャネル規格に従って行われるが、その通信速度は数ギガヘルツ(1ギガヘルツ乃至4ギガヘルツ程度)にも及ぶ。このように、通信ケーブル160には高周波の信号が流されるため、通信ケーブル160からは強力な電磁波が放射される。そのためディスクアレイ装置100には、通信ケーブル160から放射される電磁波を遮蔽する構造が求められる。
また、強力な電磁波を放射するのは通信ケーブル160だけではなく、チャネルアダプタ134やディスクアダプタ134、FSW150、さらにはAC/DC電源600も同じである。従って、このようなチャネルアダプタ134やFSW150等から放射される電磁波を遮蔽する構造も必要である。
===通信ケーブル===
そこでまず、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100においては、通信ケーブル160の構造を図14に示すようにした。
本実施の形態に係る通信ケーブル160は、ケーブル168の両端にコネクタ161を備えた構造をしている。コネクタ161は、ディスクアダプタ134の通信コネクタ466、あるいはFSW150のコネクタ153と接続される。ケーブル168は、ディスクアダプタ134により読み書きされるデータが伝送される伝送媒体162と、導電性を有し、絶縁体163を挟んで伝送媒体162を包囲する第1のシールド(導電体)164と、導電性を有し、絶縁体165を挟んで第1のシールド164を包囲する第2のシールド(導電体)166と、第2のシールド166を包囲する不導電性の被覆部167とを備える。
伝送媒体162は例えば軟銅線により構成されるようにすることができる。軟銅線には例えばすずめっきが施されているようにすることもできる。また絶縁体163、165は、例えば塩化ビニルや発泡ポリエチレンにより構成されるようにすることができる。また第1のシールド164は、例えば軟銅線を編み組した構造とすることができる。また第1のシールド164は、例えばアルミ箔貼付ポリエステルテープとすることもできる。第2のシールド166も、例えば軟銅線を編み組した構造とすることができる。また第2のシールド166は、例えばアルミ箔貼付ポリエステルテープとすることもできる。被覆部167は、例えば塩化ビニルにより構成されるようにすることができる。
第1のシールド164は、ケーブル168の内部において、コネクタ161が備えるピンと通電可能に接続されている。通信ケーブル160をディスクアダプタ134のコネクタ466、あるいはFSW150のコネクタ153と接続することにより、第1のシールド164を、ディスクアダプタ134及びFSW150が備えるグラウンド電位供給回路の少なくともいずれかと通電可能に接続することができる。これにより、第1のシールド164の電位をグラウンド電位にすることができるため、電磁波の遮蔽を行うことができる。
通信ケーブル160がFSW150のコネクタ153に接続される様子を図15に示す。なお、図15に示されるように、本実施の形態に係るFSW150は、一つのディスクドライブモジュール300内に4つまで装着されることが可能であるが、図15において右半分の2つのFSW150と左半分のFSW150とでは、装着される位置の高さが異なるようになっている。本実施の形態に係るFSW150は、ディスクドライブモジュール300に着脱可能であるが、FSW150には、FSW150をディスクドライブモジュール300に固定、あるいは固定を解除するための可動可能なレバーが装着されている。図15に示すように、右半分の2つのFSW150と左半分のFSW150とで、装着される位置の高さが異なるようにすることにより、左右の2つのFSW150のレバーの干渉を防止している。これにより左右に配置されるFSW150の間隔を狭くすることが可能となり、駆動装置120の幅W2を小さくすることができる。
一方、通信ケーブル160の第2のシールド166は、筐体200と通電可能に接続される。接続される筐体200は、制御装置110の筐体200であることもあるし、駆動装置120の筐体200であることもあるし両方の筐体200であることもある。第2のシールド166と筐体200とは、電気ケーブル等により接続されることにより通電可能とするようにすることもできるし、以下に記すフレームグラウンド供給部(グラウンド電位供給部)170を用いて通電可能に接続されるようにすることもできる。
なお図6及び図7において、通信ケーブル160がグラウンドに接地されていることが示されているが、これは上述したように、第1のシールド164がディスクアダプタ134及びFSW150が備えるグラウンド電位供給回路の少なくともいずれかと通電可能に接続され、第2のシールド166が、筐体200と通電可能に接続されることを示すものである。
===フレームグラウンド供給部===
フレームグラウンド供給部170は、図13及び図15に示すように論理モジュール400やディスクドライブモジュール300に固定されて通電可能に設けられる。これによりフレームグラウンド供給部170は、論理モジュール400やディスクドライブモジュール300の少なくともいずれかと通電可能に設けられる。
フレームグラウンド供給部170を図16に示す。フレームグラウンド供給部170は、導電性を有し、第1の面174を有する第1のケーブル挟圧体(第1の通信ケーブル挟圧部)171と、導電性を有し、制御装置110の筐体200及び駆動装置120の筐体200の少なくともいずれかと通電可能に接続され、第2の面175を有する第2のケーブル挟圧体(第2の通信ケーブル挟圧部)172と、第1のケーブル挟圧体171及び第2のケーブル挟圧体172を、第1の面174と第2の面175とを相対させて押圧する方向に締め付け固定するケーブル固定部(固定部)173とを備えて構成される。
