JP4322589B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタにかかり、特に、ロール紙及びカット媒体の両媒体に印刷可能なプリンタに関する。
従来より、ロール形状に丸められたロール紙をセットして、当該ロール紙を印字部に搬送して印刷するプリンタが使用されている。特に、小売店などでは、レシートを印刷するPOS端末などに搭載されている。
一方で、上記のようにロール紙に印刷でき、同時に、通常のカット紙に対しても印刷できるプリンタも実現されており、その具体的な装置の一例が、特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示されているプリンタは、印字部となるサーマルヘッドとプラテンとの間に、ロール紙及びカット紙をそれぞれ搬送して、各用紙に印刷可能なよう構成したものである。
特開平11−28844号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のプリンタでは、ロール紙を印刷する時の状態に配置されているサーマルヘッドとプラテンとの間にカット紙を搬送しているため、カット紙の厚さによっては印刷部に導くことが困難となり、印刷自体が困難となってしまうという問題が生じる。例えば、チケットなどの厚手の用紙や、プラスチック板によるカード類、さらには、非接触にて内部にデータの読み書きが可能な非接触型のICカードなどの表面に印刷する場合には、一台のプリンタによる印刷が困難となる。
特に、POS装置にプリンタを組み込む場合には、レシート用紙に印刷することはもちろん可能であるが、同時にポイントカードなどのカット媒体を挿入することは困難である。従って、従来は別々の装置を配置しているため、店舗内においてかかる装置を配置する場所の省スペース化を図ることができない、という問題が生じる。
従って、本発明では、ロール紙及びカット媒体共に、容易に印刷することができるプリンタを提供することをその目的とする。
そこで、本発明では、サーマルヘッドとプラテンとにより構成される印刷部と、当該印刷部にロール状印刷媒体あるいは当該ロール状印刷媒体よりも厚いカット状印刷媒体を搬送する搬送手段とを備え、搬送手段は、ロール状印刷媒体を搬送するロール媒体搬送機構と、カット状印刷媒体を搬送するカット媒体搬送機構とから成るプリンタにおいて、
前記サーマルヘッドとプラテンによって挟まれるロール状印刷媒体を印刷部から退避させた状態で、前記カット状印刷媒体を前記サーマルヘッドとプラテンとの隙間に導入できるようにサーマルヘッドとプラテンとを離間させて、カット媒体搬送機構にて搬送するカット状印刷媒体を印刷部に導く搬送路を形成する印刷部離間機構
前記搬送路の端部に位置し、ロール状印刷媒体の印刷後の出口を兼ねるカット状印刷媒体の挿入口兼出口と
前記搬送路に前記カット状印刷媒体が挿入されたことを検知するカット媒体検知手段を備えると共に
前記印刷部離間機構は、前記カット媒体検知手段にて前記カット状印刷媒体を検知したときに前記サーマルヘッドとプラテンとを印刷可能な距離に戻す機能を備えた、という構成を採っている。
このとき、ロール媒体搬送機構が、ロール状印刷媒体を印刷部から退避させるロール媒体退避機能を有する、という構成にすると望ましく、さらには、ロール媒体搬送機構が、ロール状印刷媒体を印刷部から退避させた状態で前記カット媒体搬送機構にてカット状印刷媒体を搬送するときに、ロール状印刷媒体を印刷部に搬送することを停止する機能を有する、という構成にしてもよい。
また、搬送路が縦方向に形成され、かつ、カット媒体搬送機構にてカット状印刷媒体を所定の位置まで搬送したことを検知する搬送カット媒体検知手段を備えると共に、当該搬送カット媒体検知手段にてカット状印刷媒体を検知したときにカット状印刷媒体の後方に前記搬送路の少なくとも一部を塞ぐストッパーを設けた、という構成にしてもよい。
さらには、カット状印刷媒体は、非接触にて所定のデータを記録可能な非接触カードであってもよく、この非接触カードであるカット状印刷媒体に対して所定のデータを読み書きするデータ読み書き手段を備えた、という構成にしてもよい。
上記構成にすることにより、ロール状印刷媒体よりも厚いカット状印刷媒体に対して印刷を行う際には、印刷部離間機構により、印刷媒体に印字等を行うサーマルヘッドと、印刷媒体を支持するプラテンとの間に所定の隙間が生じる。すると、かかる隙間が所定の厚さを有するカット媒体の搬送路となり、容易にカット媒体を印刷部に導くことができる。このため、ロール状印刷媒体とロール状印刷媒体よりも厚いカット状印刷媒体との両媒体に対して容易に印刷可能となる。