なお、図16に示すフレームグラウンド供給部170は、第1のケーブル挟圧体171と第2のケーブル挟圧体172とが分離可能に示されているが、第1のケーブル挟圧体171と第2のケーブル挟圧体172とが、例えば蝶番(ちょうつがい)等により連結されているようにすることもできる。
フレームグラウンド供給体170を用いて、通信ケーブル160の第2のシールド166を筐体200と通電可能に接続する方法は以下の通りである。すなわち、図16に示すように、被覆部167が通信ケーブル160の全周に渡り、取り除かれてなる一部分を有する通信ケーブル160の上記一部分を、第1のケーブル挟圧体171の第1の面174と第2のケーブル挟圧体172の第2の面175とにより挟圧保持する。
これにより、第2のシールド168とフレームグラウンド供給部170とが通電可能に接続されるので、第2のシールド168を筐体200と通電可能に接続することができる。また第2のシールド168が筐体200と通電可能に接続されることにより、第2のシールド166の電位をグラウンド電位に維持することができるため、電磁波の遮蔽を行うことができる。このように本実施の形態に係るディスクアレイ装置100においては、第1のシールド164による電磁波遮蔽の効果と第2のシールド166による電磁波遮蔽の効果とが相乗することにより、ディスクドライブ311へ読み書きされるデータを外部の電磁波から強固に保護することが可能となる。同時に、ディスクアダプタ134とディスクドライブ311との間の通信により発生する電磁波の外部への漏洩を防ぐことが可能となる。さらに、フレームグラウンド供給体170を用いることにより、通信ケーブル160の被覆部167が取り除かれた部分を挟圧保持するのみで第2のシールド166と筐体200との電気的接続を行うことができるので、通信ケーブル160の配索作業が容易になる。そのためディスクアレイ装置100の製造容易化、保守作業容易化、製造コストの削減を図ることが可能となる。また、通信ケーブル160がフレームグラウンド供給体170に挟圧保持されることにより、第2のシールド166と筐体200との電気的接続を確実に行うことができる。これによりディスクアレイ装置100の信頼性を向上させることが可能となる。
ところで、本実施の形態に係るフレームグラウンド供給体170には、図16に示すように、第1の面174及び第2の面175の少なくともいずれかに、第2のシールド166の外周形状の一部を含む形状に沿った凹部176が形成されている。このようにすることにより、第2のシールド166とフレームグラウンド供給体170との接触面積を増大させることができるので、第2のシールド168を筐体200と電気伝導度を向上させることができる。そのため、第2のシールド168による電磁波遮蔽効果をより一層強力なものにすることができる。
なお、フレームグラウンド供給体170は、図17に示す構造とすることも可能である。すなわち、第2のフレーム挟圧体172の第2の面175には凹部176を形成せずに、第1のフレーム挟圧体171の第1の面174に凹部176を形成するようにする。このような構造とすることにより、フレームグラウンド挟圧体170の製造容易化、製造コスト削減を図ることができる。
このように、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100においては、電磁波の遮蔽が通信ケーブル160内で確実に行える結果、筐体200に、電磁波遮蔽のための特別の構造を設ける必要を無くすことができる。例えば、図18に示すような通信ケーブル1160を用いたディスクアレイ装置では、図19及び図20に示すような、電磁波遮蔽のための特別の構造が必要となる。
図18に示す通信ケーブル1160は、ケーブル1168の両端にコネクタ1161を備えた構造をしている。コネクタ1161は、ディスクアダプタ1134の通信コネクタ、あるいはFSW1150のコネクタと接続される。ケーブル1168は、ディスクアダプタ1134により読み書きされるデータが伝送される伝送媒体1162と、導電性を有し、絶縁体1163を挟んで伝送媒体1162を包囲する第1のシールド1164と、第1のシールド1164を包囲する不導電性の被覆部1167とを備える。
第1のシールド1164は、ケーブル1168の内部において、コネクタ1161が備えるピンのいずれかと通電可能に接続されている。通信ケーブル1160をディスクアダプタ1134のコネクタ、あるいはFSW1150のコネクタと接続すると、第1のシールド1164は、ディスクアダプタ1134及びFSW1150が備えるグラウンド電位供給回路の少なくともいずれかと通電可能に接続される。これにより、第1のシールド1164の電位がグラウンド電位に維持され、電磁波の遮蔽を行うことができる。
しかしながら、図18に示す通信ケーブル1160では、第1のシールド1164を通過する電磁波を遮蔽することはできない。そのため、図18に示す通信ケーブル1160を用いる制御装置1100や駆動装置1200においては、例えば図19に示すように、通信ケーブル1160を通信ケーブル保持部1180で覆う必要がある。通信ケーブル1160が通信ケーブル保持部1180で覆われる様子を図20及び図24に示す。
通信ケーブル保持部1180は、通信ケーブル収容部1181に電磁波遮蔽カバー1182を被せた構造をしている。そして、さらに通信ケーブル収容部1181と電磁波遮蔽カバー1182との隙間から電磁波が漏洩、侵入するのを防止するために、通信ケーブル収容部1181と電磁波遮蔽カバー1182との間には、電磁波遮蔽シート1190が装着されている。通信ケーブル収容部1181、電磁波遮蔽カバー1182は例えば導電性の金属を材料として製造するようにすることができる。また電磁波遮蔽シート1190は、例えばウレタン等の電磁波吸収効果を有する弾性体を材料として作られるようにすることができる。このため、通信ケーブル1160を通信ケーブル保持部1180で覆うことにより、電磁波を遮蔽することができる。