また、印刷部に近い箇所に形成したロール状印刷媒体の印刷後の出口である搬送路の端部を、カット状印刷媒体の差し込み口とすることで、当該カット状印刷媒体を差し込む箇所がわかりやすく、かつ、差し込まれたカット媒体を容易に印刷部に導くことができる。そして、印刷後は差し込んだ箇所に戻るようカット媒体が搬送されて出てくるため、カット媒体を差し込んだときの手をそのままの状態にしてしばらく待つことにより、かかる手元にカット媒体が搬送されてくるため、容易に取り出すことも可能となる
そして、カット状印刷媒体を印刷する際に、ロール状印刷媒体を退避させると共に、ロール状印刷媒体の搬送を停止する。また、カット状印刷媒体が挿入されたことを検知すると、サーマルヘッドとプラテンとの位置を元の位置に戻す。これにより、自動的にロール媒体からカット媒体への印刷に移行することができる。
さらに、カット状印刷媒体を印刷して、所定箇所まで搬送されたことを検出すると、カット媒体の後方の搬送路がストッパーにて塞がれる。これにより、カット媒体が逆送されることを抑制することができる。特に、縦方向に搬送路が形成されていて、上方にカット媒体が搬送される構造である場合には、印刷後のカット媒体が搬送路下方に落下することを抑制でき、容易に取り出すことができる。
また、カット状印刷媒体がICカードなどのデータが記録可能な非接触カードである場合には、カット媒体の厚みがロール媒体に比べて厚いため、サーマルヘッドとプラテンとを離間させて搬送路を形成することで、より容易にカット媒体への印刷が可能となる。このとき、プリンタにデータ読み書き手段を設けることにより、当該プリンタに挿入したICカードなどのカット媒体に対して、所定のデータの読み書きも実行することができ、カット媒体に対して印刷情報及び電子情報共に記録することができる。
そして、ロール状印刷媒体の印刷後の出口が、カット状印刷媒体の出入口となるように搬送路を形成することで、カット状印刷媒体を差し込む箇所が明確になると共に、当該差し込まれたカット媒体を容易に印刷部に導くことができる。また、カット媒体搬送機構によるカット状印刷媒体の搬送方向を、入口方向に排出するよう設定することで、印刷後は差し込んだ箇所からカット媒体が出てくるため、容易に取り出すことも可能となる。
以下、本発明の概要を説明する。本発明は、サーマルヘッドにて印刷を行うサーマルプリンタであり、ロール状あるいはカット状の印刷媒体(以下、ロール媒体、カット媒体と言う)を共に印刷可能なハイブリッドプリンタである。そして、サーマルプリンタであることから、ロール媒体、カット媒体の印刷面は共にサーマル印刷面となっている。
基本的には、一般的なサーマルプリンタと同様に構成されており、上記印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドと、印刷媒体をサーマルヘッドに押さえつけると共に当該印刷媒体を搬送するプラテンとから成る印刷部を備えている。また、ロール媒体を印刷部に搬送する搬送機構と、同様にカット媒体を搬送する搬送機構とをそれぞれ備えている。
そして、本発明では、特に、カット媒体を印刷する際にサーマルヘッドとプラテンとを離間させて、カット媒体を印刷部に搬送する搬送路を形成する印刷部離間機構を備えている。これにより、所定の厚みを有するカット媒体を印刷部に導入しやすくし、ロール媒体とカット媒体との印刷を一台のプリンタで容易に実現することができる。
続いて、本発明であるサーマルプリンタにおける印刷動作を説明する。まず、ロール媒体に印刷する際には、サーマルヘッドとプラテンとから成る印刷部に、ロール媒体の先端部をロール媒体搬送機構にて搬送する。すると、ロール媒体がサーマルヘッドとプラテンとの間に介挿され、プラテン等にて当該ロール媒体を搬送しながら、サーマルヘッドに通電して印刷を行う。
一方、所定の厚みを有するカット媒体に印刷する際には、まず、ロール媒体搬送機構を上述した動作とは逆に作動させて、ロール媒体を印刷部から退避させる。そして、印刷部離間機構にてサーマルヘッドとプラテンとを離間させて、かかる隙間にカット媒体を搬送する。印刷部にカット媒体が搬送されると、サーマルヘッドとプラテンとが元に位置に戻り、印刷可能な状態となる。すなわち、カット媒体がサーマルヘッドとプラテンとの間に介挿された状態となる。そして、上述同様に、プラテン等にてカット媒体を搬送しながら、サーマルヘッドに通電して印刷を行う。