しかしながら、電子機器が高密度に実装されると共に、図10や図11に示したように通信ケーブル1160が隅々まで張り巡らされるディスクアレイ装置の内部において、通信ケーブル1160を通信ケーブル保持部1180で覆いながら配索することは、製造容易性の面、及び保守作業性の面から、必ずしも好ましいとは言えない。
また、特にディスクアレイ装置の内部において通信ケーブル1160の向きを変える場合には、部品点数削減の観点から電磁波遮蔽カバー1181の種類を増やせないため、図24に示すように、通信ケーブル1160をきつく曲げることにもなる。
一方、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100においては、電磁波の遮蔽が通信ケーブル160内で確実に行えるため、上述のような電磁波遮蔽のための特別の構造を設ける必要を無くすことができる。
例えば、本実施の形態に係る通信ケーブル保持部180は、図21に示すような構造とすることができる。すなわち、電磁波遮蔽カバー1182や電磁波遮蔽シート1190を設ける必要を無くすことができる。このため、通信ケーブル160を通信ケーブル保持部180へ出し入れすることが容易にできるので、通信ケーブル160の配索作業性が向上する。これにより、ディスクアレイ装置100の製造容易化や、保守作業性向上、製造コスト削減、部品点数の削減を図ることが可能となる。さらに、ディスクアレイ装置100の小型化を図ることも可能となる。
また本実施の形態に係る通信ケーブル保持部180には、電磁波遮蔽カバー1182や電磁波遮蔽シート1190を設ける必要がないので、ディスクアレイ装置100の内部において通信ケーブル160の向きを変える場合にも、通信ケーブル保持部180の形状を例えば図25に示すようにすることにより、通信ケーブル1160を緩やかに曲げるようにすることができる。これにより、通信ケーブル160の損傷防止の他、伝送媒体162の電気抵抗の上昇が抑制されることにより、通信ケーブル160を流れる通信信号の品質向上を図ることもできる。特に、ファイバチャネル規格により定められる通信速度が高速であるため、伝送媒体162の電気抵抗の上昇が抑制され、信号品質が向上することはディスクアレイ装置100の性能向上及び信頼性向上の点で極めて重要である。
===その他の部位の遮蔽===
上述したように、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100において、電磁波を発生するのは通信ケーブル160だけではない。チャネルアダプタ134やFSW150、AC/DC電源600等からも電磁波が発生する。従って、このようなチャネルアダプタ134やFSW150、AC/DC電源600等から放射される電磁波を遮蔽する構造も必要である。
===FSWの遮蔽===
まずFSW150から発生する電磁波を遮蔽する構造を図22及び図23に示す。
すなわち、ディスクドライブモジュール300の、FSW150が挿抜される側の面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、FSW150が挿抜される側の面を略密閉させるためのファイバチャネルスイッチカバー320を設けるようにする。ファイバチャネルスイッチカバー320は、例えば導電性の金属を材料として製造されるようにすることができる。さらに、ファイバチャネルスイッチカバー320は、ディスクドライブモジュール300の、FSW150が挿抜される側の面と相対する側の面の周囲に、導電性を有する電磁波抑制シート(弾性体)190を備えてなるようにすることもできる。
電磁波抑制シート190は、例えばウレタンフォーム191等の電磁波吸収効果を有する弾性体をナイロン被膜192で覆うことにより形成されている。電磁波抑制シート190の外観図を図28に示す。このようにすることにより、FSW150から発生する電磁波がディスクアレイ装置100の外部に漏洩することを防止することができる。同時に、ディスクアレイ装置100の外部の電磁波により、FSW150が誤作動等することを防止することができる。また電磁波抑制シート190により、ファイバチャネルスイッチカバー320とFSW150との隙間を塞ぐことにより、電磁波の漏洩、侵入をより確実に防止することができる。
===論理モジュールの遮蔽===
次に論理モジュール400から発生する電磁波を遮蔽する構造を図26に示す。
すなわち、論理モジュール400の、チャネルアダプタ131とディスクアダプタ134とが挿抜される側の面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、チャネルアダプタ131とディスクアダプタ134とが挿抜される側の面を略密閉させるための論理モジュールカバー440が設けられる。論理モジュールカバー440は、例えば導電性の金属板を材料として製造されるようにすることができる。さらに、論理モジュールカバー440は、論路モジュール400の、チャネルアダプタ131とディスクアダプタ134とが挿抜される側の面と相対する側の面の周囲に、導電性を有する電磁波抑制シート(弾性体)190を備えてなるようにすることもできる。
電磁波抑制シート190は、例えばウレタンフォーム191等の電磁波吸収効果を有する弾性体をナイロン被膜192で覆うことにより形成されている。このようにすることにより、ディスクアダプタ134やチャネルアダプタ131等から発生する電磁波がディスクアレイ装置100の外部に漏洩することを防止することができる。同時に、ディスクアレイ装置100の外部の電磁波により、チャネルアダプタ131やディスクアダプタ134が誤作動等することを防止することができる。また電磁波抑制シート190により、論理モジュールカバー440と論理モジュール400との隙間を塞ぐことにより、電磁波の漏洩、侵入をより確実に防止することができる。
===制御装置、駆動装置の遮蔽===
次に制御装置110から発生する電磁波を遮蔽する構造を図31に示す。また駆動装置120から発生する電磁波を遮蔽する構造を図27に示す。制御装置110や駆動装置120からは、例えばAC/DC電源600からの電磁波が放出される。また、通信ケーブル160からわずかに電磁波が漏洩する場合もある。
制御装置110の筐体200及び駆動装置120の筐体200のそれぞれの少なくとも4つの側面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、制御装置110の筐体200及び駆動装置120の筐体200のそれぞれを略密閉させるための筐体パネル210がそれぞれ設けられる。
筐体パネル210は、例えば導電性の金属板を材料として製造されるようにすることができる。さらに、各筐体パネル210は、制御装置110の筐体200及び駆動装置120の筐体200のそれぞれの各側面と相対する側の面の周囲に、導電性を有する電磁波抑制シート(弾性体)190を備えてなるようにすることもできる。このようにすることにより、AC/DC電源600や通信ケーブル160等から発生する電磁波がディスクアレイ装置100の外部に漏洩することを防止することができる。同時に、ディスクアレイ装置100の外部の電磁波により、AC/DC電源600が誤作動等したり、通信ケーブル160を流れるデータ入出力信号に影響を与えることを防止することができる。また電磁波抑制シート190により、筐体パネル210と筐体200との隙間を塞ぐことにより、電磁波の漏洩、侵入をより確実に防止することができる。
以上のように、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100においては、ディスクアダプタ134とディスクドライブ311との間の通信により通信ケーブル160の伝送媒体162から発生する電磁波が、通信ケーブル160の外部へ漏洩することを防止することができる。これにより、ディスクアレイ装置100からの電磁波の漏洩を防止することができる。また、ディスクアレイ装置100の外部の電子機器により放出される電磁波が、通信ケーブル160の内部に侵入することを防止することもできる。このため、ディスクアダプタ134とディスクドライブ311との間の通信の信頼性を向上させることができる。
また、通信ケーブル160の内部と外部との間で電磁波の遮蔽が行える結果、ディスクアレイ装置100の筐体200に、電磁波遮蔽のための特別の構造を設ける必要を無くすことができる。さらに、通信ケーブル160からの電磁波漏洩が無くなる結果、ディスクアレイ装置100内に通信ケーブル160から漏洩される電磁波を遮蔽するための構造を設ける必要がなくなるため、ディスクアレイ装置100内における通信ケーブル160の配索自由度を増すことができる。このため、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100においては、電磁波の遮蔽の強化を図りながら、製造の容易化や、保守作業の容易化、製造コストの低減、部品点数の削減を実現することができる。
さらに、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100においては、ディスクドライブモジュール300のFSW150が収容される部分に、ファイバチャネルスイッチカバー320を設ける。また論理モジュール400のチャネルアダプタ131とディスクアダプタ134とが挿抜される側の面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、チャネルアダプタ131とディスクアダプタ134とが挿抜される側の面を略密閉させるための論理モジュールカバー440を設ける。さらに制御装置110の筐体200及び駆動装置120の筐体200のそれぞれの少なくとも4つの側面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、制御装置110の筐体200及び駆動装置120の筐体200のそれぞれを略密閉させるための筐体パネル210がそれぞれ設けられる。これにより、本実施の形態に係るディスクアレイ装置100はさらに強力により確実に電磁波を遮蔽することが可能となる。
以上発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本実施の形態に係るストレージ装置の外観構成を示す図である。 本実施の形態に係る制御装置の外観構成を示す図である。 本実施の形態に係る駆動装置の外観構成を示す図である。 本実施の形態に係る制御装置に制御部用ボックスが収容される様子を示す図である。 本実施の形態に係る駆動装置にディスクドライブ用ボックスが収容される様子を示す図である。 本実施の形態に係るストレージ装置の内部構成を示すブロック図である 本実施の形態に係るディスクアダプタと記憶ボリュームとが通信可能に接続される様子を示すブロック図である。 他の駆動装置の構成を示す図である。 本実施の形態に係る駆動装置を示す図である。 本実施の形態に係るディスクアダプタとハードディスクドライブとが接続される様子を示す外観図である。 本実施の形態に係るディスクアダプタとハードディスクドライブとが接続される様子を示す外観図である。 本実施の形態に係るディスクアダプタとハードディスクドライブとが接続される様子を示すブロック図である。 本実施の形態に係るディスクアダプタとハードディスクドライブとが接続される様子を示す外観図である。 本実施の形態に係る通信ケーブルを示す図である。 本実施の形態に係るファイバチャネルスイッチが装着される様子を示す外観図である。 