以下、本発明の具体的な実施例を、図1乃至図6を参照して説明する。図1は、本発明の内部構成を示す概略図である。図2は、一部の部品を省略した構成を示す概略図である。図3乃至図6は、本発明の動作を示す図である。なお、いずれの図においても、プリンタの構造を簡略化して図示している。
(構成)
本発明であるプリンタ1は、上述したようにPOSなどに用いられるレシートを印刷するサーマルプリンタである。図1に、その構成を示すが、この図においては、簡略した内部構造を示す。また、図2には、構成の一部を省略した内部構造を示す。なお、印刷を実行する構成としては、従来例におけるプリンタと基本構造は同一である。また、いずれの図においても、プリンタ1の筐体については省略している。
図1に示すプリンタ1は、ロール状の印刷媒体であるロール紙100に印字するための機構により基本構造をなしている。そして、プリンタの後方(図1の右側)には、ロール紙100を収納するロール紙ホルダ10があり、後述する印刷部20(サーマルヘッド21とプラテン22とにより挟まれた箇所)にロール紙100から用紙101を送っている。
ロール紙ホルダ10には、ロール紙100を中心にて保持するピン11が固着されており、これを中心に回転可能にプリンタ(ロール紙100)の上部を覆う3つのカバー12,13,14が装着されている。そして、各カバー12,13,14は、前後で連結されていて、符号12に示すカバーの開閉時の回転ともに、他のカバー13,14もスライドするようになっている。また、符号12に示すカバーには、後述するプラテン22とプレッシャローラ23とが一体的に設置されている。さらに、カバー12には、用紙ホルダ10の回りに付設された引っ張りコイルバネにて構成されるバネ部材15により、時計回りに回転するよう引っ張られた状態になっている。このため、後述するように、カバー12が開閉レバー30にて印刷部20側にて係止されていない状態になると、バネ部材15の引っ張り力により当該カバー12はもちろんのこと、これに連結しているカバー13,14と共に、時計回り方向にスライドし、カバー部分が開いた状態となる。なお、この動作については、図3を参照して後述する。
そして、上述したように、プラテン22が設置されているカバー12は、開閉レバー30によって印刷部20付近に係止された状態になるが、この開閉レバー30は、印刷部20付近に上方に伸びて設けられており、下方にて筐体に軸支された状態になっている(符号31参照)。そして、開閉レバー30には、ロール紙100が設置される方向に突出した突出部32が形成されており、プラテン22の中心軸22aを引っ掛けて印刷部20付近に保持するようになっている。このとき、開閉レバー30には、引っ張りコイルバネにて構成されるバネ部材33が係合されていて、当該バネ部材33にてプラテン22が装着される方向に引っ張るよう構成されている。但し、開閉レバー30は、図示しない筐体に備えられた係止部にて、図1に示す位置よりもプラテン22側に移動しないよう係止されている。
従って、ロール紙100をプリンタにセットする場合には、まず、開閉レバー30をサーマルヘッド21側に移動することで、当該レバー30の突出部32に引っかかっているプラテン22の中心軸22aが外れ、当該プラテン22が係合しているカバー12がバネ部材15にて回転し、他のカバー13,14も回転する。これにより、印刷部20を開口させると共に、ロール紙ホルダ10上部も開口させることができる。その後、サーマルヘッド21側に移動させられた開閉レバー30はバネ部材33に付勢されて、もとの位置に戻る。そして、ロール紙100をセットした後に、再度、開閉レバー30をサーマルヘッド21側に移動して、レバー30の突出部32の下にプラテン22の中心軸22aが位置するようカバー12をスライドし、レバー30をもとの位置に戻すことで、カバー12すなわちプラテン22が印刷部20に係止された状態となる。
次に、印刷部20付近の構成について説明する。印刷部20は、サーマルヘッド21とプラテン22とにより構成され、上下に通ずる搬送路40上に形成されている。搬送路40には、後述するように、ロール紙100からの用紙101が通路途中から上方に搬送されると共に、上方から挿入されたカット媒体が下端部41で受け止めた後に、上方に搬送される。
そして、印刷部20においては、ロール紙100からの用紙101は、サーマルヘッド21とプラテン22とに挟まれ、サーマルヘッド21の通電により印字できるようになっている。また、プラテン22にはギア22bが固着されており、サーマルヘッド21側に位置する相手側のプーリギア24aから回転力が付勢されて回転できるようになっている。このプーリギア24aにはベルト24cがはめ込められていて、下方に位置する他のプーリギア24bと連結している。また、このプーリギア24bのギア部はモータギア25に連結され、当該モータギア25を駆動するモータ26の動力がプラテン22に伝達される。これにより、プラテン22の回転により用紙101が搬送されるようになっており、ロール媒体搬送機構が構成されている。なお、このプラテン22は、後述するようにカット媒体も搬送するため、カット媒体搬送機構としても作動する。
また、モータギア25は、別のプーリギア27bにも連結していて、かかるプーリギア27bはベルト27cを介して対となる上方に位置するさらに別のプーリギア27aに動力を伝達するようになっている。このプーリギア27aは、カバー12に装着されたプレッシャローラ23と当接しており、かかるプーリギア27aとプレッシャローラ23との間に、ロール紙100からの用紙101を挟み、搬送路40すなわち印刷部20へと用紙101を搬送する構成となっている。すなわち、プレッシャローラ23と当接するプーリギア27aは、用紙101を搬送するフィードローラ27aとして作動する。従って、フォードローラ27a及びプレッシャローラ23による構成も、ロール媒体搬送機構として作動する。なお、上述したプーリギアやモータなどは、図示しない筐体の壁などに装着されているが、その詳細な図示及び説明は省略する。
ここで、搬送路40の上部に位置する用紙排出口付近には、ロール用紙101を切断するオートカッター機構60が備えられている。このオートカッター機構60により、印刷が終了したロール用紙101を自動的に切断し、所定の大きさの印刷物を得ることができる。なお、オートカッター機構60は、従来より同様のプリンタに用いられているものとほぼ同様に構成されているため、その詳細な説明については省略する。
続いて、上述したプーリギア等を省略した図2を参照して、サーマルヘッド21等の構成について詳述する。サーマルヘッド21は、その下部にヘッドブラケット50が固着されている。このヘッドブラケット50は、サーマルヘッド21に対してほぼ垂直に延設された本体部51と、所定の角度を有して斜めに伸びる連結部52とにより構成され、当該連結部52を介して上述した符号31に示すシャフトに軸支されている。なお、シャフト31は図示しない筐体に軸支されている。そして、連結部52には、引っ張りコイルバネによるバネ部材53が連結されていて、ヘッドブラケット50をプラテン側に引っ張るよう付勢し、これによりサーマルヘッド21をプラテン22に押し付けている。なお、バネ部材53は図示しない筐体に装着されている。また、上述した符号33に示すバネ部材も同様である。
また、ヘッドブラケット50の本体部51の端部付近には、略長方形状の切り欠き穴54が形成されていて、内部に偏心カム55が設置されている。そして、この偏心カム55はモータ56に接続されていて、当該モータ56の回転により、偏心カム55が切り欠き穴54に内側に当接し、本体部51をプラテン22から遠ざける方向(図2の左方向)に移動させる。すると、ヘッドブラケット50に固定されたサーマルヘッド21も、同様に移動して、サーマルヘッド21とプラテン22とが離間し、搬送路40が開口することとなる(後述する図3参照)。なお、上記モータ56近辺には、偏心カム55に固着したブロック部の位置を検出するセンサ57が備えられていて、ヘッドブラケット50を十分移動させるだけ回転したことを検出すると、モータ56の回転を停止するよう作動する。なお、上記モータ56などの各構成も、筐体に装着されている。
このように、本実施例におけるプリンタ1は、サーマルヘッド21とプラテン22とを離間させ、後述するようにカット媒体を印刷部20に挿入し易いよう搬送路40を開口させる印刷部離間機構を備えている。そして、上述したプレッシャローラ23と当接するフィードローラ27aにより構成されるロール媒体搬送機構は、カット媒体を印刷する際には、ロール用紙101を印刷部20から退避させるよう、逆回転するように制御される。例えば、カット媒体を印刷すべく操作者がプリンタに設けられたあるスイッチを押すと、自動的にモータ26が反時計回り方向に回転し、これによりロール用紙101を印刷部20から退避するよう作動すると共に、上述したように印刷部離間機構が作動するよう構成されている。このとき、退避された用紙101の先端部を検出するセンサ42(ロール紙先端検知手段)を搬送路40近辺に備え、用紙101先端部を検出すると退避動作を停止するよう制御される。