本実施の形態に係るストレージ装置において通信ケーブルにフレームグラウンド電位が供給される様子を示す図である。 本実施の形態に係るストレージ装置において通信ケーブルにフレームグラウンド電位が供給される様子を示す図である。 他の実施の形態に係る通信ケーブルを示す図である。 他の実施形態に係るディスクアダプタとハードディスクドライブとが接続される様子を示す外観図である。 他の実施形態に係るストレージ装置において通信ケーブルが配索される様子を示す図である。 本実施の形態に係るストレージ装置において通信ケーブルが配索される様子を示す図である。 本実施の形態に係るファイバチャネルスイッチに通信ケーブルが接続される様子を示す図である。 本実施の形態に係るファイバチャネルスイッチにカバーが設けられる様子を示す図である。 他の実施形態に係るストレージ装置において通信ケーブルが配索される様子を示す図である。 本実施の形態に係るストレージ装置において通信ケーブルが配索される様子を示す図である 本実施の形態に係る制御部用ボックスにカバーが設けられる様子を示す図である。 本実施の形態に係る駆動装置にラックカバーが設けられる様子を示す図である。 本実施の形態に係る導電性を有する弾性体を示す図である。 本実施の形態に係るチャネルアダプタの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るディスクアダプタの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る制御装置にラックカバーが設けられる様子を示す図である。
符号の説明
100 ディスクアレイ装置 110 制御装置
120 駆動装置 130 ディスクアレイ制御部
131 チャネルアダプタ 132 接続部
133 キャッシュメモリ 134 ディスクアダプタ
135 共有メモリ 140 ディスクアレイ駆動部
150 ファイバチャネルスイッチ 160 通信ケーブル
161 コネクタ 162 伝送媒体
163 絶縁体 164 第1のシールド
165 絶縁体 166 第2のシールド
167 被覆部 168 ケーブル
170 フレームグランド供給部 171 第1のケーブル挟圧体
172 第2のケーブル挟圧体 173 ケーブル固定部
180 通信ケーブル保持部 190 電磁波抑制シート
200 筐体 210 筐体パネル
300 ハードディスクドライブモジュール
310 ハードディスクドライブユニット
311 ハードディスクドライブ
320 ファイバチャネルスイッチカバー
400 論理モジュール
440 論理モジュールカバー
900 SAN
1000 情報処理装置

Claims (2)

  1. 情報処理装置と通信可能に接続され、前記情報処理装置からデータ入出力要求を受信するチャネル制御部と、データを記憶するハードディスクドライブと通信可能に接続され、前記データ入出力要求に応じて前記ハードディスクドライブに対してデータの読み書きを行うディスク制御部とが、導電性を有する第1のラックに収容されてなるストレージ制御装置と、
    前記ハードディスクドライブ、及び前記ハードディスクドライブと前記ディスク制御部との間の通信を中継する中継部、が導電性を有する第2のラックに収容されてなるストレージ駆動装置と、
    前記ディスク制御部により前記読み書きされるデータが伝送される伝送媒体、導電性を有し、絶縁体を挟んで前記伝送媒体を包囲する第1の導電体、導電性を有し、絶縁体を挟んで前記第1の導電体を包囲する第2の導電体、及び前記第2の導電体を包囲する不導電性の被覆部を備え、前記ディスク制御部と前記中継部とを通信可能に接続する通信ケーブルと、
    導電性を有し、第1の面を有する第1の通信ケーブル挟圧部と、導電性を有し、前記第1のラック及び前記第2のラックの少なくともいずれかと通電可能に接続され、第2の面を有する第2の通信ケーブル挟圧部と、前記第1の通信ケーブル挟圧部及び前記第2の通信ケーブル挟圧部を、前記第1の面と前記第2の面とを相対させて押圧する方向に締め付け固定する固定部とを備えて構成され、前記第1の面及び前記第2の面には、前記第1の面及び前記第2の面が前記第2の導電体の外周形状に密接する形状とされた凹部が形成されているグラウンド電位供給部と、
    を備え、
    前記第1の導電体は、前記ディスク制御部及び前記中継部が備えるグラウンド電位供給回路の少なくともいずれかと通電可能に接続され、
    前記第2の導電体は、前記第1のラック及び前記第2のラックの少なくともいずれかと通電可能に接続され、
    前記通信ケーブルの一部分は、前記被覆部が前記通信ケーブルの全周に渡り、取り除かれて、前記第1の通信ケーブル挟圧部の前記第1の面の前記凹部と前記第2の通信ケーブル挟圧部の前記第2の面の前記凹部とに、前記第2の導電体がその全周において前記第1の面の前記凹部と前記第2の面の前記凹部とに密接する態様で挟圧保持されてなり、
    前記第1のラック及び前記第2のラックは略直方形であり、
    前記ストレージ制御装置は、
    導電性を有し、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜可能に収容される略直方形の制御ボックスが、前記第1のラックと通電可能に前記第1のラックに収容されてなり、
    前記ストレージ駆動装置は、
    導電性を有し、前記中継部及び前記ハードディスクドライブが挿抜可能に収容される略直方形のディスクボックスが、前記第2のラックと通電可能に前記第2のラックに収容されてなり、
    前記グラウンド電位供給部は、前記制御ボックス及び前記ディスクボックスの少なくともいずれかと通電可能に設けられ、