さらには、フィードローラ27aからなるロール媒体搬送機構は、一度退避させたロール用紙101を、再度印刷部20に搬送しないよう制御する機能をも有している。具体的には、フィードローラ27aにベルト27cにて連結するプーリギア27bに電磁クラッチを設けることにより実現する。これは、後述するように、カット媒体を搬送する際にはモータ26を回転させるが、当該モータ26のギア25の回転によりプーリギア27bを介してフィードローラ27aが回転し、退避している用紙101が搬送路40に導入されてしまうという問題が生じるので、これを回避するためである。上述のようにプーリギア27bに電磁クラッチを設けることにより、カット媒体を印刷する状態の際には電磁クラッチを切るよう制御することで、モータ26の動力をフィードローラ27aに伝達させないようにすることができ、ロール用紙101を退避状態に維持することができる。なお、カット媒体を印刷する状態に移行した後に、再度、ロール用紙101の印刷を行う状態に移行すべき操作が操作者にて行われると、電磁クラッチを入れるよう制御し、退避しているロール用紙101を印刷部40に搬送する。
次に、カット媒体を印刷する際に必要な構成について説明する。まず、図2に示すように、搬送路40の下端部41付近には、カット媒体が挿入されたことを検出するカット媒体検知手段としてのセンサ43が備えられている。そして、このセンサ43は、上述した印刷部離間機構と連動していて、当該センサ43にてカット媒体が搬送路40に挿入されたことを検知すると、サーマルヘッド21とプラテン22とを印刷可能な距離に戻すよう作動する。すなわち、モータ56を回転させることにより、ヘッドブラケット50の切り欠き穴54内の偏心カム55が作用して、ヘッドブラケット50及びサーマルヘッド21を元の位置に戻す。これにより、サーマルヘッド22が搬送路40に挿入されたカット媒体に接触し、印字可能となる。
また、本実施例におけるプリンタには、搬送路40に接して、所定のデータを記録可能なICカードなどの非接触にてデータの読み書きが可能なカードに対して、所定の情報を読み書きするデータ読み書き手段である無線ユニット44が備えられている。これにより、印刷対象であるカット媒体が非接触カードであって、かかる媒体が搬送路40に挿入された際に、無線ユニット44にてカード内部のメモリに対してデータ通信が可能である。これにより、カードに記憶されているポイント数などの読みとりや、加算減算などの更新処理を行うことができる。
そして、カット媒体が挿入されると、モータ26を時計回りの方向に回転させることによりプラテン22を回転させ、カット媒体を上方に搬送する。そして、サーマルヘッド21に通電させれば、カット媒体のサーマル印字面であるカード表面に印字が可能である。なお、このとき、上述したように、モータ26の動力をフィードローラ27aに伝達させないよう電磁クラッチを切るよう制御される。
また、サーマルヘッド21近辺には、搬送路40に接して、搬送中のカット媒体の後端部を検出する搬送カット媒体検知手段としてのセンサ45が備えられている。そして、カット媒体の後端部を検出すると、搬送路40を塞ぐ機構が作動し、これにより、カット媒体の後方の搬送路40をストッパーにて塞ぐようになっている。具体的には、ロータリソレノイド46と、偏心して備えられているソレノイドピン47と、さらには、当該ピン47に長穴が内接しているスライダ48とを備えている。このような構成により、カット媒体の後端部を検出してカット媒体への印刷が終了すると、ロータリソレノイド46を作動させて偏心しているソレノイドピン47を時計方向に回転させることで、当該ソレノイドピン47に長穴が押されてスライダ48が搬送路40方向に移動する。すると、スライダ48の先端部48aが搬送路40内に差し込まれ、カット媒体の下方に位置することとなる。従って、かかる状態でサーマルヘッド21をプラテン22から離間するよう退避させたとしても、カット媒体はスライダ48の先端部48aにて搬送路40の下方に落下することを防止することができ、搬送路40の上方からカット媒体を容易に取り出すことができる。
(動作)
次に、本実施例におけるプリンタの動作について、図1及び図3乃至図6を参照して説明する。はじめに、図3を参照して、ロール紙100をプリンタにセットする際の動作について説明する。
まず、開閉レバー30の先端をプラテン22側(図3の右側)へ押し、プラテン22の中心軸22aを開閉レバー30の突出部32にて係止されている状態から外し、印刷部20から離れさせる。すると、プラテン22が装着されているカバー12は、バネ部材15によりロール紙ホルダ10側に引っ張られ、ピン11を中心に時計回り方向に回転する。そして、カバー12の回転すると、当該カバー12のプラテン22が装着されている側の一部が隣のカバー13に当接する。すると、当該カバー13が回転してきたカバー12にてロール紙ホルダ10側に押され、時計回り方向に回転される。そして、同様に、カバー14も時計回り方向に回転し、最終的にはカバー全体12,13,14がロール紙ホルダ10から突出する係止部材10aで係止され、これにより、ロール紙ホルダ10の上部が開き、ロール紙10をセットすることができる。
その後、セットしたロール紙100の先端の用紙101を、プリンタのサーマルヘッド21側(図3の左側)に引き出し、上述した動作とは逆に、カバー12をサーマルヘッド21側に移動する。このとき、開閉レバー30の突出部32にプラテン22の中心軸22aを引っ掛けることで、当該プラテン22がサーマルヘッド21に押さえつけられた状態となる。これにより、図1に示すように、用紙101はフィードローラ27aとプレッシャローラ23とにより挟まれると共に、印刷部20ではサーマルヘッド21とプラテン22との間に挟まれた状態となり、ロール紙100のセットは完了する。
次に、図1を参照して、ロール紙100への印刷動作を説明する。まず、セットされたロール紙100から引き出された用紙101を搬送させるために、モータ26を時計方向に回転させ、プーリギア、ベルトに連結するプラテン22およびフィードローラ27aを回転させる。すると、用紙101は、搬送路40上部の排出口の方向へ搬送される。そして、搬送中にサーマルヘッド21に通電し、印刷データに基づき用紙101に対して印刷を行う。その後、用紙101が所定の位置にきたら、オートカッター60にて用紙101を切断し、一連の印刷処理が完了する。
次に、図4乃至図6を参照して、カット媒体102への印刷動作について説明する。なお、図4は、説明の都合上、プーリギアなどの構成の一部を省略して図示している。また、カット媒体102は、所定のデータが読み書き可能なICカードであると共に、表面にサーマル印刷面が形成されており、ロール紙100よりも厚さが厚い印刷媒体である。但し、カット媒体102はICカードなどの非接触により所定のデータを読み書きできる媒体に限定されない。例えば、表面に印刷のみが可能なチケットなどの厚手の用紙や、プラスチック板によるカード状の媒体であってもよい。
図4を参照して、カット媒体102を印刷する準備段階の動作を説明する。カット媒体102を印刷すべく作業者によりプリンタに備えられているカット媒体印刷状態に遷移する所定のスイッチ(図示せず)が入れられると、以下に説明するように、搬送路40の開口と、ロール紙100の用紙101の退避とが自動的に行われる。
まず、搬送路40を開口するために、モータ56を反時計方向に回転させることで、ヘッドブラケット50の本体部51に形成された切り欠き穴54に偏心カム55を接触させ、ヘッドブラケット50をプリンタの搬送路40から遠ざける方向(図4の左方向)に移動させる。その偏心カム55に固着したブロック部の一端をセンサ57で位置検出することで、モータ56の回転を止め、適切な位置にサーマルヘッド21をプラテン22から離間させる(図4の矢印A1参照)。
次に、ロール紙100の用紙101を印刷部20から退避するために、モータ26を反時計方向に回転させ、図4では図示しないプーリギア及びベルト(図1の符号27b,27cを参照)に接続されたフィードローラ27aを時計方向に回転させる。これにより、用紙101をロール紙ホルダ10方向(印刷部20とは反対方向)に退避させる。なお、用紙101の先端101aをセンサ42で検知すると、用紙101の退避を停止し、再度、ロール用紙101を容易に印刷部20に導入可能な状態にしておく。
そして、搬送路40が開口した状態で、当該搬送路40の上方からカット媒体102を挿入する(図4の矢印A2参照)。カット媒体102を挿入したときの様子を、図5に示す。なお、このように、ロール紙101においては出口である搬送路40の上端部が、カット媒体102の挿入口(差し込み口)となる。また、後述するように、挿入されたカット媒体102は、印刷部にて印刷された後に、再び挿入口に戻るよう搬送される。従って、カット媒体102の挿入口と出口とが搬送路40の端部に位置するよう形成されている。