    前記第1のラック及び前記第2のラックのそれぞれの少なくとも4つの側面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、前記第1のラック及び前記第2のラックのそれぞれを略密閉させるためのラックカバーがそれぞれ設けられ、
    前記各ラックカバーは、前記第1のラック及び前記第2のラックのそれぞれの前記各側面と相対する側の面の周囲に、導電性を有する弾性体を備えてなり、
    前記制御ボックスの、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜される側の面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜される側の前記面を略密閉させるための制御ボックスカバーが設けられ、
    前記制御ボックスカバーは、前記制御ボックスの、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜される側の面と相対する側の面の周囲に、導電性を有する弾性体を備えてなる、
    ことを特徴とするストレージ装置。
  2. 情報処理装置と通信可能に接続され、前記情報処理装置からデータ入出力要求を受信するチャネル制御部と、データを記憶するハードディスクドライブと通信可能に接続され、前記データ入出力要求に応じて前記ハードディスクドライブに対してデータの読み書きを行うディスク制御部とが、導電性を有する第1のラックに収容されてなるストレージ制御装置と、
    前記ハードディスクドライブ、及び前記ハードディスクドライブと前記ディスク制御部との間の通信を中継する中継部、が導電性を有する第2のラックに収容されてなるストレージ駆動装置と、
    前記ディスク制御部により前記読み書きされるデータが伝送される伝送媒体、導電性を有し、絶縁体を挟んで前記伝送媒体を包囲する第1の導電体、導電性を有し、絶縁体を挟んで前記第1の導電体を包囲する第2の導電体、及び前記第2の導電体を包囲する不導電性の被覆部を備え、前記ディスク制御部と前記中継部とを通信可能に接続する通信ケーブルと、
    導電性を有し、第1の面を有する第1の通信ケーブル挟圧部と、導電性を有し、前記第1のラック及び前記第2のラックの少なくともいずれかと通電可能に接続され、第2の面を有する第2の通信ケーブル挟圧部と、前記第1の通信ケーブル挟圧部及び前記第2の通信ケーブル挟圧部を、前記第1の面と前記第2の面とを相対させて押圧する方向に締め付け固定する固定部とを備えて構成され、前記第1の面及び前記第2の面には、前記第1の面及び前記第2の面が前記第2の導電体の外周形状に密接する形状とされた凹部が形成されているグラウンド電位供給部と、
    を備え、
    前記第1の導電体は、前記ディスク制御部及び前記中継部が備えるグラウンド電位供給回路の少なくともいずれかと通電可能に接続され、
    前記第2の導電体は、前記第1のラック及び前記第2のラックの少なくともいずれかと通電可能に接続され、
    前記通信ケーブルの一部分は、前記被覆部が前記通信ケーブルの全周に渡り、取り除かれて、前記第1の通信ケーブル挟圧部の前記第1の面の前記凹部と前記第2の通信ケーブル挟圧部の前記第2の面の前記凹部とに、前記第2の導電体がその全周において前記第1の面の前記凹部と前記第2の面の前記凹部とに密接する態様で挟圧保持されてなり、
    前記第1のラック及び前記第2のラックは略直方形であり、
    前記ストレージ制御装置は、
    導電性を有し、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜可能に収容される略直方形の制御ボックスが、前記第1のラックと通電可能に前記第1のラックに収容されてなり、
    前記ストレージ駆動装置は、
    導電性を有し、前記中継部及び前記ハードディスクドライブが挿抜可能に収容される略直方形のディスクボックスが、前記第2のラックと通電可能に前記第2のラックに収容されてなり、
    前記グラウンド電位供給部は、前記制御ボックス及び前記ディスクボックスの少なくともいずれかと通電可能に設けられ、
    前記第1のラック及び前記第2のラックのそれぞれの少なくとも4つの側面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、前記第1のラック及び前記第2のラックのそれぞれを略密閉させるためのラックカバーがそれぞれ設けられ、
    前記各ラックカバーは、前記第1のラック及び前記第2のラックのそれぞれの前記各側面と相対する側の面の周囲に、導電性を有する弾性体を備えてなり、
    前記制御ボックスの、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜される側の面には、導電性を有する導電板を備えて構成され、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜される側の前記面を略密閉させるための制御ボックスカバーが設けられ、
    前記制御ボックスカバーは、前記制御ボックスの、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部とが挿抜される側の面と相対する側の面の周囲に、導電性を有する弾性体を備えてなる、
    ことを特徴とするストレージ装置の遮蔽方法。
JP2003390210A 2003-11-20 2003-11-20 ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法 Expired - Fee Related JP4322638B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390210A JP4322638B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法