そして、搬送路40に挿入されたカット媒体102は、当該搬送路40の下端部41まで落下し、下端付近に備えられているセンサ43にて検知される。そして、カット媒体の挿入が検知されると、以下に説明するように、自動的に当該カット媒体102の印刷状態に移行すると共に、カット媒体102内のメモリに対してデータの読み書きが行われる。
まず、上述したように、カット媒体102が無線にて内部メモリにデータが読み書き可能な非接触カードである場合には、無線ユニット44からの無線データ通信により、非接触カードのメモリに記憶されているデータを変更することも可能である。例えば、購入金額に応じたポイントデータを付加したり、逆に、ポイント利用により記憶されているポイント数の減算を行う。但し、読み書きされるデータの内容は上記のものに限定されない。
続いて、カット媒体102への印刷状態へと移行する。モータ56を時計回り方向に回転させて偏心カム55の作用によりヘッドブラケット50を搬送路40側に移動して、サーマルヘッド21をプラテン22に押さえつけた状態にする。このとき、サーマルヘッド21とプラテン22との間には、カット媒体102が挟まれた状態になっている。なお、このサーマルヘッド21を印刷可能な状態に移動する動作は、カット媒体102の挿入を検知した直後に行われてもよい。
そして、印刷準備が完了すると、モータ26を時計方向に回転させ、プーリギア24a,24b,24cを介してプラテン22を回転させる。これにより、カット媒体102を搬送路40上方の排出口方向に送る。なお、排出口とは、上述したように、カット媒体102の挿入口と同一である。このとき、モータ26の回転によりフィードローラ27aが回転しないようプーリギア27bの電磁クラッチを切り、動力を接続させないようにする。これにより、カット媒体102印刷時に、退避中のロール用紙101が印刷部20に導入されることを防止することができる。そして、カット媒体102の搬送とともに、サーマルヘッド21でカット媒体102に印刷を行う。
その後、カット媒体102への印刷が進み、図6に示すように、上方に搬送されてセンサ45にてカット媒体102の後端を検知すると、当該カット媒体の搬送を停止する。これと共に、ロータリソレノイド46を回転させることでスライダ48の先端部48aを矢印A3に示すよう移動させ、搬送路40に差し込み、カット媒体102のストッパーを設ける。そして、モ−タ56を動作させることで再び図4に示すようヘッドブラケット50、すなわち、サーマルヘッド21をプラテン22から離間させる。これにより、カット媒体102は開放され、搬送路40の排出口から当該カット媒体102を取り出すことができる。このとき、カット媒体102が開放された場合であっても、スライダ48の先端部48aにより搬送路40の下方に落下することを防止することができる。
このようにすることにより、ロール紙101よりも所定の厚みを有するカット媒体102に対して印刷を行う際には、サーマルヘッド21とプラテン22とを離間させて搬送路40を開口することにより、容易にカット媒体102を印刷部20に導くことができ、ロール状印刷媒体とカット状印刷媒体との両媒体に対して容易に印刷可能となる。特に、印刷部20に近い箇所に形成したロール状印刷媒体の印刷後の出口である搬送路20の開口部を、カット状印刷媒体の差し込み口とすることで、当該カット状印刷媒体を差し込む箇所がわかりやすく、かつ、差し込まれたカット媒体を容易に印刷部20に導くことができる。そして、印刷後は差し込んだ箇所に戻るようカット媒体が搬送されて出てくるため、カット媒体を差し込んだときの手をそのままの状態にしてしばらく待つことにより、かかる手元にカット媒体が搬送されてくるため、容易に取り出すことも可能となる。
また、カット媒102体がICカードなどの非接触にてデータが記録可能な非接触カードである場合には、カット媒体102の厚みがロール媒体に比べて厚いため、上述したように搬送路40を開口することにより、より容易に当該カット媒体への印刷が可能となる。このとき、プリンタにデータの読み書きを行う無線ユニット44を設けることにより、当該プリンタに挿入したICカードなどのカット媒体102に対して、所定のデータの読み書きも実行することができ、当該カット媒体に対して印刷情報及び電子情報共に、同時に記録することができる。
次に、図7を参照して、本発明の実施例2を説明する。この図に示すように、上述した構成のプリンタを縦置型に変形してもよい。例えば、まず、下部に基台201を形成し、装置全体を支える。そして、装置中央付近に横方向に伸びる搬送路240を形成して、その下部にロール紙100を配置し、上部に印刷機構を配置するよう構成してもよい。これにより、設置スペースをより節約することができる。
以上説明したように、本発明におけるプリンタは、ロール紙を印刷すると共に、カードなどのカット媒体も容易に印刷することができ、小売店などで利用されるPOS端末に搭載可能である。これにより、一台でロール紙及びカット媒体に印刷することが可能になると共に、さらには、ICカードなどのカット媒体に対してはデータの読み書きも可能であり、設置する装置の台数を削減することができ、設置箇所の省スペース化を図ることができる。
実施例1におけるプリンタの内部構成を示す概略図である。 図1に開示したプリンタの構成の一部を省略した概略図である。 カバーを空けたときの状態を示す図である。 サーマルヘッドを退避したときの状態を示す図である。 カット媒体を挿入したときの状態を示す図である。 カット媒体を印刷状態を示す図である。 実施例2におけるプリンタの内部構成を示す概略図である。
符号の説明
1 プリンタ
10 ロール用紙ホルダ
12,13,14 カバー
20 印刷部
21 サーマルヘッド
22 プラテン
22a 中心軸(プラテン)
23 プレッシャローラ
26,56 モータ
27a フィードローラ
30 開閉レバー
32 突出部
40 搬送路
42 センサ(ロール紙先端検知手段)
43 センサ(カット媒体検知手段)
45 センサ(搬送カット媒体検知手段)
48 スライダ
50 ヘッドブラケット
60 オートカッター機構
100 ロール紙
101 用紙(ロール紙)
102 カット媒体

Claims (6)

  1. サーマルヘッドとプラテンとにより構成される印刷部と、当該印刷部にロール状印刷媒体あるいは当該ロール状印刷媒体よりも厚いカット状印刷媒体を搬送する搬送手段とを備え、
    前記搬送手段は、前記ロール状印刷媒体を搬送するロール媒体搬送機構と、前記カット状印刷媒体を搬送するカット媒体搬送機構とから成るプリンタにおいて、
    前記サーマルヘッドとプラテンによって挟まれる前記ロール状印刷媒体を前記印刷部から退避させた状態で、前記カット状印刷媒体を前記サーマルヘッドとプラテンとの隙間に導入できるように前記サーマルヘッドとプラテンとを離間させて、前記カット媒体搬送機構にて搬送するカット状印刷媒体を前記印刷部に導く搬送路を形成する印刷部離間機構
    前記搬送路の端部に位置し、ロール状印刷媒体の印刷後の出口を兼ねるカット状印刷媒体の差し込み口兼出口と
    前記搬送路に前記カット状印刷媒体が挿入されたことを検知するカット媒体検知手段を備えると共に
    前記印刷部離間機構は、前記カット媒体検知手段にて前記カット状印刷媒体を検知したときに前記サーマルヘッドとプラテンとを印刷可能な距離に戻す機能を備えた、ことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記ロール媒体搬送機構が、前記ロール状印刷媒体を前記印刷部から退避させるロール媒体退避機能を備えた、ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記ロール媒体搬送機構が、前記ロール状印刷媒体を前記印刷部から退避させた状態で前記カット媒体搬送機構にて前記カット状印刷媒体を搬送するときに、前記ロール状印刷媒体を前記印刷部に搬送することを停止する機能を有する、ことを特徴とする請求項1又は2記載のプリンタ。
  4. 前記搬送路が縦方向に形成され、かつ、前記カット媒体搬送機構にて前記カット状印刷媒体を所定の位置まで搬送したことを検知する搬送カット媒体検知手段を備えると共に、当該搬送カット媒体検知手段にて前記カット状印刷媒体を検知したときに前記カット状印刷媒体の後方に前記搬送路の少なくとも一部を塞ぐストッパーを設けた、ことを特徴とする請求項1,2又は3記載のプリンタ。
  5. 前記カット状印刷媒体は、非接触にて所定のデータを記録可能な非接触カードであることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のプリンタ。
  6. 前記カット状印刷媒体に対して所定のデータを読み書きするデータ読み書き手段を備えたことを特徴とする請求項5記載のプリンタ。
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