US10/774,534 US7042736B2 (en) 2003-11-20 2004-02-10 Storage apparatus and shielding method for storage apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390210A JP4322638B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005149685A JP2005149685A (ja) 2005-06-09
JP4322638B2 true JP4322638B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=34587434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003390210A Expired - Fee Related JP4322638B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7042736B2 (ja)
JP (1) JP4322638B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8079481B2 (en) * 2005-10-28 2011-12-20 International Business Machines Corporation Integrated frame and central electronic complex structure
US7515427B2 (en) * 2006-09-28 2009-04-07 Emc Corporation Back-to-back data storage system
US8670241B2 (en) * 2007-06-13 2014-03-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Blade device enclosure
US20090039711A1 (en) * 2007-08-08 2009-02-12 Advanced Analogic Technologies, Inc. Dual-Polarity Multi-Output DC/DC Converters and Voltage Regulators
US9829937B2 (en) 2014-06-05 2017-11-28 Western Digital Technologies, Inc. Storage canister with multiple storage device mounting elements
US9612629B2 (en) 2014-06-05 2017-04-04 Western Digital Technologies, Inc. Sealed storage canister
US9572271B2 (en) * 2015-06-25 2017-02-14 Facebook, Inc. Wireless access device isolation cabinet
US10490232B1 (en) * 2018-05-03 2019-11-26 Seagate Technology Llc Helium-filled storage container
US10930411B2 (en) * 2018-10-11 2021-02-23 International Business Machines Corporation Hybrid cable assembly having shielded and unshielded portions

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4376920A (en) 1981-04-01 1983-03-15 Smith Kenneth L Shielded radio frequency transmission cable
DE3428087A1 (de) 1984-07-30 1986-01-30 Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim Konzentrisches dreileiterkabel
US5033091A (en) 1989-10-12 1991-07-16 Bond Matthew R Cable interconnection for audio component system
JP2862679B2 (ja) 1990-12-11 1999-03-03 富士通株式会社 記憶ディスクモジュール
US5223806A (en) 1991-08-23 1993-06-29 Digital Equipment Corporation Method and apparatus for reducing electromagnetic interference and emission associated with computer network interfaces
US5548082A (en) 1994-11-22 1996-08-20 Palmer; Donald E. Passive signal shielding structure for short-wire cable
US6310286B1 (en) 1996-09-16 2001-10-30 Sony Corporation Quad cable construction for IEEE 1394 data transmission
JP3452456B2 (ja) 1997-01-30 2003-09-29 松下電器産業株式会社 電子機器間の接続方法と接続ケーブル
JPH11265233A (ja) 1998-03-16 1999-09-28 Hitachi Ltd ディスクアレイサブシステム
US6850415B2 (en) * 1998-12-31 2005-02-01 Honeywell International Inc. Methods and apparatus for circuit integration
US6940730B1 (en) * 2001-02-28 2005-09-06 Adc Telecommunications, Inc. Telecommunications chassis and card
US6950895B2 (en) * 2001-06-13 2005-09-27 Intel Corporation Modular server architecture
US6498890B1 (en) 2001-07-02 2002-12-24 Lsi Logic Corporation Connector cable for connecting between an optical cable and multiple devices
US6977817B2 (en) * 2002-09-23 2005-12-20 Nordson Corporation Modular controller for a hot melt adhesive dispensing system
US6920042B2 (en) * 2002-11-22 2005-07-19 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Computer enclosure incorporating peripheral device module
US6967282B2 (en) * 2004-03-05 2005-11-22 Raytheon Company Flip chip MMIC on board performance using periodic electromagnetic bandgap structures
US6963495B1 (en) * 2004-06-21 2005-11-08 Computer Network Technology Corporation EMI shielded chassis for electrical circuitry

Also Published As

Publication number Publication date
US7042736B2 (en) 2006-05-09
JP2005149685A (ja) 2005-06-09
US20050110047A1 (en) 2005-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7324335B2 (en) Disk array system
US6185065B1 (en) Electromagnetic shielding apparatus for a memory storage disk module which permits air flow for cooling
JP6307570B2 (ja) 電子デバイスの構造特徴
US8040670B2 (en) Electronic part-mounting component and electronic device
US5422784A (en) Housing arrangement for a data processing apparatus having a removably mounted circuit board above an opening in a top shell
JP5331202B2 (ja) ドライブボックス
JP4322638B2 (ja) ストレージ装置、及びストレージ装置の遮蔽方法
GB2222028A (en) Electronic circuit module with improved cooling
KR100969895B1 (ko) 전자 기기
US8009423B2 (en) Electronic device
JP4361033B2 (ja) ディスクアレイ装置
TW201524038A (zh) 具有電磁輻射吸收器之纜線背板系統
US10581760B2 (en) Relay apparatus
JP4322139B2 (ja) ディスクアレイ装置及びディスクアレイ装置のケーブル支持方法
JPH0658619B2 (ja) コンピュータの電気接続システム
JP6468558B2 (ja) 情報処理装置
US8033466B2 (en) Electronic device
JP2020134019A (ja) 室外機
CN215376215U (zh) 电脑系统以及挡板装置
JP2000149524A (ja) 独立しているhddラックを備えたサーバー
JPH08152939A (ja) 携帯型情報処理装置
JP3866846B2 (ja) 一重化伝送路の回線インタフェース部実装装置への収容方法
US20060114594A1 (en) Electronic device comprising recording and reproducing unit
JP2006092601A (ja) シールド構造を備えたデジタル電子機器
JPH11330761A (ja) シールド装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees